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「ござる~♡」口調のくノ一乳魔に、おっぱい誘惑に乳催眠と母乳の霧でメロメロ幻惑され、分身授乳ぱふぱふとパイズリ忍法で甘々骨抜きされてしまうお話。

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「よし…、もう少しで森を抜けるぞ…。なんとか野宿せずに次の街へ着きそうだ……」

鬱蒼とした森の中、一人の少年が森の出口へと向かっていた。

跳ねた枝葉で傷を作らないように細かに掻き分け、転倒しないよう落ち葉や枝が作り上げた天然のカーペットを一歩一歩着実に踏み慣らしながら、慣れた脚付きで森を進む。

その足運びや、周囲への警戒を怠らない集中力は、その少年の年若い容貌にはとても似つかない。

まるで、手練の冒険者のような雰囲気を醸し出す――。それもそのはずだ。

この世界には、闇をもたらす魔王を討つべく、故郷の王により勇者の資格を与えられた者達が存在する。

勇者は神託により選別され、中にはまだまだ歳場も行かない、俗に少年勇者と呼ばれる勇者達も含まれる。彼もまた、その一人だ。

勇者として鍛錬を重ね、多くの冒険を経験した彼は、各地方、各国より排出される勇者の中でも、より洗練された者しか名乗る事を許されない、上位勇者と呼ばれる程の猛者にまで昇り詰めた。

上位勇者ともなれば、冒険の最中に様々な恩恵が受けられる。金銭・武具・休息――。様々な面でその待遇は大きく変わる。

しかし何よりも彼ら勇者が『上位勇者』を目指す理由は、自分の強さや、誇りの高さを証明するためであり、上位勇者であることを示す勲章は、例え『一生遊んで暮らせる金銭』を目の前で積まれても手放すことはない、とされる。

――しかし、その一方で、上位勇者は、魔王軍からその身を狙われるようになる。

例えば人間の世界では、凶悪な犯罪者は名を、顔を貼り出され、その一面には仰々しい『WANTED』という文字と共に懸賞金を付けられる。

そして。人間と敵対する魔族にとっては上位勇者こそが『WANTED』と言える存在なのだ。

彼らは魔族から、名指しでターゲットにされてしまうことも少なくない。

そしてそれは当然――……森を進む、少年勇者もまた、例外ではない――……

「あいや、またれいっ!」

「……?」

あと少しで森から抜けられる。そんな時、彼の足をとある声が呼び止める。

「ふっふっふ…その御顔……勇者『クレア』殿とお見受けするでござる…♡」

(…女の人の声…!?それに今、僕の名前に……勇者って……くそっ、魔王軍の刺客か…!?)

その声はとても可愛らしく、声色を調整でもしていない限りは、声の主は人間で言うと二十にも満たない程の年齢だろう。上位勇者である彼からすれば、本来であればそう警戒するような声ではない。

だが、『クレア』という自分の名前に連なり発言された「勇者」という単語、そして「お見受けする」という、明確に自分をターゲットとした場合に発せられるような言葉に、クレアは今まさに自分が狙われているという確証を持って、周囲を警戒し、背負った剣に手をかける。

(今の喋り方…何回かギルドや酒場で聞いたことがある…確か東の国の、サムライにニンジャって名前の、剣士やアサシンの人が使ってた……。)

クレアは声の主の独特の口調から、まだ見ぬ敵の正体を予測する。

真っ先に思い浮かべたのは、遠く離れた異国、東の国の戦士……その中の、ニンジャという存在だった。

彼の記憶の限りでは、ニンジャとは、闇に紛れ隠れ潜む存在として認識している。

どこからとも無く聞こえてくる声に、独特の言葉遣いから――おそらく声の主の正体は、件のニンジャという存在だろうと、クレアは判断する。

そして、記憶の中の少ない情報を辿り、今までに出会った東の国出身の人間の服装から、大凡の姿を脳裏にイメージし、周囲を見渡す。しかしその声の主の姿は見つからない。

「ふっふっふ…♡噂に違わぬ、凛々しく、そして愛らしい顔つき…♡――が、その一方で…姿の見えぬ敵に、僅かな恐怖心と焦燥も抱いているでござるな……?全く…なんとも初々しく、可愛らしい…♡そのような顔を晒して出歩いては…サキュバスの格好の餌食でござるぞ…?」

(サキュバスの餌食…そうか、この人……!だとしたら、…くっ、かなりまずいぞ…!)

更にクレアは、その発言内容から、声の主がサキュバスであると理解する。

サキュバス――。それは、魔性の魅力で男を誑かし、身も心も魅了するという魔物。

そのサキュバスが、まるでニンジャのように姿を隠し隙を伺っているという、この上ない危機的状況に、彼は置かれていた。

「ふふ……♡」

「ははは…♡」

「くすくす…♡」

「くっ……?」

ひゅうううう……と木々を間を吹きすさぶ風。それに合わせ、声の主は異なる笑い方で、まるで、刺客が何人も居るかのように声を反響させる。森の木々の音と同調するように、虚空が話しているかのように、その声は周囲一体に響き渡る。

「ど、どこだ…!?でてこい…!」

森と一体化した声。まるで森そのものに語りかけられているような不気味さに、クレアは精神的に追い詰められ始める。

上位勇者と呼ばれても、まだその内心は年若い少年だ。得体の知れない恐怖に置かれると、どうしても対応策に行き着くまでに恐怖と焦燥が心を支配し始めてしまうのだろう。

しかしそれでもクレアは心を折ることなく――声の主を察知しようと、宛もなく虚空へと声をかける。

「ふっふっふ…♡出てこいと言われて姿を表すうつけなど居るはずもないでござろう…♡このまま憔悴しきったところを狙わせてもらうでござる……♡」

「ふふふ…♡吐息やフェロモンの、あまぁい匂いを風に乗せて送り…まずは心をとろんとろんに蕩かして…♡」

「う……」

「体も我慢できなくなって、御腰をもじもじさせ始めたところを…そっと胸に抱き寄せて……わきゃっ!?」

「え……?」

余裕たっぷりに響き渡る声に続く、なんとも格好の付かない声。それと同時に、近くの藪に何かが落ちてきたような音と、ここまで伝わるような衝撃が地面に走る。

「もし…かして……」

その藪の上の木の幹をクレアが見上げると、そこには湿った落ち葉がたっぷり降り積もっていた。

おそらくはそれを踏み、足を滑らせたのだろう。

「う、うう……はっ!?」

「……」

強く打った腰をさすりながら、藪から一人の女性が姿を表す。その姿は、イメージした通りの黒い忍装束。

最大限の動きやすさを追求したようなそれは、その動きやすさに比例するように露出度も高くなっていた。

上半身は素肌を魅せつけるように肩を出しており、脇の付け根なども一切隠すことなく露出されている。

脇から少し横へ進んだ胸部分は、脇側――つまり真横から覗くように見れば、胸の横部位がそのまま見え隠れする程に露出度が高い。一般的に腋の下と呼ばれる部位から、胸と呼ばれる部分に変換していく境界線など、一切隠れていない。

そんな忍び装束は、鎖帷子の上から羽織られており、豊満な胸はその深い谷間も見え隠れしている。

下半身はショートパンツのような、太ももの付け根と股間、そのほんのすこし下だけを覆う程度といった風体。真っ白で肉付きの良い太ももは、これもまたワザと魅せつけるように露出されている。

そして、二の腕から指先、膝より下を包むように腕と足にはそれぞれ黒い腕袋や、ストッキングのようなものをまとっており……それら全ては、おそらくは東の国にて用いられる上質な布で出来ているようだった。

(あの黒い羽…角…、それから……。………っ……やっぱりサキュバスか……!)

そして、その風貌の特徴から、彼女が人間ではなくサキュバスであるという事がわかる。

その見た目は、やはり二十には満たないようで、やや小柄な身長に金髪とオレンジの中間のような色合いのショートカットを揺らす愛らしい表情には、僅かに大人っぽいような妖艶さも含んでいるが、やはり比率で言うと遥かに明るげな愛らしさが上回る。道行く人々が見惚れ、そして元気を分けてもらえるかのような顔つき。

だが、腰から両翼に生え揃った、コウモリのような翼。こめかみ部分から、まるでアクセサリーのように頭頂部に沿って向かい合うように生えた二本の黒い角。そして……

ぽよんっ……♡

「………っ」

おおよそ人間の女性の限界を越えた、豊満な…いや、豊満すぎる、胸。

鎖帷子と、忍び装束で覆われているにも関わらず、その一房は彼女の頭部と同じくらいに大きく、巨乳という表現を越えた…いわゆる爆乳を携えていた。

そしてクレアは…そういった容姿をつい目で追ってしまっていた事に気付く。

(い、いや……敵がどういった姿なのかを知らないと…こっちが不利になるんだから…当たり前のことだ……!)

紅く染まっている頬に気付くことなく、クレアはそう自分に言い聞かせる。一方で――

「うぐぐ…とんだ失態を……。まぁ失敗は成功の母とも言うでござるし…今後に活かせばそれでいいでござる……」

忍者という、闇に生きる存在であるにも関わらず聞き惚れるような明るい声色で自分の失態をくやみつつ揚々と立ち上がるサキュバス。そして少し遅れて、目の前に少年勇者が居ることに頭が回りだす。

「……はっ!?……よ、よくぞ拙者の姿を暴いたでござるな…!流石は勇者クレア殿……!」

「え、えっと……うん…」

自分から落ちてきたのではないと誤魔化そうとしたいのだろう。

そんな姿に、クレアはなんと言えばいいのかわからないような言葉しか出すことが出来ず、変に冷えた空気がその場に漂う。

「あ、あの…僕、先を急ぐから…」

間抜けな声と共に藪に落ちたサキュバスを相手に、すっかり気が抜けてしまった彼は、とても彼女に剣を抜く気分にはなれず、流れのままにその場を後にしようとする。が――

「い、いや待たれい!逃しはせぬぞ!拙者はサキュバスでありながら忍の術を身につけたくノ一サキュバスが一人!ふっふっふ……勇者殿…そなたをこの手練手管にて、手籠にするために参上仕った……!」

(…やっぱり、このまま流れのままに、とは行かないか……。)

(それにしても……)

牽制するようにクナイを構えるくノ一サキュバス。しかしその構えはかなり御座なりだった。

「お世辞にも「忍の術を身に着けた」と豪語した割には…正直なところ、只の子供の忍者ごっこにしか見えない」と、少しでも武術を心得た人間なら、誰もが思うような構え。

そして、先程から語尾につけるわざとらしい忍者言葉。これらを踏まえると、おそらく彼女は忍者に憧れたは良いが、師と呼べるような存在も居ない、独学である程度の修行をしただけの、謂わばくノ一モドキのようなものだと、クレアは考察する。

(でも…さっきの森と一体化したような術は本物だった…。おそらくはその一点に関してはくノ一と自称する程の腕前なんだろうけど…。)

「い、いくでござるぞ……ちぇええええいっ!!」

(運が、良かった……!)

キィンッ!!

「はえ……?」

一閃。くノ一サキュバスにとっては鋭い金属音と、腕に僅かな痺れを感じただけの、刹那の出来事。

一瞬にして彼女のクナイは、クレアの目にも止まらない剣術によって弾かれ、そのまま地面に突き刺さっていた。

「な、ななな…な……」

くノ一サキュバスが、その実力の差を知るには、十分だった。今まで持っていたはずのクナイが手元にはなく、徐々に脳内で先程の金属音と腕のしびれと合わさり、何が起こったか、状況を理解すると同時に、彼女の顔は瞬く間に青ざめていく。

(あのまま、隠れ潜まれてたらこうも簡単には行かなかったな…。)

御座なりなクナイ術だからこそ一瞬で勝負はついたが、もしあのまま隠れ潜まれたまま、死角を狙われていたらどうなっていたか……。敵であるくノ一サキュバスのドジに救われたという、なんとも複雑な感情のままに、クレアは剣を鞘に戻す。

「ひ、ひええええー!ご、御慈悲をー!」

「命までは取らないよ。このまま引き下がってくれればね。」

無益な殺生は好まない。いや、出来るだけしたくない…。年相応の、甘さにもつながる情と共にクレアはその場を後にしようとする。

「……ま、まってくだされ…!」

「?」

「見事…見事でござる…。先程の剣筋に加え、敵である拙者を見逃す懐の広さ…御見逸れいたした…。どうか、どうか何卒お礼を…!」

「良いよ、お礼なんて…。どこかに行ってくれればそれで…」

もう自分を狙わないのであればそれでいい。と、伝えそのまま去ろうとするクレア。しかし――

「いや、それでは拙者の気がすまないでござる…。そうだ!拙者が以前、正真正銘の忍者から貰い受けた秘伝書…。それをお譲りするでござる…!」

「忍者の、秘伝書……?」

少年心をくすぐる魅力的な言葉に、クレアは思わずピクッと反応し、くノ一サキュバスの方を振り返る。

「……さようでござる!えと…しばしお待ちを…」

「――確か……懐に…♡」

ぐいっ……

「……っ!?」

そう言いながら、少し前かがみになり、懐に手を入れるくノ一サキュバス。忍び装束の胸元を少し広げ…鎖帷子と、装束の間に、すっと手を入れる……。

たぷっ…♡

「あ…う……っ」

(ふっふっふ~~~…♡)

手の動きに押され、前かがみになった影響により、くノ一サキュバスの零れ落ちそうな程の爆乳が、たぷたぷ…ふにゅふにゅと、揺れ動く。

見るからに柔らかな胸が、まるで突き立ての餅のように…腕の形にそって、むにゅりと形を変えていく。

「……♡どうしたでござるかぁ……?勇者殿……♡」

いくら性に関する価値観の違うサキュバスであっても、本当に礼をするためなら、人前でそんな大胆な行動に出るはずもない。

そう、これは罠――。興味を引くような言葉を持ちかけ、自分の魅力的な体を魅せつける、くノ一サキュバスのハニートラップだ。

(ふっふっふ…♡やはりこの乳の色香には弱いご様子…♡先程の可愛く紅潮した御顔――拙者は見逃しておらぬでござるよ……♡)

「…あれぇ…?おかしいでござるな…♡確か…ん…♡この…辺に…♡」

(ちょ、ちょっと…っ!?)

くノ一サキュバスの手は更に奥へと沈んでいく。彼女はわざと火照ったような媚声を伴わせながら、つぅ…つつ…♡と爆乳に指を這わせていく。そしてやがて、その仕草は……見ようによっては、脱衣のようにも見え始める……。

(だ、駄目だ…見るな……!こんなの、明らかに……罠……)

このままではいけない。そう思いながらも、クレアはすっかりその光景に魅入ってしまう。

「んん……無いでござるぅ…♡ひょっとして…もう少し…奥だったで…ござるかな…?♡」

くいっ……♡

「……っ!?」

そしてより深く懐まで手をいれるため…くノ一サキュバスは装束を更に深く広げようとする。

それはもはや、『懐の中の巻物を探す』という体をなしてはいない。

「え…え……?」

胸元を起点にまくり上げた忍び装束は、まるで開ききった花弁のように両肩にまではだけられていた。

そんな、花弁の間からは、もはや隠れもしない……鎖帷子越しの柔肌が顕になる――

「んん…クレア殿ぉ…♡申し訳ないでござるが……どうにも見つからぬ故……一度…装束を……失礼するでござるぅ……♡」

「っ!?だ、だめ……待ってっ…!?」

甘い声で、クレアの名を囁くくノ一サキュバス。そして…まるで花魁が自分の美しい肌を魅せつけるように…。花弁は、腰に巻いた帯でなんとか止まっている程度に開き切る――。

「―――――っ……」

そして…その花弁の動きに合わせ、ゆらり…♡たぷん…♡と…くノ一サキュバス自慢の爆乳が、たわわに揺れ動く。その白い柔肌の表面には、つつ……と汗が垂れ落ち、この上なく妖艶な姿を魅せつける――。

そんな、汗の雫に濡れる胸が視界に入った瞬間……クレア見惚れるのではなく、許容量を超えた羞恥心からその光景を直視しきれなくなり、思わず顔を背けてしまう。

そう……。

「……♡」

眼の前の『サキュバス』が…明らかに胸を強調する仕草を取っているにもかかわらず…

ただただ、無防備に―――……

そして、そんな決定的な隙を――『サキュバス』である彼女が、見逃すはずもなかった。

「隙アリで…ござる……♡」

「え……」

がばっ……♡

むにゅうううん……♡

「んっ…む……!?」

クレアの顔が、なにか柔らかい…途方もなく柔らかいものに包まれる…。

突き立ての餅のような…ぬむぬむと沈み込む感覚と、ぱつんっ…と跳ね返す弾力を持った。心地いい柔らかさ……

その柔からさは、焼き菓子のような、濃厚で穏やかな甘い香りを携え…クレアの嗅覚を、優しく包み込んでいく……

「あ……ふあ……♡」

「ふふ…♡良い子良い子……♡そのまま…そのままでござるよ……♡」

心地いい感触と匂いに、意識が蕩けかけるクレア。そして、後頭部に、また別の感触を感じた、その瞬間――

(………。……しまっ!?)

ドンッ……!

「とと…♡」

一瞬…。クレアは、その柔からさと、甘い香りにうっとりと身も心も、委ねかけてしまった。

しかし後頭部に感じた感触でその正体に咄嗟に気づき、クレアは両手で眼の前の「柔らかさ」と「甘い香り」の正体を弾き飛ばす。しかし――

ぽわわん…♡ふわん…♡

「う……っく……!」

頬に残った柔らかい感触…。嗅覚に染み込んだ甘い香りの名残は、彼の顔に残り続けてしまう。

「こ、このっ…!」

「ふふ…惜しかったでござる…♡」

眼の前の存在を弾き飛ばした、その場所から。

聞き慣れた明るい声が聞こえる。そう…その正体は、誰あろう、くノ一サキュバス。

そして、心地いい感触と甘い香りの正体は、他でもない――

たぷっ…♡

(うっ…………)

たわわに実り、重力のままに舞い揺れる、くノ一サキュバスの誇る爆乳だった。

鎖帷子越しのその双丘を改めて確認することで、クレアは顔に残る感触と香りが、『それ』により与えられたものだと、再度自覚してしまう。

そして、蕩けかけ、正気を取り戻したクレアを見つめるくノ一サキュバスの瞳は、既に先程までの慌てふためき「どうかお礼を」と大慌てだった彼女のものではなく…。その声色と同時に、天性の愛らしい明るさに、今の状況を楽しんでいるような妖艶さを加えたものへと変わっている。

「乳魔忍法・甘包みあまづつみ……♡油断した勇者殿の御顔を、ふんわりと…あまぁく……我が乳にて抱き包むつもりでござったが…流石はクレア殿…♡腕を後頭部に回し込む前に気づかれてしまったでござるな……♡」

くノ一サキュバスは、さもそこにクレアの顔があるかのようなジェスチャーで、やんわりと、虚空を撫で下ろす。その光景にクレアは一瞬心を奪われかけるも、ブンブンと頭を振り、なんとかここでも正気を保つことに成功する。

「く、くそっ…木から滑り落ちたのも…未熟な構えも……ぜ、全部…え、演技…か!」

「……。……ふっふっふ!その通り!全てはクレア殿を油断させ、この乳にて篭絡するための下準備にござる!!」

返答を考えるかのような一瞬の間の後に、勝ち誇ったようにカラカラと笑うくノ一サキュバス。

そう、彼女の言う通り、これまでの全ては彼を油断させるため……

と言ったことはなく…おそらくは、全て素ではあったのだろう。滑り落ちたのも、未熟な構えも、実力の差を思い知ったのも事実。ただ――

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そしてクレアは…そういった容姿をつい目で追ってしまっていた事に気付く。

(い、いや……敵がどういった姿なのかを知らないと…こっちが不利になるんだから…当たり前のことだ……!)

紅く染まっている頬に気付くことなく、クレアはそう自分に言い聞かせる。

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自分の、舞い揺れる爆乳をはじめとした肢体に、彼が見惚れてしまっているのに気付いていたため、作戦を変更しただけの話だ。全ては彼が胸に見惚れていなければ…起こり得なかった事。

勝ち誇り、態度を一変させるくノ一サキュバスに、クレアもまた、あれは演技などではなかったのだと。彼女の実力は、本来自分よりも下なのだと察する。だからこそ――

(く、く…そっ…!悔…しい!)

態度を一変させたくノ一サキュバスへの憤りと、胸に見惚れてしまった自分の未熟さへの後悔があいまい…クレアはこの上ない恥辱に支配されてしまっていた。

「さぁクレア殿…?こうなってしまえば、もはやそなたは拙者の掌の上にござる…♡」

「ふ、ふざけ……」

ふわぁん…♡ふにゅん…♡

「あ…くっ…!」

体に力を入れようとしても、まださっきの『乳魔忍法・甘包み』の甘い毒はクレアを蝕み続けている。

頬でふにゅん…♡と潰れた胸の柔らかさと、ふわりと漂った甘い胸の匂いが残響し続け、力が入らなくなってしまう。

「ふっふっふ~♡すんでの所で避けたとは言え…一度顔に残った拙者の胸の残響は…中々払いのけれるものではないでござるよ…♡」

勝ち誇った表情で、くノ一サキュバスは腕を組みその上に爆乳を乗せ、たぷたぷっ…♡と強調して見せる。

「拙者はサキュバスの中でも、乳に特化した術を得意とする亜種――。クレア殿ほどの勇者殿なら、聞いたことくらいはあるはずでござる…♡」

「乳魔…♡という名を……♡」

「さぁ勇者殿…?甘い乳による乳魔忍法の数々…♡その身を持って、味わうが良いでござる…♡」

「だ、誰が…!」

「意地を張っても無駄でござるよ♡既にクレア殿の心は、我が乳の虜になりつつあるでござる…♡なにせクレア殿は、まだまだ歳場も行かぬ少年勇者殿…♡幼子は…あまぁい乳には勝てぬのでござる……♡それが証拠に…。ほおら…我が乳を…じっと見るでござる…♡」

「な……!なにを……!?して……」

くノ一サキュバス…いや、くノ一乳魔は、クナイで鎖帷子に切れ目を入れだす。そしてその切れ目からは……生の爆乳がぽよよんっ…♡と飛び出す。

「あ………」

忍び装束。鎖帷子。その奥でずっと眠り続けていた、生の乳房――。しっとりとした白い肌に、ぷっくりと膨らんだ乳首を備えた、たぷんたぷんの、柔らかな双丘――。

それを見た瞬間、クレアは胸以外の物が視界に映らなくなってしまう。

「ふふ…良い子でござるな、クレア殿…♡そのまま…じっと…♡じ~っと…見つめるでござる……♡」

甘い言葉で、幼子を愛でるようにクレアを褒めながら…彼女は両腕を上にあげ…背泳ぎのような姿勢で腕を頭の上で交差させる。

「あ…うぅ……な、なにを……」

一切の障害物を消し、あるがままに胸を魅せつけるような、魅惑的な仕草。たゆたゆと揺れる胸はもはや何物にも隠されることはなく…重力のままにぽよん…ぽよんと揺れる。

「ほおら…もっと…もおっと……♡じっと見るでござる……♡」

たゆん…♡ゆさ……♡

「うあ……」

くノ一乳魔は、腰を少しひねり…胸の揺れをだんだんと大きくしていく。ゆさ…ゆさ…♡と…

巨大で、柔らかく、形の良い爆乳がスローモーに、規則的に揺れるその様から、クレアは目が離せなくなっていく…。

たゆ…たゆ……たゆゆん……♡

「――――――――……♡♡♡」

ぽよん…♡ゆさ……♡

「ふっふっふ……♡良い子でござるな…♡そう…そのままでござる…♡じっと、じ~っと…乳だけを見つめるでござるよ…♡」

踊り子の踊りに見惚れるように…華麗に舞う、蝶の求愛ダンスに見惚れるように……その心地良さを触らずとも脳裏に刻み込むような優雅で、淫靡な乳の舞…。もう、クレアの脳には、目の前の胸のことしか無い……。

「さぁ…堕ちるでござる…♡乳魔忍法――……」

乳催眠ちちさいみん……♡♡♡」

ゆらぁん…♡  ゆらぁん……♡

「ふあ……あ……♡」

ゆらり、ゆらり…たぷん、ぽよんと……規則的に揺れる胸…。その単純ながらも、視界に入っては消え、消えては入る視界を妖しく揺する胸。

――クレアは、それを脳で処理するのが、だんだんと億劫になっていく…。

やがて…眠る時に、だんだんと瞼が重たくなっていく時のような感覚と似たものを感じ始める…。

「ふっふっふ…♡乳に心を奪われ…じっと見つめたが不覚でござる…♡優しく妖しく揺れる乳振り子の虜でござるな…♡さぁ今度は…」

「乳の香りに…微睡むと良いでござる…♡んっ…♡」

「ふあ……」

乳催眠による、うとうととした甘い眠気に堕ちたクレアには、くノ一乳魔が何をしようとしているのかわからない。その一方で…彼女は一旦、乳催眠を止め、ぷっくりと膨らんだ乳首を指でつまんでいた。

根本をつままれた乳首の、先端の乳腺――。爪の先程の割れ目が、しっとりと…濡れ始める――

……そして――

「甘くて優しい乳の香りに包んであげるでござる……♡乳魔忍法……♡」

乳霞ちちがすみ……♡♡♡」

ぷしゅー………♡

「……っ?」

(なんだ……これ………!?)

露出された乳首。その乳首が僅かにぶるっ…と動いたかと思えば、乳首の先端の割れ目から、じんわりと、スポンジケーキの生地のようなうっすら黄色に色づいた白い母乳が滲み出し……そして、その母乳が蒸発し、水蒸気になるように…母乳の色と同じの『母乳の霧』が周囲に満ちあふれていく――

ぷしゅうううう…♡ふわっ…♡ほわあぁん……♡

「あ……ふあ……ぁ♡」

(なに、これ……♡すごく…優しくて、甘い匂いがする……♡それになんだか…目の前が白い…。まるで……雲の中にいるみたい……)

ぷしゅうううう――♡ふわっ…♡ふわふわふわぁん……♡

(良い匂い…どんどん、濃くなってく…。なんだか、あったかくて…気持ちいい……)

「ふあ……あ……」

「………ふふ…」

「ふふ♡ふふふふふ~…♡疑いもせずにたっぷり吸ってしまったでござるな~~~……♡」

母乳の霧に包まれたクレアを見ながら、くノ一乳魔は、もう辛坊たまらないでも言わんばかりの歓喜に満ちた声をあげる。

「乳魔の母乳で出来た霧を吸ってしまうなどと…♡一体何を考えているのでござるか~~~?ふふふふ~♡♡♡」

挑発的なくノ一乳魔の声は、母乳の霧の中でうっとりとするクレアには聞こえない。それは、くノ一乳魔も承知のことだ。

人はこれは夢かと思う程に幸福なことがあった時、頬をつねるなどしてそれが本当に現実なのかを判断する。

今のくノ一乳魔のように、目の前で起きている事実を繰り返すことで改めて認識し直す、という行為も、その一環として用いられる行為だ。

つまりはそれだけ…上位勇者であるクレアが、自らの『乳魔忍法』の虜になったことが嬉しくて仕方がないのだろう。

「んん~…♡ふっふっふ…♡我々乳魔の母乳は、相手の心をとろんとろんに蕩かし…♡甘えん坊に変えてしまうのでござるのに…♡それから生じた…母乳の霧に、そんな無防備に包み込まれてしまって…♡はぁう…♡かわいいでござる~~~♡」

母乳の霧に包まれ、微睡むクレアをくノ一乳魔はまるで生まれたての子犬を撫でるかのような声色と共に見つめる。今までの彼女からは考えようのなかった、母性を含めて……。

――本来、乳魔とは母性の塊であり、専門家と言っても差し障り無いほどにクレアのようなまだ歳場の行かない少年勇者を狙う。彼女もそれに漏れず……今この時を夢に見て、クレアの前に姿を表したのだ。

「ふふふ~♡ぽよぽよ乳催眠と、ふわふわ乳霞による甘い微睡み…♡これぞ乳魔忍法奥義……」

乳源郷にゅうげんきょう……♡でござる…♡♡♡」

「そしてぇ…♡この乳源郷は…この最後の一手を持って、完成するでござる…♡」

「ほおら勇者殿~♡こっち…♡こっちにくるでござるよ~♡」

「ふあ……」

「もし、このまま眠りに堕ちたらどれだけ心地いいのだろう…。」そんなクレアの耳に、自分を呼ぶ、優しい声が響く…。優しくて…そして底抜けに明るい、聞いているだけで、安心するような…身を任せたくなるような声……。

そして、彼はゆっくりと、千鳥足のように、その声の元へと歩を進めていく…

「そうでござる、そうでござる~♡ほおら…そのまま真っすぐ…♡転ばないように気を付けて……♡」

「こ…こ……?」

そうしてクレアは、呼ばれるがままに、くノ一乳魔の直ぐ側にまで辿り着き――

「ん~♡そうでござるよ♡」

「ここ…♡」

「ここで……」

「ご・ざ・る~~~♡♡♡」

ふにゅん……♡ぎゅうううう~~~~♡♡♡

「ふあ…ふああああああ……♡♡♡」

その顔をついに、くノ一乳魔の魅惑的な爆乳に包み込まれてしまう――。

「ん~~~♡良い子、良い子でござる~♡♡♡」

なで…なで……♡

(ふあああ…♡むにむにして、ふわふわしてて…あったかくて…良い匂い……♡)

しっとり、すべすべ。ふわふわ、むにゅむにゅの爆乳は、一瞬でクレアの心を奪う――

「はあ~♡本当に勇者殿は可愛いでござるな~…♡乳に…おっぱいに弱いと知った時から、実は拙者、辛坊たまらなくなってたでござる…♡勇者としての凛々しさと、年相応のあどけなさだけでもどう堕とそうかと楽しみにしていたのに……♡」

「その上…倒した相手の命を取らぬ甘さと優しさも見せた上に…あまつさえ乳を見て顔を背けてしまう初々しさ……♡拙者に備わりし乳魔の本能にきゅんきゅん来たでござる~~♡♡♡」

まるで愛好家が子猫を抱くように、慈愛と興奮に満ちた顔でクレアを抱きしめるくノ一乳魔。甘く、優しく、心地いいその胸でクレアを抱いたまま、ダンスでリードするかのように、彼の負担にならない範囲で小刻みに足を動かし、自然と喜びを表現する。

「ん~~~~♡んん…♡…はぁ~……♡♡♡」

その間、忘れていた呼吸を一度にまとめたようなため息をつく、くノ一乳魔。

そして自分の胸に顔を預ける感触と、うっとりとした表情を再確認した後…その目は年相応の明るさに満ちていたものから、段々とその比率を、穏やかな慈愛に満ちた物へと変わっていく……

「ふあ…はふぅ……♡」

「……ふっふっふ…♡勇者殿…?もう眠い眠いでござるな…♡でも…眠る前には、ちゃんと栄養を取らないとダメでござるよ……?♡」

そう言うと、くノ一乳魔はそっとクレアの口元に爆乳を――、ぷっくりと膨れた乳首を近づける。

「乳魔忍法……甘え子雫あまえごしずく…♡」

デレデレの頬を更に緩ませ…くノ一乳魔は乳首の周囲――、乳輪付近をむにぃっ……と摘み上げ、乳腺を刺激する。すると――

とろっ…♡とろとろん……♡

「あ………」

「ふっふっふ~♡ほおらクレア殿…♡さっき御身をぽわんぽわんに包み込んだ母乳の霧…♡その霧の…原液でござる……♡甘くって、ねっとりとしてるでござろう…♡」

ふわっ…ぽわわわぁん……♡

(ふああ…さっきより…ずっと甘くて…良い匂い……♡)

「栄養満点で、滋養強壮効果もたっぷり…♡眠る前にこれを飲めば……と~っても…良い気持ちで眠れるのでござる…♡」

「ほらぁ…♡色も見るでござる…♡クレア殿くらいの年頃だと…あいすくりぃむなる物は大好きでござろう…?」

そう話すくノ一乳魔の乳首から滴り落ちる母乳は、やはり先程の乳霞のようにうっすらと…

潜在的な、本能的な安心感を呼び起こすような淡く優しい黄色に、ほんのりと色付いている。

アイスクリーム、ホットケーキの生地、スポンジケーキの生地、饅頭の生地――。人間がその色を見ると、優しい甘さの甘味を思い出すだろう。

「アイス…クリーム…………」

とろりん……♡

(……ほんとだ………)

(昔から…良いことがあったり…褒めてくれた時に…お母さんが食べさせてくれた……

(甘くて…美味しい…色――)

そしてそれは――微睡みの中のクレアも例外ではなかった。

――本来であれば。乳魔……すなわち、サキュバスの亜種たる彼女の母乳は――。

人間の心を蕩かし、永遠の性奴隷へと変える魔の液体。

サキュバスの体液は飲んではならない。体の内側から相手を侵す、魔性の毒。

それが、この世界の人間の一般常識だ。勇者であるなら「それ」への警戒心は尚更高いだろう。

だからこそ。単に胸に魅了されているだけだったなら。

こうして胸を突きつけられ、母乳が滲み出る様を見たのなら、ここで再度警戒心を蘇らせることも出来たかもしれない。

だが、クレアは順序を経てゆっくりと…穏やかに胸に魅了されていった。

その大きさに目を一瞬奪われかけ…徐々に露出の面積を増やす誘惑を受け、更に深く胸に魅了され…

気が抜けたその一瞬に、胸の感触を、僅かに植え付けられ…そして――

乳魔忍法という心を蕩かす誘惑術にて……胸が揺れる様を…胸が醸し出す香りを味わい…微睡みに堕ち…ついに、その文字通りに夢にまで見た胸で、顔を包まれた――。

そして今、トドメと言わんばかりに、本能的に安心感を抱く色合いの母乳を嗅がされ、見せつけられた。

もはやクレアは、くノ一乳魔…ひいてはその爆乳に対し、人間、いや生命体が危険察知をするために身についている本能そのものから安心しきっている。

仮に今。「あれは危険な物なのだ」と、「目を覚ませ、しっかりしろ」と。親しい人間がいくら説得しても…もはや、何が危険なのか、何に対して目を覚ませと言っているのかすら判断できないだろう。

そんな、くノ一乳魔に堕ちきったクレアが――……とろりと蕩け落ちる母乳を我慢することなど……

出来るはずも、なかった――

「……ちゅう……」

「!!……あ……ふああああああ~ん……♡♡♡」

「今…ちゅうって……♡母乳…♡飲んで……♡」

「ふああああああああ~~~♡可愛いでござる~~~♡」

乳首に吸い付く、甘えきったクレアの唇。それを感じると同時に、くノ一乳魔は恍惚な顔と、甘い声をあげ蕩けきる。

「ふあああ…♡たぁ…♡たまら…♡…はぁ…あ…♡た、たまらないでござる…♡まだ年若い、可愛い少年勇者殿を…♡真面目で誠実で、心優しく……本当はおっぱいに弱い……♡そんな男の子を、この乳で蕩かし…母乳を飲んでもらう……♡こ、ここまで乳魔冥利に尽きる心地良さだとは……♡」

「――と…いかん、いかんでござる……♡ま、まだ最後の一手を終えてないでござる…♡そう、拙者がくノ一に憧れ、その道に走ったのも…全てはこの一時のため……♡」

体中の力が抜けきるほどの恍惚に身を任せかけたくノ一乳魔は、クレアをその胸に抱き寄せたまま両手を合わせ、印を結ぶ。

「ふっふっふ…確かに拙者は忍としてはまだまだ未熟……♡しかし、この術だけは、あらゆる文献を読み必死で身につけたのでござる……乳魔忍法……♡」

「分♡身♡の……♡術~~~♡♡♡」

どろろんっ♡

(ふあ……くノ一さんが……ニ人……?)

「「ふっふっふ~~~♡」」

分身の術。その名の通りクレアを胸に抱いていたくノ一乳魔の他にもう一人、くノ一乳魔がピンク色の煙と共に姿を表す。

「んん~♡クレア殿~♡ねむねむの前の、栄養補給出来て、えらいえらいでござる…♡でもぉ…♡ここを、こ~んなに大きくしたままだと…寝苦しいでござろう…?♡」

「んっむぅ……♡」

(ふああ…そ、そこぉ……♡)

授乳中のくノ一乳魔が、むっくりと膨らんだズボンを優しく撫で擦る。

そう、あれだけの胸による誘惑や刺激を受けた今…クレアのペニスはすでに、ギンギンに勃起しきっていたのだ。

「だからぁ…もう一人の拙者が…♡このふわふわむにゅむにゅのおっぱいで…♡」

「ふふ…お任せあれ……♡むにゅむにゅ、優しぃく…♡包み込んであげるでござる~~~…♡♡♡」

(そ、そんな………………♡♡♡)

「そんなことが、そんな、夢みたいなことがあるのか」と、クレアは身震いする。もはやそこに、抵抗の意思など一切無い。

「んっふふ♡クレア殿のおちんちん…♡すっかりビンビンに勃起仕切ってるでござるな…♡見事な剛直ぶりでござる…♡しかし、そんな剛直も…拙者のこの…たっぷりおっぱいにかかれば……♡」

「ふふ、然り…♡ぜぇんぶ…♡包み込めるでござる…♡」

(あ……あぁ……♡♡♡)

分身体のくノ一乳魔がカチャカチャとベルトを外し…ペニスを露出させるとともに、授乳中のくノ一乳魔が、甘い母乳を飲ませながら、ペニスに爆乳を近づける分身体と目配せをしながら、同時に、甘く、優しく……そっと囁く。

「では……♡」

「参る…♡」

「乳魔忍法――」

きわみの型……♡」

「「乳肉林ちちにくりん……♡♡♡」」

むぎゅううう……♡♡♡

たぷにゅううううん……♡♡♡

「~~~~~~~~~~~~~~~~~っ♡♡♡♡♡♡♡」

授乳担当のくノ一乳魔は――、呼吸を確保した上で、その柔らかな爆乳へと、クレアの顔を更に沈み込ませる。

突き立ての餅のような胸の、柔らかさと弾力は、どこまでも沈み込ませながらも、頼りがいのある弾力で、しっかりとその柔らかさを顔の芯にまで染み込ませ続ける。

ふわわぁん……♡ぽわわわぁん……♡

(………♡……♡♡♡)

柔らかさと同時に、甘い爆乳の匂いも…更に濃度を増していく。

その爆乳の、奥底――。

汗でしっとりと濡れた爆乳の谷底に出来た、フェロモン溜まり。

空気よりも重い気体が、下の方に貯まるように。

底へ、底へと包まれれば包まれる程……。顔と爆乳の密着面積は増えていき、更に、更にと。深い所へ堕ちていく。

「ふふふ…♡」

とろっ…♡とろとろ……♡

「んあ……」

そんな最中であっても、授乳担当のくノ一乳魔は呼吸の確保と、何より授乳行為を忘れない。一切の恐怖心も、不安感も与えず――

「ずっと…ず~っと…♡この心地良さで、包み込んでいてあげるでござるからな…♡」

「あ……ふあぁ………♡んああああ!?」

甘い言葉で、聴覚と脳をとろとろに犯していく。

それと同時に、ペニスに走っていたむずむずとしたむず痒さが、柔らかい…どこまでも柔らかい物によって、腰が抜けるほどの心地良さで上塗りされる。

「ほらぁ…クレア殿…♡こっちも忘れては…だぁめ…♡でござるよ…♡」

下半身に位置した――パイズリ担当のくノ一乳魔の胸が、クレアが胸に蕩け堕ちていた間に…にゅむり♡とペニスを包み込んでいた。

そのたわわに実った双丘の間にペニスを置き、ゆっくりと左右から包み込む、オーソドックスなパイズリ。胸に精通した彼女なら、様々なパイズリ技術を持っていてもおかしくはない。

しかし彼女は、今こうして爆乳で微睡み、夢うつつになっているクレアには、こういった甘く、優しい快楽が一番だろうと、最もオーソドックスなパイズリを選んだ。

むにゅっ…♡むにゅっ……♡

「あ…あ…♡あ……♡♡♡」

「ふふふ~~♡そのまま…♡そのまま身を任せているでござるよ…♡」

ふんわりと包み込み、たぷん、たぷん…♡と、乳肉をゆっくり上下させる。

しっとりと汗に濡れたすべすべの肌が、ギチギチした強すぎる摩擦も、ぞわぞわした不快なこそばゆさも無い、只々心地良い、極上の肌触りを実現させる。

質量たっぷりの柔らかい胸がたわ~ん♡たわ~ん♡と波打ち、中央のペニスに、乳肉に生じたさざ波のような振動を集中させていく。

「あっ…ふあ……♡」

そのあまりに優しく、心地いい快楽はすぐにでもクレアのペニスを射精に導こうとした。しかし咄嗟にクレアは腰に力をため、射精を我慢しようとする。

今ここで射精すると勿体ないという欲張り心故か、それとも単純な体の反射なのか…いずれにせよ、こうして「力を入れる」と言った体や心をこわばらせる行為を行ったクレアに、くノ一乳魔は優しく語りかける。

「ふふ♡大丈夫でござるよ…クレア殿♡お漏らしをしたい時は…いつでもしていいでござるからな…♡」

「さっきも言ったように…拙者の母乳は、栄養満点…滋養強壮効果もたっぷり…♡一回や二回、漏らしてしまっても…すぐに次の精液が補充されるでござる…♡」

「だから…思うがままに…ぴゅっぴゅ…♡してもいいのでござるよ…♡クレア殿は…授乳する口だけに集中すればいいのでござる…♡あとはぜ~んぶ…♡拙者たちがしてあげるでござるからな…♡」

「……………♡」

身を包む爆乳の快楽。心を包む甘い言葉と優しい誘惑。

まさに爆乳の酒池肉林とも言える幸福に、クレアは只…身も心も委ねる――

「ふふ、じゃあ…力を再度抜いちゃうでござる…ん…ちゅ…♡」

「はううううっ……♡♡♡」

パイズリ担当のくノ一乳魔が、爆乳の位置を少し調整し、露出させた敏感な亀頭に、甘くキスを行う。最も敏感な先端に走った優しい快楽は、腰の力を全て溶かしきってしまう――

「ふふ……♡」

にゅっちゅううう……♡

「あ……ふあ………あ……♡」

ゆっくりと上下させる乳肉の感触と快楽に、慣れ始めてきた頃かと判断すると、くノ一乳魔は乳房に両拳を押しあて、半ば強引にペニスにぎゅううう…♡と押しつけてみたり、乳房ごとペニスを抱きしめるなどして、圧迫快楽も与えていく。

しかしそれらもあくまで「心地良い快楽」を意識したものであり、特に両拳を押し当てる締め付けは見た目は力強く感じても、クレアのペニスに走る快楽は、とても甘く、優しい、まるで質量を持った羽衣に包まれているような…どこまでも、身を任せたいと思わせる心地良さだった。

そして、パイズリ担当のくノ一乳魔はパイズリを更にもう一段階上の次元へと昇華させる――

「ふっふっふ~♡クレア殿ぉ…♡この乳包みにも…乳魔忍法は応用出来るのでござるよ…♡」

「乳魔忍法…♡母乳潤滑液ぼにゅうろおしょん…♡」

とぷとぷとぷっ…♡

「あっ…あ……♡♡♡」

乳房ごとペニスを抱いている状態。乳首とペニスが密着している状態で――パイズリ担当のくノ一乳魔もまた、母乳を滴らせる。

とろとろ、ねっとりとした母乳は…キスだけで蕩けきった敏感な亀頭…完全には剥けきっていない皮の中…そして、竿全体…流れ落ち…睾丸までもコーティングしていく。

「あ…あああああ~~~~……♡」

あくびにも似た、喉や腹部に一切力の入っていない脱力しきった喘ぎ声――。

ねっとり母乳がペニスをとろり、とろりと垂れ落ち、滴り…包みこんでいく快楽は、クレアにとって今まで実体験はおろか、想像すらしたこともない快楽を与えた。そして――

「まだまだでござる…♡母乳潤滑液はあくまで前座…♡ふっふっふ…♡乳魔忍法の真髄…♡たっぷりとご堪能あれ♡」

「乳魔忍法…♡溶解ようかい包み…♡」

にゅっちゅ…♡たぷっ…♡むぎゅううう……♡

「~~~~~~~~~~~~~~~~~っ……♡♡♡」

そう、これはあくまでもパイズリの一環。

とろとろコーティングのペニスを、くノ一乳魔は再びぎゅううっと包み込み…かと思えば、上下に乳肉を揺らしていく。

潤滑液となった母乳は、ただでさえ至高の肌触りだった乳肉の肌触りを更に濃密な物に変化させていく。

まるで、液体同士がくっつきあうような、ペニスと乳肉の境界線が消え去り…融合してしまったかのような……

そう、例えるのなら――ペニスが、乳肉に、溶け込んでしまったかのような、途方もない快楽を与えていく――

そして――

「あ、あ――――――」

「ふあ……ふあああああああ………♡♡♡♡♡」

ぴゅっ…♡どくっ…♡どっっぴゅううううううう……♡♡♡

「むむ……?♡」

「っ!!……ふっふっふ~~~♡♡♡」

二人のくノ一乳魔が顔を見合わせ、慈愛と、いたずら心に満ちた顔を浮かべる――

クレアのぶるぶるとした身震い。そして――

パイズリ担当のくノ一乳魔の爆乳が…ほわりと湯気立ち…母乳とは全く違う匂いを醸し出す、粘性の白い液体で濡れそぼっていたからだ。

「「お漏らし…してしまったでござるな…クレア殿…♡」」

「ふあ……」

「どうでござったか…?乳魔忍法・母乳潤滑液と…溶解包みによるとろとろパイズリ…♡」

「ふっふっふ…♡まるで、幼子のころ…海で泳ぐ夢を見ながら…そのままおねしょをしてしまったような…あまぁい失禁にも似た、快楽だったでござろう…?」

「ふあ……おね…しょ…?」

「……♡そうでござる、そうでござる…♡」

「クレア殿は今から…♡」

「拙者の授乳と……」

「乳包みで…♡」

「「好きなだけ、おねしょをしていいのでござるよ♡」」

「そうして、眠くなったら…♡」

「そのまま、眠ると良いのでござる…♡」

「これから、ずっと…ずぅ~っと…♡」

「拙者が…側で、お世話をしてあげるでござるからな……♡♡♡」

授乳のままに、頭を撫でながら。

パイズリのままに、亀頭に優しく…撫でるように、吐息を吹き付けながら。

くノ一乳魔は、クレアをたっぷりと甘やかしながら…心優しく見つめる。

「――くも…」

「ん?」

「蜘蛛?」

「ぼく…も……」

「……ぼくも…ずっと……一緒に…いたい……」

「……」

「……」

「「ふあああああああ~~~ん♡♡♡」」

「当然でござる~♡もう離さないでござるよ~♡」

「それではまず…♡他のサキュバスや魔族に横取りされないように…♡」

「「た~~~っぷり……♡おっぱい――…♡するでござるよ……♡♡♡」」

――上位勇者。それは選ばれし勇者の中でも誰もが憧れ、認める存在。

しかし、彼らは魔族や魔物にその身も…心も、狙われるようになる。

全ての経験も、目的も、夢も……甘い匂いに、甘い感触に、甘い快楽に溶かされ、堕ちる――。

それは、不幸な事なのか。それとも………

それは、当の本人にしか、わからない、事―――――――――

「「少年勇者クレア殿……♡蕩け堕としたり、でござる~~~♡♡♡」」

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