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自ら掻き混ぜられる濡れそぼった彼女のメス穴

「んぅ♡♡ ゃめ……♡ んちゅ♡♡ たぶ、んく♡ は♡♡ はぁ♡♡ ぁむ♡♡ ゃ♡♡ ゃあ♡♡」

田渕
たぶち
に唇を貪られている彼女は両手をグッと握り込んで丸まった手のひらを、自分の口内を蹂躙するオトコに向けて弱々しく突き出している。
普段ピンと伸びている背筋は丸まり、首は反対に仰け反り、相手を押し返そうと田渕の胸に拳があてがわれている。
嫌悪感丸出しの仕草。
セクハラ、痴漢、強姦されているオンナそのものの振る舞い。
通常の彼女なら相手がここまで接近することすらできないだろう。
でもそこに力が加わることはなく、相手を突き飛ばすこともせず、ひたすらに粘膜と粘膜が重なり唾液が交換される音だけが響く。

ちゅ、くちゅ、んちゅ。
んは。はあ。なぁ。

ぎゅっと寄っていた眉間の皺はだらりと弛緩して、涙に濡れたまつげがキラキラと光っている。
だんだん湿り気を増していくため息がピチュピチュという水音とともに部屋に満ちていく。
どっかりとソファに腰掛けていた木暮たちが背中を離し前のめりになってお立ち台の二人を見ている。

スルスルと音を立てながら田渕の手が彼女の腰に回っていく。
気付かれないように手を乗せ、自分の方に引き寄せる。
彼女のカラダが田渕の方へ少し倒れ、カラダが密着する。

田渕のカラダに触れた彼女の腰が、くく、と力み、それから少しずつ動いていく。
ユラユラと風も無いのにまたたくろうそくの炎みたいに、フラフラと。
力なく当てどもなくて、だけどどこか情熱的に。
クイクイと。
もぞもぞと。

ヘコヘコと。

おそらく彼女に腰を振っている意識はないだろう。揺れている自分のカラダを意識はしているかも知れない。でもそれも、田渕がカラダを揺すっていると勘違いしているかもしれない。
でも彼女はいま、自分から腰を田渕に擦りつけている。
唇に奪われている意識から解放された彼女のカラダが、この部屋で行われるべき行為の予感に昂ぶり、興奮し、堪えきれずに準備を進めている。
あと数分もすればその身にねじ込まれる快楽の感覚を想像し、待ち構え、待ちわびている。

シュリシュリと、さっきまで捲り上げられていたスカートが田渕の下半身に擦りつけられる音がする。

僅かに離れた相手の粘膜を追いかけるように彼女の口が突き出されて、それを田渕が唇で挟み、舌を差し出す。
尖った口の先から彼女の桃色の肉がはみ出て、田渕のモノと親しげに絡み合う。
薄く開いた彼女の口にさらに田渕のモノが押し込まれ、でも彼女は強く抵抗しない。

くちゅ。
にちゅ。
ちゅ。
ちゅぷ。

田渕と彼女はほぼ抱き合う格好で、お立ち台の上で唾液の交換に熱中している。

「おい田渕、時間ねーんだよ。気分出してんじゃねーぞ」

谷中
やなか
の声が飛ぶ。
野次る、と言うより少し苛ついた口調の、急かすための言葉。
確かに二分近くキスだけをしている。おかげで彼女の緊張はほぐれ腰の蠢きも大きくなっている。
とはいえ貴重な時間が消えてしまっているのも確実だ。

「ちゅ、……んはぁ。……んだよ。ようやくの俺の番なんだから、もうちょっとじっくりやってやろうと思ったのに。……速水
はやみ
、恨むなら谷中を恨めよ」

口を離した田渕が彼女の肩を掴みながら、顔をのぞき込むようにしていう。
ボンヤリと、だらしなく口を開いている彼女から田渕に向かって伸びている太く煌めく唾液の糸が、たれて、のびて、切れる。
その衝撃か、トロンとまぶたを重たげに垂らしていた彼女がピクリと目を動かして、そして夢から醒めたようにびくりと肩を揺らす。
それをあらかじめ見越していたのか、彼女の震えは田渕に抑えつけられていて、にやり、と笑う相手を見、背中を反らせるように顔を離す。田渕の胸に張り付けていた拳を口元にもってきて、拭う。
屈辱を思い出し、睨むような強い目。

彼女の腰の動きもすでに止まっている。
でも。
それは彼女のカラダが平静を取り戻したからではない。

もう準備の必要がなくなったことを把握しているからだ。

「速水、しゃがめ。そこに座れ」

田渕がお立ち台の床面、二人が乗った机を指して命令する。
この部屋の外では、そんなコトを言われて黙っている彼女ではない。強い反発がすぐに返ってくるだろう。
それ以前にそんな口をきけるような間柄ではないし、そもそも誰が言っても彼女の膝を屈することができる人間などいないだろう。

「うん。……はい。……もう」

彼女は不満そうな表情と目つきをしながら、素直に返事をしていわれた通りに腰を下ろす。
その動作でひらひらと形を変えるスカートが彼女の太腿を撫でて、微かに背中を強ばらせるのが見える。
隣から鼻を鳴らす音がする。笑っているのだ。多分木暮たちも気付いたんだろう。

教室では絶対に見られない、行儀悪く机の上に腰掛ける彼女の脚は、少し赤みがさしじっとりと汗ばんでいる。
そこをスカートの布が優しく撫でて、彼女は感じた。
田渕は彼女の横に座るために体勢を変えているところだったから、気付いていない様だ。
何でもないような顔で、表情で、でも頬を赤らめたまま少しうつむく。

「それじゃ速水、……レイコ」

ぶっきらぼうに、無遠慮に。いや、むしろわざとらしく、仰々しく。
穢すように彼女の名前が呼ばれる。
机の端に腰掛ける切れ長な目が自分の脇に控える田渕を捉える。目尻と目頭。そこが赤く充血している。

「スカート捲ってマンコを奴らに見せてやれ?」

田渕は軽く顎を動かして、そこで僕らを指す。

「……なんで、そんなコト私が………。恥ずかしいじゃない……っ」

力なく彼女は抗議する。
でもその発言と同時に長い脚が持ち上がり、左右に開いて、その付け根を覆う濃紺のうす布が捲られる。
コース料理のメインディッシュが少し焦らされた末にもたらされたみたいに、あの銀色の蓋、クローシュを開いたように、僕らの前に彼女の秘部が再び晒される。
むわ、と蒸気のようなモノが捲られたスカートの中から立ちのぼったように感じる。
湿った濃いニオイが鼻をくすぐる。

きゅ、とそ



が緊張して歯を食いしばるように少し緩んでいた割れ目が少し細く鋭く、深くなる。

立っていたさっきとは違い、ほとんど僕らの目線の高さ。
正面に座る僕からすると「目」があうような位置関係。
そこに生まれたままの姿の彼女がいる。

「もっと脚開けって」

すでに90度くらいには開かれているそこを、田渕に言われるがままさらに開脚する。
口では、やだ、とか言っているけれど、カラダは素直に動く。

力んで窄まった、左右から押し潰されるように固く閉じた彼女の溝が、反対に左右に引っ張られて、

く、ち

と粘つく音を立てながら薄く開く。
少し黒ずんだ分厚い大陰唇が太腿に引かれて左右に分かれ、閉じていた「唇」の隙間から新鮮な色の粘膜、小陰唇が顔を覗かせる。
そこは表面にたっぷりと粘液を纏わり付かせていて、彼女が他人には滅多なことでは見せない内臓そのものであることが雄弁に語られている。

剣道部にとってカラダの柔らかさがどれくらい重要なのかわからないけれど、彼女はほとんど180度開脚して、とは言っても真っ直ぐ脚を伸ばして開いているわけではなくて、足の裏はぺったりと机の上面に乗っている。
つまり、M字開脚の状態だ。

どくん、どくん、という彼女の鼓動にあわせて薄く見える内臓がその表面を脈打ちさせて、ヌルヌルと溢れる透明な液体がドンドンと潤いを供給していく。

「どうなってる? レイコ」

田渕の質問。
なにを答えればいいのかは全員が把握しているだろう。

「わた、……速水レイコのおマンコを、みんなに見て頂いています。……ぅうっ」

彼女の顔がひしゃげる。

「どんなマンコだ?」

「まだ男を知らない速水レイコの、み、未熟なおマンコです」

オトコたちが笑い声を堪えつつ、でも吹き出す。
そういう反応を見つつ、おぞましい虫の群れでも目の当たりにしたように顔を背け、硬く目を閉じる彼女。

「くっくっく。別にそんなこたぁ聞いてねえよ。どういう状態のマンコか聞いてんだよ、レイコ」

僕らに向けてM字開脚で秘所を晒す彼女の肩に田渕が腕を回す。
馴れ馴れしく、そうすることが当然と言いたげな態度で、首を回った田渕の右手が彼女の胸に置かれる。
あまり豊かではない彼女のおっぱいが少し形を変える。

「んっ、やめ、て」

「違うだろ? 質問に答えろよ。レェイコっ」

田渕は彼女の横顔に口を寄せ、その頬をべろりと舐める。
赤黒い田渕の肉がのたりときめ細かな肌を雑に滑っていく。
彼女の顔がさらに引きつる。
しかし、

「濡れてるおマンコです。お……、マン汁が、トロトロ溢れるような、速水レイコのおマンコです」

左上にある田渕の顔を睨みつつ、胸を揉みしだかれていることには何の抗議も口にしないで、ただ彼女は自分の現状を伝える。

「なんで濡れてんだ? マン汁ダダ漏れにさせて」

「キモチ良かったから。田渕クンとの口づけが、キモチ良かったからです」

「ぉおお」

不意打ちを食らったように田渕が頬を緩ませる。
直球の誇らしげな顔で僕らをチラリと見る。
それからやっぱり胸を揉みつつ、

「でも、それだけか?」

「セックス。……田渕クンが、私と、セックスする、って言うから……」

「セックスが待ってると濡れるのか?」

「そうじゃ、……ないけど。ないです、けど」

「それにオレは、セックスするなんて言ってねーぞ?」

「え?」

彼女は深く困惑する。
間髪入れずに、

「ハメる、って言ったんだよ」

「は、め?」

「そうそう、ハメる。パコるでも良いぞ? オマエのマンコにオレのチンポを、……へへ、オレ達のチンポを突っ込んでハメるンだよ。……わかるだろ?」

彼女は少し身震いをして、僕らを見る。
怯えて。怖じ気づくように。震えて。

「ほら、言えよ。俺らに何されるんだ?」

「ハメ、られる」

「だな。何を? どこに?」

「みんなの、せい、……チンポを、私の、ォ。おマンコに」

きゅうう、とまた彼女の「口」がきつく閉じる。隙間からよだれのようにぷっくりと膨らんだ蜜のような液体が溢れ、垂れていく。

「マンコじゃつまんねーな。オマエの膣は、今から、メス穴だ。イヤらしい、見境なしにチンポをハメ狂う、メス穴」

「め、す穴……」

「早くハメられたいか? レイコ」

「ぃや。……やだ」

「そっか。でも、イヤだ、って言って俺らが聞くと思うか?」

「思わない。……思いません。ぅう」

「な? じゃあ早く、さっさと覚悟決めろ?」

「おねがい。許して? …………わたし、初めてなの。…………こんな初めて、…………いや」

何度も聞いたセリフ。
何度訪れても、彼女はこう言うのだ。
少し意外な気がする。
そんな、処女であることにこだわりを持つようにも思えない。
そんなことを大切に守ってきた、というタイプでもないように思う。
だけど彼女は毎回、こういう状況に陥ると、こんな無意味なセリフを吐いて許しを乞うのだ。

「そんなの聞くと思うのか?」

「おも、……わない。です」

「ならはじめようぜ。……まあ、そんなにイヤならまずは慣らしから行こう」

「なら、し?」

初めての展開だ。
彼女が困惑している。

「自分の指でマンコイジれ。オナニーすんだよ」

「おなっ」

「おい田渕、時間っ」

木暮が焦れて田渕を急かす。

「まてって、すぐ終わる。オラ速水、知らねーとは言わせねぇぞ」

当然速水レイコがオナニーという言葉を知らないことはない。
僕が彼女を犯したときから、すでに彼女はオナニーを知っていた。
言葉も、意味も、そしてその味も。

「い

























みたいにマンコをイジってチンポ突っ込まれる気分高めろ、って言うんだよ」

「なんでっ、そんなの知ってぇ……っ」

彼女の顔がこれまでで一番赤く染まる。耳はおろか首筋も変色している。
「クリトリスを人差し指で押し潰すのと、人差し指を第一関節までマンコに入れて掻き混ぜるのが好きなんだろ? 早くやれよ」

「なんっ、な、なんで、そんあっ、ぁ♡」

羞恥と屈辱と混乱と少しの恐怖。
速水レイコ本人しか知らないはずの、田渕の口から吐きかけられる「いつものルーティン」を明かされて、

パニックに陥る速水の指が、剣道に注力している割にはスルリと美しい指が、
M字に開いている彼女の股間に、
ギュッと力んで閉ざされたマンコに這い寄る。

そして田渕が言ったように人差し指で裂け目の端にある、ぷっくり膨らんだ肉の目を押し、押し潰すようにこね始め、そして同時に中指が。

ペニスに比べ圧倒的に細い、もはやそんなものでは満足できないのではないかと思える、細く滑らかな指が。

つぷ

と彼女の中に埋没し。

「ん、はぁ♡♡♡♡♡」

くちゅくちゅと掻き混ぜられはじめる。

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