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第25話 恐るべき忍者メイドの忍法 ☆

「さて、シン様──二人っきりでございますね♡」

レナがいなくなるや否やカグヤが近づく相手を僕に変えて囁く。
「立って待つのもなんですので、あちらに座りましょう?」

むぎゅり♡

そしてここまでの道中と同じく胸で挟むように僕の腕に抱きつき、引き寄せる。

「さぁ、ご一緒に♡」
「あ、う、うん……」

心臓が跳ね上がりそう。歩いてる時もそうだったが密室で二人きりともなれば尚更だ。

ぽふんとベッドに並んで腰掛けると、ミオさんの屋敷程上等ではないが心地良い弾力がお尻に伝わる。
密着してこうしていると邪な気持ちが湧き上がって仕方ない。

「シン様、お気づきですか? ここは建前としては喫茶店ですが、実際は少々異なります」
「ど、どういうこと?」

艶かしい吐息混じりに耳元で呟かれる言葉はそれだけで脳をピリピリと痺れさせる。

「個室にベッド、そしてお風呂まである。ここは男女が逢引きをするための施設でしょうね♡ うふふ……」
「そ、それってつまり……」

頭に過ぎる淫らな想像。男と女が交じり合う場面。妄想に当てられた股間がピクリと反応した。

「ご想像の通りですよ♡ ……ところでシン様? 旅をして、よそ様の屋敷に泊まり──溜まっているのではありませんか?」

さわり。彼女のしなやかな指先が僕の太腿を撫でて、体が跳ねる。

「いや、その。そんなことは……」
「左様ですか? こちらは随分と苦しそうにされておりますが♡」

言われずともわかる張り詰めたペニス。
確かにこの町に来るまでの道中ではそういった行為も特訓も行えず、人の家で淫欲に耽ることも出来ずにここのところご無沙汰ではあった。
たけど。しかし。

「シン様? 私に──下賎なメイドに溜まりに溜まった欲望を吐き出してみませんか? こちらはいつでも歓迎でございますよ♡」

誘惑の言葉。あまりにあからさまなそれとともにカグヤがメイド服の前ボタンをぷちりと外す。
焦らすような脱衣の手つきはいつかのファナさんのよう。扇情的な年上の女性の色気に釘付けになってしまう。
黒い長髪に映える真っ白な肌。大きく弧を描く胸の膨らみ。そこが徐々に露わになる度に股間が期待に比例して固く大きくなる。
やがて花開くように露わになった乳。肩から胸の下まではだけたそこに見えるのは髪と同じ漆黒の下着。
ゆったりと服の中に腕を通した彼女の指先が魔法のようにそれを剥ぐ。

たぷん♡

振動とともに現れたのはほのかな桜色の美しい突起。ゆらりゆらりと細かに揺れるその先端はペニスと同じように固く尖りきっていた。

「ふふ、じっと見つめられると……恥ずかしいですわ♡」

自分から見せているくせに。
恥ずかしいなどと少しも思っていないくせに。
僕を興奮させるためだけのそんな仕草なんかに流されてはいけない。

ぷるん♡

「シン様、お願いいたします♡ 肉欲のまま……本能が告げるに任せて私の浅ましい体をお召し上がりくださいませぇ♡」

流されたり……しない。

決意を揺さぶる乳肉と声。
頭が熱い。体が熱い。股間が熱い。

「この果実……とっても美味しいですよ? ほら、こんなに──」

突き出すように立てられた人差し指。それがにゅぷりと谷間に刺さり、肉の形を変えて奥へと沈む。

「──やわらかぁいおっぱい♡ シン様のご立派な剣でめちゃくちゃに……犯してくださいませぇ♡」

ぷつり。自分の中の何かが切れた音が脳内に響いたと思った次の瞬間、僕は震える指先でズボンを下ろしてカグヤをベッドに押し倒していた。

「――きゃっ♪ 強引なシン様……素敵でございますぅ♡」
髪をベッドに広げ、潤み、熱の籠った視線で僕を誘うメイド。
そして、倒れてもなお二の腕で支えられてみっちりと潰れた乳の狭間。そこがほんの少したぷんと緩み、隙間を見せた。

「んんぅ……こちらでございます♡ このいやらしい乳穴──あぁん♡ はやくぅ♡」

彼女のお腹の上に跨り、乳肌を優しく叩くと響く喘ぎ。それも興奮している僕ですら分かるようなわざとらしい声。

「んぅ……♡ シン様のいけずぅ♡」

ぽすん。叩くと鳴る打楽器のように漏れる甘い音。受け身な僕ですら嗜虐心を目覚めさせてしまいそうになる淫らな旋律に頭がクラクラとする。

「ぁあんっ♡ やぁん♡ ふぅ♡ んんんぅ♡」

手のひらの上──乳の上で踊らされていると理解できるのに、それを上回る程に湧き上がる歪な支配欲。

「ど、どうして欲しいのか言って下さい!」

誘導されていようとかまわない。
このメイドを。犯されることを待っているようなこのいやらしいおっぱいを貪り尽くしたい。
そんなほの暗い気持ちで口が、指先が動く。

「はぅぅ♡ シン様ぁ♡ お願いしますぅ──」

赤子が乳で遊ぶような愛撫とも言えぬ触れ合い。しかしカグヤはまるで性感帯をいじくり回されているかのごとく敏感に反応する。

「──この下賎な乳に、殿方を誘う淫らなおっぱいにお仕置きして下さいませぇ♡ こちらに――い・ら・し・てぇ♡」

一際上擦った誘い文句。我慢の限界などいともたやす忘れさせる矯正に僕の腰は自然と動いた。

「はぁ……はぁ……! カ、カグヤぁぁっ!」

にゅっぷん♡

「入ってきますぅ♡ シン様の熱くて固い肉棒にメイドおっぱい犯されてしまいますぅ♡」
「あっ、あぅっ♡ んんぅ♡」

盛りのついた動物のように打ちつけたペニスから一気に伝わる快楽により漏れる喘ぎ。

「はぅん♡ 乳に触れる熱さだけでも感じてしまいますぅ♡ もっと、もっと下さいませぇ♡」

自尊心を巧妙にくすぐる煽りが耳から脳、脳から腰へと一直線に流れてカクつく。

「い、行くぞぉ♡ カグヤぁ♡」

言葉だけは勇ましく、しかし甘えたような情けない声を出しながらヘコヘコとペニスが抽送を始めた。

「やぁ、ぱんぱんされては私、もっと乱れてしまいますぅ♡ シン様の力強い打ちつけと技に魅了されてしまいますよぉ♡」

ヘコ……ヘコ……。男らしさや強さがまるで感じられない尿意を我慢するかのような単調な震え。それでもカグヤはいやらしい声で鳴き、その乳を振動で揺らす。
ペニスを余すところなく包み込む柔らかな刺激。竿や裏筋、カリをにゅるにゅると擦り上げる悦楽に力が吸い取られていくよう。
また、自分の真下でスライムのように揺れ続ける乳の視覚的な快楽もあり、頭がボヤけるような熱を帯びる。

「しゅごいでしゅぅ♡ もうこのおちんぽ様なしでは私満足できない体になってしまいましゆぅ♡」

丁寧な言葉を崩し、ひたすらに責めを感じている振り。からかわれ見下されているようにも思える大袈裟なその姿に屈辱感を覚えるも、それが新たな刺激となり劣情を際限なく増していく。

「──っ! カグヤ♡ カグヤぁ♡ もっとぉ♡」

自分の方が有利な位置にいるにも関わらず、奉仕を求めるようなねだり声が出るのが抑えられない。

「はいぃ♡ お好きにこの駄肉をお使い下さいませぇ♡ ヌプヌプするだけでなく、触って、揉んで、シン様の気が向くままいじめて下さいませぇ♡ あぁん♡ あんっ♡」

責めるではなく責めさせられている。
自発的に動いてる訳ではなく動かされているら。
その声に、体に、仕草に、乳に、操られていく。

ふにゅん♡ ぱちゅん♡

「はうぅぅ♡ 柔らかいぃ♡ 気持ちいいよぉ♡」

おっぱいに触れると指先までもが性感帯になったかのように痺れた。そして、ひしゃげさせたことによりペニスに与えられる快感が強まり、グツグツと沸くように尿道の奥が痺れる。

「あぁん♡ シン様の指先しゅごいぃ♡ 乳が震えてたまりませんわ♡ 先っぽ……浅ましくおねだりするようにそそり立った乳首も責めて下さいませぇ♡ はぅぅっ♡」

言われるがまま掌が蠢く。自分の意思だと思わされるように欲望の捌け口を誘導されていく。

揉む。摘む。挿乳する。撫でる。
か弱い力で行っていた淫らに甘える行為。流されるまま続けてしまえば決壊が訪れるのは当然の事だった。

「カ、カグヤぁ♡ 僕、もう、もうぅぅっ♡」
「あはぁん♡ キてしまいますか? もう、限界でございますか? 私もイってしまいそうですぅ♡ でぇも──」

覆い被さる男の懇願。それをさらに煽るような台詞。そして、可憐な唇がクスリと歪んだ。

「──ダメでございます♡ 《忍法・筒封じ♡》」

絶頂直前のお預け。なにをされたのかわからないまま突然快楽が堰き止められる。

「な、なんでっ! あ、あぁ……気持ちいいのにぃ……イけないぃ……♡」

気持ちよさが続く。しかしそれは放出に至らないもどかしくも苦しいもの。
精液の代わりとばかりにトプトプと漏れる先走りばかりが乳内を濡らしてゆく。

「ふふっ、ダメでございますよ♡ 折角男らしくつよぉい腰振りをしていたのですから弱々しいピュッピュッなんていけません♡」
「そ、そんなぁ……あっ、あぅぅ……♡」

疲れや心地良さを忘れてがむしゃらに腰を振る。やり続ければ絶頂が訪れると信じて疑わぬそれは、滑る乳から与えられる快感を感じはするものの、あと一歩及ばない。

「無駄でございますよ♡ いかにシン様といえど男性相手に特化した忍法には抗えませぬ♡ 例えば──」

わがままな子供を宥めるように説明する彼女は、ニヤけたままその乳を自らの両手で鷲掴みして──揺する。

たぷん♡ ずりゅずりゅ♡

「──こうやって激しい、本気の乳奉仕をしても天国にはイけぬのでございます♡ ……ですので終わりを気にする事なくおっぱいをお楽しみくださいませ♡」

自分で扱くよりも激しく、腰を打ち付けるよりも数倍上の快楽。

「んんんんぅぅぅっ♡ はっ……はっ……くぅぅ♡」

最後までいかぬと言われても期待する心は止められない。
くる。くる。イく。イく。呪文のように念じてもその時は訪れず、体内を電流が駆け巡りゾワゾワと撫で回されるような悦楽が繰り返されるのみ。

「さて、たいそうお気に召して頂いた喘ぎもお足しいたしましょう♡ あぅぅん♡ やぁっ♡ シン様ぁ♡ しゅきぃぃ♡ 私もう無理ぃ♡ はぅぅん♡ んっ♡ んんぅ♡」

自分で乳を操り、声を上げるカグヤ。それは一人芝居を見ているよう。なのに浅ましくも体と頭はそれに反応してどんどんと蕩けていく。

「そ、れぇ……だめぇ……やぁ……な、んでぇ……」

声と乳の暴力としか言いようがない責め。体勢だけは自分が上だが、その他の全ての部分に置いて彼女が優位に立っている。
僕の溢した、なんで。
それはなんでイけないのかという苦しみと、なぜ契約魔法でこちらを攻撃できない彼女がこんなことができるのかという疑問の表れだった。

「契約魔法で……あっ、うぅ……くぅぅぅ♡」
「くすっ♡ シン様は誤解されておりますね♡」

たぷん♡ むぎゅ♡ ずっちゅ♡」

笑いながらもその手を緩めず、カグヤは言葉を続ける。

「一つ、これは決して攻撃などではございません♡ ただシン様のことを気持ちよくしているだけのこと♡ 契約魔法には反しません♡」

こんなに苦しいのに。こんなにも絶頂を渇望しているのに。その言葉は意味がまるで分からない。

「私のお国の言葉でこんな言い回しがございます。──嫌よ嫌よも好きのうち♡ ……シン様はこの苦しみと快楽の狭間にいる状況を本心では楽しんでいるのでございます♡」
「……んな……そんなのちがぁ……あひぃぃ……♡」

指摘された言葉を認めたくない。
そんな変態のような矛盾した悦楽に耽っているなど信じたくない。
なのに、なぜか。身体はビクビクと痙攣を増して喜びに高まり、その熱をもてあます。

「ふふ、良いのですよ♡ 頭で否定しても身体が蕩けきる背徳の快楽♡ 存分に悩み、お悶え下さいませ♡ おっぱいできちんとご奉仕いたしますので♡」

ばるんばるん♡ にゅっちゅにゅっちゅ♡
先走りと混じり合ったカグヤの汗で犯される乳内のペニス。
認めてしまえ。いいや、違う。煩悶するだけの僕は次第に背筋を伸ばして起き上がり続ける力も無くし、ゆっくりと彼女の方へと倒れ込んでしまった。

「あら……お疲れでございますか♡ えぇ、えぇ……大丈夫ですよ♡ 沢山私を責め立ててあん♡ あはぁん♡ と御立派に喘がせたのですから疲労が溜まるのも無理からぬ事♡ ごゆるりとおやすみくださいませ♡」

乳にペニスを挟んだ体勢で前に傾いたせいで、顔の下に位置するカグヤの頭。そこから囁かれる甘やかすような言葉は僕の胸に吐息と共に響いた。

「あぁ、それと契約魔法に反しない二つ目の理由がございました。これは――シン様のために必要な忍法なのです♡ 今は詳しく明かせませんが心に刻んでおいてくださいませ♡ 良いですか――」

体力とともに思考力を失った頭にぼんやりと聞こえる声。
いつか洗脳されてしまった時のようなその響きが頭にすぅっと染み込んでくる。

「――ことが終わるまで……私の許しなき間は射精は禁止でございます♡ ……わかりましたね♡」

仕える立場のメイドからの命令。それに、僕は――

「――は、はひぃぃ♡」

喘ぎとも肯定ともつかぬ媚びた声で応えた。

「ご理解下さりありがとうございます♡ では、レナ様がお風呂から戻るまで……絶頂直前の幸福な時間を――お楽しみ下さいませ♡」

にゅぷにゅぷ♡ ぱちゅん♡

……そして、それからどのくらい経ったのだろうか。
快楽と苦悶に喘ぎ続けた僕は乳の中に溺れ、曖昧な時間を過ごし、気づいたら解放されて、服を整えられてベッドに仰向けに寝かされていた。

「――二人ともお待たせ……って、シンはどうしたの?」

ようやく戻ってきたレナの言葉に自身もメイド服を直し、向き合ったカグヤがうやうやしく応える。

「どうやら少しお疲れのご様子でしたので、休憩をして頂いておりました。……それでは、レナ様が上がられたのでお茶のご用意を私めがいたします。少々お待ちくださいませ」

何事もなかったかのようにメイドとしての仕事を始める彼女。
楔を打ち込まれたようにお預けされた僕は、謎も解決できぬままテキパキと動くその姿をぼんやりと眺めていた。

「――お待たせいたしました。レナ様。……それとシン様もどうぞ」

小さなティーカップをレナに渡し、僕へ向かって来た彼女はこちらの上半身を抱きかかえるようにして起こさせる。
胸があたる。それだけで未だ解放されていない欲望が疼いておねだりをしたくなってしまうが、

「――皆様には内緒にしていてくださいませ♡ そしたら、もっとイイコトがまっているやもしれませんよ♡」

そんな囁きをされては無言で頷くしか出来ない。
手渡されたお茶はやけに苦く、悶々とした思考を幾分安らがせるような濃い味わいだった。

しばらく休んだのち、僕らは喫茶店を出て、屋敷に帰る。
ふとした弾みでピリリと刺激が走る股間を気にしながら歩く僕は、道行く人から見たらさぞ滑稽だったろう。

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