29話江理香さんリモート会議挿入
「…………」
「…………」
カタカタ…カタカタ……
「…………」
「星野くーん?…随分とくつろいでるみたいですけど……宿題は終わったんですか〜?」
「終わってないでーす」
「もう…だめじゃないですか……私の膝の上で油を売っている状況では無いんじゃないですか?」
「も、もうすこし……うーん……ふにふに」
昼間。
先程お昼ご飯を食べて今は午後1時。
僕は最近江理香さんの部屋に入り浸るのが癖になっていた。
江理香さんは大抵どの時間に訪れても仕事をしている。
僕が来ると最初は仕事がまだ片付いてなくて〜とか君も宿題をやった方がいいんじゃないですか〜とか言うのだが、最後はなんだかんだ部屋に入れてくれるのだ。
特にマイブームなのが正座の姿勢でパソコンを打っている江理香さんの太ももに頭を乗せて江理香さんに甘える事だ。
江理香さんのスカートの生地がこれまた肌触り最高なのだ。
あと江理香さんのスカートからはめっちゃいい匂いがする。
「ちょっと星野くん……ダメですよ〜もう」とか言いつつなんだかんだ毎回膝枕してくれる。
これはたしかに強くお願いされると断れないタイプと言うやつだ。
「うーん……ふにふに……」
「全く……最初の頃のお仕事手伝いますって言ってた可愛い君はどこへ行っちゃったんですか」
「ここでーす……」
「最近こんな調子ばかりじゃないですか…ダメですよ〜堕落は」
「江理香さんの太ももの上……なんか居心地いい」
「はぁ……君が居るとついつい可愛くて構ってしまうので……最近仕事の進みが芳しく無いんですよ」
「江理香さん……僕がここに居るの嫌ですか……」
「はぁ……そうやって卑怯な手を使って私を困らせるんですから……君は」
「江理香さーん……」
「もう…………」
「…………」
「…………」
「嫌だったらこーやって毎日毎日君を部屋に招き入れたりしませんよ……全く……」
「江理香さんすき……」
「もう少し感情を込めて言ってくれないと太ももから追い出しちゃいますからね〜」
「強制退去…………」
「…………」
「…………」
江理香さんはなんだかんだ他人に甘い。
自分に厳しく他人に甘いという、もはや聖人君子のような性格だ。
いや、ある意味損をする性格とも言えるのかもしれない。
「あー、というか江理香さん」
「はい?どうかしました?」
「江理香さんって特別休暇取ってここに来てるんですよね?」
「えぇ、まぁそうですね」
「なのになんで仕事してるんですか」
「はぁ……それが……私の立場上休暇中でもまったく仕事をしないという訳には行かないんですよ……」
「うわぁ……なんか……闇」
「まぁ……人の上に立つというのはそういう事です。」
「ほー」
「人に指図するなら自分はその人より更に厳しく、自分を律し責任感を持たなくては行けません……」
「うわぁ……うわぁ……」
「だから……君も人の上に立ちたいなら……この心構えを持たないと行けませんよ」
「僕……ずっと江理香さんの太ももの上でぬくぬくしてたいです……」
「はぁ……人の上に立つかどうかの話をしてるのであって私の太ももの上に立つかどうかの話はしてませんよ……まったく」
「どうせ社会人になるなら江理香さんの下に居るのがいいな」
「そうですよ、私の部下なら大抵のミスは私が何とかしてあげます……だから早く成人してくださいね」
「成人式……僕小中ってずっと友達居なかったんで行っても喋る相手居なくて辛いです……サボろっかな」
「そんな、私は君のスーツ姿が見たいです……ちゃんと行ってくださいね」
「うー……」
「サボったりしちゃダメですよ?」
「うー☆」
「なんですかそれ……」
「吸血鬼がカリスマブレイクした時の擬音……」
「星野くんってたまによく分からない事言いますよね……」
「…………」
「…………」
なんだかんだ江理香さんは手際がいいようで僕と喋って居ても基本的に動く手のペースが落ちたりする事はない。
マルチタスクと言うやつだ。
まぁそのマルチの片方は要らない作業になってしまう訳だが。
「というか……星野くん」
「はい……」
「普通膝枕というのは顔を膝側に向けるものではないのでしょうか?」
「よく分からないです…江理香さんの太ももと結婚出来るならなんでもいいです」
「私…太ももに負けたんですか」
「負けてないですよ」
「へ、へぇ………」
「ふにふに」
「って…そうじゃなくて!……なんで私のお腹に顔を埋めているんですか……」
「膝枕なうです」
「はぁ……お腹鳴ったりしたら恥ずかしいので膝の方を向いてて欲しいのですが……あと、吐息がさっきからオヘソに当たっててちょっとくすぐったいんです」
「江理香さんのお腹に帰ろうかなって」
「いつからあなたの上司はお母さんに成り下がったのですか」
「成り上がったじゃないですか?」
「どっちでもいいです……」
「ママ〜……」
「あーもう……母乳出ちゃうんでそういう事言わないでください」
「ママ〜おっぱい」
「後であげるんで今は大人しくしててくださいね〜」
江理香さんの太ももの上で堕落する。
膝枕習慣を始めたての頃はずっと正座してて足痺れないんですか?って聞いた事もあった。
かれこれ5.6年前くらいから家に仕事を持ち込む癖が出来てしまったそうで、毎回正座でパソコンと向き合っているうちに慣れたのだとか。
「…………」
「…………」
カタカタ…カタカタ…
「…………」
「あの……星野くん……」
「ん……どうしたんですか?」
「少し……」
「はい」
「少し……目が疲れたので…その、癒されたい気分なのですが」
「はは……江理香さんもなんか要求がストレートになってきましたね」
「君が毎日のように私の部屋に来るからです」
「だって江理香さんのそば落ち着くんだもん」
「私に甘えてばっかじゃなくてたまには私にも星野くんに甘えさせてください」
「毎日してるじゃないですか」
「足りないです……私燃費悪いので」
「はいはい〜……じゃあ充電しましょうね〜……」
江理香さんの太ももの上から上体を起こす。
江理香さんはパソコンから手を離すとゆっくりと僕に抱きついてくる。
僕も江理香さんの背中に手を回してゆっくりと抱きつく。
お互いの肩の上にお互いの顎が乗っかる。
前までは僕の顔をじーっと見つめてきた江理香さんだったが。
前の一夜を通してからは遠慮なく僕に甘えてくるようになった、なので仕事の合間の休憩は今ではこれが主流となっている。
簡単に言うと江理香さんはハグにハマってしまったのだ。
「星野くん…星野くん………ん〜♡……」
ぎゅ〜。
「わわ……凄い……」
「く、苦しいですか?」
「大丈夫ですよ……これくらい強く抱きしめられる方が心地いいです」
「星野くんが毎日職場に居てくれたら……どんなに癒されるのでしょうか……ほんとに」
「はは…江理香さん……すっかり色ボケしちゃいましたね」
「君のせいです……前まではルヴィとのツーショットを見たり、窓から外のビル郡の景色を見てるだけで癒されたんです」
「え、じゃあ今は?」
「君がいないと……もうだめそうです……」
「はは……仕方ない大人ですね……江理香さん」
「君のせいです……」
江理香さんはワイシャツにスカートといういつも通りの社会人姿の状態で仕切りに僕に抱きついている。
最近はハグの力が少しづつ増している気がする。
多分この人飼い猫とか始めたら愛でペットを絞め殺しちゃうタイプだ。
まぁ、僕はこれくらい強く抱きしめられた方が嬉しいのだが。
「…………」
「…………」
「充電は出来ましたか?…」
「えっと……もうちょっと……かかりそうです」
「じゃあ……急速充電した方が良さそうですね」
「…………もう……急速充電て……」
「…………」
「ちゅ………」
「ん……はむ……ちゅ………」
「ちゅ……はむ」
「ん……はぁ……星野くん…あの……」
「はい……」
「まだちょっと早いですけど……おっぱい……あげます」
「江理香さん母乳出ちゃいました?」
「き、君が……ママとか呼ぶからです……」
「ママ〜」
「息子とディープキスする母親がどこに居るんですか……」
「世の中広いし居るかもしれませんよ」
「それも……そうですね」
「にしても江理香さん……ハグするといっつも母乳出ちゃいました〜って言ってますよね……」
「だ、だって……ただでさえ膝枕してるだけで……本当はパソコンなんて放り投げて君に抱きつきたいって思ってるのに……」
「それはパソコンが可哀想なんでやめて上げてください……」
江理香さんはワイシャツのボタンを一つ一つ外し、中から黒いブラジャーに包まれた乳房を取り出した。
ブラジャーを頑張って上にずらすと中からは少し母乳で湿った乳首が現れた。
そのピンク色の乳首はピンと立っている。
僕は江理香さんの胸元に顔を入れるとそのまま乳首を咥え、母乳を吸った。
江理香さんは、んっ…と声を漏らすと僕の後頭部に手を回し自身の胸に抱き寄せた。
「ちゅ……ちゅぱ……」
「はぁ♡……この時間が……最近の楽しみです……ほんと……」
「ちゅぱ……ちゅぱ」
「いっぱい飲んでくださいね……まだまだいっぱいあるので」
「ちゅぱ…ちゅぱ……」
「はぁ……夏が終わったらもう君には会えないと思うと……胸が痛いです……」
「江理香さん……ちゅ……」
「あ…星野くん……ん……ちゅ」
「ちゅ…はむ…」
「ちゅ……私の母乳の味が……少しします」
「そりゃさっきまで吸ってたんで……」
「あまり自分では飲もうと思わないので……こういう味だったんだって感じですね……」
江理香さんがブラジャーに胸をしまい、ワイシャツのボタンを閉めていく。
でも僕は…まだ……。
足りなかった。
「あの……江理香さん」
「どうしました?」
「その……しませんか?今から」
「え、今からですか……うーん」
「したくない……?」
「あっ…いえ………私も……し、したいのは山々なのですが……私この後すぐリモート会議に出席しなくてはいけなくて……」
「そ、そうですか」
「はい……なので……その会議が終わったら……でどうでしょうか?」
「やだ」
「やだって……もう…あまり困らせないでください……」
「江理香さーん……」
「もう……分かってください……
私だってちょっとそういう気分になってきてしまって……本当は今すぐにでも君としたいんですから……」
「あの……じゃあ入れるだけってどうですか?」
「えっと……入れるだけ……とは?」
「だから……江理香さんが僕のを入れたまま会議に出るってことです」
「は、はぁっっ!?……そ、そんなはしたない事出来るわけないじゃないですかっっ」
「江理香さん……お願い」
「だ、だめ……ですよ……さっきも言ったじゃないですか……私はそれなりに人の上に立ってるんです……
そんな私が……
仕事中にそんなはしたない事……するなんて……
上司としてありえないです……」
「はいはい、そうですね。じゃ、パンツ脱ぎましょうね〜」
「あ〜もうちょっと……だめ……もう〜……」
そんな事を言いながらも僕が江理香さんのスカートに手を入れてゆっくりとパンツを下ろしていくと、なんだかんだ抵抗しきれないでいた。
口ではだめと言いつつ僕のパンツを脱がそうとする手を止められない。
僕は江理香さんの足からパンツを抜き取った。
スカートの中にはもう何も衣服は無く、そこに指を入れれば簡単に江理香さん割れ目に指が届くだろう。
僕はガラステーブルの下に仰向けで潜り込むと江理香さんを自分の上に跨らせた。
「ほら……乗ってください」
「だ、ダメですよ……ほんとに……」
「江理香さーんはやくー」
「あの……ほんと……あとでいっぱい相手してあげるので許してください…」
「江理香さん…大好き……お願いします」
「も、もうっっ……なんでこういう時ばっかりそーやって甘い言葉を言ってくれるんですかっ……私都合のいい女になってませんか?」
なんだかんだ江理香さんは僕の言葉に食らってしまったのか結局抵抗せず僕の上に跨ってしまった。
僕は自分の肉棒掴んで位置を調節するとそのまま江理香さんの割れ目に押し当てた。
「江理香さん……腰……下ろしてください……」
「ほんと……だめ……ですから……星野くん……お姉さんの言うこと聞いて……」
おねだりするように江理香さんの割れ目にクチュクチュと亀頭を擦り当てる。
だめだめ言いながらも膣口はもうびしょびしょに濡れていた。
「江理香さん……お願い……」
「もう……だめ……だったら……」
流されやすい江理香さんでも今回ばかりは割と粘り強く断ってくるので僕は江理香さんの脇をくすぐった。
「すっ……こちょこちょ」
「あっ…ちょっ…なにしてっ…きゃっ……」
にゅぷ……にゅぷぷぷ
「ぁぁっ……ん♡…………」
僕が脇をくすぐった為抵抗する腰の力が抜けてしまいそのまま一気に腰を下ろしてしまった江理香さん。
僕が江理香さんの腰を掴んで上手く誘導した為、肉棒は江理香さんの中にそのままゆっくりと沈んで行った。
そしてぺたんと僕の上に女の子座りになる江理香さん。
江理香さんのお腹の中に根元まで入った、今この白ワイシャツの中に埋まっている。
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