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初めて発情期を迎えた王子様系女優の誘い受けに屈してペロリと食べられてしまう話

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21××年、年頃の女性はすべて発情期を経験する時代になった。その名の通りえっちなことしか考えられなくなってしまう、前時代の男の夢のような症状だ。これは、そんな夢のようなものが当たり前になった時代の話。

***

「はあ……」

ぎゅうぎゅうの満員電車に乗りながら深く溜息をついた。大学生の僕としては通学に電車を使用するほかなく、ちょうど通勤ラッシュにぶつかる一限に入っている必修科目が恨めしい。

『……ねえ、貴方のこと、好きだよ』

電車の広告に今話題の女優・樋口奏が出演する映画のワンシーンが流れる。今の時代、女性の社会進出は発情期によって大きく後退してしまった。えっちなことしか考えられない状態でまともに仕事などできるわけもなく、発情期を迎えた女性の多くは出産などの名目で家庭に入る。その結果、若年層の出産が社会問題となり、政府が助成金政策をまとめたお陰で出生率が大きく改善したのはケガの功名と言えるだろう。

そんな情勢において樋口奏は奇跡の少女と言われている。一般的に美人、美少女と言われる女性の方が発情期を迎える年齢は若く、今の芸能界には子役と言えるような年齢か、あるいは熟女と呼ばれる年齢しかいないからだ。ほぼほぼ十代前半までと三十代後半しかいない中で十八歳という現役女子高生でここまで有名な女優は樋口奏以外にはいない。

公称Fカップの豊満なバストに美しいくびれ、引き締まりながらも大きい桃尻。王子様然とした端正なルックスは発情期以前の女性でも早々見ないレベルの完成度を誇っている。

「(あれくらい凄い人なら毎日送迎されてこんな苦しみを味わうことないんだろうなぁ)」

なんて画面の向こうでしか存在を確認できない相手に恨めしさを向けつつ、大きく溜息をつくと

「はぁっ! はぁ、あぁつ!!」

と荒く気持ち悪い息が背後から聞こえてきた。それだけなら特に気にしなかったが『ぐへへ』とか『大きいおっぱいだねぇ』なんて気持ち悪い声が聞こえて来たものだから強引に体を捩り、確認する。痴漢なら止めなければならない。

「って、え?」

振り返ったところで思わず変な声が出た。なぜなら被害女性は背中を向けていたが、窓ガラスに反射して映る顔が何故か見覚えのある美少女だったからだ。いや、ついさきほど見たばかりの奇跡の少女、樋口奏本人にしか見えない。意志の強そうな目つきは男の僕から見ても惚れてしまいそうな格好良さを放ち、壁に押しつけられた胸がむにゅんと変形して深い谷間が出来ており、窓ガラス越しではあるものの、その絶景がうかがえてしまう。

本人はイヤホンをしており平然としているが、男の手が彼女のお尻をまさぐっているのは瞬時に理解できた。そして、そのまま胸に手が伸びたところで……。

「なにやってんだあんた!」

咄嗟に声が上がり、その男の腕を僕はつかみ上げていた。同時に駅に到着したこともあり、周りの人の手も借りて男はすぐにご用。僕と彼女は事情聴取ということもあり、駅構内にとどまることになった。

***

「やあ、今日はありがとう。悪いのだけれど、マネージャーに連絡したら到着するまで待ってほしいらしいんだ」

「いや、それは別に構わないですけれど」

彼女のプロフィールが正しければ年下になるのだけれど、僕は自然と敬語を使ってしまっていた。女優としての圧倒的オーラがそうさせたのだろう。彼女自身は痴漢に遭ったというのにケロッとしており、こんなことで遅れてしまうなんてマネージャーの言うことを聞くべきだったよと少しズレた反省をしているくらいだ。

「奏さんっ!」

そんなこんなで少し話をしていると突然息を切らせた女性が待合室に飛び込んでくる。彼女がおそらくマネージャーなのだろう。かなりの美人で発情期は相当に重そうだけど、スケジュール勝負のマネージャー仕事をこなせたりするのだろうか?

「肌触られたりしませんでしたか? あれを押しつけられたりは? 体に何か不調があったりしますか?」

矢継ぎ早に質問していくマネージャーさん(仮)の慌てぶりに困惑しつつも樋口奏は「大丈夫だよ」と笑う。

「発情期を迎えてないからって油断しすぎです! 今日はもう監督にも連絡して一日オフにしてもらっていますので仕事はお休みにして待機ですからね!」

「いや、私の都合で撮影を遅らせるわけには……」

「ダメです! もしものことがあったらそれこそ大変なんですからね!」

「あ、あの~」

「ほら、遥さん、彼が困っているじゃないか。貴女の都合で待たせているのだから、困惑しきりの彼に事情を説明してくれないだろうか?」

「貴方が奏さんをっ!! ありがとうございましたっ!!!」

樋口奏の言葉にはっと気づいたマネージャーさん(仮)は僕の手を握り、熱くお礼を繰り返した。いくら痴漢をされたとはいえ平然としている彼女の様子とは大きく異なり、彼女のその感情は若干どころではなく過剰に映った。

「あ、そうだ、申し訳ございません。わたくし、××プロダクションのチーフマネージャーを務めております、永石遥と申します」

冷静さを取り戻したのか、恭しく名刺を取り出して手渡してくる。うわ、僕でも聞いたことがある大手芸能プロダクションだ。

「ど、どうもありがとうございます。僕は○○大学三回生の立山優斗です」

とりあえず怪しいものではないととりあえずの身分証明書として学生証を差し出した。「ありがたく確認させていただきます」と受け取った後、学生証と僕の間で視線を彷徨わせる。

「……学歴は一流、顔も悪くない。何より誠実そうな人柄が素晴らしい」

何やらぶつぶつと呟いているが、一通り確認できたのか「ありがとうございました」と恭しく頭を下げて学生証を戻してくれた。

「立山さんはすでに事情聴取はお済みでしょうか?」

「はい、それはもう。彼女に言われて待機していたので」

「であればご連絡先の交換をお願いしてもよろしいでしょうか? お礼という意味もありますが、今回の件でご助力をお願いする機会があるかもしれませんので」

「は、はぁ? それは構いませんが」

お礼は分かるが、僕の助けが必要なことなどあるのだろうか? これがスキャンダルになったときお偉いさんにでも説明するのだろうか? いや、僕の言葉なんて意味はないだろうし、何より説明だけなら話を聞くだけで済む。

「ありがとうございました。とりあえず、今回は急ぎになってしまうこともありますのでこれで失礼させていただきます」

「あ、いえ、どうもこちらこそ」

てきぱきと駅員とも話をつけお暇する二人を見送り、ぽつんと残された僕は一限に遅刻したことに涙しつつのろのろと大学へと向かうのであった。

***

その夜、僕は家に帰ってまず先にしたのはネットに落ちている樋口奏のグラビア写真を見ることだった。さほど話はしなかったが、彼女の美貌は脳裏に強く焼きついていて時間が経てば経つほど彼女の痴態が頭に浮かんでしまうのだ。もし、あの捕まった男が僕だったら……。

Fカップの巨乳を揉みしだき、甘い声を漏らす彼女。痴漢されているにも関わらず彼女の膣はびしょびしょに濡れて僕を昂らせる。パンパンに膨れ上がった男性器を彼女が物欲しそうに撫でると容赦なく僕はそれを彼女に突き立てる。声を我慢する彼女が画面では見たことがないくらいにトロトロに表情を溶かしていく。漫画でしか見ないようなアへ顔を晒す。

それを指摘してやるとさらに彼女は感じ、発情していく。パンパンと突けば彼女からどんどん力が抜けていき、しまいには一人で立っていられないくらいに――。

「うっ!」

そこまで妄想したところでびゅるびゅるっと精液が噴出した。まだまだ硬さは残っているだけでなくその量も過去最大級のそれだった。画面に映っている彼女の笑顔を穢すように精液がかかっており、そのオナニーの気持ち良さが伺える。

「はぁ」

と罪悪感で胸がいっぱいになったところでスマホが鳴り「うおっ!?」と変な声を上げてしまった。着信を確認すると『永石遥』と書かれており、それは紛れもなく先ほどおかずにしたばかりの樋口奏のマネージャさんだった。

***

「大変申し訳ありません。こんな夜分に連れ出してしまいまして」

「あ、いえ、それは構いませんが」

今すぐ来てほしいとのことで僕は彼女が運転する車に乗せられていた。

「急遽お願いしたいことができてしまったので、簡単にご説明させていただきますね」

そういって説明が始まったのだけど、彼女の胸も相当に大きくシートベルトをしているせいか驚くほどに強調されていて、僕の視線はそこに釘付けだった。

「そもそも発情期というのは人の好意に結び付くものだという研究が主流です。つまるところ好きな相手にしか意味がないということであり、発情期を迎えた女性によるレイプ事件が起きていないのはそれが理由ですね。発情期を迎えた女性が痴漢にあったとしても全く心が動かないという学説もあるくらいなんです。
ただ、逆に発情期を迎えていない女性にとっては非常に悪質なケースになりかねないですけれどね。ストックホルム症候群ってご存じだと思うんですけど、ええ、犯罪被害者が加害者に好意を持ってしまうあれです。ああいう痴漢に対しての防衛本能で好意を持って発情してしまうケースってごく稀なんですけど存在しているんです。発情期を迎えた女性ってほとんど相手の男性の言う通りになっちゃうくらいでそれが新たな犯罪を生んでしまうくらいで、奏さんはそういうことはなかったみたいなので今、ほっと胸を撫でおろしているんですが。
私も経験がありますが、発情期を迎えると相手の男性に対して本当に何でもしてあげるくらいの感覚なんですね。もちろん、したくないプレイも存在するんですけど、相手がそれを絶対に言い出さないとい信頼関係を前提として何でもしてあげるっていう気分なんです。
話がそれましたね。今回わざわざお呼び立てしたのは奏さんが少し不安がっているんですね。はじめはなんてことなかったんですけど、時間が経つにつれてやはり自分がされたことをきちんと受け止めてしまったみたいで。加害者男性への恐怖が今頃になって湧き上がったみたいなんです。私は女なので彼女の負担を取り除くことができなかったので恥ずかしながらお声を掛けさせていただきました。
あ、ここがホテルですね。既にエントランスの受付係に話はつけていますので、学生証を見せていただければ案内してくれると思います。私は今日は他にすることがあるのでご同行はできませんが、日付を回ったくらいには戻ってきて待機しているので何かあればご連絡ください。それは奏さんのことよろしくお願いいたしますね」

「あれ?」

と遥さんの話を右から左におっぱいを見ながら受け流しているといつの間にか明らかな高級ホテルの目の前にぽつんと放置されていた。えーっと、とりあえず入るしか、ない、よな? そもそも美人さんが発情期だとかなんでもしてあげたくなるとかそんなことを言っているのだから年頃の男子大学生が集中できるはずもない。

「立山優斗様でお間違えないでしょうか?」

「あ、はい、そうです」

入ってすぐにやってきた係の人に学生証を提示すると恭しい礼とともに案内される。エレベーターに乗って最上階へ。オートロックのカードキーを渡され「こちらでお連れ様がお待ちです」などと言われれば、何やら恐ろしいほどの権力によって自動的に事が進んでいくことへの恐怖心すら沸いてきてしまう。

とはいえ、奇跡の少女・樋口奏がいる部屋にいきなり入る勇気もなく、僕は馬鹿みたいにこんこんとノックをしてしまった。

「ああ、君か? 入ってきてくれても構わないよ」

ほんの少し間が空いただけでは聞き間違えないような凛とした声が耳朶を叩く。直前まで彼女をおかずにオナニーしていたこともあって一瞬で全開に勃起してしまう。幸い、厚めのジーパンを履いているからさほど目立たない、よな?

「し、失礼しまう……」

思わず噛んでしまうほどの緊張感とともに、僕は恐る恐るドアを開ける。

「待ちくたびれてしまったよ」

と開けた瞬間いきなり彼女の顔が現れ僕の全身を抱きしめる。むにゅんと大きなおっぱいが押しつけられ、股間がびくんと震える。やばい、射精しそうだ。

「あ、あのあの」

「ああ、これは失敬。ついつい寂しくなってしまってね」

こちらの足りなさすぎる言葉を汲んでくれたのかあっさりと彼女は離れてくれた。が、そのせいで無防備すぎる姿があらわになる。パジャマなのだろうか、カジュアルすぎるトップスは肩や鎖骨が剥きだしになり、豊満なおっぱいが今にもこぼれそうになるくらい深い谷間を作っている。

「(こ、これがFカップの谷間)」

ごくりと息を飲んで見つめてしまう。画像ではFカップの女性を見たことがあるが、それよりも遥かにサイズが大きいようにすら思える。それどころか谷間にぽつんと黒子があり、透き通るような白い肌の上にある一つの黒点が目立たないはずがなく、目が離せない。

「どうかしたかい?」

彼女の言葉で我に返り、谷間ばかり見るのは失礼だと視線を下げる。そして逃げた先ですら彼女の身体は僕を誘惑する。ボトムズはホットパンツで肉付きの良い太腿が丸出しになっていた。しかも浅いスリットが入っていて、先で結ぶ形になっていて太腿の横でひし形の空間ができている。それがなんとも言えないエロスを醸し出している。

「い、いや、なんでもない、です」

「~~っ♡♡♡」

心底安心したのか嬉しそうに微笑む彼女。僕の下半身は目の前の女を犯せとばかりにはっきりと隆起する。ズボン越しにも分かるくらいにはより大きく勃起してしまった。

「ほら、こっちだよ」

腕組みをする彼女。当然、彼女が誇るおっぱいも僕にあたる。柔らかい。大きすぎる。これまで気づかなかったが彼女の身長は女性にしては高い部類だが、僕も180cmくらいはあるので必然見下ろす形になり、密着しているせいでちょうど真上から谷間を眺められてしまう。そのまま彼女に連れられベッドに腰掛ける。まるで恋人のようなムーブはとどまることを知らず、こてんと彼女の頭が僕の肩に乗っかる。男の幸せをどんどん更新していくのが僕の愚息をより興奮させた。

「今日はきてくれてありがとう」

「い、いや、それは当然で、すし……」

「そうかい? 君からすれば初めて会った女だ。夜遅くに呼び出されるのはかなり迷惑だと思うけれど? それに敬語はやめてほしい。大学生なら私よりも年上だろう?」

「や、それもそうかもしれないですけど」

「敬語」

「で、ですけど」

「けーいーごっ!」

甘えるような声、きゅっと強くなって腕の力によってマシュマロおっぱいが押しつけられる。近くにやってきた彼女のつむじからほんの微かな汗の匂いと爽やかなオレンジの香水の匂いが立ち上る。

「も、もしかしてシャワー……」

「~~っ♡♡」

一瞬で彼女の頬が紅潮し、ばっと離れて距離を取られる。勢いがつきすぎたのかおっぱいがぶるんと揺れる。無防備すぎるナイトウェアの中で上下したせいかほんの少しだけピンク色の乳輪が見えた気がした。

「ひょ、ひょっとして汗臭かった、かい?」

しゅんと先ほどまでの楽しそうな雰囲気が一気にトーンダウンしてしまう彼女を放っておけず、僕はすぐさま否定の言葉を入れる。

「い、いや、そんなこと全然ないです! むしろ凄く良い匂いだったというか」

「そ、それならよかった……」

嬉しそうに恥ずかしそうに視線を俯かせながら再び彼女の腕が僕の腕を絡み取る。不安からくる無意識なのか、自らの体を抱きしめるように回された腕が下乳を大きく持ち上げる。結果、北半球が持ち上げられより谷間が強調されて……。無防備なトップスから微かに乳首がちらりと見えた。ぷっくりと膨らむそれは初めて年頃の女性の裸を見た僕には興奮して大きくなっているのか否か判断できない。

「…………」

「…………」

一度意識してしまえば、もう視線はそちらにばかり向いてしまう。彼女は抱き着いているのが恥ずかしいのか、僕の視線を察して恥ずかしがっているのか分からないがとにかく無言で俯いてしまっている。何も発せず、無言のまま時間だけが過ぎていく。

「そ、その申し訳ないんだが……」

先に沈黙を破ったのは彼女だった。

「ど、どうかしましたか?」

「で、できればその、お風呂に入りたいんだけど」

おずおずとした告白に、僕は思わずきょとんとしてしまう。

「え、あ、はい、どうぞ」

「~~~っ♡♡ そ、そうじゃなくて♡」

「?」

顔を上げる彼女と視線がかち合う。顔は真っ赤に染まって、うるんだ瞳が僕を捉える。素人の僕にも分かるくらいに色気がある表情だ。

「その、寂しいし、不安だからい、いっしょに来て、欲しい……んだ」

その言葉で僕のちんこが跳ねた。お風呂? 彼女と一緒に?

「そ、それはまずいですよ!」

「お、お願いだから流石に汗臭いままで君と一緒には寝られない!」

「い、一緒に寝るんですか!?」

とんでもない爆弾発言に彼女はしまったとばかりの表情。しかし、すぐさま立て直す。

「だ、だって怖いんだ。もし、もしもまた私が襲われたら……と思うと!」

ぶるりと体を震わせ、不安そうな表情を見せる。だって、女優と一緒にお風呂だなんてそれはもう暴発の予感しかしない。それどころか間違ってしまえば一線を越える可能性すら……。それをしてしまえば僕は生きて帰れないだろう。

「お願いだ……」

懇願するように見つめる彼女の瞳に負けて

「わ、分かりました……」

ついでに性欲にも負けて、僕は頷いてしまったのだった。

***

「♪~~~っ♡♡♡」

一度入ることを決めたら彼女はずっと上機嫌だった。おぼつかない足取りを先行するように手を引かれる。真っ暗な視界に埋めつくされて、彼女の手の感触だけが唯一といってもいい感覚だった。なぜ僕の視界が真っ暗かというと、一緒にお風呂に入ることの条件として僕が出したものだからだ。

目隠しをして彼女の裸を見ないことにする、もちろん彼女の貞操を守るためだ。女優・樋口奏のファンは大勢いる。そんな彼女が男と寝ただなんて醜聞は大勢の人を傷つけるに違いない。僕は自分の理性を信じたいところではあるけれど、彼女の色気を前にしては完全に自信を持てない。

「ほら、万歳して?」

「え?」

心頭滅却とばかりに何も考えないようにしていたせいで素直に従ってしまった。あっさりと服を脱がされ微かに肌寒い空気に包まれる。

「い、いや、ちょっと待ってください!」

「大丈夫だよ、一緒に入るんだから服なんて……」

そのままズボンもパンツごと引きずり下ろされて愚息がばちんと何か柔らかいものを叩く感触がした。

「す、すいませんっ!」

「だ、大丈夫だよ。うん、こ、これくらい、仕方ないことだから♡」

何事もなかったかのように呟く彼女だが、僕のバキバキに勃起したちんこを目撃したことは明白で、下手すれば叩いたのは彼女の頬だった可能性すら。

「ほ、ほらこっち♡」

気丈に振舞おうとする彼女だが、明らかに恥ずかしがっている。手を引かれ何故か僕が座らされたかと思いきや、背中にぽにゅんとかつてないほどの柔らかさとぬくもりが襲ってくる。

「え、え。えぇ!?」

「だ、大丈夫さ。私が体を洗うからっ♡」

「い、いやそういうことじゃ!」

そもそも本来体を洗うのは彼女のはずで。

「き、君だってそのままではいられないだろう♡」

にゅっとちんこが柔らかな手のひらの感触に包まれる。じゅぶっ♡ じゅぶっ♡ といやらしい音を立てており、既に我慢汁がどくどくと流れていたことが分かり、消えてしまいたくなるくらいの羞恥心が湧き上がる。

「す、すごい、おっきいぃ♡♡」

抱き着かれているせいで耳元に囁かれるように声が頭に響く。男としての承認が一身に受けられるようで余計に興奮してしまう。

「そ、そういうこと言うのやめてください……っ」

「だ、だって両手で握っても収まりきらないくらい、お、大きいじゃないか♡」

だから、そういう! こと! 言わないでくれ! それに彼女の声もどんどん上擦っていき、感じているんじゃないかと錯覚してしまうくらいに甘い声が耳を撫でていく。しゅこっ♡ しゅこっ♡ とちんこを扱く手はお世辞にも上手いとは言えないが、あの樋口奏にしてもらっていると思うと信じられないくらいに心が充足していく。

元々彼女に密着されて限界近くまで焦らされていたそれは拙い手コキであってもあっさりと限界を迎える。

「ちょ、っちょっと、もう、いいから最後は自分でっ!」

「っ♡ っ♡ っ♡♡♡♡」

びゅるるるっ♡♡ と僕の静止もかなわず爆発を迎えてしまった。一心不乱に動き、喘ぎ声すら漏らしていた彼女の耳には届かず、僕は射精した。

「え♡ は♡」

呆けたような彼女の声。やってしまったという自責の念に捉われる。

「じゅるるっ♡♡ んじゅるっ♡」

――捉われていると信じられないような音が聞こえた。それはまるで指を啜るような音で。

「す、すごい、匂い、だねっ♡ ほ、ほら、今度は交代しよう交代」

そのまま立たされ、ボディーソープを手渡される。もしかして、僕が洗うのか!? 彼女の裸体に触れることの重みに一歩、後ろに仰け反ってしまう。するとびくんと彼女の身体が震えた。

「あ、あぁ……っ、そ、そうだよね、こんなの迷惑、に思われて仕方ないこと、だ……」

いきなりトーンダウンした彼女の声にぎょっとする。それどころかカタカタと歯を鳴らす音さえ聞こえ始める。寒いのか? お風呂に入っているのに? 浴室とはいえ、きちんと湯舟も張ってあるのだろう、きちんと適温のように思える。

「ご、ごめん、そ、そういうことじゃないんです」

そして、遅まきながらその理由に気づく。彼女は今、軽く一人でいることへの恐怖症を抱えているのだと。その不安を埋めてくれるのが、あの時彼女を助けた男である僕だけで、その唯一の支えが崩れてしまえば、残るのは恐怖心と戦う少女だけ。

「ちゃ、ちゃんと貴女を受け止めるので、だ、だいじょうぶ、ですっ!」

ぎゅっと手を握ってあげるとすぐさま安心できたのか、乱れていた呼吸がゆっくりと元に戻っていく。

「僕はちゃんと貴女のそばにいるので」

「あ、ああっ♡ ちゃんと信じるよっ♡」

意を決して彼女の身体を洗おうとしたところで僕はあることに気づく。ボディータオルがない。

「あ、あの、これだけ、でしょうか?」

「~~~っ♡ そ、その私は凄く体が敏感でタオルとか使えなくて、一人で洗えないところは基本、遥さんにお願いしていて、だから、君にも……」

素手で洗えと!? その我儘すぎるグラマラスボディを?!??!

「わ、分かりました……」

どこまでも容赦なく僕の理性を削っていく恐ろしく都合のいい事実たち。まるで仕組まれたかのような展開に踏みとどまりそうになるが、ここで拒否したら再び彼女を不安の闇に突き落とすことになる。意を決してボディーソープを手に付けて彼女の背中に手を伸ばす。

「んんっ♡♡♡」

「っ?!」

一際甘い声が彼女の口から漏れ出す。AVでしか女性のそれを見たことがない僕にとって、その彼女の反応はまるで絶頂したかのように思えた。

「ご、ごめん。声はその、抑えるから。そ、それとできればもう一つお願いしてもいいだろうか?」

「は、はい、もちろん……」

「そ、それなら、その、凄く申し訳ないんだが、目隠し、外してくれないだろうか?」

「え、いや、それはっ!」

「わ、わかってるんだ。約束したことを破らせることだって♡ で、でも、寂しいんだ。君の体を洗っているときは君の温もりをずっと感じられて凄く凄く安心できたんだ」

そこまで言ったところで言葉が止まる。確かに少し距離が空いた。でも、でも、これ以上は僕の理性が……。

「君の優しい目をみて、安心したいんだ」

「わかり、ました……」

そこまで言われれば否定なんてできない。目隠しを外すと彼女の裸体がすべて露わになる。びっくりするぐらいに細い体に豊満おっぱいがいかにも不釣りあいだ。ぷっくらと膨れた乳首は間違いなく勃起していると断言できるくらいの大きさだ。熱に浮かされたようにうっとりした表情のまま彼女は僕の瞳を見つめる。恥ずかしくなって視線を逸らすとすぐにしゅんとなってしまうので僕もずっと彼女から視線を外せない。

「ん゛ん゛っ♡♡♡ は、う゛んっ♡♡♡」

意を決して背中を洗うのだが、度々びくんびくんと震えて口を手で抑えていても漏れ出してしまう喘ぎ声がちんこを煽ってくる。がりがりと削れる理性をなんとか震え立たせて背中を洗い終わる。心なしか彼女もぐったりしているようでお互い様だとほっと胸を撫でおろした。

「それじゃあ、頭も……」

「う、うん……っ♡ お願いするよ♡」

すっと立ち上がり、シャワーしていく。きゅっと目をつむった少女が可愛らしい。そのままシャンプーで泡立てようとした瞬間、とんでもないことに気づく。立ち上がった僕のちんこがちょうど彼女の顔の横に置かれてしまう。ちょっとずらせば彼女の唇をちんことキスさせて、ファーストキスを奪うことも可能なのだ。

「すんっ♡ すんっ♡」

カウパーをだらだらと垂れ流す愚息から醸し出される濃厚な雄臭に彼女が鼻を鳴らす。うっとりした表情はより一層強くなり、余計にちんこがいきり立ってしまう。彼女の将来を守る、それだけを心の支えに必死に数少ない理性を総動員して彼女の頭を洗い終わる。艶やかな髪に指を通していく至上の幸福すら、あまり記憶に残らない。

「そ、それじゃあ、前は、その自分で」

「や」

「いや、でも」

「お願い」

ぐぐぐぐ。甘えるような、年相応の面にどうしても引っ張られる。観念してまずは引き締まった脚へと手を這わせていく。

「は、あ゛あ゛ぅんっ♡♡♡ あ゛だめっ♡♡♡ きもちいぃ♡♡♡ あ゛ご、ごめん、なさいっ♡♡ あらいっ♡ にくいよねっ♡♡」

がくがくと感じすぎてしまっているのか軽く痙攣しているような脚を震え立たせて彼女が立ち上がる。結果、これまで隠れていた秘部すらも鏡に映る。綺麗に整えられた陰毛の森は美しさすら感じさせる。誰も到達を許したことがない聖域。

「い、いきますよ?」

「う、うん……きて♡」

そのままお腹、おっぱい、鎖骨、首筋へと手を這わせていく。そのたびに彼女は甲高い喘ぎ声を漏らす。もう既にろくに立っていられなくなっているのか、僕の首に腕を回して辛うじて体勢を維持している。その上僕に寄りかかっているせいで、勃起したちんこも彼女の桃尻に包まれてしまっていた。びくんびくんと体が震えるせいで都合よく上下して尻コキ状態に陥っている僕のちんこはおおよそ信じられないくらいに我慢してくれている。

「イ゛っくっ♡♡♡」

そして、たまたま偶然僕の手が乳首に触れた瞬間、彼女はそれを間違いなく口にした。絶頂だ。我慢している僕を後目に我慢するという体裁すら彼女は保たなくなっているのだ。だからなんでこんなに我慢しているのだろうという悪い心がむくむくと湧き上がり、あえて触れないようにしていた手をおっぱいと乳首に集中させる。

「あ゛あ゛あ゛っ♡♡♡ ちくびぃ♡♡ だめぇ♡♡ こりこりしちゃっ♡♡♡ イ゛ちゃ、あ゛あ゛っ♡♡ イ゛グっ♡♡ イ゛グっぅ♡♡♡」

とんでもない征服感が僕の心を満たした。ほとんどすべての人間が画面上でしか触れられない、いや、関係者ですら触れられない彼女の女の部分に僕は触れているのだ。夢中でおっぱいを揉めば揉むほど、彼女は気持ち良さそうに声を上げる。

すると、僕の片手を彼女が柔らかく触ると導くように動かしていく。

「ん゛あ゛っ♡♡ イ゛ちゃ、うっ♡♡ あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛っ♡♡♡♡」

一際甲高い喘ぎが出た瞬間、僕が触れたのは秘部に隠れた恥芽、敏感なクリトリスだ。

「あ゛っ♡ だめっ♡♡ も、う゛♡♡ がまん、でき、なっ♡♡ いぃ♡♡♡」

するとちょろちょろと生温い液体が手を伝う。

「だめぇ♡ と、とまってぇ♡ おしっこ、はずかしいぃ♡♡」

それでも彼女は止まらないおしっこを垂れ流し続ける中、さらに僕の指を深くへと導く。誰にも侵入を許したことがないおまんこの中へと。

「はあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛っ♡♡♡♡ ん゛あ゛っ♡♡ あ゛あ゛っあああ゛あ゛あ゛っ♡♡♡」

がくんと全身が震え、彼女がへたり込んでしまう。その瞬間、僕は射精した。べっとりとした精液が彼女の顔を汚し、白く染めていく。その隙間から見える彼女の表情はとても幸せそうだった。

***

「すいませんでした!」

あのあと、すぐさまやりすぎだと気づいた僕たちは距離を取ったがいかせん心の不調はどうしようもなく結局くっついたまま湯舟に浸かった。おもらしを見られた彼女も恥ずかしくて、二度射精して僕も少し冷静さを取り戻して、これまでに比べればゆったりとした時間を過ごすことができた。お風呂から上がると脱衣所で全裸のまま平謝りする彼女を宥めるが、冷静になった分だけ羞恥心が強くなったのか、テンパった彼女は僕の着替えを取ってくるとばかりに駆け出していく。

離れても大丈夫かと思ったが、迂闊に出て全裸を目撃してしまえば、僕の理性はすべて吹き飛んで襲い掛かってしまうだろう。心頭滅却のために辺りに視線を彷徨わせていると脱衣かごに彼女の下着が置かれていた。ごくりと手が伸びてブラジャーを手に取ってしまう。Fカップのブラどころかブラを触ったのも初めて……。

「って、あれ?」

タグにはFというアルファベットはなく、むしろそこに書かれているのはI。アイ。あい? えーびーしーでぃーいーえふじーえいち、あい? あれ、彼女のプロフィールではFカップのはずじゃ・

「~~~っ♡♡♡」

すると背後から声にならない叫び声が響き……。

「あ、いや、これはその違うんです!」

「違うんだ! これはその、事務所に言われてて! け、決してだましてるわけじゃ!」

だが、彼女の口から出てきたのは責める言葉ではなく言い訳の言葉で。

「わ、私は格好良い系で売った方がいいって言われて、でもどんどん大きくなって、完全にそういう目で見られるからサバを読んだ方がいいって!」

「って、え、てことは、そのIカップが、ほ、本当って、こと、なんですか?」

「~~~っ♡♡ う、ん……♡」

つまり、スリーサイズも逆サバを読んでいたということだ。確か、1サイズ上がるごとに2.5cm。つまり、彼女は7.5cmも公称バストより大きいものを持っているということなのだ。

謝る彼女を前に僕はむくむくと悪戯心が湧き上がるのを感じた。

「じゃ、じゃあ、正確なサイズ、教えてくださいよ、衣装合わせでちゃんと測ったりしてるんでしょ?」

「こ、公式プロフィールでは、そのバストが92cmで。ほ、本当は100cm……」

三桁バストだった。その言葉を聞いてちんこが一瞬で勃起して跳ねる。

「っ♡♡♡」

恥じらう彼女はそれから視線をそらしてしまった。

「あ、あのもう大丈夫なのでめ、目隠しします、か?」

おずおずと告げられた言葉に僕は何とか冷静さを取り戻す。そうだ、彼女に手を出すわけにはいかないのだ。一も二もなく、頷くと彼女が目隠しをしてくれる。三桁バストが体に当たり、僕のちんこが彼女のお腹に当たる。今更の気恥ずかしさに僕も彼女も何も言えなくなってしまう。

そのまま彼女に手を引かれ、ベッドに案内される。導かれるように横になって背後から彼女に抱きしめられたまま部屋の電気が消えた。やった、僕は守り切ったんだ。奇跡の少女、至高の女優である樋口奏の将来を守り切ったのだ。

***

「寝れるわけない」

すうすうと寝息を立てる彼女を後目に僕の意識は冴えわたっている。背中に当たる100cmの迫力とシャンプーの甘い香りが意識を現世に縫い付ける。その上、えっちな夢でも見ているのか微かに甘い声が背筋をゾクゾクさせる。

正直、ちんこはバキバキだ。寂しいの、という声が聞こえてくるかのように彼女は僕に体を摺り寄せてくる。その上、彼女の手が股間に伸びてきそうで来ない絶妙なポジションを彷徨うものだからなおさら落ち着かない。このままでは暴発してしまいそうだし、

「一回抜けだすか?」

彼女の精神状態は少し不安だが、寝ているのであればバレたりはしない、だろう。ゆっくりと彼女の腕を解き、体を起こそうとしたところでにゅいっと彼女の手が伸びてくる。反射的に振り返ってしまい、ちょうど股間に抱き着くような形になる。ふにゅんと柔らかい頬がちんこに押しつけられた瞬間、何度目かもわからない暴発が起こる。ぬちょりっ♡ と微かに湿った頬を見ないふりしてゆっくりと彼女をベッドに戻すと彼女の一糸纏わぬ姿に気づいてしまった。

女優どころか女性の尊厳すらかなぐり捨ててしまったかのようなガニ股開脚でおまんこが御開帳状態。その上、重力にも抗おうとするIカップバストの迫力。いや、もうここ数時間ずっと削られた理性が完全にすり切れたのを僕は理解した。ふらふらと彼女に馬乗りの形になる。

そのままIカップのおっぱいにちんこを挟みこみ腰を振る。すぐに我慢汁があふれ出し、ぶじゅるっ♡ ぶじゅ♡ と淫らな水音を立て始める。

「ん゛♡、ふぅ♡ んっ♡♡ はふぅ♡♡」

微かな喘ぎ声に後押しされて、腰の勢いを強める。両端から圧迫したことで高まった乳圧であっという間に欲望が膨れ上がり臨界点を迎える。んぶぶぶっ♡♡ と勢いよく吐き出された精液がおっぱいから溢れていく。

「はぁ。はぁっ!」

そのまま膝立ちになり、広がったおっぱいにべっとりと精液が付着している。軽く震えている彼女の秘部に目を向けるとおまんこがひくひくと誘うように蠢いている。

「貴女が悪いんだ。僕は必死になって我慢したのに、貴女が誘惑するから」

そしてそのまま無垢なままの彼女にちんこを突き刺した。

「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛っっっ♡♡♡♡♡ イ゛くっうぅぅぅっ♡♡♡♡」

「は?」

そして彼女の口から眠っているとは思えないくらい大きな喘ぎ声が漏れ出した。

「ふふふふっ♡♡」

ぱっちりと目が開き、彼女の瞳が僕の姿を捉える。そこに眠気は一切感じられず、それはつまり

「狸寝入りだよ。嬉しいな、貴方から手を出してくれるなんて、ずっとずっとずっと、待っていたんだから♡」

いや、待てそれはだっておかしい。たかがか一日会っただけの男に股を開くならばそれはもうとっくにそれが起きていなければおかしいはずだ。

「そうかい? 私は君が部屋に入ってきた瞬間からずっと君とえっちすることしか頭になかったよ?」

まるで心を読んだかのような台詞。

「私の発情期は貴方に捧げるよ♡」

いつの間にか変わっている呼び方に気づいたところでカニばさみされた腰がぐんと押し込まされる。

「いや、だって。発情期って……っ」

完全に挿入してしまったちんこに、肉襞が絡みつく。我に返って抜こうとしてもがっしりホールドされてどうしようもない。そもそも発情期ってえっちな気分になって積極的に誘ってくるだけなんじゃないのか? それが好きな人にだけ適用されるとしても最初っから襲われてもおかしくないはずで。

「ふふっ、遥さんから聞いてないのかい? 発情期には2種類あるんだ。1つは貴方が思い浮かべているような女の子の方から積極的に誘うタイプ、これはもう表情に出ちゃうんだけど、もう1つは逆、まったく顔には出ないのに頭の中はおちんちんをハメてもらうことしかないむっつりスケベなタイプ。私の場合はそれなんだ♡」

「っ」

んだよそれ、僕の我慢は無駄だったってことじゃないか。発情期を迎えた時点で既に奇跡の少女・樋口奏は死んでいたのだ。

「へぇ、じゃあ、奏はそんなに悪い子なんだ。僕をずっとだましてたんでしょ」

「~~~っ♡♡♡」

マウントポジションを取られたうえで僕の台詞にぶるりと彼女は身体を震わせる。

「罵倒されて喜ぶなんて大した変態だね。清楚気取りの演技もなかなか良かったよ」

「そ、それは――っ♡♡」

「しゃべる資格があると思ってんの?」

言い訳をしようとした瞬間、ちんこを奥に突き刺して黙らせる。子宮口をぐりぐりとしてあげるだけで汚い喘ぎ声しか出てこない。

「ら゛め゛っ♡♡ ら゛め゛ぇ♡♡♡ おちんちんすごくてぇっ♡ お゛かしくな゛ちゃうっ♡♡♡」

「ほら、言えよ。何が欲しいんだ」

自分でも自然と彼女を虐める言葉が口をつく。むくむくと嗜虐心を刺激する彼女の仕草には女優としての圧倒的なオーラはなく、ただただ欲望を貪る雌のそれだ。

「せーえきがほしいなっ♡ しきゅうにいっぱいせーえきをだしてはらませてくださいっ♡」

「女優としての道はどうすんの? 引退?」

「だってじょゆうはいつでもできるけどっ♡ いま、あなたにはらませてもらうのはいましかできないじゃないかっ♡」

「はっ、大した名女優様、だっ!」

「イ゛ぢゃ、うっ♡♡♡ イ゛ちゃ、ぅ゛ お゛まんこっイ゛ちゃ゛ぅ♡♡♡」

「うるせえ! さっきからイってるだろっ! どんだけ雑魚なんだよっ!」

「ごめ゛っ♡♡ んなさいっ♡♡♡ あなただけのざこまんこだからゆるしてっ♡♡」

「――っ! なら一番奥で受け止めろやっ!」

そのまま腰の動きを加速させると肉と肉がぶつかる淫猥な音が響く。ばちゅんっ♡ ばちゅんっ♡ と水音と混ざり、ぐじゅぐじゅに溶けていく彼女の表情が欲望を肥大化させていく。

圧倒的征服感。僕に媚びて精液を求め、中出しを求め、自分の将来を棒に捨ててまで孕まされることをおねだりするその姿は最高としか言いようがない。

「あ゛っ♡ あ゛っ♡♡ あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛っ♡♡♡ イ゛クぅっっ♡♡♡♡」

激しく体を痙攣させ絶頂する奏。じゅぼっ♡ とちんこを引き抜くと精液が膣口から溢れだした。自分でもびっくりするくらいの量が出ている。それどころか今日僕は何回射精しただろうか?

「奏」

「なんだい♡」

途中から咄嗟に出た呼び捨てだが、今では恐ろしいほど違和感なく口に出せてしまう。

「掃除してくれる?」

「~~っ♡ ……うん♡」

素直に首を縦に振るとのっそりと動き出して精液まみれのちんこを口に頬張る。

「んじゅるっ♡♡ じゅぶっ♡♡ じゅるるるっ♡♡」

テクニックなんて何にもない精液を吸い取るだけの強引なフェラ。それでも彼女の愛情だけが伝わってきて気持ち良さの波が押し寄せる。

瞬く間に綺麗になったちんこを当然のように彼女は離さない。再び精液がどくどくと生み出されせり上がっていく。

「っ、また出るっ!」

強引に頭を抑えつけ精液を吐き出す。じゅぶぶぶぶっ♡♡ と吹き出す精液を喉奥で受け止める奏。口元からは精液が溢れている。

「ん゛っ♡♡ ン゛ン゛っ♡♡ んくっ♡♡ ごくんっ♡♡」

大量に吐き出された精液を何も言われず飲み干すと頬についた残りをふき取ってれろっ♡ れろっ♡ と舐め取っていく。

「まだ、お願いできるかな♡」

「当たり前でしょ?」

お尻を突き出しておまんこをくぱぁと広げる奏を前にして断る選択肢はない。僕はそのまま挿入して何度も何度も精液を吐き出していくのであった。

***

「やべぇなこれ」

気づいたときにはベッド一面精液塗れになって伸びている美少女がそこにいた。スマホのカメラでパシャリと取った。これ、流出したらやばいだろうな。

「うわー思った以上に派手にやってますね」

「――っ!?」

声のする方へ振り返ったら、マネージャーの遥さんだった。

「あ、いや、これは――」

咄嗟に言い訳しようとするが。

「大丈夫ですよーそういう関係になることは目に見えていたので。奏さん、凄く頭が良いから絶対ダウナー型だと思っていたので生殺しみたいな状況がずーっと続いて仕方がなく手を出してしまったんですよね」

「……見てきたように言いますね。というか、この惨状に対して何とも思わないんですか?」

「私が発情期を捧げてるのは別の男性なのでなんとも思わないですよ? 奏さんなら入った瞬間蹲ってスイッチ入ってしまうでしょうけど。今は特に重い時期なのでなおさらですね」

さらりと言ってのけるが、発情期についてはあんまりにも僕は無知だった。

「仕方ないですよ? 往年の性教育と同じで、いえ、それ以上に発情期については統制されてますからね。悪用されがちですし、まあ、奏さんとお付き合いする上で知っておいてほしいことはもちろんお伝えしますが」

「見透かしたように言うんですね」

「私も経験者ですから。それよりもこれから奏さん含めて長い付き合いになるでしょうから、よろしくお願いしますね? ちゃんと可愛がってあげないとダメですからね?」

「……はい」

この人にはかなわないだろうと思いつつ僕は頷いた。

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