巨乳キャラあつめました 巨乳のキャラクターが登場する漫画や小説を集めたサイト

偽りの作戦④ 橘川那由他 ♡

槍太は一部始終を撮影できるようカメラを設置すると、橘川那由他を後ろから抱きかかえるようにして立たせた。

腰の抜けた人間を支えるのはそれなりの腕力を必要とするが、橘川那由他の血の眷属
バイト・トゥ・イート
の効果が残っている槍太は楽々とその黒セーラー服に包まれた体を抱えることができた。

「くそっ、離せッ、アタイに触んじゃねぇッ」

橘川那由他は嫌がって肩をよじるが、ほとんど力はない。まるで男に手籠めにされても何もできないか弱い乙女のような、ケンカ上等のヤンキー女には相応しくない抵抗だ。

「あ、アタイが無様に泣き散らすまで犯しまくるだと……? 本当にそんなこと、できると思ってんのか……!?」

それでも目を怒らせて、強気の口調を崩さないところが、むしろ滑稽で笑えてくる。

「さぁ、どうすかね。センパイがオレにエロいことされて感じたりしなきゃ、そうはならないでしょうけど」
「え、エロいことだァ──?」
「たとえば、こんな風に」

槍太は、脇の下から手を回すと、橘川那由他の胸を鷲掴みにした。

「ッ──こ、こらっ、なにしやがるっ」

セーラー服の黒い生地の上から、わしわしと指を動かす。

「こ、このッ……気安く胸なんか、触ってんじゃねぇ、この変態野郎……ッ」

しかしそこに、期待したような弾力はない。もにゅもにゅと指が沈み込むような柔らかさも、ゆさゆさと上下に揺すぶれるようなふくよかさもない。まるでカチカチの石板を撫でているかのような感覚だ。

「……なんすかこの胸」

あまりのガッカリ乳に、思わず槍太が呟くと、橘川那由他は勝ち誇ったように口の端で笑った。

「ざ、残念だったな。生憎、アタイはお前みたいなゲスに揉ませるような乳は、持ち合わせてないんだよ」
「ド貧乳ってことすか?」
「言葉を選べよ……! あぁ、そーさ。どうせ、乳でも揉んでりゃ女がアンアン言いだすとか頭ワリィこと考えてたんだろうけど、アテが外れたね。ほら、わかったら、さっさと離れろ」
「うーむ」

橘川那由他はそう言うが、いくらなんでもおかしい。ただ細身の貧乳というだけで、ここまで胸が硬くなるだろうか。

試しに、服をめくってみることにした。

「あっ、こら! やめ────」

セーラー服の裾を掴んで、一気にまくし上げる。スカートのウエストが巻きついた無防備な下腹部、ほどよく腹筋の浮いたお腹。意外と肉付きがよく引き締まった体つきをしているなと感心させられる。

「こ、のぉ……み、見てんじゃ、ねぇ……!」

そしてそのエロい腰回りから上の方へ……橘川那由他の胸に目を向けると、そこには白い布が幾重にも巻き付けてあった。

「なんだ、サラシ巻いてただけじゃないっすか」

槍太はサラシの上から胸に手を当てた。相当きつく締め付けてあるのだろう、まるで鎧かなにかのように硬い。

しかしそんな残念な感触を、槍太はニヤニヤとしながら楽しむ。

「これじゃ服の上から触ってもコチコチなわけだ。でも、こうやって無理やり押し込んでるってことは、本当は結構デカ乳なんじゃないっすか?」
「く、くだらねぇ幻想いだいでんじゃねぇよ……そんなことあるわけ……」
「だったら確かめてみます?」

槍太は意地の悪い笑みで、胸脇に押し込められたサラシの端に指を掛けた。

「これを解
ほど
いてみれば、センパイがどんな胸してるか、はっきりわかっちゃいますからね」
「だっ、だめだっ! やめっ──」

慌てて止めようとする橘川那由他を嘲笑うように、槍太はサラシの端を引き抜いた。

その瞬間、戒めが解

かれたように、胸が膨れ上がった。締め付けていた白い布帯はしゅるしゅると床へ垂れ下がり、勝手に上半分が解
ほど
け落ちてしまう。残った下半分だけ締め付けられることになったオッパイは、上乳がぷっくりと盛り上がって今にも溢
あふ
れ出しそうだ。

「おわっ、なんだこの乳。半分しか見えてなくてもクソデカいのが丸わかりじゃないか」

ギリギリ乳首までは隠していても、それより下はカッチリと布が巻かれたままなせいで、むしろ上に逃げ出そうとしている乳の柔らかみが、過剰に強調されてしまっている。

「こんなパンパンに溢

れそうな乳を、無理やり押し込めておくなんて可哀そうっすよ」
「あっ……バカ! やっ、やめろっ……!」

槍太は、橘川那由他の胴回りに腕を回すと、体を上下に揺すってやった。

「やめ……ッ、揺するなぁ! そ、そんなことしたら……っ!」

たったそれだけのことで、手で触れもしないのに、半分解
ほど
けたサラシの締め付けを振り切って、柔らかな肉の塊は外に飛び出してしまった。

どぷんと揺れて、豊満な乳が放り出される。

その反動だけで、しばらくぷるんぷるんと波打ってしまうくらい、たわわなオッパイだ。

「~~~~~~~~~ッ!!」

あまりに下品な大きさの乳房が、自分自身でも恥ずかしいのか、橘川那由他は顔を真っ赤にした。

「すっげぇ。こんなデカパイ隠してやがったのか」

あまりの巨乳に、槍太も思わず感嘆する。下乳に手を添えてみると、ずっしりと重い。そのくせ、指を立てると、簡単に埋まってしまう柔らかさ。思わず、たぷたぷとその感触を堪能してしまう。

「ち、ちくしょう──ゆ、揺らすんじゃねぇ……!」

橘川那由他は顔を羞恥に歪ませるが、デカ乳のわりにバランスよく形の整った乳首は、恥ずかしげもなくピン立ちしてしまっている。

「なんでこんなエロ乳隠してたんすか。もったいないっすよ」
「て、テメェみたいなクズが、そういう目で見てくるからだよ……っ」
「確かに、こんなオッパイぶら下げてたら、セックス相手募集中って言いふらしながら歩いてるようなもんすからね」
「ッざけんな……バカにしてんじゃねえぞ。誰がそんな……っ」
「でもセンパイ、前に言ってましたよね」

槍太は、この前の決闘のとき橘川那由他が発した、爆谷響子への罵倒を思い出していた。

「乳のデカい女は、オスを興奮させるためにフシダラに生まれついた売女
バイタ
なんだ──って」

どっぷりとしたフシダラな乳をたぷたぷ揺らしながら、槍太は言った。

「だったら、センパイなんて、歩くデカ乳ポルノじゃないっすか。こんなオッパイ見せられたら、すれ違う男たちみんなチンポビンビンですよ」
「だ、誰がデカ乳ポルノだ……!」

橘川那由他は侮辱を堪えるように、歯を噛みしめて反論してきた。

「アタイを、恥ずかしげもなく乳を見せびらかして歩き回るような淫売どもと一緒にするんじゃないよ!!」
「でも、センパイの乳首は、見せびらかすみたいに勃起してますよ」
「ひぅんっ」

さっきから元気に自己主張し続けている乳首を摘まんでやると、橘川那由他はビクッと顎を跳ねさせた。

「こ、このヤロッ……ち、ちくびっ、摘まんでんじゃねぇ……ッ」
「デカいわりに敏感なんすね。こうやってクリクリされるのが気持ちいいんすか?」
「あっ、ひぁっ……やっ、やめ……うぁっ」

乳首を掴んで引っ張ると、やわらかなオッパイはびにょーんと伸びる。その状態で乳首を上下に振ってやると、豊満な乳の重みで乳房がぶるんぶるんと揺れる。重力は巨乳の敵だ。摘ままれた乳首に、乳の重みと重力加速度が加わり、ヒリヒリとした刺激を与える。

「こっ、このぉっ……ひ、人のオッパイで……遊んでんじゃ、ねぇ……ッ」
「遊びたくなるようなオッパイしてる方が悪いんじゃないすか」

先端から指を離すと、今度は勃起した乳首ごと押し潰すようにしながら、胸を揉みしだく。

「あぁっ、や、やめろっ……も、揉むなぁ……!」

指先を乳肉に喰い込ませて、もにゅもにゅと乳房全体を揺らしていると、硬い乳首が手の平に逆らってくる。そのコリコリした突起物を、床オナのように潰しながら擦
こす
ってやる。

「あー、この乳すげぇ。溶け出そうなくらい柔らかいくせに握るとモチモチした弾力があって、揉んでるだけでこのメスにハメたくて仕方なくなってくるわ。さすがオスを誘うエロ乳女」

金の横髪を鼻で掻き分け、橘川那由他の耳元で、そんな侮辱的な言葉を口にする。汗の臭いがイヤラしい。こうやっていいように胸を揉まれながら、あからさまに性欲をぶつけるような言葉を投げかけられても、橘川那由他は力なく、ただイヤそうに身をよじることしかできないでいる。

「こうやって男に揉みしだいてほしくて、こんなデカ乳に育ったんですよね」
「んなわけ、あるかッ……勝手なこと、言うな……っ」
「でも、揉まれて気持ちいいんでしょ」
「だ、誰が……! アタイは、そんなフシダラな女じゃない……ッ」

しかしこうして身悶えているのは、さっきイカせた余韻が残っているからで、橘川那由他はそれほど乳揉みに弱いわけではないようだった。普通のペッティング程度の快楽は感じているだろうが、【特殊性癖
スイートスポット
】を突いたときほどの効果はない。

「ふーん、そうすか。そこまで言うんだったら、勝負しましょうよ」

だから少し、やり方を変える必要があるだろう。

「橘川センパイが、オレがこれからすることを我慢できたら、これ以上はせずに解放します。奪ったサスペンド権限も破棄しますよ」

やはり、気の強い女を堕とすには、弱点を突いてやるに限る。

「その代わり、もし我慢できずに絶頂したら、罰としてセックスです。……気持ちよくないっていうんなら、まさかイッたりしませんよね」

他の漫画を見る