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偽りの作戦⑤ 橘川那由他 ♡

「しょ、勝負だぁ……?」

槍太の提案に、橘川那由他は警戒した目を向けてきた。状況を考えれば、槍太が持ち掛けるような話に、すんなりと乗ってこようとしないのも無理はない。

「センパイにとっては有利な条件でしょう? なにせ、ただセンパイがイカないだけで、このピンチを逃れられる上に、号山サンのサスペンド権限まで取り返せるんだから。それとも……感じたりしてないってのはウソで、本当は自信ないんすか?」
「だっ、誰がッ! お前の乳揉みなんか、微塵も気持ちよくねぇんだよ!」
「だったらやりましょうよ。もちろん、本番はなしです。チンポをセンパイの穴に入れたりなんてことはしません」
「ほ、本当だろうな……?」
「じゃないと負けた罰がセックスにならないですからね」
「本当にアタイがイカなきゃ、堅剛のサスペンド権限を破棄するんだな?」
「約束しますよ」
「そんなこと言って……いざアタイをイカせらんないってなったら、あれこれ理由をつけて、約束を破るんじゃないか?」

槍太は悲しいほどに信用されていないようだった。こんな卑猥なことを仕掛けているのだから当然ではあるが。

「じゃあこうすればいいでしょう。〝グラッジ・ルール〟でやりましょうよ」

──〝グラッジ・ルール〟というのは、サスペンド権限を賭けての勝負のことだ。生徒同士、決着後に文句をつけられないようにするために行われる〝裏ルール〟で、先日の爆谷
はぜたに
響子
きょうこ
と号山堅剛の決闘も、このルールで戦われた。

「オレは、オレが仮保有してる号山サンのサスペンド権限を賭けます」
「……それで、アタイには自分の固有能力
インヘレンス
のサスペンド権限を賭けろってわけかい」
「いや、センパイは何も賭けなくていいっすよ」

槍太が言うと、橘川那由他は怪訝そうに眉を歪めた。
もはや何を言っても何か企んでいるのではと疑われているような有様だ。実際に企んでいるのだが。

「だって必要ないでしょう。オレが約束を守るか信用できない、ってセンパイが言うからやるだけなんで」
「それは……確かにそうだね」
「まぁ、正確に言えば負けたらセックスなんだから、センパイはオマンコを賭けてるってことになるわけですけど」
「────ッ」

普通の話をしている最中に、不意打ちで卑猥な言葉の嘲
あざけ
りを受け、橘川那由他は憎々しげに顔を赤らめた。

「そういうわけで、オレは〝グラッジ・ルール〟でやるんで、非戦闘用の条件の〝コマンド〟、教えてくれません?」

〝グラッジ・ルール〟で決闘をする際は、〝サスペンド権限〟委譲用の一時トークンを発行するために、生徒手帳
コンパニオン・デバイス
のバグを利用する必要がある。

そのための〝コマンド〟にはいくつか種類があり、《身体系》や《自然系》の能力者に多い戦闘タイプの固有能力
インヘレンス
保有者同士の殴り合いでは、爆谷響子と号山堅剛の決闘のときのように、あらかじめ紋章を出現させるタイプものを使う。

それ以外にも、《感応系》や《干渉系》に多い非戦闘系の能力者の決闘に使われるような、トークン発行時に仮紋章が浮かび上がり、本人が深層心理で負けを認めたときにアクティベートされるタイプの〝コマンド〟もある。

こういった裏ルール用の〝コマンド〟は、決闘を行う生徒同士の間で密かに流布されているため、これまで無能力を装ってきた槍太には縁のない代物だった。それを手に入れるのも今回の目的の一つだ。

橘川那由他に教えられた〝コマンド〟を実行すると、槍太のむき出しの下半身の、下腹部のあたりに、黒紫に沈んだ紋章が現れた。

……こんなものが男の腹に浮かんでもゲンナリするだけだな、と槍太は思った。こういうのはやはり、エロい女体をセックスに差し出そうとしている惨
みじ
めな奴隷志願の敗北メスに刻まれているべきものだ。

「じゃあ、これで条件はまとまりましたね。今からオレがするエロいことに、耐えれればセンパイの勝ち。耐えれずにイッってしまったらセンパイの負け」
「ちょ、ちょっと待ちな。〝今からすることに〟ったって、制限時間はどれくらいに──」
「あぁ? そんなの、どうでもいいだろ。どうせすぐ、メス汁撒き散らして、アヒアヒ泣き喚くことになるんだからな──!!」

槍太は荒々しい口調で叫ぶと、橘川那由他のスカートを引き裂いた。

「────!?」

血の眷属
バイト・トゥ・イート
の強化を受けた腕力で、まるで紙切れのようにたやすく破かれた黒スカートの裂け目から、橘川那由他の白い脚が露わになる。

スラリと長いが、女らしい肉付きもある、ヤンキー女の丈長なスカートで普段は隠されているのがもったいないエロ脚だ。

「なっ、なにしやがんだっ」
「……なにって、センパイが無様にアクメするところがはっきりわかるようにしたんですよ。こうでもしないと、絶頂しまくっておいて『イッてない』とか言い張られるかもしれないんで」
「このっ……舐めんじゃねぇッ、誰が絶頂なんかするか!」

橘川那由他の剣幕は無視して、槍太はスカートをさらに脚の根本まで裂いた。それが深すぎるスリットになり、スカートを横にまくってやると、ムッチリとした脚の付け根や、手の平で叩きたくなる丸尻が簡単にさらけ出される。

男の性欲を刺激する、デカ乳、太もも、エロ尻。スケバンじみたサラシと長いスカートでそれを隠し、あたかも自分は男たちを束ねる側の人間のように振る舞っていたが、その装いを剥

いでしまえば、いくら格好つけていても意志とは無関係にチンポを誘惑してしまう、はしたない体に生まれついたセックスエリートのメスだ。

「へぇ……普段からイキがってるヤンキー女ってどんな下着はいてるんだろうと思ってたけど、こんなパンツなんすね」

まくられたスカートから突き出した尻を、黒いパンティが締め付けていた。フリルやレースなどのないプレーンなコットンショーツで、ローライズ気味で股上が短いので攻撃的な印象があるが、一方で前側にはほんの小さなリボンが付いている。

「リボンの付いたパンツとか、意外と乙女なとこあるじゃないっすか」
「う、うっせぇ。こういうのしか、売ってねぇんだよ」
「でもなんか湿ってますね。さっきイラマでイッたとき、ちょっと漏らしちゃったんですか?」
「もっ、」

橘川那由他は怒り顔をカッと赤くした。

「漏らしてなんか、ねぇッ。……あんな無理やりなことされて、イクわけねえだろ!」
「じゃあなんで股間、こんな濡れてるんすか」
「ぬ、濡れてなんかねぇよ、テキトーなこと言ってんじゃねえぞ……!」
「だったら確かめてみましょうか」
「ひあっ!?」

尻の割れ目に勃起したペニスを当てると、ずりっと前に押し込んだ。

ガチガチに反り返ったペニスは、押し付けられたときに弓のようにしなり、それが弾ける勢いで、橘川那由他の股間を擦
こす
り上げた。バチンと尻と下腹がぶつかる音を立てて、ガチガチに固くなったペニスの先端が、橘川那由他の向こう側に頭を出す。

そのまま少しだけ戻して、腰をグイグイ動かすと、赤く充血した亀頭が、パンティのクロッチ部分に擦
こす
りつけられることになる。股間の、丁度メス穴を覆っている箇所だ。

「ッの……なにしてやがるっ、ほ、本番はしないって話だったろ……!」
「えぇ。だから約束通り、入っちゃわないようにパンツの上からしてるでしょ。もしかして、布越しなのに、チンポこすりつけられるだけで、マンコうずいちゃうんすか?」
「だ、誰がっ……お前のチンポなんかで……ッ」
「だったらちゃんとガマンしてくださいよ。これはそういう勝負なんだからさぁ」

一旦腰を引いて、再びパンと叩きつけた。

「うあっ」

そのままパンパンと繰り返し腰を打ち付ける。わざと大きな音が鳴るように腹を尻にぶつけると、ジンジンとした心地よい痺れが生まれる。それでますます硬さを増したペニスは、腰振りのたびにズリズリと股間を擦
こす
り上げ、パンティ越しのマンコを、ほとんどセックスをするのと同じように刺激する。

「うっ……んんっ……く、くそ……っ、調子、乗りやがってッ……」

橘川那由他の腰が逃げないよう下腹を手で押さえ、もう一方の手では胸を抱きかかえる。疑似セックスで体を揺らされるままに、放っておくとぶるんぶるんと暴れてしまう豊満な乳房を、鷲掴みにして抑え込んで、グニグニとこねくり回す。

「やっ、やめろ……胸、なんか……もんでんじゃねぇッ」

橘川那由他は嫌がって、槍太の腕に手を伸ばしてくる。なんとかこの傍若無人な乱暴狼藉を止めさせようと指を絡ませてくるが、非力な指先ではろくな抵抗にもならない。

「センパイの体って最高っすね」
「……あァ?」
「こんな男をムラつかせるエロい足腰して、揉みごたえのあるデカ乳までぶらさげてるなんて、最高のダッチワイフじゃないっすか」
「ッの……バカに、しやがってぇ……っ」

橘川那由他は股をギュッと締め付けた。槍太の腰振りを止めようとしたのだろう。それが却ってペニスをいい感じに圧迫し、ズリコキしがいのある太ももオナホになる。

槍太の腰振りはますます勢いを増した。自分に抱かれている女が、必死に抵抗しようとして、むしろチンポを気持ちよくしてしまっているという哀れさに、思わずまた口調が荒々しくなってくる。

「どうだ、お前も気持ちいいんだろっ。もっと悶えろっ。乳揉まれながら抱き心地のいい体クネらせて、オスを興奮させろっ。モジモジと内もも擦
こす
らせて、チンポしごけっ。こんな、男に抱かれるのに最適な体に生まれつきやがって、全身使って金タマうずかせろッ」
「……っ、一人で興奮しやがって。勝手にサカッてんじゃねぇよ。こんなこと、されたって……ぜんっぜん、気持ちよくなんかねぇんだよッ」

ほとんどセックス同然の腰振りでパコられていても、橘川那由他は反抗的な態度を崩さない。そんな勝気な女が、口では強気なことを言っているのに、実際はいいように女体をむさぼられ、なすすべもなく身悶えているという事実は、槍太の情欲に火をつけた。

「おらっ、射精

すぞ! そのエロい体で搾り取ったザーメンだ! ありがたく受け取れ!」

槍太はチンポを真上に突き立てた。

「──ッ!? ~~~~~~~~~ッ」

股間の肉をぐにゅっと押し広げ、膣に押し入ろうとするのをパンツに阻まれたペニスの先端から、汚らしい汁がドバドバと射出される。

「うぁ、ああぁぁ、あーーっ」

股間の肉に張り付いた黒いパンツに、白濁した液体が注ぎ込まれる。ビュル、ビュルと飛沫を立て、二度三度と射出が行われるたび、橘川那由他の股間から精液が溢れ出る。

「……ッ……こ、このヤロウッ……射精、すんなッ……アタイのマンコにチンポおしつけたまんま、射精してんじゃねぇ……っ、あっ……うぁっ……あんっ……パ、パンツに、染みるぅ……」

ぴったりと押し当てられた尿道口から勢いよく出た精液は、黒いパンツの織り目を貫通して、パンツの裏側にまで滲
にじ
んでいた。

「は、離せっ……チンポ、おしつけんなぁ……ザーメンまみれのパンツごと、オマンコぐりぐりすんなぁ……」

そうやって染み込まされたザーメンは、女の繊細な場所を守るべきパンティの中に留まり、橘川那由他の股間にぬちょぬちょとした感触を生み出す。いくら気色悪くても、パンツを脱がない限り拭い去れない不快感だ。

「うわぁ……ま、また射精

たぁ……くそっ、いつまで射精

す気だ、このぉ……性欲ザルがぁ……っ」

しかし、そうやって噴出された精液の、ほとんどはパンツに拒まれる。黒い布地に白い汚れを残しながら外に弾かれ、あるいは宙に飛び、あるいは太ももを伝って流れる。

そのこぼれたザーメンを、槍太は左手を添えて受け止めた。射精の勢いでつい盛大に撒き散らしてしまったが、それでもかなり掬
すく
い取ることができた。手の平にたぷたぷと溜まるくらいの量はある。これくらい残っていれば十分だ。

射精をし終えると、槍太は橘川那由他に抱きついたまま、肩で息をした。立ったまま腰を振り続けるのは意外に体力を使うし、その状態で射精までしたので一気に疲労感に襲われた。

投光器から発せられる光の熱もあって、二人ともかなり汗をかいていた。お互いにハァハァと息をしながら、しばらく汗だくの素肌を密着させあっていた。

「ちくしょう……人の体にザーメンコキ捨てるみたいに射精しやがって……」

橘川那由他がまだ荒い息で、うな垂れたまま呟いた。

「けど……これでアタイの勝ちだな……アタイをイカせるとか自信満々に言ってたクセに、勝手に自分一人で盛り上がって、あっけなく射精しちまいやがって」

その勝ち誇った言葉の通り、射精したのは槍太だけで、橘川那由他は明らかに絶頂にまでは到っていなかった。

「あんな、ひとりよがりな腰振りじゃ、こっちはちっとも気持ちよくなんかねぇんだよ。ざまぁみやがれ……」

しかしそんなことは槍太もわかっている。乳揉みや素股は、橘川那由他の特殊性癖
スイートスポット
ではない。そんなことをして、橘川那由他を絶頂させられるとは初めから思っていなかった。

「……センパイ、なに勘違いしてるんですか。勝負はこれからですよ」
「あ? なに言ってんだ、勝負はもう……」
「オレの敗北条件は、〝センパイをイカせられなかったら〟です。〝オレがイッてしまったら〟じゃない」
「へ、屁理屈いってんじゃねぇ。現にお前は、アタイをイカせらんなかっただろうが……!」
「今のは事前準備です。これからセンパイは、情けないほどみっともないアクメをして、負け散らかすことになります」

そう言いながら、槍太は左手を持ち上げた。

「このザーメン臭を嗅ぎながらね」

槍太はそのまま、左手を橘川那由他の顔に近づける。

その手の平も、指の根元も指先も、ヌルヌルのカウパーと白濁した精子のミックスされた液体で、ドロドロになっていた。

そんな汚らしいものを目と鼻の先に突きつけられて、橘川那由他は顔を引きつらせる。

「バ、バカ言うんじゃないよ……アタイがこんな、汚くてクッサいチンポ汁嗅がされて、イッたりするわけ……」
「そんなこといって、もう目が釘付けじゃないっすか。ほーら、これがセンパイの大好きなチンポ臭の素
もと
ですよ、しっかり嗅いでください」
「ふっ、ふざけんなッ……やっ、やめろぉ……そんなもん、近づけんなぁ……」

口ではそう言いつつも、橘川那由他は鼻をスンスンと鳴らして「あっ♡ くっさぁ♡」と感嘆の声を漏らす。

たったそれだけで、もう股間がキュンキュンとしてたまらないのか、下半身をモジモジと、待ち遠しそうにクネらせはじめる。

「人のチンポ、股に挟んだまま、クネクネしないでくださいよ。そんなにまた勃起させたいんすか」
「ちっ、ちがう……そんなんじゃ……おっ♡ くっさ♡ これ、クサすぎぃ♡」
「あれ? これ、イッちゃってません? センパイ、わかってます? イッたらセンパイの負けなんですよ」
「んっ……イ、イッて、ない……♡ おっ♡ こ、こんな、くっせぇチンポ汁、臭わされたくらいで……♡ んおっ♡ 誰が、イクかぁ……♡」
「センパイも強情っすね。マンコがびしょ濡れになってんの、チンポでまるわかりなんすけど」
「ちっ、ちがっ♡ これは……お前のザーメンでぐちょぐちょになってる、だけぇ、らぁ……♡」
「こんだけ溢れさせておいて、よくそんなこと、恥ずかしげもなく言えますね。嘘は泥棒の始まりって、幼稚園で習わなかったんすか。いまのセンパイを見たら、幼稚園児でも〝イッてる〟ってわかりますよ」
「んぉ♡ イッ、イッてないぃ♡ くっさいザーメンでイッたりなんてしてないぃ……♡」
「じゃあ、そんな言い訳なんてできないくらい、思いっきりエグいアクメで、イッたって認めさせてやりますよ」

槍太は悪辣な笑みを浮かべると、左腕を一旦下ろし、乳房の下に回した。そうやって片腕で体を抱きかかえるようにして、代わりに右手の指に、左手の平にたまったザーメンを、ねっちょりと絡みつかせる。

「これでセンパイはお終いです。しっかり負けて、罰を受けてくださいね」

槍太の右手の指が、橘川那由他の鼻の穴に押し込まれた。

「おぉん♡」

左右の穴に中指と人差し指がそれぞれ挿入
はい
り、豚の鼻のように持ち上げる。そのまま汚臭の素
もと
であるチンポ汁にまみれた指先が、鼻腔の奥にまで容赦なく突っ込まれる。

「んひぃぃぃ♡ いくっ♡ いくいくいくっ、いっくぅぅーーーーーーッ♡」

それだけで、橘川那由他は目を裏返してアクメした。

「おぉぉっ♡ なんだこれっ、すぐいくっ♡ あっけなくイクっ♡ 臭いだけでイカされるー♡」
「もうイッちゃったんすか? ちょっとはガマンするフリくらいして下さいよ」
「おぉーっ♡ おっ♡ む、むりぃ♡ ぜ、全然がまんできないぃ♡ やばいって、これやばいぃ♡ くっさいのが、頭の奥にガツンとくるぅ♡ 脳みそ直接殴りつけてくるぅ♡」

脚はみっともないガニ股になり、ヘコヘコと腰を振りながらアクメ汁を飛ばす。絶頂にビクビクと体をのけ反らせるせいで、大きな乳がばるんばるんと揺れる。

そうやって乱れに乱れながら、みっともないブタ鼻をフゴフゴと鳴らして、橘川那由他は必死の鼻呼吸をした。

「んおっ♡ おっ♡ これ、やばいぃ♡ チンポ汁、鼻から吸うのマジでキクぅ♡ おおっ♡ おっ、おぉーー……♡」

まるで危ないクスリでも吸っているかのように、指に絡まったザーメン汁をじゅるじゅると鼻から飲み込もうとする。

「おぉんっ♡ やっべ♡ これマジでやっべぇ♡ だめだめだめ、それはイクッ♡ 鼻の粘膜にザーメン塗り込まれるの、マジでイクってぇッ♡ 丁寧にぬたくりつけんの、本気でやべぇからぁッ♡ おっ♡ イック♡ イクイクイクっ、チンポ汁、鼻の奥に擦
こす
りつけられてイッくぅーーーっ♡」

槍太の宣言通り、橘川那由他は恥もプライドもなくイキ散らした。さっきまで眉間に皺
しわ
を寄せ、槍太を殺そうとでもするような目で睨んでいたヤンキー女が、鼻の下を伸ばし、あへあへと快楽にとけた顔を晒
さら
している。

「いいんすか、そんなイクイク連呼して。イッたって認めたらセンパイの負けなんすよ」
「だ、だって、こんなんムリだろッ♡ こんなことされてイカないなんて、ムリに決まってんだろぉ♡ あっ、イクっ♡ またすぐイク♡ ちくしょう、イクの、とまんねぇっ♡ あー、いくーーっ♡」

こうなってしまったら、いくら強力な固有能力
インヘレンス
を持つ選ばれた存在だろうと、不良たちを束ねる男まさりの女傑だろうと、関係ない。

嬉しそうに涙を流しながら、全身でアクメを貪る。ここにいるのは、性欲に頭を支配されたただのメスだ。

「あぁっ♡ もう、認めるからっ♡ アタイの負けでもなんでもいいからさぁっ♡ クサいのもっと嗅ぎたいんだっ♡ 頼むからもっと鼻の奥にザーメン塗り込んでくれぇっ♡」

要望通り、乾いてきた指を一旦引き抜くと、ザーメン溜まりに浸して、再び鼻穴に突っ込んでやる。

「はぁぁっ♡ きたっ♡ またきた♡ クッサいのまた入ってきたぁ♡ おっ、おぉん♡ くっさぁ♡ これタップリつけすぎだろっ♡ 鼻の奥ジンジンするぅ♡ 鼻奥でいっくぅ♡ おおぉっ♡ おっ♡ おぉおん♡」

鼻の中にザーメンを塗りたくられて、橘川那由他はアクメを繰り返した。節操なくイキまくっているくせに、いじきたなくチンポ汁のおかわりを欲しがり、与えられると喜んで鼻を鳴らす。まさに快楽を貪
むさぼ
るメス豚だ。

しばらくそうやって絶頂させ続けていると、許容量を超えた快楽に打ちひしがれたように、もやは自分で立つこともままならなくなった。豊満な肉体をぐったりと槍太にもたれかからせて、「おー♡ おぉー……♡」と力のない喘ぎ声を漏らしながら、ただひたすらにブルブルと体を震わせる。

「あーあ、センパイ。〝誰がイッたりするか〟ってあれだけカッコつけてたのに、思いっきりアクメし散らかしちゃいましたねぇ」

支えていた腕を離すと、快楽に浸りきった体がどさりと床に落ちた。そのまま仰向けに、踏みつぶされたカエルのように手足を投げ出して、ヒクヒクと腰を跳ねさせる。黒いパンティはぐっしょりと濡れそぼって、絞れば水溜まりくらいはできそうなほどだった。

「うぎゅ♡」

実際に足で股間を踏んでみると、じゅくっとした感触とともに、愛液が床にしたたり落ちた。

「これで自覚しました?」

橘川那由他の股間をグリグリと踏みつけながら、槍太は尋ねた。

「センパイが男に抱かれるために生まれてきたフシダラな女だってこと」
「あぎゅ♡ うぅんっ♡ は、ひ……♡ ひ……♡ し、したぁ♡ 自覚、しましたぁ♡」
「じゃあこれからは、歩くダッチワイフとして、ちゃんと男たちの劣情を誘うような生き方をしてくださいよ」
「わ、わかったぁ♡ わかり、ましたぁ♡ おぉん♡ おぉ♡ んぉ♡ んいぃ♡」

マンコを足蹴にされながら、橘川那由他はぷしゅぷしゅと愛液を飛ばした。【特殊性癖
スイートスポット
】を突かれてアクメし尽くしたせいで、こんな屈辱的なことをされても感じてしまうくらいに発情してしまっているらしい。

「よし、これでオレの完全勝利っすね」


みじ
めに横たわり、哀れっぽく股を開いた橘川那由他。
それを踏みつけにして、見下ろしている槍太。
誰がどう見ても、完全に屈服した負け犬と、その征服者という構図だった。

しかしまだ終わりではない。
男たるもの、一度口にしたことは、実行しなければならない。

「じゃあ、約束通り──」

眼下に横たわる、エロい体をあられもなく放り出した、発情しきったメス。
それを見ているだけで、またムラムラとペニスがいきり立つ。

「セックス、しましょうか」

──罰を与えるはこれからだ。

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