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セックス部屋② 爆谷響子 ♡♡

爆谷響子は全裸でベッドに横たわっていた。シャツも、スカートも、靴下も、ブラジャーもパンツも、身にまとっていた一切をはぎとられ、生まれたままの姿でシーツに体を沈めている。

普段は胸元に四つ星が輝く天頂高校の制服を風になびかせ、喧嘩ともなれば堂々たる仁王立ちで相手を威圧するような、男勝りの粗暴な女でも、服を剥

ぎ取られれば、ベッドの上では乙女になる。

濡れそぼった股間を隠すよう恥ずかしげに膝を合わせ、乳房をかばうように小さな肩を両手で抱いて……そんな可憐な姿態でぼうっと部屋を眺めているようで、爆谷響子は服を脱ぐ槍太を観察していた。

これから自分と肌を重ねる男の肢体をうっとりと見つめているのではない。

〈生徒手帳
コンパニオン・デバイス
は、ジャケットの内ポケット……〉

爆谷響子は好機
チャンス
を伺っていた。

固有能力
インヘレンス
の使用権限を賭けた〝グラッジ・ルール〟での戦いで敗れてしまったせいで、爆谷響子は槍太に逆らえないでいる。固有能力
インヘレンス
が使えなければ、いくら普段は圧倒的強さを誇るSランクの最強女でも、ただのか弱い女子と変わらない。

〈……だめだ。生徒手帳
コンパニオン・デバイス
だけ取り上げても、サスペンドが解除されるわけじゃない……。なんとか固有能力
インヘレンス
が使える状態になってからじゃないと……〉

〝グラッジ・ルール〟で奪われた固有能力
インヘレンス
のサスペンド権限は、生徒手帳
コンパニオン・デバイス
を使って行使される。したがって、槍太の生徒手帳
コンパニオン・デバイス
を破壊すれば、もう固有能力
インヘレンス
を封じられることもなくなるが、逆に期限が来るまでサスペンドを解除することもできなくなる。どれだけ槍太に隙があろうとも、今の状態では手出しすることはできない。

だが希望がないわけではない。槍太は爆谷響子を〝手駒〟として便利使いするつもりだと言っていた。それなら、固有能力
インヘレンス
を使えない無能力者同然のままにしておくはずがない。どこかのタイミングで、サスペンドを解除するはずだ。

〈だから、いまは……〉

服を脱ぎ終わった槍太が、近づいてくる。
ベッドの傍
かたわ
らに立ち、爆谷響子を見下ろすシルエットは、まるで獣欲に満ちたケダモノのようだ。

〈……いまは抱かれるしかないんだ♡ 固有能力
インヘレンス
を返してもらえるように、この男に抱かれないといけないんだ♡〉

爆谷響子は自らを抱くように、腕をギュッと締めた。たおやかな腕の中で、大きな乳房がムギュッと潰れる。

〈こいつに抱かれたいワケじゃない♡ こんなやつに抱かれるなんて、嫌で嫌でしかたない……けどっ、しょうがないんだ♡ 脅されてるから……弱みを握られてるから……抱かれても、しかたないんだ♡〉

幸いにも先験者
コンセプテッド
同士の性交渉では子供ができる可能性は低い。特に強力な固有能力
インヘレンス
を持つ者同士であるほどその傾向が顕著になるため、〝生体分子機械
ナノマシン
〟が干渉するのが原因ではないかと言われている。

槍太はポケットから取り出した生徒手帳
コンパニオン・デバイス
を手にしていた。それを寝具の上に放り、クイーンサイズのベッドに上がってくる。人ひとりの体重でマットレスがミシリと揺れる。

「随分としおらしい格好をしてるな」

槍太が顔をにやつかせながら言った。

「いつもは強気なくせに、セックスのときばっかり可愛らしくなりやがって。初めてで緊張してるのか?」

馬鹿にするような物言いに、爆谷響子はムッと反発心を覚えた。抱かれるのは仕方ない。しかしだからといって、主導権を握らせるつもりはない。セックスをするのは、あくまで槍太を油断させるためだ。体は許しても、精神的な優位性は保っておきたかった。

「だ、誰が緊張なんかするか。アタシだってこういうの、別に初めてってわけじゃないからな……」

爆谷響子にとっては、舐

められないように吐

いた、何気ないウソだった。

しかしそれを聞いた槍太は、ビシッと雷に打たれたように固まってしまった。

「ほ、ほぅ……処女じゃないのか」

槍太は歯ぎしりしながら、絞り出すような声で言う。
なぜだかわからないが、すごく怒っているようだ。

「そ……それは好都合だ。処女とヤるなんて面倒くさいからな。しかしあの爆谷が、男と寝たことがあるなんてな……」
「な、なんだよ。悪いかよ……」
「何人くらいとやったんだ?」
「えっ?」
「緊張しないってことは、それなりに経験があるってことだろ。今まで何人とセックスしたんだ」

咄嗟についたウソだったので、詳しいことを聞かれるとは思っていなかった。何人ぐらいが普通なんだろう。女子高生の恋愛事情なんてよくわからない。喧嘩ばかりに明け暮れていた爆谷響子は、こういう話に疎
うと
い自覚があった。

とりあえずクラスの女子が喋っていたことを参考に答えてみる。

「……十人くらい?」
「十人!?」

槍太は目を剥

くようにして驚いた。

「めちゃくちゃヤリマンじゃねえか、このビッチがぁ……っ」

どうしてかはわからないが、めちゃくちゃ怒らせてしまったようだ。

その様子を見て、爆谷響子は〈いい気味だ〉と思った。今日は屋上に呼び出されてから、ずっと辱
はずかし
めるような行為でやりこめられっぱなしだった。それが、やっと一つやり返してやれた気がした。

しかしそうやって爆谷響子が得意がっていられるのも、ほんのわずかな間に過ぎなかった。

「そんなに経験豊富だっていうんなら、手加減なんかする必要ないなぁ……!」

爆谷響子の脚の間に、槍太が体を押し込んできた。膝を掴んで、グイッと左右に開く。そうやって開けっぴろげになった太ももの間に、素早く胴を入れてくるので、脚を閉じようにも閉じられない。槍太は遠慮なく、腰と腰をぶつけるようにして、セックスの準備万端といった位置に尻を置くと、股間からそそり立った男性器が、爆谷響子の下腹部に乗せられる。

ビキビキと怒り狂ったように勃起したペニスを見て、爆谷響子は息を飲んだ。

〈な、なんだこれ──〉

それは想像よりもグロテスクな代物だった。赤黒い表皮にまで血管が浮き、雄々しく反り返る肉竿。先端に汁を浮かべ、ぷっくりと充血したカリ高の亀頭。

〈これが、本物のペニス……!? こんな凶悪なものを、アタシの中に入れるのか……? 無理だろ……絶対こんなの無理だろ〉

さっき指を一本入れられただけでもあんなに苦しかったのに。指をピストルとしたら、これはミサイルくらいの存在感がある。

槍太は更に、チンポの威容を見せつけるように、ぺちぺちと下腹部にぶつけてくる。

〈ま、マジかよ……い、いくらなんでも長すぎるだろ……!! へその辺りまで届いちゃうじゃねえか……っ〉

爆谷響子の顔は真っ青だった。さっきまでは抱かれてもいいと──いやむしろ、心の底ではあれだけ抱かれたいと思っていたのに──猛り狂ったチンポを目の前につきつけられて、すっかり怯えてしまっていた。どんなに強い敵を前にしても好戦的な笑みを浮かべさえする爆谷響子が、頼りなく眉を歪め、唇をわななかせている。

「どうだ。すごいチンポだろ。こいつで突かれると、どんな強気な女でもヒイヒイ泣き喘
あえ
いで、チンポ狂いのメス豚になっちまうんだ。まぁさっき動画で見せたから、知ってるだろうけどな」

その一言に、爆谷響子は、橘川
きっかわ
那由他
なゆた
の痴態を思い出させられた。仲間や彼氏を裏切るようなことを口にしながら、みっともなく涙や鼻水を垂らして男のチンポをねだるあさましい姿。

「あの女は非処女の中古ビッチだったからあの程度で済んだが、その前にやった処女のメスガキは、泣き喚
わめ
きながら大喜びでお漏らしアクメをキめて、そのせいでセックスしてないときも愛液漏らしっぱなしでオムツなしじゃ生きていけない体になっちまった」

それが事実か知る由もない。しかしチンポに威圧された爆谷響子には、真に迫って聞こえた。こんな凶暴なチンポでむちゃくちゃに犯されたら、そのくらい壊れてしまってもおかしくない……。

「さすがにオムツ女と恋人のフリするなんて恥ずかしいからな。爆谷が処女だったら手加減して普通のセックスで済ませてやろうかと思ってたけど……経験豊富なヤリマン女には遠慮なんていらないよなァ」
「あっ……」

お腹の上で、チンポが擦
こす
りつけるようにピストンする。まるで、膣の中でどう動くか見せつけるように。さっきからお腹の奥でキュンキュンとうずいているせいで、チンポと子宮の位置関係ははっきりとわかる。

〈こ……こんなチンポ、絶対に入りきらない……。こんなので思いっきり突きまわされたら、子宮が潰れちまう……ッ〉

「ま、待って。アタシも、その……普通のセックスにしてくれ」
「は? なんでだよ」
「お前だって困るだろ……! ずっと一緒にいる女が、お……お漏らし、しっぱなしだなんて……!」
「お前みたいな経験豊富なヤリマンビッチの使い込まれたマンコなら、そんなことにはならないから安心しろ。まぁ、処女の未使用マンコ相手にいきなり本気を出したらヤバイけどなァ」
「ほ、本当は処女、なんだ……」
「あぁ?」
「本当は男と寝たことなんて一度もないんだ……だから、初めてはその、普通で頼む……」

爆谷響子は歯を噛みしめながら顔を真っ赤にしていた。こんな頼みごとをするなんて屈辱的で仕方ない。

「さっきは十人とヤッたっつったろうが」
「それは、ちょっと見栄を張っただけっていうか……」
「手加減してほしくてウソついてるんじゃねえだろうな」
「ウソじゃない、本当に処女なんだ」
「だったら、見せてみろ」
「……見せる?」
「自分で開いて見せてみろってことだよ。本当に処女かどうか確かめてやる」

物分かりの悪い女に噛んで含めるように、槍太は〝やるべきこと〟を説明した。

「ちゃんとできたら、処女向けに〝優しく〟やってやるぞ」

爆谷響子は槍太を睨んだ。顔は羞恥に赤く彩られていても、その鋭い目つきは敵意に染まっている。

〈この男は……どこまでアタシをコケにするつもりだ……ッ〉

しかし言う通りにしないわけにはいかない。この凶悪なチンポで手加減無用の本気セックスをされたら、男性経験などまったくない爆谷響子の処女マンコなど、簡単に壊されてしまうに違いない。

〈クソォ……やればいいんだろ。この程度のことで、アタシの心が折れるなんて思ったら大間違いだ……ッ〉

嫌悪感を滲
にじ
ませた表情のまま、爆谷響子は股間に手を伸ばした。

折り畳んだ脚は槍太に無理やり開かされているので、まるでオムツを替えてもらう赤ちゃんのような格好になっている。そのせいで丸見えになっている未使用の女性器は、ピッタリと恥ずかしそうにその口を閉ざしているが、爆谷響子の意外に繊細な指先がその周辺の白い肌にクッと食い込むと、中の粘膜を見せつけるように、左右にくぱぁと開いた。

これまで散々にイカされまくったオマンコは、赤くねっとりと潤
うるお
っていた。小さな入口はヒクヒクと震え、まるで男の物を入れられるのを待ちわびているようだ。

「ど……どうぞ、アタシのオマンコを、お確かめください……♡」

爆谷響子は槍太に告げられた通りの口上を口にする。表情は忌々しげだが、指示された通りの媚びるような口調だ。

「さっきは男性経験があるなどと見栄を張ってしまいましたが、ご覧の通り、一度も使われてない新品処女マンコです……♡ チンコなんか入れたことのない未使用マンコに、いきなり本気セックスなんかされたら、絶対オマンコ壊れちゃいます♡ だから、どうかその長くて太っといヤリチンで、処女をいじめたりしないでください♡ 初めては優しくしてください♡」

いくら眉間に深い溝を刻み、こめかみに青筋を立てて睨みつけていても、恐ろしさなど欠片もない。むしろそんな表情をしながら、股を開いてオマンコを見せつけて、情けない言葉を口にしている姿は、滑稽でさえある。

〈くそっ……くそッ! アタシにこんなこと言わせやがって……絶対に許さないからな……っ〉

そんな爆谷響子の痴態を、槍太は愉快そうに見下ろしていた。

「ククク……確かに、よく見えるぞ。男と寝たことがあるなんてウソだと誰でも一目でわかる、傷一つないピカピカの初物マンコだ。喧嘩の経験はたっぷりあっても、こっちの経験はまるっきりなんだな」

爆谷響子が悔しさのあまり歯噛みしていると、槍太はさらに嘲笑うように言う。

「ま、知ってたけどな。処女膜が綺麗なまま残っていることは、手マンでイカせまくったときに、確認していたからな」

カァッと顔が熱くなった。怒りか羞恥か、爆谷響子自身にもわからない。

「お、お前……わかってて、こんなことやらせたのか……っ」
「当たり前だ。経験済みだなんて言われて信じるわけないだろ、お前みたいな──こんな扱いやすい処女がなぁッ」
「うあっッ、あああっっ♡」

ぱっくりと粘膜を見せびらかしたマンコの入り口に、ガチガチに硬くなったペニスの先端が押し当てられた。真っ赤に充血した亀頭は、膣口でグニッと潰れ、しかしその小さな穴の抵抗力よりも強い力で、無理やり中に押し込まれる。

「あっ、あぁっ♡ あーーっ♡」

ずりゅんと亀頭が入り込んだ。

そのとき、強引に押し広げられた処女膜は少し裂け、わずかに血が滴
したた
った。喧嘩っぱやい爆谷響子は、流血沙汰には慣れている。極度の興奮のせいで、痛みも少しも苦しくない。しかし──

〈う、奪われた……♡ アタシの初めて、こんなやつに奪われちまった♡〉

初体験では血が出るものだというイメージがあるが、必ずしもそうではない。場合によっては血が出ないこともあるし、人によって異なるのだと保健の時間に聞いたことを爆谷響子は思い出した。だからむしろ、こうして破瓜の血を流してしまったことが、嫌いな男に、自分の女性器を二度と元には戻らない形で変えられてしまったことを強く印象づけ──処女を散らされてしまったことを実感する。

〈くそっ、くそぉ……♡ こ、こんなやつが……アタシの初めての男だなんて……♡〉

抱かれることは覚悟していたはずなのに、実際に一線を越えてしまうと、抑えきれない悔しさが募ってきた。

大切な初体験を刻むのが、こんな、女を物としか見てないようなクズ男だなんて。これからするセックスだって、どうせ相手のことなんか考えない、性欲解消のための性処理道具扱い的な行為に違いない。

〈そ、そんなことをされて……♡ アタシが堕ちるだなんて思うなよ……ッ♡〉

確かに、槍太に性的な部分を弄
いじ
られると堪えきれない快感が込み上げてきて、情けない醜態を晒してしまう。しかしそうやっていくら肉体的にイカされようと、心までは明け渡したりはしない。どれだけ惨
みじ
めな言葉を口にさせられ、全裸土下座や、マンコを開いて見せるような痴態を強要されても、心まで屈服したわけではない。

耐えていれば、必ずチャンスは訪れる。気を強く持ちさえすれば、固有能力
インヘレンス
のサスペンドを解除されたとき、必ずこの状況から逆転できる。

〈ど……どれだけ激しいピストンされたって……♡ 絶対に負けたりしないからなッ♡〉

爆谷響子は、さっき見せられた映像の、槍太が手籠めにした女を無茶苦茶に犯す場面を思い出していた。今から自分がされるであることに、心臓がドキドキと高鳴る。グルグルと渦巻くような目で、極度の緊張と興奮をなんとか抑えようとするように、「フーッ♡ フーッ♡」と息をする。

しかし、いくら身構えても、なかなかその〝瞬間〟は訪れない。爆谷響子自身の指で開け広げられたマンコに、先端部分だけが突き刺さったペニスは、そのまま動こうとしなかった。

いやまったく動いていないわけではない。

初めて迎える男根を、押し出そうとする膣の圧力。それと釣り合うか、ほんの少しだけ上回るような力が、ペニスには込められていた。

チンポはまったく動いていないようでいて、その実、必死に押し返そうとする膣肉を圧迫している。その上、ズル…と、ごくわずかに、カタツムリにも劣るほどの遅さで、少しずつ、ほんの少しずつ中に入り込んでくる。

「ふっ♡ んん……っ♡ ふぅぅん……♡」

未知の体験にびっくりして膣はチンポを押し返そうとしているが、一方で、発情しきった子宮はキュン♡ キュン♡と、お腹の奥で男根を求めてうずいている。一気に入ってくるのだとばかり思っていたのに、期待を裏切られて抗議するようにキュウゥン♡と締まる。

〈なっ……なんのつもりだ!? なんでチンポ先っちょ入れただけで、ぜんぜん動こうとしないんだ……ッ〉

やがてペニスの形に押し広げられた膣口もヒクヒクと震えだす。初めは異物の侵入に驚いていた慌てていた膣が、ペニスに慣れ、今度はむしろ、もっと中に入ってきてほしいと催促するように、グネグネと動き始めた。

しかしそれでもチンポは動かない。膣肉に圧力はかけつつ、ギリギリ一気に押し込んではしまわないくらいの強さを維持している。少しずつ奥に入っていっていることもわかないくらいの微妙な挿入は、膣内をかきむしってしまいたいような、もどかしい感覚を膣壁に植え付けていく。

〈こいつ……まさかアタシを生殺しにしようってのか!? チクショウ、なめんじゃねえ……こんなんで……こんなことでアタシが音を上げるとでも思ってんのか……ッ〉

しかし心ではそう強がっていても、肉体の方が許してはくれない。男に向かって股を開いて、自らの指で女性器をさらけ出す恥ずかしい格好のまま、チンポを入れられるなどという下品なことをさせられて……乳首は硬くなり、股間は濡れ、心臓も、肺も、唇も、血液も、爪や髪の毛すらも、体中のありとあらゆる箇所が火照りきっていた。

屋上で手籠めにされてからずっと発情させられ、容赦なくイカされ続けた肉体は、大悦びで爆谷響子の心を裏切ろうとする。羞恥とか屈辱とか、そんなのどうでもいい。早くチンポが欲しい。そう内側から責め立ててくる。お前が素直じゃないからだ。変に抗ったりせず、さっさとおねだりしてしまえば、すぐにでもチンポが貰えるのに。お前のせいだ。早く言え。チンポを懇願しろ。チンポ。チンポ、チンポ、チンポ。まるでそう言わんがばかりに、メスの体が悲鳴を上げる。

爆谷響子も初めは意思の力で抑え込もうとしていた。目に涙を潤ませ、必死で歯を食いしばりながら、本能に抗おうとしていた。

しかし無理だった。殴られるなんて大したことじゃない。無理やりアクメさせられても耐えることはできる。だけどこんな、嬲り殺しにするようなもどかしさを際限なく与えられて、それをずっとガマンし続けるなんてできるはずがない。

「た……頼むぅ♡ いっそ、一思いにやってくれぇ……♡」

爆谷響子は、半泣きで懇願した。

しかし槍太は、まるで何も聞こえていないかのように反応しない。

「おい、聞いてるのかっ? ジラすのはもうやめろぉ♡ お願いだから、一気にチンポ奥まで突っ込んでくれッ♡」

だが槍太は、それでも腰の動きを早めようとはしない。
代わりに、顔を上げると、冷ややかな笑みを爆谷響子に見せた。

「そんなにオレのチンポがほしいのか?」
「……ッ」
「なんだ、そういうわけじゃないのか」
「……ほ、欲しくない……♡ アタシはお前のチンポなんかほしくない……のにィ♡ 体がうずいて仕方ないんだよ♡」
「爆谷が優しくしてくれっていうから、ゆっくりやってるんだが」
「っざけんなぁ♡ こんなのが優しいわけあるか♡ 拷問だろ、こんなのぉっ♡」
「まぁそうだな。お前みたいな処女にとっては、チンポからメス穴に快楽を垂らして、女の本性を暴き立てる快楽拷問とも言えるかもしれないな」
「な、なんでそんなことすんだよっ♡ ちゃんとお願いしただろっ♡ 優しくしてくれって、言われた通り懇願したろっ♡」
「お前は、お願いしたらなんでも言うことを聞いてもらえると思ってるのか?」
「へっ?♡」
「お前はオレの所有物になったんだ。道具が持ち主に使い方を指示できるなんて思い上がった考えをしやがって。たっぷりと身の程を教え込んでやる」

槍太はそれから、ニヤリと笑う。

「それにな、知ってるぞ。本当は今も反撃する機会を伺ってるんだろ。まったく油断も隙もないやつだ。二度とそんな舐めた考えができなくなるくらい、セックスでじっくりと負け犬根性を染みつかせてやるからな」
「そ、そんな……♡」

爆谷響子は涙目ままの顔をいびつにゆがめた。ヒクヒクと笑っているようにも、絶望に打ちひしがれているようにも見える。

この男は、何もかもお見通しだ。爆谷響子がまだ固有能力
インヘレンス
を取り戻せばなんとかなると思っていることも、そのために従順に抱かれる振りをしていることも……そのつもりなのに、肉体の方はチンポがほしくてたまらなくなっていることも、どこをどういじれば爆谷響子が気持ちよくなってしまうかも。すべてを見透かされている。

──こいつにはかなわない。爆谷響子はそう〝理解〟してしまった。騙し合いや駆け引きでこいつを出し抜こうなんて無駄な考えだった。殴り合いなら誰にも負けないのに。こんなやつに弱みを握られてしまった時点で、もう終わっていたんだ。もう二度と、こいつからは逃れられない。

爆谷響子が諦めてからも、ゆっくりとした挿入は続いた。あまりのもどかしさに、爆谷響子は必死で「入れて♡ 思いっきり奥をついて♡」と繰り返し懇願するが、槍太は無慈悲な生殺しをやめようとしない。

ペニスが根本に入り込むころには、爆谷響子はすっかり弛緩しきった顔で、瞳を宙に漂わせていた。

「おら、どうだ。こうすると気持ちいいだろ」
「うぅぅ♡ ううぅぅぅーー♡」

さっき見せつけるように下腹部に乗せられ、へそまで届くほどだったペニスは、すっかり膣に咥
くわ
え込まれてしまっている。子宮は長過ぎるチンポに無理やり押し上げられ、その状態で揺すられると、痺れるような欲求を掻

き立てられる。無茶苦茶に犯してほしい。乱暴に子宮を小突き倒してほしい。

しかしそれでも、腰のピストンは始まらない。

代わりに、爆谷響子に与えられたのは、キスだった。

セックスをする前、ただ唇を奪われただけであれだけイッてしまったのに。今は子宮を圧迫され、膣道はすっかりチンポの形に変えられてしまっている。

「んんっ!! ん〜〜〜ッ♡」

そのせいでさっきからずっとお腹の奥がキュンキュンとうずいているのに、さらに舌を絡めるようなキスをされたら、一瞬でアクメしてしまう。

「ん、んぅッ♡ んんんッ♡ んちゅ、ちゅ♡ ちゅっちゅ♡ んちゅー♡」

そのアクメは、爆谷響子を満足させるどころかむしろ、切なくて切なくて堪らなくさせた。

〈んおおお♡ だ、だめだ……♡ このキスだめ♡ チンポ入れられたままこんな卑猥なキスされたら……ガマンできなくなるっ♡ こんなやつ好きじゃないのに♡ 好きが抑えられなくなる♡〉

挿入されたチンポも、イヤらしいキスも、交尾欲求を掻き立てるばかりで、メスの本能を満たしてくれない。どれだけ愛をむさぼるように、膣肉を締めつけても、唇を押しつけて舌で唾液を舐めとっても、本当に欲しいものだけは決して与えられない。

〈はあぁぁ♡ しっ、したいっ♡ こいつと思いっきりセックスしたい♡ マンコにつっこんだチンポ、パンパン打ちつけて欲しい♡ 無茶苦茶に抱きしめながら、こいつの女
モノ
になりたい♡〉

槍太の唇が離れると、その下から現れたのは、性欲に心を奪われたエロ顔だった。

「あ……あぁ♡」

爆谷響子はすぼめた口から、物惜しげに尖らせた舌を伸ばし、クネクネと動かす。

「も……もっとぉ♡ もっとイヤらしいこと、してぇ♡」

舌先はギリギリ槍太の唇に届かず、レロレロと空を切る。

あまりに情けない表情だった。さっきまで、卑猥な目的で能力を悪用する〝女の敵〟を懲らしめようとしていた、男勝りな正義のヒーロー気取りと同一人物とは、とても思えない。

「そんなにまた、キスしてほしいのか?」
「ちがうぅ♡ キスなんかじゃなくて、もっと、もっとイヤらしいこと……」
「イヤらしいことってなんだよ。ハッキリ言わないとわからないだろ」
「せ、セックス♡ 頼むから、アタシとセックスしてくれっ♡」
「セックスなら今まさにやってる最中だろ」
「こんなんじゃなくて、もっとちゃんとしたやつ♡ もう無理なんだって♡ こんな生殺しみたいなセックス、もう耐えらんないからっ♡ だからもっと、ちゃんとセックスしてくれっ♡」
「ちゃんとって、どうすればいいんだ?」
「わ、わかってんだろッ♡ ふざけんなッ♡ アタシのマンコにぶっささったこのブッとくてなッげぇチンポ、ズボズボ動かしてくれって言ってんだよ!!♡♡」
「いいのか? それじゃまるで、オレに無理やりされるんじゃなくて、自分から望んで抱いてほしいって言ってるみたいだぞ」
「そうだよッ♡ さっきからもうずっと、お前に抱かれたくて抱かれたくてしかたないんだっ♡ アタシの中のオンナの部分が、このオトコに愛されないと気が済まないってうるせえんだよっ♡ なんかわるいかっ♡」
「はは、そんなにオレが好きなら、恋人のフリじゃなくて、いっそ本当に恋人にでもなるか? あぁでも、お前はオレの便利な道具だから、恋人というより恋奴隷だな」
「あぁもうっ、恋人でも恋奴隷でも、なんでもなるからぁ♡ チンポ動かしてくれ♡ ちゃんとセックスしてくれっ♡」
「そうまでいうなら、お望み通り、チンポでお前の発情マンコをほじくりかえしてやってもいい」

そう言う槍太の顔には、また冷酷な笑みが浮かんでいた。

「その代わり、さっき言った通り、ベッドにセックスの臭いが染みついて取れなくなるくらい、汗まみれの濃厚セックスを一晩中続けてやる。いくらやめてと言っても、やめてやらないからな」

そんなことを言われても、爆谷響子はむしろ胸がキュンとときめくようだった。一晩中とかウソだろ? そんなたくましいセックスをされたら……ますます好きになってしまう。

しかし次の瞬間、爆谷響子は自分の想像力の貧弱さを思い知ることになった。

槍太は爆谷響子に覆いかぶさると、再び唇を重ねてきた。そのままズルズルと、ペニスをゆっくりと抜いていき、カリが膣口に引っかかるところでピタッと止まる。

〈ま、まさか……こいつ、キスしながらするつもりか!?〉

やばい、と咄嗟に思った。こんな、キスだけでも頭がおかしくなるほど気持ちよくさせられるのに、そんなことをしながらペニスを出し入れされたりしたら……絶対に大変なことになってしまう。

「んっ、んんっ♡ んーーっ♡」

だがもういまさら止められない。待ちに待った腰振りセックスを、性欲を花咲かせた女体は、雌蕊
めしべ
を全開にして受け止めようとしていた。その雄の精を待ちわびた秘密の花園に──

「んッ♡♡♡ おッ♡♡♡♡」

パンッ、パンッと容赦のなくチンポが打ちつけられ始めた。

「おっおおぉん♡ んおおぉぉんっ♡」

爆谷響子は思わず槍太にしがみついた。両手を背中に回し、脚を尻に引っかけるようにして、ギュウウぅっと抱きしめる。

しかしそんなことでは腰のピストンは止まらない。抑えつけようとする足ごと引っ張って、パンパン、パンパンと腰をぶつけてくる。

〈んおおぉ♡ イグッ♡ これイッグゥ♡ ベロチュウーしながらパコパコされんの、マジで気持ちいいーーっ♡〉

その激しい動きは上半身まで揺らし、ベッドをギシギシと鳴らす。男の胸板に挟まれた乳房が、縦横無尽に圧し潰される。全身で感じる男の存在感に、爆谷響子は身も世もなく乱れ狂ってしまう。

〈おおぉぉっ♡ やばい、やばいやばいやばい♡ 思ったのより全然やばいっ♡ チンポでパコられんのやばすぎる♡ イキまくってとまんなくなる♡〉

唇の粘膜を擦
こす
りつけるのがたまらなく心地いい。舌を絡ませて、混ざりあった唾液を味わうと、旋毛
つむじ
にまで痺れるような快感が突き抜ける。

〈おっ♡ おっ♡ 知らなかった♡ 男に抱かれるって、こんなに気持ちいいのかよっ♡ こんなの反則だろっ♡ こんなことされたら、こいつの言うこと、なんでも聞きたくなっちゃうだろぉ♡ おっ♡ おっ♡ おぉん♡〉

しかもどれだけ声を上げて快楽を発散させようとしても、唇を塞
ふさ
がれているせいで、「ん-っ♡ ん-っ♡ んんーーっ♡♡」と、中途半端にしか叫べない。

〈あー、もうだめ♡ アタシ、だめにされてる♡ もうこのチンポがないとダメな体にされてる♡ チンポのためならなんでもする恋奴隷に作り変えられてる♡〉

それがわかっていても、爆谷響子は逆らうことができなかった。それどころか、より快楽を貪るように、「フン♡ フン♡」と鼻から甘えた息をもらしながら、自らも腰をヘコヘコと動かす。

「ハハ、おい、いいのか?」

そんな様子を見て、槍太は唇を離すと、舌を絡ませながら言った。

「そんな乱れまくってたら、オレに隙ができても反撃するチャンスを逃してしまうんじゃないか」
「う、うぅ……♡ そ、そんなこと……」
「試しに、固有能力
インヘレンス
を返してやろうか?」

爆谷響子の頭の中で機械的な音声のようなものが響いく。

〈──固有能力
インヘレンス
の使用制限が解除されました〉

「これで能力が使えるようになっただろ。どうした、やっぱりもう歯向かう気力もないか」
「そ、そんな……そんなこと……」
「ほら、がんばれよ。今ならオレを倒して、晴れて自由の身になれるんだぞ」
「そんなこと…………どうでもいいんだよッ!!」

爆谷響子はレロレロと舌を動かしながら文句を言う。

「なんでパコパコ止めるんだよっ♡ なんでもっとキスしてくれないんだっ♡ そんな話どうでもいいから、今はもっと、アタシをチンポで無茶苦茶にしてくれっ♡」

爆谷響子のあまりに必死な表情に、槍太は笑い声を上げた。

「おいおい。それじゃまるで、チンポに負けたって認めるみたいだぞ」
「バカヤロウッ、もうとっくに負けてんだよっ♡ アタシの負けっ♡ 完敗っ♡ なんなんだよお前♡ セックス強すぎるんだよっ♡ こんなセックスされたら負けるだろっ♡ こんなメスの快楽をほじくり返す極悪チンポっ、どうやったって敵うわけないだろ♡」
「笑えるな。あの爆谷がここまで堕ちるなんて。じゃあお望み通り、お前を負かせたチンポで気持ちよくしてやるか」
「オッ♡ それ♡ ほしかったの、それぇっ♡ イッグ♡ イッグゥ♡ チンポに負けながらイグウゥゥ♡ このチンポには勝てないって教え込まれながらイギ狂わされるうぅぅ♡♡」

再びチンポの出し入れが始まると、爆谷響子の快楽で崩れた顔に、満足げな笑みが浮かぶ。

「あぁっ♡ 好き♡ 好き好き好き♡ このチンポ好きぃ♡ おっ、おぉー……♡ こ、これが女の幸せってやつなんだな♡ オッ、好きっ♡ ケンカなんかしてるときより、よっぽど満たされる♡ 男に抱かれてこんな幸せになれるなんて……なんで誰も教えてくれなかったんだよぉ♡ オッ、イグ♡ イグーッ♡ イグーッ♡ もうイギっぱなしになってるっ♡ あーーっ♡」

男を抱きしめる手足は、いつのまにか、甘え上手な媚系女子のおねだりみたいなしがみつき方になっている。

「これいいっ♡ このままずっと女の幸せに浸っていたいィ♡」
「チンポでイカされるのがそんなに好きか? だったらもっと深い、本当の女の幸せってやつを教えてやろうか」
「なっ、なんだそれ♡ まだあるのか♡ もっとすごいのがあるのか♡」
「どうだ、知りたいか?」
「し、知りたいっ♡ 知りたい知りたい知りたぁい♡」
「じゃあ教えてやる。それはな……」

槍太は爆谷響子の耳元で、小さく呟いた。

「膣内射精
なかだ
しだ」

それを聞かされた途端、爆谷響子の全身を痺れるような快感が襲った。尾骶骨
びていこつ
から頭の後ろまで、背骨をゾクゾクとした刺激が駆け抜ける。

このまま射精される。そう思っただけで、今までとは違う深いアクメをキメてしまった。

「どうだ? 男に抱かれて、射精されて、子を身ごもる。それこそ何にも勝る究極の女の幸せだと思わないか?」
「あぐうぅぅ♡ お、思う♡ そう思うっ♡」
「オレに孕
はら
まされたいか?」
「あっ、あっ♡ は、孕みたい♡ 種付けセックスで孕まされて、槍太の赤ちゃん産みたい♡」
「そうか。でもダメだ。腹ボテじゃ戦えないだろ。これからお前にはオレの道具として働いてもらわないといけないからな」
「そ、そんなぁ……♡ やだやだぁ、赤ちゃん産みたい♡ 赤ちゃん赤ちゃん♡ アタシに槍太の赤ちゃん産ませてぇ♡」
「わがままを言うな。じゃないともうセックスしてやらないぞ」
「う、ううぅ……♡」
「ただ膣内射精
なかだ
しだけならしてやってもいい」
「ほ、本当か!?♡」
「その代わり、妊娠するなよ。夕方からずっと、お前の無様な痴態を見せられ続けて、金玉の中は精液が煮詰まってグツグツだ。そいつを子宮のなかにたっぷり注ぎ込んでやる。だが妊娠するのはガマンしろ」
「そ、そんなの……ムリに決まってんだろ♡ 妊娠するのガマンするとか、無茶苦茶なこと言うなよぉ♡」
「Sランクの最強女なんだろ、それくらい気合でなんとかしろ。先験者
コンセプテッド
同士だと妊娠し辛いっていうしな」
「わ、わかった♡ ガマンするからっ♡ Sランクマンコ、気合入れて妊娠ガマンする♡ だから、だから……♡」

ぶびゅ、びゅるびゅる、と精液が放たれた。まだ何の心構えもできていないうちに、膣肉にずっぽりと食い込んだペニスからびゅーびゅーと白濁した汁が爆谷響子に注がれる。

「ああぁぁ♡ きたっ♡ いきなり射精きたぁっ♡ まだお願いしてる途中だったのにぃ♡ 不意打ちザーメンびゅーってきたぁ♡」

またしても爆谷響子は槍太にしがみついた。キュンキュンと発情しきった子宮を、チンポで容赦なく押し上げられた状態で、一気に射精されたのだから、反射的に〝女〟が出てしまっても無理はない。

「イグッ♡ イグイグイグッ♡ 膣内射精
なかだ
しイッグゥ♡ なんだこれっ♡ すぐイぐ♡ お腹の奥に熱いのびゅーびゅー浴びせられるたびにイぐッ♡ これがっ、これが本当の女の幸せなのかぁ♡」

いくら爆谷響子が「イグー♡ イグー♡」と身悶えても、アクメは簡単には引かない。ドクドクと精液を注がれるたびに、じわじわと快感が肉体に染み渡っていく。玉袋の中にたっぷり詰まったザーメンを、着実に子宮に移しかえられながら、爆谷響子は嬌声を上げた。

「うッぐうううぅう♡ ふ、深いぃ♡ イグの深すぎて全身が弾け飛ぶぅ♡ た、頼むっ♡ ギュってしてくれぇ♡ アタシのこと抱きしめて♡ じゃないと、じゃないとアタシ、壊れちゃう♡ 気持ちよすぎてバラバラになるうぅ♡」

乞われるままに槍太は爆谷響子を抱きしめた。しかしそれはアクメを和らげるためではない。

「んおッ♡ オオぉんッ♡ んッッ♡」

身じろぎもできないくらい強く抱きしめられた爆谷響子。その唇が、有無を言わさないディープキスで覆われた。

「んーーーーーッ♡♡♡ んっ♡ んっ♡ んふっ♡」

爆谷響子は男の胸にしがみつきながら、口の中では必死に舌を絡める。

〈おっ♡ おぉん♡ すごぉい♡ これすっごいぞぉ♡ 子宮に中出しされながら、ギュッと抱きしめられて、ベロチューなんて♡ 女の理想を全部叶える孕ませセックス♡ こんなのされたら堕ちるだろ♡ 女だったら堕ちるしかないだろぉ♡〉

男の体の下でクネクネと身じろぎしながら、どんどん思考はメスの本能に染まっていく。

〈あぁっ♡ もう、いい♡ もう後で怒られてもいいから、孕みたい♡ こいつの赤ちゃん欲しい♡ ガマンなんて絶対ムリだからぁ♡ いくらケンカが強くたって、子宮は弱いんだ♡ どんなに強い女でも、中に出されたら、妊娠するしかないんだぁ♡ それにこいつだって、絶対孕まそうとしてる♡ 口ではダメだって言ってるくせに、絶対赤ちゃん作らせようとしてる♡ もういいよな♡ 赤ちゃん産んでもいいよな♡ ちゃんと大事に育てるからっ♡ 二人の愛の結晶♡ ちゃんと大切にするから♡ 赤ちゃん赤ちゃん赤ちゃん♡ 赤ちゃんの部屋にザーメンもっと注ぎ込んでほしいーーっ♡〉

体は好きにされても心までは許さない。そう思っていたはずの爆谷響子は、いまや槍太を誰よりも愛していた。一度、女として男を愛することを知ってしまったら、もう男なしでは生きてはいけない。己の拳一つで戦い抜いてきた爆谷響子は、このとき、男に依存することを覚えてしまった。

ようやく射精が止まっても、それで終わりではない。

性器を刺激されて無理やり絶頂させられるのと違って、膣内射精
なかだ
しアクメは深く長く続く。精液が外に逃げ出さないようにペニスで栓をされたまま、子宮を揺さぶるように腰を振られると、ザーメンが子宮を溶かして強烈な快楽の原液となり、それが全身の細胞に染みわたっていくような感覚がする。

そんな状態なのに、しばらくすると槍太はまた、パンパンと腰振りを再開するのだ。一晩中ハメたおすというのは、誇張でもなんでもなかったらしい。

日が変わるより前の時点で、もはや爆谷響子に理性はほとんど残っていなかった。ただパンパン、パンパンと生々しいセックスの音が部屋に響き続け、爆谷響子はうつろな意識で、男の肉欲を受け止め続ける。それはまるで無意識下にチンポの快楽を刻みつける儀式のようで、そして爆谷響子のメスの本能は、それを悦んで受け入れていた。

二人のまるでケダモノのような交尾セックスは明け方まで続いた。やがて日が昇っても、今までと同じ朝はやってこない。これからの爆谷響子を待っているのは、この愛しい恋人との同棲生活だった。

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