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41話

「うーん…やっぱ計画的にやらないとだよね」

「そうだね…じゃないと遊べなくなっちゃうからね…パシリ君」

「やっぱ…答えが配布されてないのがネックなんだよなぁ」

「それね〜…普通は一緒に配るよね〜」

僕たちは事務所の居間でちゃぶ台の上に鎮座してるアイツとにらめっこしていた。

「パシリ君…得意科目は?」

「僕…理科と数学ですね…」

「ほーほー」

「百花さんは?」

「私は英語と国語かな」

「なるほど…」

「これは…あれだね…パシリ君」

「そうですね…」

「「手分けするしかない」」

作戦の方針は決まった。

「お互いの得意科目を進めて…最後にお互いのドリル写せばすぐ終わるよね」

「そうですね…それしかないです」

「じゃあ私は英語と国語のワークを進めるからパシリ君は数学と理科をお願い」

「分かりました、それで行きましょう」

「あとは……」

「こいつだよなぁ……」

僕の目の前には数学と理科のワークドリル。
百花さんの目の前には英語と国語のワークドリル。

だがまだ一冊のワークドリルが真ん中に残っている。
残ったのは。

「私…社会史そんな得意じゃない」

「ぼ、僕もあんまりです…」

「えー、どうするの〜…なんとかしてよパシリ君」

「そんな事言われたってここには答えがないんですから、もう頑張って解くしかないじゃないですか。」

「なんとかしてよ〜パシえもん〜…」

「テレレッテレ〜…社会史の教科書ぉ〜」

「え?まじ…教科書見て解くとかしんど過ぎない?」

「それ以外無くないですか…?」

「私パス〜社会史のワークはパシえもんがやっといてよね」

「いや、ズルくないですか??ここはフェアに分担しましょうよ……」

にっちもさっちも。

とりあえず社会史のワークドリルに関しては後回しにしてワークドリル以外の宿題を片付ける事にした。

「あとは…読書感想文は適当に書いとけばいっか…パシリ君は何の本読むの?」

「僕は太宰治の斜陽にしようかと」

「うわ〜…純文学とかスカしたテーマ選んだね〜…」

「いやいや!斜陽結構面白いですよ!!とくに直治がダサくて!!!」

「ん〜よく分かんないけど頑張〜」

「はぁ…」

「そしたらあとは……って……うわ…これ本気?」

「ど、どうしたんですか?」

「ほら見て〜パシリ君…これ…」

「ん?……はっ!?…え、それマジですか」

「高校生にもなって…自由研究とか……」

「僕らってそんな幼稚な宿題出されてたんですか…?」

自分の宿題をしまっているファイルを漁ると本当に自由研究のレポート用紙が出てきた。

何歳だよ。

「えぇ…どうします?」

「どうするって……パシリ君の生態調査とか?」

「僕を観察してもなんも面白くないです」

「それもそうだね〜…レポートも…パシリ君はお腹におちんちんを擦り付けながら射精してきます。…とか……頭抑えて喉奥に射精してきます……とかになっちゃうもんね」

「そんなもの提出したら赤点になりますよ…いや、なってしまえ…やっぱやめてください…僕の痴態が晒されるので…。」

「ひとりで何言ってんの?……おっぱいちゅぱちゅぱしながらおヘソにちんちん擦り付けて射精した挙句添い寝まで迫ってきた天然記念生物のパシリ君」

「ごめんなさい…許してください」

「うーんそうだな〜…最近はあんまりパシリ君の事コキ使えなかったしな〜……」

「そういえば確かに……百花さんと居るのも久しぶりですね……」

「っていうかさ……まじで最近どこ行ってたん?……パシリ君にウサギ跳びでもさせて遊ぼう〜って思って事務所来てもほとんど居なかったし……」

「え?……えっと……はははは」

最近は江理香さんとばかり一緒に居たからなぁ。
あの後も警察関係で色々あったけど江理香さんと僕だけの秘密って事で牧場の人達にはなんも言ってないし。

言えないよなぁ。

「あとさ……急に江理香さんと2人で私の部屋来たかと思ったら馬鹿みたいな量のイチゴスイーツ置いてくし……江理香さんに理由聞いても何も教えてくれないし……なんだったん?あれ」

「え?……いやぁ……あ!実は……江理香さん百花さんの事結構好きらしくて……なんか可愛いとかで……どうにか百花さんに気に入られたいからって相談されて……イチゴスイーツでも買ってけば喜ぶんじゃないですか?って言ったらあーなりました」

「ええ?……それほんとに言ってた?………私江理香さんとはほとんど関わりないけど…………うーん……年上はなぁ……私のパシリ君は君で十分かな……」

「は、はは……」

いやーまじで。
江理香さんごめんなさい。
あと百花さんもごめんなさい。

「ていうか……パシリ君さぁ……私のペットなんだから私が何時でもこき使えるからように近くでスタンバってなくちゃダメでしょ……最近のパシリほんとダメ」

「は、はぁ……すみません……今からでもコキ使われるんで許してください……」

「え?ほんと?……うーん……どう使ってやろうかな……」

「え……いや…あの…ノリで言っただけなんで本当にコキ使おうとしてこないでくださいよ…。」

そんなノリでパシられていたら僕は過労死する事だろう。

だが僕の言葉は受け付けていないのか百花さんは僕をどうコキ使ってやろうかとシャープペンのノック部分を唇の下に当てながら楽しそうに思案している。

「あ、そうだ」

「ひっ…首輪つけて犬歩きで村1周は勘弁してください」

「え…なに?そんな事して欲しいの?ちょっと特殊性癖過ぎない??」

「して欲しくないです…。」

「じゃあさ…昨日ちょっと搾乳しすぎておっぱいが疲れちゃったから……後ろから揉んでくんない?」

「そんな恥ずかしい痴態をみんなに晒すなんて…………え?」

「いや…だから…おっぱい凝ってるから揉んで?って言ってるんだけど…」

それ、ただのご褒美なんじゃ。

「あ、でも…少しでもやましい事考えたらこのシャーペンでお注射しちゃうからね♡」

「それ難しいです…男にとって」

「ほーら…はやく…あとついでに私の背もたれ代わりにもなってね」

「えぇ……」

「パシリくーん…君の生殺与奪権は私のおっぱいの中だぞ〜」

「え?どういう事……はっ!!」

百花さんが胸元の谷間にスマートフォンを挟む。
だがその画面には恐らく。

「それ…前の画像と違うやつ……。」

「うん…君がこの前私のおっぱいに挟まりながらお昼寝してた時の画像だよ♡」

「な……なんでそんな盗撮上手いんですか…犯罪者予備軍ですか」

「えい♡」

「え、いったぁぁぁぁぁぁぁぁあ…いやっマジで痛い…ホントに……ダメでしょ!シャーペンで手刺すのは!!」

「君の反応って可愛いよね…なんかDV彼氏の心理分かっちゃいそう」

「分かんないでくださいよ…ほんとに」

「もういーから…マッサージして」

「はい…」

ちゃぶ台の下であぐらを掻いていた足を立たせ、向かい側に居る百花さんの背後までトボトボと歩いていった。

「じゃあ私、パシリ君の上に座るから」

「えぇ…」

「ほら…さっさと私のソファになる〜」

「はい…」

百花さんも1度立つ。

僕は百花さんがさっきまで座っていた位置に少しスペースを開けて大きめにあぐらを掻いて座った。

百花さんは「うん、いい子だね〜」と言いながら僕のあぐらの間にお尻を入れて座ってきた。

本気でソファ扱いするつもりなのか、割としっかり深めに座って僕の胸板辺りを背もたれのように背中を預けてきた。

鼻の先が百花さんの髪の毛に埋まる。

腹立たしい事にめっちゃいい匂いがする。

「ほら…じゃあソファ君?ご主人様にマッサージして」

「はい…ゴシュジンサマ」

Tシャツ越しの百花さんを胸を丁寧に揉む。

良かった、今日はちゃんとブラジャーしてるみたいだ。

「うーん…悪くない」

「はぁ……そうですか…良かったですねー」

もみもみ…。

「うーん…ソファ君の生態調査……いや…後ろからおっぱい揉んでくるだけのただの変態の観察になっちゃうね」

もみもみ…。

「そういえば小学生の時も適当に気弱そうなクラスの男の子にやらせたんだよね〜…自由研究とか何すればいいんだろ…」

もみもみ…。

「ね〜ソファくーん?性欲に抗えずご主人様のおっぱい揉みたくなっちゃうのは分かるけどさ〜…君も少しは案出してよね〜」

「いや揉めつったのあなたじゃないですか!!」

ちきしょう、普通にくつろいでやがる。
腹立たしいのでもう本当に性欲に任せて揉んでやろう、このOPPAIを。

もみもみ。

ふむふむ…これがずっと憧れてた隣の席のあの子のおっぱいですか。

「えい♡」

「いっっっっだぁ…ちょっと!何するんですか」

「今いやらしい揉み方し始めたでしょ」

「な、なんで分かるんですか」

「女の子。そういうの。敏感。」

「はぁ…すみませんでしたぁ」

「あーていうかさ」

「なんですか」

「なんか…これ…あれだね」

「はい?」

「ソファ君…私のお腹に手回してみて」

「はぁ…こうですか」

「うーわ…」

「うーわってなんですか」

「こうすると休日のカップルみたい…うん……腹立つ…キショい…萎える……私がパシリ君と恋人とかありえないわ」

「こないだ風呂でも似たような事したじゃないですかっ」

確かに言われて見ればこれは傍から見たらカップルに見えなくもない。

だがそこまでボロくそ言わなくてもいいじゃないか!!
なんか悲しくなるからやめて欲しい。

「じゃあやめましょうか」

「………いや。。いいよこれで…またいやらしい思惑でおっぱい揉まれるの嫌だし」

「はぁ…そうですか」

もうなんかめんどくさくなり、僕は普通に百花さんを後ろから抱きしめながら宿題の進め方について百花さんと話し合った。

さっきキショいだの腹立つだの言ってきた癖に百花さんも普通に僕の手に自分の手を添えてきてる。

この人の考えている事は本当によく分からない。

擬似カップルプレイしながらもなかなか妙案は降りてこなかった。

僕たちはもう諦めムードで全然関係ない話をしていた。

「はぁ……ほんと…どーしよ」

「そうですね………」

「……」

「……。」

「パシリ君さ……。割と手おっきいね」

「そうですか…」

「うん…私の手なんてこんなん」

「わー…ちっちゃい」

「合わせてみ?」

「あー、はい」

「はー、やっぱ私の方がちっちゃいかぁ〜…まぁパシリ君が私に勝てる事なんてこれくらいだもんね」

「そうですね…」

ぎゅっ。

「……」

「…。」

「ねー…」

「……なんですか」

「恋人繋ぎしてくるのなんなん?」

「いや、なんとなく……。」

「ご主人様が可愛い上に学校でモテモテだから少しでもここで彼氏面したくなるのは分かるけどさ〜…これはちょっと節操無しじゃない?」

「じゃあやめます」

「…。ぎゅっ」

「………なんで握り返して来るんですか」

「いや…パシリ君が珍しく積極的だから…評価してあげようかなって」

「はぁ…じゃあ何点ですか?」

「期待していいよ……なんと…8点」

「10点満点中ですか?」

「100点満点中」

「はー、それはなんとも高評価ですね」

「でしょ〜?……」

「……」

「……。」

百花さんのスベスベもちもちした女の子特有の手の指が重なり合ってなかなか気持ちいい。

て……。ん?………何だこの空気。

なんだかんだで右手は百花さんと恋人繋ぎのままだ。

それになんだろうか。

百花さんが妙に大人しい。
いつもならラッパーの如く毒舌を撒き散らしてくるのに。

僕が後ろからハグし始めた辺りから妙に大人しい。

試しにもう片方の手もこちらから繋いでみる。

「……」

「……。ぎゅ」

なんか、なんの抵抗もなく普通に握り返してきた。

あれ…?なんか…珍しく普通にイチャついてない?僕ら。

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