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第十二話【おむつプレイ】-おいで、ママだよ

俺はなんとか上司への報告を終えて家路に急いでいた。手首の怪我は全治二週間。ママが知り合いの医者に都合をつけて貰った診断書を持って職場に提出した。

(あのハゲ……)

俺は錆びた階段を登りながら頭の禿げた中年上司の顔を回想した。嫌そうに書類を受け取るあの表情。

(あんな露骨に嫌がることないだろうよ……)

確かに悪いのはけがをした俺なのだが、好きでしたことではないだけにモヤモヤだけが頭のなかに残っていた。俺は左手でぎこちなく部屋のドアノブに手をかけた。

(カギ……開いてる)
「……ただいま」
「おかえり♪」

ママは当然のような顔をして俺を出迎えた。料理をしていたのかグレーのエプロン姿だった。鍋の中ではカレーが煮えているようでいい香りが漂ってきた。彼女は火を止めると、エプロンを外して俺を受け入れるようにして両腕を大きく広げた。

「おいで、ママだよ」
「ママぁ……」

俺は靴を脱ぐと、そのまま跪くようにして彼女に頭をあずけた。ふくよかな両腕で優しく抱きしめられる。顔に当たる乳房が温かい。耳を済ませるとママの鼓動が聞こえてくる。

「……よしよし、大変だったね。」
「うん」
「ちゃんと診断書出せた?」

俺が甘えた声を出すと、ママは優しく後頭部を撫でてくれた。彼女の手のひらの温度が心地よい。

「がんばったね……ちょっと重めに書いてもらったから、最低でも二週間はお休み出来るはずだよ」
「うん……休むように言われた」
「ふふ、良かった。ほんとはね、ママが書いて出してあげればよかったんだけどねー」

彼女が俺に渡してくれた診断書。知り合いの医者に頼んで書いてもらったものらしいが、それが一体どんな内容の診断書だったのかは俺にもわからない。ただ、書類を渡すとすんなりと申請が通った辺り、それなりに説得力のある内容の書類だったに違いない。

俺は何気なく彼女の胸から顔をあげた。ママはぞっとするような美しい微笑みを浮かべていた。

「さすがにそれは偽造になっちゃうしね」

彼女の表情はいつもどおり穏やかなものだった。はたから見れば変化には気づけないだろう。しかし、俺は気づいてしまった。彼女の中に一瞬だけ恐ろしいほどの冷酷さがこもっていたのを感じ取った。俺に向けられたものではないと理解はしていても背筋に寒気が走った。ぶるりとカラダが震えると緊張が緩んだのか尿意がこみ上げてきた。

「? タケルちゃん? どうしたの?」
「……ちょ、ちょっとトイレに……」
「待って」

ママは俺の手を取って静止した。それほど力がこもっているようには感じない。けれども俺はその手を振り払うことが出来ない。

「な、何?」
「いいものがあるんだよ」

彼女は唇を大きく釣り上げて微笑った。

* * *

俺は彼女に促されるがままにシートの上に寝かされていた。手際よくズボンが脱がされていく。あっという間に下半身を丸裸にされる。

「や、やめて……」
「ふふ、おとなしくしまちょうねー」
「そんなこと、本当にするのか?」
「今更“冗談でしたー”なんて言うわけないじゃない……それにホントはタケルちゃんもママの前でおしっこしたいんだよねぇ?」
「そ、それは……」

ママの言葉に反論できない自分が悔しかった。彼女が強いとは言っても、さすがに腕力は俺のほうが上だ。本当に嫌だったら突き飛ばすなり何なりして抵抗できる。
しかし、俺は未知の恐怖に対して声を震わせるばかりでそれ以上の抵抗をしていない。心のどこかで彼女の提案を受け入れていた。

彼女の提案が『おむつをしておもらしさせる』という恐ろしいものであるにもかかわらず、だ。

(俺は、本当は求めているのか……)
「はーい、あんよあげてー」
「うぅ……」

俺が指示通りに足をあげると彼女は紙おむつを履かせていく。普通の下着と変わらず簡単に着用出来たが、ゴワゴワとした感触はお世辞にも快適とは言い難い。

(この歳でおむつなんて……)
「はーい、上手に履けましたねー、えらいえらいー」

ママは慰めるようにして俺の胸を撫でた。温かな感触にわずかながらに緊張が緩むのを感じる。

「さぁ、遠慮なく、しーしーってオシッコしていいよ」
「え、遠慮なくって……」

彼女の積極性に俺は動揺していた。こんなことを求めるのも謎だし、実行しているということにも驚愕を隠しきれない。

──Chu♡
ママは俺を安心させるように柔らかく唇を重ねた。わずかな接触にもかかわらず、口先に確かな温もりを感じる。

「ふふ、落ち着いた?」
「う、うん……で、でも、おしっこなんて出ないよぉ……」
「大丈夫、ちゃんと出るから、ね♡」

ママは排尿を促すように俺の下腹部をさすった。じんわりとした人肌の優しい暖かさ。柔らかな感触に危うく膀胱が緩みそうになる。

「タケルちゃん、温泉でおもらししたこともあったよね?」
「う、うん……」
「ママの前でおしっこしたこともあったよね?」
「あった……」

ママは過去の俺の失態を回想させる。どちらもはっきりと覚えているほど屈辱的な体験だった。

「今日はそれをおむつの中でするだけ、ほら、何も変わらないよ?」
「か、変わらないってことは……」

俺は反論しようとして言葉を飲み込んだ。ママはとろんとした優しい瞳で俺を見つめる。母性愛に満ちた笑顔は俺の心に自然な安らぎを与える。

「で、でも……」
「いいんだよぉ? ママはそんなタケルちゃんも大好きだから。だからお願い。ママが見ていてあげるから、いーっぱいしーしーっておしっこしようね」

俺の中で理性と本能がせめぎあった。躊躇はある。しかし、尿意はすでに限界に達していた。

(ま、ママだって望んでいるんだ……)
「ほ、本当に、していいのか?」
「いいよ、ママを信じて、ね♡」
「……」

俺は理性に逆らうようにして下腹の力を意図的に緩めた。初めはチロチロとした漏れ出るような感触だった。漏らさないように訓練した幼少期の体験に抗うようにして、尿道を緩めていく。

気づけば俺は失禁していた。
──しょわぁぁぁぁ、という音が聞こえてきそうな勢いでおむつの中に小水を漏らしている感覚があった。

(漏れてる、おしっこ、漏れてる)
「あは、タケルちゃんプルプル震えて……かわいい♡」

俺は途方も無いことをしているという罪悪感で頭が真っ白になった。さらに失禁しているにもかかわらず、全く股間に湿った感触が無いのが不気味だった。パッドが吸水しているのだという理屈は理解していても、脳がその現象に追いついていない。

(うわ……うわ……出てるのが、わかる)

俺は困惑の中で排尿を終えた。体内の尿をすべて排出したにもかかわらず、濡れた感触は全く無かった。代わりに股間の辺りがふくらんでいるのがわかった。意識した途端、俺の中に泣き出してしまいそうなほどの羞恥心がこみ上げてくる。顔に熱気が走り、一気に赤くなっていくのが自分でもわかった。

(俺、本当に漏らしたんだ……)
「あーん、泣かないでー。今、ママがおしめ換えてあげまちゅからねぇ」

彼女はゆっくりと俺のおむつを外した。むっとした強いアンモニアの臭が広がる。俺は臭いに眉を潜めながらママを見た。

(やっぱ、結構臭うな)
「うわぁ、くさぁい。ふふ、パッドの部分すっごく膨らんでるよ」
「い、いやぁ……恥ずかしい」
「黄色いオシッコ、いーっぱいしーしー出来たねぇ♡」

彼女は丁寧に処理を続けながら、俺の排泄物を見て恍惚とした表情を浮かべていた。まるで俺が目の前でおもらしをしたことが愉しくてたまらないという雰囲気だ。

「ま、ママは……」

俺はたまらず口を開いた。彼女は事前に用意していた処理用のグッズを並べながら愛らしく小首をかしげた。

「ん?」
「い、イヤじゃないのか……」
「ふふ、嫌だったら初めからしないよ。私はね、嬉しいの」

ママの表情に嫌悪感は全く伺えない。俺との対話を続けながらも手早く濡れた股間を処理していく。ウェットシートのひんやりとした感触が心地よかった。

「嬉しい?」
「そう、嬉しい。ママはねぇ……タケルちゃんが赤ちゃんみたいに私に甘えてくれるのが愉しくてたまらないの♥」

彼女は微笑った。魔性の淫靡さと支配欲と母性と庇護欲がごちゃまぜになってしまったような複雑な笑顔。こんな笑い方をする女性を俺は星奈
ママ
しかしらない。

彼女の中にある支配欲を認識した途端、俺の中で興奮が湧き上がってきた。母であり、恋人であるという矛盾が、俺の中で倒錯した興奮を生んでいた。

「あらぁ? タケルちゃん、おむつ替えただけなのに……おちんちんおっきくなっちゃいまちたねー」

ママは処理を終えると俺のペニスを指先で優しくつまんだ。意識すると先端に熱が通っていくのがわかった。

「ママにおちんちん握られて興奮しちゃった? ダメでちゅよぉ? 子供はおちんちんおっきくならないんでちゅよぉ♥」

ママはきれいな黒髪をかきあげた。アンモニア臭に混じって、シャンプーの優しい香りがふわりと漂った。俺の股間を中心にベビーパウダーを塗っていく。サラサラとした独特の感触が不快感を拭い去ってくれた。

「今日はタケルちゃんとっても上手におむつにおしっこ出来たから、ママがいっぱいご褒美あげちゃう」
「ご、ご褒美……?」

ママは黒色のタートルネックセーターを躊躇なく脱ぐ。ピンク色のレースのブラジャーに包まれた胸が存在を主張した。ブラジャー越しでもわかるほどたわわな胸はいつ見ても迫力がある。

「ふふ、ママも暑くなってきちゃった♡」

彼女は手を後ろに回すとブラのホックを外した。ブラジャーを脱ぐと、ぷるんとした形の良い乳房とピンと張った美しい乳首が顔を覗かせた。

俺が胸に見とれていると、ママは何の躊躇もなく俺の下半身に顔を埋めた。そしてアイスでも舐めるように俺のペニスに舌を這わせた。

「れろぉ♡ ふふ、やっぱりちょっとオシッコ臭いね……あん、ふふ、クセになっちゃいそう♡」

彼女はうっとりとした顔のまま、陰茎を下から上へと舐めあげる。まるで血流を促すかのような動作に俺のペニスはみるみるうちに硬さを増していく。

「だ、ダメッ、き、汚い……」
「ぺちゃ、れろぉ♡ ん? 女の子みたいなこと言うんだね。気にしなくていいよ」
「お、オシッコしたばっかりなのに……」
「ちゃんと拭いたから大丈夫、ちゅっ……♡」

彼女は大きく音を立てるようにして亀頭にキスをした。触れられた場所からじんわりと暖かさが広がっていく。上は裸なのに、下は青色のインディゴデニムを履いたままという光景がなんとも扇情的だった。

「ふふ、タケルちゃんはおちんちんもかわいいね、いっぱいキスしちゃう♡」

──ちゅっ、ちゅっ、ちゅっ♡
彼女はリズミカルに亀頭、陰茎、睾丸と俺の性器を手で固定しながらまんべんなく唇で愛撫していく。触れるたびに性感が刺激され、腰が小刻みに震えた。俺の亀頭から透明な先走り汁が溢れる。

「あっ、あっ♡ ママっ、ママっ♡」
「ふふ、お汁漏れて来ちゃったね。美味しそう……あーん♡」

ママは漏れ出る汁を逃さないと言わんばかりに先端を咥えた。唇を動かしまるで味わうようにしながら、溢れる体液が飲み込まれていく。

「んちゅ、んちゅ……♡ ぷはぁ♡ どう? タケルちゃん、ママにおちんちんしゃぶられるの、好きなんでしょう?」
「うわぁ……好き、ママのお口、暖かくて気持ちいい♡」
「ふふ、じゃあこういうのはどうかな? ちゅっあむっ♡」

──♡れろれろ♡♡ー れろれろ♡ー ♡♡れろ♡れろー れろ♡れろれろれろー れろれろ♡
ぬらぬらとした彼女の舌苔に亀頭が蹂躙されるたびに、俺の脳に快楽の電流が走った。たっぷりとした唾液の海にペニスが浸されていく感触がある。

「あぁ、それぇ♡ いい♡ すごく気持ちいいぃ♡」
「嬉しい……れろれろ♡……もっと感じて良いんだよ。ママがたっぷりご奉仕してあげるね♡」

──ずずっずぶっんちゅんぐっずぶっちゅっ。彼女は指先で俺の根元を固定すると、ペニスを咥えたままゆっくりと顔を動かした。ストロークするたびに彼女の口内で唾液と先走り汁が合わさって、恐ろしく淫靡な水音が結合部から漏れた。

「んふ、んちゅ、んっ……♡」
(ママのフェラしてる顔、すごくエッチだ)
「ほら、タケルちゃんも……ママのおっぱい触ったりして良いんだよ?」

俺の手を自らの胸に誘導する。軽く指先を動かすとママの乳首が勃起しているのがわかった。乳房は弾力があり、俺の手の中で自在に形を変える。

「ふふ、そうそう。ママのおっぱいはタケルちゃんが甘えるためにあるんだから、好きなように甘えていいんだよ?」
「あぁ、ママのおっぱい……」

彼女はそう言ってから、ピッタリと口をすぼめるようにして俺のペニスをくわえ込む。動作もさることながら、日常からは連想できないような淫靡な表情にゾクリとした快感が走った。視線を動かすと着衣のままのお尻が見えた。デニム越しだというにもかかわらず、大ぶりのヒップはその肉感を激しく主張していた。

俺はたまらなくなって、少しだけ上体を起こすと彼女の臀部をかすかに撫でた。ストレッチ素材のデニム越しに彼女の柔らかさを感じる。

(ママのお尻もすごい、デニムにピッタリとくっついて……きれいな形なのに柔らかいのがわかる)
「んふぅ、ぷはぁ……♡ ふふ、タケルちゃん、お尻も好きなの? いいよ、いっぱい触って……こっちはもっと激しくしちゃうね、あむ♡」
「ふっ、ふっ、うっ♡ ママの舌、ああっ、ああっ♡ 敏感なところに触れて、はぁ、ああっ、う♡」

だんだんと加速するようにして彼女の動作は激しさを増していく。俺が視線を向けるとママはフェラチオを続けながら、優しく目元を緩ませる。

「ぷはぁ……♡ ふふ、タケルちゃんのおちんちんかわいい……あむっ♡ ママのお口の中で暴れてるっ♡」
「はぁっくっあ♡ ママのフェラ、すごいよう、ちんぽ、熱くて……ぐっ、溶けそうだ♡」
「いいよ、ママのお口でいっぱいぴゅるぴゅるってしてぇ、タケルちゃんのおちんちん。甘やかしてあげる♡」

──んふん、ちゅじゅ、ぷっん、ふんぐっ、れろじゅ、ぷっ、れろ。
彼女は俺の感じるところを熟知していると言わんばかりにストロークしながら敏感なところを攻め立てていく。亀頭、裏筋、陰茎……時折、睾丸への愛撫も織り交ぜなながら決して単調にならないように俺を徹底的に感じさせていく。

「ふっくっ、ママぁ、ああっ、すごいよぉ、あ、はぁっ……いっぱい、感じるぅ♡」
「ちゅっんぐっじゅぷっ……♡ んぅ、そろそろ出そう?」

ママは一度口を離すと俺の目を見て優しく問いかけた。彼女の言うように俺は絶頂が近づいていた。

「う、うん、出そう、ふっはぁふっはぁっ♡」
「やっぱりね……イキそうになるとタマタマ、きゅっきゅっってなっちゃうもんね」

ママは俺の睾丸をさわさわと撫でた。温めるように手のひらで転がしてから、再び俺のペニスを咥えた。彼女は猛りきった俺の竿を口いっぱいに含んで、音が出るほど激しく前後にストロークさせる。

「んっん、ぐっん、むちゅっ、じゅぷっ、ちゅっ♡」
「ママ、出ちゃう、白いの、出ちゃうゥゥ♡ あ♡あああー あ♡ああー ♡♡あ♡ー ♡ああー ♡♡あ♡あー あ♡ー」
「んふ♡ー んふ♡ー ♡♡ー」

彼女は俺へ返答する代わりにひときわ激しく頭を動かした。左手は睾丸に添えられ、マッサージをするかのように柔らかく握り込まれる。まるで精子を送り出されるかのような動作だった。

(あぁ、もう、駄目だ。イクっ、射精するっ♡)

俺は射精するタイミングで大きく腰を打ち出した。

次の瞬間。

──びゅるびゅるびゅるっ……と。
ペニスの先端から勢い良く射精する感覚があった。腰が震え俺は一気に絶頂に達する。視界が白く染まり何も考えられないほどの快楽だけに支配されていく。全身が痙攣し、二度三度と溜め込んだ精液を吐き出していく。

「ママぁ♡ あぁああっうっ! あぁううぅ♡」
「んんっ、うぅん……♡」
「あっ、ああ……出てるぅ……ママに精液、吐き出してるぅ……♡」

俺はママの喉奥に向かって精液を吐き出し続ける。彼女はペニスから口を離すこと無く、俺を見つめながら自然な動作で喉を鳴らす。

(ママ、精液を……飲んでる)
「ぁん……コクン。ふぅ……ごちそうさま♡ ふふ、タケルちゃんはこっちも勢いが良いね♡」

ママは口元の唾液を拭うと、怪しい笑みをこぼした。ぷっくりとした唇が濡れて光を反射した。整えられたきれいな前髪は乱れ、額には珠のような汗が浮かんでいた。

「ま、ママっ……」
「うんうん、タケルちゃんが気持ちよくなってくれてママも嬉しいよ」

ママは俺の頭を優しく撫でると、ゆっくりと唇を重ねた。求め合うように深く情熱的なキスを交わした。彼女の唾液からは青臭い精液の匂いがした。

「うん、ママのフェラ好きぃ……」
「ふふ、ありがと。嬉しい♡」

俺は甘えるようにして彼女に抱きついた。ママは俺の頭を抱きかかえるようにして優しく受け入れた。両頬に感じる柔らかな生乳の感触が気持ちよかった。

(ママが居るんだ……どんなことだって、越えられるさ)

抱えていた不安感は全く無かった。ママと一緒なら乗り越えられる。俺は心の底からそう思った。

* * *

しばらくして服を着替えていると、ママのスマホが震えた。彼女は俺を手で制すような動作をしてから通話ボタンを押した。

「もしもし? 小早川です。あ、うん。うん、それは……うん」

何やら話し込んでいるようだ。俺は指示通りおとなしく待機することにした。

「彼氏に聞かないとちょっと……うん、そっちはダメなの? わかった……」

ママは神妙な面持ちで通話を終えた。先程の淫靡さがウソのような真面目な顔で問いかける。

「突然で悪いんだけど……タケルちゃん、お引っ越し出来る?」
「え?」

あまりにも唐突な提案に俺は唖然とするしか無かった。

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