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リシア・オルヴィアン11話

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フェリクスが娼館でミラとプレイをしている最中、リシアはフェリクスが入っていった娼館を眺めながら歯噛みしていた。

「ぐぬぬ…この私というものがありながらこのようなお店を利用するなどと」

 リシアはフェリクスが月に数回ほど娼館を利用する事を知っていた。男性の性欲についてリシアは理解を示す方ではあったが、やはり好意を持つ男性が他の女と身体の関係を持つというのはいい気がしない。歯軋りするリシアを慰めるかのように側に立っていた王国最強の騎士と謳われる少年のレナードが声を出す。

「リシア様がお望みなら僕がフェリクスを斬りましょう」
「ふふ。ありがとう、レナード。でもいいわ。男性の性欲はとめどなく溢れてくるもの。その事実を受け入れられないほど私、狭量な女になるつもりはありませんもの」
「流石です、リシア様」

 レナードなりの慰めにリシアは笑みを漏らす。人を寄せ付けることが少ないリシアにとってフェリクスやユリ、レナードといった人物は貴重だった。

 奴隷だった過去を持つレナードは自分を人として生きられるように導いてくれたリシアに心酔しており、薔薇姫の剣としてレナードはリシアに従っている。リシアとしてもレナードは気に入っている人物であり、得難い臣下として尊重していた。

「ふふっ、相変わらずレナードは固いのね。フェリクスのように貴方なら私に気軽に接してくれてもいいというのに」

 魅力的な笑顔で誘うようにレナードを見るリシアにレナードの顔が僅かに紅潮する。黙したままレナードは畏れ多いと視線でリシアの誘いを断った。

「可愛い反応ですね、レナード。それとも娼館の前に立っているからかしら? 此処には男を狂わせる何かがあるかもしれません。私も男性の性欲を実際に感じることができれば娼館の魅力を知れるのですが」

 リシアは手に持っていた書物を眺めながら呟く。レナードを連れ立ってリシアが外出を試みたのもこの本の内容を試す為であった。娼館の筋、歴戦の娼婦からリシアが最近譲り受けた『淫技ノ書』という書物。その書物は百を超える男を狂わせる秘術、王国における性指導の域を越える技が記録されていた。この本の技巧、淫技を習得すればリシアは自分の目的にも近付けると考えていたのだ。

 リシアは娼館の中に入り、情報を引き出していた。フェリクスが好んで選ぶ娼婦の事と遊びの内容。また娼婦には淫技を使う者も多いのでその娼婦が取得している淫技の情報や詳細。その全てをリシアはお金の力を使って娼館の主から聞き出した。フェリクスについての情報ならばリシアは労力を惜しまずに調査をする。

「ミラが男に多用する淫技は乳入りと乳揺らしさね。並の男ならミラにおっぱいで顔を包まれたらそれだけでイっちまうさ。あんたのそばに立っている生真面目そうなそこの男もミラのおっぱいに顔を包まれたらきっと射精しちまうだろうね」

 キセルを吸いながら娼館の女主人シエロは面白そうに対面に座っている主従の二人であるリシアとレナードを見つめていた。

「僕はリシア様の前でそのような醜態は晒しません」
「はっ、そういう強気な言葉を吐く男を落とすのが楽しいんだよ。どうだい、色男。この私に抱かれる気はあるかい?」

 レナードに向かってシエロは胸を強調するように屈む。シエロの褐色の肌に裸体と変わらない薄い下着から胸部が零れ落ちるように揺れた。娼館の主シエロは『淫技ノ書』の著者でもあり、伝説の娼婦と謳われた女傑である。バトルファックトーナメントの殿堂入りのリストにも入っており、彼女にペニスを握られたら最後、どんな男も彼女の前に精子を漏らしていた。シエロは男を相手にする技術では最高の技術を持っている女性であり、男を快楽に落とす技術では並外れた手腕を持つ。年齢こそ二十代後半に差し掛かっていたシエロであったが、その美しさと性技における技量は王国の中でも最高クラスのままであった。

「そんな気はありません」

 整った顔立ちに若干の軽蔑を含みながら、レナードはシエロを見る。自分の誘いを断られると思ってなかったシエロは鷹揚に笑っていた。

「やはり噂は本当かね。最強の騎士は薔薇姫だけを愛しているらしいとはよく聞くが、大した忠犬ぶりさね。この私の誘惑を跳ね除けられる男はそうはいない。良い男を拾ったね、薔薇姫」
「ふふ。私の自慢の騎士ですから。生真面目すぎるのは偶に瑕ですが」

 リシアの言葉に端正な顔立ちに僅かな嬉しさを覗かせるレナード。レナードに犬のような尻尾があったら、嬉しさから激しく揺れていただろう。そんな犬にご褒美を上げるかのようにリシアはシエロから娼館の一室を借り受けていた。

 シエロから借り受けた娼館の一部屋。男と女が触れ合うその静謐とは言い難い怪しい空気のその場所。リシアはレナードと対面する。リシアは胸元が開いたバスローブ姿になっており、レナードの方も鎧を脱いでリシアを見つめていた。

「レナード、今日は貴方に私の淫技の習得に付き合ってもらいます。とは言っても知らず知らずのうちに淫技のようなものは今までやってきたのでしょうけれど。今はそれを意識して使いこなすことが重要ですから」

 今日のリシアの目的はフェリクスの動向を伺うと共に淫技の習得とその研鑽。その相手として最適だったのがレナードであり、レナードの方も決してリシアを拒むことはなかった。リシアはレナードを誘惑するように胸の谷間を見せつける。

「リシア様のそのお姿が魅力的すぎて、僕はもう」

 リシアのあからさまな誘惑にレナードは顔を紅くして前屈みになる。白いバスローブから垣間見える下着も付けていない柔らかそうなリシアの乳肉が揺れ動いているのを見てレナードの雄としての本能が疼き出していた。

「シエロの誘惑は跳ね除けてみせたのにこの私のおっぱいには耐えられませんか? レナード、もっとよく見てください。私のおっぱいで男の情欲を溢れさせてください♡」

 レナードのズボンの中で隆起している肉棒を優しくリシアは摩る。レナードの性が目覚めたきっかけはリシアであり、リシアで精通を迎えたレナードにとってリシアから齎される性への刺激は極上のもの。すぐに限界を超えてコップが水から溢れようとする。

「あっ、あっ。リシア様ぁ」
「いつもご苦労様、レナード。私が射精を我慢させずに男を天国へ導くのは貴方ぐらいですわ。私のおっぱいに包まれながら私の右手の親指と中指の刺激に遠慮なく精を漏らしてください♡」

 バスローブからはみ出ている溢れんばかりの乳肉をレナードの顔に当てがって、リシアは右手をレナードのズボンの中に入り込ませる。

「ん♪ レナードのカタいです♡ もっとカタくさせますね♡」

 リシアの乳の感触に荒い男の鼻息が当たった。レナードを発情させるためにレナードの顔の形に沿うようにリシアは胸を上下に揺らす。バスローブから零れるリシアの生の乳の感触をレナードは直接感じていた。

「あっ♡ あっ♡ レナードの息、荒くなって♡」

 女性の象徴である乳房に頭を包み込まれたレナードは興奮から息を荒くする。憧れの女性の柔和な感触と男を興奮させるために計算されたリシアの喘ぎ声がレナードの耳にするりと入ってきた。リシアはレナードの勃起したペニスの裏筋を中指でなぞって親指でペニスの先端に優しく触れる。じわりと小水を漏らすかのように溢れてくるレナードの我慢汁をリシアは親指で受け止め続けていた。

「いっぱいカウパー出てますね♡ カウパーに混じって粘っこいのも出てきてますし、おちんちんもビクンってしてます♡」

 レナードのペニスが快感に震え、リシアの手の中で脈打つ。レナードのペニスの律動に合わせてリシアの白くて細い指がペニスの裏スジに沿うように上下に往復する。

「精子ぴゅくってあがってきてますね♡ 親指に濃ゆいの当たってます♡」
「んあっ。僕もうっ」

 リシアの手の動きから齎される快感にレナードから甘い声が漏れる。レナードのペニスが精を排出しようと緩やかに亀頭がヒクついていた。そのヒクつきを抑えるかのようにリシアはレナードのペニスに親指で蓋をする。

「どくんどくんとレナードのが脈打ってます。ゆっくり興奮を漏らし続けてくださいな。親指で完全に精が出きってしまうのは塞いでおいてあげますから♡」

 びゅくびゅく!!

 レナードのペニスから溢れ出る先走りの混じった精子。リシアの裏スジを撫でる中指の動きに睾丸から尿道までレナードの意思を介さずに精子がゆっくりとリシアの手から与えられた刺激をきっかけに登ってくる。激しい射精ではなく、緩い絶頂をレナードはリシアの手と胸の感触によって与えられていた。

『淫技・指遊び』

 リシアは胸の感触を楽しむかのように顔を自ら揺らすレナードに微笑みながら、リシアは自分が繰り出した淫技を続ける。

「指遊びは男性の射精に緩やかな緩急をつける淫技です。バトルファックの競技では実力差のある相手に使われることが多いらしいですわね。中指で男性の射精を促し、射精中のペニスから多量の精子が漏れないように親指で調節する淫技と本には書いてありました。気持ちよさそうで何よりです♡」
「で、出てます。僕のが」
「いっぱい出してくださいな♪」

 レナード自身が止めようと思っても止められない律動を繰り返すレナードのペニス。リシアの親指からはみ出た精子がポタポタと絨毯に垂れていく。

「ふふっ。指遊びの真骨頂は緩やかに相手を射精させて、更なる射精と興奮を促すことにあります。親指から漏れ出る事を許可した精子は貴方の精液のうち、ほんの少量。全てを出し切るまで雄の本能を刺激し続けます♡ いっぱい出して、タマタマの中の濃ゆいの見せてください♡」

 レナードの手が許可なくリシアの尻肉を掴む。カクカクと腰を震わせてレナードはリシアに体重を預けていた。

「あんっ♡ お尻もっとさすってぇ♡」

 娼婦のように腰を艶めかしく動かしてリシアはレナードの本能に訴えかける。普段礼儀正しい騎士が自分を見失ってリシアの肉体を求める事実がリシアにとっては自信へと繋がっていった。レナードは両手に力を入れて、リシアの尻肉をショーツ越しに撫でながらリシアのおっぱいの中で呼吸する。

「私のおっぱいとお尻、性指導の教官でさえ私の乳に顔を包まれたら射精を我慢できませんでした。私、自慢の身体です♡ 指遊びの封印は相手が自滅するのを待つか、相手が勢いよく射精したいと懇願するまで続けます。親指を押し上げるほど大量の精子を漏らすのが先か、レナードがたくさん射精したいと私にお願いするまでです♡」
「リ、リシア様っ。すごいのがこみ上げてきますっ」

 レナードが余裕のない言葉をあげてリシアの純白のショーツを摩り続ける。

「んっ♡ 亀頭に当てがった親指に濃ゆいのぶつかってます♡ 頑張って私の親指を貴方の男性で押し上げてみせてください♡」
「で、出ちゃいます。あっ」
「たくさん出してくださいね♡ 空いた左手でタマタマもモミモミしちゃいます♡ モミモミされると男の子ならいっぱい出しちゃうんですよ♡ それっ」

 レナードの睾丸をリシアの左手が這い回る。グツグツと興奮で煮えたぎった精子が尿道を勢いよく駆け巡って殺到する。

「んっ♡ そろそろ限界ですわね♡ レナードのパンツがいっぱいの射精で汚れないように脱がせてあげます♡」

 ストンとレナードのパンツとズボンが娼館の床に落ちると同時にリシアの尻を摩っていたレナードの手が止まり、身体が小刻みに震え始めた。

「ん♪ 限界、ですね♡ いっぱいのぴゅっぴゅどうぞ♡」
「んあっ!」

 どぴゅどぴゅどぴゅ!!!

 レナードのペニスから溢れるゼリー状の精液。指遊びで蓋をしていた親指ではどうにもならないほどに大量の精子がレナードのペニスから噴き上がった。噴き上がった精子はリシアの手を伝って絨毯の上に垂れていく。

「ポタポタ私の手で精子漏らしてください♡ 男の子の精子が地面に垂れていくの好きなんです♡ どれだけ私の事を想ってくれたのかが一目で分かりますから♡ 私の体に向けてしっかり白いの漏らしてくれると嬉しいです♡」

 リシアはおっぱいを揺らしながら位置を調整して自分のおっぱいの二つの先端をレナードの鼻に捩じ込む。これは胸の大きい娼婦が使う淫技であり、おっぱいを揺らしながらレナードの鼻の穴の中にすっぽりとリシアの乳首が入り込んでいく。

「私の乳首の感触で出し切ってください♡」
「はっはっ」

 レナードは鼻をヒクつかせてリシアの乳首の感触を鼻で感じていた。女性の甘い匂いと敬愛するリシアの乳首の感触にレナードはより興奮する。射精が止まる様子のないレナードを見てリシアは笑みを浮かべていた。

「白い花が咲いているみたいで綺麗です♡ ゼリーみたいにとろっとした精子でいっぱい興奮してくれたんですね♡」

 ヒクヒクとリシアの乳首の感触に鼻を動かすレナードを挑発するようにリシアは声を漏らす。

「んっ♡ 先っぽに鼻息がかかって…♡」
「すぅすぅ」

 レナードの射精の勢いがひと段落したのを確認してリシアは手でレナードの睾丸をコロコロと転がしていく。

「ココにまだ少し精子残ってますね♡ レナードの精子、全部天国に招待してあげます♡ もっと私の乳首をクンクンしてくださいな。えっちな声出してあげますからまたいっぱいドピュってしてくれると嬉しいです♡」

 レナードのガクガク震える腰に手を回しながらおっぱいを揺らしてリシアはレナードの絶頂を上手く引き出そうとしていた。レナードがリシアの乳首の感触に我慢できずに自分のペニスを扱こうとする手を掴んで、リシアは自分の尻へと導く。

「あっ♡ あんっ♡」

 リシアは自分の身体が男好きする肉体だと理解している。その中でも男の視線を集めるのがおっぱいとお尻であった。胸元の開いたドレスで屈めば男は股間を昂らせ、ダンスで男の前に立ってお尻を振れば男はたちまち前屈みになって上手く立てなくなってしまう。その事を思い出しながらリシアは器用に自分の身体の感触をレナードへと刷り込んでいく。

 レナードの手をお尻へと誘導し、耳元で演技がかった甘い声をリシアは出す。お尻をレナードに触らせてレナードの手に尻肉の感触をリシアははっきり伝える。空いた片方の手でレナードの後頭部を自分のおっぱいに押し付けるように抑えた。

「んあっ!!!」

 どぴゅ!

 先ほど射精していたために勢いが小さいレナードの射精。レナードが甘い声を出しながら射精したのを確認すると、リシアは亀頭の周りを拡げるように優しく手を添えていく。

「ここ拡げるといっぱい男の子はせーし出ちゃうんです♡ せーし全部ピュッピュしてくださいね♡」

 娼館の床に垂れていくレナードの精子を見ながらリシアは満足そうに微笑んでいた。おっぱいかお尻か、その両方か。どの刺激で興奮し、レナードが射精に至ったのかはリシアにも分からなかったが自分の身体が男性に効いているのは疑いようがなかった。

「いっぱい出してくれましたね♡ でももうちょっと出せるはずです♡ 中出し手コキといいう淫技でトドメ刺しちゃいます♡」

『淫技・中出し手コキ』

 リシアは左手の指で輪っかを作り亀頭に当てがい、右手でレナードの竿を上下に扱く。左手の指で作った輪っかの部分を降りてくる女性の子宮のように動かして亀頭の先に子宮が『当たる』感触を作り出す。

「女の子と男の子が同時にイくと子供ができやすいんです♡ 女の子が興奮したら子宮が降りてきてせーし注ぎ込みやすいんですから、手コキでその再現をしてあげます♡ 私の子宮にせーし打ち込んでください♡」
「これほんとにセックスしてるみたいでっ」
「うんうん♡ セックスって思ってください♡」

 手コキの技術を使った擬似セックス、それが中出し手コキである。手コキを得意技にして数多の男をお漏らしさせてきたリシアの本気の手コキである。男は手コキと気付きつつもリシアの手の動きとリシアの声の演技に自ずと腰振りが止まらなくなっている。右手をリズミカルに動かして、左手で精子の出口を作ってリシアは巧みにレナードを絶頂へと導いていく。

「あっあっあっ♡ レナードのおっきぃ♡」

 バスローブをはだけさせて、全身を揺らしながら余裕のない甘い声を漏らすリシア。リシアの手の中で腰を振り続けるレナードのペニスを扱きつつ、甘い声でレナードを興奮させる。

「んっんっ♡ 私もイきそうですわ♡ 腰をもっと振ってくださいまし♡ 私の中で精子を溢れさせてください♡」
「リシア様っ!!」
「あん♡ 亀頭が膨らんでます♡ そのまま腰を振って♡」

 どぴゅどぴゅどぴゅ!!

「んっ♡ いっぱい出ましたね♡」

 ゆっくり、しかし大きく痙攣するレナードのペニス。リシアとのセックスを想像しながら果てたレナードのペニスは大きく律動する。睾丸から多量の精子が尿道に向かって勢いよく飛び出してリシアの手を白く染めていく。

「は、い」

 恍惚とした表情で緩やかに腰を上下させながらレナードがリシアの言葉に応えた。その様子にリシアは微笑みながらレナードのペニスを優しく上下に扱く。

「あっ♡ あっ♡ いっぱい精子が溢れてます♡」

 この出来事より少し後、サキュバスの被害にあった村へレナードとリシアは二人で赴く事になるのだがそれはまた別のお話。

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