第2話:決闘と童貞喪失と生オナホ
「ねえオタクくん、伊妻さんに決闘申し込まれたってほんと? クラス中……どころか、学園中の噂になってんよ〜?」
「ほんと。先にイかせたら申し込まれた。マジヤバい」
「マジか〜。どうやったん? もしかしてオタクくん、超絶手マンテクの持ち主だった?」
「は、はは……。そうかも」
数日後の愛撫実習室。
偶然にもペアになった夏目さんと、カプセル部屋の中に入り、実習を始めるでもなく、だらだらとそんな会話をする俺。
───伊妻さんに決闘を申し込まれてからというもの、その話はあっという間に学園中を駆け巡り、俺は一躍時の人となってしまった。
廊下を歩けば視線を感じ、ひそひそ話をされる。
内容も聞こえてきて、「ほらあの子が決闘を申し込まれた……」とか、「かわいそうにあいつも廃人になるのか……」とか、哀れむ声が多数だ。
教室には件の伊妻さんが待ち受けて、四六時中俺に恐ろしく冷たい視線を向けてくる。
眼鏡のお陰で負けない自信はあるにせよ、あまりの圧の強さに、うっかり何度もトイレに立ち上がってしまうくらいだ。
そんな中、唯一落ち着けるのがこの夏目さんだ。今までと変わらず話しかけてきてくれて、不慣れな俺の力になってくれる。
今日は偶然とはいえ、こうして二人っきりになれた。それがどれほどありがたいか。
「ねえねえ、決闘っていつやるの?」
「明日」
「うおっ、もう目の前じゃん。大変だね〜」
「ほんとだよ。どうしてこんなことになったんだか……」
「でも名誉なことじゃん、あの伊妻さんの方から決闘を申し込まれるなんてさ〜。彼女が申し込む側になるの、たぶん初めてなんじゃないかな?」
「そうなのか?」
「うちの記憶の中では、たぶん初めて。みんな注目しそうだね〜」
だんだん自信がなくなってきた。
この前の愛撫実習で勝てたけれど、本当に次も勝てるのだろうか。
頼むよ魔法の眼鏡。ほんと、マジで。
「さて、そんじゃお喋りはそろそろやめて、プロフィール交換すっか〜」
「よろしくお願いします」
「はいはい、よろしくお願い……って、あらら? オタクくん顔写真と名前くらいしか登録されてないよ?」
「あ、ああ……、他のは伊妻さんが計測して登録してくれるって言ってたけど、まだしてなかったのか」
「なるほど、登録を忘れるくらいイかせちゃったってこと? マジ凄いじゃ〜ん」
「いやあ……まあ、偶然というか……」
「偶然でそんなことなる? まあ、オタクくんを負かしてからゆっくり登録してやんよ〜、ってことなのかもね」
「それも嫌だな……って、な、夏目さんのスリーサイズ、バストが98のIカップ、ウエスト59、ヒップ90……!? お、おっぱい、お、大きい……んだ」
「やーんオタクくんのえっち♡ そうだぞ〜。うちのおっぱい、ちょっと着痩せしてわかりづらいけど、クラスで一番大きい、メートル間近のIカップおっぱいなんだぞ〜♡」
そう言いながら夏目さんはブラウスを脱ぎ、ブルーの可愛らしいブラを、ゆっくりと上にたくし上げた。
だぷんっ、ふるんっと、重たげな胸が零れ落ちる。
ふっくらと膨らんだ乳輪の上で、ツンっとした乳首が主張していた。
「クラスの男子を何人も虜にして、彼女になってーなんて何度も告白された、たゆたゆおっぱいなんだからな〜♡」
「ごくっ……!」
「あっははは、獣みたいな目をしちゃって〜♡ うちを手マンでガチイキさせる気満々じゃん♡」
「う、うん……! 夏目さん、早く愛撫実習しよう……!」
「でもだめー。おあずけでーす」
「ええ!? なんで!?」
「だって伊妻さんとの決闘を前に、うっかりうちがオタクくんを先にイかせちゃったら、伊妻さんに恨まれそうじゃん? 伊妻さんクラスカーストのてっぺんだよ? あんなのに睨まれながら、一年を過ごしたくないよね〜。だから愛撫はお預け〜」
「し、しょんなあ〜……」
「あはは、ガチしょんぼりしてるし。……でもまあ、決闘前のオタクくんを癒すくらいなら、してあげてもいいよ♡」
そう言って夏目さんは、俺の頭を抱きしめて胸の谷間にむぎゅっと埋める。
俺の鼻に、彼女の甘い香水の香りと体臭が届き、かと思った次の瞬間には、俺は夏目さんに引っ張られ一緒にベッドに倒れ込んでいた。
「おっぱいちゅっちゅは御法度。愛撫実習もお預け。……その代わり、うちのおっぱいを枕にして、お昼寝させてあげる♡」
「夏目さん……、優しい……」
「でしょでしょ〜? 感謝しろよ〜? ……てか、うちと実習する時は、梨里
りり
ちゃんって呼べ♡」
「梨里ちゃん……」
「よしよし♡ ……てわけで、明日の決闘頑張ってね?」
「頑張る。頑張れそう」
俺は夏目さんのもっちりギャル巨乳に顔を埋めながら、心からの安らぎを感じていた。
ちょっと話を聞いて優しくしてもらうだけで、気分が落ち着く。
同時に俺は、夏目さんに頭をよしよしと撫でられながら、少しだけ冷静さを取り戻していた。
俺には明日の決闘を迎える前に、することがある。
あのチャラ男営業マンに、再び会いに行くんだ。
───放課後、俺は依然として睨み付ける伊妻さんの視線を回避し、足早に例の公園へと向かった。
相変わらず公園には小学生が遊んで、楽しそうにしている。
俺は眼鏡をかけたまま、あのお兄さんに出会ったベンチに座って、途中寄ったコンビニで買ったアイスを頬張る。
初めて会ったあの時の、再現をしてみたのだ。
しばらくそうやってアイスを食べながらスマホを眺めていると、向こうで遊んでいる小学生が、声も大きく騒ぎ出した。
どうしたのかと思ってそちらの方に目をやると、あのチャラ男が小学生の中に混ざって、野球をしていたのだ。
「ボク様選手、バットを構え、ホームラーン!」
「ストライーク!」
「嘘ぉ!?」
小学生と一緒になって、キャッキャと楽しそうだ。
しかしあんな派手なチャラ男、今の光景を親御さんに見られたら、事案として通報されないだろうか。
そんなことを考えていると、チャラ男の視線が俺の方を向いた。
彼はニヤっと笑みを浮かべると、小学生に別れを告げて、こちらに向かって歩いてくる。
彼はとても楽しそうに、俺にギャルピースを向けてきた。
「やっほーお兄さん! お元気ですかウェーイ!」
「う、ウェーイ……」
「……その様子だと、上手くいった感じ?」
そう言って、彼は俺の隣に腰掛ける。
サングラスの向こうには、嬉しそうな笑みが浮かんでいた。
「上手くいきました。女の子の身体に触れたこともなかったけど、色……オーラが見えたお陰で、あっという間にイかせることが出来て」
「いいじゃんいいじゃん、やったじゃん! 実はちょっと心配だったんだよね〜。でもこうやってボクに会いに来てくれたし、そうやって眼鏡も常にかけててくれてるみたいだし、ひょっとしたらってさ。いやいやいや、ほんとに良かった!」
「……でも、その相手になった子が……その、男子に負けたことのない常勝無敗のカースト頂点で、逆に俺に決闘を申し込んできて」
「へえ?」
「それで、今度もイかせられるか……勝てるか心配で。だからこうして、また会いに来たんです、け、ど」
「……ぷっ、あはははははははは! なぁんだそんなこと心配してたんだー! だいじょぶだいじょぶー! 心配なっしんぐ!」
「え、ええ?」
「その眼鏡があれば何も心配なんてないよ。……ええと、お兄さん名前は?」
「あ、あの……、深見野春弓、です……」
「全っっ然心配ないって、深見野くん」
お兄さんが俺の耳に口を寄せて、ぼそっと呟く。
男の吐息が耳に吹きかけられたが、不思議と嫌悪感は無かった。
「魔法の眼鏡があれば、どんな女の子でもぐっちゃぐちゃにイかせまくりさ。……眼鏡を使ってその子を手マンした時、一番気持ちいいとこは見つけられた?」
「あ、はい。見つけました。すぐオーラが濃いピンクになったりする場所を。それと、青いオーラにならないような指の動かし方も、なんとなく覚えて……」
「その子の弱点、性感帯まで見つけたんなら、もう負ける要素無いっしょ。あとは深見野くんのちんぽが耐えれるかどうかだけど、そっちも大丈夫だった?」
「はい、なんというか……気持ちいいんですけど、完全に射精までをコントロール出来るというか、射精しそうになっても引っ込めることが出来て……」
「……へえ? そんなことまで出来たんだ」
「え?」
「この眼鏡、性的防御力を上げる、つまりイクまでの許容量を増やすバリアみたいな物を張れるんだ。でも許容量を増やすだけで、それを超える快感を得てしまうと、呆気なくイっちゃうんだよね」
「はあ……?」
「でも深見野くんは射精寸前まで行ったのに、引っ込められたんだ。……なるほどねえ、深見野くん、もしかしたら才能あるんじゃない?」
「さ、才能……って?」
チャラ男の瞳が、サングラスの向こうでギラリと光る。
この前にも見た、獲物を見つめているかのような、蛇のような瞳。
俺はぞくっと、背中に冷たいものを感じるが、しかしチャラ男はすぐにまた、笑みを浮かべるのだった。
「まあとにかく、深見野くんは心配することまるで無し! その強そうな子も、あっという間に堕とせるから!」
「そ、そうでしょうか……?」
「全っっ然だいじょぶ! イかせて、イかせまくって、堕として、ハメ倒して、……そんで生オナホにでもすればいーじゃんよ」
「っ……!?」
「学園生活を送る間、いつでも好きな時にハメ倒せるメスにするってこと。ほら、学園内じゃ粘膜接触禁止でムラつきイラつきって感じでしょ? だからそれを解消する、学園の外でいつでも使える生オナホにしてやんの。その眼鏡と、深見野くんのテクとちんぽがあれば、余裕で可能だと思うよ〜」
チャラ男の言葉に驚く俺。
まるでエロ漫画や同人誌で出てくるような単語が、今まさに彼の口から、目の前にある現実として語られていく。
すぐにでも手が届きそうな、童貞どころか一気にその先の先にまで進む、夢のような現実がある。
「相手は常勝無敗のカースト頂点? プライド高そうな美人なんじゃない? 最高の相手じゃん。そんな子はさ、堕としてハメ倒して、ついでに孕ませまくればいいんだよ。身体は嘘を吐けないからね。何だかんだ言いながら、深見野くんを求め続けるさ」
「ごくっ……!」
「そうすればこっちも、上司にいい報告が出来るってもんでね! ボクの給料も上がっちゃうって寸法だよね〜!」
「……あ、あっ、あの、俺……やってみます。その子と真正面から対決して、お、お……堕としてみます」
「そうそう、その調子! ボクもウチの企業も全面的に応援するから!」
「あ、ありがとうございます。……でもほんと、この眼鏡って何なんですか? とても現代の技術とは思えないような……」
「そいつはほら! アレだよ! 企業秘密って奴で!」
「は、はあ……」
「じゃあその子に決闘を終えたら、またここに来てよ! 結果を教えて欲しいね〜。ま、どうせ勝ってるだろうけど。あははははは、そんじゃね深見野く〜ん」
そう言って、お兄さんは立ち上がると、俺に手を振り公園を去って行った。
相変わらず、嵐のような人だ。
「それにしても……。……そうか、堕として、伊妻さんを、いつでも使える俺の生オナホにする……!」
妄想する。
伊妻さんをこの前のようにイかせまくって、俺のテクニックとペニスに堕とす。
そして俺のペニスを挿入して、好きなようにセックスしまくって、生ハメもして、そのまま孕ませてしまう。
まさにそれは、何度も漫画で見て興奮した、生オナホの姿だ。
「は、はは……! 俺が、俺があの伊妻さんを……!」
俺はお兄さんに言われた言葉に、そこから生まれる期待と妄想に、胸を高鳴らせる。
あまりにも興奮しすぎて、勃起で立ち上がれなくなってしまったほどに。
───翌日。放課後。
衆人環視の中で行われると思われた決闘は、意外にも決闘する二人と立会人だけ。場所も、愛撫実習室のカプセル部屋の中で行われるようだった。
立会人は、公平を期すために担任の菱野先生が務める。
勝敗はお互いの申告によって決定するようだが、イったイかないの言い争いにならないよう、腕にウェアラブル端末を装着して、絶頂の瞬間をモニターするらしい。
「それではこれより、伊妻さんと深見野くんの決闘を行います。時間は授業と同じ時間をリミットとし、先に絶頂を迎えた方が負けです。双方が絶頂しない場合は、リミットをもって引き分けとします。リミットの制限内であれば、愛撫は勝敗が決した後も続行して構いません。立会人の私は実習室内の別室、事務室内のPCで、ウェアラブル端末をモニターしています。粘膜接触等の違反行為があった場合、またはギブアップは、端末の緊急呼び出しボタンをタップして下さい。……何か質問は?」
「ありません」
「あ、俺も……無いです」
菱野先生の言葉に、伊妻さんと俺が答える。
相変わらず伊妻さんは、俺にとても冷たい視線を投げかけている。これにはどうにも慣れそうにない。
しかし、なかなか過酷だな、この学園の決闘っていう制度は。
時間は授業時間と一緒。
しかも勝敗が決した後も続行って、イチャラブの恋人同士だったらいいけど、相手が伊妻さんみたいな格上の強者だったら、死ぬほどイかされまくるぞ。
立会人の先生も扉を隔てた事務室内だし、やめてなんて叫んでも、違反行為が無ければ助けてはくれない。
かといってギブアップは悔しいからしたくない。せめて一回でもイかせたいとチャンスを狙うが、勢いづいた相手、特に伊妻さんなんて止められるわけもない。
なるほど、負けたらしこたま搾り取られて、廃人まっしぐらってわけだ。
「では二人とも、中に入って下さい。二人が部屋に入ったと同時に、カウントをスタートします」
菱野先生に促され、俺と伊妻さんが部屋に入って、並んでベッドに腰掛ける。
ドアを締めると同時に、「決闘開始!」と先生が声を上げた。
「……今日は最初から本気でやるから」
そう言って、即座に伊妻さんが制服を脱ぐ。
すると彼女の制服の下からは、驚くほどセクシーな下着が現れた。
黒の下着だ。
乳首と膣の部分にぱっくりと穴が空いていて、大事な部分が丸見えになっている、全体的に紐のような下着。
むっちりとした尻と太ももはガーターベルトで繋がって、その肉感を強く主張してきている。
俺は初めて見るセクシーな下着に、一気に勃起してしまっていた。
「ふふ、わかる? これ、勝負下着。女が男を興奮させるための下着よ」
「し、勝負……下着」
「まさに今日の決闘に相応しい下着でしょ? ……ほら、オタクくんのちんぽも、ズボンを着ててもわかるくらい勃起してる」
「うっ……」
「これはあっという間に、あたしが勝っちゃうかしら。……安心して。この前の借りは万倍にして返すわ。十回や二十回の射精で許してもらえると思わないで」
「お、俺だって負けるもんか……っ」
俺も出し惜しみせず、一気に制服を脱ぐ。
トランクスも脱いで全裸になり、勃起したペニスを、むしろ見ろと言わんばかりに、彼女にその切っ先を向けた。
それを見た伊妻さんは、思わず視線を向けてごくりと唾を飲む。
しかしすぐに、余裕の笑みを浮かべた。
「……さあ来なさい。存分に愛撫し合いましょう」
「の、望むところだ」
二人でポリ手袋を装着し、ローションを塗る。
まるで戦いの前の儀式のような時間。愛撫をするというよりも、まさに、戦支度をしているかのような気分だ。
頼んだぞ魔法の眼鏡、俺を勝利に導いてくれ。
と、その瞬間。
伊妻さんは俺にぴったりと身体をくっつけ、ペニスを優しく手で握ると、ふー……っと熱い息を吹きかけてきた。
またリアルASMR攻撃か。
そんなのは───
「……ごめんね”深見野くん”……、全部嘘なの」
「え……?」
「決闘なんて、嘘……。……あたし、深見野くんのちんぽに一目惚れしちゃって、またいっぱいイかされたくて決闘を申し込んだの」
「な、あっ……!?」
「深見野くんのちんぽ、おっきくて、かっこいいのね……♡」
ぬち……♥ くち……♥
ゆっくりと伊妻さんの手が、ペニスを上下に擦る。
根本、竿、カリ首と、まるでその形を一つ一つ確かめるように、ローションを塗しながら撫でていく。
この前の、とにかく俺を早くイかせたいという風な手つきではなく、まるで、そうだ、愛おしそうに、可愛がるような撫で方。
「……このちんぽに、おまんこをずぽずぽ突かれたら、気持ちいいんだろうな……♡ このぶ厚いカリが、あたしのおまんこの襞をぷりゅぷりゅ擦って、あたしは喘ぐことしか出来ないの……♡」
「い、伊妻、さんっ……!」
「あんあんっ♡ 気持ちいい♡ おまんこ気持ちいい♡ あふぅ……っ♡ ……深見野くんのちんぽ好き♡ このちんぽ大好き♡ 好き好き♡ いっぱいおまんこして♡ おまんこぉ♡ かっこいいでかちんぽに突かれまくって、排卵しちゃう♡ 深見野くんだけのメスになっちゃう……♡」
オタクくんではなく、俺の名前を呼びながら、媚びるように甘く囁く。
時折、熱い吐息を耳に吹きかけながら囁き、ペニスを擦る。
人差し指が溢れ出したカウパーをにちゃにちゃと練り伸ばし、親指が裏筋をぐりぐりと押して刺激した。
俺はいつの間にか伊妻さんに身体を預け、手マンも忘れて快感に浸っていた。
夢見心地のような快感を得て、頭が何も考えられなくなる。俺に媚びるメスを、全身に感じている。
そのまま俺は、ぬちぬちと、ペニスを擦るその手に身を任せた。
ぬちゃっ♥ ねちゃっ♥ ぬちぬちぬちぬちぬち……♥
「そんなことしてたらあたし、本当に深見野くんのことが好きになっちゃう……♡ かっこいいちんぽにとろとろにされて、こう言っちゃうわ……♡ ……孕みたい♡」
「うぐっ……!?」
「孕みたい、孕みたいなあ……♡ このちんぽで孕みたい♡ 赤ちゃん欲しい♡」
「う、あっ。ああぁっ……!」
「精液をぶびゅるるるーって出して、おまんこ孕ませてよ……♡ ……ふふ、やらしい妄想しちゃった? あたしをこのちんぽで、いっぱい犯す妄想したの? ほら言って」
「し、した……!」
「そうよね。そうに決まってる。ほら見て、我慢汁がとろとろ出まくりよ? これローションじゃないわ。ねちゃあ……って、亀頭がやらしい我慢汁塗れになってる……♡」
「あ、あっ……! あ、あうっ。手、伊妻さん手、凄いっ……!」
「でも……そうね、深見野くんだったら、マジでなってもいいかも……♡」
「……え?」
「彼女。深見野くんの、恋人。……ねえ、あたしにこの勝負を勝たせてくれたら、彼女になってあげる……♡」
「彼……女」
「そう、彼女。恋人。そしたら、学園じゃだめだけど、外ではハメ放題……♡ だって彼氏彼女だもの、セックスするのは当たり前でしょ? 深見野くんがしたいなら、マジで生ハメさせてあげるわ……♡」
「生、生ハメっ……」
「そう、生ハメ……♡ 妄想じゃなくて、マジの生♡ イチャラブの恋人同士だから出来る、気持ちいい生ハメセックス……♡ うっかり中出しとかしちゃったら、マジで赤ちゃん出来ちゃう生ハメセックス……♡ そんなことしてたら、ほんとに孕んじゃう……♡ 深見野くんの可愛い赤ちゃん、孕んじゃう……♡」
「ううぅっ……!」
「ね? だからイっちゃえばいいわ……♡ びゅるるーって射精して♡」
「で、でも、俺、手マン……!」
「しなくても大丈夫よ。あたし、”こうしているだけで気持ちいい”から……♡」
その瞬間だった。
俺は力の抜けていた身体を起こし、背筋をぴんっと伸ばす。
「……嘘つき」
「えっ」
「なるほどね、こうやって男子を手玉に取って、勝ちをもぎ取ってきたんだ。そこまでして勝ちたい理由って、何?」
俺は腰に力を入れて射精を我慢すると、伊妻さんの膣に手を伸ばした。
気持ちいいどころか、ほとんど濡れていない彼女の膣。まずは小陰唇に、上下になぞるようにローションを塗す。
「ち、ちょっ……!? ふ、深見野、くんっ……!」
「悪いけど、そんな甘い言葉に騙されるような俺じゃない」
「くっ……!? う、嘘じゃないわ。あたし本当に……!」
「見え透いた安い嘘だ。誤魔化せないよ」
そうだ、俺は、この眼鏡は、誤魔化せない。
要は、簡単な話だった。
この眼鏡を通してずっと彼女のオーラ、その色を見ていたが、たったの一度もオーラがピンク色になることは無かった。
青色か、何故かもっと濃い青になるばかり。
手コキに、甘い言葉に、面倒くささまで感じていたのだろう。
そんな彼女の口から、こうしているだけでも気持ちいいなどと言われても、嬉しくも何ともない。
ただただ、俺は冷めていくばかりだった。
「今度は俺の番だ。……覚悟しろよな」
「うっ……!」
ローションを塗したお陰で、少しだけ滑りが良くなった膣内に、そっと中指を沈める。
中指はすぐに彼女の弱点を探し当て、俺はそこを、オーラの変化に注意しつつ、優しく何度かトントンとノックする。
すると彼女の身体を覆うオーラが、ピンクとやや濃いピンクの色に、交互に点滅した。
俺は刺激を与えすぎないようにして、快感とイク寸前の間を行き来させる。
「ちょっ……、あ、あっ♡ んあっ♡ やっ♡ う゛っっ……♡ あ゛っ♡」
伊妻さんは反射的に俺の腕を掴み、目を見開いて喘ぎを上げる。
急激に快感を与えられて、けれどもイかせてもらえず、逆にそれが彼女をさらなる高みに連れていっているようだった。
「男も寸止めオナニーすると気持ちいいんだけどさ、女の子はどうなの?」
「あ゛っ♡ んあ゛っ♡ や゛っ……♡♡ あ゛ぁぁっ♡♡」
「はは、いいみたいだな。これはイった瞬間どうなるかが楽しみだ」
「くぅっ……! あ、あんた、こんな……あ゛っっ♡♡」
「さて、それじゃ教えてもらおうか。なんでそこまでして勝とうとするんだ? 俺の名前を呼んだり、好きとか彼女とか言ったの、芝居だろ?」
「そっ……、そうよ……! 全部お芝居……! その辺の男子なんか、そう言えば簡単にイクでしょ……! あ゛うぅっ♡♡」
「やっぱりそうか。まあでも残念だったな、俺には通じないよ」
この眼鏡のお陰で。とは、もちろん言わなかった。
「常勝無敗なのは、アレか? もしかして、性教育の指導員とか目指してるのか?」
「……そう、そうよ……! 感じてるとこすら顔に出さず、男子を手玉に取って、勝ちをもぎ取って名を上げて、学園長に気に入られれば、将来安泰……! 女神のコキ手であるあたしは、担任にも進路希望に入れてもいいわねって言われてるの……!」
「将来安泰、……お金かあ」
「当たり前でしょ……っ。ふふ、あたしみたいないい女はね、この学園のなよなよした男子なんかじゃなくて、もっとお金持ちやイケメンと恋をして、最高の人生を手にしなくちゃいけないの……! 今まではナンパ待ちしたりお金持ちのセフレをしたりしたけど、それだけじゃだめってわかった……! あたし自身も高めないとだめだって……!」
「目標があるのは立派だけど、その手段が最悪だろ。男子を弄んで、そうやって成り上がって満足かよ」
「満足よ。当たり前じゃない。お金を得て、もっともっと着飾って、お金持ちのイケメンと結婚するの……! だから”オタクくん”、あんたは、邪魔っ……!」
急に、何を思ったか、伊妻さんが手袋を外して投げ捨てた。
かと思った次の瞬間、彼女は俺のペニスをその手で掴み、身を屈めて、亀頭をぱくっと口に含んだ。
そうだ、手コキフェラを始めたのだ。
「伊妻さんっ……!?」
「イけ、オタクっ……! ぢゅろろろろろろろ……♡ れるれるれるれるれる♡」
唇をカリ首に引っ掛けて固定し、口の中で舌を縦横無尽に動かして刺激を与える。
舌先で鈴口をほじってカウパーを啜り、亀頭をぐるぐると舐め回し、ざらついた舌の腹で裏筋を撫で擦る。
そうやって口で、舌で愛撫しながら、手は優しく竿に絡んで上下に扱く。
初めてのフェラの感覚に、俺は反射的に膣から指を引き抜くと、手袋を脱ぎ捨て、両手で彼女の頭を掴んでいた。
「くっ……!? い、伊妻さんっ……! 粘膜接触は御法度、ルール違反だろっ……!」
「これは真剣勝負なのよ? 使える手は全部使うのが当たり前でしょ」
「で、でも、これは流石に卑怯っ……!」
「うるっさい。イけ。何をどうしようが、あんたがイけばあたしの勝ち。れろれろれろれろれろれろ……♡」
「くうぅっっ……!?」
伊妻さんのフェラ、おそらくは、そのナンパやセフレか何かで鍛えた技術なのだろう。
彼女の舌先は、男よりも男の弱点を知っているといった動かし方で、的確に快感のツボを突いてくる。
美人のなりふり構わぬフェラに、俺の快感の度合いがぐんぐん上がっていく。
だが俺は、すぐに落ち着きを取り戻した。
眼鏡のお陰か、再び腰にクっと力を入れると、快感がすぐに引っ込んだからだ。
俺はその快感をコントロールし、まるで寸止めオナニーのようにぐつぐつと溜めて、煮詰めていく。
彼女を”わからせる”ために、最高の状態へともっていく。
違反行為をボタンで申告?
するわけないだろ、逆にこのシチュエーションを利用してやるんだ。何せ、先に違反してきたのは伊妻さんの方だ。
俺はドスケベの魂に火を灯し、それを惜しみなく解放する。
「先生に告げ口出来ないくらい、へろへろになるまでイかせてやる……っ。ぢゅろろろろろっ♡ ぢゅぽっ♡ ぢゅぽっ♡ ぢゅぽっ♡」
「……ごめんな、伊妻さん」
「んむ?」
「悪いけど、もう容赦しない。……わからせるよ」
俺は無防備になっている伊妻さんの膣に手を伸ばし、再び指を挿入した。
今度は中指だけじゃない、人差し指も一緒に。
再び彼女の身体が、淡くピンク色のオーラに包まれる。俺は二本の指を挿入しながらクリトリスを、そこに当たる手のひら、指の付け根で触れてみた。
「んう゛ぅっ!?♡」
フェラをしながら、くぐもった喘ぎを上げる伊妻さん。
しかし、彼女のオーラは薄いピンクだ。濃いピンク色にはならない。
つまりこの驚いたような喘ぎすら、俺の労力を増やそうという芝居なのだろう。
だから俺はただ、この眼鏡を信じるだけだ。彼女の全てに惑わされず、眼鏡が示すものを信じる。
俺は膣の中で、いつものGスポットの密集襞を中指で撫でながら、人差し指を膣内で動かしてみた。
「ん゛……っっ♡♡」
再び、くぐもった声。喉に何かがつかえたような音。
しかしそこ、人差し指が密集襞の少し下の、ぬめりの強い部分に触れた途端に、オーラがやや濃いピンクに変化した。
きっと、おそらく、それは彼女が必死に隠したかった場所。
密集襞と同じくらい、気持ちのいい第二の弱点。
「ああ……、ここか」
「な、なっ……、なんで……っ!?」
「驚いたか? 俺は……まあほら、なんていうか、手マンの天才だから? 弱点なんてすぐにわかるんだよ。声とか表情じゃなくて、それよりももっと雄弁な身体でわかるんだ」
「ま、ま……、待っ……て」
「は?」
「ね、ねえ。お願い、やめて。ふぇ、フェラしたことは謝るからっ……! だから、それ以上……!」
「言ったろ? わからせるって」
ぬ゛りゅんっっ♥
「ん゛あああぁぁっっ♡♡」
二本の指、中指で密集襞を撫で、人差し指でその少し下を、一緒に撫でる。
膣内に一気に愛液が分泌され、伊妻さんの身体から濃いメスのにおいが漂い、とろぉー……っと愛液がシーツに垂れた。
「待って、待って待って待って待っっ……♡♡」
「イけよ」
ぬ゛りゅぬ゛りゅぬ゛りゅぬ゛りゅぬ゛りゅっっ♥
「あ゛ああああああああぁぁぁぁぁぁっっっ♡♡♡」
ぷしゃあああぁぁっっ♥ ぷしっ♥ ぷしゃあぁっ♥ ぴゅるるっ♥
凄まじい勢いの潮吹きだった。
俺に何度も寸止めされて、しかも弱点をいくつも知られて、責められて、あっという間に彼女は頂点に達してイってしまった。
大量の潮が飛び、ベッドを広範囲に濡らす。ホースで水を撒き散らしたように。
しかし俺はそれだけでは許さず、イった伊妻さんをさらに気持ち良くイかせようと、指を動かし続ける。
「ま゛っっ、待っでっ♡♡♡ イっでる゛っ♡♡ イってる゛がらもうや゛めでぇっ♡♡」
「わからせるんだよ。誰が上で、誰が下か」
「あ゛うっっ♡ んあ゛あぁぁっっ♡ やだっ♡ やだ、イグのやだあぁっっ♡♡」
「ほら、またイけ」
ぬ゛りゅりゅっっ♥
「あ゛い゛いいいいいぃぃっっっ♡♡♡」
ぷしっ♥ ぷしゃあぁぁっ♥ ぴゅるるるるっ♥
ガクガクとデカい尻を震わせ、再び潮吹きして絶頂する伊妻さん。
俺はそんな彼女の姿を見て、ぞくぞくと喜びを感じていた。
俺の手で、常勝無敗の彼女を自在にイかせたこと、そしてその様をこうして見下ろしていることに。
「うあっ……♡ あ゛っ♡ あ゛ー……♡」
伊妻さんは涎を垂らし、虚ろに喘ぎながら、ぱたりとベッドに仰向けに倒れる。
セクシーな勝負下着を自分の体液でべちゃべちゃに汚し、また潮吹きしたベッドの上に寝転ぶ姿は、俺の劣情を煽るのに十分だった。
俺は、まるでそれが当然であるかのように彼女に覆い被さり、足を広げ、膣口に亀頭をあてがった。
違反行為? とんでもない。これはただのお返しだ。
「先に粘膜接触したのはそっちだからな。これでおあいこ、そうだろ?」
「ま、待っ……♡ そ、そんなの、入れたら、壊れ……っ♡♡」
「大丈夫だよ。これくらいで壊れないだろ。……てか伊妻さんは、俺の生オナホにしてやるからな」
ぬぷぷぷぷぷぷぷぷぷぷぷぷぷぷぷぷぷぷ……♥
「あ゛っ!?♡♡ あ゛っっ♡♡ うあ゛ああああぁぁぁっっっ……♡♡♡」
ぷしゃああぁっ♥ ぷしっ♥ ぷしゃっ♥
ゆっくりゆっくり腰を押し出して、念願の生ハメ童貞喪失を果たす俺。
眼鏡のお陰で快感をコントロール出来ているため、俺は伊妻さんの膣肉の感触を亀頭で味わい堪能しながら、ついでにカリで弱点の襞を抉りながら挿入出来た。
その瞬間、彼女は再びイって、俺の股間に潮を撒き散らす。
相当にご満悦であるようだ。
「ふー……。生ハメって、めっちゃ気持ちいいんだな」
「あ゛っ♡ あ゛っっ♡ おっき♡ おっきぃ♡♡ ちんぽおっき、い゛っっ♡♡ おまんこ、ひろっ、広がってる゛っっ♡」
「だろ? だからほら、伊妻さんの弱点のここ。ここもさ、こうやってカリでいっぱい擦れる」
にゅりにゅりにゅりにゅりにゅりにゅり♥
「う゛ああああぁぁっっ♡♡ やめてやめてやめてまたイクからだめイクイクイイクイクイクイクうううぅっっっ♡♡♡」
ぷしっ♥ ぷしゃっ♥
「い゛うっっ♡♡ あ゛っっ♡♡ はーっ♡ はーっ♡」
「あーあ、何回イってんだよ。まあでもしょうがないよな、これも伊妻さんが先にやり出したことだし、俺もやり返したっていいだもんな」
「あ゛ひっ♡♡ ひっ♡ い゛っっ♡♡」
「リミットまで時間はまだあるし、童貞喪失、たっぷり楽しませてくれよ」
ぬっぷ♥ ぬっぷ♥ ぬっぷ♥ ぬっぷ♥ ぬっぷ♥
俺は本能に突き動かされるままに、腰を振った。
最初はただの、下手くそな前後運動。
しかし、オーラをピンク色にして気持ち良さを教えてくれる実験台がいるので、すぐにその動きは、メスを喜ばせる腰振りへと変化する。
メスを喘がせイかせる、強いオスの腰振りにだ。
オスの腰振りをたっぷり受けて、気持ち良さそうな声を上げ、ずっとピンクのオーラを見せる伊妻さん。それを見下ろし満足する俺。
しかし彼女は、身体をピンクに輝かせながら、ギリっと唇を噛んで俺を睨んだ。
「ぐっ……♡ うぐっ……♡ あ゛っ♡ ぐっ、ぎっ……♡♡」
「そんな風に睨んでも怖くないって。俺が勝って、伊妻さんが負けた。そして伊妻さんは今、御法度破りの仕返しをされてるってわけ」
「許っ、さ、ないっ……♡♡ あ゛っ♡ んあ゛っ♡♡」
「喘ぎながら言っても説得力無いし、許さないのはこっちの方だよ。しこたまイかせて、俺が好きなようにいつでも生ハメ出来る生オナホに堕とす。今まで男を手玉に取った分の報いを受けるんだ」
ぬぷぬぷぬぷぬぷぬぷぬぷぬぷぬぷぬぷぬぷぬぷ♥
「あ゛っ♡ あ゛うぅっ♡ あ゛っ♡ やっ♡ あ゛っ♡」
素早く腰をピストンし、気持ち良さそうに喘ぐ女の子の声を聞く。
最高にいい気分だ。あのプライドの高い伊妻さんを、俺は攻略したんだ。
俺はふと思い立って、ベッド下の収納に手を伸ばす。
そこからメジャーを取り出して、ブラに包まれながらもたゆたゆと揺れる、伊妻さんの胸に当てた。
バストサイズを計測したいんじゃない。
ふっくらした、巨乳輪の大きさを計測したいんだ。
「えっと……、なな……7センチ? ははっ、ほら伊妻さん、乳輪の直径7センチだってさ。ほんと大きいな、エロすぎじゃん。プロフィールに書き足してやるよ」
「なっ……!?」
「そんでほら、今度はお腹に当てるよ。おまんこの入口から19.6センチ……。ここまでちんぽが入ってるんだぞ、伊妻さん」
乳輪の次は、膣の計測だ。
俺のペニスがどこまで入っているのかわからせながら、そのお腹を撫で、先端がコツコツと子宮と思しき場所に当たるように突く。
伊妻さんは、いっそう俺を強く睨みながら、しかし興奮してオーラを濃いめのピンクにしつつ、息を荒げた。
「ふー……っ♡ ふー……っ♡ おっ、オタクくんの、くせ、にっ……♡」
「そのオタクに負けたんだよ、伊妻さんは」
「くそ……っ♡ う゛ううぅっっ……♡♡」
「ほら見ろよ、そのオタクちんぽで、こんなによがっちゃってさ」
ずるうううぅぅー……♥
「ん゛ひぃっっ♡♡ 抜けっ、ぬっ、抜けてくっ♡♡」
「あーあ、引き抜いたらべっとりしたメス愛液、いっぱいかき出しちゃったよ。ほら、ちんぽも濃い愛液で白くなってる。これ、本気汁って奴?」
「んう゛っっ♡ ん゛っっ♡」
「で、今度は……弱点の襞を擦りながら挿入っと」
にゅぷぷぷぷぷぷぷー……♥
「あ゛い゛いいいぃっっ♡♡」
「はは、シーツ掴んで仰け反っちゃって。気持ちいいか? 気持ちいいんだな。好きでもない男子に奥まで生ちんぽ突っ込まれて、好き勝手イかされてさ」
「う゛っ♡ ふう゛うううぅっっ♡♡」
「さっき自分で言ってただろ。気持ち良くて好きになっちゃう、って。そうしてやるよ」
ぬぷぬぷぬぷぬぷぬぷぬぷぬぷぬぷぬぷぬぷぬぷぬぷぬぷぬぷぬぷ♥
「あ゛っ♡ うあ゛っ♡ あ゛あっ♡ あ゛っ♡ あ゛っ♡ あ゛っ♡」
「それで、孕んじゃえばいい。ほら、気持ち良くなってイキ散らかして、俺の生オナホになって、ついでに俺の子供孕んじゃえよ」
「だっ、誰がっ♡ 生オナホに、なんてっ♡ なるもん、かっ♡♡ あ゛っ♡ あ゛ひっ♡」
「でも気持ちいいだろ?」
だって伊妻さんの身体は、ずっと濃いめのピンク色に包まれているから。
気を抜けば今にもイってしまいそうな、絶頂寸前の状態がずっと続いているから。
そしてその状態を作り出しているのは俺だ。
俺のペニスなんだ。
「気持ちいいなら、そう言わなくちゃ。だろ?」
「うっ♡ あ゛っ♡ んぐっ……♡♡」
「気持ちいい?」
「……き、き、き……!」
「き?」
「キモい……っ♡♡」
「はは、それでこそ堕とし甲斐があるってもんだよ」
俺は眼鏡を外し、性的防御を一気に解除する。
ペニスは抜くどころか、むしろ子宮を押し上げ、鈴口を子宮口と思しき場所にくっつけて、そのまま欲望を解放した。
悔しそうな、しかしやれるものならやってみろと言わんばかりの伊妻さんの顔を見ながら、俺は容赦無く射精を始めた。
「出すぞ、出すっ……! 俺の精液、おまんこで受け止めろっ……!」
「あ゛あぁぁぁぁっっ♡♡」
ぶっっっびゅ♥ ぶびゅっ♥ びゅるるるるるるるるるるっ♥ みゅるみゅるみゅるみゅるみゅるみゅるみゅるみゅるっ♥
「うあっ!?♡ あっ♡ あ゛あああぁぁっっっ♡♡」
俺の射精をダイレクトに子宮に受けて、伊妻さんはガクガクと腰と尻を震わせた。
まるで誘われるがまま、躊躇無く発射した精液の熱を感じて、強烈な快感を感じているようだった。
みゅるみゅるみゅるみゅるみゅるみゅるっっ♥ みゅるるるるっ♥
「あ゛ーっ♡ あ゛ーっっ♡♡ おまんこ♡ おまんこの奥っ♡ もの凄い勢いで精液出てるっ♡ あ゛っ♡ うあ゛っ♡ ぶっっといちんぽびくびく震えて、子宮にぼちょぼちょ精液溢れてる゛っっ♡♡」
「あー……、中出し気持ちいい……! はは、伊妻さんみたいな美人のギャルに、たっぷり中出しするのって、こんなに気持ちいいのか……」
「ぐっ……♡♡」
「完堕ちして、もっと素直になった伊妻さんとセックスしたら、もっと気持ちいいんだろうな」
ぐりゅっっ♥
「お゛っっっ♡♡ 奥っ♡ 突くなああぁっっ♡♡」
「事務室にいる先生にまで聞こえるくらいの声で喘いでやんの。まだ出すぞ。ほら、ほらっ」
ぶっびゅ♥ ぶっっっびゅ♥ ぶびゅるるるるるるるるるるるるっ♥ みゅるみゅるみゅるみゅるみゅるみゅるっ♥ みゅるるるるるるるるるるっ♥
俺の、野太いうどんのような濃い精液が、全て伊妻さんの子宮に注がれる。
ぼちょぼちょと音を立てながら溜まっていって、その中に詰まった何億もの精液が、卵子を求めて泳ぎ回る。
俺はむしろ、孕め孕めと念じながら精液を注ぎ続ける。
「あ゛っ、あ゛ええぇっっっ♡♡♡」
ぷしゃあああぁっ♥ ぷしっ♥
今日何度目かもわからない、伊妻さんの潮吹き。
俺の射精を受けてイった、敗北の潮吹き。
伊妻さんは気持ち良さそうに仰け反り、綺麗なお腹を震わせ、ヘコヘコとだらしなく尻を動かし快感を求めながら、絶頂を味わっていた。
「……よい、しょっと」
ぶりゅるっ♥ ぶりゅっ♥ ぶぴぴっ♥
たっぷりと楽しんだ射精が終わり、俺はペニスを膣から抜く。
少しずつ引き抜いていくが、たったそれだけでも相当に気持ちいいのか、伊妻さんは口を広げて甘イキを繰り返しているようだった。
やがてペニスが、ずるぅ……っと抜けると、大量に精液が零れ落ちた。我ながらよく出したものだ。
これじゃあ本当に伊妻さんが妊娠しちゃうなあなどと思いながら、俺はその光景を見ながら、にやついていた。
───勝った。勝ったんだ。
俺は伊妻さんに、決闘に勝ったんだ。
「さあ伊妻さん、決闘は俺の勝ちだ。……で、どうする? 俺の生オナホに……」
調子に乗った俺がそう言いかけたところで、伊妻さんはよろよろと身を起こし、自分のスマホを手にして何かを入力する。
何をしているのかと思って覗き込むと、その画面にはとんでもないものが表示されていた。
俺のプロフィールデータだ。
勃起時のペニスの長さ、19.6センチを8センチに。
精液量、120mlを0.5mlに。
加えて備考欄には、即イキするバチクソよわよわ短小ちんちん。
そんな風に、彼女は入力していた。
「なっ……!? い、伊妻さん、何をしてんだよ!」
「ふっ、ふふふっ……! あんただって、あたしの乳輪のデータを書き込んだでしょ? お返しよ」
「はあ!?」
「これでオタクくんのデータを見た女子は、オタクくんを馬鹿にして相手を渋る。だーれもあんたを相手にしないわ。……ということは、オタクくんはあたしを相手にするしかなくなるわけ」
「え、ええ……。ちょ、ちょっと待てよ、まさか……!」
「誰があんたの生オナホになってやるもんか。それと、逃げられるだなんて思わないでよ? ……あたしがあんたを倒すまで、決闘を申込み続けてやるわ。そしていつか、あたしの前に這い蹲らせてやる……! むしろあんたが、あたしの生ディルドになれ……っ」
なんという執念だ。
俺にイキ散らかされて、観念して堕ちるどころか、逆に仕掛けてくるなんて。
本当に、金と地位に執着しているというか、プライドが高いというか。
「それまで、オタクくんが負けるなんて許さない。あんたを負かすのは、このあたし……!」
「や、やれやれ……」
なんだか大変なことになっちゃったぞと。
どうやったら負けを認めてくれるのかと、頭を抱えるのだった。
■私立天ヶ沢学園校則
『性教育実習について』
秘所潤わざれば快在らず。快在らずんば繁殖に非ず。
当学園はこの理念のもと、相手を喜ばせ、性交時の満足度を引き上げるよう、入念に練習をするものとする。
当学園の生徒は、性教育実習においての粘膜接触、これを禁止する。
粘膜接触とは即ち、キス、フェラチオ、クンニリングス、素股、アナル、セックス、それらのことである。
愛撫実習では基本的に手袋を使用し、終了後は体液をティッシュなどで拭くこと。
愛撫実習中、及び学園内での粘膜接触が発覚した場合、程度にもよるが、最大で停学を申し渡すものとする。