「次の町に到着する直前に魔力が尽きてしまったので補給してもらいます。あちらの木陰でちんぽしゃぶらせてください。その後は木に掴まりながら生ハメ立ちバックです」
「勇者様。──勇者様。
………………ユキ君」
名前を呼ばれて、僕はようやく振り返った。
勇者様なんて大層な呼び名は、似合わないから。
「間もなく魔物の生息地に入ります。戦闘準備を」
淡々と告げる彼女に「うん」と返事をして、銀色の剣を構える。意識を集中して体内に魔力を循環させて、周囲を見渡した。確かに魔物の気配がある。
ここを抜ければ目指す町に辿り着ける。
必ず勝って、温かいご飯を食べるんだ。
意気揚々と足を踏み出す。
が、しかし。
服の裾をくいくいと引っ張られた。
「ユキ君は後衛。サポートに徹してください。レイスタウン近郊の魔物は、豊かな土壌の恩恵を受けているので強敵です。危ないです。怪我をしてはいけませんので、ここは私に任せてください。万が一の時だけ助けて頂けますか──」
透明な風を纏う彼女が、僕より前へ。
その背中には、逞しい魔力の影があった。
程なくして、魔物が出現した。
植物型。あちこちに伸びる蔦から滴る粘液には、微々たる毒がある。安価な解毒薬で対処可能だが──そんな僕の思慮をよそに、彼女は華麗に舞っていた。ひらりひらりと粘液を躱し、隙を見計らって杖を振り、呪文を唱える。たちまち、巨大な炎が起こり、数匹の魔物をまとめて呑み込んだ。あれは、本来長い詠唱を必要とするA級魔法だが、彼女にかかればたった一言で放つことが可能だ。流石は元王都公認のS級魔導士──。
僕のサポートなど不要だった。
次々とあらゆる属性の強魔法を放つ。
彼女の戦いっぷりは、演劇のようだ。
「魔力装填。射出準備。──《炎龍の息
フレアブレス
》」
「遥か彼方より生ぜよ。──《緑の鋭風
レイグリッド
》」
「絡まれ。縛れ。眠れ。──《地式封印
カミアヴール
》」
オーバーキル、と表せる連撃。
彼女が本気を出すのには、理由がある。
……僕を、絶対に傷付けずに守るためだ。
この世界の中心にある”王都”による、魔王討伐のための勇者育成計画。それに巻き込まれた僕は、元いた世界から”こちらの世界”に強制転移させられた。何でも、いわゆる”異世界転移者”には卓越した能力が宿る傾向があるらしく、それを狙っての事だとか。残念ながら僕は、勇者適性なしと判断され、王都から放流されてしまった。そして、あてもなく世界を彷徨っていた時に、偶然にも彼女と──リタさんと出会い──旅路を共にしている。
リタさんも、僕と似た境遇にあった。
その高すぎる能力を”悪用”されてしまう前に、王都を脱出したのだが、”殲滅隊”と呼ばれる追っ手に迷宮の深部に閉じ込められてしまった。当時、自暴自棄になって迷宮に潜っていた僕に助けられていなかったら、今頃──。
たぶん、最悪の結末は避けられなかっただろう。
と、そんなこんなで……。
どうやらリタさんは僕を気に入ったらしく。
毎日、熱烈なアプローチを受けている。
「お怪我はありませんか」
リタさんが魔物から生命片を回収していた。
生命片とは、RPGでいう経験値みたいなもの。
僕も欲しいなぁ、なんて思っていると。
「ん。後ほど、分配いたしますね」
無表情のまま、静謐な声音を紡ぐ。
彼女の唇は、ぷるり、と潤っていた。
──リタ・レヴォルマギ・ルビア。
S級に分類される超優秀な魔法使いであり、元王都公認の特殊魔導士。豊富な魔力量と多彩なスキルを組み合わせる事で、無数の魔法を操る。彼女の名は広く知れ渡っており、巷では『歩く魔導書庫』『麗しの魔女』『豊満なる女傑』などと呼ばれている。
そう。最強の魔法使いである以前に──。
リタさんは…とても可愛いのだ。
その上、おっぱいも超でっかい…。
通常、魔法使いの正装たるローブはボディラインが隠れるはずなのに、リタさんの場合は、たわわなお胸の輪郭が丸わかりだ。読書を好む知的な無表情とのギャップは、日々僕の心を惑わせる。いつも隣で歩いている時に、たぷっ…たぷっ…と揺れているし、先程の戦闘中だってわざとらしいくらいに弾んでいた。後衛でのサポートを指示されていたけれど、正直それどころではなく、ずっとリタさんの乳揺れに夢中で前屈みになってしまっていた。
リタさんが近付いてきた。
少し身を屈めて、僕の顔を覗き込む。
「……どうかしましたか、ユキ君」
どたぷっ…♡ゆさっ…♡むっち…♡♡
見ちゃだめだ、と分かっているのに。
僕の視線は、そこばかりに釘付けになる。
植物型魔物を討伐する際、些細な反撃を受けたのか。胸元に微かな切れ込みが入っていた。本来なら気にする必要のない”小さな隙間”から、リタさんの乳肉が覗いている。ちょうど、胸の谷間のところ。左右から押し寄せるたっぷたぷのやわ肉が犇き合い、むっちりと重なって、長く深い谷間を作っている。当然ながら汗だくで、匂いも濃ゆい。催淫の魔法にかけられたかのように…僕の気分はとろとろに溶けて、理性が壊れてしまっていく…。
艶やかな黒髪は、短く切り揃えられている。
癖のない美麗なストレートのショートカット。
気だるげな瞳。もちっとした頬。桜色の唇。
どこか…猫っぽい印象もあったりする。
まぁその…なんというか、とにかく可愛い。
可愛くて、巨乳で、優しくて、愛情深くて…。
最強で、おまけにえっちな、美人魔法使い。
この世界に転移できて、僕は本当に幸せだ。
漫画のような”チート”には恵まれなかったけど。
リタさんと一緒にいれるだけで…十分なのだ。
「…………」
僕の『一途』な想いが熱を帯び、膨張していく。
リタさんの『純想』が呼応し、結びついていく。
「…………♡」
表情は変わらぬまま、雰囲気だけが色気づく。
魔物の消えた草原で、そっ、と身を寄せられた。
リタさんが背中を丸め、耳元に囁きかけてくる。
……あちらの木陰に行きましょう、と。
リタさんが弱い魔物に過剰な攻撃をするもう一つの理由。それは、魔
・
力
・
を
・
多
・
く
・
消
・
費
・
す
・
る
・
た
・
め
・
。通常はなるべく魔力消費を抑えた戦いをするものだが、リタさんには特殊な事情があった。それは、膨大な貯蔵量を有するが故に、長時間にわたり蓄えている魔力が腐敗してしまうというもの。要は、補給と消費の効率的な”循環”が必要なのだ。当初は、そもそも容量いっぱいに魔力を持つ必要もないのでは、と思っていたが──リタさんは”追われている身”だ。いつ王都の追っ手が襲ってくるか分からない。万が一の事態を考えると、魔力残量が多いに越したことはない。そのために僕は、彼女にちょっとした協力をしていた。
魔力補給の手段は多種多様。
その中でリタさんが採用しているのが──。
男
・
性
・
の
・
精
・
液
・
を
・
魔
・
力
・
に
・
変
・
化
・
さ
・
せ
・
る
・
方
・
法
・
だ。
以前教えてもらった内容を振り返る。
あの王都も目を付けていたリタさんの『固有魔法』──『比翼濃恋
ラブ・プリフト
』。まず、子宮より排出された卵子に種を付けることで”受精卵”を作り出す。生命の根源である受精卵は、即ち幾万の可能性の凝縮体であり、そこにリタさんの透明な願いを付与することで、魔力へと変換される。食事や睡眠、休養、自然環境からの取り込みといった、あらゆる魔力回復方法の中でもズバ抜けた生産量を誇る、この世界でリタさんだけが扱える、神秘の魔法──。
「…………」
ざっ。ざっ。ざっ。
広い草原を、二人で寄り添いながら歩く。
手の甲が擦れる感覚。心地よい風の音色。
黒髪がふわりと揺れ動いて…。
甘ったるい香りが僕を包み込む…。
草原の脇にある林を少し進む。
ちょうど良い木陰を見つけ、立ち止まる。
リタさんの『感知』で魔物がいない事を確認。
念の為、僕も…周囲を警戒した。
魔物も冒険者もいない。二人きりだ。
その時には僕も興奮しまくっていた。
予感が期待を紡ぎ、期待が性欲を編む。
異世界転移時に僕が獲得したもの。
それは勇者としては全く役立たずで──。
けれどリタさんとは相性ぴったりな──。
『精力』特化の、隠しスキル群──。
「…………♡♡」
木陰に隠れ、リタさんがしゃがみこむ。
そして、僕のズボンが脱がされた。
…………ぶっり゛んっ……!♡♡
ぶっとい陰茎
ちんぽ
が下着から飛び出した。
元の世界の僕とは大違いの──獰猛な巨根
デカチン
。
リタさんの瞳がいやらしく潤んでいく。
「いつもご面倒をおかけして申し訳ありません」
黒髪を耳にかけ、僕をじっ♡と見詰める。
「迷宮からお救い頂いた時より、ユキ君には助けられてばかりです。間もなくレイスタウンに到着するというのに、こんな場所で魔力補給をお願いするだなんて。勇者様の伴侶として失格です。……にも関わらず、こうしてご快諾くださり感謝いたします。
そして……何より──……。
この絶大なる魔力を秘めた魔王級ちんぽ。
んっ……相変わらず凄まじい迫力です。
有難く、精液を搾りとらせて頂きますね……♡」
ぷるっぷるの唇が上下に別れ、唾液の糸が引く。
リタさんのお口が──僕の陰茎を包み込む。
生温い吐息の感触に背筋がぞくぞくと震える。
もう根元まで唇が達していた。
あとはしゃぶられるだけ。
クる…リタさんのちんぽしゃぶりクる…♡
思わず、腰を引いてしまいそうになったのだが──。
リタさんの両手で押さえつけられて、そのまま──。
じ~~~~~っ…♡と視線で犯されつつ……。
ぶっ♡ぢゅぅぅぅぅぅぅっ♡♡としゃぶられた。
ぬめぬめの頬肉が竿にべったり張り付き、吸い付かれている。冗談ではなく腰ごと持っていかれそうな程の力強さだ。喉奥から滴る唾液に絡みつかれ、ベロ肉で裏筋を執拗に舐られる。ぢゅっぽり♡と濃厚な吸引を保ったまま行われる繊細な責めに、僕は追い詰められていく。恥ずかしいが、正直すぐにでも射精したいくらいだ。
ぶぢゅっ♡ぶぢゅる゛る゛る~っ♡ぢゅっぽっ♡
んべぁ♡んべる♡べろべろべろっ♡れ~ろんっ♡
ちゅぷぷっ♡ぶっ…ぢゅ~~っ♡♡ぢゅぅぅぅ♡
む゛ぢゅぅ~~~っ…………っぽんっっ……♡♡
「んふー……♡ふーっ……♡ふ~~っ……♡」
たっぷりと吸い付いて気が済んだのか。
リタさんは一度休憩を挟んでいるようだった。
お口快楽から逃れた僕は、呼吸を荒げていた。
甘い涎でべっとべとのちんぽが脈打つ。
汗だくの顔で…周囲の風景を見渡す…。
木々の合間を縫って降り注ぐ陽射し。
可憐な小鳥の囀り。風の音。草木の匂い。
夢にまで見た憧れの”異世界”の景色の中──。
僕は、無表情爆乳魔法使いにフェラされている。
僕なんかよりもずっとずっと優秀で──。
この世界で”最強”と謳われるリタさんに──。
「ユキ君。我慢は不要です。非効率的ですから。
今考えるべきは、この私に魔力を補給する事。
長居すれば、目撃されるリスクも高まります」
そうだ。リタさんの言う通りだ。
最低限、レイスタウンに到着するまでの魔力だけでいい。リタさんの数少ない弱点である”体力のなさ”を補うための魔力さえあれば。仲睦まじいカップルのように、愛情深い時間を堪能して快楽を貪るのが目的ではない。僕がやるべきことは、一秒でも早く射精すること。ねっとねとのお口で気持ち良くなって…最後はリタさんのあそこに…。
「……ちんぽしゃぶり、激しくしますね」
妖艶に微笑んだリタさんが──頭を前後に動かす。
リズミカルなフェラチオピストンが開始されたのだ。
ぢゅぽぽぽっ♡と竿を舐り倒し、亀頭だけを咥えて。
ぐぽぽぽんっ♡と一気に根本まで咥え込んでしまう。
余った皮が剥かれ、敏感なカリ首を舐め回される。
恥垢を刮ぎ取られる。舌先で亀頭を責められる。
一見すると単調に見えるが、極めて巧みな口淫。
それなのにリタさんの顔は──”無”のままで──。
宝石のような瞳だけ──卑しく細められている──。
ぢゅっぽ♡ぢゅっぽ♡ぢゅっぽ♡ぢゅっぽ♡
ねるぬちゅっ♡にゅっぽ♡にゅぽっぢゅる♡
べろべろべるねるぶれぇろ♡ぢゅぷれぇぁ♡
んぢゅ~っ♡ぢゅぽっ……♡れろろっ……♡
ぢゅっぽん♡ぢゅぽんっ♡ぢゅっっぽんっ♡
「んも゛っ♡んも゛っ♡んぶもっ♡ぶ、っぽっ……♡」
リタさんの艶めいた唇から沢山の糸が伸び、僕の陰茎と繋がっていた。興奮度が高いほどに女性の唾液の粘り気は強くなる。感情は表に出ていないが、リタさんも昂っているのだ。僕については言うまでもない。射精寸前だ。陰茎はぱんっぱんに膨らんでおり、我慢汁もたっぷりと溢れている。陰嚢にて新鮮な精液がぐつぐつ煮立っている感触もあった。
「──♡」リタさんが短い呪文を唱える。
刹那、黒のローブがふわりと透けていった。
忽ち、牝の乳臭がむわっ♡と匂ってくる。
僕は自分の目を疑った。何度も瞬きをした。
リタさんの生おっぱいが…視
・
え
・
て
・
いたから。
う、おっ…♡リタさんのおっぱいでっっか…♡
驚嘆する僕を置き去りにして。
リタさんが「んぇっ…♡」と舌を伸ばす。
亀頭の裏をれろれろと舐めしゃぶってくる──。
にゅるれっ♡んれぇるれぇるえるれるれる…♡
「んへぁ……♡あぇ……♡んぇぁ~~……♡
ふふ。舌先での亀頭責め、お辛いですか。
”こんなもの”も見せつけられてますしね。
──どうです。私のたぷたぷおっぱい。
ユキ君のいた世界の基準に合わせると……。
104cmのJカップ爆乳……♡でしょうか。
旅の途中、何度もオナネタにしていますよね。
ユキ君の視線、とても分かりやすいですから。
でも実は、最近わざと見せつけているんですよ。
その方が性欲が漲って精液が濃くなりますので。
ちんぽと金玉。いらいらしちゃうでしょう?」
リタさんが華奢な身をゆったり動かせば。
肉厚おっぱいも振り子のように揺れる。
たっぱ…♡たっぱ…♡みっち…♡みっち…♡
ゆさゆさっ…♡たっぱん…♡どたぷるんっ♡
竿を丸ごとしゃぶられた後の集中的な亀頭責め。
その上、日々妄想している爆乳を見せられたら。
射精欲を抑えきれなくなるのは当然のことで──。
僕は、リタさんっ…♡と掠れた声で叫んだ。
「……かしこまりました」
軽快な身のこなしで僕の股座から離れ、立ち上がる。
そして樹木に掴まり、まんまるのお尻を突き出した。
いつもローブの下にこんなデカ尻を隠しているのか。
僕は顔を真っ赤に染めながら生唾を飲んだ。
恐る恐る、リタさんのお尻を触る。
もにゅっ…♡ぷりっ…♡むっちぃぃ…♡
何たるハリ、弾力だろうか。指が押し返される。
それなのに柔らかくてもっちもちで…あぁ…。
訳も分からずに、ひたすら悩殺されていく。
「……ユキ君」
そっと呼びかけられ、背筋を伸ばした。
そんな僕を見て、リタさんはこくり♡と頷く。
「……ちんぽ♡入れて♡」
その甘い台詞に、理性が爆発した。
ふりふりっ…♡と揺れるデカ尻を鷲掴む。
涎でベトベトのちんぽを割れ目に宛がう。
「ふっ♡ふっ…♡」と気息が荒ぶっていく。
…………っ?♡
亀頭をねじこもうとしたのだが…。
リタさんの腰の位置が高くて、届かない…。
爪先立ちをしても届かず、腰振りが空回る。
かくっ…♡かくっ…♡へこっ…♡へこんっ…♡
熱を帯びたちんぽが虚しく上下に揺れるだけ。
チート能力もなければ、身長も足りない。
この世界の神様は不平等だ、とつくづく思う。
僕はほとんど、前の世界にいた時と同じだ。
これでは、リタさんに愛してもらえない…。
そう…塞ぎ込んでいると…。
「顔を上げてください。ユキ君。
交尾だって魔法と同じです。
まずは自分の願いを口に出してみること。
修行で教えた通りにしてみなさい」
むちっ♡とデカ尻を強調するリタさんが呟く。
修行の時と同じ、ちょっと強めの口調だった。
自信はないけれど、指示に従い”言葉”にしてみる。
…………っ……♡
ご、ごめん…リタさん…♡
もう少し…腰、落として…っ♡
僕のちんちん、入らないから…っ♡
すると、リタさんが僕から目を逸らして──。
両脚を肩幅以上に開き、ぐっ、と膝を曲げた。
お下品な”がに股”で──腰を落としてくれた。
「……♡ これで入る?♡♡」
…うんっ♡と元気よく返事をして。
僕は、リタさんの膣に陰茎を挿入した。
窮屈な膣肉をぬちぬちと掻き分けていく。
「…………っ♡♡」
魔法の素養もなく、剣を極められるほどの身体能力もなく。高い勇者適性を持つ他の異世界転移者と比べ、明らかに劣っている僕の──唯一の武器。『牝殺しの巨根』。異様な長さも然る事ながら、立派な太さまで兼ね備えている。おまけに『絶倫』だ。この力には最初から気付いていたが、如何せん協調性のない僕が女性と親しくなれるはずもなく──そもそも、下心ありきで近付くだなんて野蛮な行いはしたくなかった。だから、王都から逃げる『比翼濃恋』持ちの美少女、リタさんと出会えたのは運命的だった──。
リタさんを助けるために…。
僕はこの世界にやってきたのだ。
今では、本気でそう思っている。
”想い”を膨らませながら、腰を振る。
見よう見真似。がむしゃらに──。
ぱんっ…♡ぱんっ…♡ぱんっ…♡ぱんっ…♡
「んっ……。腰の使い方、上手になりましたね。
あぁ。性知識の書、きちんと読んでくれたんですか。
お勉強熱心なユキ君、流石です。……嬉しいです。
これからもっと交尾に詳しくなっていきましょうね。
この世界にはまだまだ沢山の神秘が溢れています。
牝に強制排卵を促す魔法、感度を上昇させる秘薬。
クールな魔法使いにアヘ顔を晒させる性技……。
ユキ君ならぜ~んぶ覚えられますよ、絶対……♡」
教え上手なリタさんのお尻に、腰を打ち付ける。
性知識が保存された魔導書を読み込み、毎晩イメージトレーニングを重ねている。僕にとって”女性”…”牝”はリタさんしかいないから、必然的にオナペットはリタさんで固定。頭の中でならもう何百回とSEXをしているし、喘がせている。しかし現実ではそう上手くはいかない。『自動治癒』『自動防御』スキルから派生させた能力で、感度を自在に操っているのだ。基本設定だとほとんど遮断状態。僕みたいな無能では、快感を与えるのは不可能に近い。
だからといって諦める訳にはいかない。
少しでもリタさんに近付くために全力を尽くす。
思い出すんだ。魔導書の内容を。
呼吸を整え、長めのストロークを意識する。
僕の『牝殺しの巨根』を存分に活かしたピストン。
小刻みに蠕動する膣肉をぬっぷり♡と掻き混ぜる。
腰を密着させて子宮口をぶっちゅ♡とハメ潰す。
そうやって”雄”らしさを全面に押し出す。
だがそれ以上に重要なのは、想いだ。
命よりも大切な彼女への純朴な愛情。
僕は、リタさんに密着し、おっぱいを揉んだ。
もっにゅ…♡むぐっにゅぅ…♡もにゅたぷっ…♡
そして、舌と喉に魔力を流し──そっ♡と囁く。
ぱんッ…♡ぱんッ…♡ぱんッ…♡ぱんッ…♡
好き…っ♡リタさん好き…っ♡大好き…っ♡
一生…ずっと…僕のそばにいてほしい…っ♡
…っ♡あ、愛してます…♡愛してます…っ♡
すき♡すきっ♡リタさんすきっ♡愛してる♡
「……っ♡……っっ♡……ん゛っ……♡♡」
瞬間──リタさんの膣内がきゅ♡と締まった。
同調するように子宮が低い位置まで降りてくる。
僕のちんぽの先っぽと、むっちゅ♡とくっつく。
このまま射精すれば、一滴も無駄にせずに子宮に流し込めるはずだ。リタさんの言う、効率的な魔力補給を達成できる。今の僕にできることは全てやった。あとはリタさんだ。意外とプライドが高いから、変に強がらず素直になってくれるかどうか──。
「…………っ♡♡」
リタさんが、ちらっ…♡とこちらを振り返った。
悩ましげに中央に寄った眉。汗ばんだ額。
大粒の涙を湛えて、蕩けきった瞳。
ぷるぷるの唇からは生温い吐息が漏れる。
リタさんらしからぬ、恋する乙女の表情。
僕は限界間近で、腰を動かせずにいた。
少しでも刺激が加われば射精してしまう。
そんなギリギリの局面で、リタさんが、喘ぐ──。
「んぁっ……♡出ます……♡♡」
むちむちの下半身がぱあっ♡と輝く──。
その光が、下腹部へと集まっていき──。
「……『比翼濃恋
ラブ・プリフト
』…………♡♡」
リタさんのお腹で、子宮が収縮する。
すぐに、ぷるりんっ♡と卵子が排出された。
でた…でたっ…リタさんの卵子でたっ…♡
射精に備えて、僕は腰を押し付ける──。
「やぁっ……♡あ……あんッ……♡♡
あっ……ん、ぁっ……♡♡ん゛っ♡♡
恋人、認証……っ♡続けて子宮開錠っ……♡♡
はっ♡はっ♡は~~っ……♡
準備デキましたよ、ユキ君……♡♡
早く……ぴゅっぴゅ♡しなさい……♡♡
ほら……♡♡
リタの子宮に精液だして……♡♡
妊娠させて……♡♡孕ませて……♡♡」
甘美な声音が脳に染み、絶頂感が迸った。
リタさんの胸を揉み、背中に頬擦りをしながら──。
排卵したてのぷりっぷりの卵子をめがけて──。
子宮口に密着させたちんぽから精液を放つ──。
ぱんぱんぱんぱんぱんぱんぱんッ…♡♡♡
どぴゅっ…♡ぼぴゅっ…♡
ぬ゛ぶりゅぴゅる~~っ…♡
ぶっ♡びゅっ♡びゅーっ♡びゅーっ♡びゅーっ♡
どぷどぷどぷどぷっ♡どっぽんっ♡ぶりゅぉっ♡
ぶりゅりゅっ…♡ぶっ…びゅぅぅぅぅ~~っ…♡
「……っ……♡♡ん゛ふぅ゛~~っ……♡♡♡
ユキ君の精液……凄
すご
っ……♡量、多すぎっ……♡♡」
鋭い快楽に翻弄されるがまま精液を吐き出す。
この瞬間だけは何故か思考が鮮明になる。
全能感に溢れ、空も飛べそうな気がするのだ。
僕の中にある”雄の力”が…吠えているのだ。
──大好きな女の子に種付けをしている。
その喜びを噛み締めながら、最後まで搾り出す。
どちゅっ…♡ねちゅっ…♡ねちゅっ…♡
精液塗れの子宮口を小突いた時、僕は思った。
強くなって…きちんと責任をとるんだ…。
リタさんとその子供は…僕が守るんだ…と。
額の汗を拭ってから、陰茎を引き抜く。
ずろろろろっ…♡にゅっぽっ…♡
リタさんのお尻は、淫らなお汁でベトベトだ。
精液が漏れないようにいきんでいるのか、むちむちの下半身がぷるぷる震えている。そのお陰で膣口は閉じているが、少しだけ滴ってしまっていた。一筋の精液の糸が垂れ──大地を濡らす。そうやって僕が”下”を向いているうちに、リタさんが魔法を発動していたようで、次に目線を”上”にやった時、僕の視界には──不思議な光景が広がっていた──。
「見てて……♡♡」
ゆらっゆらっ…♡ふりっふりっ…♡
リタさんのデカケツが揺れている。
その奥──子宮内部の様子が──透けて視えた。
オタマジャクシ型の僕の精子がうにょうにょと蠢いてリタさんの卵子を包囲しており、我先にと頭を突っ込んでナカに入ろうとしていた。幾億にも及ぶ精子の軍勢による卵子レイプ。無表情のリタさんのお腹の中でこんなにも淫靡な攻防が繰り広げられているだなんて。最初は全く動じずにいた卵子だったが、遂に陥落して──精子の侵入を許してしまう。
にゅぷにゅぷぷ…♡ぶにゅり゛っ…♡にゅっぷ♡
つぷぷぷぷ~~~~…♡ぷ…っっっちゅんっ♡♡
「……っ♡~~~~~ッッ……♡♡♡あッ♡♡♡」
やがて、精子と卵子の融合が始まり──。
瞬く間に、”受精卵”が誕生した────。
驚き戸惑ったような、嬉しがっているような…。
リタさんの曖昧な嬌声がずっと響いていた…。
僕とリタさんの…愛の結晶。新たな生命。
”覚悟”だけを先走らせていた僕だったが──。
リタさんが静かに口元を緩め、唾を飲む──。
「……………………。
…………いただきます♡」
排卵した際とは真逆の、黒色の閃光。
罪人顔負けの”負の魔力”が拡散して──。
僕とリタさんの受精卵を縛り付ける──。
ぎゅ♡ぎゅ♡む゛ぎゅ♡っぎゅぅぅぅ~っ♡
どっ…♡ぱんっ…♡どぱぱぱっ…♡どぱっ♡
きゅぉぉぉぉ~~~~っ…♡ぬっらァっ…♡♡
縛られ、絞られ、潰え、そして放たれる。
生命力に満ち溢れた大量の”正の魔力”──。
「…………♡♡♡」
満足げながらも妖しい目つき。
リタさんの周囲が煌々と輝いている。
「ふぅっ……」
枯渇していた貯蔵量が一気に回復していく。
心なしか、肌艶すら良くなっている気がした。
ローブも新調され、その豊満な身を包む。
リタさんは──すっかり元通りだった。
「お疲れ様でした。
成長しましたね。ユキ君。
先日とは魔力補給量が桁違いです。
SEXの質を向上させて正解だったみたいですね。
私の『比翼濃恋
ラブプリ
』は想いで加速
ブースト
されるスキルです。
この調子で、雄らしさ全開のSEXを習得しつつ。
もっと私とらぶらぶな関係になっていきましょう。
ええ。そうですよ。
この世界で一番のカップルになるんです。
いいですか。分かりましたか」
婉然と腰に手を当てるリタさんの前で…。
僕は慌ててズボンと下着を穿きながら…。
「はい…っ」と答えるのであった──。