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愛撫強化日間 荊妻弓編

「では、愛撫強化日間、二時間目を始めます。よろしくお願いします」

いつもクールな荊妻さんだが、今日はクールを通り越して、凍えてしまいそうな雰囲気を醸成している。

湿度マックスのジト目に加え、肝が冷えるような抑揚のない声――今感じているこの寒さは、クーラーの効き過ぎではないだろう。

原因はもちろん、僕――というか、僕たちにあるのだが……。

「あのっ……」
「言いわけは聞きません」
「す、すみません……」

まぁ、授業の開始時間だというのに、教室は母乳の海、しかもその真ん中には、おっぱいを吸いながらすやすや眠る生徒と、おっぱいを吸われながら、あんあんと喘ぐ教官がいたら、誰だって怒る。

ちなみに、荊妻さんは今、母乳の水溜まりの上をわざとらしく歩いています。

「――では、早速始めましょう。気持ちは言葉でも年棒でもなく、愛撫でお願いします」
「……はい! よろしくお願いします!」

遠華さんの母乳と膝枕で体力はともかく、気力は全開――荊妻さん相手の策も考えているし、今すぐ土下座したいくらいの謝罪心を伝えることはできるはず……。

「6歳以上の子供を自動車に乗せるときは、チャイルドシートを使用してはならない」
「×です」
「正解です」

とりあえず、スタートは切れた――僕も母乳の海へと脚を踏み入れる。

「じゃあ、キス、いいですか?」
「駄目です」
「…………」

プランがいきなり崩壊した――というわけではない。
ダメ元で頼んでみたのだが、やはり断られた。

というのも、荊妻さんはキスをしないし、してくれない。
前に、恥を忍んで頼んでみたのだが、『駄目です』と一言一句、同じように返された。

理由は考えてみたが、荊妻さんなりの線引きのひとつなのかもしれない。

「じゃあ、ハグ、いいですか?」
「……どうぞ」
「失礼します」

許可を貰えたので、そっと腕を荊妻さんの背中に回して、抱き寄せる――体が強張っているのがわかる。本来なら、キスでほぐしていきたいところだが、今回は別の手法を用意している。

「すんすん」
「っ」

ひとまず、鼻の辺りにきた側頭部――荊妻さんの魅力の一つでもある、艶やかな黒髪の香りを堪能する。

荊妻さんも女性の中では身長が高い方だけど、僕と同じくらいの楓さんや遠華さんと比べるとやはり小さい――あの二人相手だと、包容力や年齢差もあって、いつもは包まれている感じがあるが、荊妻さん相手だと包んであげられている気分になれる。

マゾ寄りの僕ではあるけど、たまには女性を守りたいというか、リードしたい気持ちもあるのだ。

……さて、匂い嗅ぎのせいで、より強張ってしまった体をほぐしにかかる。

「あー、あー」
「んっ……♡」

耳元に口を持っていき、優しく囁く。

「荊妻さんはいつも真面目で、真摯に向き合ってくれますね――運転のことも、エッチのことも」
「が、画餅さんっ……」
「ありがとうございます――そんな荊妻さんが僕は好きです」
「~~♡」

……我ながら恥ずかしい。チンポ丸出しにするより恥ずかしいが、我慢だ。

僕が荊妻さんに用意した、第一の策――スケベ要素希薄の、恋愛的アタック。

失礼ながら、処女だからか、荊妻さんは三人の教官の中でも群を抜いて、乙女チックな思考の持ち主なんじゃないかと思っている。

色々、すっ飛ばしてエッチなことに興じてはいるが、すっ飛ばしてしまった分、通常、通るはずだった純愛の部分に慣れていないのではないか?

童貞の僕が、彼女によく萌えてしまうのと同じく――エロ要素の薄い責めが効くんじゃないのか?

「荊妻さんの鼓動、聞こえてますよ。凄い速い……」
「あ、あなたのだって……」
「ちゃんと聞いてください――僕は荊妻さんに、こんなにドキドキしてるんです」
「っ……♡」

あー、恥ずかしい恥ずかしい!
楓さんや遠華さんにはこんなこと言えない。絶対に馬鹿にされるか、よしよしされる。

だが、予想通り、荊妻さんには大ダメージだ。性感帯を触っているわけでもないのに、体の力が抜けてきた。

「ご、五分です。離れてください……!」
「いいんですか? 離れたら、荊妻さんの真っ赤になっている耳だけじゃなくて、顔まで見えちゃいますけど」
「……そのままで、お願いします」
「はい」
「っ♡ そのままって言ったでしょう!? ち、力を強めるのは駄目です……!」

ちょっと、効き過ぎて怖いくらいだな……。

「こ、子供は急に道路に飛び出したり、無理に道路を横断したりはしないので、運転者は子供に注意しなくてもいい」
「×です」
「正解です……はぁ♡」

もう息が荒くなっている――第二の策を使えば、正直、おまんこを濡らすのは容易いだろう。
問題は、どう、挿入懇願を引き出すか……。

……よしっ。

「弓さん、何か適当な映像、流してもらっていいですか?」
「……? わ、わかりました――って、いきなり名前で呼ばないでください!」

名前呼びで、上げたテンションを保ちつつ、策の準備――カーテンを閉め、部屋の電気を消し、教室最後方の席へ座る。

「では、流しますよ?」
「お願いします」

スクリーンには以前見たことがある『交差点の走行』についての映像が流れ始める――準備完了。

「荊妻さん、こっちに来てもらっていいですか?」
「…………」

荊妻さんは目をじとーっとさせながら、教室最後方へと歩いてくる。

「こう、見回りする感じで、僕の横を通ってください」
「? 何を……んっ♡!?」

薄暗い教室の中でも、ブリンブリンと抜群の存在感を誇っていた、デカ尻にタッチ。

「んふっ……♡」

鷲掴みにして、荊妻さんの動きを封じてから――優しく撫でる。

「授業の終わり際に、映像を流した荊妻さん。邪魔にならないように後方へと控えようとしたら、荊妻さんの魅力的なお尻に発情した僕に、痴漢されてしまう」
「っ♡」

第二の策――妄想プレイ。

荊妻さんの一番の武器と言っても過言ではない、いい声を使った妄想ボイス。
これは童貞である僕の妄想癖を刺激することで、より強い興奮を煽る荊妻さんの巧みな攻撃だと思っていたのだが、この間の荊妻さんのオナニーを見て、考えを改めた。

荊妻さんはただ、妄想するのが好きなんじゃないのか?

ということで、僕がそうされたように、妄想癖を刺激することで興奮させる作戦だ。

「はぁ……はぁ……」
「っ♡ ~~っ♡」

他に生徒がいることを想定、荒れる息を抑えつつ、尻を撫でていく。腰から撫でおろして曲線を味わったり、腿のほうから持ち上げて重さを感じたり――窃視することもできない僕なので、痴漢なんて以ての外。
だが、あくまで痴漢ごっこであれば、平気だ。それに……。

「んっ……♡ くぅ……っ♡」

荊妻さんも悦んでくれているようだし。

――映像が終わった。それと共に、5分のタイマーが鳴る。

「はぁ……♡ んくっ……はぁ……♡ 児童、幼児の乗り降りのために停車している通学、通園バスの近くを通る際、徐行して通過した」
「〇です」

よし……ここで間違うとプランが台無しになってしまうところだったので、一安心。

「授業が終わった後、荊妻さんは僕を呼び止めます――他の生徒の前で晒すのは憚れましたが、さすがに注意しなければ。しかし、荊妻さんのお尻の魔力に中てられた僕は、暴走してしまう」
「……っ♡ が、画餅さん、今日のようなことは絶対に許されないことです……」

乗ってきた――本当に、妄想プレイが好きなんだな……。
ここで僕が棒読みの演技で、冷ましてしまうのは避けなければいけない。
全力で行く。

「荊妻さんが悪いんですよ……そんなスケベな身体してるのが悪いんです!」
「んっ……♡」

荊妻さんの身体を押して、窓際へ。
最近、あまり聞かない単語だが、壁ドンのような状態になる。

「はぁ……はぁ……」
「んはぁ……♡ はぁ……♡」

さっきのジト目はどこへやら、荊妻さんの目はとろんと蕩けていて、首筋には若干の汗が見える。
――もっと、熱くしてあげよう。

「……っ!」
「なっ……!?」

窓を開けると、外のうだるような熱気が一気に入ってきた――すぐに汗が噴き出してくる。

おさらいしておくと、ここ、C教室は二階だ。そして新情報、この部屋の窓の外には、教習車が保管してある車庫や教員用の駐車場がある。

「ちょ、ちょっと、画餅さん……♡」
荊妻さんの身体をくるりと反転、
「こ、これはさすがにやりすぎ……♡」
上半身を窓の外へ押し出し、
「あんっ♡」
胸に手をやる。

灼熱の中、どこからともなく聞こえているセミの声のリズムに合わせてパイ揉み――ブラウスとブラジャーの上からでも、確かに感じる弾力を堪能する。

「んぁ♡! んっんっ♡!」

必死に声を抑える荊妻さん――うなじには、大粒の汗が滴っている。

「スーツはやっぱり暑いですよね。脱がせてあげます」
「はぁ……♡ はぁ……♡」

スーツを脱がせ、そしてそのまま、ブラウスをたくし上げる――今日の下着は、清潔感溢れる白、シンプルなデザインだ。

ホックを外し、おっぱいを野外露出させる。

「乳首、ビンビンですよ……」
「あんっ……♡ 乳首、乳首は駄目ですっ♡ 我慢できませんからっ……♡」
「我慢しないでください。今、誰もいないみたいですから――オホ声出してもバレませんよ」
「――っ♡ んっお♡ んっ……♡ 出ちゃうぅ……♡ あっあっ……♡ 恥ずかしいのに、んあっ♡ お、おっぱい、感じ……て……♡ んっ♡! おぉ……♡ おっほ……♡!」

揉みしだきながら、改めて荊妻さんのおっぱいを観察する――実は久しぶりの対面で、触るのは初めてだ。

一度、見たときから忘れられない、形のよさとボリューム感の両立。
ツンと小さく、それでいて鮮やかなピンク色をした乳首は愛らしく、青空とのコントラストがまた映える。

見た目だけではない。揉み心地も至福――しっとりすべすべの肌と、モチモチ吸いつきおっぱいのコンビネーションで、いつまでも揉んでいたい気持ちにさせてくれる。

「おほぉ……♡ んん゛っ♡ あ゛っう……♡」」

快感に負けてか、あるいは更なる背徳感を求めてか、荊妻さんがどんどん身を乗り出していく――落ちてしまわないか心配になるくらいだ。
完全に発情してしまっている。

かくいう僕も、次のターンに待ち受けている最後の責めに向けて、自制心を整えなければいけない。

……多分、汗だ。

窓を開けなくても、汗をかいてしまうくらいの興奮度に加えて、この熱気――荊妻さんの下乳にはすぐに玉のような汗が溜まってしまうし、うなじや顔には髪の毛が色っぽく張りついてしまっている。

「はぁ……♡ んっ♡ んぅはぁっ♡!」

一房、髪が口の中に入ってしまっていて、さらに官能を煽る。

視覚的なことだけではなく、匂いや大量の発汗による思考の鈍化もある――よく、夏の暑さに中てられ一線を超える、みたいなフィクションがあるが、あながち、フィクションの産物とも言い切れないかもしれない。

「あ゛ぁ、イク……♡ イっぐ……イクぅぅ♡ イきますぅ……♡ ~~っ♡♡♡」

五分を知らせるタイマーの音と同時に、荊妻さんは体を大きく仰け反らせた――絶叫してほしかった気持ちもあるが、必死に押し殺した声にならない声が、身を寄せる僕の体に響く、この感じも堪らない……。

「――っ♡ っはぁ♡ はぁ……♡」

荊妻さんはぐったりとした様子で、息を整えながら、
「こ、子供が道路で遊んでいるとき、警音器を鳴らせば、徐行しなくてもいい……」
出題してきた。

「×です」
「正解……はぁ♡」
「荊妻さん、くぱぁってしてくれませんか?」
「……っ♡ はぁ……♡ まだ半分も経ってないのに……」

荊妻さんはがっくりうなだれた後、
「仕方ありません……♡」
開き直ったように、窓の桟に腰かけた。そのまま、タイトスカートをたくし上げる。
そして、慣れた手つきでストッキングを破って、ブラジャーと同じ純白のパンツが露出――いや、純白だったはずのパンツは、溢れた愛液に色を濃くしてしまっている。

これをずらしたら、どんな音がするのか……息を呑んで、耳を澄ます。

「はぁ……♡ んっ……♡」

ぐちゃっ♡ ぬちゃぁ♡

パンツをずらしただけなのに――セミの声を突き抜けるほどの、卑猥な水音。
大量の愛液が、接着剤のようにパンツに糸を張っている。

「んっ……♡ んぉ……♡」
にっちゅ♡ ぐっちゅ♡

荊妻さんは指をおまんこに直行、
「い、いきますよ……♡」
わざわざ報告してから……。

ぐっちゃあ♡

くぱぁなんて可愛い擬音じゃ例えられない下品な音を、ナカで鳴らした。

「画餅さんのガチガチペニス、入れてください♡」

――――――――

「はぁ……はぁ……」
「んっんっんっ♡ ぶるぶる暴れてますよ……♡ 青空の下に晒されて、こんなに悦ぶなんて……仕方ない変態ペニスです♡」
「け、荊妻さんが言いますか……!」

荊妻さんからのご褒美は、手コキ射精だ。
もちろん、ただの手コキ射精ではない。

窓からおちんぽを出して、かつ、掃除用に持ってきたビニール手袋を着けて、かつ、ノーブラ状態で後ろから抱き着いた状態での、手コキ射精だ。

「んはぁ……♡ んっんっ♡ 手袋コキ、コンドームの上からの手コキとは違うんですか♡?」
「んっ……ちょっとは違いますけど、何でしょう……『処理してくれてる』感じが出て……興奮します……!」
「マゾの変態。これからもずっと、手袋でその汚物の処理をして差し上げましょうか?」
「っ……・!」

ここで声に混じった興奮を消して、罵倒できるのか……声に関するテクニックなら、経験豊富な二人を大きく上回っている。

背中に当たるノーブラ乳首の感触、互いの服を濡らすほどの汗、カサカサとエッチ中とは思えない音で興奮させてくれるビニール手袋、そして野外に向かって発射準備している背徳感……我ながら、よく即イキしなかった……!

「と、ところで、荊妻さん、どうしてキスしてくれないんですか……! 僕、荊妻さんとキスしたいです……!」

ご褒美が遠華さんと同じく、こちらの希望制だったら聞こうと思っていた質問――この弩級の特殊プレイの最中であれば、ノリで答えてくれないかな?

「……なので」
「?」
「練習中なので、もう少し待ってもらえませんか……♡?」
「荊妻さんが可愛すぎてイキそうです……!」
「っ♡ そうだ……ちょっと待ってください♡ ちょうど真下にある白い車、見えますか♡?」
「? は、はい……!」
「あれ、私の車です♡」
「!」
「残りの時間でお掃除してくれるなら、ぶっかけてもいいですよ♡」
「――はぁ……はぁ……!」
「――イけ♡ 出せ♡ 教官の車にザーメンぶっかけてください♡ 変態さん♡」
「っ!」
「イクんですね……ほら、よく狙って♡ 私の愛車のフロントガラスに、鳥の糞みたいにきったない子種ザーメン吐き出せ♡ イけイけイけイけ♡! ぶぴゅるる♡ ぴゅくぴゅく♡ どぴゅぴゅぴゅー♡ って、プリプリザーメン出せ♡!」
「イっくぅ……!」

ぶぴゅるる! ぴゅくぴゅく! どぴゅぴゅぴゅー!

――荊妻さんが発声した擬音通りに発射された精液は、ぼた、ぼたぼた、と音を鳴らして、見事に荊妻さんの車のフロントガラスに命中した。

「あっ……♡ 本当に出した……ふふっ♡ まぁ、驚きはしませんけど。仕方ありませんね……♡」
「――――」

さすがに、この日10度目の射精なので、快感は薄い――けど、何だ、脳がじーんって痺れて……。

幾重にも重ねられた背徳感に、ロングスナイプを成功させたことで、脳汁が出てる――気持ちよ過ぎて、生きててよかったと叫びたい衝動に駆られている。

……うん、完全に特殊プレイに脳みそ焼かれてしまったようだ。

こんな状態で、楓さんと――個人的、一番の強敵と戦えるんだろうか?

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