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39話

いやマジで危なかった。

オフィスのドアが空きっぱなしだったのが幸いだった。
全力で飛び込んだ時には藤本さんナイフ振り上げてたし。

死ぬ気で江理香さんの前まで飛び込んで藤本さんの手を蹴り上げたからか今頃になってちょっと足が痛い。

アドレナリンが解除されたのだろう。

人生であそこまで全神経を使ったのは初めてだ。
割と節々が痛い。

多分人が普段制御してる筋力の枷を一時的に外したんだと思う。

にしても。

まさかこっちからは頼んでないのに暇だからと言う理由で百花さんに教え込まれた蹴り技に救われるなんてな。

あーあと絞め技も。

帰ったらイチゴ系のスイーツを手土産にどっさり持っていこう。
僕は胸の中のご主人様にそう誓ったのだった。

あの後藤本さんは警察に連れていかれた、あと事情聴取とかでめちゃくちゃめんどくさい事になった。

さすがに夜も遅くなって「また明日聞かせて頂きますので、今日はもうお帰りいただいて大丈夫です」と言われた。

まじでその言葉が聞きたかったぁ。

あのまま取り調べ室で寝泊まりとかまじで嫌だったから。
警察に引き離されて江理香さんともずっと会えずただただひとりで質問攻めされたし。

警察署の前でしばらく待っていると江理香さんが自動ドアを開けて中から出てきた。

「あ、江理香さん……帰して貰えたんですね」

「はい………」

あー、なんか案の定元気ないな。
まぁ仕方ないか。
自分の信頼していた部下に殺されかけたんだ。
そんな経験したら元気が無くなるのも仕方ない。

「あ、あの……この後……どうしましょうか…」

「もう…取れるホテルも無いです……私の家が近くなので……良かったら泊まっていってください………」

「あ!ほんとですか!!やった…」

「…………」

わざと陽気に振舞ってみるがやっぱり元気がない。
僕は江理香さんとタクシーで江理香さんの住んでる家まで行った。

「ぇぇぇ……こ、ここですか……江理香さんの家」

「はい………変………ですかね……」

「いや………えぇぇ」

タワマンだ。
タワマンですよこれ。
都会の憧れ。
タワマン様じゃないですか。

田舎の安い賃貸に住んでる身としてはもはや唐突に魔王の前に放り出されたような気分だ。

たじたじになりながら江理香さんの後についてタワマンの中に入る。

エレベーターに乗ると江理香さんはたくさんかる数字ボタンの中から後半の数字の階層を押した。

確か上に行けば行くほどお高いんじゃなかったっけ。
すげー。

「…………」

「…………」

タクシーに2人で乗った時も。
こうして2人でエレベーターに乗ってても。
やっぱり江理香さんは無言だ。

こちらからちょくちょく話題振るも会話のラリーは2〜3回程度で止まってしまう。

どうしよう、今日ずっとこの感じなのか。

ガチャ……。

「どうぞ……あんまり綺麗な場所ではないですが」

「…お、お邪魔します」

うん、めっちゃ綺麗。
何となく社交辞令なのは分かってたけど。
すげーいい匂いするし。

玄関のシューズボックスから床、壁、扉、そのほとんどが全体的に白でまとめられた1LDK。

玄関には黒の高そうなパンプスやヒールがずらーっと丁寧に並べられていた。

もうここまで綺麗だと僕の靴が逆に虐められるんじゃないかと心配になってしまうほどだ。

江理香さんに招かれリビングへ行く。

うわー、江理香さんのオフィスで見た光景と被ってる。
リビングの一部分の壁がガラス張りで高層からの夜景が見える。

白い大理石のリビングテーブル。
白いソファ。
黒、白、灰色が混ぜられたような色合いのピカピカの床。
白いキッチン。

んもう、白ばっか。
清潔感という概念の塊かここは。

「シャワー浴びちゃってください…」

「あ、はい…」

さすがに一緒に入ろうとは言い出せなかった。
シャワーを浴びて出てくると僕の着替えは無くなっており代わりに大きめのバスローブが置いてあった。

「江理香さーん…これ、着ちゃっていいんですかー?」

「あー…はい…すみません…君が着れそうなもの…それくらいしか無かったので…」

バスローブを着てリビングへ戻る。
江理香さんは僕が出るのを待っていたようだ。

「そちらが寝室です…使っちゃって良いですよ」

そう言うと江理香さんは入れ替わりでシャワーを浴びに行ってしまった。

うーん。
なんかなぁ。
もっといつもみたいに喋りたいなぁ。

よし。

もうこうなったらめちゃくちゃしよう。
いつもこのやり方で江理香さん困らせてきたし。
こういう時こそ僕が馬鹿やって元気ださせないと。

僕は脱衣所に飛び込んだ。

中ではシャツとスカートを脱ぎ終わって上下黒の下着姿の江理香さんが居た。

「えっ…ちょ…ほ、星野くん!?」

「江理香さん!!大変です!!」

「な…なんですかっ」

「さっきお風呂の中にサメ泳いでました!!!ここは危険です!!さぁベッドへ!!!」

「ちょ…何言って……きゃあっ」

下着姿の江理香さんをお姫様抱っこするとそのままベッドまで運んで押し倒した。

「んもうっっっ…お、お風呂にサメなんている訳ないじゃないですかぁぁ!!」

「あれー…おっかしいですね…確かに見たんですけど」

とぼけた事言いながら江理香さんの下着を脱がし始めた。

「ちょ、ちょっと!!……せ、せめてっ…せめてシャワーを……先にシャワーを浴びさせてくださいっっ……」

「だめですよ〜いまサメ泳いでるんですから…」

「サメが泳いでる事と私が脱がされる事はどう関係してるんですかぁぁあ。…あ、あの…ほんとに……シャワー浴びた後ならちゃんと相手するので………じゃないと…その…もしかしたら……」

「ん?……もしかしたら?」

「………く……臭い…かも…」

「あーなんだ…大丈夫ですよ…いままでずっと思ってましたけど江理香さん体臭ゼロなんで…むしろせめて汗の匂いくらいは香らせてくれないと僕もテンションあがりません……ほらほら…脱ぎますよ〜」

「や、やぁやぁ〜………お願いぃ…シャワーだけでも浴びさせてぇ〜……」

江理香さんを剥いて裸にする。
江理香さんは僕の下でプルプルと顔を赤くして今にも怒りだしそうな顔をしてる。

あーいいね。
やっぱこうじゃないと。

僕はバスローブを脱いで裸の江理香さんに覆い被さる。

肉棒がいきり立っている。

うん、やっぱ全然体臭感じない。
これある意味不健康なのでは。

「ばかぁ……なんで…せめてシャワー上がるまで待てないんですかぁ……」

「今の江理香さんがいい」

「どうせならお風呂出たあとの私を愛してくださいぃ……」

いつもならここで即挿入だが今日はあえて前戯を楽しもう。
その方が江理香さんが困りそうな気がするから。

江理香さんに抱きついて首や乳首を丁寧に舐める。
江理香さんの母乳が甘い。

「やっ……ほ、ほんとに…くさいですから…汗……かいたし…」

「いや……全然なにも感じないんですけど………江理香さんの体どうなってるんですか……」

江理香さんの腕を持ち上げて脇を舐める。

「ひゃんっっ……な、なにしてるんですかぁぁ……い、いつもはそんな事してこないじゃないですかっ……な、なんで今日に限ってぇ……」

ぺろぺろ

「ひゃ……んぁ……くぅ……だ…め……」

いいね。
思ったよりいい反応してくれる。

今度は体勢を変えて江理香さんの股を開きそこに顔を挟み込む。
江理香さんの割れ目を膣をもうめちゃくちゃに舐めまわした。

「あっ……やん♡……だ、だめ………やだぁ……♡」

ぺろぺろ

「あっ♡…んっ……♡……」

江理香さんが足をバタつかせようとしたががっしりホールドして動けないようにした。

ひたすら拘束クンニをする。
10分ほどその状態が続いてやがて江理香さんはビクビクとした後脱力した。

やったぜ。

体を寝かせてはぁはぁと肩で息をしている江理香さんの隣に寝っ転がる。

これで元気出てたらいいけど。

「江理香さん…?大丈夫ですか」

「大丈夫じゃないです……シャワー浴びた後そういう展開になったら良いなって…ちょっとは思ってましたけど………なんでその前に押し倒されちゃうんですかぁ……」

「…………」

「…………」

「だって江理香さんが元気ないんだもん」

「…………」

「…………」

「…………」

「…………」

がばっ

「わっ…」

そう言うと江理香さんの方から僕を抱きしめてきた

一応僕もそれ答えて江理香さんを抱きしめ返す。

お互い裸で肌が擦れ合うのが気持ちいい。
足を絡めあった。

江理香さんのサラサラの黒髪が頬に掠れる。
僕の大好きな江理香さん特有の椿オイルの匂い。

「…………」

「…………」

江理香さん……泣いてる?
顔は見えないけどそんな気がする。

しばらくお互い無言でその時間が続いた。
しばらくして江理香さんがポツリポツリと喋り始めた。

「…………」

「…………」

「星野…くん……」

「はい?」

「私……君に…謝らなくちゃ……」

「謝る?………」

コクっと僕の肩で頷く。
どうしたんだろう。

謝られる事。

謝られる事。

あ、そっか。

僕も江理香さんを助けるのに必死でその前に江理香さんに突き放された事忘れてた。

そっか…ずっとその事考えてたんだ。
僕なんてすっかり忘れかけてたって言うのに。

てっきり部下に襲われたのがショックで元気がないのかと思っていた。

「……あの…もしかしてまだアレ気にしてるんですか?
もう大丈夫ですから…あんま気にしないでくださいよ〜」

僕の肩に顔を埋めながらフリフリと顔を振っている。

「だめ……です………私…君に酷い事…言いました」

「ははは……」

「私……自分が…許せないです……」

そっか。
それで頭の中自責でいっぱいだったんだ。
江理香さんの頭を優しく撫でる。

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