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第8話 アイリーンは知らずのうちに開錠してしまう

いよいよ挿入の時だ。
仰向けになったアイリーンの開いた両脚の間に腰を下ろした、正常位の体勢。

痛いくらいに腫れ上がったチンポの先端を、とろりとした愛液に濡れそぼるおまんこにくっつける。

ちゅっ……とキスみたいな音がして、アイリーンは「あんっ……」と喘いでから、ふと思い出したみたいに言った。

「あれ……!? そういえばウチ……オタクくんの名前知らなくね!?」
「い、入れるよアイリーン……って、えええっ!? い、今!?」

めちゃくちゃ挿入直前、なんなら亀頭半分くらいおまんこの小さな孔にしゃぶりつかれている状態である。
しかしアイリーンは悪びれた様子も無く、えへらえへらと笑いながら俺に言った。

「いや~~! なんていうか、オタクくん呼びがあまりに定着しちゃってさ~! ウチもすっかりそういえば名前知らないなってこと気付いてなかったわ~!」
「確かに俺も、オタクくん呼びに慣れちゃってあんまり気にしてなかったけど……」
「ていうか、あり? ウチもオタクくんに名乗ったっけ? でも、オタクくんはウチの名前知ってるよね? めっちゃアイリーンって呼びまくりだもんね!」
「そ、それは……アイリーンが、あのパリピパーティーの連中から、アイリーンって呼ばれるのを、聞いてたから……」

情報の集め方がストーカーっぽくて、ちょっと恥ずかしい。
けれどアイリーンはさして気にした様子もなく、「そかそか~!」と納得していた。

「なんかさ~! お互いに名前も知らないまんまチンチン触ったり、おまんまん舐めたりしてたんかと思うとさ~! めっちゃウケるね!」
「ウケないよ!?」
「そーお!? なんていうかさ~!」

アイリーンはニコッと満開の笑顔を浮かべて、言った。

「名前も知らなくってもこんなことができちゃうくらい、運命的なふたりって感じじゃね!?」
「……アイリーンのモノの捉え方って、時たま素直に尊敬してしまうときがあるよ」
「ちょいちょいちょい! ずっと尊敬してってーの!」

アイリーンはほっぺたをリスみたいに膨らまして、俺の薄い胸板をぺちぺちと引っぱたく。
あんまり痛くはない。

それからふとアイリーンは表情を緩めて、俺の顔を見上げてきた。

「する? 自己紹介」
「……する」
「ん! よし!」

アイリーンは俺の腕に自らの腕を絡ませてきた。
すべすべとしたアイリーンの柔肌が触れて、ひどく興奮してしまう。

「ウチはアイリーン! アイリーン・スプリングフィールド! オタクくんの名前は、なんてーの!?」
「……瀬川晴。晴の方が、名前」
「ん! じゃあ、ハルるんだね!」
「ハルるん!?」
「そ! ハルだから、ハルるん! ハルる~~ん♡」

現代日本で生きてきた俺史上一度もつけられたことのない陽気なあだ名に戸惑っていると、アイリーンは俺の首の後ろに腕を回して、上半身を抱き寄せてくる。

「ハルるん……ウチは準備ばっちしだよ! いつでも入れていいからね!」
「あ、アイリーン……!」
「おいで~! ハルる~ん!」

俺はアイリーンに抱きしめられたまま、いよいよ童貞喪失の瞬間を迎えようとしていた。
入り口で待機したままだったチンポを、ついにおまんこの中へと押し込んでいく。

「あっ……んあっ……んっ……♡」
「うああっ……あったかい……!」

アイリーンのおまんこにチンポを入れて、真っ先に出た感想がそれだった。
彼女の高い体温がダイレクトに伝わってきて、まるでとろけてしまいそうなほどの熱量を感じる。

「はあはあ……アイリーンのおまんこ、すごくやわらかい……。それに、すごく濡れてるから……どんどん奥まで入っていくぞ……!」
「あんっ……ハルるんのチンチン……どんどん入って来てるぅっ……! か、かたちがハッキリ分かっちゃうぅ……!」
「す、すごい……! おまんこがぬるぬるで、うぅ……しかも、ぎゅうってちょうどいい締め付けがあって……て、手でするのと全然違う!」
「あ……ああんっ……ま、マジ!? そんなに違うの!? じゃ、じゃあさじゃあさ! ウチのおまんまん、気持ちいい!?」
「めっちゃくちゃ、気持ちいい……!」
「アハ! 嬉しい……あっ、んん……はふぅ……♡」

やわらかく包み込んでくるおまんこの感触を少しでも広範囲で味わいたくて、俺はずぶずぶと深く腰を押し込んでいってしまう。
その度に膣肉をかき分けて潜り込む感覚があり、一層息が荒くなってしまうのだった。

そして夢中になって挿入していると、やがて腰がアイリーンの腰にぶつかり、ぺちんと間抜けな音を立てる。

「……ふぅ、ふぅ……ぜ、全部入ったぞ……アイリーンの一番奥まで、俺のチンポが……」
「あ……ああっ……う、ウチん中にぃ……ハルるんのチンチン、太いのぉ、めえっちゃ感じてるよぉ……!」

アイリーンはぎゅっと俺の体を抱き寄せてくる。
チンポを根元までずっぷりと押し込んだところで、しかし俺はふととある一点が気になった。

「……あ、あれ? い、今更だけど、アイリーン、痛くなかったか? は、初めてって、痛いんだろ? 確か? も、もう少しゆっくり入れた方がよかったか……?」
「アハ! ホントに今更じゃん、もうチンチンぜーんぶ入れちゃってるくせに!」
「わ、悪い……俺、マジで、気遣ってあげられる余裕が、全然無くって……!」
「いいよ! 今、気遣ってくれてるから! それでジューブン! それに、……あんっ、大丈夫だよ! ……ハルるんが、たっぷり舐めてほぐしてくれたからねっ! 痛くないし、気持ちいーよ!」
「ほ、本当か……よかった」

アイリーンがこちらを抱き寄せる力が緩んだので、俺はゆっくりと上体を起こしていく。
すると至近距離で、アイリーンと目が合った。

「……ハルるん! 動いてみて!」
「あ、ああ……!」

両腕をアイリーンの体の左右に突いている体勢でゆっくりと腰を動かしていく。
すると笑顔だったアイリーンの表情が、ビクンビクンと恍惚のそれへと変わっていった。

「あぁんっ……な、かぁ……こすれて……気持ちいい……!」
「はあはあ……うぅっ……アイリーンのおまんこ……前に動いても、後ろに動いても……全部、めちゃくちゃ気持ちいい……!」

膣内には幾重にも濡れたヒダが連なり、それらが動く度に亀頭やカリ首、竿に引っかかっては擦れて、刺激を与えてくる。

こんなの、いつまでも我慢するのなんて、絶対に無理だろ!
女子のおまんこは男子をイカせるために存在するんじゃないかと、俺は半ば確信めいた想いを抱いていた。

「はあはあ……アイリーンのおまんこ、最高だよ……俺、ずっとこうして腰振ってたいくらいだ……!」
「あんっ……あんっ……気持ちいい……ウチも……あんっ、ハルるんのおちんちん、めっちゃ最高ぅ~……きもちぇ~♡♡♡」

アイリーンは瞳を閉じて、うっとりと俺の動きを受け入れている。
俺が腰を打ち付ける度、そのラメ入りリップの塗られた唇から、「あっ……♡ あんっ……♡」と吐息のような喘ぎ声が聞こえるのが愛らしい。

それにしても……アイリーンって、めちゃくちゃ睫毛長いな……。

自前なのか何かしらで盛っているのか……ギャルのメイクには疎いのでまったく分からないが、くるんっとカールしている長い睫毛はシンプルにかわいらしい。
襲い来る快感に耐えるように、美しい柳眉をハの字にして、口を半開きにしながら恍惚の表情を浮かべているのだ。
そのうえ彼女を襲っている快感というのが、俺の腰の動きによってもたらされているというのがまた、ひどく興奮を誘った。

アイリーン、めちゃくちゃかわいいな。
いや、かわいいとは思っていたけれど……間近でじっくり観察してみると、本当にお人形さんみたいだ。
俺みたいなゲームオタクがセックスできていることが、本当に奇跡みたいに思えて……。

パチッ。

と、その時、何の前触れもなくアイリーンが目を開いた。
至近距離でアイリーンと目が合い、さすがに慌てる。

「うえっ!?」
「わ! なーにハルるん!? いきなしビックリした声上げて!?」
「い、いや……なんでも……」

さすがに、アイリーンの顔がかわいすぎて、見とれてた……とは、恥ずかしくて言えない。

と、しかしこちらの反応を窺っていたアイリーンは、不意に何か閃いたような表情を浮かべた。
それから彼女は、ニタ~といたずらっぽい笑みを浮かべたかと思うと、

「ふっふっふ~。ハルるんは考えてること顔に出ちゃうタイプだからな~! キミの考えていることなんて、ウチにはお見通しだよ~!?」
「うぇ!?」

まさか至近距離から喘ぎ顔を見てたのがバレたか!?
内心で焦る俺に対して、アイリーンは、

「ん~っ」

と、瞳を閉じて、唇を軽く突き出してきた。

「……え? なにその顔? ひょっとこ?」
「ひょっとこって何!? え、チューしたいんじゃないの!?」

……チュー?

「てっきりチューしたくって、ウチの顔見てたんかと思ったんだけど。……え? 違った? じゃあ、なんでハルるんはウチの顔なんか……」
「そうです! アイリーンとチューしたくて見てました!」
「えっへっへ~! そうでしょ~! ウチ、察しがいいってよく褒められるんだよね~!」

アイリーンが察しが悪くて助かった!

喘ぎ顔がかわいすぎて見とれていたと思われるよりも、キスをしたいと思って顔を見ていたと思われる方がいくらかマシだ。
いや、あんまり変わらないか?

……ていうか。

「じゃあ、早くしよーよ! ウチもエッチしながらのチュー、めっちゃしてみたい!」
「……マジっすか?」
「マジっすかって、キミがしたいって言い出したんでしょー! 早く早くぅ~!」

いや、言い出したのは俺じゃなくてアイリーン……。

しかし喉から出かかった俺の文句は、再び瞳を閉じたアイリーンを前にして、あえなく引っ込んでしまう。
ちゅっと唇をすぼませながらキスをせがむアイリーンの顔が、ほんのわずか15センチの距離にある。

手を伸ばすどころか、ほんの僅かに上体を傾けるだけで、届く距離。
瞳を閉じているアイリーンの睫毛がぷるぷると揺れ、興奮しているのか鼻の穴がぷくっと小さく膨らんだのが見えた。

ちゅっ……。

唇を重ねる。
アイリーンの肩がピクリと揺れた。
すぐに離す。
しかし今度はアイリーンの方から、追いかけるようにして2度目のキス。
今度はもう少し長めに。
息継ぎのために唇を離す。
はあはあと互いに荒い呼吸を繰り返してから、3度目のキス。
今度は、たっぷりと、長く。

俺はアイリーンと唇を重ねながら、腰を一層強く押し込んでいった。

パンッパンッパンッパンッパンッパンッ。

「んぅ……んふぅ……んふぅぅ……っ……」

アイリーンが眉間に皺を寄せ、息を荒げている。
どうやらイキそうみたいだ。
そして俺の方も、このキスがトリガーになったみたいに、睾丸がキュウッと迫り上がって射精の準備が進んでいくのを理解する。

俺はアイリーンに覆い被さって、荒々しく激しく、初めてなりに必死になってチンポをおまんこへと突き立てていった。

パンッパンッパンッパンッパンッパンッ!

「あふぁぁ……い、イク……ハルるん、ウチ、イクぅぅ……!」
「お、俺もだ、アイリーン! ああ、はあはあ……あああああっ……ああっ!」

腕の中でアイリーンがイッたのか、ビクビクッと激しく震えた。
キュウウウッと膣肉が激しく収縮し、チンポを締め上げる。
そのまるで精液を搾り取ろうとするような反応に、俺は完全に参ってしまった。

「うあああっ……やばい……イク……俺もイくぅううううっ……!」

俺は歯を食いしばりながらもギリギリまで我慢をして、最後の最後にチンポを膣内から引っこ抜く。
そして、そこが俺の我慢できる限界だった。

どびゅるるるるるるっ! びゅるるるるっ! びゅるるるるっ!

本日2度目とは思えないほどの、激しい射精。
ビリビリと全身を電流が駆け抜けるような快感の中、チンポから欲望の限りを吐き出していく。

俺はアイリーンに覆い被さるように四つん這いになりながら……彼女の、そのやわらかそうな白いお腹の上に、精液をぶちまけていた。
どろりと白い池ができあがり、ちょこんと小さなおへその中にも精液が入り込んで溜まっているのが分かる。

狭い部屋の中で、しばらく俺たちふたりの荒い息遣いだけが響いていた。

……今の俺の精液には、エロ触手によって打ち込まれた毒が含まれている。

アイリーンが献身的な手コキやパイズリで射精に導いてくれたおかげで、致死量の毒素を含んだ精液は排出されて、俺の命は助かった。
だが今の俺がエロ触手に毒を打ち込まれた直後である事実は揺るがないため、その精液にはまだ多少の毒素が残っていると考えた方がいいだろう。
つまりはそんな危なっかしい精液を、当の命の恩人であるアイリーンの膣内にダイレクトに注ぎ込むなんてことができるはずもなくて。

……でも、もしもあのまま遠慮容赦なく膣内に全てをぶちまけることができたとしたら。
そしたら、一体どれほどの快感が、俺たちを……。

「ね。ハルるん」

またしても俺の首に腕を絡ませるようにして、アイリーンがこちらを抱き寄せてくる。
大きなおっぱいが、薄い胸板に押し当てられ、やわらかく潰れた。
お腹の上に吐き出した精液で体が汚れてしまうが、そんなことは些細なことである。

「次は……中に出してもいいからね!」

カチャン!

この小部屋の入り口を閉ざしていた扉から、軽快な金属音が聞こえてきた。

アイリーンは不思議そうにしているが、俺には今の音の正体もはっきりと分かる。
今のは、『セックスをしないと出られない部屋』の扉の鍵が開いた音だ。

「ね、ね、ね! ハルるん! 今の音なんだろーね!? もしかして誰か人が来ちゃったとか!? だとしたらヤバくね!? ウチらチョー素っ裸だし!」
「……ええとだな、アイリーン。ここはエロトラップダンジョンであるわけだが、実はエロ系統の定番ネタとして多用されている小部屋には、こんな名前の部屋があってだな……」

女の子相手に、それもギャルの子を相手に話すべき内容ではないと思いつつも。
ふんふんと嬉しそうに笑いながらこちらの話に耳を傾けてくれる、聞き上手なアイリーンに対して……俺は懇切丁寧に、そのふざけた名前の小部屋の説明をしてやるのだった。

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