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第16話(最終話):手コキ部は続く!

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───事が起こったのは、夏休みも終わり新学期も始まった、とある日の朝だった。

「おはよっすー……」

珍しく部室の部屋に誰も泊まらず、誰も起こしに来なかった、少し物足りない朝。
朝勃ちの処理を誰かにしてもらえない朝は、随分久しぶりのことだった。
軽く「おはよー」と挨拶をしながら教室に入って、ふわわと欠伸をして席に着く。ふと見渡せば、水紗の姿も梨里の姿も見えない。
二人ともいないなんて、どうかしたのだろうか。
朝、誰も来なかったことと、何か関係があるのだろうか。

「……おはよ」
「はよはよ〜」

などと思っていると、水紗と梨里が教室に入ってきた。
二人は軽くクラスメイトに挨拶すると、真っ直ぐ俺の席に向かってくる。
そして、水紗はいつものツンっとした、梨里もいつものにへっとした笑みを、その顔に浮かべていた。

「お……、おはよ。二人して、どうかしたか?」

俺がそう言うと、まず水紗が何かを取り出し、俺の机の上に置いた。
コトっと乾いた音を立てて置かれたそれは、ピンク色の体温計のような物で、中央に”判定”という部分があり、そこに赤い二本線が出ている。
えっ。

それに続いて梨里も、「うちも」なんて言って、同じく”判定”という部分に赤い二本線が出た体温計のような物を置いた。
えっえっ。
これって、まさか。

「あんたの子供よ」
「オタクくんの子供だよ」

水紗と梨里の言葉に、置かれた”それ”に、クラスがざわつく。
ざわざわなんてもんじゃない、男子はギャーギャー、女子はキャーキャーと、それはもはやパニックに近い。

「妊娠!? えっマジ!? 伊妻さんも夏目ちゃんも妊娠したの!? 深見野くんの子供を!?」
「わー! わー! うっそマジ!? 妊娠!? ね、粘膜接触しちゃった……ってこと!?」
「お、お、お、お、俺は信じないぞ! え? これフェイクグッズじゃなくて、本物の妊娠検査薬だって? マジか……! てか何でお前それ知ってるの?」
「おしまいだ……! うちのクラスの美人ギャルとオタクに優しいギャルが、深見野に喰われちまった……!」

どうしよう、収拾がつかなくなってきた。
みんな俺の席に集まって、あれやこれやの質問責めだ。
おろおろする俺とは正反対に、水紗と梨里は、どんなもんだいって感じのドヤ顔である。どうやら俺の子供を妊娠出来たことが、殊の外誇らしいようだ。
俺としては嬉しいのだが、ちょっとは収拾をつけようと努力して欲しい。

その時、急に教室の扉が開いた。
どよめき、俺の席にごちゃっと集まるクラスメイト達をかき分けて、副会長モードの灯花と、相当気に入ったのか、ギャルモードメイクの夕純が現れた。
二人は無言のまま、やはり”判定”という部分に赤い二本線が出た体温計のような物を机の上に置いた。
えっえっえっ。

「あなたの子供です、春弓くん」
「四人全員、同時に孕ませてしまいましたね。春弓先輩」

四人揃って、満足げなドヤ顔である。
パニックなどで済めば、まだ良かった。
クラス中の騒ぎは隣、さらにはまた隣のクラスにまで伝播し、驚愕のディザスターとなって俺を襲ったのだった───

───その日のうちに、四人の同時妊娠という話題は学園中を駆け巡った。
俺を含めた五人が学園長に呼び出され、それはそれは大変なお叱りを……というところではあったが、学園は粘膜接触は禁止しているものの妊娠を禁止しているわけではなく、何よりもうそうなってしまったものをどうすることも出来ない、むしろ世間はそのように動いているからと、特にお咎めは無しとなったのだった。

ただし、これからどうするのかと問われた。四人同時に恋人として妊娠させて、お前はどうするつもりなんだと。
当然だ。当然の質問だった。
だが俺はすぐさま、あのチャラ男の企業の名前と専属契約の話を切り出した。
それを証明するために、俺はチャラ男に連絡を取ると、彼は「説明会をしてあげるよ!」と、快く言ってくれたのだった。
後に、学園側とみんなの家族とチャラ男、そしてチャラ男の上司達も交えて、専属契約の話はもちろん、俺達の家まで用意していると説明してくれた。
本人達の望む通り、俺を中心としたハーレム生活が出来ますよ、と。
すると、大企業の後ろ盾があればということで、その場は誰も異を唱えることもなく丸く収まってしまった。
おかしい……上手くいきすぎだ……とは、今さら思うまい。
おそらくは、きっと、俺がこの眼鏡を手に入れた時から、こうなる運命だったのだろうから。
それを教えるかのように、チャラ男の眼鏡の奥、蛇のような瞳が、俺を見るのだった。

───そして、ようやく一段落した、手コキ部部室。

「てかさあ、もうちょっとやりようってもんがあったんじゃないの!? 嬉しいけど! 妊娠おめでとうありがとう! でも説明するのめっちゃ大変だったじゃん! けど俺超ハッピー!」

どういう感情と情緒かよくわからない俺が、水紗、灯花、梨里、夕純と、一人ずつ抱きしめてお礼を言う。
まさかの全員同時妊娠。最高。でも大変。
いきなり話が動いてしまったものだから、順を追ってということが出来なくなり、一気に事を進めなくてはいけなくなってしまった。
骨を折ってくれたチャラ男には、本当に頭が上がらない。

「でもさあ、春弓くんって一度悩むと悩みまくるだろうから、下手に隠したりこっそり教えるより、みんないっぺんに、大っぴらに公表した方がいいかと思って」
「さすが灯花。俺より俺をよくわかってやがる……っ」

でしょ、とばかりに微笑むギャルモードの灯花。
悔しいけれど、こういう部分では灯花には全く敵いそうにない。

「……まあ、そうでなくとも、無理矢理にでも説得するつもりだったけどね。あたしは」
「水紗はそういうとこほんと水紗だよな」

意外とあたって砕けろ的なとこあるよな、と思う。
さすが、俺に負けたからって決闘を申込み続けた水紗だ。力技すぎる。

「あっはは〜、まあでもなるようになるんじゃない、とは思ったけどね〜。世の中もこういう感じだしさ〜」
「うん。それでいい。梨里はそのままの梨里でいてくれ」

オタクに優しい梨里は、そのまま明るくて優しい梨里のままでいて欲しい。
でもそれを今後も維持出来るかどうかは、きっと俺自身にかかっているのだとは思う。

「それで二人目はいつ作りますか? 妊娠中のセックスについては、詳細をまとめて皆さんとのOINEグループに飛ばしておきました。データ収集はお任せ下さい」
「夕純さあ……」

一番おかしくなったのは夕純だと思う。いや、それとも、エロの天才としての本領発揮なのだろうか。
いずれにせよ、彼女がこうなってくれたのは、とても喜ばしいことだと思う。

「……まあとにかく、今後ともよろしく頼む。俺がずっと、ずっとみんなの傍にいる。頑張っていこう」
「当たり前。……それよりみんな、今から春弓の精液ちょっと抜いとく?」
「さんせーい! 私、春弓くんの精液飲みたい!」
「あ、うちもうちも〜! しこしこおちんちんマッサージしてあげた〜い!」
「ヤりましょう。今すぐ。さあ。さあ」

そんな。飲み屋のおっさんが、ちょっと一杯やってくみたいな感覚で。
などと考えつつも、ついついズボンとトランクスを脱いでしまう俺は、やはり相当にみんなに毒されていると思う。
いや、これこそ俺達らしいのかもしれない。

「なあみんな、ブラウスの前を開けてくれよ」

───部室、リビングのソファに腰掛け、右隣に水紗、左隣に灯花、右前に膝をついた梨里、左前に膝をついた夕純。
四人が片手を伸ばし、妊娠したばかりでまだ膨らんでもいないお腹を、ブラウスの前だけをはだけて見せつけ、俺に手コキをしている。

水紗と灯花は、指で輪を作り、その輪を重ねるようにして、俺の竿をゆっくり上下に扱いている。
梨里と夕純は、鈴口から溢れたカウパーを潤滑油にしながら、人差し指と親指を使って、俺の亀頭を優しく摘むように愛撫していた。

「ほら春弓、ここにあんたの赤ちゃんがいるのよ……♡」
「春弓くんの赤ちゃん、マジで嬉しい……♡ 早く産みたいなあ……♡」
「あはは〜♡ めっちゃ楽しみだよね、不安もあるけど〜♡」
「産んだらすぐにまた仕込んで下さいね、先輩♡」

水紗、灯花、梨里、夕純が、もう片方の手で自分のお腹を撫でながら言う。
あまりにも満ち足りた光景だった。
愛しい彼女達が、俺の嫁達が、俺の子供を子宮に宿して、嬉しそうにしながら、俺に手コキをしている。
こんなに嬉しいことはない。

例の感情を読み取れる改造眼鏡は、今でもかけている。
それを通して四人を見てみると、全員が濃いピンクのオーラに包まれていた。途切れることもなく、ずっと濃いピンク色だ。
俺の子供を孕んで、心底幸せと思ってくれていることに、俺も喜びを覚える。
この眼鏡を通して俺自身を見たら、きっと俺も、濃いピンクのオーラに包まれていることだろう。

「ねえ春弓、孕んだ彼女に手コキされて、こんなに我慢汁出てる……♡」
「春弓くんのおちんぽ、相変わらずエッロ……♡ とろとろ我慢汁が垂れるの、エロすぎ……♡」

水紗と灯花の指の動きが、少し速くなる。
太く重たい竿が、ぶるんっと跳ね回るのを押さえ付けながら、根本から我慢汁を搾り出すように動かしていた。
その動きによって、先端の鈴口からはカウパーが止め処なく溢れている。
じわぁ……っと頂点で大きな水滴を作り、手コキの振動によって、それは零れて竿を伝って流れていく。
カウパーは潤滑油となって、にちにちと粘液質の音を響かせていた。

ぬちっ……♥ にちっ……♥ にちにちにち……♥

「すっご……♡ ちょっと春弓、何これ♡ 我慢汁からものすっごい精液のにおいするんだけど♡」
「春弓くんのカウパーに、精子混じってるんだね♡ んほっ♡ オスくっさぁ……♡ 女の子四人も孕ませた元気一杯の精子、脳にクるっ……♡」

水紗と灯花はペニスに鼻を近づけ、すんすんとしきりににおいを嗅いでいる。
やがてその鼻先が竿にくっついて、竿と鼻の間に、ねとぉ……っと粘液の糸を引かせていた。
二人は嬉しそうに微笑みながら、なおも手で扱き、においを嗅いでいる。

梨里と夕純の指も、次第にその動きを増していった。
二人の人差し指が俺の鈴口に触れ、ぷっくり水滴となったぬるぬるのカウパーを、亀頭全体に塗り伸ばしていく。
赤黒く膨れ上がった亀頭は、粘液でてらてらと光り、そのオス臭い精臭を辺りに撒き散らした。

「あっはは〜♡ ほら見てよゆずっち、亀頭がぬるぬるで、精液のにおいすっっご♡」
「はい、とってもいやらしいにおいです♡ 私達を妊娠させたにおい、ですね♡」

梨里はうっとりと目を細め、夕純は嬉しそうに笑みを浮かべている。
夕純は、普段はいつも通りスンっ……としているが、俺とイチャつく時だけは、今のようにいやらしく微笑んでくれるようになった。
これはかなりの変化だと思う。
ただ、ただたまに、いつもの無表情のままで手コキして欲しい、なんて思う時があったりなかったり。
今度、お願いしてみようかな。

ぬりゅりゅっ♥

「ん〜? なんかうちの彼氏、よからぬことを考えてそうだぞ〜?♡」

梨里の人差し指が、亀頭の裏筋を強く擦る。
カウパーのぬるぬると、気持ちいい部分を責められて、つい腰を震わせてしまった。

「それはいけませんね♡ 先輩、何を考えたんですか?♡ 教えて下さい……♡」

夕純の人差し指が、たっぷりとカウパーを纏わり付かせて、カリ首をなぞるように擦っている。
ぞわぞわと、腰の奥から快感がせり上がってくるようだった。

「どうせ碌でもないことでしょ? 例えば、こういう……♡ んぇー……♡」
「あ、私もやるー♡ んぇー……♡」
「うちもうちも♡ んぇ〜……♡」
「では失礼して、私も♡ んぇー……♡」

俺のペニスから全員が手を離したかと思うと、全員が俺の股間に顔を寄せ、舌を伸ばしてぺろぺろとペニスを舐め始めた。
快感に、ぶるんっばるんっと跳ねるペニスを、可愛い恋人達の口が追いかける。

カウパー塗れの亀頭を水紗の舌が、れろれろと舐め回し、ぢゅるぢゅると啜る。
カウパー塗れの竿を灯花の長い舌が這い回り、ペニスの付け根のにおいを嗅いで甘イキする。
梨里の舌が鈴口をほじって、中から溢れるカウパーを蜜のように啜って口との間に糸を引かせる。
どこで覚えたのか、ギャルピースを俺に向けながら、他の三人の隙をついて、に゛ゅるんっと夕純がペニスを喉奥まで飲み込む。

「ヤッバ……! みんなのフェラ、マジでヤバい……! 俺のちんぽ、カウパー垂らして震えまくってるのに、口が勝手に追いかけてフェラしてくる……っ!」

逃げようとしても逃げられない、彼女で、俺の子供を孕んだ嫁達のフェラ。
四人は、跳ねる重たいペニスが自分達の頬を叩いても、それに構わず舌を伸ばし、唾液塗れのメス臭いペニスにしてしまう。

「出していいわよ、春弓……♡ ぢゅるるるるるっ♡ ぢゅろっ♡」
「んへぇ……♡ お゛ー……♡ マジでにおいだけでイきそうっ♡ ねえ出そう?♡ いいよ春弓くん、出しちゃお♡」
「オタクくん、うちの舌マッサージどう?♡ な〜んて♡ ほらほらぁ、オスくっさい精液出しちゃおうぜ〜♡」
「らして♡ らしてくらさい♡ わらしの舌の上に♡ んえええぇー……♡」

フェラしながらの精液おねだり。
もう、勝ちも負けもどうでもよくなってしまった俺には、ただ四人の恋人達を、いや嫁達を満足させてやる以外になかった。
だから性的防御なんてあっという間に解除して、精液を吐き出そうとする。

「出す、出すぞ……っ。受け止めろ。うあっ、あ、出る出る出る出るっっ……!」

俺の声と、ペニスのさらなる膨張を感じ取って、四人が亀頭に向けて舌を伸ばす。
瞬間、俺は射精を始めた。

ぶっっっっびゅ♥ ぶびゅっ♥ ぶびゅるるるるるるっ♥ みゅるみゅるみゅるみゅるみゅるみゅるみゅるみゅるみゅるみゅるみゅるみゅるみゅるみゅるみゅるっ♥ みゅるるるるるるるっ♥

「ふふっ♡」
「んおっ♡」
「わ〜♡」
「ひゃう♡」

太いうどんのような固形精液が、ぼたぼたと四人の舌の上に撒き散らされる。
凄まじいオスの精臭を放ちながら、舌だけではない、口元、鼻、頬、梨里に至っては片目にべっとりと精液が付着する。
全員俺の物だと言わんばかりの、豪快な精液マーキング。
真っ白なオスの精液は、うっとりとそれを受け止めるメスの顔を汚していった。

「んぶっ♡ ぷぁ……♡ んぢゅ♡ れぢゅっ♡ 濃ぉ……っ♡ 春弓の精液、濃すぎだってぇ……っ♡」
「んほっ♡ お゛おっっ♡ ぢゅろっ♡ ぢゅっ♡ マジヤベ♡ これだけでイク♡ 彼氏の精液、顔射されただけでイク♡ ほお゛おおぉっっ♡♡」
「んあ〜……♡ んぢゅっ♡ ぢゅるっ♡ 目にかかったぁ〜……♡ 片っぽ目が開けられないじゃ〜ん……♡ んあっ♡ まだ顔射してる♡ あ〜……♡」
「おっ♡ おっ♡ だめです♡ 精液のにおいで飛びます♡ 私っ♡ ぢゅぞぞぞぞぞぞぞぞぞっっ♡ えぷっ♡ んぷっ♡ 精液美味しっ♡ 美味しいです♡♡」

ぶびゅーーーーーっ♥ びゅるるるるーーーーーっ♥ みゅるみゅるみゅるみゅるみゅるみゅるみゅるみゅるみゅるっ♥ みゅるるるるるるるるるっ♥

四人の手コキとフェラを受けて、カウパーも相当に溜まっていたのだろうか。
途中から、少し粘度が薄くなった精液がとろとろと大量に噴出し、その勢いで四人の髪までも汚していく。
水紗の小麦色の肌と綺麗な銀髪も、灯花の茶髪も、梨里の金髪も、夕純の紫のメッシュが入った黒髪も、俺の繁殖欲旺盛な精液で汚していく。

四人はそんなのお構い無しに、その精液を少しでも啜ろうとペニスに食い付く。
本当に食べられてしまいそうな妄想にかられながら、俺はたっぷり、思う存分射精するのだった。

「ばーか……♡ 髪まで汚して……、これ落とすの大変なんだから……♡」
「んお゛っ♡ 顔中精液臭い♡ お゛ー……♡ ヤベ♡ これだけでイク♡ またイク♡」
「あっはは〜、マジべっっとり……♡ これは全身、彼氏に洗ってもらいたいところだな〜……♡」
「みんなでお風呂に行きましょう♡ そしてもう一回、精液下さい先輩♡」

とっくにお風呂に入る気満々で、四人は服を脱いでいく。
またお風呂場で、たっぷりと抜かれてしまうのだろうかと思いつつ、俺もいそいそと服を脱ぐのだった───

───あれから、少し時間が経って、今は翌年の四月。
嫁達のお腹はすっかり大きくなって、立派なボテ腹になっていた。

俺は三年生になり、夕純は二年生になった。
しかも夕純は、生徒会の会計に選ばれた。いずれ生徒会長を目指し、この学園を彼氏の王国にすると息巻いていたが、それはやめた方がいいと止めておいた。
灯花は卒業して進学し、ボテ腹のまま大学に通い始めた。大学には今やボテ腹の女子大生が普通にいるので、むしろ心強いとか。
そして、俺と水紗と梨里は、またも同じクラスになった。
“家族”は、一緒にいた方が心強いだろうから、ということでの配慮だった。担任も、お馴染み菱野先生が務めてくれることになった。

俺と水紗、夕純は、今でも手コキ部を続けている。
梨里はマッサージ同好会を残しつつ、手コキ部をたまにお手伝いしてくれていた。
新入生達も、女神のコキ手や天使のコキ手が在籍しているということで、彼女達から手コキのレクチャーを受けつつ、俺がその練習台になるという毎日だ。
ただ、やはり俺へ連絡先を聞いてきたり、デートをしたいと誘ってきたりする女子は後を絶たず、俺はみんなから「まさか自分の嫁が妊娠してるからって他の女に種付けするなんてことはしないよね?」という視線を向けられている。
大丈夫。そこは安心して欲しい。
少なくとも俺は、自分から進んで浮気をしようなんて思わなかった。だって、それくらい幸せな毎日を過ごしているのだから。

この頃になると、チャラ男からの勧めもあり、俺達は例のマンションに移り住んだ。
それはそれは広い部屋が多数ある場所で、マンションの地下にはプールなんかもあるのだとか。本当に至れり尽くせりだ。
みんなそれぞれの部屋を決め、荷物を運び込む。
いずれ出産に子育てにと、なんやかんやと忙しくなれば、部屋割りなんて関係無くなってしまうだろうけどな。

それと同時に、俺はチャラ男の企業への協力を始めた。
こういうのは早くから慣れておいた方がいい。みんなのためにも、俺も頑張らないといけないからな。
あと、魔法の眼鏡は一度返すことになった。嫁達には、視力が良くなったからかけるのをやめた、と言ってある。
もはや俺を狙ってくるような敵も現れないだろうし、少なくとも、相手の気持ち良さを感じ取れる能力があれば、それで十分だと思ったからだ。
今度、また新たな機能を持った眼鏡を作ってくるらしい。モニターになってアドバイスして欲しいと、チャラ男が言っていた。
楽しみではあるが、どんな機能なのか、ちょっと怖くもある。

というわけで、俺は四人の嫁達と、そんな幸せな毎日を送っているのだった。

───朝。一日の始まり。
自室で朝日を浴びながら、ベッドの上で微睡む俺。
まずは、灯花のおはようのキスで起こされる。

「んー……♡ ちゅっ♡」
「むにゃ……」
「おはよう、春弓くん。朝ご飯出来てるから起きて」
「ふわ……」

とっくに服を着込んだ、エプロン姿の灯花が目の前にいた。
灯花は、今は少し髪を伸ばして、ウルフカットにしている。
そして副会長モードの眼鏡をかけたまま、耳を露出してバッチバチの痛そうなピアスを見せている。
お馴染みの舌ピは、しかし、今では外されていた。
母親になったからだろうか、副会長モードとギャルモードが融合し、ギャルでありながらも、どことなく落ち着いた雰囲気を醸し出していた。
そんな彼女のお腹は、妊娠八ヶ月。
ぽっこりと重たそうなボテ腹を撫でてあげながら、俺も「おはよう」と挨拶を返す。

「春弓くん、朝ご飯と、みんなのお弁当も出来てるから」
「ふわ……。いつもありがとう、灯花。助かるよ」
「私もママになるし、年長者で大学生だし、しっかりしないとね!」
「そっか」

そう言いながら、俺は灯花の胸とスカートの中に手を伸ばす。
俺にそうされることを期待していたのか、灯花はスカートの中に、パンツを着けておらず、しかも膣がとろ……っと愛液を垂らしていた。

「期待してたのか?」
「だって、それは……、春弓くん毎日してくれるから……っ♡」
「可愛い」

俺はベッドから起き上がり、灯花を壁に手をつかせてスカートをめくり上げる。
妊娠したことで少し大きくなったお尻に、朝勃ちしたペニスを擦り付けると、同じく妊娠したことでまた大きくなった長乳の乳首をカリカリ擦る。
俺はそのまま腰を前に進めて、灯花の膣に挿入した。

ぬぷぅ……っ♥

「ほお゛っっ……♡♡ 朝勃ちちんぽ、でっっっかぁ……♡ あ、あ゛おっ♡ ぶっといの、妊娠メスまんこにゅぽにゅぽしてるっ……♡♡」
「あー……、灯花の妊娠おまんこ、あったけー……。お腹に響くから、あんまり奥を突かずに、ゆっくり……ゆっくりな」

ぬー……っこ♥ ぬー……っこ♥ ぬー……っこ♥ ぬー……っこ♥

「お゛っ♡ お゛んっっ♡♡ こっちのがヤベ♡♡ 普通のよりこっちのがヤベ♡♡ 旦那様のぶっとくてなっがいおちんぽ、気持ちいいっ♡ お゛っ♡ お゛っこれやべっっっ♡♡♡」

ぷしゃああぁっ♥ ぷしっ♥ ぴゅるるっ♥

「ママになっても、気持ちいい穴とイきやすさは変わってないな。俺のちんぽに負けまくりのおまんこだ」
「んお゛おおおおぉぉっっ♡♡ 乳首カリカリもだめ゛っっ♡♡ Mカップ長乳おっぱいカリカリだめカリカリカリっっっ……♡♡♡」

ぷしっ♥ ぷしゃあぁっ♥

「ほんっとイきすぎな。……でも可愛い、最高の嫁だ灯花っ……!」

俺も昂ぶりを我慢したりはせず、けれども灯花の身体に負担をかけないように腰を振る。
揺れるボテ腹を両手で撫でて、幸せを噛みしめながら。
ここに俺の子供がいる。俺と灯花の子供がいる。俺と灯花が、本気で愛し合った結晶がいるんだ。
俺はそのまま射精しそうになるが、その前にペニスを一度抜き去った。

「……灯花、しゃがんで」
「ん……♡」

何もかもわかっている風に、灯花はその場にしゃがんでこちらを向く。
そして、愛液とカウパーに塗れたペニスを、躊躇いもせずに咥える。
俺はそれを見届けると、一気に腰を前に出して、喉奥を突いた。

「えぼおぉぉっっっ♡♡♡」
「ほら受け止めろ、灯花っ……!」

ぶっっっびゅ♥ ぶびゅっ♥ ぶびゅるるるるるるっ♥ みゅるっ♥ みゅるみゅるみゅるみゅるみゅるみゅるみゅるみゅるみゅるみゅるっ♥

ぷしゃあああぁぁっ♥ ぷしっ♥

灯花の弱点である喉奥を、赤黒く腫れ上がった亀頭で突き、うどんのように連なった濃い精液をそこへ注ぎ込む。
喉をごくごくと鳴らし、床に大量の潮を吹きながら、灯花はちゅるちゅると精液を飲み込んでいく。

ぶびゅっ♥ ぶっっびゅ♥ みゅるみゅるみゅるみゅるみゅるみゅるみゅるっ♥

「はあ……っ。どうだ灯花、美味しいか?」
「んぼっ♡ うぷっ♡ ぷあっ♡ あぶぅ……っ♡♡」
「はは、最高って顔だな」

口元を濃い精液でべとべとに汚し、それがエプロンにまで垂れる。
朝から盛大にイキ散らかした妊婦の灯花は、いつも通り、本当に綺麗で美人だった。

「……ねえ春弓くん、帰ったらもっとセックス……♡ ボテセックスしよ……♡」
「ああ、もちろんだ」

こんなやり取りは、今も毎日のように行っている。

───リビングに向かうと、そこには梨里が待っていた。
相変わらずのオタクに優しいギャルは、今やオタクに優しいギャル嫁となって、俺に甘える毎日だ。

「オタクくんおは〜!」
「おはよ、梨里」

制服姿のボテ腹梨里が、俺に近づいてキスをねだる。
俺は彼女を抱き寄せ、お腹を撫でながら唇を重ねた。

梨里は水紗に感化されたのか、髪を伸ばして金髪ロングにしている。
アクセサリーの他に、髪留めなんかも着けて、以前とはかなり印象が違って見えた。
妊娠八ヶ月のお腹を、制服をしっかり着込んで暖かくし、しっかりと守っている。ママとなって、少しだけ責任感も生まれたのだろうか。
でも、中身は変わってはいない。
明るくて優しい、いつもの梨里のままだ。

「ん〜……♡ ……あっはは、灯花さんのいいにおいするよ〜。抱き合ってた?」
「さっき、ちょっと可愛がってあげたから」
「うちも可愛がって……♡ ねえ、ちょっとだけでいいからぁ……♡」
「今からだと遅刻しちゃうだろ」
「……そうよ梨里。自重して。あたしもそうするから」

そう言って現れる、制服姿のボテ腹水紗。
相変わらずの小麦色の肌に、流れるような銀色の髪。いつ見ても美人の水紗は、しかしお腹がぽっこりと膨れている。
みんなと同じ、八ヶ月のボテ腹だ。
こんな綺麗な女の子と何度も子作りセックスをして、俺の子供を仕込んだのかと思うと、なんとも言えない喜びが湧き上がってくる。
水紗と梨里、並べばその喜びも倍になる。

「菱野先生にまた、幸せだからってゆったりしてるんじゃありませーん、って怒られるわよ」
「はは……、そうだな。怒られないように、さっさと朝食食べるか。……って、そういえば水紗、夕純は? 姿が見えないけど」
「生徒会の仕事だって言って、先に行っちゃったわ。あの子も大変ね」
「でも楽しそうにしてて、いいじゃないか。ママになって面倒見が良くなったらしいし。下級生からも信頼されてるとか……」
「ふふ。そんな話してると、春弓が夕純のパパみたいね」
「いやいやいや」
「ね〜え〜、早く朝ご飯食べよ〜。ほらほら、うちがお米をよそっちゃうよ〜」

キッチンでご飯とお味噌汁をよそう梨里。
さっきまで俺に甘えてたくせに、変わり身が早い。
炊飯器は、チャラ男にお願いしていた高級炊飯器だ。水紗が「あたしが炊いたのよ」なんて、得意気になっている。
俺は笑って、みんなと一緒にテーブルに着くのだった。

───夕純を抜かした四人でご飯を食べた後、灯花は大学へ、俺と水紗と梨里は揃って学園に向かう。
学園に着けば、みんなの視線は俺達に釘付けだ。
俺を挟んで歩くボテ腹の水紗と梨里。ぽっこりしたお腹を愛おしそうに撫でながら俺と会話する二人は、みんなの目にどのように映っているのだろうか。

「学生のボテ腹って最近見るようにはなったけど、やっぱ身近にいる人間がそうなると……やっぱ見ちまうよなあ……」
「そりゃ学園内で粘膜接触禁止ってだけで、校則にも妊娠はだめって書いてはないけどさあ……」
「しかもハーレムだもんな。格が違う」
「いったい何回ヤったんだろうな……。くそっ、羨ましい……っ!」
「ねえねえ聞いた? 梨里っち、またカップ大きくなったんだってー」
「え? マジ? つかそうなるとさ、梨里っちがこの学園で一番巨乳なんじゃね?」
「……伊妻先輩、妊娠してても綺麗……。憧れる……」
「深見野先輩のちんぽ見た? またおっきくなったらしいよ」
「うっそ。うっわ、ペア組んでみたいー」
「……あたし、マジで先輩狙おうかな……。お嫁さんみんな妊娠しちゃって、生ハメ子作りしたくてうずうずしてるだろうし……♡」

なるほど、みんなそれぞれって感じだ。
そんなひそひそ話は、どうやら水紗と梨里の耳にも聞こえたらしい。

「……春弓、浮気したら潰すわよ」
「何を!?」
「あっはは〜、どんな音がするんだろうね〜」
「だから何の!?」

───お昼休みになる頃、水紗は産婦人科へ出掛けた。
今日は定期検診の日なのだそうだ。
俺は、朝は一緒にいられなかった夕純と、梨里と一緒に、手コキ部の部室でお昼ご飯を一緒に食べる。
もちろん食べた後は、腹ごなしのボテセックスだ。

「ほれほれゆずっち〜、うちのマッサージはどうだい?♡」
「んあっ♡ それっ♡ 気持ちいい、ですっ♡」

ゆったりしたソファに腰掛け、ブラウスの前をはだけさせてボテ腹を晒す夕純を、その隣に腰掛け、同じくブラウスの前をはだけさせてボテ腹を晒す梨里が、ゆっくり手でマッサージしていた。
夕純は、その小さい身体に驚くほどの大きなボテ腹を撫でながら、スカートめくり上げて、愛液で濡れるパンツを俺に見せつけている。
梨里の手は、そんな夕純のお腹、鼠径部、内ももを往復するように撫でていた。

夕純はいたくギャルモードが気に入ったのか、今もずっとその格好だ。
水紗と灯花と梨里と一緒になって、日夜キャッキャとアクセやコーデの話で盛り上がり、赤ちゃんが女の子だったらギャルに育てます、などと言っている。
楽しそうで何よりだ。

「ほら、梨里も脱いで」
「んも〜、旦那様のえっちっち〜♡」

そんなことを言いながら、スカートをめくり上げる梨里。
その向こうには、すっかり準備万端の、愛液の溢れた膣があった。
梨里も夕純も、ソファの上で足をM字型に抱え、ぽっこりボテ腹を晒しながら、俺のペニスを待っている。

「梨里も夕純も、ボテ腹になっても性欲旺盛だな」
「オタクくんのせいです〜♡」
「はい、春弓さんのせいです♡ そんなにおっきな、逞しいおちんぽ、私達に見せつけてるから……♡」

俺も既に、我慢出来ずに勃起したペニスを、二人の前に晒している。
挿入しただけで子供が出来そうなほどにカウパーを垂らしたペニスを、俺はまず、夕純の膣口にあてがった。

「生徒会の仕事、ご苦労様。……もう八ヶ月なのに、大変だろ」
「これくらい平気です。後輩もいますし、頼られてますから」
「うん、凄いよ夕純は。……だからご褒美、な」

ぬぷぷぷぷ……♥

「お……♡ んおっ♡ おっ……♡ ゆっくり、きま、来ましたっ……♡」

夕純の身体に負担がかからないように、ゆっくり挿入して、ゆっくり動かす。
あまり奥を突かず、カリ首で肉襞を擦って、そっちの方で気持ち良くなれるように。

ぬー……っこ♥ ぬー……っこ♥ ぬー……っこ♥ ぬー……っこ♥

「おっ♡ おっ♡ んおっ♡ 好き♡ 好きです春弓さん♡ 私、幸せなんです♡ こんなに幸せでいいんでしょうか♡」
「いいんだよ。ずっと幸せでいような」
「はい♡ 生徒会のみんなにも、いっぱい自慢しました♡ 春弓さんと、大好きな旦那様と赤ちゃん作るセックスいっぱいしたって♡ 粘膜接触ぬちゅぬちゅ、毎日のようにして赤ちゃん孕みましたって♡ 自慢、しました♡」
「はは……、生徒会でそんな自慢してたら、そのうちこの学園も、子作り実習解禁になっちまうかもな」

ぬぷんっ……♥

ぷしゃああぁっ♥ ぷしっ♥ じょろろっ……♥

「んおっっっ♡ おっ♡ いっっっ♡♡♡」
「おっと、抜いた瞬間に潮吹きしちゃったか。はは、梨里のマッサージが効いたのかな」
「ほおぉっ……♡ おっ♡ おお……っ♡」
「大丈夫か夕純、つらくないか?」
「ら、らいじょうぶ、れす……ぅ♡」

とろけた顔の夕純のお腹を撫でて、俺は次に、愛液塗れのペニスを梨里に向けた。
梨里は、嬉しそうに膣を指で広げる。俺は梨里が望むままに、ペニスを奥まで挿入し、ゆっくり腰を動かし始めた。

ぬー……っこ♥ ぬー……っこ♥ ぬー……っこ♥ ぬー……っこ♥

「あ、あっ♡ んあっ♡ おまんこ、気持ち〜……♡ 妊娠しても、オタクくんのおちんちん、すっごい気持ちいい……♡」
「はあぁ……っ。梨里のおまんこ、マジでとろっとろ……。いつ入れても俺を優しく包んでくれる、オタクに優しいギャルおまんこだ」
「あっはは♡ うち、オタクに優しいギャルじゃないよ〜」
「え?」
「……”春弓くんだけに優しいギャル”、だよ♡」
「っ……!」
「赤ちゃん産むのなんて、春弓くんだけだよ〜……♡」
「そっれ、反則っ……!」

梨里の言葉に素直に反応した俺は、慌ててペニスを膣内から抜く。
そしてそのまま、梨里と夕純のボテ腹めがけて、大量の精液を撒き散らした。

ぶっっっびゅ♥ ぶびゅるっ♥ ぶびゅっ♥ ぶびゅるるるるるるっ♥ みゅるっ♥ みゅるみゅるみゅるみゅるみゅるみゅるみゅるみゅるみゅるみゅるっ♥ みゅるるるるるるるるっ♥

「あ、あっっっ♡♡♡」

ぷしゃあぁぁっ♥ じょろっ♥ じょろぉっ……♥

慌ててペニスを引き抜いた勢いで、梨里も絶頂して潮吹きする。
勢い良く飛び出た潮は、梨里と夕純のボテ腹にべとべとと精液を撒き散らし、ぶるんっばるんっと跳ねるペニスにかかった。
生温かいメスの潮を受けて、さらにペニスはいきり立ち、射精する。

みゅるるるるるるっ♥ みゅるっ♥ みゅるみゅるみゅるみゅるみゅるみゅるみゅるみゅるみゅるみゅるみゅるみゅるみゅるみゅるみゅるみゅるみゅるみゅるっ♥

「う、わぁ……♡ うちのお腹、でんぷん糊みたいな精液で、どろっどろぉ〜……♡」
「わ♡ わぁ……♡ オスのにおい、すっごいです……♡ これが、私達を孕ませちゃった精液なんですよね……♡」
「ほらゆずっち、精液マッサージだ〜♡ クリちゃんクリクリ〜♡」
「んおっっっ♡♡♡」

ぷしゃああぁぁっ♥ ぷしっ♥

ボテ腹を真っ白に汚した精液を、梨里が夕純のボテ腹全体に塗り込み、ついでにクリトリスを摘むように膣に塗り込む。
夕純はまた絶頂し、潮を吹いてしまった。

「梨里、あんまり夕純をいじめてやるなよ」
「あっはは〜♡ だって旦那様にこんなに精液出してもらったら、嬉しいじゃん?♡」
「あへぇっ……♡ はい♡ 私、嬉しいですぅ……♡」

俺の精液をボテ腹に付着させ、そのボテ腹を密着させて擦り合わせる梨里と夕純。
やれやれなどと思いながらも、そんな幸せそうな二人を見て、ほっこり笑顔が浮かんだのだった。

───夕方。
産婦人科から戻った水紗、そして梨里と一緒に、手コキ部の部活動を開始する。
夕純は生徒会が忙しく、そちらの方でかかりきりらしい。
その分、菱野先生が頑張ってくれていた。本当に先生には感謝してもしきれない。

部活が終わると、梨里は実家に荷物を取りに行きたいと、早々に帰ってしまった。
俺はひとまず、汚れた身体を裏のお風呂で洗い流すことにした。今でも裏は、部室の休憩所として使わせてもらっている。

「ふいいぃー……」

広い湯船に浸かり、おっさんみたいな声を出す。
どうして人は湯船に浸かると、おっさんみたいな声を出すのだろうか。

「ふふっ。おっさんみたい」
「水紗」

ふと見ると、お風呂の入口に全裸の水紗が立っていた。
小麦色の肌、長い足と、妊娠してさらに大きくなったデカ尻と太もも、そして見事なボテ腹を、モデルのようにポーズを取って俺に見せつけている。
あんがあたしをこんな風にしたのよ、もっとよく見てと、そう言わんばかりに。

「春弓、身体ちゃんと洗った?」
「軽く」
「じゃあこっち来て。あたしがしっかり、背中を流してあげる」
「いや、俺が水紗を洗うよ。身重だし。たまには俺がさ」
「いいから、あたしにさせなさい」

微笑む水紗に、俺はしょうがないなと、湯船を出る。
そして水紗に促され、椅子に座った。水紗はボディーソープをスポンジで泡立て、俺の後ろから身体を洗ってくれた。

「水紗、検診はどうだった?」
「順調だって。先生が褒めてくれたわ」
「そっか。良かった」
「……あんたの子よ?」
「知ってる」
「あんたがあたしを孕ませて、こんな風にしたんだから」
「わかってる」
「最初は、どうしようもないオタクって思ったけど」
「おいィ?」
「今はもう、あたしの大事な旦那様、よ」
「……水紗も、俺の大事なお嫁さんだよ」

身体を洗っていた手は、スポンジを床に置き、俺のペニスに伸びた。
俺の後ろにボテ腹と柔らかい胸を密着させ、泡だらけのペニスを両手で包み、上下にゆっくり擦る。

「ふっと、ぉ……♡ なっっが……♡ また大きくなったんじゃない?♡」
「あ、あんまり大きくなりすぎてもなあ……」
「新しい彼女が痛がるから?」
「そうそう新しい……っていねーよ!」
「知ってるわ」
「作るにしたって、必ずみんなに言うよ」
「わかってるわ」
「まったく……」

後ろから、くすくすと笑い声が聞こえる。
水紗は笑いながら、亀頭の裏筋を、ぬちぬちと執拗に擦り始めた。
物欲しそうに、

にゅるっ……♥ ぬるぅ……っ♥ ぬるっ♥ にゅるっ♥ にゅりり……♥

「……ねえ春弓、部活では射精してないんでしょ?」
「もちろん。だって嫁達で射精したいし」
「あたしのこと好きなんでしょ」
「はは、好きじゃなかったら彼女にしてないし、嫁にもしてないって」
「春弓、こっち向いて」
「え?」

水紗に呼ばれ、後ろを振り向く。
そこには、頬を赤く染めて、潤んだ瞳で俺を見る水紗の顔があった。
いつもとは違う顔。気持ち良さそうにとろけた顔でも、ツンとした小生意気な顔でもない、俺の知らない顔だった。
ただ、それは、別の何かで知ってはいた。
映画や漫画、アニメで、女の子が真面目に告白しようとしている、そんな瞬間の顔。

「……あたしもよ。好きじゃなかったら、彼氏にしてないし、孕んでもいない」
「お、おう……」
「照れんな、ばか。人が真面目に話してるんだから」
「しょうがないじゃん。こんな水紗の顔、初めてだし」
「好き」
「俺もだ」
「んっ……♡」

顔が近づき、自然に唇が重なる。
俺は水紗と一緒に立ち上がり、キスをしながらボテ腹を撫で、ふっくら膨れ上がった巨乳輪をカリカリと引っ掻きながら、マットの上に移動した。
マットの上に腰を下ろすと、俺は胡座をかき、その上に水紗を乗せる。
対面座位だ。

「マジであたしを一生自分の物にしたのよ、あんたは」
「こんないい女、一生孕ませ続ける以外にないだろ」
「好き……、好き。産んだらまたすぐ孕みたい」
「産んでくれ。いや、絶対産ませる。俺の女を、俺がずっと孕ませる」

ぬぷぅ……っ♥

水紗が腰を上げて、ゆっくりとペニスを飲み込む。
あまり奥を突かないように気を付けながら、たっぷりと重たいデカ尻を鷲掴みにしつつ、ぬるぬるの膣内をゆったり楽しんだ。

ぬー……っこ♥ ぬー……っこ♥ ぬー……っこ♥ ぬー……っこ♥

「あふ……っ♡ んっ♡ んぅっ……♡ ほんっと、あたしの気持ちいいとこ、ごりごり擦ってくるでかちんぽ……♡ 気持ちいい……♡」
「初めての女が水紗だったから、水紗の形にぴったり合うように作り変わったのかも」
「ほんと? ふふ、なら嬉しい……♡」

いつもなら、「そんなことあるわけないじゃん」からの、「ばーか」までがセットだと思ったんだけど。
素直に受け止められてしまうと、逆にびっくりして混乱する。
ママになって、水紗も落ち着きが出たということなのだろうか。

「まあ、水紗の身体は俺が作り変えちゃったけど」
「そうよ。あんたの赤ちゃんを産むために、お尻も大きくなって、お腹もこんなに大きくなって……。責任取れ」
「もう取ったと思うけど」
「ばか。もっと孕ませろ。今すぐ」
「今すぐは無理だって」
「孕みたい」
「欲張りだなあ」
「……あんたのせいよ」

はむっ、かぷかぷっ、と俺の肩に噛みつく。
くすぐったい甘噛み。そんな水紗が可愛くて、つい俺は急激に射精欲が高まり、危ないと思ってペニスを抜いた。

「ヤバっ……!」
「んあっっっ♡♡♡」

ぶっっっびゅ♥ ぶびゅっ♥ みゅるるるるっ♥ ぶびゅるるるるるるるっ♥ みゅるみゅるみゅるみゅるみゅるみゅるみゅるみゅるみゅるみゅるっ♥

ぷしゃあぁぁっ♥ ぷしっ♥ ぷしゃっ♥

腰を引いてペニスを抜いた瞬間、連なったうどんのような濃い精液が飛び出る。
それは、べちょべちょと水紗のデカい尻にかかって、真っ白に汚していく。
水紗も、ペニスを抜いた瞬間の勢いで絶頂し、潮吹きをしてしまったようだ。

みゅるるるるるっ♥ みゅるみゅるみゅるみゅるみゅるみゅるみゅるみゅるっ♥ みゅるるっ♥ みゅるみゅるみゅるみゅるみゅるっ♥

「ふああっ……♡♡ あっ、熱っつ……♡ ふふっ、なあに?♡ ボテ腹セックス、そんなに気持ち良かったの?♡」
「水紗が可愛くて……、つい。我慢出来なかった」
「手コキ部の部長がそんなことで大丈夫なの? 早漏で部長退任なんて、みっともないからやめてよね♡」
「嫁達とだけだよ。みんなが好きだから、こんなに早く出たんだ」
「負けを認めるのね」
「一生負けでいいよ。もうそれだけの物を、手に入れたから」
「ふふっ、春弓が負けるわけないでしょ」
「え?」
「……あたし達が、春弓には一生勝てないからよ」
「……そっか」

───その時、風呂の向こうからドタバタと足音が聞こえた。

「お〜いオタクく〜ん、まだいるの〜? アイス買ってきたら食べない〜?」
「春弓さん、生徒会の仕事が終わりました。一緒に帰りましょう」
「春弓くん、いるー? 私も来ちゃったー」

梨里と夕純、そしてなんと灯花の声まで。
なんだ、みんな集まっちゃったのか。
なんだか去年のことを思い出してしまった。みんなとこうして、部室でわいわいやっていたあの頃のことを。

「上がろうか、水紗」
「んーん、もうちょっとこうしてて。春弓のあったかい精液、もうちょっとだけ……♡」
「はは、身体が冷えちゃうって」

俺は水紗とまた唇を重ねると、その身体をぎゅっと抱きしめた。
彼女のお腹にある、俺の子供と一緒に。

───さて、その後のお話。
夏休みに入る前に、四人は全員可愛い子供を産んだ。
やがて俺達は結婚式を挙げるのだが、新郎の友人代表スピーチは、もちろん北見にお願いした。ありがとう北見。
それと本当に、本当に、一度に四人もの名前を考えるのは大変だったということは、ここに書き記しておこうと思う。

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