巨乳キャラあつめました 巨乳のキャラクターが登場する漫画や小説を集めたサイト

妹とその友達のギャルたちと王様ゲームをして搾り取られる話

」の他の作品を見る

 妹と二人暮らしをしてから1年が経とうとしていた。世間はすっかりクリスマスって感じの雰囲気になっており、近所の高級住宅街ではイルミネーションが点灯している。

 昔はこの辺を妹のモミジと回ったものだ。といっても、俺もモミジも芸術的センスが皆無なので、特にこれといった感想は出てこないのだが。

 本質的にインドアなんで家で一緒にゲームしている方が楽しいと思えるタチなのだ。

 そんな思い出も昔のことのように思えてくる。

「ちょっと、お兄ちゃん。DVDデッキの中からこんなのが出てきたんだけど」

 妹が持っているのは、アダルトなDVD。タイトルは『茶髪ギャルと濃厚セックス4時間耐久永久保存版』と書かれている。

「……俺のじゃないぞ」

「そんなわけないじゃない。ウチには私とお兄ちゃんしかいないんだから」

 呆れ顔で俺に言ってくる妹。まあ、普通に考えれば俺の所有物ってことになるんだろうが、正直本当に心当たりがない。

 そもそも、俺はパソコンとスマホでオカズを調達するし、基本的に二次元キャラがメインだ。

 というと、犯人はおそらく……

「いやぁ、センパイ。嘘は良くないよ」

 そう言ってニヤつく顔をしながらサイドテールで制服を着崩した如何にもギャルっぽい女が現れた。コイツの名前はリリ。見た目通りギャルで、妹の友達である。ちなみに俺や妹と同じ高校に通っている。

「きっとウチの可愛さの魅了されたセンパイがこんな代用品で我慢してるんだ。モミジ、可哀想だから許してあげなよ」

「いや、私は別に怒ってないから。ただ友達を性的な目で見ないでって言いたいだけ」

「モミジがウチに優しい……! 超嬉しい」

「ちょっ……抱き付かないでよ!?」

 急にテンションを上げてモミジに抱きつくリリ。それを嫌がる素振りを見せるモミジだが、本気で嫌がっている感じはしない。なんだかんだ仲良いよな、この2人。

「そんなことよりも、早く映画鑑賞しましょうよー。あっ、お兄さんも一緒に観ませんか?」

 そんな様子をつまらなさそうに眺めるのは、黒髪ロングの清楚系のミユ。一見真面目そうに見えるが、胸元を微妙に露出させたり、ピアスを耳に付けていたりと割と遊んでいる系女子だ。

「お兄さんは『メガロドンVSボディビルダー』と『ウルトラスーパーメガスパイダー』のどっちを先に見たいですか」

「えっ、なにその2択は?」

 どっちもヤバい方面に特化した映画なんだろうというのは伝わる。タイトルだけで全然ワクワクしないんだもん。

 というか、何故そんなものを借りてしまったのか小一時間問い詰めたい気分である。

「強いていうならボディビルダーの方かな?」

「おっ、お目が高いですね。レビューサイトで最低値を叩き出してるクソ映画を選ぶとは。ささっ、一緒に鑑賞会しましょ」

 ニコニコとしながら、ミユは俺の腕を掴み引っ張ってくる。えっ、ただのクソ映画をみんなで観ようっていうの?

 そういうマニアがいるのは知っているが、俺は興味ないからな。

 しかし、俺の抵抗虚しくミユの隣に座らせられ、強制的にクソ映画鑑賞会に参加させられることになった。

「で、でたー! クソ映画特有の間延びした会話!」

「つーか同じ資料映像使い回しすぎでしょ。左右反転しただけのもんが何回出てきてんのか分かんないんだけど」

 クソ映画鑑賞会は意外にも盛り上がっているようだ。俺にとっては退屈極まりない映画なんだが、彼女らからすればチープさとツッコミどころ満載な脚本に手抜きとしか思えないシーンの使い回しなどが逆にツボにハマって面白いらしい。

「ちなみにこの映画なんですけど、監督が途中で変わってるんです。それがあの有名な……ってお兄さん話聞いてますか?」

 聞いてるわけないだろと大声で言いたいが、妹にこちらを見られたくないので、我慢することにする。

 俺は現在、退屈極まる映画を鑑賞させられながら、ミユに胸を当てられながら身体を弄られ続けているのだ。

 しかも、彼女の指の動きは明らかに性的であり、俺の下半身へと伸びていくのが分かる。

「……んっ、お兄さん……」

 耳元で囁くように呟くミユ。息が耳にかかる度にゾクゾクとした感覚に襲われる。そして、彼女は慣れた手つきでズボンの上から優しく俺の息子を撫でてきた。

 流石にこれ以上エスカレートされるとマズいと思い、やんわりと彼女を引き剥がそうとするも、意外と力が強くてそれもかなわない。

「ふふっ、お兄さんのここ、大きくなってますよ」

 そう言いながら、ズボンの中に手を突っ込んで直接触ってくるミユ。下着越しではない刺激に思わず声が漏れそうになるが、何とか我慢することに成功する。

 ミユはそんな俺をニヤニヤと眺めながらも、手の動きをどんどん激しくしていく。まるで獲物を狩る肉食動物のように、こちらの弱点を探るような動きだ。

 あまりの快感に身を委ねたくなるが、ここで流されてしまっては取り返しのつかないことになる気がする。

 なので、ここはなんとか耐えなければいけないのだが……

「シコシコ気持ちいいですよね♡ほら、もっと気持ちよくなってください♡」

 ミユの手の動きが更に激しさを増す。亀頭を中心に攻められていき、ついに我慢が出来なくなった俺は射精してしまった。

 ——ビュルルルッ!!

 ズボンの中で盛大に精を解き放ち、そのままパンツの中まで汚してしまう。

「うわぁ〜、お兄さん出し過ぎですよ〜」

 白濁液まみれになった自分の右手を見ながら言うミユ。そして、何を思ったのか、それを口に運び始めたではないか。

「んちゅっ……♡れろっ……♡んんっ……♡♡♡」

 いやらしい音を立てながら指を舐めるミユ。その姿がとてもエロく見えてしまう。

 そして、精液を飲み込んだ後、ミユは俺に口付けをしてきた。舌を使って口内に侵入してくる彼女のディープキスはとても心地よく、頭がボーッとしてくる。

 その後、記憶に残らない映画鑑賞会中はミユのなすがままにされてしまったのであった。

「いやー、クソだったわー」

「まさかメガロドンもボディビルダーも出てこないとは思わなかったんだけど」

 映画鑑賞会を終えたリリとモミジはだべり合っていた。ちなみに話題の中心になっていたのはさっきまで観ていたクソ映画のことだ。

「次のやつはもう少しマシなクソ映画ですよ!なんと吹き替え声優があの有名アニメに出ている人なんです!」

 目をキラキラさせながらミユは力説する。よほど好きなのだろう。そんな彼女を見てリリとモミジは若干引き気味になる。

「つーかさ。お兄ちゃん、ミユと近すぎなんだけど」

 そう言って不機嫌そうな顔を見せるモミジ。その視線の先には俺とミユがいた。正確には俺の腕に抱き付いているミユに対してだが。

「別にこれくらい普通だよー。ねっ、お兄さん?」

 同意を求めるように上目遣いでこちらを見てくるミユ。正直言ってめちゃくちゃ可愛いし、おっぱいの感触もあってドキドキしてしまう。

「気をつけたい方がいいよ。お兄ちゃん、変態の性欲魔人だから」

 妹からの辛辣な言葉によって俺の評価は下がっていく一方である。いやまあ、確かにエロいことには興味津々だけどさあ。

「へぇー、こわいなぁ。私、お兄さんに襲われちゃうんですかー」

 挑発的な笑みを浮かべるミユ。それを見た俺は思わずドキッとしてしまい、股間が大きくなってしまう。それを見てニヤリと笑うミユ。どうやらわざとやったようだ。

「ミユはモテるんだから、もう少しイイ男見つけなよ」

「そういや、サッカー部の桜井がミユのこと好きとか言ってたよ」

 櫻井といえばサッカー部のエースで女子からの人気も高いイケメンである。俺みたいなオタクとは真逆の存在だな。

「えー……あの爽やかイケメン?アイツゆっくり解説で得た知識であの映画クソとか語るから嫌なんですけど」

 心底嫌そうな顔をしながら答えるミユ。その態度を見る限りではあんまり好きじゃないんだろうなあというのが伝わってくる。

「それに私としてはこうしてモミジちゃんちで適当にゲームしたりクソ映画鑑賞会するのが楽しいですし」

 ニッコリと笑うミユ。その言葉に嘘はないらしく、本当に楽しそうにしているように見えた。

「あっ、そう考えるとお兄さんと私が付き合うってのも悪くないですね。陰キャのオタクだからモミジちゃんちから外出しなくて済みそうで便利ですし」

 便利ってなんだよ。大学を選ぶ決め手が家から近いとかいう受験生かよ。

「は? 冗談はほどほどにしなよ、ミユ。センパイが勘違いしちゃうじゃん」

 ギロリとこちらを睨むリリ。その鋭い眼光に俺は思わず怯んでしまう。

 なんかよく分からんが、怖いんだけど。

「あっそうだ。次は何して遊ぶんだ? できればクソ映画鑑賞会以外で」

 一瞬凍りついた空気を壊すべく、俺は別の話題を切り出すことにした。このままだと雰囲気的にヤバそうだし。

「うーん、そうですねぇ……」

 考え込むミユ。そして、何かを思いついたかのようにポンっと手を叩く。

「じゃあ、王様ゲームをやりましょうよ」

「おっ、いいね! 人数もそれなりにいるし」

 ニコニコ笑顔で言うミユとリリ。それとは対照的に露骨に嫌そうな顔をするモミジ。

「えっ……マジでやるの?」

「もちろん! はい、それじゃあみんな割り箸持ってー」

「お兄ちゃん、変な命令とかしないでよ」

 俺がそんなことできる度胸のある人間だとでも思うのだろうか。そもそも妹の友達相手にそこまで破廉恥なことは出来ねえよ。

 モミジに睨まれていると、リリはカバンの中から大量の割り箸を取り出した。

「これで準備完了だね。それじゃあ始めよっか」

 リリの言葉を合図に俺達は一斉にくじを引くのだった。ちなみに1番を引いたのは俺だった。

 王様は誰だろうか。そう考えていると、目の前にいた黒髪ロングの美少女が名乗り出る。

「はーい、私が王様でーす!」

 元気よく宣言するミユ。その様子を見た俺は嫌な予感を覚える。この娘が王様になったらロクなことにならない気がするのだ。

 そんな俺の不安をよそに彼女は命令を下していく。

「それじゃあ……1番は服を脱いでください♪」

「……え?」

 いきなりの命令に困惑する俺。1番って俺なんだけど。いきなり脱げとかハードル高くないですかね。

「ほら、1番の人は脱いでくださいよ。優しい王様は下着だけは勘弁してあげますから」

「ミユさん、マジ慈悲深いッス。まるでイヴァン雷帝みたい」

 大袈裟に褒め称えるリリ。そのノリに乗っていいのか悪いのか分からない。キミたちさっきまで一触即発みたいな雰囲気出してたのに、切り替え早いな。

 モミジがその様子からくじの1番が俺だと察してジト目でこちらを見る。

「はぁ、はやく脱ぎなよお兄ちゃん」

 呆れた様子でため息をつくモミジ。他の2人も同意見のようで早くしろと言わんばかりにこちらを睨んでくる。

 仕方ないので俺は服を脱ぐことにする。パンツ一丁になったところで、3人の女の子の視線が突き刺さるのが分かった。

「ほほう、これがお兄さんの身体ですかぁ……」

 興味深そうにジロジロと眺めてくるミユ。その視線はまるで品定めをしているかのようだ。

「やっぱりいい身体してるよね、センパイ」

 そう言いながらペタペタと触ってくるリリ。その手つきは少しくすぐったく感じる。

「うわっ、汗すごっ……ちょっとくっさいんだけど」

 そう言いながら顔をしかめるモミジ。臭いと言われてショックを受けた俺は少し涙目になる。というか、年頃の女の子がそういうこと言うんじゃありません。

「えっと……それじゃあ服着てもイイか?」

 3人の視線に耐えられなくなった俺はそう尋ねるが、彼女達の反応は冷ややかだった。

「ダメに決まってるじゃないですか〜。せっかく脱いだんですから最後までやってもらわないと」

「そうそう。面白そうだし、そのまんまでいてよ、センパイ」

 ニヤニヤしながら言うミユとリリ。それに対してモミジは何も言ってこないが、チラチラとこちらを睨んでくる。俺だって好きでこんなことしてんじゃないやい。

 結局、俺はこのまま続行するハメになってしまった。

「さて、次の王様は誰かなー♪」

 上機嫌に鼻歌を歌いながら、次の番号を確認するミユ。彼女が持っている割り箸には『2』と書かれているのが見えた。

 すると、そこでリリが声を上げる。

「あっ、ウチ王様だ!」

 嬉しそうにガッツポーズをするリリ。それを見て、モミジの顔が若干ひきつった気がした。もしかしてコイツが王様になったらマズいことでもするつもりなのだろうか。

「えーっと、それじゃ3番の人が1番の人にビンタしてください!」

 そう言われて番号を確認すると、俺の番号は3番だった。つまり、俺が誰かにビンタするってことだよな。

 1番を持っている奴は誰だと思い、周りを見回すと、そこには怯えた表情のモミジが映った。どうやら、妹が1番だったらしい。

「おっ、これはお兄さんがモミジちゃんを分からせる展開かな?」

 期待に満ちた眼差しでこちらを見つめるミユ。さすがに兄が妹をビンタするわけにはいかないだろう。

 モミジの方を見ると、彼女は今にも泣き出しそうな顔をしていた。そんな彼女を見て俺も心苦しくなる。

「はぁ……」

 そんな妹の様子を見兼ねて、俺は彼女の頬を軽く撫でるだけにとどめた。

「センパイ、もっと強く叩かないとダメだよー。モミジに毎日罵倒されたり、悪口広められたりしてんでしょ?」

 不満げに頬を膨らませるリリ。確かに最近は毎日のように罵られているけどさぁ……。

「別にそんな気にしてないぞ。だいたいが事実だしな」

 それでも妹に手を上げるなんて俺にはできないし、したくないんだよなあ。

「まあ、いいじゃないですか。美しい兄弟愛ってことで。あとリリちゃん、暴力方面はNGですよ」

 やんわりと注意してくるミユ。そしてその表情は何かを企んでいるようだった。

 さて、次の王様であるが今度はモミジであった。さっきまでの怯えた様子とは変わって意地悪な笑みを浮かべていることから察するに、何か良からぬことを考えているのだろう。

「さーて、何を命令してやろうかなー」

 そんな独り言を言いながら、モミジは思案していた。頼むから変なことは言わないでくれよ……

「それじゃあ、全員王様にマッサージしなさい」

 ニヤリと笑いながら命令を下すモミジ。さっきの仕返しのつもりなんだろうか。

「最近、肩こりがさー。だから揉んでほしいんだよねー」

 わざとらしく肩を揉み始めるモミジ。それを見た俺は仕方なく彼女の後ろに回ると肩に手を置いた。

 そのままゆっくりと指圧していくが、中々凝っているようだ。

「あーそこそこ♪いい感じだよー♪お兄ちゃんやるじゃん」

 気持ちよさそうな声をあげるモミジ。その声を聞いているとなんだか妙な気分になってきてしまう。いかんいかん、今は集中しないと。

「それじゃあ、ウチはおっぱいのマッサージを」

「私はモミジちゃんの下半身のマッサージをしますね」

 そう言ってモミジに迫るリリとミユ。それを目にした俺は慌てて止めようとするが、時すでに遅しである。

 2人はモミジの身体を触り始めていた。最初は太ももを撫でたりしていたが、次第にエスカレートしていき、やがてパンツの中にまで手を突っ込んでいる。

「ちょ……アンタら何してんの!?」

 驚きのあまり叫ぶモミジ。しかし、2人は手を止めることなく彼女を攻め続ける。

「いや、コレマッサージだから。モミジのおっぱい大きいねー」

「ほんとですね〜。私よりおっきいし羨ましいです〜」

 そんなことを言いながら胸を揉むリリと、股間を触るミユ。完全にセクハラ行為なのだが、当の本人たちは気にした様子はない。それどころかむしろ楽しんでいるようだ。

「んっ……♡そこぉ♡ダメだってぇ♡」

 顔を真っ赤にしながら悶えるモミジ。もはやマッサージなのか何なのか分からない状況だが、それでも彼女達は手を止めようとしない。

「んっ、んんんっ♡」

 しばらくするとモミジはビクビクっと身体を震わせると、脱力したようにその場にへたり込んだ。おそらく絶頂を迎えてしまったのだろう。

「はぁー♡はぁー♡アンタらねぇ……」

 そんな恨めしそうな目でこちらを見るモミジ。それに対して舌を出して笑うリリとミユ。

「それじゃあ、次の王様は誰ですか?」

 そう言いながら割り箸を取り出すミユ。俺は恐る恐る自分の持つ割り箸を確認すると、そこには赤い丸印が書かれていた。数字じゃないってことは俺が王様ということらしい。

 さて、どうしようか。命令を出さないことにはどうしようもないので、適当に命令をだすことに。

「とりあえず喉乾いてきたから、2番は全員分の飲み物を頼む」

 そう命令すると、ミユとリリは白けたような顔をした。なんだよ、別にいいだろ。喉乾いたんだしさぁ。

「あっ、2番はウチだから、適当に持ってくるよ」

 そう言って立ち上がったのはリリだった。彼女はキッチンの方へと向かっていく。

「はい、これがモミジのぶんで、こっちがミユのぶんだよ」

 しばらくした後、そう言ってペットボトルとコップをテーブルの上に置くリリ。その中身はコーラのようだった。しかもコップには氷が入っているのか、キンキンに冷えている。

「……ありがと」

 恥ずかしそうにお礼を言うと、モミジはそれをグイッと一気に飲み干した。よほど喉が渇いていたのだろうか。

「んで、俺の分は?」

「ンフフ、センパイのぶんは……」

 リリは目を細めると、コップにあったジュースを口に含み、そのまま俺に口付けしてきた。突然のことに驚いた俺はそれを拒むことができなかった。

「んっ♡」

 ジュースを流し込んでくるリリ。口の中に広がる甘い味と、ほんのりとした苦味が混ざった不思議な感覚に襲われる。それはまるで媚薬のように俺の頭をクラクラさせた。

「ちょっ、リリ! なにやってんの!?」

 モミジが抗議の声をあげるが、リリはどこ吹く風といった様子だ。一方の俺はというと、リリとのキスに夢中になっていた。

「ふー♡ふー♡」

 舌を絡ませ、唾液を交換する濃厚なディープキス。互いの口内を舐め回し、歯茎や頬の裏などあらゆるところを刺激し合う。

「ぷはっ……どう? ジュース美味しかった?♡」

 トロンとした瞳で見つめてくるリリ。その瞳にはハートマークが浮かんでいるように見えた。

「なにやってんのよアンタ達!」

「まあまあ、アレくらい普通ですよ」

「普通なわけないじゃん!」

 顔を真っ赤にして怒るモミジに、それを宥めるミユ。俺も普通だと思わないけどさ、正直気持ちよかったから後悔はしていない。

「モミジもセンパイとやりたかったの?それなら言ってくれれば良かったのに」

 ニヤニヤしながらそんなことを言うリリ。それを聞いたモミジは更に顔を赤くして叫んだ。

「そっ、そんなわけ無いでしょ!」

「じゃあ次は私がお兄さんに口移してあげようかな」

 そう言うと、ミユが俺の横に座ってきた。そして、ペットボトルを手に取ると、そのまま口に含む。そして再び顔を近づけてくる彼女。俺はそんな彼女を受け入れるように唇を合わせた。

「んんっ♡」

 口の中に流し込まれる液体をゴクゴクと音を立てて飲む。その様子を見ていたモミジがギロリとこちらを睨みつけてきた。いや、なんでお前が怒ってんだよ。

「ぷはっ……」

 長い口づけが終わり、口を離すと透明な糸が引いた。それを見て顔を赤らめる俺とミユ。その様子をモミジは恨めしそうに見ていた。

「さて、そろそろ次にいきましょうか」

 そう言って次のゲームの準備をするミユ。そういえばこのゲームはまだ続いているんだった。

「あっ、今度は私の番ですね。それじゃあ……1番と3番は全裸になってください!」

 笑顔でとんでもないことを言ってくるミユ。それを聞いてしまったモミジは慌ててくじを確認するが、結果は1番だったらしく目を丸くしていた。

 一方で俺の方はくじの番号が2番だったのでセーフである。既にパンツ一丁であるが、最後の砦だけは守り抜くことができた。

「あちゃー、ウチとモミジが脱ぐのかー」

 残念そうに呟くリリ。コイツ絶対この状況を楽しんでやがるな。

 一方、モミジの方はというと涙目になりながら服を脱ぎ捨てようとしていた。恥ずかしさからか、その手つきはとてもたどたどしいものだった。

「ウヒョー、モミジちゃんの脱ぎ方エッッロ! もっとよく見せてよー」

 そんなモミジの様子を見て興奮している様子のミユ。コイツはもうダメだな……

 そんな変態を無視して、服を脱いでいくモミジ。そしてついに下着姿になってしまったのだが……その下着というのが黒を基調としたもので、レースやらリボンやらが付いているセクシーなものだったのだ。普段の彼女のイメージからは想像できないその姿に思わずドキッとする俺。それに気付いたモミジは顔を真っ赤にしながら手で胸を隠すようにして言った。

「なっ……なによ!こっち見ないでよ!」

「えっ、ああゴメン……」

 慌てて視線を逸らす俺。それを見たモミジはホッとした様子で息を吐くと、そのままブラを外し始めた。

「うっひょー♪モミジちゃんおっぱい大きいね〜」

 横から聞こえるそんな声を無視しながらブラジャーを外すモミジ。それによって露わになった豊満な乳房を見て、俺は生唾を飲み込んだ。

「センパイ、センパイ! ウチのことはちゃんと見てもいいからねー♪」

 そう言ってこちらにウインクしてくるリリ。いや、別に見たいわけじゃないんだが……まあせっかくだし見るだけ見ておこうかな。そう思って改めてじっくりと見てみると、確かに大きく綺麗な形をしていることが分かる。乳首の色もピンク色で可愛らしい感じだし、形も整っているし、なんというかとてもエロい身体だなと思った。

 そうやってしばらく見ていると、さすがに恥ずかしかったのかリリは顔を赤くしながら俯いた。

「んっ……♡ちょっと恥ずかしいかも……♡」

 恥ずかしそうに身をよじらせるリリだったが、その姿は逆にこちらの情欲を掻き立てる結果となった。普段は元気な彼女が恥じらう姿はなんとも可愛らしくて興奮する。

「ちょ、お兄ちゃんの変態!どこ見てるのさ!」

 そんなことを考えていたらモミジに怒られてしまった。いや、見ていいって言うから見たんだけど。

「それじゃあ次の王様は……私だぁ!」

 元気よくそう宣言するモミジ。青筋を立てながらニヤつくその表情は恐怖以外の何者でもなかった。

「それじゃお前ら全員脱げぇ! ミユも恥ずかしい思いをしろ!」

 怒りのままに命令を下すモミジ。激しい動きで胸を揺らしており、それがまたエロかった。

「えっ、そんなんでいいんですか? 一人だけ服着てるのなんか場違い感があったので、助かります」

 キョトンとした顔をするミユ。なんでもないかのように彼女は言い放つと、服を脱ぎ始めるミユ。普段から露出の多い格好をしているせいか、あまり恥ずかしがっている様子はない。むしろ見せつけるようにして脱衣していく様はどこか妖艶な雰囲気さえ感じさせる。

やがて彼女は裸になると、そのまま床に寝そべり、挑発的な笑みを浮かべながらこちらを見てきた。

「さあ、お兄さんも脱ぎましょ。もう全裸になってないのはお兄さんだけですよ」

 パンツ一丁の俺に対してそう言い放つミユ。たしかに言われてみればその通りだけど、本当に脱がなきゃダメなんだろうか。そんなことを思っていると、隣から視線を感じてそちらを見る。するとそこにはモミジの姿があった。彼女はジッとこちらを見つめたまま動かない。さっさとやれってことなんだろう。

 仕方ないな……覚悟を決めると俺はパンツに手をかけた。ゆっくりと下ろしていき、遂には一糸まとわぬ姿となる。こうして全裸になった俺は股間を隠しながらその場に座った。

「ほら、これで満足かよ」

 投げやり気味にそう言う俺。

 ミユとリリは満足そうに頷いているし、モミジはと言うと目を逸らして俯いているもののチラチラとこちらを見ているのが分かる。

「この時期に全裸になるとさすがに寒いね」

 その場のノリで全員全裸になったわけだが、さすがにこのままでいると風邪をひきそうだ。

「ちょっと、場所変えようよ。モミジの部屋とか」

「は、裸のお兄ちゃんを入れるわけないじゃない!」

「じゃあ、お兄さんの部屋でやりましょう」

 ということで俺の部屋に移動することになった俺たち。俺の部屋は狭いこともあってか暖房を入れると暖まりやすい。

「次の王様は……」

「はいはーい!ウチだよー!」

 元気に手を上げるリリ。どうやら自分が王様になるチャンスがやってきたことでテンションが上がっているようだ。

「うーん、何にしようかなー」

 顎に手を当てて考え込むリリ。しばらくして考えがまとまったのか口を開いた。

「それじゃあ……王様と3番が抱きしめ合うっていうのはどう?」

 確認すると俺の番号は3番だ。マジかよ……なんか俺が選ばれる率高くね?

 ただのハグなら許容範囲なんだけど、今はみんな全裸だからなぁ……。

「ほら、センパイギューしよ」

 そう言って抱きついてくるリリ。その柔らかな感触がダイレクトに伝わってくるせいで俺の理性がゴリゴリ削れていくのが分かった。

 肌と肌が激しくぶつかり合い、むにゅっと潰れる胸の柔らかさがなんとも言えない心地良さを醸し出している。さらには女の子特有の甘い匂いが鼻腔を刺激してきて頭がクラクラしてきた。

「センパイの身体あったかいねぇ♡」

 俺の耳元で囁くように言うリリ。その声は妙に艶めかしく聞こえてしまう。さらに耳にかかる熱い吐息のせいで余計にドキドキしてしまった。やばい、このままじゃ俺の息子が元気になってしまうかもしれない。それだけは何としても避けたかったので、俺はなんとか我慢することにした。

 そんな俺の気も知らずに身体を密着させ続けるリリ。その度に柔らかいものが当たってきて、俺は気が気ではなかった。

「お腹に硬いのが当たってるよ♡」

 下腹部に当たるソレの存在に気付いたのだろう。ニヤニヤ笑いながらこちらを見上げるリリ。その視線に耐えきれず顔を背ける俺だったが、顔を掴まれ無理やり正面を向かされる。そしてそのまま唇を重ねられた。

「んちゅ……♡んむっ♡」

 舌を絡ませ合いながらキスをする俺とリリ。唾液を交換するたびに卑猥な音が部屋に響く。

「お、お兄ちゃん! リリ! なにやってんの!?」

「まー、まー、これくらい軽いスキンシップですよ」

「ディープキスのどこが軽いスキンシップなの!?」

 顔を真っ赤にして止めようとするモミジだが、ミユに羽交い締めにされて身動きが取れなくなっていた。

 その間にもキスを続ける俺とリリ。互いの舌が絡み合い、唾液を交換しあう濃厚な口付けはまさに大人のそれだった。

「ぷはっ……♡ふぅ……♡」

 ようやく唇を離した頃には俺もリリもすっかり出来上がってしまっていた。顔は紅潮しており、目はトロンとしている。そしてなにより下半身のソレはガチガチに勃起していた。

「……さっきのジュースに何か仕込みやがったな」

「あれっ? バレちゃった?」

 悪びれもせず笑うミユ。全身に火照りを感じるのはそのせいだったのか。おかげでさっきからムラムラしてしょうがない。

「ミユの飲み物にもモミジのにも、もちろんウチも媚薬入りのやつを飲んでたんだよねー♪」

 見るとミユもモミジも顔が赤くなっており、息も荒くなっていた。どうやらあのジュースには媚薬が入っていたらしい。正直、今すぐにでも理性がぶっ飛びそうだった。

「次の王様を決めましょうか♪」

 そんな俺たちの様子を見て楽しそうに言うミユ。俺たちはフラフラとした足取りでくじへと向かうのだった。

 くじの結果、王様になったのはミユ。

「それじゃあ……1番と2番が互いにオナニーを見せ合ってください!」

 満面の笑みでそんなことを言うミユ。コイツもだんだん理性が崩壊していって命令が過激になってきていないだろうか。

 ちなみに1番を引いたのは俺だ。2番はというと……

「うっ、うぅぅーー!」

 呻き声を上げながら俺のベッドの上で顔を埋めるモミジがいた。その頰は真っ赤に染まっており、今にも泣き出しそうな表情をしている。そんな彼女を見て、俺は思わずドキッとしてしまった。普段の強気な態度とは正反対の姿にギャップを感じてしまったのだ。

「さあさあ王様の命令は絶対ですよ♡お兄さんもモミジちゃんもオナニーしてください♡」

 そんな俺たちを見ながら煽るように言ってくるミユ。くそっ、この悪魔め……後で覚えてろよ!

 俺は仕方なく自分のモノを握り、上下に動かし始めた。それを見ていたモミジは顔を真っ赤にしながらこちらを睨みつけてくる。そんな表情すら可愛いと思ってしまうあたり、俺はもう完全におかしくなってしまったのかもしれない。

「モミジ、センパイがもう始めてるじゃん。はやくはじめないとアンタ1人でオナニーすることになるよ」

「わ、分かってる!! んっ♡あっ……♡」

 意を決したように自らの秘所に手を伸ばすモミジ。彼女のそこは既に愛液で濡れていて、触れるだけでクチュリといやらしい音を立てた。そのまま割れ目に沿って指を這わせると、ビクンッと身体を震わせた。どうやらかなり敏感になっているみたいだ。

「んっ……♡はぁ……♡んっ……♡」

 指の動きに合わせて甘い声を上げるモミジ。最初はゆっくりだったその動きは次第に早くなり、それに合わせて喘ぎ声の音量も大きくなっていく。

「んっ……♡あぁっ……♡んっ……♡」

 彼女の口から漏れる甘い声を聞くたびに興奮してしまう俺。気がつけば俺の手の動きが速くなっており、無意識のうちに激しく扱いていた。それを見た彼女はニヤリと笑うと、こちらに見せつけるようにして自慰行為を続けた。

「んっ……♡あんっ……♡んっ……♡」

 徐々に大きくなる水音。それに比例するようにモミジの声も大きくなっていく。

「ほらほら、見せ合いっこなんだから、もっと二人ともくっついて!」

 そう言って俺とモミジを抱き寄せるリリ。そのせいでお互いの身体が密着してしまい、さらに激しい興奮を覚えてしまった。

「んっ、お兄ちゃんくっさい♡くっさ♡お兄ちゃんくっさ♡」

 そう言いながら俺の首元の匂いを嗅ぐモミジ。その息がくすぐったくて変な声が出てしまう。それを見た彼女はさらに興奮したのか、今度は俺の耳に舌を這わせてきた。ピチャッという音ともに走るゾクゾクとした感覚。あまりの気持ちよさに腰が抜けそうになるほどだった。

「ふふっ、お兄ちゃんの変態♡変態♡」

 そう言いながら耳を舐めるのをやめないモミジ。そんな彼女に対して俺はお返しとばかりに乳首に触れることにした。その瞬間、彼女がビクッと震えるのが分かった。そのまま指で転がすように刺激を与えると、モミジの口から喘ぎ声が漏れ始める。

「あっ♡んんっ♡やぁっ♡」

 しばらくそうしていると、やがて限界を迎えたのかモミジの身体が小刻みに震えだした。絶頂が近いのだろう。そう思った俺はトドメと言わんばかりに乳首を摘んだ。

「ひっ!? あ゛あ゛ぁぁっっ♡♡♡」

 ビクビクと痙攣する身体。それと同時に絶頂を迎えたのか大量の潮を吹き出す彼女。そのまま倒れこむように俺に寄りかかってくるモミジを支えながら、俺は射精した。

 ——びゅるるるっ!!!

 勢いよく吐き出された精液はモミジの身体へと降り注ぎ、白く汚していった。その様子はまるでマーキングをしているかのようで、とても背徳的だった。

「うわー♡いっぱい出ましたね〜♡」

 感心したように言うミユ。一方でそれを見ていたモミジは荒い呼吸を繰り返していた。

「さぁて♡次の王様は……♡」

 ニヤニヤと笑うリリは俺の方を見ると、舌なめずりをした。どうやら次はリリが王様のようだ。

「それじゃあ……王様と2番と3番は……セックス♡」

 リリの言葉に固まる俺とモミジ。おそるおそる番号を確認すると、俺の番号は3番だった。

「やったー私2番でーす♡」

 2番と書かれた棒を振り回すミユ。楽しそうで良かったね。良くない。

「せ、せ、セックスって何考えてんの、アンタら!?」

「大丈夫だって、ちゃんとゴム着けるから♡」

「そういう問題じゃない!!」

 顔を赤くして叫ぶモミジだが、残念ながらリリの意見を変えることはできないだろう。

「私らスッゴイムラムラしてんですよ? もう我慢できないんですけど♡」

「モミジは一回センパイで抜いたけどウチらはまだだしさー」

 そう言って迫ってくるリリとミユ。彼女たちからは発情している雌の匂いが漂ってきており、その匂いに反応して俺のモノは再び硬くなっていった。

「ほらほらー♡観念しなよ、センパイ♡」

 そう言って俺を押し倒すリリ。その目は肉食獣のようにギラギラとしており、獲物を前にした捕食者のようだった。

「ちょっ、ちょっと待って!」

 そう言って抵抗する俺だったが、あっさりとベッドの上に組み伏せられてしまう。

「うっわ、センパイ力弱ーい♡ほらほら抵抗しないと食べられちゃうよ?」

 そう言って顔を近づけてくるリリ。そのまま唇を奪われる俺。舌を入れられ口内を蹂躙されると頭がボーっとしてきて何も考えられなくなる。

「こっちもいますよ、がおー♡」

 そんな俺に追い打ちをかけるかのように下半身に跨ってくるミユ。既に濡れていたのか秘部が当たり、それだけで達してしまいそうだった。素股のような体勢のまま前後に動く彼女になすすべもなく翻弄されてしまう俺。もはや為す術もなかった。

「あームラムラする♡お兄さんの顔見てたら、すっごい犯したくなっちゃった♡」

 そう言うと、ミユはコンドームを取り出し、それを俺の肉棒に装着するとゆっくりと挿入してきた。

「あっ♡やっばぁ♡お兄さんのおちんちん最高ぉ♡」

 恍惚とした表情を浮かべながら腰を振るミユ。その度に膣内が締まり、凄まじい快感を与えてくる。あまりの気持ちよさにすぐにでも果ててしまいそうだ。

「センパイ、ウチとチューしながらまんこいじって♡」

 再びキスをしてくるリリ。同時に手を握られると、そのまま彼女の秘所に誘導された。

「んっ……♡ちゅぱっ……♡れろっ……♡ちゅるっ……♡」

 舌を絡め合いながら互いの性器を刺激し合う俺たち。その間もミユの動きが止まることはなく、むしろ激しさを増していった。

「おっ♡そこっ♡やばいぃ♡」

 感じるところを突かれたのかビクビクと身体を震わせるミユ。どうやらここが弱点らしい。俺はそこを重点的に責めることにした。

「おっ♡おっ♡おぉぉぉぉぉっ♡♡」

 途端に下品な声を上げ始めるミユ。よほど気持ちいいのか、腰をくねらせている。そんな彼女の反応を見たからか、リリはさらに激しく攻め立ててきた。

「れろ♡ちゅるっ♡じゅるるっ♡」

 キスをしながら互いの乳首を摘み合う俺たち。まるで本当の恋人同士になったかのような錯覚を覚えるほどの快楽だった。

「あぁっ♡イくっ♡イッちゃうぅぅっ♡♡♡」

 絶叫と共に絶頂を迎えるミユ。それと同時に俺も射精してしまった。

 ——どぴゅ、びゅるるっ!

 大量に放出された白濁液はコンドームの中に溜まっていく。それがなんとも心地よかった。

「ふぅ……気持ちよかった……」

 満足そうに呟くミユ。そんな彼女に対し、まだ満足していない様子のリリが言う。

「ねぇ……次ウチの番だよね? ウチも早くヤりたいんだけど!」

 そう言って四つん這いになりお尻を振って誘惑してくるリリ。その姿を見た瞬間、俺の理性は完全に崩壊してしまった。

「あああぁぁっ♡♡♡」

 後ろから思いっきり突き入れると、リリは大きく仰け反った。その拍子に大きな胸がブルンッと揺れる。その光景を見てさらに興奮してしまった俺はさらに強く打ち付けた。

「えっ、お兄ちゃん!? ゴム着けてないじゃん!」

 驚くモミジを無視してひたすらピストンをリリに続ける。避妊具を着けていないせいで、彼女の膣の感触がよく分かる。熱く柔らかい肉ヒダが絡みついてくるようでとても気持ちが良かった。

「ヤバ♡センパイの生交尾ヤバい♡♡こんなんされたら孕んじゃうじゃん♡」

 そんな俺たちの様子を見ていたモミジが興奮した様子でこちらを見つめてくる。その視線に気づいた俺は見せつけるように彼女の目の前でリリを犯し続けた。

「んっ♡あんっ♡んっ♡んんっ♡」

 喘ぎ声を漏らすリリ。その目にはハートマークが浮かんでおり、完全に快楽に溺れているようだった。

「そういえば映画鑑賞の前にエロDVDセットしたの、リリお前だったな」

「んっ♡そ、そうだけどっ……♡」

 俺の言葉に反応するリリ。どうやら図星だったようだ。

「なんであんなことしたんだ?」

「センパイが♡ウチみたいな♡女以外を♡あっ♡おかずにしたら♡嫌じゃんっ♡」

 喘ぎながらもそう答える彼女。そういえばあの女優リリに似ていたな。まあ、目の前にいるこっちの方が何倍もエロいが。

 そんなことを思いながら俺はラストスパートをかけた。

「ああっ♡イクッ♡イグゥッ♡♡♡」

 絶頂を迎えたのかビクビクと痙攣するリリの身体。それと同時に俺も射精してしまった。

 ——びゅるるるっ!!

  先程よりも勢いのある射精。大量の精液はそのまま子宮の中へと注がれていく。

「はぁー♡はぁーっ♡」

 荒い呼吸を繰り返すリリ。そんな彼女の中から引き抜くと、ドロリとした液体が流れ出てきた。それは間違いなく俺の出したものだった。

「えへへ……♡今度こそ赤ちゃんできるといいね……♡」

 そう言って笑うリリはとても幸せそうだった。

 さて、この王様ゲームにノリノリだったリリとミユがこうして疲れてのびているので、これでお開きになると思ったのだが……

「次の王様は……私だよ、お兄ちゃん」

 不敵な笑みを浮かべるモミジ。まさかコイツがまだやる気なのか?

 思わず後ずさってしまう俺だったが、逃さないとばかりに抱きついてきた彼女は耳元で囁いた。

「ねえ、今度は私の番でしょ? いいよね?」

 吐息混じりの甘い声に脳髄まで溶かされそうになる。気がつくと俺は首を縦に振っていた。

「それじゃあ……命令は王様と1番は一緒のお布団で寝ること」

 顔を赤くしながら言うモミジ。その表情から察するにどうやら本気で言っているようだ。

 さっきまでの過激な命令とは変わって穏やかな内容だ。これなら普通に寝れば済むだろう。そう思ったのだが……

「それじゃ早速行こっか♡」

 俺の手を引きベッドへと誘う彼女の表情はどこか艶めかしかった。なんだか嫌な胸騒ぎを感じる俺であった。

「ほら、はやく寝よ♡」

 モミジはそう言って自分の隣をポンポンと叩いた。それを見て一瞬躊躇したが、ここで変に意識するのもおかしいと思い大人しく従うことにした。俺が隣に寝そべると、モミジは俺を布団の中へ引き摺り込んだ。そしてそのまま俺に抱きつくようにして密着してきた。布団の中は暖かく、おまけに彼女の匂いに包まれているせいか頭がボーっとしてしまう。

「ふふ♡あったかいね、お兄ちゃん♡」

 そう言いながら微笑むモミジの姿はとても可愛らしく、不覚にもドキドキしてしまった。

「ねえ、もっとくっついてもいい?」

 上目遣いで尋ねてくるモミジに対して頷くと、彼女は嬉しそうに笑った。そして更に身体を寄せてきたかと思うと、俺の胸に顔を埋めてきた。その様子はまるで子猫のようで愛らしかった。

「お兄ちゃん汗くさいね〜♪」

 悪戯っぽく笑いながらそう言うモミジだったが、不思議と悪い気はしなかった。

「すぅー♡はぁっ♡すんすんっ♡やっぱり臭いなぁ〜♡」

 わざとらしく鼻を鳴らしながらそんなことを言うモミジ。だが、言葉とは裏腹にその表情はとても嬉しそうだった。

「くっさ♡すんっ♡くっせ♡お兄ちゃん、やっば♡」

 息を荒くさせながら俺の胸元に顔を擦り付けるモミジ。その姿はまるで発情しているかのように見えた。

 しばらくそうやっていると満足したのか、ようやく彼女が顔を上げた。その顔は上気しており、心なしか息も荒いようだった。

「お兄ちゃん、リリとミユともエッチしたのに元気だね」

 そう言って肉棒を撫で上げるモミジ。その手つきはいやらしく、それだけで射精してしまいそうなほど気持ち良かった。

「みんなバテちゃったし、こんなお兄ちゃんを放っておいたら性犯罪者になっちゃいそうだから私が処理してあげるね」

 そう言って妖艶に微笑むモミジは、そのまま俺のモノを咥えこんだ。突然のことに驚く俺だったが、すぐに快感によって頭の中が真っ白になってしまった。

「んむっ♡れろっ♡ちゅっ♡」

 音を立てながらフェラをする彼女。ぎこちない動きではあるが一生懸命なところがなんとも可愛らしい。

「どう?気持ちいい?」

 こちらの反応を窺うように尋ねてくる彼女に対し、俺は素直に頷いた。それを見たモミジは再び行為に戻った。

「んっ♡じゅるるっ♡ちゅぱっ♡」

 卑猥な音を立てながら懸命に奉仕を続けるモミジの姿に興奮してしまう。実の妹にこんなことをさせているという背徳感がたまらない。

「ちゅぱっ♡ふふっ♡また大きくなったね♡」

 そんな俺を見て嬉しそうな表情を浮かべるモミジ。どうやらかなり楽しんでいるようだ。その証拠に彼女の秘部からは愛液が溢れており、太ももを伝ってシーツを濡らしていた。

「ちゅぷっ♡じゅぽっ♡くちゅっ♡」

 さらに激しくなる口淫。それに合わせて俺も限界を迎えようとしていた。

「ぷはっ……♡そろそろイキそうだね、お兄ちゃん♡」

 そう言ってこちらを見上げるモミジの目はトロンとしており、すっかり蕩けきっている様子だった。そんな彼女の姿を見ているうちに射精欲が込み上げてきた。

「いいよ♡出して♡全部飲んであげる♡」

 そう言うと再び俺のモノを咥えこむモミジ。それだけでなく、同時に手コキまでし始めたのだ。そのあまりの快感に耐えられるはずもなく、俺はあっけなく果ててしまった。

 ——ぶぴゅっ!どぴゅっ!びゅるるるっ!びゅくっ!びゅくっ!

 大量の精液がモミジの口内に注ぎ込まれていく。それを全て飲み干そうとする彼女だったが、あまりの多さに途中で吐き出してしまうほどだった。それでもなお、彼女は諦めずに吸い付き続けていた。

「んぐっ♡ごくっ♡んぶっ♡」

 やがて最後の一滴まで飲み干したのか、ようやく口を離すモミジ。口元は唾液と精液でベトベトになっており、それがなんとも淫靡だった。

「んっ……ごちそうさまでした♡」

 満足そうな笑みを浮かべるモミジを見て、これで終わりかと思ったのだが。

「まだ、ビンビンじゃん……♡」

 そう言った彼女の顔には嗜虐的な笑みが浮かんでいる。モミジは目を細めてから舌舐めずりをして、足を大きく広げた。そしてそのまま秘所を見せつけるようにして言った。

「お兄ちゃん……私、初めてだから優しくしてね♡」

 そんな妹の痴態を前にして我慢できるわけもなく、俺は彼女に覆い被さる。布団の中というモミジと俺の汗の匂いや熱気のせいで頭がクラクラする中、俺は彼女の柔らかな唇を奪った。

「んむっ♡れろっ♡ちゅっ♡」

 舌を絡ませ合い濃厚なキスをする俺たち。その間にも互いの性器を擦り合わせており、その度に電流のような快楽が全身を駆け巡った。

「んっ♡あんっ♡」

 モミジの口から漏れる甘い吐息が俺の興奮を高めていく。それと同時に彼女の膣内に挿入れたいという気持ちが高まっていくのを感じた。

 しかし、さすがに避妊具無しではまずいだろう。そう思い離れようとすると、モミジは自ら腰を押しつけてきた。

「んんっ♡中に出していいから……♡お願い♡」

 潤んだ瞳で懇願してくるモミジ。そんな姿を見せられて我慢できるはずもなかった。

「……来て♡」

 その言葉を合図に一気に奥まで突き入れる。その瞬間、今まで感じたことのないほどの強烈な快感に襲われた。

「ああぁぁっ♡♡♡」

 ビクンッと身体を仰け反らせながら絶叫を上げるモミジ。どうやら挿れただけでイッてしまったらしい。そんな彼女のことなどお構いなしにピストンを始める。

 パンッ!パァンッ!グチュッ!ズチュゥッ!

 肉同士がぶつかり合う音が響き渡る。その激しさのあまりベッドが激しく軋むほどだ。その激しい動きに合わせるように、モミジが大きな声を上げる。その喘ぎ声を聞いて興奮した俺は更に動きを速めていった。

「あっ♡ダメェッ♡イックゥウウッ♡♡♡!!」

 ビクビクと痙攣しながら絶頂を迎えるモミジ。そんな彼女の腰を掴み、何度も何度も打ち付ける。その度に彼女は絶頂を迎えているようだが、構わず責め続けることにした。

「あぁっ♡イグゥッ♡♡またイグゥウウッ♡♡♡」

 獣のように叫びながらイキまくるモミジ。その様子はとても卑猥で美しく思えた。

「お兄ちゃん、好きぃいぃっ♡♡♡」

 涙を流しながら叫ぶ彼女に応えるように唇を重ね合わせる。

「んちゅ♡れろ♡じゅるるっ♡」

 互いに舌を絡め合いながら唾液を交換する俺たち。その間もずっと繋がったままだったため、俺たちは完全に一つになっていた。

「好き♡大好きぃいっ♡♡」

 うわ言のように呟きながらキスを続けるモミジ。そんな彼女のことを愛おしく思いながら俺はラストスパートをかけた。

「おっ♡おぉおおおぉっ♡♡♡」

 獣のような声で喘ぐモミジ。そして次の瞬間、彼女の子宮口に亀頭がめり込むと同時に大量の精液を解き放った。

 ——ビュルルルーッ!!ビューッ!ドピュッドピューーッ!!

 凄まじい勢いで放たれた大量の精子がモミジの子宮を満たしていく。その感覚に彼女も絶頂したのか、身体を震わせて潮を吹いていた。

「んいぃぃいいっ♡イクぅぅうううぅっ♡♡」

 プシャァッと勢いよく噴き出す液体。それは俺の顔にまでかかるほど勢いのあるものだった。それと同時に力尽きた。

「お兄ちゃん……好きぃ♡」

 そう言いながら抱きついてくるモミジを抱き返しながら眠りにつくのだった。

 クリスマスの日。終業式が終わり、自転車に乗って帰ろうとしている最中にモミジたちギャル集団に一緒に帰るよう誘われた。

「なんかクラスの人たちが高級住宅街でイルミネーションやってるとかでデートするらしいんですって!」

「ウチらもなんかクリスマスっぽいことしたいから見に行こうよ!」

 と、リリとミユが言うのでせっかくなのでついていくことにした。まあ特に予定もないしな。

 学校を出て10分くらい自転車で漕いで高級住宅街に辿り着く。見ると金持ちの道楽っぽく家に飾り付けがされており、煌びやかなライトアップが施されている家もあった。

「うわっ、やっぱ金持ちは違うなー」

「それより、あっちでイチャついてるカップルがいるから冷やかしにいきましょうよ!」

 そう言って、イルミネーションガン無視ではしゃぎ回るギャルコンビ。それを見ながら、俺の隣にいたモミジがため息をこぼしていた。

「まったく……アイツらときたら……」

 そう言いつつ呆れている様子のモミジだったが、その表情はどこか嬉しそうでもあった。なんだかんだ言って、あの2人といるのは楽しいのだろう。

「それはそうとさ……子供の頃、ここに来たの覚えてる?」

「んー、ああ、そういえば来たような覚えがあるな」

 当時小学生だった俺たちは、クリスマスなのにゲームばっかやってないで、とか言われて親に連れてこられた記憶がある。

「特に何も残ってないし、そこで何をしたのか覚えてないけど、お兄ちゃんと来たってのはよく覚えてたんだ」

「まあ、俺も似たようなもんだ。ゲームやってた方が楽しかったしな」

 俺がそう言うと、モミジは少しだけ寂しそうな表情を浮かべた後、笑顔を浮かべながら言った。

「大人になればこういうのが楽しめるように変わるのかと思ったけど、やっぱ今もみんなでゲームやったりクソ映画観たりした方が楽しいかも」

 その言葉に思わず苦笑する俺。すると、それを見たモミジも釣られたのかクスクスと笑い始めた。

「まー、そんな簡単に変われるわけないよ」

「そうそう。リリちゃんの馬鹿ギャルにお兄さんの陰キャオタクにモミジちゃんのブラコンはたぶん一生治りませんって♡」

 突然会話に入ってきた声に振り向くと、そこにはニヤニヤと笑うリリの姿があった。その後ろにいるミユもまた同じような表情を浮かべている。

「なっ……!誰がブラコンだ!それに兄ちゃんだって別にそこまでひどくないもん!」

 顔を真っ赤にしながら抗議するモミジだが、否定はしないあたり自分でも思うところはあるのかもしれない。というか自覚あるんかい。

 そんな俺たちのやり取りを見ていたリリがニヤリと笑ったかと思うと、俺の腕に自分の腕を絡めてきた。突然のことに驚いていると、反対側の腕を今度はミユに掴まれた。

「さてと、これからモミジちゃんちでクリスマスパーティーでもしましょうか」

「今夜も寝かさないよ、センパイ♡」

「ちょ、勝手にお兄ちゃんを連れて行くな!」

 こうしてじゃれ合いつつ、俺たちは自宅へと戻り少しだけ賑やかになった夜を過ごすのだった。

他の漫画を見る