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病気の母親の薬代を稼ぐ苦学生クラスメイト②

「服、脱いでよ」
リーセリアはアヤトの言葉にコクリと頷いて、制服のボタンに手をかけた。
上着を脱いで、ネクタイをほどく。
Yシャツのボタンを外していく。胸元のボタンを外す際、躊躇いを見せたが、それも一瞬だけだった。
しゅるりとした衣擦れの音、リーセリアの身を包んでいた衣服が、ぽすん、ぽすんと床に落ちていく音だけが、部屋の中に響いた。

そして、黒のストッキングを下にずり下げると、むわっとした汗の匂いが周囲に漂った。
アヤトは、わかりやすく、すぅと鼻から息を吸い込んだ。
匂いを嗅がれた事に気がついたリーセリアは、羞恥と怒りに顔を赤くして、キッとアヤトを睨みつけた。

そんな怒った表情さえもアヤトからすれば興奮のスパイスにすぎない。アヤトはニコッとしながらリーセリアに視線を向ける。その目は、嫌ならここでやめる?と問いかけていた。
その視線に含まれた意図に気づいたリーセリアは、目を伏せ、唇を噛み締め、意思表示として、脱ぎかけのストッキングを脚から抜いて、床に放った。

リーセリアが身につけているのは、ピンクのレース下着のみになった。

「可愛い下着だね、俺の為に着けてきてくれたのかな?」
「……はい、そうです」
リーセリアは、そうだけど、そうじゃない!と声を荒げたかった。
自身が持っている下着の中で一番可愛いのを着てきたことは確かだ。しかし、それは、断じて、目の前の成金を喜ばせるためではない!
普段着ている、着心地重視の色気のない下着や、何度も着て、ヨレヨレになった下着を見せて、芋臭いだとか田舎モンだとか舐められるのが嫌だったのだ。
せめて目の前のこの男が、私の下着姿に興奮して、はあはあと無様に息を荒げでもすれば、多少の自尊心が満たさせるというのに、あろうことか、自分の為に着てきてくれたの?などと抜かしやがって……と怒りと羞恥で沸騰しそうなリーセリアに向けてアヤトは愉しげに言った。

「せっかく可愛い下着を着けてきてくれたのだから、着けたままでしようか、さあ、ここに座って」
ポンポンとアヤトは自身が腰掛けているベットの隣を叩く。
リーセリアはせめてもの抵抗として、もう一度アヤトを睨みつけてから、ドスンとベットに座った。
アヤトはこんな彼女が愛おしくてたまらない。
これから彼女を快楽に堕とすのだと思うと、ただそれだけで、股間の一点に熱い血流が溜まりそうになる。
アヤトは、その獣じみた欲望を隠し、ニコニコとした笑みを浮かべて、隣に座った彼女の乳房を撫でた。

「ひう」
びっくりした声をあげたリーセリアを後ろから抱き寄せ、乳房を揉む。
デカい、下着の上からでも、手のひらから溢れそうになる。
アヤトは、しばらく、ふよんふよんとずっしりとした重みを楽しむと、下乳から、ブラの隙間に手をいれた。
リーセリアは身を捩り、逃げようとするも強く抱きしめられた腕からは逃れられない。

ふにゅり、沈んでいく指の感覚が楽しい。
柔らかい、けれどしっかりと張りがあり、沈む指を押し返してくる。
そしてなによりも、声をださないように、ぎゅっと唇を噛みしめるリーセリアが可愛い。

「挿入れないのですか?」
言外に、ととっと挿入して終わらせてくれと言うリーセリアに対して、アヤトは、内心、胸に夢中になりすぎたなと反省しながらも、「初めてなんでしょ、ちゃんとほぐさないと痛いよ」
と秘裂をショーツの上からなぞった。

「ッ」
リーセリアは初めて胸に触れられた時と違って、今度は声をあげなかった。

これはリーセリアなりの抵抗なのだ。
1年間、学園の誰よりも努力してきたという自負と、理不尽に単位を落とされたことへの憤りややるせなさへの……
私がするのは、セックスではない。ただアヤトの自慰行為を手伝うだけだ。
だから声なんてあげてやらない。
アホ面で、胸を楽しそうに揉む、苦労知らずのボンボンをこれ以上楽しませてやるものか、わ、私は一生懸命頑張ったのだ、だから彼を利用したっていいんだと。

アヤトの手つきは何処までも優しかった。
もっと乱暴にされるのかと思っていたが、けっして強くは触れず、宝物を扱うかのように丁寧な愛撫だった。

……身体が熱い。
仕方ないじゃないか、ずっと胸を触られているのだ。
少しぐらい変な気持ちになるのはただの生理現象だ。
……感じたりなんか、しない。

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