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18話

「えっめっちゃ可愛いね君」

「歳いくつ?」

「…………」

「え〜シカト?」

「黙ってても可愛いね…それ才能じゃね?」

「あ〜緊張して喋りにくいんでしょ?大丈夫大丈夫、俺らめっちゃ良い人だから」

「え?Limeやってる?とりあえず交換しよ?」

「あ、あの」

「あ?」

「その人にナンパするのは………やめて…くだ…さい…。」

「あ〜……ちっ……彼氏さん?」

「じゃ……ないです……けど」

「はぁ?じゃあ関係ねぇじゃん……ちょっと俺らこの子と話したい事あるからどっか行っててくんね?」

「ていうかスーパーなんかで話してんのもあれだからさ、お姉さんちょっと向こうのカフェ行かね?」

「え、あ、いや……ちょっと…」

「拒否しないんなら良いって事だよな?行こーぜ?」

1人のお兄さんが百花さんの手を取ろうとした。

許容……できなかった。

バンッ

「痛った……は?」

「やめてください……百花さん……行きましょう」

百花さんに気安く触れて欲しくなかった。
だから思いっきりその手を叩いてしまった。
百花さんの手を握りその場を離れようとする。

「は?待てよ…てめぇ一発は一発だろコラ」

立ち去ろうとした僕の肩を掴み振り向かせてくる。

あー、やばい。
やっぱやめとけば良かった。
これは殴られますね。

馬鹿な事をしたもんだ。

そこそこ鍛えてそうな太い腕の拳が顔に向かってくる。
あ〜あ、怪我したくないな。

僕は顔面パンチを覚悟した。

バコンッッッ。

「ぐぎゃあ」

「私のペットになに手出そうとしてんの」

今まで黙り込んでいた百花さんが僕を殴ろうとしたお兄さんに華麗にハイキックを決めた。

お兄さんは百花さんのキックをモロに顔面に喰らいぶっ倒れた。

「えええええ!?ちょちょちょっ…何してんすかアナタ!?」

「ん?……私のペットに手出そうとしたから焼き入れた」

「いやいやいや…ちょ…やりすぎですよこれ……お、お兄さん大丈夫ですか」

「痛いンゴ…」

「あーよしよし……あの人怖い人だからね〜……次からはナンパする相手は選ぼうね〜……。」

「うん…ごめんなしゃい…ぐす」

顔面を蹴られた途端急に弱腰になったナンパお兄さんを介抱すると僕らは警察沙汰になる前に逃げるようにその場を後にした。

百花さんの手を引っ張ってバス停まで戻ってくる。
僕の手に引かれながらも百花さんは何も言わなかった。

「はぁ…はぁ……しばらくあのスーパー行けませんね……」

「そんな事よりはやくシュークリーム食べよ?♡」

「えぇ……」

エコバッグを漁り今日買ったスイーツを取り出す百花さん。

「ほら、シェアしてくれるんでしょ?」

「はぁ……もういいや」

いつも通りの百花さんを見てもうどうでも良くなり僕もまるごとイチゴを取り出し封を開ける。

うん、まぁ…色々あった後だけどこれは美味いわ。
たっぷりのクリームに埋まるイチゴとそれを丸ごと包むシフォン生地。

うん、百花さんが迷ってた理由もこれなら頷ける。

「私にもそれ食べさせて?」

「あ、はいどうぞ」

「ん……あーん?」

「はぁ……はいはい、あーん」

「ん……おいし」

「はぁ……じゃあそっちも食べさせてくださいよ」

「はい……どうぞ」

「えぇ……僕あーんしたのに」

「そんなにご主人様に食べさせて欲しいの?わがままだなぁ」

「いや、わがままなのは百花さんで…………もぐ…」

「美味しい?」

「まぁ……はい」

「じゃあ次私に食べさせて?」

「はい……あーん」

「〜♪」

「………?」

僕にまるごとイチゴを食べさせてもらいながら、なんだか上機嫌そうな百花さんとアサガオ村行きのバスが来るまでバス停のベンチでスイーツを食べさせ合いっこした。

「はぁ……はぁ……あっつ……」

僕らを乗せたバスはアサガオ村に到着し、村を抜け、今は牧場と村を繋ぐひさ爺の作ったアスファルトの私有道を百花さんと歩いていた。

若干上り坂な上に今日は見事な日本晴れ〜。

僕の手には買い込んだ食材で重くなったエコバッグ。

重い、暑いっ、もうっっ。

セミの声すら今は鬱陶しく感じるほどの夏を僕たちは噛み締めていた。

「はぁ……はぁ……」

「パシリくーん……あーつーい〜……」

「いちいち言わないでください……余計暑くなります……」

「ねぇパシリ君……」

「なんですか」

「おんぶ……」

「いつからペットが居ないと坂道も歩けないような人になっちゃったんですか」

「もー……いいからおんぶ〜……君私の事好きでしょ〜?……なら好きな人が困ってるんだからさっきみたいに助けなさいよ〜」

「それとこれは別です〜……好きだろうがなんだろうが嫌なもんは嫌です〜」

「はぁ……じゃあ分かった……ジャンケン」

「えぇ……まさか負けた方がおんぶするって事ですか?」

「そうそう……」

「いいですよ?じゃあ行きましょうか?僕今日はついてる気がするんで」

「ほー?ご主人様に勝てた事なんて1度も無いくせによく言うじゃん」

「恨みっこ無しですからね」

「いいよぉ?」

「「ジャンケンポンッ」」

トロフィー〘勝っても負けても、まぁ楽しかったらいいじゃないか〙を獲得しました。

「はぁ……はぁ……」

「パシリくーん?前より登る速度遅くない?」

「ただでさえ買い物の荷物持ってるんですよこっちは……その上百花さんとかいうクソ重い荷物まで背負わされたらもう」

「ちゅぷ……かぷ……ちゅぷ……」

「ひぃぁぁあっった……ちょっ……あぶねっ」

「ちょっと〜?転んでご主人様に怪我なんてさせたらペット失格だぞ〜」

「じゃあ運搬してる最中に耳舐めてくるのやめてくださいっっ……なんか僕の耳舐めるのハマってません??」

「お、気づいた?……ちょっとマイブーム」

「さっさと終わってしまえそんなマイブーム」

僕は買い出し時代の敗北者じゃけぇ。

海軍大将に煽られる前に自分で自分に釘を打つ。

僕が坂道と奮闘する姿を背中でさぞ愉快そうに眺める百花さんを後目に僕はとある事を考えていた。

「あの……百花さん」

「なーに〜」

「思ったんですけど百花さんが相手じゃどっちみち勝っても負けても僕が背負う事になりませんか?」

「なんで〜」

「だって百花さん僕の事背負って坂道登るなんて無理ですよね?元々払えない対価をベットしてませんか??ズルくないですか???」

「はーー??舐めんなよパシリ君……君程度のヒョロい陰キャオタクなんて私なら背負ったまま山1周できるから」

「はーーー???じゃあやってみて下さいよ、違法な賭け金じゃなかった事を証明してみせて下さいよっっ」

「はーーーーー????じゃあやってやろうじゃん。その代わりあれだからね?もし私が君を背負って歩けたら今日一日私の言うこと全部聞いてもらうからね???」

「はーーーーーーー?????じゃあいいでしょういいでしょう、ならさっさと早く降りて証明してくださいよっ」

「はーーーーーーーーー??????分かったよ、やってやろうじゃん、さっさと下ろしてよパシリ君」

2分後。

「うそ……だろ」

「パシリくーん♡乗り心地はいかがですか〜?♡」

まじで背負われた、しかも10m近く余裕で歩いて見せた。
しかもまだまだ体力は余裕そうだ。

この人もう僕に背負って貰わなくても余裕なんじゃないか?

「パシリくん♡約束は守ってもらうからね♡」

「かぷ……ちゅぷ」

「きゃぁぁあ……ちょっ……ちょっと〜?……パシリ君??何してくれちゃってんの??……こんな時に発情しないでくれる??」

「僕の苦労を分からせただけです」

「ほらもう降りて……さっさと私をおぶさって牧場まで運べ〜」

ただでさえ疲れる状況なのに僕たちは一体何をしてるんだろうか。

結局百花さんをおんぶしたまま牧場に帰ることができた。

「はぁ……僕……お風呂入ってきます……汗でベトベト」

「私も入ってくる……なんか疲れた」

「僕の背中でぬくぬくしてた人が何言ってんですか」

一旦事務所の冷蔵庫に買ってきた食材を入れるため適当に百花さんを縁側辺りで捨ててきた。

スーパーからバス亭まで百花さんを連れてダッシュしたので中の卵とかが割れてないかと中身を確認すると僕はお風呂の準備に向かった。

百花さんは多分勝手に牛舎の私室のシャワーでも使うだろう。

「ふー……なんかほんとに疲れた」

僕は脱衣所で服を脱ぎながら今日の事を振り返っていた。

僕がナンパ兄さんに殴られそうになった時のあの百花さんの咄嗟の行動。

ニコニコしてはいたが眉がピクピクしていた気がする。
怒ってたのかな。

「……あれ……僕が殴られそうになって蹴り飛ばしたんだよな……意外と大事にされてるのかな……。(脱ぎ脱ぎ)」

「そりゃ自分の大事なペットが殴られそうになったら飼い主なら怒るでしょ……(脱ぎ脱ぎ)」

「まぁ確かにそれもそうですね……(脱ぎ脱ぎ)」

「あー……パシリ君……ブラ外すの手伝って……ちょっと背中に手回すのめんどくさい」

「あ〜いいですよ……はい……どうぞ」

「…………君。いつの間に女の子のブラ外せるようになったん?
もう他の女に仕込まれちゃってんの?萎えるわ〜」

「ほっといて下さいよ……どーせ僕のご主人様は百花さんなんですから……」

「なーんだ……私が教えてあげようと思ってたのに……(脱ぎ脱ぎ)」

「………。」

「………。」

「で……なんで百花さんまで事務所のお風呂入ろうとしてるんですか……」

「それこっちのセリフなんだけど……なにご主人様より先にお風呂堪能しようとしてるの」

「なんでですかっ!!!これは僕が準備したお風呂です!!
百花さんは牛舎のシャワー使えばいいじゃないですか!!」

「今日は全身浸かりたい気分なの!!いいから私にお風呂譲って」

「嫌です!!せめて僕が上がるまで待ってて下さい!」

「こっちはもうおっぱい出してるんですけど〜!?」

「はぁ……」

「……」

「分かりましたよ……じゃあ一緒に入ればいいんじゃないですか??どーせ僕のちんちん見てるんだから恥ずかしがったりしませんよねぇ??」

「そーだね……一緒に入ろっか」

「あ……え?」

「ん?入るんでしょ?一緒に」

「いや……なんか……百花さんの事なんで……”なんで私がペットと一緒にお風呂入らなくちゃいけないの?パシリ君はそこら辺の川で行水でもしてくれば??”とか言い出すと思ってたんですけど……」

「いや、風邪ひくよ?」

「引かないんじゃないですか?こないだ百花さんと川遊びした時もそんなに冷た過ぎなかったし」

「風邪ひいても私看病しないからね…勝手に治して」

「ペットが体調崩した時に放置なんて素晴らしい飼い主さんですね」

閑話休題

「パシリくーん?……もっとちゃんと洗って?」

「はい……」

「私綺麗好きだから……ちゃんと洗ってくれないとまたコブラツイストしちゃうぞ♡」

「百花さんってほんとに羞恥心ないんじゃないかなって思います……だって人前でも平気で僕に組み技仕掛けてきたりするんですもん」

結局百花さんと一緒にお風呂に入ってしまった。
しかも何故か僕は百花さんの体を洗わされている。
何でも言う事聞く券なんて発行しなければ良かった。
賭けに負けた者の末路は悲惨だ。

「ほら、おっぱいもちゃんと洗って」

「はいはい……もみもみ」

「あーあとここも……」

「はい…………」

「あとこっち……」

「はい……」

「あとは〜」

「あの……なんでこのお風呂スポンジとか無いんですかね」

「良かったじゃん……ご主人様の体を素手で洗えて」

「はぁ……なんていうか……。」

本当なら歓喜すべきイベントなのだが、なんだか疲れてそこまで反応出来ない。

「あーあとは〜……」

「はいはい…………次はどこですか…………」

「あ……」

「ん?…………」

「……ここは自分で洗うから……もういいよ」

「なんでですか?僕に”ご主人様の体洗う権利を与えてあげよう、良かったねパシリ君♡”とか言ってたじゃないですか……なら僕が洗いますよ」

「いいって〜もう………自分のちんちんでも洗ってれば??」

「あ〜……恥ずかしんですか……そうですか……そうですよね……百花さんピュアで乙女で処女ですもんね……こんなところ人に洗ってもらうなんて処女さんには恥ずかしくて出来ないですもんね」

「はーーー??じゃあいいよ??洗って??もう隅々まで洗って??ちゃんと膣の中まで指入れてクチュクチュして洗ってね??」

「え、まじでやるんですか……?」

「パシリくーん♡私を煽ったからにはそれなりの覚悟があったんでしょ〜?♡ならさ〜♡はやくご主人様のマンコ洗って欲しいな♡」

「はぁ……分かりましたよもう……」

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