第十八話【膣内射精】-あなたの全ては私のもの
夕食と入浴を終えたボクは寝室で大の字になって寝転んでいた。眠気で気が緩んだのか、頭の中で不意に昼間の一言が蘇った。
──仕事やめませんか?
彼女の一言はボクの心に深く突き刺さっていた。
元々好きで始めたわけじゃない。いつもように辞めたいと思っていた。だからこの申し出はとても良いことなのだと思う。
一方で一人の人間としてそんなことを受け入れていいのかという迷いがあった。
ガチャリとドアが開いた。身体を起こすと、パジャマに着替えたママの姿があった。湯上がりということもあって、全身にはほのかに熱気が残っている。
「難しい顔して、どうしたの?」
「ママ……」
ボクが呼ぶとママは隣に可愛らしく座った。高めの体温と一緒にシャンプーの優しい香りがした。
「なぁに?」
「仕事のことなんだけど……」
「うん」
ママは穏やかな表情を浮かべたまま、ボクの言葉を待っている。ボクは意を決して口を開いた。
「や、辞めても……いいのかな?」
「いいよ」
即答だった。昼間言ったように冗談ではなく、その意志は変わらないらしい。
「本当に、いいの?」
「いいよ? タケルちゃん一人くらい私が養ってあげる。タケルちゃんはお家にいて。何もしなくていいの。ただ私のことだけを愛してくれればいい」
真っ直ぐな瞳からは偽りを感じない。彼女のあまりにも真っ直ぐな想い。もし、ボクたちの性別が逆であれば、プロポーズと言ってもいいだろう。しかし、ボクが男でママが女という現実が自分の中で躊躇を生む。
「で、でも、本来、ボクが養うべきなんじゃ……」
「ねぇ、タケルちゃん。それは違うよ」
「え?」
「男が養う、なんて価値観は古いよ。今でも私のほうが収入多いんだから……それに、子供が親に養われるのは当然でしょう?」
ボクは自分の不甲斐なさを実感した。同時に彼女のなんと頼もしいことだろう。
「そんな顔しないで、私はね、タケルちゃんのことを誰よりも愛している。だから、タケルちゃんを失わないためなら……養うくらいなんでもないよ」
「ママ……ありがとう」
「うぅん、いいよ。昼間も言っちゃたように私も配属先がどこになるかわからないし、そのときにバタバタするよりずっといい」
それは彼女が大学を卒業してからの話だ。しかし、彼女はその先を見据えてボクと接していたのだ。
「それにね……私は、タケルちゃんのすべてが欲しいの」
「え?」
「笑顔も泣き顔も怒る顔も……全部私のもの。タケルちゃんが感情を向けていい相手は私だけ」
ママは独り言のようにつぶやいた。微笑んでいるが何かが違う。底冷えのするような狂気的な笑みにボクは肌が粟立つのを感じていた。ママはボクの頬に手を当てた。肉付きの良い手からじんわりとした熱が伝わってくる。
「ま、ママ?」
「私ね、ずっと怖かったんだ。こうして付き合っていても、あるいは結婚しても私の見えないところでタケルちゃんの気持ちがどこかに行っちゃうんじゃないかって……」
ママはボクを強く抱きしめた。反射的にボクも抱きしめ返した。ママの身体は柔らかくて暖かかった。何度か呼吸を繰り返す。
「だからね、恋人よりも深い存在。家族になれば、うぅん、親子になれれば絶対に絆は切れないんじゃないかって思ったんだ。だからタケルちゃんはママと一緒にいるの。どこにも行っちゃダメなの」
「ボクは……どこにもいかない」
「うん、わかってる。ありがと」
寝室には静寂が流れる。二人の吐息以外は何も聞こえない。暫くの間抱き合ってどちらともなく身体を離した。
「ねぇ、タケルちゃん。えっちしよ」
「え……でも……」
「私がセックスしたいの。イヤ?」
ボクは大きく首を横に振った。それを肯定と受け取ったのかママはのしかかるようにして身体を預けてきた。体重に押されボクは仰向けに倒れてしまった。ちょうど馬乗りになるような姿勢に戸惑っていると、彼女は強引にボクの唇を奪う。
──くちゅっ、くちゅっ。
わざと大きく音を立てるようにして唾液が送り込まれていく。ボクは抵抗せずそれを受け入れる。情熱的に唇を交わすと、満足したのかゆっくりと口先を離す。
「ま、ママ……」
「あぁ、タケルちゃん。とろけている顔もカワイイ……ふふ」
ママはパジャマを脱いだ。ブラジャーに包まれた大きな胸が震えた。ブラジャーを外すと、ぷるんと瑞々しいおっぱいがこぼれ出た。何度も口に含んだことのある肉色の乳首。見とれているボクを尻目にママはズボンに手をかけ、あっという間に下着一枚になる。そして、その薄布もためらいなく脱いでいく。
「ほら、見て……ママのパンツ、タケルちゃんとキスしただけでこんなに濡れちゃった」
彼女は惜しげもなく自らが脱いだ下着をボクに見せつけた。クロッチの部分が目に見えて湿っていた。
まだ真新しいのかピンク色の下着の裏側には全く汚れがない。
「タケルちゃんも苦しそうだね……ママが脱がせてあげるね」
股間を下着の上から優しく撫でられる。くにくにと触れられるたびにペニスは固くなっていく。先走りが漏れ出し、パンツに染みた。
「ふふ、今パンツのなかでどんなことになっているのかなぁ? ママに見せて」
ママは有無を言わさず下着を脱がせた。ぷるんとペニスが露出する。勃起したペニスは空気に触れるだけで反応しビクビクと震えた。
「うわぁ……もうこんなにおっきくなってる。ママとすること想像して興奮しちゃった?」
「う、うん……」
「タケルちゃんのえっち、おちんちんからイヤラシイ臭いしてるよ」
ママはペニスに鼻を近づけて臭いをかぐと、嬉しそうに身体をくねらせる。彼女がめったに見せない年相応の明るい動作だった。
「ちょっと待っててね」
ママは手を伸ばして枕元のポーチを漁る。ガサガサという音がしたあと、何かを手にしていた。ピンク色の袋、紛れもなくコンドームだった。ママは袋を口で咥えると、そのままキスをするような姿勢でボクに差し出した。
「ん♡」
「ん……」
ボクは反射的に唇でゴムを受け取る。全く触れていないのにドキドキが止まらない。
「えへへ、こういうのもコーフンする?」
「う、うん……」
ボクがうなずくとママは小悪魔のような笑顔を浮かべた。ボクは心拍を抑えながら、震える指先で袋を破いた。ぬるりとしたコンドームが袋の中から出てきた。
「私がつけてあげるね」
「あっ……」
ママはボクからかすめ取るようにしてゴムを奪うと、淀みない動作でボクのペニスにゴムを着けた。ぴっちりとしいてぬめりのあるゴムの感触はどこか窮屈だ。
「よいしょっと……」
ママはボクの上にまたがった。そのままペニスに向かってゆっくりと腰を下ろしていく。
「ママ……そんな、いきなり挿れて大丈夫なの?」
「心配してくれるんだ、ありがと。大丈夫だよ……ちゃんと濡れてるから」
──ずぶり。
ママの膣は驚くほど簡単にペニスを飲み込んだ。じっくりと味わうように進行し、根本までしっかりと咥え込む。互いの陰毛が触れ合うのがわかった。
「ほら、私のおまんこがタケルちゃんのおちんちん、飲み込んじゃった♡ ぁん」
「あぁ、ママっ……!!」
久しぶりに味わうママの感触。膣内の柔らかさと温かさをゴム越しでもはっきりと感じる。ボクが身体を震わせるとママの口から甘い吐息が漏れた。
「ぁん……タケルちゃんのおちんちん硬いよぉ♡ ふふ、セックスは久しぶりだね」
「んっ……あぁ、ママのおまんこ、あったかい」
ママは挿入したことを確認するかのようにお腹を撫でた。きゅっとペニスが圧迫され、簡単に射精しそうなのをなんとかこらえる。
「お腹の中でビクンビクンって……我慢してるの? 射精しちゃっても良かったのに。頑張るんだね」
「うぅ……」
「じゃあ動くね?」
ママはゆっくりと腰を動かし始めた。体重をかけて騎乗位での上下運動を繰り返す。
──ぱん、ぱん、ぱん。
互いの腰がぶつかりあうたびに、部屋の中に淫猥な水音が響いた。性器同士が衝突するたびに少しずつ、けれども確実に互いの性器の臭いが強くなっていく。
「んっ♡ どう? タケルちゃん? 私のおまんこ気持ちいい?」
「う、うん。ママのおまんこ、気持ちいいよ。あぁ、すごい、ちんぽ気持ちいい♡」
「良かった。タケルちゃんはもう何も考えなくていいの。私のことだけを考えて、私に甘えてくれればいいの」
ママは膣奥に押し付けるようにして腰を前後に動かす。これまでとは異なる押し付けるような腰つきにペニスが激しく震えた。
「あぁっん♡」
「んっ……だって、私はずっとタケルちゃんにそうなってほしかったんだから」
腰が前後するたびに、ママの唇からいやらしい吐息が漏れた。額には汗が浮かび、キレイに揃えられた前髪が張り付いている。身体が動作するたびに大きなおっぱいが震えた。乳首は勃起しており、先端からわずかに母乳が滲んでいた。
「ママっ、ボクはっ……」
「私だけを愛して。私もあなたを愛するから。恋人として、妻として、そして、母として……」
ママはボクを見下ろした。優しく、けれども圧倒的に支配するような笑顔がそこにあった。
「あなたの全ては私のもの」
ママはペニスが抜けないように注意しながらボクの頭を抱きしめた。ふくよかな両胸が顔面に押し付けられる。圧迫によって母乳が染み出した。濃いミルクの香りが互いの性臭に交じる。生々しい動物的な香りに包まれながらボクたちは激しく結合する。
(ママのおっぱい、あったかくてふかふかだ。いつまでも包まれていたい)
ママの胸に包まれながらボクはくぐもった声を上げた。ママは身体を起こすと上下の運動を激しくした。腰がぶつかるたびに胸が震え、染み出した母乳がポタポタと飛び散る。
「あっ♡ ママっ、好きぃ♡」
「ふふ、ママも好きだよ……ヤダ、いっぱいお乳出ちゃってるぅ♡」
「うぅ……おっぱい……」
ボクは薄弱な思考から、たまらず乳房に手を伸ばした。軽く増えただけなのに乳首からは母乳が漏れ出た。ポタポタと垂れて指先を濡らした。
「アハ♡ もっと激しくしてあげるね」
ママは母乳にかまうこと無く一段と激しく腰を上下させる。
──パンっ! パン! パパンっ!!
互いの性欲を叩きつけるような激しい動作。ふと見ると結合部から白く泡立った愛液が漏れているのがわかった。エロティックな光景にボクのペニスは一段と硬度を増していく。睾丸がきゅっっと引き締まり、一気に射精へと向かっていく。
「ママっ、ダメっ、激しいっ! 出ちゃう、出ちゃうぅ♡」
「いいよ、射精して。タケルちゃんのおちんちんから私のおまんこに精液注いで」
「あっ、あっ、あぁあっ、スキッ、ママっ、愛してるぅ♡」
「私もっ、んあっ、タケルちゃん……好きぃ……あっんんっ♡」
「イクっ、イクぅ! う♡」
──どくんっ♡ びゅるるるーっ♡ びゅーっ♡ びゅーっ♡ どぴゅっ♡
頭の中が真っ白になる。ボクは本能的にママの太ももを掴むと、腰を突き出してペニスを押し込んだ。どくんどくんと激しい射精を繰り返す。しばらく痙攣してからようやく射精が終わった。
「あっ……あぁ……はぁはぁ♡」
「あは、いっぱい出てるのわかる。タケルちゃんのおちんちん、私の中で暴れてるのがわかるよ」
ママはうっとりとした笑みを浮かべて、ボクの射精が終わるまで待った。
──じゅぽ。
射精を終えると、自然と力の抜けたペニスが膣内から抜けた。ピンク色のゴムがついたペニス。その先端を見てボクは目を見開いた。
「…………え?」
絶句する。ゴムの先端からは白い精液が漏れ出していた。しばらく凍りついていると、ママの膣内からどろりと白濁色の液体が漏れ出るのがわかった。
「ぁん♥ ふふふ♥ ゴム、破れちゃったみたいだね」
ママは別段慌てた様子もなく、ニコニコとした笑顔を浮かべたまま、コンドームを引っ張った。
──ぱちん。
驚くほど軽い音と共にゴムが外れた。やはり破れた先端部分から精液が漏れ出ている。
「もったいない、ん、ちゅぅ」
ママはゴムに口をつけると中に溜まったザーメンを吸い出した。そして、いつものように喉を鳴らして精飲する。
「ま、ママ……ごめん、ボク、その、膣内で」
困惑しながら謝罪する。まさかしている最中にゴムが破れるなんて思ってもいなかった。
ママは怪しく微笑むとボクに軽く口づけをした。甘い唾液と生臭い精液が入り混じった味がする。
「ふふ、気にしなくていいよ。破れちゃったのはタケルちゃんの責任じゃないから」
「で、でも……」
「じゃあ、約束ね。タケルちゃんは私に膣内射精しちゃった悪い子だから、もうママ以外の女の人で射精しちゃダメだよ?」
「う、うん」
彼女の勢いに押されてうなずいた。
「タケルちゃんの身体は全部ママのモノ。これからはちゃんとママの言うことを聞いて生活すること、出来るかな?」
まるで幼子に言い聞かせるような口調だった。しかし、ボクは彼女への罪悪感からうなずくことしか出来なかった。
「や、約束する。出来るから」
「ふふ、いい子だね」
ママは満足そうに目を細めた。ゆっくりと手を回してボクを抱きしめた。ふいにママの舌先がボクの耳に触れた。ヌラリとした感触にボクはビクンと身体を震わせる。
「まっ、ママっ……っ」
彼女は吐息混じりの色っぽい声でボクに囁きかけた。
「ね、せっかくだし、次は生でしてみる?」
「だ、ダメだよ、そんな……妊娠したら」
「大丈夫、ちゃんと避妊用ピル持ってるから……あんまり飲みたくないけど、一回出したら二回も三回も変わらないよ……それに」
ママはボクの耳を口先で甘噛した。耳たぶをやわらかな感触が襲う。甘い性感が背筋に寒気となって走った。
「あぁん……」
「タケルちゃんだって本当は膣内射精
なかだし
してみたいんでしょう? 男の子だもんね。ママとセックスしたいよね?」
誘惑するような甘い声だった。脳内の理性をすべて溶かし尽くすような声にボクは耐えきれず、そしてうなずいた。見る見るうちに股間に熱が灯っていくのがわかった。
膣内射精
なかだし
という単語に本能が揺さぶられたのは疑いようもなかった。
「……し、したい」
「うん、何がしたいのかな? ちゃんとママに聞こえるように言って」
「な、膣内射精
なかだし
したい。ママとえっち……したい。赤ちゃん作りたい」
「よく言えました♥」
ママはボクの頭を撫でた。大人扱いなのか子供扱いなのか全くわからない。ただ一つ言えることはボクはママとセックスがしたい。かつて身体を重ねることが恐怖だったのが嘘のように思えるほど、彼女の身体を求めていた。
「おちんちんはもう……準備万端なんだね」
現金なものでボクのペニスは再び硬さを増していた。ママはペニスを握って外陰部にあてがう。
「じゃあ、二回戦スタート……ふふ、嬉しいな。タケルちゃんがこんなに立派になっちゃった♥」
一度目と同じようにママはゆっくりと腰を下ろしていく。性器同士が擦れあい、じゅぷりと音を立てて挿入された。
「あっ、ママのおまんこに、ちんちんが……」
「そうだよ? 挿入しているの、わかる? ゴム無しだとやっぱり気持ちいい?」
「う、うん……全然、違う」
たった薄いゴム一枚だけの差。しかしそれはボクにとって途方もない差に感じられた。陰茎に伝わってくる熱が明らかに違う。膣内のうねりも、愛液の温かさも、そしてママの愛が一切隔てるもの無くボクのカラダに伝わってくる。
「ふふ、今夜はもう、眠らせないからね。朝になるまで、何回イケるか……試そうね♥」
ママはボクの上で腰を振り始めた。
──ぱんっ♡ ぱんっ♡ ぱんっ♡
再び互いの腰がぶつかりあう。一回目の体液が潤滑油となって、驚くほどスムーズにピストン運動が繰り返される。愛液と精液が混ざり泡立った股間からは、生臭い香りが漂っていた。
「いいよ、タケルちゃんのおちんちん、気持ちいい♡ ふわっ、ふわっ、んんっ♡」
「ふっ、ううぅ♡ ママのおまんこ、すごい。さっきより、締め付けてくるぅ」
「これっ、ああっ♡ もう、私のものだからね、あっんんっ♡」
互いに成り立たない会話を繰り返す。理性はとっくに飛んでいた。ボクもママも獣のようにお互いの性器を求め続ける。気持ちよさのあまり結合部の感覚が無くなりかけていた。
「んっ、ああ、タケルちゃん、好きぃ♡」
「ボクも、ママぁ♡ 大好きぃ」
──んちゅぅ、ちゅぅう、ちゅぱ♡
貪るようにして唇を何度も重ねた。互いの唾液が混ざり合い、口内を蹂躙していく。たまらず身体を動かして座位の姿勢になってママを抱きしめる。
「ママっ、ごめん、もうぅ……もう射精しちゃう……」
「あはぁ、二回目、なのにぃ……♡ 元気なんだね、いいよ、男の子はぁ、元気が一番。ママ、嬉しいぃ♥」
「あっ、ママっ、あぁ……ほ、ほんとに……っ、出ちゃうぅよ」
初めて味わう膣の感触のペニスが耐えられなかった。二度目とは思えないほどの射精への欲求が股間を襲っている。
ママは抱きつくようにしてボクの背中に足を絡めた。そのまま動物的に腰をグラインドさせる。
「いいよ、射精して。タケルちゃんの精液、全部ママがおまんこで受け止めてあげる♥」
「あっ、あっ、あっ、でちゃう、イッちゃうぅ」
「おいで……んぅう♡ 中出ししてぇ、ママのおまんこ、タケルちゃんの精液でいっぱいにしてぇ♡」
「ママっーあー好きぃ、大好きぃ♡ うっ♡」
ボクは射精した。ママの膣の一番深いところめがけてザーメンを放った。
──びゅーっ♡ びゅーっ♡ どぴゅっ♡ どくん♡ どっくん♡
人生ではじめての中出し。ママの膣内でペニスがホースのように暴れまわっているのがわかる。心理的な快感のあまりたまらず声を漏らした。
「うっ、うっ、うぅ♡ すきぃ……」
「あっ、あぁ……すごい、精液、おまんこにいっぱい出てるのわかるよ♥ タケルちゃんの精液、私の膣内で泳いでる♥ 気持ちいい……」
あまりの快感にボクは激しく腰を震わせた。どくどくと精液が送り出されるのがわかる。
しばらく身体を重ねて、ようやく射精が収まった。
「ふふ、いっぱい出せて偉いね」
ママはボクの頬に優しくキスをする。力の抜けたペニスが自然と膣から抜けた。彼女はそれを確認すると、少しボクから身体を離した。
「ほら、タケルちゃん見てみて」
声に誘われて見ると、ママは布団の上でM字開脚をして自らの性器を押し広げていた。サーモンピンクの膣内から、とろりと精液がこぼれてきている。
「これ、ぜぇんぶタケルちゃんの精液だよ」
ママはうっとりとした顔でお腹を擦った。しなやかな指先の動作はあまりにも扇情的だった。
「うふふ……今日はもっとしようね。どっちかがもう無理って言うまで……うぅん、もう無理って言っても限界まで、しよ♥」
「ママっ、ママぁ……」
「そうそう、今までしてこなかったんだもん。壊れるまでしようね」
ボクは求めるようにして彼女に抱きついた。ママは腕を広げてボクを受け入れる。母親では出来ない、恋人にも出来ない、妻であっても出来ない。恋人でありながら母親であるという矛盾。
それは彼女の求めた愛の形であり、ボクが望んだ理想の関係だった。
気づけばボクは彼女の乳房を口に含んでいた。ちゅうちゅうと音を鳴らして吸うと、当たり前のように母乳が吹き出してくる。味はしない。しかし、暖かくボクの心を落ち着かせていく。
(セナ、ボクだけの……たった一人の恋人
おかあさん
)
「ふふ、甘えん坊さん……大好きだよ♥」
ママの一言でボクは股間に再び熱が灯るのを感じた。
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