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第3話:プライドが高い女の堕とし方

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「ほら、あの転校してきたオタクくん。なんかね、伊妻さんとの決闘に勝ったらしいよ」
「うっそ!? マジで!? えっ、てか初じゃない? 初敗北? 伊妻さんが普通の愛撫実習でも決闘でも、先にイったっての聞いたことないんだけど」
「ねー、ヤバいよね。それで伊妻さんがさ、絶対勝ってやるっつって、オタクくんに決闘申込みまくってるらしくって」
「それで最近伊妻さんピリピリしてたんか〜。で? 決闘の再戦、どうなってんの?」
「オタクくんが勝ちまくってるっぽい。オタクくんのが常勝無敗になってるみたい」
「うっっそ。え、マジ? そんなにオタクくん手マン上手いの? えー……、私ちょっと興味あるかも〜」
「いや、どうもそれがさ、裏があるっぽくて」
「裏?」
「あたしさ、こないだオタクくんとペア組む機会あったんだけど。……っぷ。くくっ。ね、これ見てこれ。彼のプロフィール」
「どれどれ……って、あはははは! 小っっっっちゃ! えっ嘘、短っ! 短小すぎんでしょこれ!」
「ちょっ、声大きい! いや、でも凄いでしょ? これプロフィールを交換した瞬間にさ、二人の間になんかあるなーって思って」
「あー、ね。なんかありそう。てかそんなよわよわちんちんで、伊妻さんが先にイクとかあり得ないし」
「でしょ? だからあたし、これ見た瞬間さ、急にお腹がーって言って、保健室に逃げちゃった。変な面倒に巻き込まれるのも嫌だし。他の女子もそうしてるっぽい」
「わー、教えてくれてありがと。私もオタクくんとは避けとくわ」
「それがいいよ。……まあきっと、伊妻さんが負けてるとかは嘘で、オタクくんを好き放題いじめてたりするのかも?」
「それありそ〜」

───俺と伊妻さんの最初の決闘から、はや数日。
クラスはおろか学年全体に俺の偽プロフィールが知れ渡り、ありとあらゆるところで俺の噂話が展開される毎日だ。
そのせいで、俺は愛撫実習をまともにしてもらえなくなったばかりか、伊妻さんの決闘だけを受ける日々。
面倒事は勘弁と、夏目さんまで俺を避ける始末。
おお、俺の心のオアシスまでも。

「……それもこれも、全部伊妻さんのせいだぞ。おらイけよっ」
「ん゛お゛おおおおぉぉっっっ♡♡♡」

ぷしゃああぁっ♥ ぷしっ♥ ぴゅるるっ♥

放課後の愛撫実習室、カプセル部屋の中に響く嬌声。
俺の手マンで、今日五回目の潮吹きをする伊妻さんが、全身を震わせながら、ぱたりとベッドに寝転がった。
はだけたブラウスとブラ、片足に引っ掛けたパンツが艶めかしい。
彼女は激しく息を荒げながら、だらしなく開いた膣口から、どろどろに白く濁った愛液を漏らしていた。

「はい、今日の決闘も俺の勝ち。……はあ、さすがにもう懲りただろ」
「……ふっ、ざけ、ないで……っ! あんたに勝つまで、あたしは、決闘を申込み続けるって言ったでしょ……!」
「俺の生オナホになって、ハメまくれば幸せになれるのに」
「あ゛ああぁっ♡♡ 乳首っ♡ 乳首カリカリするなぁっ♡ あっまたイク♡ 乳首でイっちゃう♡ イクイクイクイクイクうううぅっっっ♡♡♡」

ぷしっ♥ ぷしゃっ♥ ぴゅるーっ♥

「い゛ううぅっ♡ イった……♡ イっ♡ イったあぁ……♡」
「はは、これで六回目の潮吹きな。……てか、伊妻さんが俺のプロフィールにいたずらしたのと、決闘申し込みまくってくるせいで、誰も愛撫実習してくれないんだが。マジで勘弁して欲しい」
「はっ……♡ あたしだって、あんたが乳輪の直径なんか入力したせいで、他の男の相手なんて出来ないわ……♡ お返しよ、お返しっ……♡ それに手マン上手のあんたに、実習なんて必要ある?♡ 他の女に浮気する暇があったら、あたしの相手をしてればいいでしょっ……♡」
「いや浮気て」

その瞬間、伊妻さんが俺をベッドに押し倒してきた。
重たく、大きく、しかし柔らかな尻が、俺の腰にのっしりと乗っかる。
愛液でぬめり、手マンでとろとろにほぐれた膣肉をペニスに押し付け、素股でずりずりと擦ってきた。
なんて堂々とした粘膜接触、違反行為だろうか。

「どんなにあたしが負けても、そんなあたしを負かしたあんたに勝てば、あたしは返り咲けるってわけ……っ♡」
「やれやれ」

ぬりゅぅ……っ♥ ねりゅぅ……っ♥ にゅりゅぅ……っ♥

伊妻さんが腰をゆっくり前後に動かし、濡れた小陰唇でペニスを舐め上げる。
竿にねっとりと愛液を塗りつけながら上がって、亀頭の裏筋にクリトリスをぐりぐりと擦り付け、また下がっていく。
彼女はそんな動作を、上から俺を見下ろしながら繰り返していた。
ねちゃねちゃと粘液が混ざり合う音と感触を楽しみ、快感に膨らむペニスの熱を感じて、悦に浸りながら。

「ほら、どう? 美人ギャルのとろとろおまんこ素股、気持ちいいでしょ♡ 愛液と我慢汁が混ざって、ちんぽぬるっぬる……♡」
「うっ……! おまんこ、とろっとろすぎだろ。クリトリスまで擦り付けてきやがって」
「気持ちいいんでしょう? だからほら、イけ♡ ぶっとくて重ったいちんぽ震わせて、精液びゅるびゅる出せっ♡」
「……先に違反行為してきたのは、伊妻さんの方だからな」

俺は彼女のデカ尻をグっと強く鷲掴みにすると、腰を少し下げてペニスの先を膣口にあてがった。
もちろん、カウパー腺液だだ漏れの、先ほどまで伊妻さんに手コキされていたペニスを、生のまま。

「ちょっ……!?」
「イクのはそっちだよ」

ぬ゛り゛ゅんっっ♥

俺は腰を突き上げるのと同時に、掴んだデカい尻を引き寄せる。
興奮でぶわっと膨れ上がった亀頭のカリが、伊妻さんのGスポット、弱点の襞を激しく抉りながら、愛液でとろとろの柔肉をかき分けて一番奥まで侵入する。
ぐぢゅんっ……と、鈴口が子宮口を突き上げたのがわかる。
鈴口は垂れ流しのカウパーを子宮口に口移しして、子宮口はそんな亀頭の先端を、くっぽりと美味しそうに頬張った。

「っっっ……♡♡♡」

伊妻さんは目の前で火花でも散ったかのように目を見開き、急激に仰け反る。
そのまま、俺の腹や胸に届くほどに、思いきり潮を吹き出した。

ぷしゃああああぁぁぁっっ♥ ぷしゃっ♥ ぷしっ♥

「おら受け止めろっ!」

ぶっっっびゅ♥ ぶびゅぶっ♥ びゅるるるるるるっ♥ みゅるみゅるみゅるみゅるみゅるみゅるみゅるみゅるっ♥

彼女の潮吹きと同時に、ペニスをさらに怒張させ、うどんのように連なった野太い精液を吐き出す。
粘っこく、重たい、元気な精子満載の精液は、メスを孕ませようと次々と子宮に送り出され、ぼちょぼちょと溜まっていく。

最近は眼鏡を外して性的防御を弱めなくても、難なく射精が出来るようになった。
かなりコントロール出来るようになってきた証左だろう。

「あ゛ああああぁぁぁぁっっっ……♡♡♡ イ、っっっク♡♡ イグっ♡ イグイグイグイグイグううぅっっっ♡♡♡」

ぷしゃっ♥ びゅっ♥

「はは、何度潮吹きしてんだよ、お漏らしギャルが。あー……、澄ました顔のクールな伊妻さんのイキ顔見ながら射精するの、マジ最っっ高」
「うっっ……♡ ぐっ♡ あ゛あぁっっっ……♡♡♡」
「ほら敗者、敗者らしく気持ちいいなら気持ちいいって言えよ。御法度の粘膜接触してまで勝てないんだ、それくらいやってみせろよ」
「あ゛い゛っっ……♡♡ き、きも、キモ……いんだ、よっ……♡♡♡」
「言うと思った」

みゅるるるるるるるっ♥ みゅるみゅるみゅるみゅるみゅるみゅるみゅるみゅるみゅるみゅるっ♥

相変わらずの強情さに、俺はむしろ気分良く射精する。
いつまで経っても自分が俺より下だと認めないメスに、誰が上なのかをしっかりわからせるために、たっぷりじっくり射精する。
子宮の中にたっぷり、どっぷり俺の精液を注ぎ込んで、それをわからせる。

「ううぅっっ……♡♡ 出しすぎっ、だってば……っ♡♡ あんたの精液、子宮にへばりついて、何度洗っても出て来ないのにっ……♡」
「じゃあ粘膜接触しなきゃいいだろ。あと、負けなきゃいいんだよ」
「く、っそ……♡♡ 絶対負かす……っ♡♡」
「こっちの台詞だ。早く諦めて、素直に俺の生オナホになった方が、もっと気持ち良くなれると思うけどな」

ぶっっっびゅ♥ みゅるるっ♥ ぶみゅるっ♥ みゅるみゅるみゅるみゅるみゅるみゅるみゅるみゅるみゅるっ♥

「ど、どこに、こんなっ……♡ 重ったい精液、溜め込んでんの……っ♡♡ 何度も何度も無遠慮に、女の子の子宮にどばどば出してっ……♡♡」
「だから、だったら粘膜接触しなけりゃいいだろ、って」

ぐりゅんっっ♥

「ん゛あ゛あああああああぁぁぁぁっっっ♡♡♡」

黙らせるために、射精しながら子宮口を突き上げる。
そして子宮から溢れた精液を、ゆっくり、膣内の襞一つ一つに塗り込むように、ゆっくり腰を動かした。

ぷしっ♥ ぴゅっ♥ じょろっ……♥

「はい、防音突き抜けるくらいのアヘ声と、潮吹き垂れ流しご苦労様。気持ち良かったよ、伊妻さん」
「あへぇっ……♡♡ じぇ、じぇったい、次は……負かしゅ……っ♡♡」

気持ち良さそうにアヘる伊妻さんを、もう二・三回突いて喘がせた後、俺は彼女の膣内からペニスを引き抜く。
精液と愛液がべっとりとこびり付いたペニスと、ペニスの形にぽっかり空いた膣を見ながら、満足感に浸るのだった。

───後始末を伊妻さんに任せ、俺はまた公園へと向かう。
経過報告を……と、あのチャラ男営業マンに言われていたからだ。

俺はその前に、またアイスでも買おうかとコンビニに立ち寄る。
すると、いつものコンビニの外の一角、喫煙用の吸い殻入れの付近で、チャラ男がヤンキー座りしながらコーヒーを飲んでいた。
あまりにも近づきづらい。他の客も近寄らんとことばかりに、そこを避けている。

あれに話しかけるのは勇気がいるなあなどと思っていると、向こうが先に俺の姿を見つけてしまった。
しかもチャラ男は途端に笑顔になり、ぶんぶんっと大きく手を振る。
もはや逃げられないと悟った俺は、やれやれとため息をつきながら彼の方へと向かったのだった。

「やっほー深見野くん! こんなとこで会うなんて奇遇だね!」
「は、はは……、どうも。今から会いに行こうと思ってたので、ちょうど良かったです」
「おや。ボクに用事だった?」
「はい。前に頼まれてた、経過報告をしようと思って」
「ああそっか、例の決闘を申し込まれた女子だっけ? あれからどうなったの?」
「決闘には勝利しました」
「あっはは! 当然だよなあ!」
「……でも、少しも負けを認めてくれなくて困ってるんです。しかも俺をつけ回すように、決闘を申し込みまくってきて……」
「へえ、そりゃ大変だ。でも勝ってるんでしょ? 全部?」
「それはもちろん」
「だよねえ!」

そう言ってチャラ男は笑うと、ちょいちょいと俺を手招きする。
呼ばれるままにチャラ男の隣にしゃがみ込むと、彼は俺の肩を引き寄せて、またこそこそと耳に呟いてきた。

「……深見野くんさあ、たぶんその女子、もう堕ちてるわ」
「そ、そうなんですか?」
「たぶん決闘なんて言い訳だよ。プライドが高くて素直になれず、決闘をダシにして、深見野くんのテクを味わってるわけ」
「あ……、で、でも確かに、他の女子と愛撫実習させないとか言ったり、御法度の粘膜接触も、それで勝てないとわかってるのに仕掛けてきて、俺にハメられて……」
「だろーぉ? もう間違いないね。完堕ちすんのも時間の問題かな、これは。まあ、ゆっくりゆっくり堕としちゃいなよ。ああ、たまにはこっちから、甘い言葉でもかけてあげるといいかもね!」
「そ、そう上手くいくでしょうか……」
「いくいく! イクイクってね! いや〜、順調すぎてびっくり! ほんっっっと深見野くんに眼鏡を渡して良かったよ!」

そう言って、チャラ男はスマホを取り出すと、俺の眼鏡に近づける。
するとスマホと一緒に、眼鏡がピっと小さく音を鳴らした。

「眼鏡に蓄積されたデータを取得したんだわ。何月何日のイった回数とか、イかせた回数とか、そんなのをね」
「あ、そ、そうなんですか。そんな機能が……」
「その眼鏡を無料で渡した交換条件……なんて言うと大袈裟だけど、こっちも上司に報告しないとだからね。その代わり、報酬も間違いなく出すからさ」
「はは……、期待しないで待ってます」
「あ、そうそう。慣れてくると、その眼鏡無しでも、なんとなく相手が感じているかどうかを感覚的にわかるようになるよ」
「え、ええ!?」
「深見野くんなら大丈夫だって。……射精のコントロールも、前より出来るようになってるんじゃない? 性的防御も、眼鏡無しでコントロール出来るようになるよ」
「あ……っ」
「あっはは、身に覚えあり? いいことだね! そんじゃボクは、これから会社に戻って会議だから。まったね〜!」

そう言って、チャラ男は近くにあった軽自動車に乗って走り去った。
相変わらず嵐みたいな人だ。

しかし、でも、いずれ眼鏡無しで、か。
まるでファンタジー世界のような話だけど、それも今なら信じられる。この眼鏡の存在と、今の俺が伊妻さんに勝てていることが、確信に至らせていた。

「……さて、チャラ男にも会ったし、さっさと帰るか。明日はお休みだし、学校も決闘も無いし、部屋でゆっくり積みゲーの消化を……」

立ち上がり、伸びをして、休日の過ごし方をあれこれ考える。
そんな俺の幸せな時間を破ったのは、スマホの着信だった。

「ん……? OINEの通知……?」

SNSアプリのOINE。
みんなはチャットや通話で連絡手段として使っているけど、俺はインストールはしたものの、あまり使ってはいない。
クラスの連絡網も、愛撫実習に使うあのアプリによってされるため、この学園でも使う必要が無かった。

最初は、運営会社からのお知らせかと思ったが、どうやらそうではないらしい。
何故なら、通知相手先の名前が、まさかの”伊妻水紗”とあったからだ。

「ええぇっ……!? う、嘘だろ。伊妻さんとOINE交換なんてしたことないぞ」

いや、心当たりが無いわけではない。
決闘の最中は、時に服を脱いだりもするし、もしかしたらその間に俺のスマホを拝借して、こっそり連絡先を登録していたのかもしれない。
現にこうして登録されている以上、そう考えるのが自然だ。

でも何故、そんなことをするのか? したのか?
答えは一つしかない。
彼女からのメッセージ内容が、全てを語っていた。

伊妻『オタクくん、明日のお休み、あたしに付き合って。AM9時に駅前集合』
伊妻『来なかったら、駅前にオタクくんのプロフィールを印刷して貼り出す』

「くっっっっそ! あいつ、休日まで俺と決闘する気かよ!」

付き合う義理も無かったが、あの偽プロフィールを貼り出されるとなれば、そうもいかない。
今の勝負に燃える伊妻さんは、それだけのことをやってのけるという、スゴみがある。
俺は観念して、OINEに『はい』と一言返すのだった。

───翌日。休日の駅前。
よくよくメッセージを見返してみたところ、特に決闘とは書いていないことに気付いた。勝手に俺が、そうじゃないかと思っていただけだ。
何も考えずに、魔法の眼鏡はもちろん、適当にジーンズとシャツを着て来たけど、もしかしたら判断を誤っただろうか。
なんかこう、何をするにしても休日に美人のギャルと会うわけだし、多少のおめかしなりをしてきた方が良かったのだろうか。
とりあえず、昨日のうちに髪は切っておいたが。

俺のそんな不安と心配は、すぐに現実のものとなる。
待ち合わせの場所には、大きめのサングラスをかけた伊妻さんがいた。
長袖の黒のへそ出しトップス、首元が薄く生地で覆われている。その首には、ワンポイントのネックレスと可愛らしいピアス。
下はデニムのホットパンツだが、彼女のむっちむちの尻と太もものせいで、デニムがぱっつんぱっつんになっている。どうやって着たのかというレベルだ。
尻肉と太もも肉のせいで、断裂の危機に陥ったホットパンツは、ジッパーとボタンが閉められないでいる。
さらに、見せパンなのだとは思うが、黄色のパンツとその紐がしっかり見えていた。
ついでに、太ももの謎の黒いベルトも健在だ。小麦色の太もものむちむちさを、より際立たせている。

何度も抱いたことのある身体だが、こうして着飾った私服姿を見ると、つい気分が高揚し、照れのようなものが生まれてしまう。
改めて、伊妻さんが美人だということを再認識してしまった。

「……約束通りちゃんと来たのね、オタクくん」

俺に気付いた伊妻さんが、サングラスを外しながら言う。
その下から現れた鋭い瞳が、俺に突き刺さった。

「ていうか何、その格好。女の子の呼び出しなんだから、もっと気合いを入れて欲しいわ」
「うるさいな。何の用事で呼ばれたのかもわからないのに、気合いも何もないだろ」
「ふう……、そんなだからオタクくんなんて呼ばれるのよ、オタクくん。まあ、ボサボサの髪じゃなくなってるだけマシかしら」

そう言って伊妻さんは、急に俺と腕を組む。
少しだけ俺よりも背の高い彼女の身体、柔らかでふっくらしたGカップの胸が、二の腕をむにゅっと挟んだ。
彼女のしなやかな指が俺の指を絡め取って、ぎゅっと手を握る。恋人繋ぎだった。
普段の、イかせるぞこのやろうみたいな雰囲気ではない。俺はつい、初めて彼女の相手をしたあの時のように、胸を高鳴らせていた。

「ち、ちょっと、伊妻さんっ……!?」
「ほら、行くわよ」
「え。い、行くって?」
「デートに決まってるじゃない。何を言ってるの」
「デート!?」
「ふふ……、ほら行くわよ」

不意に、見たこともない優しげな笑みを浮かべ、伊妻さんは俺を引っ張り歩き出す。
俺は混乱したまま、彼女に腕を引かれるまま、ついていくしかなかった。

───俺は、普通にデートコースを歩かされた。
近づいたこともないお洒落なカフェに連れられ、味もわからない謎のなんとかとかいう紅茶を飲まされた。お互い終始無言でだ。
続いて、同じく近づいたこともない高級そうな服屋に寄って、セクシーな下着を選ばされた。
伊妻さんが「どっちがいい?」などと聞いてくるものだから、目を逸らしながら生地の薄い赤の下着を選んだ。
その次は、何故かゲームショップに寄った。
どんなゲームが好きなのと聞かれ、ちょうど試遊デモをやっていた期待の新作があったため、それを短時間プレイして見せた。
一応、ここがこう楽しいとかわかりやすいように説明したり、小ネタなんかも添えて。
やはり彼女は無言でそれを見ていた。俺は居たたまれなさに、胸をキュっと締め付けられた。

ゲームショップを出た後は、二人で一緒に街中を歩く。やはり無言で。
なんなんだ。体力よりも、精神が削られる。
ずっと俺と腕を組んだまま、いつもの澄ました顔で柔らかい身体を押し付けてきて。そのくせ、ほぼ何も喋らないときてる。
そんな状態で、ずっと謎のデートだ。なんなんだ、いったいなんなんだ、これは。

「……ふふ。オタクくんのそんなに疲れ切った顔、初めて見たかも」
「は、はあ?」
「してやったり、かしら。やっぱり鼻を明かすのって、気分いいわ」
「あ、あのなあ……。……てか、いきなりデートって、何をどうしてそんなことをしようと思ったんだよ」
「……一番最初に決闘をした時、あたしオタクくんを誘惑したでしょ。オタクくん、とろけた顔をして気持ち良さそうにしてた。だから、ああこれなら勝てるって思って」
「これなら勝てる……って」
「オタクくん、愛撫やセックスはともかく、恋愛には疎いんだろうなって。……だからあたしがオタクくんの彼女になれば、オタクくんはあたしを好き好きってなって、あっという間にイクと思ったの」
「お、おまっ……!? だからデートなんて……!」
「あんたの生オナホになる前に、あたしがあんたを堕とすのよ」

にやりと、不敵な笑みを浮かべる伊妻さん。
俺に勝つために、そこまでするつもりなのか。こうやってデートして、俺を好きにさせて彼女になることで、手玉に取ろうとしてやがるのか。

「……でも実際、そこまで悪くなかったわ」
「な、何がだよ」
「カフェに行ってもべちゃくちゃ喋らず雰囲気を楽しむし、服を選ぶのだってあれこれ蘊蓄を言わずに即決するし、趣味のゲームも自分ばかり楽しまずにあたしに面白さを伝えようとしてくれたし」
「え……」
「……まあ、割と楽しかったわ」

驚いた。まさか伊妻さんの口から、そんな言葉が出てくるなんて。
てっきり、どうせあんたなんかイかせるために渋々付き合うだけよ、なんて感じだと思っていたから。

伊妻さんの口ぶりからして、どうも普段の彼女が纏う空気の通り、静かな場所や雰囲気を好むのかもしれない。
だから相手にも、そういう落ち着きを求めているのかも。
見た目がギャルなのに、なんだかそのギャップが面白かった。

「……だからほら、行くわよ」
「今度はどこに?」
「そんなの決まってるでしょ。ラブホテル」
「えっ」
「カップルがすることといったら、やっぱりそれでしょ?」
「いやお前、ちょっと待っ……」

俺が言いかけたその時。
急に俺達の前に、一人の女の子が立った。
茶髪のふわふわロングヘア、カラフルなネイルに、ジャラジャラとたくさんのアクセサリーを着けて鳴らす、紛うことなきギャルだ。

「やっほー水紗、デート中?」
「……亜優
あゆ
……」

伊妻さんが亜優と呼んだ女の子は、手を振って応えた。
するとその子の視線はすぐに、隣の俺の方へと移った。そして俺の身体を、足の先から頭のてっぺんまで、ゆっくりしっかり見る。

「ちょっ……、ねえ水紗、どういう話それ? え、ギャグ?」
「……は? ギャグ?」
「なーんか水紗がまた新しい彼氏連れてるなーって思ったら、なんかちょいしょぼくない? 特にイケメンってわけでもないし?」
「……」
「あははは、なんかそういう系? 水紗の趣味の新境地的な? てか絶対釣り合ってないじゃん、どしたん罰ゲームか?」

遠慮もせずにケタケタと笑う、亜優という女の子。
ああ、なんとなく今までも感じていた感覚。全くの何の悪気も無い、オタクというだけで見下してくる感覚だ。
こういうのには慣れているが、正直どうしようもない。
怒ったところで、意味が無いしな。相手にしたら、なんでお前が怒れる立場なんだよみたいな態度で、逆ギレしてくるし。
ここは伊妻さんを促して、ここを離れるとしよう。

と、思ったが、伊妻さんは動かなかった。
動かずに、凄まじい視線を亜優という子に向けていた。
その視線を俺は知っている。俺に初めてイかされた時に向けてきた、完全な敵意に満ちた視線だ。

「……ふざけんな」

ぽつりと呟いて、伊妻さんは俺と組んでいた腕を解く。
そして亜優という子を、近くのお店とお店の間の物陰に、俺と一緒に連れ込んだ。
誰にも見えない陰になったところで、伊妻さんは亜優に後ろを向かせ、彼女のミニスカートをずり上げて、可愛らしいパンツを露わにした。

「ちょっ、なになに〜? ちょい水紗、なんの冗談〜?」
「……オタクくん、ヤって」
「え」
「出来るでしょ。あんたなら」
「ええ……」

彼女をイかせろ、というのか。
出来るでしょとは、この場で誰にも知られないように、一瞬でイかせろってことか。
とんでもないことを言い出す奴だなと思ったが、俺も腹に据えかねるとも思い直し、唾液で軽く指を濡らして、パンツの上から膣をなぞった。

「ふえっ!?」

驚いた声を小さく上げる、亜優。
彼女に考える暇を与えず、俺はすぐにパンツの中に指を滑り込ませ、膣内に挿入した。
亜優の身体を纏うオーラが、青からややピンクに変わる。
そして、俺が指を曲げてGスポットを探りつつ、もう片方の手でパンツの上からアナルを軽くカリカリしてやると、一気に色が濃いピンクになった。
なるほど、ここか。

ぐりりっ♥

「い゛ひいいぃぃっっっ!?♡♡♡」

ぷしいいぃっっ♥ ぷしゅっ♥ じょろろっ……♥

パンツの上からアナルをほじった瞬間、亜優はパンツの中に大量に潮吹きした。
当然小さいパンツなどでは抱えきれる量ではなく、それは太ももを伝って、びちゃびちゃと地面に垂れていく。

それを見て、満足そうに笑みを浮かべる伊妻さん。
彼女はすぐにミニスカートを元に戻し、へなへなとその場にへたりこむ亜優を、見下ろしながら言う。

「……亜優、あたしが今”ぞっこん”になってる男は、こういう男。あんたなんかじゃ、一瞬だって主導権握れないわ」
「いっ……♡ ひっ♡ あひっ♡」
「見た目で判断したらだめよ。……じゃあね」
「まっ♡ 待って……♡ ね、ねえその彼、私にも貸して……?♡ こんなにイかされたの初めてだから、ねえ、ねえ……っ♡♡」

縋りつくような視線を向ける亜優を置いて、伊妻さんは再び俺と腕を組み、ラブホテルに向けて歩き出した。
堪えきれない笑み、笑いが、彼女の口元から漏れていた。

───ホテルに着いて、伊妻さんは慣れた手つきで部屋を選ぶと、無言のまま俺の腕を引いて移動した。
部屋に着くと、彼女はすぐに荷物を置いて、俺にシャワーを促す。

「やっぱヤるんだな」
「もちろん。当たり前でしょう? あんたもそれを期待して、ここまで来たんでしょ」
「執着心の強い女に無理矢理連れてこられたんだよ」
「なんでもいいわ。ほら、先にシャワー浴びて」
「はいはい」

俺はぶつくさ呟きながら、バスルームに入る。
ラブホテルなんて初めて来たし、なんだか変に緊張してしまう。
バスルームは少し奥まった場所にあるものの、上半分がガラス張りのスケスケで、シャワーを浴びているのが丸見えだ。
ベッドに寝転びながらそんな女の子の姿を見るのは、さぞ楽しいのだろう。今の俺は、何故か逆の立場だが。

しかしどうして伊妻さんは、俺に先にシャワーを浴びろなどと言ったのか。
嫌な予感がして、俺は眼鏡をかけたまま服を脱ぐ。
すると案の定、シャワーの湯温を確かめている時に、伊妻さんが堂々とバスルームに入ってきた。
しかも彼女は、先ほど買ったあの赤い下着を着けている。

「ちょっ……!?」
「ふふ。どうしたのよ、そんなに驚いて。さっきあんたがあたしに買わせた下着よ?」
「……だから先に入れって言ったのか」
「せっかくラブホに来たんだから、ベッドの上でだけ……なんて、つまらないでしょ」

そう言って、綺麗な長い銀色の髪を、さっとかき上げる。
小麦色の肌に映える、赤の下着。
生地が薄く、部分的にシースルーのようになっていて、前の勝負下着と違って大事な部分は隠れているにもかかわらず、妙にいやらしく見えた。
パンツ部分は、彼女の尻がでかすぎて、普通のパンツのはずがハイレグみたいになっている。
食い込んだ股間には、ふっくらした大陰唇がはみ出て乗っかっていた。

危なかった。眼鏡を持ち込んで正解だった。
彼女の姿とシチュエーションだけで、俺は負けていたかもしれない。

「自分で選んだ下着を着た女を抱くって、どんな気分?」
「……け、結構、興奮する」
「良かった。実はあたしも、ちょっと興奮してる」
「へ?」
「どうしてかしらね? ……ふふ」

伊妻さんは薄く笑みを浮かべながら、俺を壁に追い詰め、壁ドンしながら唇を重ねる。
シャワーのお湯を二人で浴びながらのキス。そういえば初めてのキスだった。

自然と伊妻さんの舌が伸びて、俺の舌を絡め取る。
啄んでいただけのキスは、すぐにねちゃねちゃと水音を立てるディープキスに変わった。

「ああ……、あんたとこうしてキスするの、初めてだったわ」
「……学園内じゃ、お互いイかせることに熱中しすぎて、性器以外眼中無いって感じだったしな」
「じゃあ今日は、いつもよりもそっちに時間をかけないと」
「本気で俺を堕とす気なのか?」
「それもいいかなって思ったのよ。……あたしのことを、好きになれってね。そしたら、恋人になってあげるわ」

れりゅ……と、伊妻さんの舌が俺の口の粘膜を撫でるように舐める。
同時に彼女の唾液が、甘い吐息と一緒に俺の口に流れ込む。俺はいつの間にか彼女を抱き寄せ、その唾液も吐息も、一緒に飲み込んでいた。

すると伊妻さんの手が、俺の半勃ちのペニスに触れた。
そっと手のひらを上に添えるように撫で、人差し指で竿の裏側を、つー……っと裏筋までくすぐるようにする。
いつもと違う、射精させようとする触り方じゃない。
俺に好きだの何だのと言って誘惑してきた時のような、愛おしげに触れるその動き。そんなメスの愛撫に、ペニスはあっという間に勃起してしまった。

「改めて触ると、ほんっとおっきいわね……♡ カリの段差もこんな……、こんなにエグくて……♡ しかもみっちり肉が詰まって重い……♡ こんななぶっとくて長いの、Gスポット抉られて、あっという間にイかされちゃうわけだわ……♡」
「伊妻さんも……その、綺麗な身体だ」
「そう? 褒めてくれるの初めてね、ありがと♡ ……で? そういえば聞いてなかったけど、あたしの乳輪は好きなわけ? わざわざ直径まで調べて」
「お、オレ、でっかい乳輪……スキ」
「ふふ。そうだったのね。てか、どうしてカタコトなの」
「なんか照れた」
「可愛いとこあるじゃん……♡」

などと言って、伊妻さんはまた唇を重ねると、ペニスを本格的に扱き始める。
俺も負けてはいられないと、パンツから肉がはみ出た大陰唇をぷにゅぷにゅ撫で、その食い込みを指でなぞる。
その中に、ツンと主張するクリトリスを見つけ、軽く摘む。
彼女は軽く身体を震わせ、甘く喘ぎ声を上げた。

なんだかまるで、本当に恋人同士で睦み合っているかのようだった。
昨日までは敵として認識していたはずなのに、そんなのはどこかに行ってしまったみたいに。

「ねえ見て、シャワーで濡れて、ブラもパンツも身体に張り付いてきた……♡」

下着だけじゃない、その綺麗な銀色の髪もだ。
髪を濡らして良かったのだろうか。なんとなく心配になったが、彼女は特に気にしていないようだった。
シャワーのお湯で銀色の髪が小麦色の身体に張り付き、ブラや下着も乾いていた時と色が変わり、身体にぴったりと密着して乳首の形を浮き上がらせた。
いやらしいふっくらとした巨乳輪も、はっきりと形がわかる。

俺は素直に手を伸ばし、ブラを上にずらす。
ふるんっ、たぷっと、Gカップの巨乳が零れ落ちる。俺は躊躇うことなく、その胸を、大きな乳輪ごとぱくっと咥えた。
そして舌で乳輪を舐め回し、乳首を舌先で転がす。
伊妻さんの喘ぎが、少し大きくなった気がした。その身体を覆うオーラも、ゆっくりとピンクの色を強くしていく。

「あ、あっ……♡ んっ……♡ オタクくんさあ、おっぱい好きなの?♡」
「ん……っ」
「……じゃあ、あたしのことは?」
「んむっ。そうやって俺を誘惑して、先に射精させる気だろ」
「もちろんあんたには勝つつもりよ。でもその上で、あんたが望むなら、さっき言った通り彼女になってあげる」
「どうだか。イケメンお金持ち狙いなんだろ? さんざ見下して、ポイ捨てする気に決まってる。その手に乗るかよ」
「そんなことしないわ。……ていうかあたし、きっとオタクくんと同じこと考えてると思うんだけど」
「同じこと?」
「オタクくんさあ、あたしを生オナホにするって言ってたでしょ。それで? 生オナホにした後はどうするの?」
「した後? え、ええっと……、好き放題セックス……して」
「それで?」
「それで? え、え、えっと……えっと。は、孕ませる、とか?」
「あー……、孕ませちゃう気なのね……♡ まあそうか、今も外出しせずに、好き勝手に中出ししちゃってるもの」
「むぐ」
「……ふふ♡ それってさ、結局、あたしを彼女にする気なんじゃん……♡」
「はあ!? い、いや、そうじゃないぞ! 俺は……!」
「あたしも、あんたと同じようなこと考えてるって言ってるの。あんたをあたしの生ディルドにして、好きなようにセックスするって。確かにイケメンお金持ちは目指したいとこだけど、こんなにセックス上手な男、そうそういるもんじゃないし。さっきも亜優を即イキさせてたし?」
「ああ、まあ……あれは、その。……で、でも、だからって俺は、お前を彼女にするつもりは……!」
「あたしは、あんたでもいいかなって言ってるのよ。なあに? 不満なの?」
「いや、でもな、しかし……!」
「うるっさい、黙れ♡ 負け射精して、あたしの彼氏になれ♡」

何度も何度も啄みキスをして、そのキスの雨を、俺の首、乳首、腹へと、次第に下がりながら降らせていく。
やがて伊妻さんの唇はペニスに到達し、亀頭に何度もキスを始めた。
巨乳を晒し、がに股でしゃがんで、俺を見上げている。

「ちゅっ♡ ちゅ♡ あたしをいっぱい気持ち良くしてくれるこのちんぽ、他の女に渡したくないの……♡ あたしだけ気持ち良くしてればいいでしょ……♡」
「だから、その手には乗らない……って! お前の方こそ、山ほどイかせて、一生俺専用の生オナホとしてコキ使ってやる……!」
「ぷっ♡ だからそれ、恋人と何が違うの?♡ 一生とか言っちゃってさ♡ てか、あたしみたいな孕み頃のメスに中出しばっかしまくったら、すぐ妊娠するわよ?♡」
「うるっさい! いいから俺のテクで負けろ!」

俺も負けじと伊妻さんの乳首に手を伸ばし、その先端をカリカリと引っ掻く。
彼女のオーラを見ながら、時折摘んだり、ぐりぐりと押し込むようにしつつ、それだけでイけるように弄る。

カリカリカリ……♥ きゅっ♥ ぎゅっ♥ ぐりぐりぐり……♥

「んあっ♡ あ、こらっ……♡ だめ、だって……っ♡ 乳首だけで、イク……♡」
「イけよ。俺のちんぽに跪いたまま、乳首でイけっ……!」
「んううううううぅぅっっっ……♡♡♡」

慌てて俺のペニスを咥え込もうとするが、もう遅い。
俺が快感を感じる前に、伊妻さんはしゃがんだまま、パンツを着けたまま、盛大に潮を吹き散らかした。

ぷしっっ♥ じょろろろっ♥ じょろっ♥ ぴゅっ♥

シャワーのお湯とは明らかに違う液体がパンツから大量に漏れ、身体をぶるぶると気持ち良さそうに震わせる。
オーラもずっと濃いピンク色を維持している。
どういうわけかはわからないが、乳首だけで、いつもより深いイキ方をしているようだった。

「あうっ♡ あ゛ー……っ♡♡ あは、は……っ♡ オタクくんの彼女とかって考えながらイったら、いつもより、余韻、凄い……っ♡」
「え。な、なんで」
「さあ……?♡ どうしてかしらね……?♡」

よろよろと立ち上がり、伊妻さんは俺に抱きつく。抱きつきながら、またキスをする。
先ほどとは少し違い、嬉しそうに鼻を鳴らしながら。

俺は、発情したメスの身体を好き勝手使ってやろうと、そのまま伊妻さんを壁に寄りかからせてパンツのクロッチ部分を横にずらした。
露わになる、ぐずぐずにとろけた膣。
大して触ってもいないのに、そこは何度も手マンをしたかのように、ピンク色の膣肉から濃厚な愛液を垂らしていた。

俺はそっと中指を挿入し、ぬぽぬぽと出し入れする。
とろとろになった柔肉が切なそうに指を締め付け、伊妻さんがキスをしながら甘い吐息を漏らした。

「はふ……っ♡ あ、あっ……♡ 指、おまんこ……出し入れっ♡」
「気持ちいいだろ? 俺の手マンでもイけよ」
「あ、い、イクっっっ……♡♡♡」

じょろっ♥ ぴゅっ♥ ぴゅるるっ♥

「あーあー、二回も潮吹きしちゃってさ。……また俺の勝ち。勝ったからには、お仕置き生ハメするからな」
「中出し……するの?♡」
「する。俺の精液、全部出す」
「やだ……♡ やめて♡ 120mlの妊娠させる気満々の精液、出しちゃだめ♡」
「負けたくせに」
「オタクくんの彼女にしてくれるなら、出してもいいわよ……♡ そしたら、妊娠するまで出してもいい……♡」
「うっ……! おま、実はマジで、俺のこと好きになったんじゃ……!」
「……嘘よ♡」
「こ……っの、やろっ……!」

煽るように挑発する伊妻さんに腹が立ち、俺はすぐさまペニスの先端を膣口にあてがった。
そして、彼女のくびれた腰を掴んで、正面から立ち正常位で挿入する。

にゅぷぷぷぷぷぷぷぷぷぷぷぷぷ……っ♥

「あ゛ああああぁぁぁっっ……♡ な、長っ……長あぁっ♡ 長い、ぶっといの、生ちんぽ入ってくる♡ 入ってくるぅ……っっ♡♡」

とろっとろの柔肉の間を、太いペニスがぐじゅぐじゅとかき分けて入っていく。
すっかり俺の形に馴染んだ膣肉は、襞の一つ一つまでがぬめぬめと纏わり付き、大量の愛液と共に歓迎してくれた。
俺はお礼とばかりに、浅い場所、Gスポの密集襞をカリで擦る。

に゛ゅりに゛ゅりに゛ゅりに゛ゅり♥

「んあ゛っっ♡♡ だめだめだめそこだめそこだめすぐイクすぐイクっっ♡♡」
「生意気なこと言った罰だ。おらイけっ、生ちんぽでハメイキしろっっ……!」
「あ゛ああああああああぁぁぁぁぁぁっっっ♡♡♡」

ぷしっ♥ ぷしゃあああぁぁっ♥ ぴゅるるるっ♥

気持ちいいところを何度もカリで擦られ、気持ち良さそうにぴんっと足を伸ばし、再び大量の潮を吹き散らかす。
温かい潮が俺の股間に当たり、びちゃびちゃと床に垂れ落ちた。

「……ふっ、ふふっ♡ 必死になっちゃって、……キモ♡」
「おま、マジで許さんからな。やっぱり彼女になるとか、嘘じゃねーか」
「嘘……じゃない♡ ほんと♡ 彼女にしてくれたら、あんあん彼氏ちんぽ気持ちいいって言ってやんなくもないわ♡」
「負けたくせに、マジで態度でけーな」

ぬー……っぷ♥ ぬー……っぷ♥ ぬー……っぷ♥

「あ゛うううぅっっ♡♡ でかちんぽ、ずーるずーるゆっくり出入りしてる♡ おまんこ肉ぬめぬめ擦って、あ゛っ♡ あ゛ひっっ♡♡ すご、おっき♡ みっちみちの重たいちんぽ、ふっとぉ♡」
「やっぱ伊妻さんは、俺の生オナホ決定な。今日は授業でも決闘でもないし、アヘって意識無くなるくらいハメ倒す」
「一生なんで、しょ……っ?♡ 妊娠、させてさ♡ お腹、ぽっこり♡ させちゃうん、でしょ♡」
「ぐっ……!」
「一生ってことは、孕んじゃっても傍にいてくれるんでしょ?♡ それ、彼女以外の、なんなの?♡」
「ぐぐぐっ……!」
「てかそれ、彼女どころか……♡」
「うるさいっての!」

ぬっぽぬっぽぬっぽぬっぽぬっぽぬっぽぬっぽぬっぽ♥

「ふっ、ふふっ♡ 怒った♡ 怒っちゃった♡」
「もう絶対中に出す! 中に出しまくって、孕ませる! イキまくらせて、そんで二度と逆らえないようにしてやる!」
「そんなこと、言って♡ あ、あっ♡ ほんとはあたしの身体が気持ち良すぎ、てっ♡ 虜になってるんじゃない?♡ んっ♡ そうなんでしょう?♡ 生ディルド♡」
「ンなわけあるか! お前こそ、俺のちんぽの虜になってんだろ! 何度も何度も決闘申し込んできたのも、そのせいだろ!」
「……そうよ♡ このちんぽ、”気持ちいい”……の♡」
「っ……! あ、ぐっっ……!」

ぶっっっっびゅ♥ ぶっびゅ♥ ぶびゅっ♥ ぶびゅるるるるるるっ♥ みゅるみゅるみゅるみゅるみゅるみゅるみゅるみゅるみゅるみゅるっ♥

きっとそれは、俺を負かすための嘘だったのだろう。
いや、それとも、気持ち良さで漏れた本音か。
いずれにしても、照れたように、はにかみながら紡がれた言葉は、性的防御力を貫通し、俺の精巣を刺激して、精液を吐き出させた。
俺はデカい尻をぎゅうぅっと鷲掴みにして、うどんのような野太い精液を、思いきり子宮めがけて射精する。

「あ゛あああああぁぁぁぁっっっ!?♡♡♡ 出てる出てる出てる出てるっっ♡♡ 凄い出てる♡ 熱いの出てる♡ 熱っつ♡♡ 熱いっ♡ 重たい精液出てる♡ 精液出されてイっちゃ、イっぢゃう゛うううぅぅっっっ♡♡♡」
「ぐぅっ……! お、おらイけ! 孕んでイけ! 俺の生オナホになって、精液詰め込まれてイけっっ!」

みゅるみゅるっ♥ みゅるるるっ♥ みゅるみゅるみゅるみゅるみゅるみゅるみゅるみゅるみゅるみゅるっ♥

ぷしゃあああぁっ♥ ぷしっ♥ ぴゅるるるるるっ♥

俺は精液を吐き出し、伊妻さんは潮を吹き出す。
絶頂のやり取りだ。俺はもっともっと精液を詰め込んで、それこそ目の前のメスを孕ませようと、ペニスをさらに子宮口に食い込ませ、精液を飲み込ませる。
膣内は、ごくんっごくんっと飲むように蠕動し、ペニスを締め上げる。
メスがオスの精液で孕みたがるその感覚を受けながら、俺はただただ、気持ち良く射精した。

ぶびゅっ♥ ぶっびゅ♥ ぶびゅるっ♥ びゅるるるるっ♥ みゅるみゅるみゅるみゅるみゅるみゅるみゅるみゅるみゅるみゅるみゅるっ♥

「う゛ああぁ……♡♡ まだ出てる♡ おまんこにまだ出てる♡ おまんこの中でびっくんびっくん跳ねながら、射精してる……♡♡ ……オタクくん、”気持ちいい”……♡ これ気持ちいい……っ♡♡」
「よ、ようやく気持ちいいって言ったな?」
「だってぇ……、オタクくんのこと、好きになっちゃったから……♡ なんて♡」

びくんっ♥

「ふふ♡ ねえ、跳ねた?♡ ちんぽ跳ねたでしょ♡」
「い、今のは違う」
「あたしに好きって言われて、嬉しかったのね♡ そんなんだったらさ、早くあたしを彼女にすればいいのに……♡」
「やだ。伊妻さんには負けない」
「もう……♡ ……ん、ちゅっ♡ ちゅ♡ ちゅぅ……♡」

しょうがないなあと言わんばかりに、俺の唇にキスをする。
そうやって、快感の余韻を楽しんでいるようだった。

やがて、ずるぅ……っと膣からペニスが抜け落ちた。
精液の纏わり付いたペニスが現れると同時に、子宮に入りきらなかった精液が、膣内から溢れ出した。

ぶりゅっ♥ ぶりゅりゅっ♥ ぶぴっ♥ べちょっ♥

粘っこいなんてもんじゃない、ほぼ固形の精液が床に落ちる。
こんなの配水管に詰まるんじゃないかと思いながら、膣に手を伸ばし、くぱぁ……っと広げて吐き出しやすくしてみる。

すると伊妻さんは、ふとその場にしゃがみ込んだ。
そして、精液と愛液塗れのペニスを、舌をえぅー……っと伸ばし、見せつけるようにお掃除フェラする。
嫌なことなんて何も無いとばかりに、ご奉仕でもするかのように精液を舐め取り、飲み込んでいく彼女を見て、再び劣情が鎌首をもたげそうになっていた。
そして、そんな俺をからかうように、口に精液を溜めたままキスをしてきた。
妙な味がする。俺の精液と、愛液の味だ。
伊妻さんは俺に抱きついて離れず、とりあえず俺もそのキスに身を任せた。

「ふっ……、ふふっ♡ ねえ、一つ聞いていい?」
「な、なんだよ」
「オタクくん、さっき暴発しちゃったでしょ♡」
「……ンなわけあるか」
「これはあたしの勝ちってことじゃない?♡」
「いや、仮に暴発だったとしても、俺より先に伊妻さんのがイってただろうが。だから俺の勝ち」
「そっか。残念。じゃあ……次はあたしが勝つから」
「まだ決闘する気かよ」
「一生つきまとって、勝負し続けてやるから♡ あんたがあたしにそうするようにね♡」
「……勝手にしろ」
「ん、ちゅっ♡ ちゅ♡」

再びキスをして、舌を絡める。
伊妻さんの本心がどこにあるのかはわからないが、とりあえずシャワーを浴びた後は、ベッドの上でしこたま手マンでイかせてやる。
精液を飲ませた報いだ。

「とりまバスルーム出て、ベッド行くぞ。おまんこの中の精液、俺の手マンで泡立つまでかき混ぜてイかせまくる」
「マジで妊娠しちゃうって……♡ ……あたし今日、危険日なんだけど♡」
「えっ。え、えっ? ……マジ?」
「……嘘よ♡」
「おっっっま、絶対許さんからな!」

■私立天ヶ沢学園校則

『交際について』
恋愛における交際について、これを制限しない。
ただし、学園内での振る舞いにおいては、性教育実習のそれに準ずるものとする。

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