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第二話「相思相愛となった少年と美女は裸になって絡み合う」 2

半日に渡る往診を終えた後、リュンは帰路に着いた。

(うう、仕事が終わったと思ったら、またイネルヴァの事が浮かんじゃう……)

病を患った村人達を診ている時は余計な事を考えずに済んだが、気を紛らわすものが無くなると、どうも上の空の調子が抜けない。自宅まで歩いている間、リュンはずっと足下がフワフワしているような感覚に苛まれた。

当然ながら、家に帰ってからもその調子で。夕食の間、イネルヴァとの他愛ない雑談にも身が入らない有様だった。

そして、再び迎えた就寝前。

「昨日の今日だものな、やっぱり恥ずかしいか?」

「う、うん……」

リュンとイネルヴァの姿は、昨夜と同じく寝具の上にあった。仄かな月明かりに照らされた寝室の中、二人はダブルベッドの上に座って対面している。

差し込む月光が二、三度ほど雲に遮られた沈黙の後。

「あのね、イネルヴァさん」

意を決して、リュンは口を開いた。

「昨日のあれからね、ずっとイネルヴァさんの事、悪い目で見ちゃうようになっちゃったの」

「悪い目?」

「うん……」

「具体的には、どんな感じに私を見ているんだ?」

「そ……それは……その……」

質問に答えられず、リュンは目を伏せた。羞恥に駆られたのは勿論だが、自分が同棲相手のお姉さんに対してどのような感情を抱くようになったのか、上手く説明する言葉を見つけられなかったのだ。

そんな幼き少年に向けられたのは、ダークエルフの美女の優しげな言葉だった。

「私もだぞ、リュン」

「え?」

「私も今日、一日中お前を『悪い目』で見ていた。お前が目を覚ます前から、ずっと……」

意外な言葉に思わず顔を上げたリュンの目を見据える翡翠色の瞳が、悩ましげに細められた。

「何をするにしても、お前の事ばかり頭をよぎっていた。いつもやっている稽古にも、身が入らないほどにな」

「ボ、ボクも今日ずっと考えてた。イネルヴァさんの事……」

「じゃあ、おあいこだな。私達は」

「おあいこ……」

照れくさげに笑うイネルヴァに対して、リュンはどのような反応を返せばいいか分からなかった。

分からないままに頭を悩ませ、自分が彼女に告げたい事は何なのか、必死で探し当てようと試みる。

そして。気が付けば、口から言葉が飛び出していた。

「ボク、イネルヴァさんが好き」

幼き少年から率直な好意をぶつけられ、ダークエルフの美女は一瞬、驚いたように両目を瞬かせた。が、すぐに穏やかな微笑を浮かべて、

「私もお前が好きだ」

と、彼の華奢な身体を優しく抱きしめる。

(わわっ)

突然の抱擁に、少年の心は激しく戸惑い、胸は強く高鳴る。

だが、緊張状態にあった彼の思考は、成熟した女体のもたらす甘美な感覚を受け、次第に蕩けていった。

(イネルヴァさんの身体、温かい……それに柔らかい……)

身長差の関係で、リュンの頭部は半ばイネルヴァの胸元に埋没してしまう。柔肌から伝わってくる彼女の心臓の鼓動と温もり、そして豊かな乳肉のもたらす心地良い弾力と反発感が顔中を包み込み、幼き少年の緊張と不安をも払拭させていく。

そのまま大好きなお姉さんの胸に顔を埋めておきたい気持ちをグッと堪え、リュンが目線を上に向けると、そこには熱に浮かされた眼差しで自分を見つめる褐色美女の姿があった。

「リュン……」

「イネルヴァさん……」

どちらからともなく、互いの名前を呼び合う。

そして、次の瞬間には。少し身を屈めたイネルヴァが、リュンの唇を奪った。

(これって、キス……)

突然の事態に、リュンは目を瞠る。だが、戸惑いながらも座ったまま懸命に背伸びをして、年上のお姉さんの接吻に応じた。

唇と唇を微かに触れ合わせる、ソフトキス。

「んちゅっ……ちゅっ……」

(ボク、イネルヴァさんとキスしてる……初めてのキス……)

それは、幾度となく逢瀬を重ねた恋人達からしてみれば、児戯にも等しいささやかな行為だったかもしれない。

だが、それでもリュンの得る性的興奮は凄まじいものだった。

頼りになる年上のお姉さん、幼き時分から生活を共にした、憧れの女性。

そんな相手とのファーストキスなのだ。涙腺が弛み、涙の流れそうなほどの喜びを、少年は感じていた。

(大好きなイネルヴァさんとのキス……ファーストキス……)

「ちゅっ……んちゅっ……ちゅっちゅ……」

背筋をめいっぱいに伸ばし、長身の美女から差し出された艶やかな唇に己のそれを懸命にくっつける、その度に。痛いほどの高鳴りが少年の胸を襲い、溢れんばかりの多幸感が星となって頭の中で弾ける。

(頭がぼうってする……でも、やめられない……)

クラクラと目眩がするようにな感覚に苛まれ、それでもリュンは熱に浮かされたように憧れのお姉さんへのキスを繰り返し続けた。

同時、少年の全身を優しく抱き留める豊満な肉体の感触に、昨日の淫らな行いの記憶を否が応でも呼び覚まされ、彼の股間が自然と硬くなってしまう。

そして、幼き少年の些細な身体的変化を、ダークエルフの褐色美女は敏感に察知したらしい。

「ぷはぁ……フフッ、またオチンチンが硬くなっているな……」

数え切れないほどソフトキスを重ねた後、ようやく唇を離したイネルヴァは優しげな微笑を浮かべた。

「う、うう……」

「そう不安そうな顔をするな。これだけキスを重ねれば、どんな男だってそうなってしまうものだ」

恥ずかしさから項垂れる少年の髪を彼女は優しく撫でて、

「今日は、私の裸をお前に見せてやるからな」

と、蠱惑的に囁いた。

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