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第三話【疑似授乳手コキ】-やっぱりおっぱい好きなんだね

ふと、目が覚めると俺はセナの顔を見上げていた。後頭部にはやたらと温かくやわらかな感覚がある。俺は彼女にひざ枕をされているらしい。

「あ、起きた?」

セナは俺を見下ろしながら、穏やかに声をかける。すっかり日は昇ってしまっているようで、薄汚れた窓からはまばゆい陽光が差し込んでいた。

「……あぁ」

状況が飲み込めず困惑したままの俺に対し、セナはすこし陰りのある笑顔で言葉を続ける。

「タケルくん、そこで寝てたんだよ? 覚えてない?」

セナは玄関を指し示した。古びた玄関には俺の革靴とセナのスニーカー、二人分の靴がキレイに揃えて並べられている。

「……ごめん、覚えてない」

昨夜は仕事が遅かったこともあり、夕食を外食で済ませ、明日が休みだからと勢いに任せて飲み慣れない酒を飲んだところまでは覚えている。そこから記憶が全く無いところを見ると、おおかた途中で酔いが回って、帰るなり玄関で寝てしまったのだろう。その証拠に服も仕事用のスーツのままだ。よく見るとコートはきちんとハンガーにかかっている。俺が脱ぎ散らかしたモノをセナがかけてくれたのかもしれない。

「もー、だからお酒飲んじゃダメって言ったじゃん!」

セナが珍しく声を荒げる。めったに出さない彼女の大声に俺は身を縮こまらせた。

彼女は俺が酒を呑むことを快く思っていない。酒が嫌いというわけではなく、俺がアルコールに弱いにもかかわらず、突発的に飲むので心配してくれているのだ。

「ご、ごめん……」

俺は仰向けのまま首を縦に振った。

「タケルくんお酒弱いんだから変なことしちゃダメだよ。それと、ちゃんとお布団で寝ないと」
「……はい」
「はぁ……わかればいいんだよ。やっぱりタケルくんが遅くなるときも私が晩御飯つくらないと……」

俺は再度、謝罪した。醜態を晒してしまった。彼女をリードするどころか、反対に説教されてしまっている自分が情けなかった。

セナは頬を小動物のように膨らませて俺をたしなめる。ぶつぶつと独り言を言っていた。本心から心配してくれる叱責なのでありがたく受け止められた。しばらくして彼女は一通り言い終わったのか、一度だけ納得したように長いまつげを伏せると、元の柔らかな表情へと戻った。

「それで、お酒飲んだってことは、今日はお休みなんでしょ?」
「あぁ、セナは?」

今日は平日だ。接客業をしている俺は休日だが、大学生であるセナは講義や何か他の予定があるんじゃないだろうか。時刻を見るともう昼になろうかという時間になっていた。

「私も休み。というか冬休み入ってるから」

道理で最近、俺の家に来ることが多いわけだ。平日休みの仕事をしていると、どうも世間様と時間がズレていけない。俺は申し訳なくなって起き上がろうとするが、セナにやんわりと制止される。

「だから気にせずに甘えていいよ? 疲れてるんでしょ?」
「あ、ありがとう……」

セナは俺をひざ枕したまま頭を撫でる。太ももの感触が心地よい。彼女の衣服からは形容し難い甘く良い匂いがしていた。

「お腹すいてない? 何か作ろうか?」

俺の頭を撫でながらセナは優しく語りかける。昨夜何を食べたか全く覚えていないが、腹は特に空いていない。

「いや、腹は大丈夫だよ。ありがとう」
「そっか。我慢しちゃダメだよ? そうじゃなくてもタケルくん、すぐ無理するんだから」
「あぁ」

俺は返事をして彼女の太ももに顔を埋めた。誰かに身を委ねるのが心地よい。じんわりと彼女の体温が伝わってくる。

しかし、一度目が覚めてしまうとこの姿勢はどうも落ち着かない。かといってセナの好意を無碍にするわけにもいかない。俺は適当に話題を振ることにした。

「せ、セナはどこか行きたいところとか無いのか?」

わざわざ家まで来たということは何か用事でもあったのではないだろうか。せっかくの休日だし、俺も気分転換に外でデートでもしたい気持ちはあった。

「んー、あると言えばあるけど……タケルくん疲れてるみたいだし、またでいいかなって」

ちょっと遠いし。と語尾に小声で付け加えていた。それなら時間があるときのほうが良さそうだ。

「そ、そうか。なんか、悪いな」

本当に申し訳ない。連日の仕事と飲酒による疲労が相まって、動きの鈍い自分を心底呪いたい気持ちになった。

「気にしないで。今日は私もたまたま来ただけだから、でも、今度はちゃんと予定開けておいてね。お酒も飲まないこと」
「あぁ」

本当に俺にはもったいないくらいよく出来た彼女だ。よく俺なんかと付き合ってくれていると思う。

目を閉じて身を委ねていると、窓の外でスズメが鳴いているのが聞こえた。平日の午前中は閑散としている。時折、車の通行音が聞こえるくらいだ。まるでこのアパートだけが俺とセナのために隔離してしまったのではないかと錯覚してしまうほどだ。いつまでもこうしていたい。ふと、そんなことを思った。

「ね、タケルくん、おっぱい吸わせてあげようか?」

静寂を破ったのはセナの爆弾発言だった。

「は?」

俺は聞き間違いかとセナの顔を見上げる。彼女は俺の顔を覗き込みながらあくまでも穏やかに尋ねる。

「ほら、男の人っておっぱい好きじゃん。SNSとかでもよくそういうつぶやき見るし」
「ま、まぁ、あるよな……」

日頃真面目な人が突発的に『おっぱい』と発言しているのを見るたびに、みんな疲れているんだなと実感することがよくある。

「だからね、タケルくんもおっぱい吸ったら元気出るんじゃないかなーって」
「い、いや! いいよ!」

俺は彼女の突拍子もない提案を反射的に否定してすこし後悔する。ふるふると俺の目の前で揺れるセナの胸は強烈な色香を放っていて目の毒だ。

「吸いたくないの?」

彼女はアーモンド型の瞳を大きく見開き、きょとんと顔で小首をかしげた。清楚な動作と相反するように大きな胸が誘うようにしてふるんと揺れた。意図していないであろう挑発的な動作に俺は興奮していた。

「……吸いたい」

俺は彼女の胸から放たれる強大な魔力に屈してしまい、あっさりと発言を撤回した。

「ふふ、いつもはもうちょっと抵抗するのに、今日は素直だね」

確かに。疲れているからだろうか。いつもより彼女の行動に異議を申し立てる気力がない。

「やっぱりおっぱい好きなんだね」

おっぱいだけではなく、セナの全てが好きだ。とは流石に気恥ずかしくて言い出せない。

「じゃあ、脱いじゃうね」

セナは少しだけ顔を赤らめながらセーターを脱いだ。オレンジ色のブラジャーに包まれたメロンのような大ぶりの胸がぶるんと飛び出る。彼女は下着姿のまま脱いだセーターを折りたたみ、自分の横に置いた。

「ちょっとまってねー」

彼女は手ぐしで軽く髪を整えてから手を後ろに回した。器用にぷちっとブラジャーのホックを外し、引き抜くようにして肩紐をずらす。するとまるで俺の顔に落ちてくるのではないかというほどの迫力で彼女の乳房がこぼれ落ちた。セナは外したブラジャーも丁寧にたたむと、セーターの上に乗せるようにして優しく置いた。

「おぉ……」

あまりの迫力に俺は嘆息していた。

セナの胸は大きい。正直、服越しでもわかるし、数えるほどであるが裸を見たこともある。しかし、これほどの至近距離で、しかも下から見たのは初めてだ。彼女の豊満なおっぱいはもちもちとした肉感がある上に、よく出来た果実のようなみずみずしさが肌に宿っていた。肉色の乳首は健康的にピンと張っており、思わず吸い付きたくなるような美しさがあった。

「ど、どれぐらいあるんだ、これ」

俺はあまりの質感に困惑しながら、彼女に質問した。

「んー、この間測ったらFに届いてた。なんでか、おっきくなってるんだよね」

セナは複雑そうな表情を浮かべていた。俺はゴクリと息を呑んだ。大きいとは思っていたがまさかFカップもあるとは。

「タケルくんのおかげかな?」
「どうなんだろう?」

二人して首をかしげた。確かに恋人が揉むと大きくなるという都市伝説は聞くがどれほど効果があるかは定かではない。そもそも俺はあまり触ったことがない。しかし、それは別に重要じゃない。大切なのは今、俺の目の前にこれほどの巨乳があるということなのだ。自分にとってあまりにも不相応に思える重量感に気後れする。

「はい、支えててあげるね」

セナは俺の戸惑いなど意に介さず、まるで赤ちゃんに授乳するかのように俺の後頭部を手で支えた。俺は彼女の好意に甘えて、恐る恐る乳房へ舌を伸ばす。

俺はまるでミルクを求める赤子のように彼女の乳首を吸った。コリコリとした先端が舌先に触れるたびに、どこか懐かしさを感じて心が安らいでいくのを感じる。人間に刻まれた本能なのだろうか。吸ったところで何も出ないのは頭で理解していても、口先がついつい求めてしまう。口唇欲求とはこういうことを言うのだろう。心が癒やされていくのを感じた。

「ふふ、タケルくん、本当に赤ちゃんみたい」

ふと見るとセナは俺に胸を差し出しながら慈愛に満ちた愛おしそうな表情を浮かべていた。女というよりは母性を感じさせるような姿だった。

「あ、でも……」

何かに気づいたのか。セナの手は俺の股間に伸びる。

「赤ちゃんじゃないよね。おちんちん、こんなに立派になってるもん♡」

セナは口元を歪めて小悪魔的な笑いを浮かべると、自らの唇を舌先でちろりと舐めた。挑発するような仕草に俺は股間に強い熱気を帯びていくのを感じた。

「よしよし、男の人だもんねー、おっぱい吸って、おちんちんおっきくなっても恥ずかしくないよー」

セナは指先を俺の股間へと伸ばし、ズボン越しの陰茎を優しく撫でる。優しい愛撫がこそばゆい。

「ふふ、タケルくんはそのままおっぱい吸ってていいよ」

セナは俺のズボンのベルトを外し始めた。カチャカチャと金具の音がする。俺は彼女に促さるがままに乳首を吸う。

「今日は私がしてあげるね」

今日は、ではなく今日もの間違いではないだろうか。しかし、ツッコミを入れる気力はなかった。彼女の愛撫に身を任せたい気分だった。

セナは左手を俺の後頭部に添えたまま、右手でやさしく俺の陰茎を握った。姿勢が崩れ豊満な乳房が鼻に押し付けられるような形になる。ふわんとした幸せな感触が顔いっぱいに広がった。

「うわ、タケルくんの熱い……男の人って疲れてる時はいつもより固くなるって聞いたけど、本当だったんだね」

彼女は微笑みながら、わずかに頬を紅潮させていた。しなやかな指先をしっかりとけれども優しくペニスに絡める。

「ドクドクって、動いてるのわかるよ。いつもこんなおちんちん握ってたんだね」

セナは皮を使ってペニスを軽く上下にストロークさせた。まだ軽く触れただけなのに鈴口から先走り汁が溢れてくるのがわかる。

「ふふ、おちんちんのさきっぽ、もうヌルヌルになってるよ、おっぱい吸うの興奮する?」

セナは先走りを指先ですくい取って、潤滑油のように俺の亀頭に広げていく。

「いいよ、たくさんちゅぱちゅぱして、おちんちんおっきくして……」

彼女はシコシコシコと音が聞こえて来そうなほどリズミカルに上下運動を繰り返す。自分の手とは明らかに違う、しなやかでありながらもふくよかな指先。セナが織りなす自分とは異なる刺激の感覚に俺は新しい喜びを感じていた。

「ぐちゅぐちゅって、やらしい音してるぅ……ふふ、ここ、感じるんだ」

セナは亀頭の周辺を指先で丹念にいじる。かすかな愛撫だが、探るような動きに俺は思わず乳首から口を離す。

「……あぁ、ぅふっ……ふっ♡」

俺は恥ずかしさのあまり咄嗟に出た喘ぎを噛み殺す。

「あは♡ ココ、感じるんだね? いいよ、いっぱい声出して」

セナは嬉しそうに先端を撫でながら、俺の耳元で囁いた。安らかでありながらも淫靡さの込められた彼女の吐息に理性が溶けていくのを感じる。

「ほら、素直になって。私、タケルくんのエッチな声、聞きたいな」

彼女は愛撫の速度をわずかに早める。グニグニという亀頭への刺激が一気に強くなる。

「あぁあ♡ うっ! ああっ♡ はぁっ♡ ああっ、はぁ♡ あぁ♡」

俺は身を捩らせながら、彼女の愛撫に打ち震える。もう乳首を咥える余裕さえない。全身を痙攣させながら、彼女の生み出す快楽に溺れていく。

「ほーら、おっぱい吸えてないぞー」

セナは器用に手を動かしながら身体を屈めた。ちょうど俺の口の近くに乳首が来るようにおっぱいの位置を微調整していく。

「ちゅむ、あむ……ちゅぱ♡」

俺は赤子のように彼女の乳房を寄せて再び吸い始めた。興奮した口元から吐息とともに唾液に水音がした。吸うたびにプリンのような柔らかな質感が鼻先に当たった。舌先に伝わるゴムのような硬さのある乳首は俺にモノを吸うことへの悦びを回想させた。

「おちんちん、熱くて、固くて……コスるたびに、ビクンビクンって震えてる。もう出そうなのかなぁ?」

セナは艶めかしい声色で問いかける。

「はぁっ♡ も、もう、射精しそう……ぅ♡ あぁあ♡ あぁう せ、セナぁ」

俺はたまらず乳首から口を離した。気がつけば自分でもわかるほどの情けない声で彼女を呼んでいた。

「はぁあ♡ タケルくんおっぱい吸いながら感じてるぅ……すっごく可愛いよ」

ふと何気なく見上げたセナの瞳には明らかにサディスティックな悦びが芽生えていた。しかし、彼女の中で自覚があるかはわからない。

「ふふ、だからまだダーメ♡」

セナはぴたりと手の動きを止めた。まるで俺の射精を見計らったかのような動きに困惑する。

「そ、そんなっ……」

射精寸前で手の動きを止められ、俺のペニスは限界まで勃起したまま激しく震える。

「ほら、もっとおっぱい吸って、それとも押し付けられるほうがいいのかなぁ?」

セナはまるで俺の顔を押しつぶすかのようにして身体の角度を変え、二つの乳房で俺の顔を圧迫する。彼女の乳房による極めて密度の高い圧迫は俺に幸福な窒息感を与えていた。呼吸をするたびに鼻先が彼女のおっぱいから漂う甘いミルクのような香りを捉える。ふんわりとした柔肉の快感を脳へと伝達していた。

「触ってもいいんだよ?」

セナの誘惑に誘われるようにして、俺は彼女の乳房に恐る恐る手を伸ばした。

「そうそう、優しくね。強くしたら痛いからダメだよ?」

俺は指の腹で彼女のアンダーバストに触れた。ふよんという他の物体ではなんとも形容し難い独特の感触があった。指先に伝わるきめ細やかな肌の感触は瑞々しく、まるで新鮮な果実を素手で食べるような快楽を伝えてくる。

(これが、セナの胸っ……!)

俺はFカップという圧倒的なボリューム感に魅了されながら、夢中で指を優しく動かす。

「上手、上手……あはっ♡ タケルくんのおちんちんすごいね、ビクビク震えて……ふふ、いじめるのくせになっちゃいそうなくらい可愛いよ」

ふと見上げるとセナの顔はまるで陶酔するかのようにほころんでいた。これまで彼女が見せたことがないような淫靡な表情に俺は興奮していた。

「せ、セナぁ……」

俺は懇願を込めた声でセナを呼んだ。顔に押し付けられた胸の感触も溢れるようなバストの感触も素晴らしい。けれどもそろそろ射精したい。股間からの切実な訴えに俺は突き動かされていた。

「ふふっ……タケルくん、ヨダレ垂れてるよ? 拭いてあげる」

セナはウェットティッシュを取り出すと、度重なる寸止めや疑似授乳によってヨダレにまみれとなった俺の口元をゆっくりと丁寧に拭いた。

「はい、キレイになった。じゃ、続きしようね」

彼女は再び俺のペニスに指を絡めた。しかし、射精しない強さを探っているのか、愛撫は先程に比べれば弱々しい。もどかしい動きをこらえきれず、俺は気づけば自分から腰を振っていた。

「はぁっ♡ うああっ♡ あぁ♡」
「もう、暴れないの♡」

俺の抵抗にセナは愉悦の笑みを浮かべながら手の動きを止めた。指で輪っかを作り、俺のペニスをくるむ。

「ふふ、そんなに暴れるならっ……こうだよ。こうして輪っか作れば腰の動きだけでも射精出来るかもっ♡」

俺を弄ぶような笑顔でセナは告げる。彼女の声色は好奇に満ちていた。

「うああっうっ! ……あぁはぁううぅう♡ くっ、せ、セナぁ……も、もう、出させてぇ」

俺は我慢の限界だった。彼女が指で作った輪っかに向かって必死で腰をこすりつける。狂ってしまいそうな興奮の渦が股間に湧き上がっていた。熱いたぎりがすぐそこまで来ているにもかかわらず、寸前で放出出来ないもどかしさに頭がおかしくなってしまいそうだった。

「ふふ、必死だね。タケルくんのそういう顔、ゾクゾクしちゃう……いいよ、そろそろ射精させてあげる♡」

セナは指先をしっかりと俺のペニスに絡めた。やっと射精できる。俺は安堵した。

「タケルくんが私に、射精したいですってちゃんとおねだりできたら、ね♡」

彼女は優しく穏やかな口調で淫らな命令を俺に下した。俺は戸惑いのあまり言葉に詰まった。

「お……」
「お?」

セナは俺の顔の上で首をかしげた。可憐でありながらも奥底に淫靡さを込めた顔色。その表情で俺の理性は決壊した。

「お、お願いしますぅ、はぁっふっああっ♡ 射精させてくださいぃ♡」

俺に逆らうという理性は残っていなかった。野生動物のように本能のままに精を処理することしか考えられなかった。

「ふふ、どこから出すの? 私にぃ、大声で教えて」

セナは黒髪を揺らしながら清楚に問いかける。熱気でかすかに汗ばんだ額からほんの少しメスの臭いがしてどうしようもないほど俺を興奮させた。

「くっうはぁっ♡ ちんぽぉ♡ ちんぽからぁ、射精させてくださぃい♡ お、お願いしますぅ」

清楚でありながらも淫蕩とした彼女の態度に俺は屈し、懇願した。そこに屈辱感は無かった。ただ一途な性への開放感があった。

「よく出来ました♥」

セナは俺の一声に満足したのか、二、三度頭を撫でた。やんわりとした動作がとても心地よかった。

「じゃあ、タケルくんがイッちゃうまで……おちんちん、いじってあげるね」

彼女はペニスを握ると、一気にトップスピードでのストロークを開始する。たまりきった先走りが溢れ、じゅぽじゅぽと濃密な音を立てながら包皮とともにスライドさせる。

「ううぅあ♡ ふっうあぁ、ぐっああっ、ああっああっ♡」

堪らない快感に俺は頭の中がスパークしていくのを感じる。気持ちいい。もう射精することしか考えられない。腰の底から熱いものがこみ上げ、射精管に満ちていく感触があった。

「ほらほら♡ お顔におっぱい押し付けながら、全力でおちんちんシコってあげるからぁ♡」

これまでとは比べ物にならない速度でペニスが扱き上げられる。ピンと張った乳首とともに大ぶりで豊かなおっぱいが俺の顔に軽く押し付けられた。

「っああっ♡ むううっ! ああっ♡ うああっ……」

コリコリとした乳首の刺激とクッションのような優しい乳房の感触。そして限界を超えるかのような手の動きによって精液のマグマが寸前まで上り詰めて今にも噴き出そうとしている。

「……私のことで頭がいっぱいになっちゃうように、ぜぇんぶ、射精しちゃえ♡」

セナの誘惑するような一声が引き金となり、俺は全身の筋力が一気に緩んでいくのを感じた。

「ああっ……♡ うあ、あ、ああっあ、う、射精

るぅ!」

絶叫とともに俺は射精した。自分でもわかるほど勢い良く精液が射出される。中空を舞った精液は空気で冷却されてから着地し、俺の身体を濡らしていく。

「……せ、セナぁ♡ くっううぅ、うう、うぅくっ♡」

かつてないほど激しく痙攣し、俺は糸の切れた人形のように静止した。全身が脱力して、カラダが自分のものではなくなってしまったかのような錯覚にとらわれる。無意識のうちに荒い呼吸だけを繰り返す。

「うわっ、すごーい。いま、すごく飛んだよ」

セナは驚愕と歓喜の入り交じったような無邪気な嬌声をあげる。彼女もココまでの勢いの射精を見るのは初めてなのかもしれない、と。白色に染まる意識の中で感じていた。視界の端では彼女の二つの膨らみが豊かに震えていた。

「ふふ、我慢した分いっぱい出せたね、えらいえらい♡」

セナは俺の亀頭を慰めるように撫でる。射精直後で敏感な亀頭は彼女が触れるたびに強烈な性感を俺に与え、意思とは無関係に身体をハネさせる。

「よしよし」

セナはいつものようにティッシュを取り出し、当然のように俺の射精を処理していく。随分と手慣れたものであっという間にキレイになった。

「ふふ、仕上げ♡」

セナは陰茎の裏側を指でひと撫でした。にゅるりと残った精液が押し出される。先端に僅かに溜まった精液を指ですくい取るとそのまま口に運んだ。

「今日もたくさん射精できたね、えらいぞ」

セナはそう言って俺の頭を優しく撫でた。まるで子供扱いだが、今はその扱いすら心地良い。彼女の温かな手のひらは俺に安心感を与えてくれる。魔法でも使ったかのように撫でられた箇所がじんわりとしたぬくもりに包まれていくような気分にさせてくれた。

「ふふ、お疲れ様。これで明日からも頑張れる、よね♡」

セナはそう言って俺の頬に口づけをした。ついばむような優しい口づけだった。

「……うん」

俺は全身に虚脱感を味わいながら、気がつけば再び眠りについていた。

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