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冒険者編⑤

窓枠に両手を付けさせ、お尻を突き上げさせた。

「今度こそ、見られちゃうわ」

大きな通りではあるが、この時間、祭りの影響もあって、人通りは少ない。

――むしろ、近所に住んでいる者らに声が聞かれそうだな。

後ろから尻を見詰めれば、アナルがヒクつき、肉裂から淫蜜が滴って、涎を垂らしているようだ。

「なら、止めるか?」

「また意地悪を言わないで。ハァ、ハァ、勇気を出して、誘ったのよ」

「女の幸せを思い出させてやる」

肉棒を女陰に添えれば、溢れてくる淫蜜に直ぐにペニスが濡らされる。

ヌプ! 抉り込んだ。

「きた……ぁ、はぁあああ――、こ、この感じぃ……、すご……、おっ、おお……」

鋭い刺激ではないが、全体を温めて、ゆったりと癒してくるような肉壺だった。

そのせいか、ふう、と温泉にでも浸かったような声を出してしまう。

ぬっぷ、ぬっぷ、と味わるように腰を振っていった。

「あー、あっ、これぇ、見た目以上……。押し込まれたり、引かれたりするだけで……、気持ちいいが膨らんじゃう」

前へと突き出せば、女将の上半身が窓から外に出る。

ぶるんと胸の巨果実が大きく揺れて、重そうに垂れるそれが、叩き合った。

「ほら、声を抑えないと、周囲に聞こえるぞ」

「そんな……。う……」

食い縛るネリアであるが、余計に意地悪な気持ちが触発させてしまう。

腰の動きを速めた。

「ふぎ……。ま、待って……。ああ、無理……。出ちゃう。声、出ちゃうぅ!」

ぬぷっ、ぬぷぷっ、ずん! 腰を巨尻に叩き付ければ、パンパンと小気味よく響く。その反動が心地好く、つい、もっと激しく突き込んでしまう。

「いやいや、許してぇ……。よがる。よがっちゃうからぁ」

頬を赤らめた顔で、食い縛ろうとしているが、本人の言う通り、猥褻感も濃厚な声が漏れていった。

「ふう……、気持ちいいぞ、女将」

「ネリア……、ネリアと呼んで」

羞恥と快感を求める肉体が鬩ぎ合い、結果、彼女から腰が振られだしてくる。

上半身を倒して、乳房を両手で掴んだ。柔らかな肉を優しく揉み、反応を確認しながら強く捏ねるように変えていく。

「全身がいやらしい柔らかさだな、ネリア」

「ああ、そうよ。ずっと、男が欲しかった」

汗の匂いに混じって、牝の熱気が立ち昇ってくる。ムンムンと色香が全身から溢れ、興奮を高めさせてきた。

乳房の裾野を掴んだまま、彼女の上半身を上げさせる。

「おん……、本当は、下品なのバレちゃう」

ネリアの腰が沈み込んで、蟹股になりながら。腰を跳ねさせてきた。

背中から抱き付くようにして、巨乳を掴む手に力が入る。搾り込む程に、女将のよがりが激しくなった。

「ぁひぃ、ひぃ、ひぃ、イイ――」

うなじから首筋を舐めて、また興奮を高めると、掻き回す勢いも増していく。

ヌズズッ、ズブズブ――ッ! 亀頭が子宮を抉るように突き、女将の巨尻が狂い踊った。

「イク――ぅ、ううう! イクっ、イク……っ、おっ、おぉおお――」

仰け反り、痙攣しながら、プシャと潮吹きまでして、絶頂が表現される。

彼女から能力を得る条件は満たしたが、射精への腰の動きは止められなくなった。

「おら、出してやるまで気絶するなよ」

抱き付きながら熱い女体を感じて、全身に力が入る。

「おっ、おおん、おー、おぉお……っ、イってるのに、まだイかされちゃうの……、こ、こんなの、初めてぇ!」

無意識に締め付けてくる肉壺に促され、込み上げてくる圧を感じた。

「出すぞ!」

ビュルッ、ビュピィィッ! どぶどぷぅっ!

ザーメンを噴出させるペニスの脈動に合せて、ビクビクと女体が震えた。

「イ、イ、イ、イクぅううう!」

涎の滴る舌を突き伸ばし、白目剥きそうな顔のネリアの体に刹那の間だけ力が入り、直ぐに抜けていく。

肉棒を引き抜くと、彼女は膝から崩れた。

「ハァ、ハァ、ハァ……」

ぐったりとしながらも幸せそうな表情を未亡人が見せている。

――スキル「三ツ星シェフ」を入手……と。

これで旅支度の一つはできた。

個人的な目的は達成できた訳だが、股座からザーメンを逆流させている女将を見たら、もっと感謝を体で示したくなってしまった。

倒れ込んでいるネリアを仰向けに直し、直ぐに完全勃起した肉棒をぶち込んでいく。

「ぁひいい! ま、待って、まだ……、おっ、おっ……」

明日も祭りで食堂は休みの予定である。遠慮はいらなかった。

――――

夜明けが近い町。流石に祭りの喧騒も治まっている。

グレイニアが起きる前に帰らないと、五月蠅そうだ。

女体で温まった体も宿に戻る途中で冷えてきた。徐々に秋も深まってきている。

通りには、酔ったまま路上で寝てしまった男もちらほらいて、これも祭りの一面なのだと感じた。

――馬鹿だが、楽しい町民の生活か。

どうやったら、元の世界に戻れるかなんて、ヒントもない。

現実的には、ここで上手く生きていく事を考えるべきなのだが、脱獄囚として追われる身なのだ。こうやって、冒険者として生計が成り立っていると、忘れてしまいそうになる。

ある程度、冒険者としての実績ができたら、他の国、町に行っても、応じた対応がされるだろう。銀クラスとなれば、何処でも歓迎される。

ただ、それ以上、名を売る気はない。有名になってしまうと、直接、大物から依頼がされるケースもあって、そこで身元がばれる可能性は高くなる。

写真もない異世界で助かっているが、ここから向かうのはグレイニアの故郷だ。

復讐したい――彼女はそう言った。

それにどんな意味があるのか。

よく言われるように虚しいだけなのか。それは、実際に体験した者にしか分からない事に違いない。

それに、ミキナガだって、リーベルン王国の王族は嫌いだ。

投獄されるきっかけになったのは、「汚い手で触るな!」と怒鳴った金髪の若い男。その声に反応して、直ぐにやってきた兵は彼の護衛であったのだ。

そいつこそ、グレイニアの元婚約者の第一王子である。

ゲームでもアニメでも好青年として描かれていたが「ホーリーファンタジア」はリーベルン王国の国内だけの話で、外交に関する事は出てこなかった。

グレイニアやルルベルから話を聞けば、リーベルン王国は他国と仲が悪い。

その理由として、選民意識が高く、亜人や外国人に対する当たりが強いのだと言う。

庶民の主人公に対する嫌がらせなんか、可愛いものだ。ヒロインはリーベルン王国の民であるというだけでも、実は恵まれていた。

確かに、ファンタジー系のゲームのわりに、亜人の登場は少ない作品だった。

出てきたのはグレイニアが雇って、ヒロインを襲わせた獣人。グレイニアが裏で内通していたエルフ。

そのくらいか。

そう言えば、グレイニアには亜人に対する偏見の描写はなかった。

巻き込まないようにしてくれているのか、その辺りの事を彼女はまだ全てを話してくれていない。

まあ、顔を見れば、いやらしい事をしてしまっているので、リーベルン王国の内情の詳しいところまでは話している余裕もなかったのだが。

「あの……」

長い紺色髪の少女が声をかけてきた。

――こんな時間に……。祭りの期間中だからか?

明け方まで飲んで、家に帰る途中なのか。

「何か?」

白いブラウスに長い丈のスカートと、素朴な町娘といった雰囲気だが、顔立ちはなかなかの美少女だ。大人しそうに見えたが、直ぐにアナライズはしておく。

「すみません。昨日、この町にきたばかりで、お祭りの最中とあって、宿は取れなくて、皆さん、遅くまで飲んだり騒いだりしていたので、便乗したのですが、やはり、何処か、安全に休める場所はないものかと」

「ああ、そうだったんですね」

アデレル。レベル88。

――こいつ、ただの庶民の娘じゃない。更にアナライズして……。

暗殺者。所持スキル「隠密」「クリティカル率上昇」「短剣技能プラス9」「神速」で、所持魔法は闇属性の「ダークカーテン」のみ。

ダークカーテンは周囲を闇に包み、視界を奪う。実に暗殺者らしい。

問題は、彼女が監獄島からの追手なのか。

「何処か、ありませんか。安全に、人気のない場所」

「……こっちだ」

尻尾を出すまで待つか。

宿に戻るとは反対側に向かい、路地裏に入る。

左右は煉瓦造りの建物で、窓もなかった。

「ねえ、お兄さん」

「何だ?」

立ち止まる。東の空から明るくなってきていた。

「夜の間、とってもエッチな声がして、私、もっとムラムラしているんです」

彼女がスカートを捲り上げてくる。

むっちりと瑞々しく若々しい太股が覗けてきた。

「ああ、その声を出させていたのは俺だ」

「まあ、そうなんですか。それは楽しみ。捕まえて、たっぷり、楽しませてね」

太股のベルトから短剣が抜かれ、瞬時に寄られる。

刃が肩を一突きに狙ってきた。

が――、エファナから入手した魔法盾がこれを阻む。

「な……」

驚く顔を見たら、続いて「隠密・極み」を発動させる。

スキルの発動を確認して、アデレルがすかさず後退した。

――あの素早い動きが神速の効果なのか。

彼女もまた反撃を警戒して隠密で姿を消す。

隠密系のスキルの欠点は、ちょっとした刺激で簡単に解ける事にある。

姿が消えた方向に、風の魔法を連発した。

撃ったこちらの姿も現われてしまったが、アデレルの隠密も解ける。

自分だけ逃げる事も可能だったが、彼女が監獄島からの追手なら、グレイニア達が危ない。

「ここまでやるとは……。流石は、あの監獄島から脱獄しただけの事はありますね」

「なら、あまり舐めるな。殺すつもりでこいよ」

「捕まえろ、との依頼ですから。それに、うふふ、かの性獣のチンポ、とっても興味があります」

まともにやりやって勝てるのか?

こちらもレベル86まで上がっていた。

ただ暗殺者は一対一の戦いにおいて、絶対的な強者とも言える。

離れて魔法を連発できれば、こちらが有利であろうが、化けの皮を剥すのに路地裏に入ったのは失敗だったか。

「幾らで雇われた?」

「あら、買収するつもりですか?」

逃げるにしても神速を持つアデレルから逃れるのは難しい。

隠密でも実はレアなスキルだ。ほいほい獲得できるなら、そこら中に覗き魔が増殖しそうだ。監獄島で生き残っている女なんかは、そういった特別な力を持っていたからこそ、だった。

加えてアデレルの持つスキルはどれも暗殺者として無駄がない。ダークカーテンなんか使われたら、魔法盾で防御して、効果が切れるのを待つしかないが、これもかなり魔力を消費してしまう。

強くなったつもりでいたが、まだまだ弱いのだと実感した。

「なら、賭けをしないか?」

「面白くない提案でしたら、直ぐに動きを止めますよ」

彼女のナイフをアナライズで確認すると、痺れ毒が塗られている。最初、肩を狙ったのはそれで動けなくするつもりだったか。

「セックスして、満足させたら、見逃してくれないか?」

「大した自信ですね。とてもそそられる提案ですが、駄目です。だって、捕まえたって、やれちゃうんですから」

「はあ、戦うしかないのか」

「安心してください。殺しはしません。まあ、他の二人は殺しますが」

やはり、ここで退けるしかない。

「なら、来いよ」

「ふふ……」

神速の動きをどうにか目で追った。

正面、と見せかけての右。そちらに魔法盾を展開させる。

「残念……」

アデレルの投げたナイフが、壁に反射して左側から襲い掛かった。

殺すには弱く、だが、痺れさせるには充分と判断したのだろう。

「だから、どうした!」

左肩にナイフが刺さるのも構わずに、右手でアデレルを捉えようと伸ばした。

スタンショック。

だが、それを食らわせようとした手は避けられた。

「危ないですね。もうちょっとで、こちらが痺れさせられ――、え?」

彼女の足を魔法のロープが巻いている。

俯かせた顔で、口角を上げた。

ナイフを抜き、痺れが完全に回る前に、マルチヒールで状態異常まで回復させた。

「ふう。殺すつもりで来られたら、ヤバかったな」

「そんな回復魔法まで使えるのですね。ですが、こんな魔法のロープの拘束程度……、ハァ、ハァ、あ、あれ?」

愛の束縛の魔法のロープである。

「そいつは淫紋並みに発情を促す。はい、更にドン」

三つを追加して、四肢の拘束に成功した。

「い、淫紋並って……、そ、その程度で……、ハァ、あ……、こ、これ、まずい……」

「そうだ。淫紋並が四つ。更に縄が体を撒く程に、効果は上がる」

「んぐ……」

逃れようと体を揺さぶれば、感度が極端に上昇させられている状態では、それだけで鋭敏に性刺激の反射を起こす。

――さて、殺すか?

監獄島で殺してきたのは罪人だ。この女も何人も殺してきた暗殺者である。

便利なスキルを持っているとは言え、殺すつもりの女とやる趣味はない。

そう、この女は危険だ。ここで殺しておかないと、しつこく狙われるのだ。

仕込み杖を抜いた。

「ま、待って……。取引しない?」

「さっきはこっちの提案をお前が断ってこうなったんだ」

「貴方達が強敵で、捕らえる事ができずに殺してしまった事にするわ」

「信用できないな」

「なら、隷属の契約をすればいいわ。ハァ、ハァ、い、今、とっても貴方の性奴隷になりたい気分よ」

「そこまで生き残りたいか?」

「死にたい人間なんか、いないわ」

「暗殺者が、よくも言う」

「善良な人間を殺したつもりはないわ。貴方達だって、罪人でしょ」

大した違いはないのか。

――監獄島の囚人も暗殺者も一般人から見れば、同じか。

ミキナガは自分の罪が些細な事だと思っているが、ここは異世界。常識も法律も違うのだ。

「お前は危険だ」

「裏社会に精通した者がいると、何かと便利よ」

「裏切って、仲間になるつもりか?」

「性奴隷になるって言ったじゃない」

「簡単にそんな事を言う。俺の事を何も知らないのに」

「ずっと、暗殺者をやってると、人を見る目は肥えるのよ」

正直なところ、女を殺す事に躊躇いはある。

彼女が暗殺者であるのは事実だが、彼女の事を何も知らないのも確かだ。

かと言って、勿論簡単に信用はできない。

仕込み杖の刃をアデレルに向けた。

「う……」

刻んだのは衣服だ。

「はぁああ……、ハァ、ハァ、こんな町中で、ひん剥かれるう」

下着姿。グレイニアや女将が、かなり大きかったせいで、迫力が欠けて見えてしまうが、普通に考えれば、巨乳に入る。腰回りがスリムで、急速に臀部が盛り上がり、美しいプロポーションをしていた。

白いショーツはクロッチが全面、濡れていて、もう生地が蜜を吸い切れなくなっている。

続けて、下着も切った。

「ああ――、どうして、私が露出好きって分かっちゃったのぉ」

いや、知らねえよ。

どうやら変態であるようで、しかし、体はかなり良い。

女として完成されたような体付きで、程好く広めの乳輪に、ぷっくりと膨らんだ乳首をしていた。

靴と靴下だけを残して、ほぼ全裸の拘束状態のアデレル。発情で柔肌に汗が滲み、朝日に光っている。秘部から淫蜜が垂れ落ちていった。

「このまま移動する」

「え……。あ、ああ、晒し者にされちゃうぅ!」

四肢を魔法縄で巻き、大の字の格好で浮いている彼女の乳房を掴み、歩きだした。

「あっ、あっ、オッパイ、触られただけで、イ、イきそ……」

路地裏から出る。

まだ人通りは少なかったが、路上で寝ている男が何人かいた。

「隠密・極みで、俺とお前の姿は認識されない」

「隠密の上位スキル!? ちょ、ちょっと残念」

こいつ、真性の変態か。

「声は控えろよ。全く聞かれない訳じゃないんだからな」

「ハァ、ハァ、わ、分ってるわ」

グレイニアとルルベルの待つ、宿に向かって進みだした。

――――

グレイニアが深呼吸をした。どうにか、冷静さを保っている。

「食堂の女将と一夜限りは許しましたわ。で、どうして他の女を全裸拘束して連れ帰ってきますの?」

こういう時、慌てた態度を取ったらどうなるか?

試してみたい気もしないでもないが、怖いので止めた。

「この女は監獄島から依頼されてやってきた暗殺者だ」

「な――」

流石にグレイニアの表情も変わる。尚、ルルベルはまだ寝ていた。

その堕落エルフも明け方の帰り路にあった事を話し終えた頃には起き上がる。

「んじゃ、その女に隷属契約をさせるの?」

そう聞いてきて、大きな欠伸がされた。

「殺した事にさせるのは悪い提案じゃない。真性の露出狂の変態であるのも間違いない。ここに辿り着くまで、五回はイっている」

「ハァ、ハァ、七回はイきまひたぁ」

まだ愛の束縛で拘束したままである。

「わたくしは反対ですわ。殺すべきです」

「まあまあ、グレイニアは、他に女が同行するのが嫌なんだよね。けど、この女を退けても、他の追手が差し向けられる。私は、賛成するよ。死んだ事になれば、動きやすくなる」

「でもぉ……」

ルルベルから、グレイニアを何とかしてくれ、といった瞳が向けられた。

「グレイニア、お前の体は恋人で、こいつは性奴隷にするだけだ。性奴隷はオナホと変わらない」

「わ、わたくしは恋人……。そ、そうですわね。恋人としての余裕を持たないと」

呆れた目がルルベルから放たれる。

「いや、何だよ、体限定って」

正直、グレイニアの性格まで愛しているかと言われれば、自分でも分からない。が、体は間違いなく大好きだ。

「それで、ルルベル。完全に支配できる隷属の契約って、できるのか?」

「絶対服従の性奴隷にするなら、奴隷紋と淫紋を一緒に付けるか、だね。奴隷契約は、ミキナガだけじゃなくて、私とグレイニアともさせる。これで、もう命を狙われる心配はない」

「何処で、できるんだ?」

「この近くなら、うん、魔女がいたね。それもとびきり優秀な変態が」

「変態か……」

「そう、変態」

この世界、変態率が高くないか。

「直ぐに出発しよう。このままこいつを拘束したままでは、魔力がどんどん消費する。もって、五時間だ」

「五時間、発情させっぱなしとか、相変わらずの鬼畜っぷりだね。なら、早速行こうか」

「そのまま、この町を出る」

冒険者は自由だ。特に支部に町を出る報告の義務はない。

「出るのですわね!」

ちょっと元気になるグレイニアである。

一度きりにしたつもりだったが、花蜜のメンバーとか、しつこく誘ってくるから、彼女はそれも気に入らなかったようだ。

宿には前金で支払っているが、置手紙だけは残しておく。

心残りとしては、祭りを最後まで楽しみたかった事くらいか。

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