星宮カオリの入部テスト
バトルファックとは男と女がイカせ合う競技である。男は射精すれば負け、女は絶頂すれば負ける単純なルー
ルだ。公式ルールでは男性側は射精量が5cc以上、女性側は二回の絶頂でそれぞれ敗北となる。
サッカーやバスケといったスポーツと並んで花形とされるバトルファックの競技。学生達がそれぞれの性技を駆
使して相手を絶頂させるバトルファックは社会現象となるほどに流行している競技だった。そのためバトルファック
部は入部希望者が多く、入部希望者を篩にかける入部テストを行わなければならないほどだった。
今日はBF学園の入部テストの日。
谷本ハルヤはBF学園、バトルファック部の二年生の男子生徒。ハルヤは女子生徒を審査するために順々に
テストを行なっていた。ハルヤの他にも男子生徒が審査員として駆り出されていたが、慌しくハルヤは動いていた
。
入部テストではそれぞれの男子生徒が別の女子生徒を審査しながら、バトルファック部に入部させていいかの
判断を下す。評価方法はフェラやパイズリなどそれぞれが得意とする性技をし、その技巧によって点数を決める
形式である。
現在進行形で試験は続いていた。ハルヤをテストで射精させた女子生徒はまだいない。それも当然、中等
部でバトルファック部を設置している学園は少なく、相手は殆どバトルファック経験の女子生徒。対してハルヤ
達は日々部活動でトレーニングを積んでいる。経験の差から自分達を射精させられる女子生徒は来ないだろう
とハルヤは思っていた。
「快感は蓄積していくから油断したら射精しちゃうかもかな。いや駄目だ。ここは先輩としての威厳を見せないと
。テストの子を相手に射精なんてしたら絶対に舐められる。一応ここは強豪校なんだから」
ハルヤはいつもの練習より気合を入れて入部希望者の女性達を審査していた。入部テストが終わりに差し
掛かった頃、その女子生徒は現れた。
バトルファック部の個室、ハルヤがテストの為に確保していた部屋に扉をノックする音が響く。
「どうぞ、入ってください」
ハルヤの入室許可の声と共に現れたのはまさしく絶世の美少女だった。目の前に立っているのは間違いなく
ハルヤが本日テストを行ってきた中で一番の器量を持つ女子生徒。それだけではなく女子生徒の高等部一年
生とは思えない程の発育の良い身体つきにハルヤはごくりと喉を鳴らし、生唾を呑む。
女子生徒の制服の上からでも分かる胸の大きさと顔の良さは現役のグラビアアイドルと比べても遜色ないどこ
ろか、その業界のトップクラスにすら優っているとすらハルヤは感じていた。
「先輩、どうかしましたか?」
透き通ったカナリアのような高い綺麗な声でハルヤに呼びかける女子生徒。あまりの女子生徒の美しさに我
を忘れていたハルヤは咳払いして、女子生徒に向き直った。
「君が星宮カオリさんだね。僕の名前は谷本ハルヤ、僕が君のテストをするバトルファック部の部員だ。君は中等
部でのバトルファックの経験がないってアンケートに書いてあったみたいだけど」
カオリに向かって言葉をかけるハルヤ。
「はい、カオリって呼んでください! バトルファックの経験はなかったんですけど興味を持ったのでテストを受けて
みようかなって思いまして」
「そうなんだ。それは嬉しいよ。テストっていう形ではあるけれどバトルファックに興味を持つ人が増えるのは嬉しい
からね。それじゃあ今からテストを始めようか。制限時間は15分で僕を出来るだけ気持ちよくさせてみて欲しいん
だ」
「先輩を、その、射精させなくても良いんですか?」
ハルヤはカオリの言葉に朗らかに笑った。
「ははっ。その気概で試験に臨んでくれたら嬉しいよ。でも今日のテストでまだ僕を射精させた女子はいないし、
僕も日々トレーニングを積んでいるからね。簡単にバトルファックの経験もない女の子にイカされるわけにはいかな
いな」
「そうですよね、なら私も先輩を射精させちゃうつもりで頑張ります!」
可愛げがあるやる気を見せたカオリを魅力的に思うハルヤだったが、試験で手を抜くつもりはなかった。アイド
ルのような可愛い外見をした女子生徒が目の前に来ようが、ハルヤは公平にジャッジを下す。
「それじゃタイマーもセットしたから試験開始にするね」
「はい!」
タイマーの音と共にカオリのバトルファック部入部テストが始まった。
向き合うハルヤとカオリ。ハルヤは通常の試合と同じように無意識下でカオリの事を分析する。ハルヤがカオリ
とのテストで注意するべき部分はその豊満なバストだと考えていた。
素人の一撃で恐ろしいのは肉体のスペックで責めてくることだとハルヤは考える。カオリの身体つきは十二分
に魅力的に映るため、ハルヤにとっても警戒しなければいけない部分であった。
「私、おっぱいには結構自信があるんです! だからテストの時はおっぱいを使っちゃおうって思ってました!」
服を半脱ぎにして胸部を露出させるカオリ。圧倒的ボリュームを持った乳房がいきなりハルヤの顔の前に瑞々
しく現われて、思わずハルヤは目を奪われていた。形の整った美しい乳房がハルヤの目の前でぷるん、と揺れて
いる。
少し照れ臭そうにおっぱいを晒すカオリの顔とカオリのおっぱいの美しさにハルヤの性欲は掻き立てられていく。
「確かに大きいね。高等部の一年生でここまでバストが大きい子はバトルファック部でも珍しいんじゃないかな」
ハルヤはカオリの乳房から見える桜色の突起から目を逸らし、平静を保つように言葉をかけていた。
「この15分間、僕は抵抗らしい抵抗はしないからカオリさんの好きなように責めてみてよ」
「分かりました! ならおっぱいでっと」
カオリはハルヤの目の前で露わにしたおっぱいをハルヤの顔へと近づけていく。そしてそのままカオリはハルヤの
顔を覆うようにおっぱいで包んだ。言葉通り、ハルヤはカオリの攻めに抵抗をしていない。
「えへへ♪ ふかふかおっぱい攻撃です♪ 中等部の頃、告白を断った男の子に申し訳なかったのでおっぱいで慰
めてあげてたんです。そしたら皆射精しちゃったので先輩にもこの技を使っちゃいます♪」
瞬間、ハルヤの鼻腔から入り込んでくるカオリの甘い体臭と暖かさと柔らかさを感じる感触。その感触にハル
ヤは興奮し、本日のテストで初めて完全に勃起させられていた。
今までのテストでもプレイの最中に薄くハルヤが勃起することはあったが、こんなテスト序盤の時間でハルヤのペ
ニスを限界近くまで勃たせた女子生徒はカオリが初めてだった。
「んっ♡ 先輩のおちんちん、勃ちましたね♡ でも凄いです。私のおっぱいで顔を挟まれた男の子ってすぐズボン
の上からでも分かるくらいビュービューしちゃってたのに……」
少し残念そうな様子を見せるカオリに言葉を返す余裕もなく、ハルヤは歯を食いしばってカオリから与えられた
圧倒的な快感に耐えていた。カオリの身体の感触に骨抜きにされそうになっている意志をハルヤは気合を引き
絞って繋ぎ止めている。
「やっぱりバトルファック部の男の人って凄いんですね! それじゃあ先輩の射精目指しておっぱい揺らしちゃいま
す♡」
ゆさ、ゆさ、ゆさ……。
カオリが両手を使ってハルヤの顔を包んでいるおっぱいを揺らす。ぽよんっと揺れるおっぱいがハルヤの顔全体
をぴったりと包んで揺れる。ズボンの上からビクン、と上下するペニスの状態をチェックしながらカオリは胸を動かし
ていた。
「先輩のおちんちん、ビクってしてます♡ 普通の男子ならもういっぱい白いの出しちゃってるのに凄いです。でもお
ちんちんビクってしてるって事は私のおっぱいが効いてるってことですよね♡」
嬉しそうに言って笑うカオリにハルヤは反応できないほど追い込まれていた。バトルファック部の先輩として、テ
ストの審査員としての自尊心がハルヤに射精を我慢させていた。ハルヤがプライベートの時であれば一瞬で射精
してもおかしくない程の快感が集まって、ハルヤのペニスに集中する。
「私がおっぱいを揺らす度に先輩のハア、ハアって息遣いがおっぱいに当たってきます♡ 興奮してますね♡ 先
輩のおちんちんの先っぽからもいっぱいヨダレが垂れてます♡」
カオリが指摘するズボンの上からでも分かるほど滴るハルヤの我慢汁。ズボンに染みができるほどハルヤの我
慢汁は溢れて、自分のパンツを汚していた。カオリのおっぱいから逃れなければまずいと分かっているのにハルヤは
おっぱいから抜け出せない。
カオリのおっぱいで蓄積された快感から一瞬、ハルヤの身体がビクンと跳ねる。
「うっ」
カオリの胸の中に顔を包まれながら、短く声を漏らしてハルヤは絶頂する。
ぴゅ!
バトルファック部の先輩である自分が後輩の前で射精できないという思いから射精を我慢していたハルヤだっ
たが、ここで遂に我慢が決壊する。腰に死ぬ気で力を入れて射精を我慢していたため、ハルヤの射精量はほん
の少量だったが確かにハルヤは射精してしまっていた。
「先輩……?」
カオリはハルヤの射精に気付いていなかったが、おっぱいを当てているハルヤの様子が少しおかしくなったことに
気付いていた。ハルヤの身体が短く痙攣し、息も荒くなっていたことからカオリは嬉しそうにハルヤに射精の有無
を確認する。
「もしかして先輩白いの出しちゃいました……? カクカクって腰が震えちゃってたみたいですし……♡」
カオリが明るい笑顔でハルヤに聞く。しかし質問の答えが返ってこないので、カオリはハルヤのペニスを直接確
認する事にした。
「先輩、失礼しますね♡」
カオリはハルヤにことわって、ハルヤのズボンの中からパンツへと手を入れていく。そしてカオリは自分の指先でハ
ルヤの硬く反り返ったペニスをなぞっていった。ハルヤが射精したのであればハルヤの精子が確認できると思っての
行動。
「あれ、おかしいな?」
けれどもハルヤのペニスはカオリが今まで射精させてきた男子達のように精子塗れになっていなかった。指先で
触れればネチョっとした精液の感触でカオリは射精の有無を判断できると思っていたが、ハルヤのペニスにはその
感触がない。
「んー? さっきの先輩の反応で射精してくれたと思ったんだけど」
ペニスの下から上を指先でなぞっていくカオリ。それでも指先に精子らしきものは絡みついてこない。そしてカオ
リの指先がハルヤのペニスの鈴口に差し掛かったところで、
ネチョっ。
「あっ♡」
カオリがそのネチョっとした感触に歓喜の声を上げる。カオリの指先に粘性の液体が絡みつき、カオリはそれを
指先で優しく掬い取った。ハルヤのパンツから手を出して、カオリはその少し粘ついた液体の色と感触を確かめる
ように触る。そしてそれをハルヤに見せつけた。
「これ先輩のせーしですよね♡ 私で興奮していただけたみたいで良かったです♡ 他の女の子じゃ射精出来なか
ったって仰っていたみたいなので、私が一番乗りみたいですね♡」
カオリの指先で糸を引く白い液体。それは紛れもなくハルヤの精液だった。
少量であったがカオリという後輩相手に対して射精してしまった事実を認めたくなかったハルヤはカオリが指摘
したその事実を否定する。
「ち、違うよ! それは我慢汁なんだ! 僕の我慢汁はかなり濃くてよく射精と間違われるからね!」
実際は本格的に射精の準備を始めていたハルヤのペニスがカオリから与えられた快感に堪えきれずに精子を
漏らしてしまっただけなのだが、ハルヤは苦しい言い訳で事実を否定する。
「そ、そうだったんですか。なら今度は先輩の射精を目指して頑張りますね! 我慢汁を出してくれてたってこと
は私のおっぱいが多少は効いてるってことみたいですし♡」
しかし純粋な心を持っているカオリは目を丸くしながらもハルヤの言い分を信じていた。
射精した事実を何とか誤魔化せたハルヤだったが、半端に我慢した状態で射精をしてしまったためにまだまだ
ペニスは射精寸前の状態だった。ハルヤのペニスはカオリから与えられる性的刺激で簡単に射精まで導かれてし
まうだろう。
「なら今度は手コキしてみますね♡ 手コキにも私自信があるんです♡ 告白を断った男の子も射精させてあげ
れば満足そうにしてくれますから、よく手コキしてあげてたので!」
「まっ……」
待って、と言おうとしたハルヤだったがカオリは直ぐ様ハルヤのパンツの中に手を入れる。カオリの左手がハルヤ
の睾丸を優しく包み、カオリの右手の中指と親指が輪っかを作ってハルヤのペニスの根本に当てがわれていた。
「先輩、今気持ちよくしてあげますからね♡」
「あ、ああ……」
カオリの両手がペニスに添えられた時点で射精してしまいそうになるハルヤ。止め処なく流れてしまう我慢汁で
カオリの手を汚しながら、ハルヤは腰に力を入れて射精を堪える。
「しこしこしますね♡」
カオリの言葉と共にカオリの右手で作られた輪っかがペニスの陰茎を上下するように行き来する。同時にハル
ヤの睾丸がカオリの左手でマッサージされ、睾丸が持ち上がっていく。精子を尿道に送り込むためのペニスの活
動を簡単に引き出されたハルヤはカオリの手に向かって勢いよく吐精した。
どぴゅうううううううううう!!!!!
「う、うああああ!?」
今までにない快感に晒されたハルヤが絶叫を上げて射精する。後輩の女の子の前で射精する事実に恥ずか
しさで顔を紅くしながらも、ハルヤのペニスはポンプのようにカオリの手の中へ精子を吐き出していた。ハルヤが射
精した精子の量は既に試合の敗北ラインである5ccを超えており、これがバトルファックの試合であればハルヤの
惨敗だっただろう。
「あっ、先輩の温かいのが私の手にいっぱい……♡」
カオリは顔を紅くしながら激しく射精を続けているハルヤのペニスの先端を覆うように手で精子を受け止めてい
た。
「いっぱい出してください♡ いっぱい射精してくれると私も嬉しいですから……♡」
「あ、ああっ!」
ハルヤの長く続く射精。快感で身体を捩りながらハルヤはカオリの手コキによって精を吐き出し続けていた。カ
オリはハルヤの絶頂する姿を見ながらゆっくり静かに微笑んでいる。
「先輩のイキ顔、可愛い……♡」
ハルヤの射精を受け止めながら顔を紅くするカオリ。
この日、ハルヤはカオリに向かって15分間のタイマーが鳴るまで射精し続けていた。
後日、先輩としての威厳を取り戻すためにハルヤが試験に合格したカオリとバトルファックすることになるのだが
、それはまた別のお話。