巨乳キャラあつめました 巨乳のキャラクターが登場する漫画や小説を集めたサイト

彼女の口からひり出されるモノ

「……ぁ、あ……、あぁ」

彼女から呆然とした声が短く、微かに漏れる。
大切に飼っていた金魚鉢をひっくり返したような顔をして、小さく震えている。

お立ち台に立つ美人。
彼女自身が自分の手で捲ったスカートから伸びるキレイな下半身。
すっと縦に入った清潔なヘソの陰影。
鍛えられ良く引き締まった綺麗にくびれた腰回りに、うっすらと浮かび上がる腹筋の流れ。
下腹にうっすらと、疎らな網目状に這い回る青い血管が浮いて見える。
さらに下にくだり、一度ヘコんでその後緩やかに盛り上がる股間の形。
胴体の末端に、両脚の間に隙間ができている。向こうが透けて見える少し歪な下向きの三角形。
太腿に挟まれるようになって、上辺にぷっくりと、両側から押し寄せられて筆記体で書く『w』の字のように膨らむ山状のものが垂れている。
その中央に刻まれた溝が、窓から差し込み散乱している光を反射してキラキラと、いや、ヌラヌラと濡れ光っている。

女性器。
マンコ。
速水
はやみ
レイコという美人の、1000人を超える全校生徒すべてがその存在を知り眩しく思っているであろうこの美人剣士の、文字通りに隠されてきた、秘所。
それが僕らの手の届く場所に晒されている。

高校2年生という年齢的にも本来なら生えそろっているはずの陰毛は剃られ、つるりとした見た目をしている。通常股間からおへそに向かってもそもそと貼り付いているはずの黒い茂みが綺麗に取り除かれて、それが覆っていた割れ目やその端に留まる、波止場のボラードみたいな突起が僅かに見える。
あとは綺麗で清潔で、剃り跡がすこし痛々しく見えるけれど滑らかで。
とはいえ普通に生活する以上どうしても擦れてしまうからか、他の肌と比べてすこしカサつき黒っぽくくすんでもいる。

この数ヶ月で散々に弄ばれた割にはきれいなママなのかもしれない。
それは彼女のカラダが強靱だからと言うわけではない。この部屋で受けた影響は部屋の外にはおよばない。その原則があるからだ。
ただ、元々はぴったりと引き締まっていた粘膜が少しずつ緩み、垂れ、肉厚になってきている。本来収まっていた割れ目から薄いけれど確かな存在感のあるヒダが僅かにはみ出し、ビラビラと呼んで何の遜色のない淫らな形状に移り変わってきているのだ。
妊娠はさせられなくてもだんだんと、僕の痕跡が彼女のカラダに刻まれてきている。
無自覚なまま爆発的に経験人数が増えているここ最近は特にその変化が著しいように見える。
オトコを知らないと思い込んでいる彼女のカラダは、散々にねじ込まれてきた肉棒の本数分、その味を確かに覚えつつあるのだ。

「なあ、これオレのモノにしてイイよな、速水ィ?」

彼女のすぐ脇に立つ田渕
たぶち
が確認を取る。
股間から剥ぎ取られたパンティを自分と彼女の顔の間に持ち上げて、討ち取られた敵将の首級のように掲げて、晒して、見せつけて。

黒い紐でぶら下げられた極小面積のピンク色の布地が、彼女の鼻先でゆっくりと回転している。
自身が穿いていたヒモパンだったモノ。

「なんで、そんなコト……」

美人は困惑しながら、田渕からできるだけ離れるように身を仰け反らせて、顔をしかめて声を漏らす。
小さな声だけれど綺麗な音色が狭い部屋の隅々に行き渡る。

「速水、オマエのマンコ包んでたこの布ッキレ、オレがもらって良いよな? 返事しろ?」

田渕がフォーマットに則って言い直す。
彼女は嫌悪感を強めながら、困惑した表情のまま頷く。

「……ぅ、ん。……イイ、けど」

彼女は自分の目の前に突きつけられたヒモを見ながら承諾する。
なんでそんなコトをわざわざ尋ねるのか理解出来ない、という表情で田渕を見ている。
それを見て田渕は、にい、と口を歪めてさらに続ける。

「お、ここ、ほら濡れてるな……」

田渕は彼女の目の前で揺れる布地を指さしながら確認する。
怒りと言うよりは強い屈辱に染まった瞳を潤ませながら、彼女の目も田渕の指先を見ている。

「よし。……んじゃあ、『田渕様、私がマンコ濡らしながら一日穿いてたスケベパンティもらってください』っていえよ」





からクスクスという笑い声が起こる。
彼女はチラリと僕らを見て、でもすぐ目の前の田渕に視線を戻して、

「田渕様。私がまんこ濡らしながら一日穿いていた、すけべぱんてぃもらってください。……はぁ? なんでそんなコト、言わないといけないの? それはもうアナタのモノなんだから勝手にしなさいよ」

まるで別の役者のセリフを誤って発してしまった俳優のように、聡明なはずの彼女が混乱した内容の言葉を吐く。
途端に部屋に笑い声が溢れる。
僕や黒田、木暮
こぐれ
に田渕だけじゃなく、これまで声を潜めていた谷中
やなか
と広重
ひろしげ
もガマンできずに吹きだしてしまう。
場に溢れた笑い声に包まれて、谷中と広重を新たに認識した彼女が跳び上がるくらいに驚く。追









二人の名をわざわざ呼ぶことはないが、お立ち台を見上げ鑑



している僕らを、自分を取り囲む野犬の群れを見おろすように震え、怯えている。

「はぁっ。やったぜ。……ん〜〜〜、くんくん」

そんな彼女のすぐ横で、譲渡の了承を得た田渕は指先に摘まんだ布きれを自分の顔に張り付けんばかりに近づけ、少し潰れた鼻を布に、丁度彼女の股間を覆っていた極小のクロッチ部分に押し付ける。
そしてわざとらしく鼻を鳴らし、

「んぁあ……。なあ反町
そりまち
、これほんとーに一日穿いてたのかな?」

そう言ってお立ち台の上から僕を見て尋ねてくる。

「……たぶん、家から穿いてきてるはずだけどね」

「はぁっ。そりゃいいな。確かにションベンクセぇし、速水がひり出したクソのニオイもちょっとするぞ?」

クスクス、と場がざわめく。

「……ちょ、ちょっと。……田渕君? そんなコト、……いわないでよ」

パンツを見せる、という木暮が与えた指令はそれが脱げたことで無効化し、彼女はすでにスカートを振り下ろしている。
彼女が恥ずかしそうに、少し苦しそうに顔を歪めてそう懇願する。

「なんだよ。一日はいてりゃこんなニオイするだろ? 俺らにケツの拭き方が甘い、って散々言ってたのはオマエだろ? 人の振り見て我が振り直せ、だよ。……んで、今日は何回トイレに行ったんだ、速水? ……レェロ」

彼女の抗議を押し切った田渕は質問をしつつ、先ほど鼻をつけたクロッチ部分に今度は舌を這わせる。
白っぽく汚れた舌が、彼女の股間を守っていた布きれの上を、のたうつようにスリスリと擦り進む。
彼女は顔を引きつらせながら、道ばたで蚊柱にでも遭遇したような不快そうな表情で、

「3回、……だけど」

「内訳は? レロレロ」

「…………小さい方が、2回」

「お高くとまるな? ションベン、って言えよ」

「………………ションベンが、2回」

「丁寧な言葉遣いに藍賛院
あいさんいん
の精神が宿る、ンだろ? ちゃんとですます調で報告しろよ。ああ、あとウンコは、クソをひり出す、な」

また客



から笑いが起こる。

「…………午前にションベンを1回しました。……お昼休みに一度クソ、をひり出して、そのあと授業が終わってからここに来る間にもう一度、ションベン、をしました…………」

美しく。
品行方正で。
才色兼備を体現する気の強い彼女が。
今週頭の集会で、全校生徒の前で自分が獲得したタイトルを受け取る栄誉にあずかっていた、あの速水レイコが。
彼女に密着したインターハイのメディア取材へ流麗に応対していた彼女が。
その口で下品な言葉を、文字通りに垂れ流している。

録音して繰り返しずっと聞いていたい、狂った言葉。
誰に聞かせたって話者を正解することはムリだろう。
答えを突きつけたって誰も信じない。

だけど僕らはいくらでも楽しむことができる。

他の漫画を見る