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第5話 今更戻れと言われても、もうおそ…………戻りましゅぅぅぅ! その2 ☆

ふかふかのベッドの感触、気怠くも心地良い疲労。
意識を取り戻した僕が最初に感じた事はそれだった。
次いで、今どこにいて、何をしていたのかに意識が向く。

(ファナさんに連れられて高級宿でレナとニーナに会って、おちんちんをいじられたんだよな……)

この身で体験したこと。ずっと気にしていた二人に性的な奉仕をされたことを、どこか現実のものと捉えられずにいたが、瞼を開くと、それが紛う事なき現実だったと実感する。

依然上半身裸でおっぱいを露わにするレナとニーナ。
妖しく胸を揺らして、どうしようもなく男を魅了してしまう肉体を見せつけているのに、その表情はとても柔和で、慈愛にあふれた笑みだった。
ふと見ると、大量に射精し、汚れていたはずの僕の下半身の精液が綺麗に拭き取られている。

「……あ、シンおはよう。」
「ぉはよー」

目覚めた僕に気づいた二人の声に、僕も渇いた喉を震わせ応えた。

「う、うぅん……おはよう。」

少し寝ぼけ気味だが、揺れる圧倒的なおっぱいを見つめてしまうと、すぐに興奮で目が冴えてしまう。

それから僕たちはベッドの縁に腰掛けて、水を貰ったり、数度言葉を交わしたりしつつも、静かな時間を過ごした。

「……ね、ねぇ、シン?」

そんな中、おずおずとレナが僕の名を呼ぶ。

「なに?」
「あ、あのね? こんなこと言える立場じゃないっていうのはわかってるんだけど。……その、そのね? ……パーティーに、戻ってきてくれないかな?」

(やっぱりそう言うよな。)

レナとニーナから話があると言う時点で、復帰の要請が来ることは予想していた。
少しばかり想定外の展開はあったが、僕の心は未だ復帰に関しては否定的だ。

「……すまない。やはり僕は暫く一人でいようと思うんだ。」

短くも明確な拒絶。それを聞いたレナは苦しげに瞳を歪ませ、ニーナも悲しそうに目を伏せる。二人の表情に罪悪感が湧き上がるが、僕の決心は揺るがなかった。

「……で、でも! その——」
「お話は終わりですね。」

レナの言葉を遮るように、新たな声が視界の外から聞こえる。

声の方に顔を向けると、部屋の隅にいつからいたのか、シスター服のファナさんが立っていた。
僕と視線を合わせた彼女は小さく微笑み、ベッドまで近づいた。

「お話がこれで終わりなら私にはやる事があります。……シンさん。——お礼の時間です♡」

男を魅了する笑みと妖しい声色。
そして、彼女はシスター服の裾に手をかけると、ゆっくりと上へと持ち上げていく。
まずシスター服に隠されていたふくらはぎが現れた。
緩慢な裾の動きは少しずつ上に向かい、太ももが見え、白い下着が覗いたと思えば、手が下がって一瞬で隠れる。
焦らすようなその行為に落胆を感じながら、ファナさんの顔を見ると、彼女は——笑っていた。それも、お茶目に相手をからかうような小悪魔じみた笑みだ。
口元に目をやると、声を出さずにファナさんの口だけがぱくぱくと数回動き、閉じた後に小さなウインクを僕に送ってくる。
読唇術の心得はないが、彼女の言いたいことはすぐにわかった。

み・た・い?

頭が瞬時に沸騰したようにのぼせ、意識しないまま首が縦に動く。

「ふふっ♡」

僕の反応に満足したのか、小さく笑った彼女は、太ももで停止していた裾をゆっくりと持ち上げる。
白い下着が再び見えた。隠すべき性器の形がはっきりとわかる薄いそこには中心にくっきりと線が走り、否応なく淫らな行為に耽る想像が膨らんでしまう。
目を血走らせ、僕はその一点を見つめ続ける。
そして、どれくらい経ったのか、裾がまた上昇していく。
程良く肉が付いたお腹、指先で突きたくなる可愛らしいおへそ。自らの体をしっかり僕に見せつけるように、ちょっとずつ、ちょっとずつと肌色が増えていく。
やがてその動きが引っ掛かるように止まった。丸みを帯びて止まる服。飛び出したおっぱいは自らを見せまいと、服の上昇を阻むように鎮座している。
服が上がろうとするたびにゆさゆさと対抗するおっぱい。そこに昨日包まれていたことを思い出して、息が荒くなり、あの快感を求める気持ちが止まらなくなる。

「またちんちんおっきくなってんな♡」
「ファナさんの体に興奮したのかな? ちょっと嫉妬しちゃうな♡」

夢中でファナさんのストリップを眺めている間に、いつのまにかレナとニーナが再び僕の左右にいた。
二人の言葉に、自分のおちんちんが固く勃起していることに初めて気づくが、二人やおちんちんに目をやる事もできず、ファナさんに顔を向けたまま動けなかった。

その間も、おっぱいはたぷたぷと抵抗を続けていた。
持ち上がろうとする服を応援する気持ちで見つめ続けていると、するっと服が捲れて膨らみと肌色が少し見える。

(肌色……?)

そこには、女性が本来身に付けているはずの果実を守る下着がなく、僅かな疑問を覚える。
そんな僕の内心を気にせず、丸い膨らみをなぞるように服が持ち上がり、半分近くまで曝け出しても未だ肌色が広がっていた。

(も、もしかして……?)

「ファナのおっぱいえっちだな♡」
「私もおっぱいの大きさは自信あるけど、ファナさんのおっぱいの綺麗さすごいよね♡」

二人の吐息の温もりを強く感じさせる囁き。それは距離を近づけ、頭を通過して僕の性感帯に熱を伝えてくる。

持ち上がる服は頂点に達する直前で、再びおっぱいの抵抗に止まった。
服の進行を阻むものがなんなのか、僕の頭はわかっているはずだった。けれど——

(あそこぉ……何があるんだろう?)

たぷ♡

(おっぱいぃ……何が服を止めてるんだろう?)

ぷる♡

鼻息を荒くして、なにも見たことのない子供のような好奇心と興奮で、僕はまだ見ぬそれに期待を膨らませながら視線を送っていた。

たぷん♡ たぷん♡

抵抗を繰り返すおっぱい。すでにその肌色を晒している下半分は少し上がって落ちるを繰り返すたびに、ひしゃげながら揺れて、スライムのように細かく振動する。

「あん♡ あっ♡ あぁ♡ うぅん♡」

そんな動きを繰り返しているうちに、ファナさんの口から艶めかしい吐息交じりの喘ぎが響いてくる。

「ふぁ♡ いやん♡ ふふっ♡ もぉ♡ やっ♡」

男を誘惑する人魚の歌のように響くそれは、淫らな空気が広がるこの空間を、より卑猥に盛り上げていく。

「あぁ~ファナったら感じてんな♡」
「やっぱり、あそこは敏感だもんね♡ シンも気持ち、わかるでしょ?」

こりっ、さわ~

「あうぅぅっ!」

ファナさんの胸から目を逸らさない僕の胸板に這いまわる感触が広がる。

「ほらっ。お前もファナみたいに……♡」
「声出していいんだよ? ぎゅっ♡」
「ふぁっ! あっ! あぁ……」

胸から広がる快感に我慢などできず、僕は何度も声を上げてしまう。

「いやん♡ あはぁん♡ だめぇ♡ そこぉ♡」

たぷん♡ たぷん♡

「気持ちよくなっちゃえよ♡」
「ファナさんみたいに感じていいよ?」
「ふぁぁ! はぅぅ! あ、あ、あっあぁぁ……」

男女の嬌声が混じり合う。

「もっと強くしてやるよ♡」
「こっちは優しくね♡」

眼前のおっぱいが抵抗を表すように激しく揺れる。

「んっ♡ んっ♡ ……あぁん♡」

ファナさんがひと際強く持ち上げたとき、その均衡は一気に崩れた。

ぽろん♡

たぷん♡ ぷるん♡ ゆさゆさ♡ ぷるぷる♡

おっぱいの抵抗を無理やり押し破った服は、首元を隠すように捲り上がる。そして、その力に負けて流されるようにおっぱいが上に大きく跳ねていた。

「……下着がなくて驚きましたか? これには理由があるんですよ?……ふふっ♡ おっぱい揺れてると男の人に何かと効果があるので♡……私、踊り子の時から下着つけない癖がついてるんですよ♡ ——シンさんにも効果があるみたいですね♡」

男を惑わすことを自覚し、自ら進んで誘惑する魔性の乳房。彼女の言葉通りそこに下着の類は何もなく、ただ艶めかしい肌色が広がっていた。
そして、その肌色の中で、僕の目を引き寄せたのは、動きに合わせて残像を残すように線を描くピンク色だった。
震えながら落下して、反動とともに縦横無尽に跳ね回るおっぱい。その動きが緩やかになった時にしっかりと目に入ったのは、くっきりと濃いピンクの乳輪と、それに負けずピンク色を濃くした乳首だった。
レナやニーナと比べて少し大きいそれは、シスターが秘めるものとは思えないほどの淫猥さで、神すらも誘惑して虜にしそうな色気に満ちていた。

「ち、ちくびぃ……♡」
「おいおい、私たちの乳首だって散々みたろ♡ そんなに興奮すんなって♡」
「やっぱりシスターみたいな清楚な服なのに、あんなにおっきな乳首だから興奮しちゃうの? ……シンのエッチ♡」

匂いすら伝わりそうな、露わになったおっぱい。そして左右からの甘い声。股間と頭の堤防が一気に決壊した気がした。

「あぁっ! あっ、あっ、ふぁぁぁぁぁ……」

とろぉ……

気づいたら声を上げて、触れていない股間から温かいものが漏れ出した。
それは精液ではなく先走りだ。次から次に吹き出して、宿の床にぽとんとこぼれ落ちて、トロリとした水溜りを作る。

「お前、乳首で感じるだけじゃなくて、ファナの生おっぱい見てお漏らしかよ♡ どんだけ興奮してんだよ♡」

そうからかうニーナの声音はどこか嬉しそうだった。

「すごい、ね……お、男の人ってこんな風にもなっちゃうんだね?」

レナは初めて見る男のお漏らしに感心したように呟き、どこか落ち着かない様子だった。

ファナさんは視線を僕の股間の下に向けて、クスリと笑った。

「ふふっ、そんなにたくさん♡ ……私のおっぱい見ただけで気持ち良くなってくれて嬉しいです♡ それじゃあ最後まで脱いじゃいますね♡ ……ん、しょ♡」

そう言って、彼女は腕を交差し、服を頭に通して完全に脱いでいく。頭を通り終えると一緒にかき上げられた髪の気が少し乱れる。それを整えるように頭を少し振ると、さらさらと音がしそうに艶やかな金髪が舞い踊り、果物のような香りが部屋に広がった。

(ふぁ……いい、香り……)

右手に持ったシスター服を肩の高さからゆっくり落とし、彼女はレナやニーナと同じ上半身裸の姿で僕に向き直る。

「さて、それではこの格好でお礼♡ ……しましょうか♡ ……レナやニーナはどうしますか?」

二の腕で寄せあげて揺れ、僕の視線を離さないファナさんのおっぱい。
そんな中、彼女は左右の二人にも声をかける。
そして——

ぎゅぅぅ♡

「……なぁシン♡ 私たちも、話を聞いてくれたお礼したいんだけど♡ ……いいよな♡」

むにゅぅん♡

「私もシンに沢山お礼してあげたい♡ ……いいかな?」

両腕に当たる柔らかさ。どれくらいぶりか、ファナさんの体から目が離れてしまい、左右の二人のおっぱいを交互に見つめる。
二人はただ当てるだけでなく、連携を取るようにおっぱいを交互に挟み込んだり、息を合わせて腕を洗うように上下に動かしたり、僕におっぱいを深く味合わせ蕩かそうとする。
二人の思惑通りなのか、すぐにその行為に夢中になってしまった僕の隙を狙ったように——

たぶぅん♡ ぷにゅぅ♡

「ふふっ、もちろん私も♡ お礼をしたいんですよ? ……ねぇ? シンさん♡」

正面のファナさんが僕に抱きついて来た。
それは、もはや抱擁ではなくおっぱいによる蹂躙だった。
胸板で潰れるそれは、敏感になった乳首を柔らかさと弾力で犯し、ファナさんが少し動くたびに肌に感じる、突起を意識するだけで気持ちが昂る。
互いの体が密着し、今にも唇が触れそうなこの距離。
そして、まつ毛の一本一本までが見える近さで潤む瞳。その青い瞳の魅力に吸い込まれてしまいそうだ。

「だからな……♡」

むにゅ♡

「あのね……♡」

ずりずり♡

「私たちの……♡」

たぷんたぷん♡

「お礼させてくれよ♡」
「お礼がしたいの♡」
「お礼を受け入れて♡」

「「「お・ね・が・い♡」」」

むにゅむにゅむにゅ♡
たぷたぷたぷたぷたぶ♡
ぷにゅぷにゅぷにゅぷにゅ♡

(お、おっぱいでぇ……お願いなんてぇ……ずるいぃ……♡)

「……は、はいぃ♡ お礼くださいぃ♡」

危ない。これは罠だ。きっと良くない。そんな脳裏に過った警告を全て無視して、僕はお礼をねだってしまう。

「よっし♡ しっかりお礼してるやるよ♡」
「ありがとう♡ わ、私も頑張るね♡」
「二人とも良かったですね♡ ……それじゃあシンさんに、お礼♡ 始めますね? ……さぁ、ベッドに倒れて下さい♡」

正面のファナさんが徐々に体重をかけて僕を押し倒す。抵抗も出来ず、彼女のおっぱいに押し潰されるように倒れると思ったが、レナとニーナが両腕におっぱいを押しつけたまま僕の背中に手を回し、少しずつ倒れこめるように支えてくれていた。

ぽすんとベッドに横になる。

右腕にニーナのおっぱい。左腕はレナのおっぱい。体の上にはファナさんのおっぱい。どこに視線をやっても美女とおっぱいが目に入る。ここは天上の楽園だった。

「シンは、どんなことしたいんだ? れろぉ♡」

声とともに右耳にニーナの舌が這う。

「私たちにどんなことして欲しいの? ふぅー♡」

レナは小さく吐息を吹きかける。
何をして欲しいか? そんなの決まってる。

「お、おっぱいで……」

おっぱい。迷わずそれは口に出来た。しかし、その後に続く言葉がうまく吐き出せない。
顔を挟まれたい。揉みたい。柔らかく包んで欲しい。乳首に吸い付きたい。体を撫でて欲しい。おちんちんを扱いて欲しい。
様々な願望が次々と噴き上がってもまとまらず、どうして欲しいかが言えない。それは喋れないまま何かを求めて喚く赤子じみていたかもしれない。

「おっぱい♡ どうして欲しいんだ?」
「おっぱい♡ どうして欲しいの?」
「き、気持ちよくしてぇ……」

二人の催促に僕が発したのは、そんな甘えた言葉だった。レナとニーナはそのおねだりに優しく頷いている。

「……おっぱいで気持ちよくなりたいと言うなら、シンさんのご希望通りに致しましょう♡ レナ、ニーナ? 教えた通りにしますよ♡ ……せーの♡」

三人の体、いや、おっぱいが顔に向かって来て、顔の正面と左右で一瞬止まる。

「「「ぱ・ふ・ぱ・ふ♡」」」

むにゅぅぅん♡ むぎゅぅぅぅん♡

三方向から、おっぱいが僕に勢いよく押し当てられ、体が瞬間的に硬直して弛緩する。左右から正面まで隙間なく埋める柔らかい幸福な感触。余りの密着で酸素が通らず、鼻から侵入するのは甘やかな香りと頭を蕩かすフェロモンだけだった。

「シンさんの大好きなぱふぱふですよ♡ 昨日、沢山気持ちよくなったおっぱい♡ 今日は三人同時に味わえて嬉しいですよね♡」

たぷんたぷん♡

「どうだ〜? 私たちの爆乳♡ 気持ちいいよな♡」

むにゆむにゅ♡

「しっかり感じていいんだよ? 力一杯押し付けてあげるから♡」

ぎゅぎゅ♡

万力で締め付けられるように圧迫される頭。普段なら多少の痛みを感じたかもしれないが、今、おっぱいの中で感じるのは気持ちよさのみだった。
ただし、呼吸ができない状態は興奮した気持ちと関係なく、体に危険信号を発してくる。

(く、苦しいぃ……でも気持ちよくてぇ……♡」

次第に息苦しさが増して、鼻で空気を大きく吸い入れようとする。けれど、やはりそこから酸素は得られずに状況は改善しない。

(このまま窒息してもいっか……)

おっぱいに惚けた頭はそんな諦めを浮かべ、幸福な最期を覚悟した——

「……一回休憩です♡」

その言葉を合図に、三人のおっぱいは余韻を残してふわぁと離れた。

「ほら、息吸えよ♡」
「しっかりすーはーしてね♡」

左右からの優しい声に従い、自然と鼻から大きく息を吸い込む。体が求めていた酸素と、密着している時よりも強く香る甘い匂い、それらが一緒くたに肺に送り込まれ、体内を巡り脱力が加速する。

「シンさん♡ しっかり息を吸って下さいね? 酸素とフェロモンをいっばい溜め込んで♡ 吸って、吸って〜♡……はい、じゃあもう一度ぱふぱふ♡」

むにゅぅん♡ むにゅむにゅ♡

僕が息を吸い切ったタイミングに合わせ、再び頭が隙間なくおっぱいで包まれる。

「ちゃんとぱふぱふ感じろよ♡」
「おっぱい気持ちいいんだよね♡」

息を吸ったのに冷静さは少しも戻らず、先程よりもふらふらと、意識が柔らかさの波に瞬く間に飲み込まれていった。

「むにゅむにゅされるがまま、頭お馬鹿さんになって下さいね♡」

ぷにゅぷにゅ♡

「おっぱい馬鹿になっちまえよ♡」

ぎゅぎゅぅ♡

「おっぱいに全部委ねてね♡」

たぷんたぷん♡

そんな甘い喜びの中であろうと、時が経つにつれ体は必要な酸素を欲して、苦しさが体の奥から湧き上がってくる。

(息苦しいけど、ここにいたいよぉ……)

意識が途切れそう。そして、限界に近づくと再び——

「……はい♡ また休憩です♡」

——おっぱいが緩められる。

「さ、鼻から息を吸ってください♡ しっかり♡ たっぷり♡ ……沢山吸えばそれだけ長い時間、おっぱいに溺れることが出来ますからね♡ ……ほら、また、ぱふぱふ♡」

むにゅぅん♡

それからどれほどおっぱいの中を漂わされたのだろう。
僕は、まるで海で溺れる遭難者だった。
時折空気を求めて這い上がる、解放され、おっぱいの海に包まれ、苦しくなるとまた空気を与えられ……そんな時間を繰り返した。

「ほら、またおっぱいだぞ♡」

むにゅむにゅ♡ ぎゅぅぅ♡
おっぱいの海に引き摺り込まれる。

「しっかり息を吸ってね♡ またおっぱいにおいで♡」

ふわぁ♡
甘い香りを強制的に吸わされる。

「大分虚な表情になりましたね♡ ……いい傾向です♡」

ファナさんの言葉で、おっぱい責めが一旦止まる。

「今日は昨日のようにぱふぱふだけでは終わらせませんよ? ……もっと、お礼をしなくてはいけませんからね♡」

ぷるん♡

揺れながら、ファナさんのおっぱいは正面から下へと移動する。
おっぱいの中は苦しかった。でも、おっぱいは気持ちいいから行かないで欲しい。ふわふわと混乱する頭で、僕はそんな切なさに悩まされる。
やがてファナさんのおっぱいは、先走りの水溜りをお腹に作っているおちんちんの上で静かに止まった。
ニーナは僕の両腕をまとめて右側に引き寄せ、おっぱいの目の前に持ち上げる。
レナは左側から顔を包んでいたおっぱいを中央に寄せ、その先端の乳首を僕の口元に近づける。
無意識に、指は掴めないおっぱいを揉みしだくように動き、口は突き出して届かない乳首を求めてしまう。

「んぅ……んん……」

そんな赤子のような仕草を僕がしていると、三人の空気がより淫らなものになった気がした。。

「これはシンさんへのお礼です♡ ……ですが、もしかするとちょっとした、お願い♡ をするかもしれません♡ ……とはいえ、シンさんはご自身の心に従っていればいいだけですから、余り気にならずいて下さいね♡」

ファナさんの囁く言葉の意味が、僕にはわからなかった。

ぷにゅ♡
おちんちんの先端が深い谷間の入り口に当たる。
むにゅ♡
指先がほんの僅かおっぱいに触れる。
れろぉ♡
伸ばした舌先が乳首に掠る。

(……お、おっぱいぃ♡)

「……それでは、おっぱいの快楽をその身で味わい尽くしてください♡ ……にゅっぷん♡」

にゅぷぷ~♡

おっぱいにおちんちんが包まれ、すぐに水音とともに上下に揺さぶられる。
手コキの、柔らかい指の中にある固い骨が扱いてくる感覚とは違う。どこまでも柔らかいだけのそれは、おちんちんを逃げ場のない空間に捉えて、その中で溶かすように甘く締め付ける。
じわじわと熱を帯びていくおちんちん。負けそうになる快感に対抗するようにビクビクと震えているが、その振動がおっぱいに伝わると柔らかさが自らに跳ね返り、二倍三倍と快楽が増えていく。

「こっちも忘れんなよ♡ 手伝ってやるから、両手でおっぱいをむぎゅう♡」

ぷにゅん♡

手首をニーナに掴まれ、強引におっぱいに触らされる。
その爆乳は僕の手に余る大きさで、全部触れようと持てる力を込めて指を伸ばしても先に到達せず、逆に指が飲み込まれて中へと沈み込んでいく。
僕が少し力を抜こうものなら、それを察知したニーナがその手で僕の掌を強く押し付け、怯む事を許さない。
指先が性感帯になったようにおっぱいの気持ちよさで痺れて、神経が途切れたようにちょっとずつ力が入らなくなり、ニーナのされるがままになる。

「シンってば、赤ちゃんみたいに可愛くなったね♡……ふふっ、母乳は出ないけど……沢山吸ってね♡」

くちゅ♡

口に押し当てられた乳首を咥えて舐める。
こんな行為は初めてするはずなのに、ずっと昔から体に馴染んでいた動きのように唇がしゃぶり、舌が蠢く。
レナの言葉通り、当然母乳は出ていない。なのに口に含んだ時から、なぜか甘いミルクのような味わいが口内に広がり続けている。甘くて優しい、レナを表したようなその味をもっと欲しがり、舌の動きが加速して乳首を舐めて、それに飽き足らずにおっぱいに吸盤のように吸い付く。
そうやって甘えていると、徐々に頭が靄がかかったようにピンク色に染まって、色んな事がどうでも良くなる。

(あっ、あっ、……はぁ……っ)

一気に与えられたおっぱいの感触と快楽。三人は、一見バラバラな動きをしているのに、実情は連携が取れた責め手でこちらを休ませず、快楽を絶え間なく注ぎ続けて僕を優しく追い詰める。
その、じわじわと獲物をいたぶるような攻撃に、逃げ出すなんて考えも持てず、彼女たちに囚われている。

「どうですか? これがおっぱいの楽しみ方です♡ 私は、おちんちんを包み込み、蕩かすようなパイズリ♡」

にゅるん……にゅるん♡

「私の爆乳も好きだろ? シンの手が、ずぷって沈んでなくなりそうだろ♡」

むぎゅ♡ むにゅ♡

「やんっ♡ 母乳は出ないのにそんなにおっぱい吸って♡ よしよし♡ 沢山甘えていいからね♡」

ちゅぱ♡ ちゅっ♡

なんでこんな事になっているのか分からない。でも気持ちいいからいい。

(おっぱいがぁ……体中……これ耐え切れないよぉ……)

それぞれの動きは、確かに気持ちよさを僕の体に注ぎ込んではいたが、どこか手加減したような緩やかさだった。彼女らが本気でおっぱいを動かして僕を責め立てれば、絶頂させることなど容易いように思える。そう思ってしまえば、もっと責めて、もっとおっぱいでいじめてと、ねだる気持ちが膨らむ。

(優しいぃ、けど……もっとしてぇ……おかしくしてぇ……)

いつしか僕の頭には、おっぱいに堕ちたい、おっぱいにめちゃくちゃにされたい。そんな考えが芽生え始めていた。

「ほら……にゅぷん♡ おっぱいの中に閉じ込められたおちんちんが嬉しそうに跳ね回ってるのが私に伝わってきますよ♡ ……ところでシンさん? お・ね・が・い♡ なんですけど。……パーティーに戻る件考え直しませんか?」

むにゅん♡

おっぱいのペースを維持したまま、ファナさんが媚びるような声音で呟く。
頭は屈服しきっているはずなのに、僕の体はいやいやと勝手に左右に首を振る。

「そうですか……残念です♡ はい、おっぱいゆさゆさしますよ♡」

先ほどよりも強く、早く、動き出したファナさんのおっぱい。これだけの気持ち良さがあればイける。絶頂できる。自然と腰に力が入り射精の準備を始める。

(あぁ、くる、このまま気持ちよく——)

「ちょっと、疲れちゃったので休憩しますね♡」

ぴくぴくと震えながら、絶頂を待ち望んだおちんちんへのパイズリが急に止まる。

「んんっ~」

乳首を咥えながら、もごもごと声を出して催促しても、彼女は何も聞こえないかのよう、反応もせず、じんわりとした温かさと絶頂に至らない僅かな気持ちよさでおちんちんを包むだけだった。

「……ふぅ、疲れちゃったから仕方ないですよね♡ それより、おちんちんも休憩してる間に二人のおっぱいを楽しんだらどうですか? イかせてくれるかもしれませんよ♡ ふふっ♡」

僕を馬鹿にしたように、わざとらしい声で息をついたファナさん。悔しくて、気持ちよくて、悲しくて、おっぱいが欲しくなる。

「じゃあちんちんの代わりにこっちを楽しもうぜ? おっぱいむぎゅむぎゅって♡ もみもみしてたら興奮して、これだけでイけるんじゃねえの? 助けてやるから頑張れよな♡」

むにゅん♡ むぎゅぅ♡

ニーナに導かれた指先がおっぱいに埋まる。ずっと見ていたニーナのおっぱいが、今自分の手の中にあると思うと、その興奮に性懲りもなくおちんちんが気持ちよさを感じて跳ねて、動かないファナさんのおっぱいの中で甘えながらすりつく。

「もっとむぎゅむぎゅ♡ シンの手はちんちんに繋がってんだから、揉めば揉むほど気持ちよくなって絶対射精するって♡……ところでさ、私もお願いあるんだけどいいか?」

おっぱいに押さえつけられる。柔らかさが両手を犯す。これ気持ちいい。気持ちよくてこのままイける。

「……パーティーに戻ってきてくれよ♡ な?……お・ね・が・い♡」

こんなにも気持ちよくて、心の底からイきたいと思っているのに、体はまたも首を横に振る。
おっぱいに溺れた自分の意志を無視して、体だけが快楽に抗っている。

「そっか♡ しゃーなしだな。……じゃあ、おっぱいを沢山揉んで撫でていいぞ♡ むにゅってして♡ さわさわってして♡ ぎゅぎゅーって押し込んで♡」

強くなる指先のおっぱいの感触に、腰が持ち上がる。

(こんなの絶対イけるぅ……ニーナのおっぱい触りながらイっちゃう——)

「あー、私もちょっと疲れたわ♡」

ニーナがおっぱいから僕の手を素早く離す。射精を待ちわびて浮かび上がった腰がびくびくと震えるが、それは絶頂したわけではなく、それが来ないことを嫌がり、無理やりファナさんのおっぱいに擦り付けて射精しようとする惨めな腰ふりだった。

「ふぁっ! あぁっ! ぁぁっ……」

乳首を咥えて情けない悲鳴を上げても、待ち望んだ瞬間は来ない。ファナさんもおっぱいを緩めてしまい、寸止めされたおちんちんは何もないところでヘコヘコと突き出しながら、涙を流すように先走りを漏らすだけだった。

「疲れちまったんだから仕方ないよな♡ ……ほら、そんな苦しそうな顔すんなって♡ 悲しい時にはレナのおっぱいに慰めてもらったらいいじゃんか♡」

気持ちいけど辛い。気持ちいけどイけない。そんな精神の中、ニーナから伸ばされた希望を手繰るように、僕は潤んだ瞳で、おっぱいを与えてくれているレナに視線を向ける。

「んぅ……んぅ……」

レナの同情を引くように、哀れに、情けなく、泣きそうな顔で呻く僕を見て、彼女は女神のように慈愛に満ちた微笑みをくれた。

「ふふっ♡ シン、苦しいよね? みんな意地悪してひどいよね♡ ……だいじょうぶ♡ 私はシンに意地悪なんかしないからね♡ ……さ、おっぱいちゅうちゅうしよ?」

甘やかすような声で僕におっぱいを促してくれるレナ。そんな姿を見てると興奮と同時に胸に甘い疼きが走った気がする。

「んっ♡ ちゅうちゅう上手だね♡ 好きなだけしてていいからね♡ ……ほら頭も撫でてあげるね♡」

レナの手が頭に伸びて、ゆっくりと子供を寝かしつけるかのような動きで撫で始める。
触れたところが温もりと安心感で満たされて、射精を求めていた思考が緊張を失い、水に溶けるみたいに緩んでいく。

「シンはいい子♡ とってもいい子♡ おっぱいに甘えることができるなんてすごく偉いよ♡ ……そんなシンにお・ね・が・い♡ なんだけどね……♡」

お願い。その言葉を聞いて体がびくりと反応する。また快楽を与えられ、イきそうになったら寸止めされる。そんな予感で安堵に浸っていた顔が歪みだすのがわかった。

「大丈夫だよ? 私のお・ね・が・い♡ は、パーティーに戻って欲しいじゃないから、みんなみたいに意地悪したりしないよ♡ ……あのね、シンがパーティーに戻りたくない理由を教えて欲しいの♡ それくらいならいいよね? ……お・ね・が・い♡」

おっぱいがゆっくり口から離される。そのまま左側に移動したおっぱいは僕の頬をぽふぽふと優しく叩く。
気づけばニーナの少し日焼けした肌が左側に見えて、レナと同じく右頬におっぱいを軽く触れさせる。

「ね、どうしてシンはパーティーに戻りたくないのかな?」

頭を撫でながら子供を諭すようなレナの言葉。自然と僕の口は言葉を吐き出していた。

「……う、うらぎられたとおもったから、もし戻ってもまたあんなことがあったら怖いって、思って……」
「そっかぁ、悲しい気持ちにさせてごめんね? ……元気になれるように、なでなで♡ シンはちゃんと言えて偉いよ♡」

(なんか、心が軽くなる、ような……)

「ほかにも理由あんだろ? 教えてくれよ? ……お・ね・が・い♡」
「教えてあげて♡ ね? いい子のシンは教えてくれるよね♡」

レナに続き、ニーナも僕に問いかける。レナの優しい催促につられてぽつぽつと口から言葉が漏れる。

「レ、レイドが僕のこと追い出したんだから、あいつと、……一緒に戦いたくない。」
「そっか♡ だよな、しっかり言ってくれてありがとな♡ よ~しよし♡」

ニーナも僕の返答に満足したのか、頭に手を伸ばして荒っぽい、だけどどこか心地い手つきで頭を擦る。
二人の手の温かさに甘やかされて、ぽふぽふとおっぱいが当たるたびに、嫌だったことがすっと胸から流れ落ちていく気がした。

「……シンさん。まだあるんでしょう? ……教えて? お・ね・が・い♡」

依然おちんちんをおっぱいで包んだままのファナさんも、優しく声をかけてきた。

「シンはいい子だから♡ ファナさんにも教えてあげてほしいな♡」
「我慢しないで言っていいんだぞ♡ ……ちゃんと言えるよな?」
「うん……♡」

二人の言葉がすっと頭に染み込み、素直な気持ちが溢れてくる。

「ぼ、ぼくは……」
「はい、なぁに♡」

いやらしくおっぱいでおちんちんを包んでいるのに、彼女の顔は懺悔を受け入れる敬虔な聖母そのものだった。

「ひ、一人でいたほうが、たくさん、いろんなクエストできると思ったから。こ、この前もSランクのクエストを一人でクリアできたし、だから、その……一人で行こうかなって……」

思っていたことを言った後、不安が胸に湧き上がる。裏切られたとはいえ、今僕が口にしたのは、自分の力で十分だからお前たちはいらないと、相手を傷つけ突き放すような言葉だった。
嫌われちゃうかもしれない、嫌だ、こんなに優しくしてくれるのに。

「よく言えましたね♡ とっても正直ですね♡」

僕の不安をよそにファナさんは聖母の笑みを崩さず、お腹をとんとんと叩いてくれる。

「やっぱりシンは偉いね♡ 言いにくいことをちゃんと言ってくれてうれしいよ♡」
「別に怒ったりしないから、そんな顔すんなよ♡」

レナとニーナも気を悪くした風もなく笑って、頭を撫で続けてくれる。

笑みを浮かべながら、僕を静かに撫で続ける三人。レナが少し近づいて囁いてくる。

「……シン、あのね?」
「な、なに?」

ぷにゅ♡

「っひぁ……ご、ごめん」

一瞬ファナさんのおっぱいが、おちんちんをわずかに擦り上げた気がして声を上げてしまったが、ファナさんは未だ笑みを崩さぬまま僕を見つめていた。

「ううん、大丈夫だよ♡ よしよし♡ ……シンのこと一回裏切っちゃったけど、私たちもう裏切らないよ? 信用してくれないかな?……お・ね・が・い♡」

むにゅん♡

「はうぅっ!」

またおちんちんに刺激が伝わる。

「ねぇ♡  こんなにおっぱいしてあげてるのは大好きなシンだからだよ♡ こんなに恥ずかしいことしてあげた相手を裏切るわけないと思わない? ……ほら、なでなでしてあげるから考えてみよっか♡」

ずり♡

気のせいではなく、ファナさんは明らかにおっぱいでおちんちんを刺激していた。

「なでなで♡ よしよし♡ 私は絶対にもうシンのこと裏切らないよ? いい子のシンはわかってくれるよね♡」
「そうだよ♡ レナが裏切るわけないじゃんか♡ こんなに甘やかして、おっぱい吸わせて、そんな子がお前のこと見捨てたりしないって♡」

(あぁ、だめ……そんなこと言ったら……)

「そうですよ♡ おっぱいがむにゅむにゅで♡」

ぎゅう♡

「あぅ……」
「優しく甘やかしてくれる♡」

すりすり♡

「ふぁ……」
「レナのこと信用してあげてください♡ ……お・ね・が・い♡」

(しんじちゃう……)

「お顔が蕩けてるね? いい子♡ ……もう一度聞くね? シンは私のこと信用してくれる? ……とっても優しいシンには、信じてほしいなぁ♡」

むにゅむにゅ♡

「あっ、あっ、あぁ……し、しんじる♡ レ、レナのこと信じるぅ♡」
「っ! うれしい♡ ありがとうシン♡ なでなで♡ おっぱいもぽふぽふ♡」

優しい言葉とおちんちんに広がるおっぱいの気持ちよさで、僕の心の不信感は消え去り、逆になんでこんなに優しい女の子たちをあんなに疑っていたのだろうかと自分に怒りが湧きそうなほどだった。

「言い忘れてたんだけどさ……♡」

飼い犬を可愛がるようにおっぱいを押し付けて僕の頭を撫でるレナを置いて、ニーナが口を開いた。

「レイドならクビにしたから♡」
「……えっ?」

レイドをクビ? パーティーリーダーをクビにしたの? なぜ、どうしてと疑問が僕の心に浮かぶが、

「色々理由はあったんだけどな、まぁ、端的に言っちまえば、レイドよりシン、お前を選んだんだよ♡」

どういうことかいまだに僕の理解が及ばない中、レナとファナさんも説明に加わる。

「ニーナの言う通りですよ、レイドさんはクビにしました♡ だから、このパーティは今は女性三人だけのパーティーです♡ ……もし、シンさんが戻ったら、おっぱいハーレムですかね? ふふっ♡」
「うん。レイドはシンにいっぱい酷いことしたし、私も許せなかったんだ。……今私たちね、リーダーが決まってないんだ、シンなら優しいしぴったりだと思うんだ♡」

ぷにゅぷにゅ♡

「うっ、うぅ……」

(ま、また、おちんちんのおっぱいが動いてる……)

よくわからないけど、三人がこう言ってるってことはどうやら本当らしい。それじゃあ——

「……だからさ、レイドのことなんて気にしなくていいんだよ♡ あんな奴は忘れようぜ♡」

にゅぷぷ♡

「そう、忘れたほうがいいんですよ♡ 本当に大事なことは……」

むにゅう♡

「もっといっぱい♡」

ずちゅん♡

「あるでしょう♡」

ぎゅぎゅっ♡

「じゃあ、シン。 レイドのことは忘れようぜ♡ ほら忘れちまえ♡」

そう言ってニーナは僕の頭を抱きしめながらおっぱいを押し付けてくれた。

「わ、忘れる♡ レイドのことなんてどうでもいいぃ♡」

あっさりと、僕は元パーティーリーダーのことを頭から追い出した。

「シンさんの戻りたくない理由、二つも消えちゃいましたね♡」
「あ、あぅ……は、はい……」

もはや隠す気もなく、笑顔の下でおっぱいを持ち上げては落とし、ファナさんがそう語り掛けてくる。

「最後の理由ですけど、一人のほうが上手くやれるとのことですが……はたしてそれはどうでしょうか♡」
「……えっ」

ファナさんの言葉の意味が上手く分からない。だって、僕は一人で今まで以上に強くなれたし、難しいクエストだって達成してる。

「もしかしたら、シンさん一人のほうが単独の戦闘力は高いかもしれませんね♡ ……でも、罠にかかったり、怪我をしたときに誰かの手があったほうがいいんじゃないでしょうか?」

教師のようにすらすらと理由を並べ立てながら、おっぱいを揺らす彼女の口ぶりは、問答を楽しむような口ぶりだった。

「で、でも……あっ、ぼ、僕は一人で、ふぁ……で、出来てた……っ」
「今回まではそうだったかもしれませんが、次もすんなりと行くとは限りませんよ? 危ない目にあったりりするかもしれないですし。……例えば、シンさんに襲い掛かる魔物が、こんなことしてきたらどうしますか?」

僕の瞳を見つめていたファナさんが、左右に目配せをすると、耳元に熱い吐息がかかった。

「冒険者さぁん♡ 魅了されてぇ♡ おっぱいに負けてぇ♡ 私たちの性奴隷になってぇ♡ 負けたら気持ちいいよぉ♡ おっぱい好きだもんねぇ♡ このおっぱいで一生可愛がってあげるぅ♡ だから降参しちゃおうよぉ♡」

どこからそんな甘く媚びた声を出しているのか、ニーナが僕を誘惑するように、耳元で囁く。

「冒険者様ぁ♡ 弱い魔物の私に本気出さないでぇ♡ 手加減してくれたらおっぱいしてあげるぅ♡ おっぱいでおちんちんずりずり♡ そのまま逆転敗北ぴゅっぴゅっ♡ とっても気持ちよくしてあげるからぁ♡ 魔物の誘惑に負けてぇ♡」

おしとやかで、卑猥な言葉などまるで言わないレナが、こちらを煽るようにまくしたてる。

「どうですか? こんなサキュバスが襲ってきたら、シンさんはすぐおっぱいに負けて絞りつくされちゃいますよ♡ ……あぁ、答えなくてもおっぱいでもみくちゃにされているおちんちんが言ってますよ? 魔物のおっぱいに敗北したい♡ 魅了されて絞られたい♡ ってね♡」

先んじておちんちんのことを指摘され、反論が出てこない。そして指摘されたせいか恥ずかしさで顔が火照り、なぜか興奮が高まってくる。

「私、シンがサキュバスのおっぱいに負けたりしたら悲しいな♡」
「エロいおっぱいのサキュバスが来ても、うちら三人よりエロい魔物なんかきっといねえからさ♡……一緒にいたほうが安全だろ♡」

媚びた声を一転させ、こちらを優しく気遣う二人。話が進むにつれて、徐々に自分の根元が揺らいでいくのがわかる。

「……そのような理由もありますけれど、実はシンさんにとって一番大事なことは別にあるんです♡」
「あぁ……はぅっ……な、なんですか? ……くぅ……」

パイズリが止まらない。

「それは……」

むにゅん♡

「楽しいことです♡」

ずちゅん♡

「あぁっ! はぁはぁ、そ、そんな——」
「大事なことですよ? こうやっておっぱいでずちゅずちゅされて楽しくないですか? 私たちのパーティーは女性しか——それもおっぱいがとっても大きい美女しかいませんから、そんなパーティーに入ったら唯一の男性のシンさんのこと、可愛がるしかないじゃないですか♡ こんな風に♡」

たぷたぷたぷたぷたぷたぷたぷ♡

「あぁぁぁぁ! だめぇぇっ!」

「私含めて、三人ともシンさんに好感を持って、その力を認めているから一緒にパーティーを組みたいんです♡ ……ですので、シンさんは仲間として一緒に戦って私たちをサポートする♡ 私たちはシンさんのおちんちん——いいえ、気持ちよくなること全部をお手伝いしてあげたいんです♡ そうですよね?」
「……私にはお前の力が必要なんだ♡ それにお前を可愛がってやるのも面白いしな♡」
「シンのこと毎晩——ううん、一日中ずーっと気持ちよくしてあげたいな♡」

(だめだ、だめだ、これ以上言われたら、ぼく、ぼくぅ……)

「「……たとえば♡」」

そう言ってレナとニーナが耳元から離れ、ファナさんが占領するおちんちんに向かう。
それを受けたファナさんは、おっぱいを解放してその中にあったおちんちんを久しぶりに外に放り出す。
ピンと上を向きよだれを垂らしたおちんちん。その下にファナさん、右にニーナ、左にレナといった三角形の形に位置して、谷間を寄せておちんちんを取り囲む。

「ふふっ♡」

ファナさんの微かな笑いが合図だった。

「「「こんな風に♡」」」

むにゅむにゅ♡ たぷたぷ♡ ずちゅずちゅ♡
くちゅくちゅ♡ どたぷん♡ ぎゅぎゅぎゅぅ♡

「——あぁぁぁぁ! あひぃぃぃっ!」

三人のおっぱいが同時に三方向からおちんちんに進みだした。
押し合いをするように。おちんちんを自分のものだと奪い合うように。
ぶつけ合うおっぱいの圧迫をもろに受けたおちんちんは、すぐにとろとろと、より多くの先走りで中を濡らす。
その勢いのまま各々がおちんちんを扱きあげる。ファナさんが下に落とせばレナは上に、レナが持ち上げればニーナは左右に振動させる。一本のおちんちんで受けているとは思えない、いくつもの種類の快感が休む間もなくおちんちんに注がれていく。

「こんなおっぱい、他じゃ味わえませんよ♡」

ぱちゅんぱちゅん♡

「シンだからしてあげるんだよ♡」

ぐちゅぐちゅ♡

「幸せそうだな♡ おっぱいハーレムじゃんか♡」

ずりずり♡

(あぁ……すご……ファナ、さん、一人の時よりも気持ちいい……これが仲間の助け、合いぃ……?)

「あっ♡ ニーナの乳首と擦れてぇ♡ 私も感じちゃう♡」
「おいおい♡ ふぁっ♡……私まで変な声でちまったじゃん♡」
「あんっ♡ シンさんもそろそろ、わかってくれたんじゃないですか? 仲間の大切さ♡」

互いにおっぱいをぶつけ合い、それにより喘ぎを上げる三人。そんな光景を見続けて、もはや否定や拒絶の考えは浮かばなかった。

(も、もう、こんなの、ぼくはぁ……)

「シンのおっぱいハーレムだよ♡」

レナが甘く囁き、経験も少ないだろうに二人に負けないように、精一杯おっぱいを押し付けてくる。

「おっぱい楽しみ放題だぞ♡」

からかい混じりにニーナが目を細めて、敏感なところを狙って擦るように動かす。

「仲間と一緒に気持ちよくなりましょう♡」

優し気な笑みのまま、最も激しく、おちんちんを壊そうかという勢いでおっぱいを叩きつけ、快楽を押し込んでくるファナさん。

「シンならわかってくれるよね♡」
「お前が言ってくれれば全部手に入るんだよ♡」
「先に言っていた通り、シンさんのご自身の心に従っていればいいんですよ♡」

(心に……従って……)

「ねぇ、シン♡」
「シン♡」
「シンさん♡」

「「「私たちの♡ おっぱいハーレムパーティに戻ってきてぇ♡ お・ね・が・い♡」」」

たぷんたぷん♡むにゅむにゆ♡くちゅくちゅ♡すりすり♡ぱふんぱふん♡むぎゅむぎゅ♡むにゅむにゆ♡くちゅくちゅ♡すりすり♡ぱふんぱふん♡むぎゅむぎゅ♡くちゅくちゅ♡すりすり♡ぱふんぱふん♡むぎゅむぎゅ♡むにゅむにゆ♡くちゅくちゅ♡すりすり♡ぱふんぱふん♡むぎゅむぎゅ♡くちゅくちゅ♡すりすり♡

「……ぼ、ぼく、も、もどりましゅぅぅぅぅ!」

ぴゅっ! ぴゅっ! どぴゅどぴゅっ! ぴゅるる~っ! どぴゅん!

「ふふっ♡ いいお返事♡ それに、すごい勢いです♡」
「戻ってきてくれてありがとうね♡」
「またよろしくな♡」

寸止めで焦らされたあげくの三人がかりでのおっぱい奉仕に、先ほどの手コキ以上の絶頂とともに精液
が噴出しておちんちんから漏れる。密着した三人のおっぱいの間からは小さな噴水のようにぴゅっと白濁液が吹き出した。

(みんなのパーティー……おっぱいハーレム……おっぱいぃ……おっぱいぃ……♡)

「これでパーティー「白き雷光」再始動ですね♡」

締めくくりのような言葉をファナさんが発したが、精液を出し切った後も、三人は夢中になったかのようにおっぱいを揺さぶり続けて、おちんちんへの責めは止めなかった。

「再始動記念にたくさん出させてやるよ♡」
「好きなだけ気持ちよくなっていいよ♡」
「お二人が乗り気でしたら、私も本気をだしましょうか♡」

その後、熱を帯びたレナとニーナの奉仕に加え、ファナさんが男を誘惑する踊り子スキルまで使用したため、僕は気絶するまで搾り取られた。

その後、目覚めたのは丸一日経ってからだった。
それは憂いや後悔など微塵もない、幸せな目覚めだった。

むにゅん♡

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