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52話

「ねぇ」

「え、な、なに」

「なんで最近そーやってキスしようとしてくんの」

「え、だめ?」

「前も言ったじゃん……私はそういう恋人同士がやるような甘ったるいセックスはしない主義なのって」

「えぇ……。」

「そういうのいいからさっさと腰振ってよ、ルヴィちゃん今の所あんま気持ちよくなーい」

「えーでも」

「いい?子種くん……ルヴィちゃんはね……もっと欲望をぶつけ合うような愛のないセックスがしたいの……そーいう甘ったるいのがやりたいんならセシリアにでも頼みなって」

「でも……僕はルヴィとそういう事がしたい」

「はー?なんでよ…なんで私なの…私はいいから……」

「ルヴィっ……お願いっ……」

「あーもうっっウザイっ……いいよ…やっぱ私が上になるから……君に上任せるとめんどくさい」

ルヴィと行為に至っていた最中、また止められた。

元々は僕がルヴィに絡みまくってそれに僕が嫌々付き合うというの関係だったはずなのに。

気づけば最近は僕がルヴィにだる絡みして、だる絡みと言ってもキスしようとしてるだけだが、それをルヴィがだるそうに止める。

その流れが定着しつつあった。

拒否されればされるほど、僕はルヴィがキスした時どんな顔をするのか、それが見たくて仕方なくなっていた。

元々ルヴィの性奴隷をどうにか脱出できないかと思って始めたキスだったが。

今ではその当初の目的なんてすっかりどうでもよくなり。

ルヴィと恋人みたいにキスがしたい。
ルヴィにもっと愛のあるセックスを知って欲しい。
ルヴィにもっと愛を知って欲しい。
ルヴィが愛を知らずにそのまま生涯を終えて欲しくない。

そういう気持ちで溢れていたのだ。

有り体に言うと。
少しだけルヴィが好きになっていた。

だから。

だから僕はある賭けに出た。

「はぁ?勝負?」

「うん」

縁側で2人隣合って腰をかける。

今回は珍しく僕からルヴィを呼び出した。

ルヴィも僕が恋人同士のようなセックスを望んでいる事には薄々気づいているようだった。

でも僕のその想いをあえて潰すかのようにルヴィのセックスは激しさを増していた。

だからこの賭けに出た。

「2時間ずつお互いの言う事聞かせられるし好きな事していい……どうかな」

「はぁ……なんでそんな事する必要があんの」

案の定ルヴィが難色を示している。
多分僕がこの勝負を通してやりたい事に気づいているからだ。

性欲に脳みそがやられているように見えて意外と頭が回るのが逆に扱いずらかった。

「君さ……どーせそれ私にキスしたいだけでしょ」

「えっ」

「分かってんのそれぐらい」

「うぅ……」

「悪いけどパスパス……私は私のやりたい事だけやるから」

まずい。
逃げられてしまう。
こうなったら煽るしかない。

立ち上がってどこか行こうとしてしまうルヴィをこの一言で制止した。

「ルヴィ……怖いんだ」

「は?」

ルヴィが冷たい目をして振り向いてくる。

こ、怖い。
やめとくか?。
いや、言おう、ここで煽らないと逃げられる。

「ルヴィは僕程度の年下の高校生にたった2時間体を預けるのも怖いんだ……そっか……ならいいよ……怖いなら仕方ない……」

ルヴィは自分の性経験にだけは圧倒的自信がある。
セックスにおいて圧倒的プライドがある。
だからこそ、こーいった切り口には弱いと思った。

「僕も…男だから……女の子が怖がる事はやめとくよ……ごめん」

「…………」

あー、なんかこぇぇ。
ルヴィが黙った。

いつも下ネタでふざけ倒してのらりくらりとしているルヴィがこればかりは看過できないのか黙ってしまった。

あー、やばい、殺される気がする。

「へー?……ご主人様の私相手に挑戦しようって言うんだ?」

やっぱり怖くて少し顔を逸らしてしまう。
ルヴィは僕の前まで来ると僕の頬に手を添えて無理やり自分の方に顔を向けさせた。

「ひっ……」

「…………」

「…………」

「震えてんじゃん……」

「…………」

「いーよ……乗ってあげる……その代わり条件があるから」

「…………な、なに……条件って」

「まず、私が先攻……君は私の2時間に耐えきれたら次は君が私に好きな事していい」

「う、うん」

「それと、ギブアップ宣言……」

「ギブアップ宣言………?」

「もし私の2時間に耐えきれずギブアップしたら…その時は一応止めてあげる………だけどその時は……君は一生私の奴隷ね?これからの人生二度と私に逆らわない事」

「ひっっっ……」

「その代わり、もし私がギブアップしたら……君は晴れて私の奴隷解放……もう君には絡まないから」

「…………」

「どうする?この賭け……乗る?……それとも怖くなっちゃった?……クソガキくん♡」

「いいよ」

「……」

「それ、乗る」

「本気?」

「うん」

「私……まだ君に本気見せた事ないんだけど?いいの?」

「いいよ」

「あのさぁ……君…そこまでして私とキスしたいの?」

「うん……したい」

「はぁー……呆れた……」

「……」

「いいよ……じゃあ……勝負ね?今日が私…明日は君…」

「えっ……明日?」

「どーせ私の2時間に耐えきれたところでその日はもう動けないと思うから…だから日を分けるの……ほらっ……私の部屋行くよ」

ルヴィに手を引かれルヴィの部屋へ向かう。
部屋の中に入るとルヴィはなにやら準備を始めた。

「はい、これ……腕に着けて」

「えっ……な、なにこれ」

「拘束具……多分途中から無意識に体が暴れると思うから……足をほうは私が付けてあげる………ほら、ベッド横になって」

「…………」

怖い。

これから何されるんだ。

ルヴィは僕が心底怖がっている事に気づいたようだ。

「……怖い?」

「うっ」

「いいよ、ここでリタイアしても……今ならお咎めなしでこの勝負は無かったことにしてあげる」

「…………」

「一応さ…私は君より一回り年上だからさ……ここは大人として甘く見てあげるよ」

それでもこれは僕が始めた勝負だ。

ここで降りるつもりは無い。

「いい、大丈夫」

「……ふーん」

「……」

「後悔しても知らないから」

腕と足の拘束が終わった。

ルヴィのベッドはゴシック風の黒いアイアンベッドであり、僕の四肢は上下左右のそのパイプ部分に拘束具で固定されてしまった。

僕は今ベッドに仰向けで大の字になって寝かせられている。

服も全て脱がされ裸だ。

ルヴィも服を脱いで裸で僕の上に跨っている。

ルヴィはなにか錠剤のような物を鍵のかかった机の引き出しの奥から取り出してきた。

「ほら……飲んで?」

「え」

「これ……私が昔使ってた特別な精力剤……もう昔の自分みたいな事はやめようって思って今まで封印してたんだけど……」

「………ぞく」

「飲んだら少なくとも今日1日は勃起が収まらなくなるくらい強力なやつ」

「うぅ……」

「どうしたの?怖いの?………まだ今なら逃げてもいいけど……逃げるならこれが最後のチャンスだよ?」

「…………」

「今ならお咎めなしでこのまま優しい甘やかしエッチして終わりにしてあげるけど……どうする?」

「…………」

「いや……飲む……ちょうだい……それ」

「ふーん」

ルヴィは拘束具で動けない僕の頭を抱きあげるとグラスに注いだ水でその錠剤を飲ませてくれた。

ドクン

心臓が脈打つ。
身体中に得体の知れない力が巡る。
体が熱い。
股間が熱い。
僕の肉棒は今まで見た事がないくらい…強く…デカく…いきり立っていた。

「ほんと…私とキスがしたいってだけでそこまでするとか……馬鹿みたい」

「はぁ……はぁ……な、なに……これ……おかしいって……なに……この薬……ハァ……ハァ……」

ルヴィは2時間にセットされたスマホのタイマーをスタートすると僕の上に再度跨ってくる。

すぐに乱暴されると思っていたがルヴィは少しの間だけ僕の頬を撫でていた。

今まで見た事ない顔だった。
呆れた顔……とも少し違う、近いけど。
なんとも言えない表情だ。

強いて言うなら……慈愛?。

「…………」

「…………」

「ほんと、馬鹿みたい」

「うぅ」

「キスする相手なんて……そこへんに居んじゃん……なんで私がいいの?」

「ルヴィが……いい……ルヴィと……したい……から……」

「はぁ……ほんと……馬鹿すぎて呆れちゃう」

「ルヴィ……」

「優しいの……今だけだからね……入れたら手加減しないから……」

「え…………」

「これは……無謀な賭けをしちゃったおバカな子供への……最後の同情……」

ルヴィはただ優しく僕の頬撫でている。
これは、ワンチャンルヴィの心に残ってた慈愛で何とかやり過ごせるのでは。

と、思ったのもつかの間。
ルヴィは最後に僕の頭を撫でるとそのまま僕の股間の上に跨って肉棒を掴んだ。

「私に喧嘩売ったんだから……これぐらい覚悟してよね」

「る、ルヴィ…………」

「後 悔 す ん な よ ク ソ ガ キ ♡」

僕は。

地獄を見た。

あれから何日経ったんだ。
もう意識もほとんど判然としていない。

何回射精したのかも覚えていない。

今もルヴィは楽しそうに僕に跨って腰を振っている。

最初に腰を振り始めた時から一向にペースが落ちていない。

人間というのは、こんなペースで何日間も腰を振り続けられるものなのか?

違う。

まだ。

まだタイマーの鳴った音を聞いていない。

何日も経ったと錯覚してしまっている。

実際はまだ1時間も経っていない。

1分が1時間に感じる。

「ほらほらっ♡どした〜?♡まだ30分しか腰振ってないぞ〜?♡」

「あっ……ぅ……」

「早いね〜30分でもう16回も射精してるよ?」

「あっあっ♡やん♡あん♡……あ〜♡やば♡」

「ほらほらっ……まだ寝る時間じゃないよ〜♡」

僕死ぬかも。
ほんとに。

それからまたしばらく経った。

「ちょっと〜?私はまだまだ体力余裕あるんですけど〜?子種くーん?♡」

「はぁっ♡はぁっ♡はぁっ♡はぁっ♡」

ギシッギシッギシッギシッギシッギシッ

「あー、最高……ガチレイプはほんとに久しぶり♡」

「ほらっ……もう1回行くよ〜♡」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

「ねーねー♡…事務所の時みたいにまた啖呵を切りなよ♡……生意気にさっ♡」

ギシッギシッギシッギシッギシッ

「あはっ♡あっ♡あっ♡あっ♡」

「やっば…母乳止まんない……♡……めっちゃ出る♡」

「あははは♡……子種くん私の愛液と母乳まみれになってる……ウケる♡」

ギシッギシッギシッギシッギシッ

「てかチンコとマンコ繋がってる部分めっちゃ泡立ってきたね……もう君の精液なのか私の愛液なのか全然わかんない♡」

「あん♡やっ♡あはっ♡んっんっんっ♡」

「あー気持ちいい……やっぱ君みたいな可愛い顔してて調子乗ってる奴犯してる時が1番気持ちいい……」

ギシッギシッギシッギシッギシッ

「ふふーん……いい顔してる……あとでそれ写真撮ろ♡……その写真だけで100回はオナニーできると思うし♡」

「ほらっ…もう1回いくよー…頑張って♡あっ♡あっ♡あっ♡あっ♡あっ♡」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

「はー、やっぱ無意識に体が抵抗し始めたね……まぁこんなに射精したらそうなるか……でもやめてあげない♡」

「あっあっ♡あはっ♡やん♡」

ギシッギシッギシッギシッギシッ

「意識飛んでる奴に跨って腰振るのってほんと気持ちいい♡あはっ♡」

「ほらほら♡私に喧嘩売っといてその程度〜?♡」

「もっと出せ♡もっと出せ♡」

「て、もうとっくに精子は出てないね♡」

「すごいでしょ〜?私このペースで5時間くらいぶっ続けで腰振り続けるられるんだから♡」

「だからまだ全然余裕♡」

「ねぇ〜聞いてる〜?♡私の話……って意識飛んでるし無理か♡」

「ほら、私もう1回イクから頑張れ〜♡」

「あっあっあっ♡やんっ♡あはっ♡」

ギシッギシッギシッギシッギシッギシッギシッギシッ

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

ギシッ ギシッ ギシッ ギシッ

あー。

あーー。

僕……何してたんだっけ。

頭が……頭が石化したかのように重い。
射精のし過ぎで脳は過剰な疲労に悲鳴をあげている。

未だにベッドのスプリングの軋む音が聞こえる。

ルヴィはまだ僕の上で腰を振ってるのか。

もはや射精する度に男根から出ているものは精液ではなく自分の生命エネルギーそのもののように感じた。

膣に命そのものを吸い上げられている。
そんな感じ。

薄れていく意識の中、辛うじて目を開ける。

ルヴィは跨ったまま冷酷な目で僕を見下ろしていた。

「はーあ……馬鹿みたい」

「まだギブアップしないの?……それとももう口が聞けない?」

「じゃあさ……まだ続けるつもりなら3回連続で瞬きして?」

パチっパチっパチっ

「はぁ………………本気?」

「君さぁそんなに私の事好きなの?」

「こんな性欲に取り憑かれた女のどこがいいの?」

「………………………………」

「じゃあさ……殺してあげよっか…」

「このまま絞り尽くしてさ…私の腟に何もかも絞り尽くされて…
このまま私のマンコの中で死んじゃう?」

「いいよ、君……私の事好きなんでしょ?なら本望だよね」

「好きな女とセックスしながら死ねるんだもんね、幸せだよね」

「じゃあ、ほんとに殺すから…覚悟してね」

「…………」

「ほら…そろそろほんとに危ないよ…」

「………」

「いいの?死んじゃうよ?……」

「…………」

ルヴィ……それでも。
僕は…ルヴィとキスとかしたい。
ルヴィにもっと愛情のある事を知って欲しい。

大丈夫かな。
傲慢かもしれないけど。

僕が終わった後、この子に愛を教えようとしてくれる人なんて現れないんじゃないかな。

そんな気がしてしまった。
それが心配だった。

「…………」

「はぁ…バッカみたい…最後まで私の心配なんかしちゃってさ」

ルヴィは腰振りをやめ膣から絞り尽くされた肉棒を引き抜くと僕の拘束具を外し始めた。

そんな気がする。

だって意識が。

もうほとんど。

「はぁ……まだちょっと時間余っちゃってるけど……もーいっか」

「ほら、もう何もしないからさ……後のことは私に任せて少し寝てて……」

「はーあ……何してんだろ……私……」

そんな独り言が聞こえた気がした。

僕は眠りとも気絶とも分からない深い無意識の底に落ちていった。

誰かが、僕を抱いて歩いている気がする。
お姫様抱っこ……だと思う。

異様に優しく僕の体を労るように。
僕は誰かに抱かれている。

男なのに恥ずかしいな。

まぁいいや、少し寝よう。

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