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二人だけのクリスマスはまだ終わらない

◆12/25(月)12:01

「――ううん……?」
「あ。起きた?」

目が覚めると、普段寝泊まりしている自分の部屋とは違う場所に居た。

「ここは……?」
「私の部屋」
「……氷川? あれ? なんで?」
「まさか、忘れちゃったの?」

薄くぼやけていた視界が鮮明になる。
サンタビキニに身を包み、肌という肌が粘液にまみれた妖艶な姿の氷川が、俺と向かい合って添い寝していた。

「たしか、昨日氷川と」
「うん。たっくさん、エッチしたよ」
「……だったな」

眠りに就く直前までの記憶を手繰り寄せる。
そう、俺らは“性の6時間”を走りきったのだ。我ながら正気の沙汰ではない一夜だったが、こんなにも氷川と愛し合ったのは初めてなので、そう悪いものでもなかった。
彼女も俺と同じ気持ちのようで、昨日までの機嫌の悪さが嘘のように穏やかな面持ちになっている。

「……やばっ! 時間! 学校!」

ふと壁にかかった時計に目が移る。既に昼の12時を指していた。

「いや、さすがに今日はもう無理でしょ」
「そうはいかないっ! せめて午後から登校……っで!? いだだだっ!」

咄嗟に起き上がろうとしたとき、腰に電撃のような痛みが奔る。
とてもじゃないが立ち上がるのも叶わない。昨夜はかなり腰を酷使してしまったから、その反動というわけだ。

「マジで腰いてぇ……無理だぁ……」
「でしょ? ちゃんと休みの連絡は入れてあるから」
「……氷川は大丈夫なのか?」
「うん。大丈夫」
「マジか」
氷川は俺以上に激しく動いていたはずだが、驚くことに何事もなさそうだった。
それに俺の方が先にダウンしたにも関わらず、俺よりも先に起床していた。彼女との歴然たるバイタリティの差というか、もはや生き物としての根本的な生命力の壁を感じてしまう。

「でもまぁ……何ともなさそうでよかったわ」
「心配してくれるんだ?」
「俺の彼女なんだから、心配して当然だろ」

そう言うと、ベッドに力なく横たわる俺の元に、氷川が無言で身を寄せてくる。
俺は傍にいる彼女の肩を腕で抱くと、天井を見つめたまま、ぼんやりと話を続けた。
「……今ごろクラスで噂になってんだろうなぁ」
「『葉山と氷川はクリスマスに一晩中ヤッたから一緒に学校をサボった』……みたいな?」
「そんなとこだろうな。綾部のヤロウがあることないこと吹聴して回ったりさ……」
「でも事実でしょ?」
「まぁな……」
「明日は終業式だから、今日は身体を休めて、ちゃんと行けるようにしないとだね」
「……大体お前のせいだけどな」
「いや、葉山くんのせいでしょ」
「なんでだよ」
「葉山くんのチ◯ポは絶倫すぎる」
「……俺が絶倫になるのは氷川がエロすぎるからだろ」
「何度搾っても勃起し続ける葉山くんのがエロいでしょ」
「……」
「……」
「どっちもエロいってことで」
「そうだね」

そんな風に他愛のないやり取りを楽しんでいると、氷川が藪から棒に話を切り出してきた。

「――ところで。さっき葉山くんが寝ている間にスマホで調べたんだけどさ」
「……?」
「恋人にプレゼントするネックレスって、『あなたとずっといっしょに』、『あなたは私だけのもの』、みたいな意味があるんだって」
「えっ」

氷川は首元のシルバーネックレスを愛おしそうに指で弄くりながら、口元を緩める。

「それに、私の首にキスしたよね。首へのキスって『執着心の現われ』らしいよ」
「そ、そうなの?」
「葉山くんってさ。独占欲強いんだね」

そう言って彼女は、ニヤァと意地悪い笑顔を俺に向けるのだった。

「そうだったのか……。俺……全然自覚無かった……」
「私も負けないから」
「は? ……ちょっ! 氷川っ!?」

すると、氷川は俺の上に跨って胸板にしなだれかかり、頬を優しく撫でてきた。

「どうせ今日一日は暇だし」
「ひ、氷川……? ちょっと待って……。あと、まだ家に連絡入れてないんだが……」
「さっき葉山くんのスマホ使って連絡しといたよ」
「抜かりねぇな!? つか、お前とヤッてたら休めねぇって……!」
「葉山くんはじっとしてるだけでいいから。……私が全部シてあげる♡」
「――嗚呼、もうどうにでもなってくれ……」

完全にスイッチが入ってしまった氷川相手に、動けない俺ではどうすることもできない。
俺は投げやりになって身体の力を抜き、彼女の底知らずの愛欲を受け入れるしかなかった。

クリスマスパーティーの後片付けは未だ進まず、テーブルの上の散らかり様は昨夜からまるで変わらない。
12月24日の21時以降、部屋の時間は止まったまま、ベッドの上で若い男女の交わりだけが続いていた。

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