精通検査
全国精通検査というものがある。それは中学一年生になった男女がペアを組んで、男子生徒の性機能を確
認する制度であった。男子生徒が円滑に射精できることを確かめる日本の少子高齢化社会を懸念した制度
である。女子生徒には男子生徒を射精させる義務が発生し、射精させた場合には報酬がもらえる手筈になっ
ていた。
今日はその全国精通検査の日。有坂メグルは国から案内されたホテルの一室でパートナーの少年とベッドの
上で座っていた。
メグルはペアになった少年、堺ユウトの幼馴染であった。ユウトはこれから起こるであろう出来事を想像して少
しだけソワソワしている。対してメグルはこういった状況に慣れていたため、ユウトほど感情の動きは見られなかった
。
メグルは初等部からバトルファック部で活動を続けながらアマチュアの大会を連覇している猛者。競技で性技
を競い合っているメグルにとってはユウトの精通確認など児戯のようなものに感じられた。
「よりによって知り合いのユウトの精通を確認しなきゃいけないなんてね。まっ、お金も貰えるしいいんだけど」
ペアが決まる仕組みはランダムだったが、知り合いのユウトの精通確認をしなければいけないことにメグルは気
恥ずかしさを覚えている。
「メグルちゃんが僕の相手なんだ。ちょっと緊張しちゃうな」
「緊張なんかしなくていいわよ。ただ私がアンタのちんぽ抜くだけでしょ」
「い、言い方」
メグルはさっさと作業を終わらせるべく質問する。
「アンタは射精ってしたことあるの? 勃起とかしたことある?」
「射精はまだしたことないんだ。知識では検査前に知ったんだけど。勃起はしたことあるよ」
顔を赤くしながら股間を抑えてユウトが恥ずかしそうにメグルに打ち明ける。
「そ。精通検査は女子生徒が男子生徒を射精させることになってる。今からアンタは私の手によって射精するの
。準備はいい?」
「う、うん」
「ならズボン脱がすわよ」
メグルはユウトのズボンを脱がす。露わになったユウトのペニスは既に硬くなっており、上を向いていた。
「もう勃起してるじゃない」
「う、うん。メグルちゃんと今からえっちなことしちゃうと思うとこうなってた」
「これならやりやすくていいわね」
メグルはユウトのペニスに慣れた手つきで触れていく。メグルのひんやりとした手がペニスに触れた瞬間、びくん
とユウトは身体を揺らして反応してしまっていた。
「アンタはこういうの初めてだと思うけど私は初等部からバトルファックの選手だからさ。同世代の男の子、結構
射精させてきてるのよ」
「う、うん」
生唾をごくりと呑んでユウトがメグルの言葉に反応する。
「だからすぐ精通させてあげる。巧いからって引かないでね。そういうの知り合いに思われたら私でも傷つくし」
「ひ、引かないよっ」
ユウトの勢いの乗った言葉にクスっと笑みを見せるメグル。
「なら遠慮なくやらせてもらうわよ。こうやってアンタのタマタマを手で優しく揉み込んで……」
「く、くすぐったいよぅ、メグルちゃん」
「ふふっ、くすぐったいだけ?」
「あ、あれっ?」
メグルはユウトの睾丸を手で転がしながら、上へと持ち上がっていくユウトの睾丸を眺めていた。
「今、アンタのタマタマが精子をちんぽに送り込んでるのがはっきり分かるわ」
「ど、どうして分かるのっ?」
快感で声を震わせながらユウトはメグルに尋ねていた。
「この前バトルファックで射精させた人とアンタのちんぽの動きが同じだからよ。アンタのちんぽ、私の必殺技中出
し手コキで瞬殺したげる」
メグルの右手がユウトの陰茎に絡み付き、左手が鈴口に添えられた。そして水を吸い上げるポンプのように一
定の動きでユウトのペニスの根本から先端を搾るように右手を動かす。
メグルの必殺技の一つである中出し手コキ。右手で女性器の狭まるような感触を再現し、左手の指先を子
宮口のように当てがい手コキすることで膣の動きを再現したメグルの技。初等部の学生がこの技を喰らえばたち
まち射精してしまっていた。メグルのバトルファックの勝率が100%なのもこの技で少年たちを骨抜きにしてしまって
いたからである。
無論、ユウトも例外ではなかった。ただメグルの手が自身のペニスに触れただけで多大な反応を示していたペ
ニスが限界まで反り返って、すぐに脈打ち始める。ユウトは本能的に腰を動かして、メグルの手コキに合わせて抽
送を繰り返した。
「勝手に腰がっ」
反射的にメグルの手の中で腰を動かしてしまうユウト。メグルの指先にはユウトの多量の粘っこい我慢汁が当
たって、ユウトの興奮がメグルにもはっきりと伝わっていた。
「出していいよ、ユウト。右手どんどん狭めて追い詰めてあげる」
「あっ、それ、やばっ」
「はい。精通完了ね」
メグルが宣言と共にユウトのペニスに絡み付かせていた右手を捻るように回した。
「あああああっ!!!」
メグルの不意に動いたリズミカルな手に動きにバトルファック選手でもない普通の少年であるユウトはたちまち
限界を迎えてしまう。
ぴゅっ。
ユウトのペニス、鈴口から放たれる一滴の白い雫。
「あれ? もっといっぱい射精しちゃうと思ったんだけど。初等部の子もこれでタマタマの中空っぽになったのに」
メグルは不思議な顔でビクン、ビクンと未だ手の中で震え続けているユウトのペニスを見ていた。
「でもこの粘っこいのは精子よね♡ これでユウトも男の子から男になった。私の手の中で男になったのはちょっと
嬉しいかも」
ユウトが出した精液を弄びながら微笑むメグル。
「きっとユウトはまだ射精慣れしてないのよね。だからあんまり射精できなかったと思うのよ。だからもっと興奮させ
ていっぱい射精させてあげる。この射精量じゃ少な過ぎてお金貰えないかもしれないし」
「ああっ。メグルちゃん、もっとして。もっと気持ち良くしてっ」
ビクン、と上下に揺れ動いて震えているペニスをメグルに向けるユウト。犬のようにおねだりして腰を突き出して
いるユウトにメグルはブラウスをはだけさせて、おっぱいを晒した。
「大丈夫。プロに任せて。ユウトはいっぱい気持ちよくなって」
「う、うん」
メグルのたわわなおっぱいを見て、ユウトのペニスは再び元気を取り戻していった。
「次はパイズリしてあげる。天国見せてあげるわ」
メグルは胸を寄せ上げて、ユウトのペニスを挟み込む。
ずちゅ、ぐちゃ。
水気を含んだ音が部屋に響く。
メグルの乳肉がユウトのペニスを包み込み、柔らかい感触が陰茎を圧迫した。
初めての感覚にユウトは身体を震わせている。
メグルは左右の乳房を交互に動かして、ユウトのペニスを刺激した。メグルがユウトのペニスを擦っていく度に、
ユウトの身体がびくんと跳ねる。ユウトの反応を見ながら、メグルは更に乳圧を高めていった。
「どう? 私のおっぱい、気持ち良い?」
「き、気持ち良すぎるよっ。メグルちゃあんっ」
ユウトが快楽で身体を震わせながら、メグルを見つめる。
「そっか。なら良かった」
そう言ったメグルの笑顔を見た瞬間、ユウトの身体の奥底から熱いものがこみ上げてくる。中学生とは思えな
いメグルの発育の良い身体とバトルファックで培ったテクニックにユウトのペニスはあっさり暴発した。
どくっ、びゅくっ、びゅるううううう!!!
メグルの胸の中でユウトのペニスから大量の精液が放出され、メグルの顔に飛び散っていた。突然のユウトの
射精にメグルは驚いた顔をしたが、すぐにその表情は淫靡なものに変わる。
メグルはペニスへと舌を伸ばし、飛び散ったユウトの精液を舐め取っていった。ペニスの鈴口に舌を添えて精液
を舐めるメグル。
その姿にユウトは更なる興奮を覚えていた。
ユウトのペニスは射精しても硬さを失うことはなく、勃起し続けている。
「いっぱい出したね、ユウト」
「ごめん、メグルちゃん。我慢できなくて」
「いいのよ。ユウトは素人だし、私の責めに耐えられないのは当たり前だもの」
メグルは優しくユウトに語りかけ、頭を撫でた。ユウトのペニスが再びメグルの胸に挟み込まれ、そのまま上下
運動が始まる。メグルはユウトを射精させるためだけに動き続けた。その動きにユウトはあっさりと絶頂に達してし
まう。
「また出るっ!」
「いいよ、ユウト。いっぱい出して」
ユウトは腰を突き出し、再び大量にメグルの胸の中に精を吐き出していく。その後もメグルによる搾り取りは続
き、何度もメグルの胸の中で果て、ようやくユウトの射精が収まった。
「お疲れ様、ユウト」
メグルはユウトの身体をタオルで拭いて、微笑む。
「今日はありがとう、メグルちゃん」
「いいのよ。私も楽しかったし。検査だし」
ユウトの精液まみれになった自身の胸元をティッシュで綺麗にしているメグル。そんなメグルの姿に再び興奮し
てユウトは再び自分のペニスが勃起しないように押さえていた。