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サキュバスの館1

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サキュバスとは男の精を搾り取って殺す残虐非道な魔物である。村の近隣にサキュバスの一体でも現れれば
その村の男たちは一週間も経たずとして全員吸い殺されてしまうと言われていた。中堅サキュバスハンターである
少年、レンはサキュバスの目撃情報があった魔物が跋扈する魔の森へと足を踏み入れていた。
レンのサキュバスハンターとしての実績はサキュバスの十体以上の討伐。『ネームド』と呼ばれている強力な二つ
名持ちのサキュバスのハントこそ成し得ていないものの、一般的な力量を持ったサキュバスを相手にするなら討伐
できないまでも確実に生還できる力量を持った信頼できるハンターといえた。軽い気持ちでサキュバスハンターにな
った男はすぐに吸い殺されてしまうが、レンにそういった油断はない。若いながらも冷静沈着な分析と戦術でいく
つもの修羅場を乗り越えてきたサキュバスハンターだった。
「ここが魔の森か。サキュバス以外の魔物は大した力量ではないが、サキュバスは力業では殺せない。銃で撃ち
殺せるならそれが一番手っ取り早かったんだが」
リボルバー式の拳銃をホルスターから取り出して狼型の魔物を殲滅していくレン。サキュバスはこの狼型の魔物
のように物理攻撃では殺せない。サキュバスの土俵に立って性行為によって絶頂させることでしか殺せない厄介
な魔物だった。当然レンも所属する協会からセックスの手ほどきを受けていたが、サキュバスから与えられる快感
はそんな小手先だけの技量では乗り越えられないことをレンが一番よく知っていた。
「信じられるのは自分の忍耐と精神。サキュバスに屈服しないという己の心。もうすぐサキュバスが目撃された目
標地点だ。優先すべきは生還。自分の力量を判断し、快感に飲み込まれずに目標を遂行してみせる」
レンは気を引き締めて森の奥深くへ入っていく。この辺りまでくると弱い魔物しかいないせいか、魔物の気配は
ほとんどない。だが、レンは周囲に最大限の注意を払っていた。いつどこからサキュバスが襲ってくるのかわからな
いからだ。警戒心を強めながら進むこと数十分、ようやくレンの視界に小さな泉が現れた。その泉の中心には一
人の少女の姿があった。年の頃は十五歳くらいだろうか。水色の長い髪に青い瞳を持つ美しい少女だった。年
齢に釣り合わぬ大きな乳房と男を欲情させるために生まれてきたような大きなお尻。肌寒い森の中で薄着で歩
いているその少女の姿はまさしくサキュバスの特徴と合致する。個体によって翼や尻尾、角の有無はあったがサキ
ュバスを見分ける一番の方法はその容姿とサキュバス特有の男の本能を刺激する雰囲気や匂い、オーラのよう
なもの。レンが少女の姿を見てそれを感じ取った瞬間、レンの中で目の前の少女の警戒度が強烈に引き上がっ
た。今まで感じたことないほどの強烈な性衝動が沸き起こり、体が熱くなる。レンに近づけば誰もが分かってしま
うほどにレンのペニスが少女を見ただけで大きく膨れ上がっていた。
(この今までに経験したことのない力……まさかネームドのサキュバス!)
レンは自分の股間を押さえながら必死に自慰をしないように耐えていた。少女の姿を見ているだけで股間に
手が伸びてしまいそうになるレン。己の射精する姿をあの少女に見せつけてやりたいという欲求を理性を総動員
して押し殺していた。
物陰から少女の様子を窺っていたレンの姿を補足した少女は妖艶な笑みを浮かべると、ゆっくりレンに向かっ
て近づいていく。
(気づかれたか。相手はほぼ間違いなく俺が相手したことのないネームド。通常よりも強力な個体。俺の本能が
この少女から逃げろと告げているがこの距離ではもう無理か)
少女の接近に対してレンはさらに警戒心を引き上げていく。一歩ずつ近付いてくるたびに強くなる誘惑に負け
ないようにしながらレンは少女の行動を観察していた。やがて、少女はレンのすぐそばまでやってきて立ち止まる。
そして、レンの顔を見てクスリと笑うと甘い声で囁くように言った。
「ねぇ、私のこと殺しに来たんでしょ? いいよぉ。私も君みたいな強い男の子ハンターが大好きだからぁ」
レンを見ただけでハンターだと理解する少女。相当戦い慣れている相手だとレンは判断する。
「……」
「あれぇ? もしかして緊張しちゃってるのかな?」
無言のまま少女を睨むレン。そんなレンをあざ笑うかのように少女は続ける。
「大丈夫だよ。すぐに気持ちよくなるから。ほら、こっちにおいで」
「その水色の長い髪と青い瞳、お前はもしかして『魔乳』のライアスか」
少女の言葉を無視して質問をするレン。その言葉を聞いた少女は一瞬だけ表情を変えるが、すぐに元の笑
顔に戻る。
魔乳とは少女の異名である。サキュバスの中の二つ名を持っている個体、それがネームド。サキュバスの中でも
有数の力を持つ上位個体にのみ与えられる特別な称号。魔乳と呼ばれる少女はまさにその一人だった。その
少女の名前はライアス。外見年齢に釣り合わぬその大きな乳房を武器に男を誘う二つ名持ちのサキュバスだ。
「あれ、どうしてわかったの?」
「協会の資料で見たことがある。資料と合致するこの力量と外見、お前は俺が今までに葬ってきたサキュバスと
は格が違う」
「うふっ、嬉しいなぁ。そこまでわかってくれてるなんて」
自分のことをここまで調べ上げてきたレンのことを素直に称賛しているのか、それとも自分を楽しませてくれそう
な相手を歓迎しているのか、ライアスは嬉しそうにレンを見つめていた。
「じゃあ私が男の子を搾る時に何をするか分かってるよね♪」
ライアスがレンの前で大きな乳房を露出させた。その瞬間、レンの鼻腔を甘く濃厚なミルクのような香りが通り
抜ける。

どくん、とレンの心臓が大きく高鳴ってレンの思考は真っ白になる。レンはただ目の前にいる女を犯すことしか
考えられなくなっていた。
レンは反射的に銃を抜くと、ライアスに向けて引き金を引く。だが銃声は聞こえなかった。
レンはいつの間にか全裸にされていた。銃を抜こうとした時にはすでに銃を奪われ、衣服を脱ぎ捨てられていた
のだ。レンは必死に抵抗しようとするものの、体は言うことを聞かずに勝手にライアスを求めていた。
レンはライアスの豊満な胸に顔を埋めて抱きしめられていた。柔らかい胸の感触と甘い匂い、そしてサキュバス
のフェロモンにレンの理性は完全に吹き飛んでいる。
「んちゅぅ、れろぉ、あはぁ……どう? サキュバスお姉さんのおっぱい、柔らかくて気持ちいでしょ?」
「はぁ、はぁ、あぁ、あああ」
レンはライアスの問いかけに答える余裕もなく、だらしない表情を晒しながらライラスの舌での愛撫とおっぱいの
感触に夢中になってしまっていた。
「あらら、完全に発情しちゃったのかな。いいよ、たっぷり可愛がってあげるからぁ」
レンを地面に押し倒すと、ライアスはその大きな乳房を使ってレンの体を愛撫していく。
「あっ、くぅ……」
全身へ奔る快感に身を捩るレン。
「あはは、可愛い。もっと気持ちよくしてあげるからね♪」
「くっ……!」
ライアスは自分の乳房を強調するようにレンの前でアピールしていた。レンは無意識のうちにその巨大な肉塊に
手を伸ばす。柔らかさと弾力を兼ね備えた極上の乳房を揉みながらレンはライアスの唇を奪った。そのまま二人
は激しく互いの体を求め合い、本能の赴くままに快楽を貪り合う。
レンはズボンを脱いで起死回生の一手とばかりにライアスの大きな尻を掴みながら後ろからライアスの膣内に
挿入する。
しかし思惑通りにならずレンは何度もライアスの中に精液を流し込んでしまっていた。
「あぁん♪ 君の熱いお汁が流れ込んでくるよぉ♪」
「はぁ、はぁ……」
レンのペニスがようやく小さくなった頃、ライアスの秘所からは収まりきらなかった大量の精液が溢れ出ていた。
一回分の射精とは思えないほどのレンの精子がライアスの秘部から溢れている。
「はぁ、はぁ、こんなにいっぱい出して。私のこと孕ませる気かな? うふふ、気持ちよかった?」
「どうして俺のことを殺さない? サキュバス相手に射精した男は死ぬ。俺を弄ぶ気か」
「何を勘違いしているか分からないけど私はそういうサキュバスじゃないんだよ。私は人を殺さないサキュバス。サキ
ュバスにも二つの種類があるんだよ」
「嘘だな。魔乳のライアスと戦ったハンターは皆消えている。骨さえも残さず男を搾り取るのがお前たちサキュバス
だろう!?」
「だからそれは私じゃなくて別のサキュバスの仕業だってば。まぁ、確かにみんな男を搾るのは大好きだけどさ。あ、
でも消えているってことはあれかな? 男の子はサキュア様のところに連れて行っているからかなぁ?」
「サキュア……? 聞いたことのないサキュバスだ」
「サキュア様は私たちの女王なんだ♪」
レンはライアスから聞いたその言葉に戦慄する。サキュバスクイーン。サキュバスの女王は他のサキュバスとは一
線を画した存在だ。その手を一振りさせるだけで人間の男を絶頂させる魔性。おとぎ話の存在と考えられている
サキュバス種の頂点だったが、実在しているのなら必ず葬らなければいけない存在だとレンは考えていた。しかしレ
ンではライアスにも勝てない。レンは生き残るためにライアスから逃げることを選択した。ライアスから逃げようと踵
を返すレンだったが、再びライアスのおっぱいに顔を包まれてレンの思考の一切が停止した。甘い匂いがレンの鼻
腔に広がって性欲が刺激される。
「どこに行くの? まだまだ夜は長いんだし楽しまなきゃ♪」
「離せ! 俺はお前とは一緒にいられない!」
僅かな理性を総動員してレンは拒絶の言葉を吐き出したが、レンのペニスは反り返るほどに硬くなっていた。
「大丈夫だよ。君もきっと気に入ってくれるから」
「何を言って―――」
「もうイっていいよ♪ おっぱいお顔にスリスリしたげるから漏らしちゃえ♪」
レンの言葉はそこで途切れる。腰が抜けるほどに強烈な快感がレンを襲った後、レンは多量の精子をライアス
に対して漏らしていた。ライアスの魔乳は男の顔を乳房で包んでいるだけで男が絶頂する極上の果実。レンはそ
の恐ろしさを資料で知っていたはずだったが、ライアスの体を振りほどくことができずに射精してしまっていた。ライア
スの体から伝わる柔らかい感触と甘い匂いにレンは狂い、サキュバスから与えられる快感と今までサキュバスに抱
いていた憎悪が混ざり合ってレンの感情が振り切れるほどに乱れる。気づけばレンはライアスの乳房の中で涙を
流し、ライアスの乳を吸っていた。
「はぁはぁ、くそくそっ!」
「ふふ、泣いてるの? よしよししてあげる♪」
ライアスから頭を撫でられるレン。不思議とその手つきを心地よく感じる男としての自分の体がレンは憎かった

レンは父親をサキュバスに殺され、姉をサキュバスに連れ去られ奪われている。十年前の話だ。レンの姉の生
存も絶望的だろう。だからこそレンにの体に渦巻いていたのはサキュバスに対する強い恨み。サキュバスに屈服し
ないという確固たる意志を持っていた筈だった。
それでもライアスの前でレンは快感に狂わされていた。ライアスの体を好き放題に触ってまたレンの股間は暴発
寸前にまで追い詰められている。
「あああああっ!!!」
「はい♪ ぴゅっぴゅ♪」
どぴゅ、どぴゅ、ぴゅうううううう!!!
ライアスの体の中で嗚咽を漏らしながら射精するレン。自分の死を悟りながらレンはライアスの乳房の中で静
かに気を失っていた。
「ふふっ、おやすみなさい♪ 若い男の子は貴重だしラッキーだよぉ♪ これから君を天国に招待してあげるね♪」
ライアスの言葉の真意を問いただせないまま、レンはライアスによってどこかへと連れ去られていった。

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