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20話

あれ、絶対僕をまた荷物持ちにでもしようとしてたんだろうな。

30分前の百花さんとの会話を思い出す。

「パシリくーん、ちょっと出かけようと思うんだけど…パシリ君も来る?」

「え、何用ですか」

「スタブで出た新作のストロベリーフラペチーノ飲みたいからちょっと山降りようと思うんだけど」

「えー、やですよ…僕これから暴言マグロ 二ズさんの配信見たいんで」

「その人好きねーオタク君…じゃあ私ひとりで行くか〜」

「はい、どうぞ行ってらっしゃい」

「また怖い人にナンパされたらどうしよっかなぁ…今日は助けてくれる人が居ないからなぁ」

「そしたらまたハイキックで成敗すればいいじゃないですか。百花さん女の子らしからぬ怪物みたいな強さなんですから」

「ふーん♡そういう事言うんだぁ♡じゃあその強さ味わせてあげよっか♡」

「ぎゃぁあ…ちょっ…ぃだいだぃぃ」

「ほらほら♡パシリ君もご主人様を助けられるくらい強くならないと、こーやって周りに人が居ない時は誰も助けてくれないぞ〜♡」

「ぃだだだ…そ、そうだ!僕には2階の幽霊さんが居ます!!た、たすけてー!2階の幽霊さーん!!」

2階に出るかもしれないと自分の中で噂になってる幽霊さんに大声で助けを求めてみる。
だが当たり前かもしれないが幽霊さんは助けてくれなかった。

「いつから2階の幽霊さんは君の味方になったの」

そうして百花さんは僕にコブラツイストをキメたあと1人で出かけた。

あの人コブラツイスト好きだな。
プロレスラーでも目指してるのかな。

「よーしっ…二ズさん早く配信始めないかな〜」

スマホを開いて二ズさんのチャンネルを開く。
しかし配信待機画面は消えていた。

「あれ…時間になっても配信が始まんない」

何かあったのかなと二ズさんのTwitterを確認してみる。

「おお、Twitterのフォロワー…10万人超えたんだ…二ズさんすげぇ」

推しの成長を喜ぶと共に最新の投稿内容を確認してみると、今日の配信についての説明がちょうど1分前に投稿されていた。

「ご近所の騒音トラブルにより今日は配信をお休みします…」

えぇ。

楽しみにしていた分がっかり感が強い。
いや、二ズさんにも生活とかあるだろうし仕方ない事なんだろうけど

にしても、二ズさんの配信を中止させるとは、そのご近所さんというのはなんて極悪人なのだろうか。

「あー…どうしよう…暇になっちゃった」

やっぱ百花さんに着いて行けば良かったなと思いながら畳の上で寝っ転がると縁側越しにその人のお母様に話しかけられた。

「おーい…百花…居るか?」

「あれ…リアナさん??」

「んあ…ナオだけか」

「あ、はい…百花さんならなんかスタブで新作の…ストロベリー…なんとかチーノを飲みに出かけましたよさっき」

「あーちょうど入れ違ったか」

百花さんのお母さんのリアナさん。

普段は百花さんが近くにいる手前罪悪感で意識しないようにはしていたが、金髪ヤンママというのは僕がよく好んでオナネタに使うの題材テーマだったりする。

まぁ百花さんの母親に欲情するなんて、少しでも百花さんに悟られた日にはどんな恐ろしい罵詈雑言が飛んでくるのか想像もつかないのでなるべくその姿をまじまじと見ないようにしていた訳だ。

だが今日は当の本人が居ないのでその姿をまじまじと観察してみる事にした。

身長は多分この牧場で1番高い。
見た感じ178くらいだと思う。

薄手の紫のパーカー、夏なので袖はまくっている。
下ジャージも上とセットの紫である。

サラサラの金髪ロング。
肌は程よい日焼けをている。

そして胸…まじでかい。いやまじで。

こんな知能指数の低い表現をしたくなってしまうほどにデカイ。
この牧場に居る女性はみんなでかいのだがこの人は特に1番でかい。

セシリアさんが言ってたがこの牧場で1番大きいというのは本当なのだろう。

そしてなにより百花さんの母親というだけあってやはり美人だ、都内を散歩しよう物なら30秒に1回はナンパされそうである。

うん、やっぱめっちゃ綺麗なヤンママという評価は動く事がないな。

「ん?どした?そんなじろじろ見て」

「え、あーいや…なんでも」

姿勢を正してリアナさんの方を向く。

リアナさんは手に洗濯カゴらしき物を持っていた。

「いやー、百花と洗濯物畳む約束してたんだけどな、逃げたなーあいつ」

「あーそうだったんですね」

「あ、そうだ……ちょうどいいや、ナオ?ちょっと手伝ってくんね?今日量多くてさ」

「あ!いいですよ全然!」

「にしし、さんきゅ〜」

そう言うとリアナさんは事務所に上がり洗濯カゴを畳の上に置いて僕の隣に座ってきた。

「助かるわー…百花だと簡単には手伝ってくんねーからな」

「ははは、確かに…対価要求してきそうですね」

リアナさんは洗濯物の山を畳の上に広げ一つ一つそれを手に取っては畳み始めた。

ヤンママと言えど1人の母親、とても手慣れておりその衣服を畳む手つきにはしっかりと母親のそれが宿っていた。

僕も見習って洗濯物の山に手を出し畳み始めた。

「どー?牧場慣れてきた?」

「そうですね…みんないい人ばっかりなんで…少しは慣れてきたと思います」

「大丈夫か?百花にめっちゃパシられてんじゃん」

「いや〜…なんか…気づいたらそういうポジションになっちゃいました」

「嫌だったらちゃんと嫌って言うんだぞ?おめー流されそうだし」

「いやでも、なんだかんだ百花さんといると楽しいですから。。大丈夫ですよ」

「にしし、そっか」

「はい…」

「ありがとな〜百花を頼むわ…ウチは学校の百花知らんから」

「以外と学校だと大人しいですよ…百花さん」

「あれだろ?モテモテの高嶺の花気取ってんだろ?」

「まぁ、事実ですしね…リアナさんに似て美人ですから」

「なんだおめーウチの事口説いてんのか?襲っちまうぞ〜にしし」

「はは」

そうしてしばらく洗濯物を一緒に畳んでいるとリアナさんが洗濯物の山の中から1つの布みたいなのを取ってこちらを向いてきた。

「おー…にしし…おーい…ナオくんよぉ」

「はい…なんですか?」

「ちょっとこっち来な?」

「膝の上ですか…えぇ…」

「ほらいいからきんしゃい」

「わぁっ」

横から引きずり込まれると、僕はリアナさんに後ろからホールドされるような形でリアナさんのあぐらを掻いた足の上に乗せられてしまった。

猫かな?

僕の顔のすぐ横にリアナさんの顔がある。

百花さんとは違うちょっと大人っぽい、それでいてヤンチャもしてそうな、そんなシャンプーの匂いが横からする。

「ナオくん、これなんでしょう?」

「え……あ、これ…まさか」

「にしし…百花のパンツだぞ〜」

「ええっ」

「ちょっと匂い嗅いでみよーぜ」

「ええ、バレたら殺されます」

「いんだよ、いっつもこき使われてんだから。たまにはこういうパシリ代も貰っとけって」

そう言うとリアナさんはパンツの内側、ちょうど女性のアソコが触れる部分の表面を僕の鼻に押し付けてきた。

「どーだ?」

「や、やっぱやめましょうよ…バレたらまたコブラツイストされますよ僕」

「大丈夫だって…そんで?いい匂いするか?」

「あー、はい…でも…なんかちょっと大人っぽい匂いがする気がします」

「にしし、まぁそう感じるもんなんじゃねーの?…はーい深呼吸…深呼吸…」

「えぇ……」

「ほら、吸ってー…吐いてー…吸って…吐いてー…」

まあ確かに百花さんのパンツはめっちゃいい匂いがした。
なんか、変な気持ちになりそうである。

「あーあと、せっかくだししゃぶっとけ」

「えぇっちょっ…むぐ」

「ほら、ちゅぱちゅぱ〜」

「んぐ…ちゅぷ……ちゅぱ」

パンツの底、普段百花さんの大事な部分が触れているであろう部分が口の中に入ってくる。

されるがまま百花さんのパンツを味わってしまった。

「にしし、約束サボったんだからこれくらいはサービスしないとだよな?」

「ちゅぷ……ちゅ…ん、んんっ…ひあなさんっ…くるひぃ」

「あぁ…わりぃわりぃ…大丈夫か?」

「ちゅぷ…はい…」

リアナさんがパンツを僕の口から外す。

危うく百花さんのパンツで窒息するところだった。

「どーだった?百花のパンツ」

「えっと…まぁ…いい匂いは…しました」

「だろ?にしし」

「あれ…でも…百花さんってこんな派手な柄のパンツも履くんですね」

リアナさんの手元にある先程まで僕がしゃぶっていたパンツを見る。

それは百花さんが履くには少し大人っぽい柄に見えた。

「んあ?…」

「………」

「あー………やべ」

そこでリアナさんが何か気づいたようにハッとする。

「えっと…どうしたんですか?」

「わりー」

「え?」

「これよく見たら、ウチのパンツだわ」

「えぇっっ」

僕が先程までしゃぶっていたパンツはリアナさんが普段履いている物だったらしい。

通りでちょっと大人っぽいいい匂いがすると思った。

「同じような色持ってっから間違えちまった…いやーすまん」

「えぇ、そうだったんですか…えぇ」

「こんなきしょいおばさんのパンツ嗅がせちまった…わりー」

「い、いや…リアナさんは綺麗ですよ…めっちゃ」

「にしし…お世辞でも嬉しいこと言うじゃんナオ」

リアナさんは先程のパンツを畳むと僕を膝の上に乗せたまま、また洗濯物畳みを再開した。

え、洗わないのそれ。

「リアナさんって…彼氏とか居そうですよね」

「なっ、おめーなぁ…ウチそんな遊んでないぞ?」

「え、そうだったんですか。」

「そーだぞ?もう10年以上セックスしてねーし」

わー、さすがヤンママ。
恥ずかしげもなく下ネタぶっこんでくる。

「おめーあれだろ、ウチが毎晩そこらへんで男漁ってセックスしまくってるとか思ってんだろ〜」

「えっ…い、いやぁ…そこまでは」

「ほんとか〜?」

「でも…その…10年もしてないって言うのはちょっと驚きました」

「まぁな〜…百花もおっきくなって手もかからなくなったし…そろそろウチも男作りてーなとは思ってるんだけどな…あっ!これ、百花には内緒な?」

「あっ、はい…でもリアナさんなら綺麗だし簡単に彼氏とか見つかりそうですけどね…」

「んー、そんな事ねーよ?…それにウチ…タイプな男がちょっと偏ってるし」

「どんな人が好みなんですか?リアナさんは」

「内緒にできっか?」

「あ、はい」

「あんま〜…引くなよ」

「は、はい」

「……」

「……。」

「ウチさ〜、年下好きなんだよな」

「年下…ですか」

「おう…可愛い顔した年下…」

「え、えぇ?」

「まぁ…牛娘って時点で年下好きばっかなんだけどな」

「はぁ…」

「だから性欲溜まりまくりだっつーの…あんま出会いねーしな」

「リアナさんみたいに綺麗な人がそんな事悩むんですね…」

「ほんとだよ…ウチそろそろチンコほしーわ」

そこでひさっちゃんとのあの会話を思い出す。
それは母乳の品質管理報告書。
この牧場の牛娘さん達がみんな軒並み母乳の品質がガタ落ちしてきているという話。

発情期の夏に性欲が上手く発散出来ないと母乳の品質が落ちてしまうらしく、体にもあまり良くないそうだ。

もしかしてリアナさんもそうなのだろうか。

「あの…リアナさん…ひさ爺から母乳の品質管理の結果って聞きました?」

「きいた、くっそ悪かった…特にウチな」

「えぇ」

「まぁ歳だしな…しゃーねーとは思ってんだけど」

「その、母乳の出が悪いんですか?」

「出が悪いっつーか…んー…なんだろ…ちょっと味が薄くなんてきたみたいな感じだな」

「味が薄く…ですか…」

「ちょっと飲んでみるか?多分分かるぞ」

「え?の、飲むって…ええ?」

「ほら…ちょっと頭ここに預けてな…そうそう」

リアナさんの膝の上に乗っていた僕はそのまま授乳される赤ちゃんの姿勢のようにリアナさんの腕に頭を預けた。

リアナさんは「ちょっとまってろ〜」と言うと紫のジャージのファスナーを下げ、中の大きなブラジャーを上にずらした。

中からは綺麗な薄い褐色の片乳が出てくる。
ピンク色の乳首は百花さんの物より少し大きめで乳輪も少し大きい。

リアナさんの乳首はピンとたっておりそのまま僕の唇にその乳首を押し付けてきた。

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