今後もよろしくね？

長い射精を終えると、お互いに荒く息をつく音だけが部屋の中に響き渡った。

「こ、これはヤバい……。き、気持ち良すぎるっ！」
「はぁはぁ……！」

瑠奈が一人で余韻に浸っている中、樹は未だに息が整える事ができないでいた。

「お腹の中がタプタプするんだけど、どんだけ出したのよ〜」

そう言いながら、まだ小刻みに震える腰を持ち上げようとする。

「ま、待ってくださ……！」

今、引き抜かれたらまた敏感なところにとんでもない刺激が伝わる。
何とか声を絞り出して、それを回避すべく懇願するように頼んだが――。

「よいしょっと……。んんっ……！」

その声が届く前に、瑠奈が腰を上げて吐き出した精液ととも半勃起のままの陰茎がゆっくりと姿を現す。

「あっあっあっうあ……！！」

もう出すものは残っていないのに、再び強烈な快感に空打ちするようにまた激しく陰茎が痙攣した。

そして全て引き抜かれると、ビチャリと二人の体液をまとった樹の陰茎が、自らのお腹の上にだらしなく倒れ込んだ。

「やっば、無限に出てくるんだけどー。ヤダヤダ言って、本気で孕ませに来てない？」
「む、無理やりしておいてそんな言い方……」

明らかに被害者なのだが、実際に果ててしまったのだからあまり強く言い返すことも出来ない。

「あ、そんなこと言っちゃうんだ？　生ハメで童貞卒業させてもらって、しかも中出しまで出来たのに」
「そ、そんな事誰も頼んでないっ……！」
「ふーん……」

樹の反抗的な態度に、ややムッとしたような様子を見せた瑠奈。

「これはお仕置きが必要だね」
「……え？」

そう言うと、力尽きている樹の陰茎を手に取ると、そのまま口で咥え込んだ。

そしてそのまま、舌でねっとりと舐め回し始めた。

「うあああぁ！」

グリグリと亀頭の先にある尿道口を、抉られるようにして舐め回されていく。

そして次の瞬間、グッポグッポと激しく上下にフェラを開始した。

「$#$”¡†¢‘¡™©〜！！！」

もはやうめき声どころか、かろうじて言葉にならない声を出すことしか出来ない。

今までに感じたことのない凄まじい感覚に、腰が浮き上がり、足は生まれたての子鹿のように震え続ける。

「ぷはぁっ！　元々がでかいから、半勃起でも口が疲れるんだけど……」
「お、お願いします……。もう止めてください……！」
「ん〜？　止めてほしいかぁ？」

そう言いながら、口を話している間は指で亀頭をグリグリと弄り続ける。

「なら、一つ言うことを聞いてもらおうか！」
「な、何でしょう？」
「今後もこうして、体の関係を続ける。ずっと今日みたいに激しいエッチすんの！」
「そ、そんなの無理に決まってるじゃないですか！？」
「あ、拒否するんだ。なら、さっきのフェラをこの後ずっと継続して、壊れるまで頑張ろっか♪」

そして再び、樹の陰茎にしゃぶりつこうとする。

「わ、分かりました！分かりましたから……。これ以上は許してください」
「んー！　物分り良い男はポイント高いぞー！」

こうして終始瑠奈のペースのまま進み、最後は彼女の要望も全て受け入れる形に樹の初体験はなってしまった。

だが、しかしこれはこれから始まる出来事の一部分にしか過ぎない。

「あ、私ー。遂に見つけちゃったよ。追い求めていた理想の相手がさ……！　明日にでも、”みんな”に紹介するから、可愛がってあげてねー」