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2話同僚編ー4~氷上メイ視点~

「あ~飲んだわ~」

今日も終電まで飲み歩いてからの帰宅。

ふらふらになりながらもあたし、氷川メイはお風呂にむかう。

ずぼらなあたしも、流石にシャワーくらいは浴びるのだ。

「あ~そういえば、佐々木くん変なこと言ってたわね……」

確かお風呂に翠川部長が全裸で入ってきて?

セックスしないと出れないと言い張ってたから、ヤっちゃたって。

「やばいわー。仕事のやりすぎなのよ。適当に逃げて飲みに行けばいいのに……ん~今度はふたりで飲みに行こっかな~」

それにしても……

「翠川部長とセックスしたなんて夢見るくらいだから、相当欲求不満なのね……っていうか!なんで相手があたしじゃないのよ!!」

まったく失礼しちゃう。部長が来る前から、あたしが佐々木くんを狙っていたのに!

カラカラカラ……

おっぱいだけはガン見するくせに……

手を出してはくれないんだもん……はぁ……あたし魅力ないのかな……

カラカラカラ……ピシャン。

「「え?」」

目の前に佐々木くんがいた。しかも全裸で……

「おわあああああああああああああああああ!!!」

「わわあああ!わあああああああああああああ!!!」

ふたりで大絶叫。あわてて後ろを向いたけど……見られた?見られちゃったよね?

「な、なんで……なんであんたが、あたしの家のお風呂にいるんだよ……」

「え?あれ!?氷上!?お前が何で俺んちの風呂に!?お、お前もストーカーだったのか!?」

ストーカーですって!?とんでもないこと言い出すじゃない!
あれ?でもそんな話どこかで……

「そ、そんなわけないでしょ……あ、あれ?あたしの家じゃない……ほんとうに佐々木くんの家に来ちゃったのかも?」

少し冷静になってみたら、ぜんぜん知らないお風呂だった……
え?あたしちゃんと自分の家に帰ったよね?

「うー飲みすぎたのかなあ……」

そんなことをぼやいていると、佐々木くんがあきれたように言う。

「そうだよ!俺の家の風呂だよ!お前まで不法侵入してくるとはな……どうなってんだ!?」

「あたしのほうが聞きたいわよ……浴室の扉開けて入ったらここに来ちゃったの……」

はぁ……我ながら説得力ないけど……んー?でも、これって昼間彼が言ってた話そっくりじゃない?

さすがに夢の話かと思ってたけど、実際体験しちゃうと妙に納得しちゃうわ。

ということは……

「とにかく、お前も俺んちの風呂に不法侵入してきたのは間違いないんですから、ちゃんと謝れよな!」

「ふ~ん……そっか。あんたの話本当だったのかもね……じゃあここで……翠川部長とセックスしたんだぁ……」

あの話が本当なら、扉が開かなくなるって言ってたよね……

「おい!ちゃんと謝れって!」

ガタガタガタ……

あたしが扉をいくら引いても、ビクともしない。
扉の向こうで誰かがしっかり押さえつけている感じだった。

「あーやっぱり開かない……え?」

【業務連絡です。この部屋はセックスしないと出られません。彼とセックスしてください】

「なんか聞こえてきた……え!ほんとに!?」

部長が聞いた声ってこれなの?うそでしょ……

【繰り返します、業務連絡です。この部屋はセックスしないと出られません。彼とセックスしてください】

何度扉を開けようとしても、頭の中にアナウンスが響いてくるだけだった。

「あんたとセックスしないとここから、出られないみたい……」

「は、はぁ!?人の話は聞かないし、お前まで何わけのわからないこと言ってんだよ!」

まあ……そうなるよね……でもなあ。

「だって、頭の中でセックスしないと出られないって……業務命令だって……」

彼もかなり、怒ってるけど本当のことだもん……

「でも、ほんとにセックスしないと……」

「お前からかうのもいい加減にしろよ……警察呼ぶぞ!」

うええええええええええ!?け、警察!?

「け、警察!?警察だけは勘弁してください!」

あたしの身体は自然と土下座していた。警察は!警察だけは!許してください!!

「なんでも、なんでもしますから!」

「ん?なんでもだと?」

かくして、あたしは彼とセックスすることになったのだった……

~セックス後~

「ああ♥……気持ちよかった♥」

頭の中のアナウンス通り、彼とセックスしたらお風呂の扉が開く。

もうちょっと甘えたいと思いながらも扉を通ると、扉は自動で閉まってしまう。

「うん……やっぱあたしの家だわ……」

そこは見慣れた脱衣所。あたしの脱いだパンツもある。

そして……

「やっほー!また来たよ!」

そう言いながらもう一度お風呂の扉を開けても、そこに彼の姿はなかった。

「あー奇跡は一回だけかあ……それとも、お酒の飲みすぎだったのかな……」

だけど……腰はしっかり痛いし……

あたしの身体には彼にぶっかけられた臭い精液が残ってる……
っていうか早く洗わなきゃ!臭い残っちゃうじゃん!

「あーもー佐々木くんのバカバカ!絶対責任取ってもらうからね!」

ふふふ♥あたし……彼とエッチしちゃったんだ♥

やっと巡ってきたチャンス。絶対モノにするわ!

翠川部長にも、ほかの娘にだって譲らないんだから……

こうしてあたしはお酒以外にも、人生の目的ができたのだった。

そう、もう一度彼の家のお風呂に行くときまでは……

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