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押し掛け爆乳サキュバスお姉さんズが僕専用の個人撮影ドスケベIVを観せつけては密着囁き解説してくるので困っています【先行公開短編版】

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今夜も彼女らがやって来た。インターホンの安っぽいブザー音が鳴り、僕は返事もせずにドアスコープを覗く。魚眼レンズの向こうには背の高い女性が二人。一人はまるでこちらを見透かしているかのように手を振って、前かがみに笑いかけている。注目して欲しいとばかりにその手にぶら下がるのは、知らない化粧品メーカーの名が印刷された、光沢のある小さな紙袋。その隣に立つ女性は腕を組んだまま、こちらを鋭い視線で刺す。まただ。またアレをしに来たんだ。自分の顔がたちまち赤くなっていくのを感じた。僕は期待と不安がないまぜ
・・・・
になった感情のまま、鍵をそっと開けた。

「よ、また来てやったぞ」
「……入っても?」

フレンドリーなハスキーボイスと、冷たくぶっきらぼうな問いかけが、頭ひとつぶん上から降りかかった。何も隔てずこの二人を前にすると、前もってどんなに身構えていても伏し目がちになってしまう。ゾッとするほどの美人なのだ。こんな人が本当に実在したんだとこの世を再認識させられるほどの美人。こんな何の特徴もない部屋に上げていいのかと不安になるほどの美人。二人が僕の領域に足を踏み入れると、冴えない1Kの間取りはたちまち劇場版の背景になった気がした。

にこやかな方は黒髪ロングの気さくな雰囲気、パキッとしているはずの目鼻立ちを笑顔で歪め、部屋に入ってからもずっとへらへらしながら、ボディタッチ多めに僕を奥へ奥へと追いやる。まだ無口な方は長い銀髪を後ろで一つにまとめ、凛然とした顔を無表情に固めるせいでより無骨な印象を周囲に放つ。会うたびにこの人は不機嫌なのだろうかと勘ぐってしまうのだが、そうでないということは、僕の左腕にひしと絡められた細い腕が物語っていた。

「…………ははーん、もう風呂は済ませてあるみたいだな。アタシらが来るのを見越してかい? 随分いい子ちゃんじゃないか、ねぇ」
「私は素材そのままなお前の匂いも好きだ。……もちろん、今の初々しい香りもいい。うまそう……」

首筋と耳の裏を、両側から無遠慮な鼻息がすんすんとくすぐる。それに加え、艶かしい低音美声が耳奥を温め、僕は身体の芯からゾクゾクさせられた。目的地まであと数歩というところで足が止まってしまう。それはこの吐息だけのせいじゃない。招き入れてわずか数秒でパーソナルスペースを容易く破り、むぎゅぎゅと音が生まれるほどに押し付けられた女体のせいだ。

背の低い僕の両肩に重く柔らかい塊がのしかかって、完璧だったその形をひょうたん状に変えている。左右に片方ずつ
・・・・
乗るこれは、この人たちの大きすぎる胸だ。巨乳なんて言葉じゃとても足りない。爆乳。視線誘導の塊。過剰な女性ホルモンと栄養が全てここに行き着いたのだと思えるほど育ちすぎた乳房。……いや、全てではない。お尻も太ももも、胸と同様に柔らかそうな肉を存分にたたえて、見るからに滑らかそうな白い肌でコーティングされていた。

そのくせ、僕に絡みつく腕や、セクハラまがいの手つきで下半身を弄ってくる指、そして僕と視線の高さを合わせるためにクイッと前屈みに曲げられた腰つきなんかは、モデルのように細い。爆乳細腰爆尻、そしてむっちりすべすべの太もも。この人たちの着る大してファッショナブルでもないはずの洋服は、高低差のある身体つきにいじめられて弾けそうになっていた。

「おや……どうしたー、少年。もう照れてるのか?」
「それは嬉しいぞ。お前を羞恥させるために密着しているんだからな」
「はいはい。君はお姉さんを前にすると歩くこともできないんでちゅからねぇ。ほら……よっ、と」

ライムグリーンのパーカーにデニム地のホットパンツを着た気さくな方の女性が僕の肩を抱きかかえると、黒い薄手のタートルネックセーターに白スキニーパンツといういでたちの無表情お姉さんも呼応した。左右の二人が背筋を直すと、僕の身体はいとも簡単に宙へ持ち上げられてしまった。二人に比べこちらの体躯が貧相であることを考えても、この人たちのどこにこれほどの力が秘められていたのかは全く想像がつかない。

しかし……この性的すぎる体型、人間離れした腕力、そして聴くだけで蕩けてしまうような声と、二人が部屋に入った途端空間に充満した甘い香り。これらを全て説明できる答えを僕は知っていた。

この二人は、淫魔なのだ。

「そら、着いたぞ。なーに、そう硬くなるな。もう慣れたものだろう?」
「い、いえっ、こんなの慣れるわけない、です……けど…………」
「…………♥」

二人に抱きかかえられ、僕の尻はソファの真ん中にそっと置かれた。そして間髪入れずに、左右には特大の極上肉付きみちみちヒップが「どゆんっ♡♥」と収まり、太ももごとぴったり挟み込んでくる。二人がけのソファに三人はただでさえ窮屈なのに、それをものともしない密着具合だ。僕が肩身を狭くすると、二人はすかさずその分までも接近して埋めた。

淫魔。サキュバス。男の精を糧とする魔物。人間の雄の興奮を煽るのに特化した雌ボディに両側から挟まれたらどうなるか。絹のようにサラサラで細い髪、完璧なラインを描く首筋、ミルクのよく溜まりそうな巨大乳房、むちむちふわふわの太もも……およそ身体のパーツ全てから立ち上る「ムアッ……♡♥」とした桃色フェロモンを密着ゼロ距離で味わったら、どうなるか。否が応にも勃起。いとも簡単にフル勃起、だ。どんな男だってこうなるはず。

「…………くす♡」
「…………ふむ……♥」

もう、二人にはバレている。僕のそこが勃起していること。二人に興奮していること。左右からぴったり頬を寄せられ、スウェットの中で膨らんでしまったそこを観察され、その結果贈られたのは嘲るような微笑。鼻から漏れたその笑みはそよ風となって、僕の頬を優しく撫でた。

「おいおい、全員いっぺんに座ったら本題に入れないじゃないか。カヤ、用意してくれ」
「嫌だ。私はもうこいつから離れるつもりはない。それに、今日はリツのシーンから始まるはずだろう。その上私が準備までするのは不公平だ」
「全く……だがな、アタシだって当然離れたくないんだぞ。それを忘れてくれるなよ、シュウ」

リツと呼ばれた女性、つまり気さくな黒髪パーカーは渋々といった感じで席を立ち、僕らの目の前にあるテレビとデッキへ近寄った。去り際に僕の顎に唇の感触を残して。

「ずるいな、リツは…………露出の激しい服装といい、あからさまなボディタッチといい。な、そうだろ」

隣に残ったのがカヤさん。つまり、無愛想に見える銀髪ポニテの方だ。リツさんがキスの先制攻撃を決めたことに拗ねているらしい。僕の頭を優しく撫で付けながら、リツさんのずるさについて同意を求めた。僕に言わせればこの人だって相当ずるい。魅力たっぷりの雌ボディをぴっ





















で隠して、むしろその色気を前面に押し出しているのだから。それをカヤさんは理解して着ているに違いなかった。……大きく膨れた胸の丸みにブラの模様がバッチリ浮き出てしまっているのも、絶対に計算のうちだ。

「えーと、なになに……? ハハッ、なんだ、映画のDVDか。一人暮らしだろ? もっとエッロいもの観て英気を養えよ、少年」
「私たちと出会ってしまったんだ。もう並大抵のポルノビデオでは満足できないだろう。な、シュウ?」
「言えてる。だったら、アタシらが今からすることもなかなかの慈善事業ってことになるな」
「うむ、その通り……♥」

DVD/BDデッキを前にリツさんがしゃがみ込んで、持参した怪しい紙袋の中身をゴソゴソとやっている。僕が昨日観た映画のディスクはケースへ戻され、代わりに何も書かれていない真っ白なBDがデッキに入れられた。

が、目の前にはそんなものよりも遥かに目を奪われる光景が広がっている。すらりと伸びた生足とそれに続く生太もも、そしてほとんど下着みたいな布面積のホットパンツに縁取られたデカ尻がこちらを向いて、故意なのか無意識なのか、下半身の肉がフリフリと求愛のように揺れた。僕はとっさに正面から目を背けると、向けた方向がまずかった。隣のカヤさんとバッチリ目が合ってしまったのだ。そりゃ合う。この人はずっと僕の方を見つめていたんだから。

「…………シー」
「……!」

カヤさんはやっぱりニコリともせずに、しかし親しげに人差し指を一本口に当てて、「声を出すな」のジェスチャーを作った。この赤い瞳で真剣に見つめられたら声どころか息だって出せなくなる。そのまま固まると、赤い眼差しと唇が徐々に近づいてきた。

「…………っ!!!」
「…………♥」

そして触れ合う。カヤさんのサイレントキス。音も出ないほどさりげない、秘密の口付け。そんなキスだって何度も重なれば、気分は高まっていく。いつの間にか指同士まで絡み合って、雰囲気はまるで恋人のそれだ。……相変わらずカヤさんは無表情のままだけど。これは自分より早くキスをかましたリツさんへの意趣返しらしい。デッキと格闘する彼女の背後で、気付かれないようにこっそり上書きのキス。
音が出なければ構わないのか、カヤさんは舌で唇を舐めるなんてことまでし始めた。「ほぅ……♥」と音の控えめな熱い吐息も浴びせかけられる。花の蜜のような甘く重たい香りは淫魔の呼吸器でなければ生み出せないものだろう。こんなものを流し込まれた方はたまったものじゃない。理性に反して息が荒くなっていく。声も漏れる勢いで。

「よしよし、あとは再生ボタンを押すだけ……ん? どうしたシュウ。何もしていないのに顔を赤くして…………ああ、フフ……♡ さてはアタシのケツに見惚れてたんだろう、このスケベめ♡」
「スケベはどっちだリツ。わざと下品なデカ尻を振って見せつけていたお前が言っていい台詞か」
「こいつはシャイだからな。直接的に誘ったモンが勝ちなんだよ、なあ少年?」

声が漏れてしまう直前、そしてリツさんが振り向いてソファへ戻る直前。カヤさんはソフトキスを止め、僕の肩にしれっと頭を乗せた。恐ろしい人だ。僕らが愛を育んでいたことにリツさんは全く気づいていない。背中に背徳の痺れがじくじくと走る。こんなに無愛想そうな顔した人が、こんなに可愛く浮気まがいの遊びをするなんて……。僕は浅く一息吐いた。そうせざるを得ないのだ。唇にはカヤさんの唾液がべっとり残っていて、バニラのような甘い香りが肺を満たそうと流れ込んでくる。

もろもろのセットを終えたリツさんは言動と同じくフランクに、僕の右腕をさりげなく私物化した。パーカーに包まれた爆乳の、深い深い谷間に腕がすっぽり挟まれる。むにゅりと柔らかい、しかし中身のみちみち詰まった感触。左側にずっとのしかかっている、ひたすらに沈み込んでいきそうな退廃的な柔らかさとはまた違う。ああ……マズい、この人はブラをしていないらしい。このパーカーの下は一体……どうなってるんだろう……。

「ふふ。こら俯くな……もう始まるぞ? お前の大好きな、サキュバスお姉さんズの勃起誘発個人撮影ビデオ……♡」
「今回もお前のためにたっぷりえっちな動画を撮ってきた。前回より磨きがかかってるはずだ。お前の性癖ピンポイント狙い撃ちの、発禁確実ドスケベプライベートIVに仕上がってる……♥」
「いつシコり始めてもいいからな。お姉さんは許してやろう」
「画面から飛び出してきた私たちの身体、好き放題生オカズにするのも忘れないように……♥」

二人は耳に唇をぴったり寄せ、地声からは想像もつかない甘とろ囁きボイスで僕の鼓膜と脳を震わせた。ぶっきらぼうで姉御肌なリツさんも、無表情で感情の読めないカヤさんも、ここまで雄に媚びっ媚びの声色をいきなり出してくるとは誰が思うだろうか。しかも外では絶対に声に出せないような際どいワード連発で。おかげで映像が始まる前だというのに、下半身は射精を我慢しなきゃならない段階まで追い込まれてしまった。

「まずはアタシの番か。定番の水着シーンからだな」
「リツ。まだ脱いでもいないのに中身をバラすのは情緒がないだろう。なあ、シュウ」
「わかりきった流れだ。いいじゃないか、それよか早く『中身見せて……♡ どんな水着着てるか早く見せてっ♡』って少年の興味津々な下心を疼かせたいんだよ、お姉さんは……♡」

二人は獲物の太ももをそれぞれ思い思いに撫で回しながら、両耳を糸電話か何かと勘違いしているのか、いちいち僕の頭越しに会話を進める。微妙に異なる妖艶な波長はちょうど真ん中、脳のあちこちで混じり合い、増幅して、言葉の持つ意味を処理する前から理性を溶かしにかかる。普通に一生を過ごす上では遭遇しないであろう種類の快感に僕の頭は混乱して、持ち主の目になぜか涙を流した。瞳に映る光景もぼやけてしまう。

くっきりしない視界にも充分毒になるほど、映像の威力は凄まじいものだった。まず映し出されたのはホテルの一室。なぜ一目でホテルとわかるかというと、それは部屋の真ん中に鎮座するどでかいベッドのおかげだ。四方に垂れる白い天蓋を目にした途端、「お姫様」というワードがぼんやり浮かぶ。窓から差す光の具合からしてこれが撮られたのは朝らしい。

そのベッドの縁にリツさんが座っていた。シーツも乱れていない、使用された形跡のないベッドにリツさんが一人。……ライムグリーンのパーカーにデニムのホットパンツ姿、つまり、今僕の隣にいる本人と全く同じ格好だ。映像の中でニヤニヤ微笑むリツさんが、僕の耳元でもニヤニヤ笑って呼吸を浴びせかけている。水着シーン。この人はそう言った。じゃあ、じゃあ今この中に……僕の腕を包んでいるライムグリーンの膨らみの中に着ているのももしかして……。

テレビの中のリツさんにカメラが寄る。カメラ慣れした笑顔のアップから徐々に下を写していき、そのボリュームたっぷりな身体つきを舐めるように記録した。布地がパツンパツンに張った胸元、白くむっちりした太ももと、すらりと伸びた長い脚。青いペディキュアの塗られた足元までを存分に写すと、カメラは胸元に戻ってその大きさを立体感あふれるアングルで回し撮っていく。正面。横乳。下から。撮影にノリノリなリツさんは自らの手で胸を撫で回して、その丸みをこれでもかと強調する。

そして首元まで閉じられたジッパーへ手が伸びると、もったいぶったスピードでジリジリと下ろし始めた。その指がちょうど「オーケー」のサインを作っているのもきっとわざとだろう。規格外の爆乳を今まで抑え込んでいたグリーンの生地は、助かったとばかりに左右に別れその中身をむき出しにしていく。綺麗な鎖骨が見えたと思えばすぐに谷間がチラ見えし、ぴったり詰まったその谷間が、ああ……こちらの予想を上回る長さでずっと続いていき……。

「シュウ……♡」

映像と同時に、僕の右下でも何かが始まった。「ジジジ……」と金具の解放される音が嫌にリアルに響く。……見てはいけないと思いつつ、僕の本能は音のする方をチラリと向いてしまった。リツさんは画面の中と同じペースで、パーカーのジッパーを下ろしていたのだ。……映像と同じく白くてみっちりした乳房の付け根と深い谷間が、僕の目に飛び込んできた。感触の通り、やっぱりこの人は下着を着けていない。

「ふふ♡ 今は画面を観ろよこのスケベ……♡」
「…………っ!」
「どっちがスケベだリツ。なあ? 画面に映るドスケベボディのお姉さんが飛び出してきて、お前の腕に抱きついて。……おっぱいもお尻も太ももも密着して。優しく太ももなでなで催促されながら、容赦ない囁き責め。そこに映像とシンクロした柔らか谷間ちら見せなんかされたら……な? 見てしまうよな?」
「ちょっと手を伸ばせば触れられる距離に本物があるんだ。見るのは当然。だがそれは……画面の中の光景に興味があって、つまり……ふふっ♡ お前がこのアタシに興味を持ってくれてる、ってことの証明にもなるな♡」
「あ、あのっ……そんなに解説しないでください……言葉にされなくてもわかりますから……」
「…………かわいい♥」
「くすっ……♡」

わざわざ言葉にしなくてもいい解説を両耳から流し込まれ、僕はまた縮こまった。すると二人は嬉々としてまた距離を詰めてくる。100%セクハラ確定の手つきはさらに際どい領域まで滑り込み……太ももどころか、もうほとんど脚の付け根あたりをさすっていた。時々親指だか小指だかが僕の……玉をかすりそうになるたび、二人は「ごめん♡」とか「すまないな♥」という風に、全く心のこもっていない謝罪を短く告げた。

リツさんのジッパー下ろしは胸の頂点付近で止まってくれて、深い谷間をこちらに向けるだけで済んでくれたものの、画面の中のリツさんはそうも行かなかった。一番キツそうな頂上を越え、下乳も腹も通り過ぎて、パーカーの前は完全に開かれてしまった。リラックスした布地が巨大乳房の丸みに引っかかって、その直下にカーテン状に垂れている。リツさんは襟元に手をかけると、ライムグリーンのそれを一気に脱いでベッドの上に放った。白い肌が朝の光に照らされて、今売り出し中のどんなグラビアアイドルだって敵わない抜群のプロポーションが露わになる。細い腕。しっかりくびれたウエスト。うっすらと筋肉の浮いた健康的なお腹に、魅力的な縦長のへそ。そして……最も目を奪われる豊満なバストは、シンプルな黒いビキニトップに包まれていた。

「わ……うわっ……」
「お、少年も納得のチョイスだったか? 小手調べとしては正解みたいだな」
「リツは黒が似合うからな。大人の女性の魅力ムンムン、って感じだ」

スタンダードな三角形の布地が二つの爆乳をどうにか包み込んでいる。一般的なサイズのビキニでは、全く一般的でない大きさの乳房を覆うのも大変そうに見えた。ビキニの上から下から横から、オーバーサイズな乳肉が溢れ出しそうにたわんでいる。首と背中でその重さを支えるビキニ紐は限界まで張り詰めていて、指で弾けば「ぴんっ」と音がなりそうなほどだ。

カヤさんの言う通り、この人は黒がよく似合う。白い肌に黒髪と黒ビキニが映え、全体的なシルエットが引き締まって見えるのだ。画面に映るリツさんはそんな魅力をまとったプロポーションを惜しげもなく披露していく。まっさらな腋を見せつけながらの伸び。ベッドへ四つん這いになっての垂れ横乳エキシビション。未だホットパンツを履いたままの爆尻をレンズに向けて突き出し、わざと左右に振って見せながらのハイハイ移動。ぶらぶら揺れるデカ乳はシーツを撫でるほど実っている。ベッドの真ん中に到達したリツさんはそこへ腰を落ち着けて、いわゆる「女の子座り」の姿勢になった。カメラはその背中側を写したままだ。

……この人のボリュームでは背中からでも胸の大きさが確認できる。乳房が胴体のラインからはみ出してしまっているのだ。華奢な体躯に不釣り合いな肉の塊。身体よりも乳幅
ちちはば
が広いせいでバストの裏側をしっかり観察できた。裏乳、とでも言うんだろうか。

リツさんはカメラに横顔を見せた。冒頭のハツラツとした雰囲気は薄れ、影のある表情はやたら色っぽい。背中に垂れる長い後ろ髪を手繰って肩にかけると、シミひとつない綺麗な背筋が露わになる。それと、ビキニの結び目も。……指が自然とその一端へ伸び、大きめの蝶結びを音もなく解くと、黒い布地はただ乳房に引っかかるだけの布切れになった。

「…………!!」
「ふふ♡」
「抜きドコロそのいち
・・・・
、だな……♥」

カメラはのれん状に垂れ下がるビキニ紐に寄った。乳房が巨大すぎるおかげでカップ部分の裏地が見えたりはしていないが、この紐をつまんでめくれば簡単に中身が明らかになってしまうだろう。そう思ったところでリツさんは首にかかる方の紐にも手をかけ、解き、ビキニトップの寄る辺は完全になくなった。するすると滑らかな乳肌を撫でながら、ただの黒い紐と化して落ちていく。リツさんの上半身は一糸まとわぬ状態になった。ただし背中からのアングルの妙で、乳房の先端部を……乳首を確認することはできない。

ここが見せ場なのだ。カメラも当然乳房の丸みに注目する。くしゃくしゃに脱ぎ捨てられたビキニのアップから徐々に上を向き、お尻、腰、背中のラインときて圧倒的なボリュームの裏乳へ。朝の日光に照らされた丸みは神々しさすら放っている。しかしやっぱり大事なところだけは写さない。何が何でもイメージビデオ
全年齢向け
に仕上げるのだという撮影者の意図を感じた。撮影者、とはつまり……。

「ほんと、そそる身体をしてるよなリツは。私も大きさでは全然負けていないんだが、このハリには羨望すら覚えるよ。私のは柔らかさが自慢なんだ。お前の腕でも感じてるだろ? なんでも優しく包み込む柔らかさ。リツの胸は……中身がみちみちに詰まってて、肌もぷるぷるで、このアングルでも全く形が崩れて見えない。完璧なフォルムだ。私のこのおっぱいが……ふふ♥ パイズリ専用なまちちオナホ……♥ だとしたら、リツは鑑賞向けの等身大着せ替えフィギュア♥ そうなるんだろうな……♥ リツはこう見えて優しいからな。お前の頼みならなんだかんだ聞いてくれるだろう。……どんなえっちな格好でもしてくれるぞ……♥ この撮影もそうだ。お前の好きそうな衣装を考えて用意してた♥ まるでデート前の乙女みたいにルンルンでな♥ だから、な。……私のことはいつ襲ってくれてもいいが、リツのパートだけはちゃんと観てやってくれ。ぜんぶお前を意識したチョイスなんだからな……♥」

左側から淡々と、だが甘々な解説が、僕だけに聞こえるほどの囁きで流し込まれる。カヤさん。この水着シーンを撮影した張本人だ。この人がこんなハートマーク混じりの甘言をすらすら喋るのも意外なら、これだけ丁寧にリツさんを撮るのも意外だった。被写体の魅力を本人以上に理解していないとここまでゾクゾクさせられる映像は撮れないだろうし、リツさんにしたって、カヤさんのことを信頼していなければこんな……誰にも見せないような色気ある顔を作ったりはしないだろう。よくよく考えれば二人はビデオの撮影なんかのために同じホテルの一室に泊まっているのだ。その程度に仲がいいのは自明だった。

「馬鹿……♡ カヤの言うことなんて信じるな。こいつの趣味だって相当に入ってるよ。……アタシが選ぼうとした水着にいちいち『シュウはこっちの方が好きだと思う』って口出ししたのはカヤなんだからなあ……♡ それになんだって? 等身大着せ替え人形だ? ふふっ♡ そんなもんカヤだって頼まれれば何でも着るだろう、馬鹿め……♡ こいつはただお前を独り占めしたいだけなんだよ。アタシをオカズにした隙に、自分だけお前のチンポ担当になりたがってる……♡ そうはさせないからな、シュウ。お前はアタシのことも……パイズリオナホにしてくれていいからな♡ ああ、本当はオナホなんかは嫌だがな。ちゃんと愛し合いたいが……お前がそう頼んでくれるなら仕方ないやもしれんなぁ♡」
「……卑しい。私だって愛し合いたいに決まってるだろ。シュウ、そんな強引な女はやめておけよ。選ぶなら私にするんだ」
「卑しいのはどっちだ、最初に屈服したがりアピールし始めたのはカヤだろうが」

……仲がいいと思ったのは気のせいかもしれない。僕を挟んで二人は高貴な雰囲気に似つかわしくない些細な口論を始めた。しかもその原因は僕だ。そんなことってあるのか。僕はただ二人の間で縮こまって、両人のいいようにされているだけなのに。カヤさんがパジャマ越しに胸をまさぐり、リツさんが太ももの内側をまさぐり、そして二人とも揃って僕の尻を撫で回し、まるでこの身体の中心に国境があるかのように領有権を主張した。僕に主権は全く与えられていない。

画面の中のリツさんはカメラに背を向けたまま、新たに水着を次々に試着していった。ベッドの端に衣装カバンが置かれていて、開いた口からビキニコレクションを引っ張り出すのだ。……そこへ手が伸びる都度、前にかがんで乳房の重みをいちいち可視化するのも、もちろん計算してのことだろう。

白くて四角い俗に言う「眼帯ビキニ」や、挑戦的な赤いビキニや、左右のカップの結合部が金属製のリングになっている凝ったもの、全く雰囲気にマッチしていないイチゴ柄の子供っぽい水着まで、この人は恥じらいなく完璧に着こなした。ポージングシーンはダイジェスト的に続々と流れていくが、背を向けての着替えパートはノーカットだ。揺れる横乳、裏乳には何度見ても目を奪われてしまう。それはやっぱり、次は乳首が見えるかもしれない、この次は振り向いてくれるかもしれないと視聴者に思わせる、絶妙なアングルのせいだった。

「この次が最後の着替えだ。名残惜しいか、少年?」
「初っ端パートから時間をとりすぎだろう。水着だけでもう12分経ってるぞ。男の子はもっと刺激的な画

を見たいよな? 安心しろ、私はそんなシーンばっかり撮ったからな♥ 即オカズにできること請け合いだ……♥」
「ああそうだな。カヤのは撮ってるこっちが胸焼けしそうだった。こういうのはバランスも大事だ。徐々に徐々に、露出を上げてく方がいいんだよ。気分も高まる。……ふふ♡ 見ろ、シュウ♡ 次は期待していいぞ♡」

最後の着替え。リツさんのお膝元には脱ぎ捨てられた水着でカラフルな山が作られている。これだけで高級車一台くらいは買えるんじゃないかと思えるほど価値が付与されてしまった布切れの山だ。そこにイチゴ柄を加えて、この人は新たな色をカバンからつまみ出した。本当に指でつまんでいた。トカゲを捕まえた少年のような無邪気さで、それをカメラに見せつける。振り向きざまに両胸を右腕で抱えて乳首を隠すのも忘れない。……隠れているのはまさにそこだけで、弾力のある柔らかさはほとんどが溢れてしまっているけれど。

「ああ、もう……っ、リツさんって人は……」
「おっ♡ どうやら気に入ってくれたみたいだな、アタシの本気スケベチョイス……♡」
「こんなのがお前の本気か? 安直だな……まあ、シュウは喜んでるようだが」

リツさんが見せびらかしているのはもはやただの紐だった。光沢のあるグリーンの紐。途中にふたつばかり極小三角形がくっついているだけの紐。なんの脈絡もなくいきなりこれを見せられた人間は用途も答えられないに違いない。しかしこれまで長い前座を見せつけられた僕の頭は、これも水着なのだと認識してしまう。マイクロビキニ。マイクロどころの騒ぎじゃない。こんな小ささで一体何が隠せるというんだろう。

リツさんは再び背を向けて、慣れた手つきでそれを着始めた。首の後ろで蝶結びが作られ、まず上乳の向こうに紐が消え、次に乳房の横っ腹を通って背中までを繋ぐ。紐だけ見れば一般的な水着とそう変わらない。それだけに、この前側がどうなっているのか嫌でも想像させられる。布面積は最初の黒ビキニの十分の一程度だろうか。500円玉サイズかそれくらいしかなかったように見えた。当然、横乳を覆う余裕なんてありはせず、ただ紐が乳肉に埋まっているだけ。これで正面なんて向かれたらもう……。

「釘付けだな少年。ふふ。一体どうなってるんだろうなあ。こんな子供でも着ないようなサイズの水着を、大の大人の……しかも、それなりの爆乳なんかに組み合わせてしまったら……なあ♡ ふふっ♡」
「それなりの爆乳じゃないだろ。かなりの爆乳だ。サイズを聞いたら驚くぞ? 何せ100cm越えの大台だからな」
「おいおい、このレディに向かってそりゃ完璧なセクハラだぞ? まあ、お前にならいつだって教えてやるがな。……ほれほれ♡ ん? 知りたくないか? このおっぱいの公式サイズ……♡」
「シュウはリツと違ってシャイだからな。そんな無礼なことは聞かないさ。まあ……だから余計イロイロと教えてやりたくなるんだが。こちら側から、な……♥」

二人の煽りこそセクハラだ。……当然、気にはなる。なるに決まってる。この爆乳の胸囲なんて数値、知りたがらない男はいないだろう。胸だけじゃない。細いウエストも。安産型の尻も。きっと聞けばこの二人は嬉々として教えてくれるはずだ。耳に手を当てて。僕にだけそっと内緒話を打ち明けるように。リツさんはノリノリで。カヤさんは淡々と。でも、喜びは隠せない様子で……それがなんだか悔しくて聞けずにいた。これ以上この人たちの思惑通りに動くのはシャクだと、そう思ってしまっている。

第一、目の前にはこちらを興奮させるための映像をずっと突きつけられているのだ。これに加えてそんな魅惑の数字
バストサイズ
まで囁かれたら本当に射精してしまう。リツさんはついに禁忌を破り、身体ごと振り向いていた。一番注目を浴びせるべきふたつの頂点を手で覆い隠して。いわゆる「手ブラ」のポーズだ。……マイクロビキニの布地は手のひらですっぽり隠せてしまっている。切なそうな表情を浮かべるリツさん。その顔を乳房越しに見上げるようなアングルでカメラは固定され、その時を今か今かと待つ。この手が剥がされる時を。

「いや焦らすねえ、この時のアタシ……♡ 顔もヤッバいな、こんなエロい顔してたのか……うわ……♡ これ、完全に恋人にしか見せちゃいけない顔だよな♡ あーあー♡ もう嫁に行けないねえ♡ こんな映像残されちゃって……お前に観られちゃった……♡ どうしようか、シュウ……♡」
「このカットは本当に大きく見えるな。顔の何倍あるんだか、って構図だ。……おい、シュウ。そろそろ私のパートなんだ。我慢してくれなきゃいやだぞ。……お前好みの媚びシチュを用意した。これ以上にすっごいやつ。それまで金玉重くしておけ。隣のズル女になんか絆
ほだ
されるな……♥」

二種類の甘え声に包まれる中、リツさんはそっとそこから手を剥がした。手品の種を明かすような観音開き。両手のひらをこちらに見せて、今まで包まれていたものへ注目を誘う。そんな演出をしなくたって、僕の目はちゃんとそこへ向いてしまっていた。

「ふふっ♡ じゃーん……♡ ギリギリ見えてないな、よしよし♡ これならなんとか全年齢版としても世に出せるレベルか?」
「何言ってるんだ、ほとんど丸見えだろうが。こんなもん流通させたら少年諸君の性癖が歪むぞ。……ああ、お前の性癖が歪んでると言いたいわけではなくてな、シュウ」

カヤさんの言う通りだ。こんな光景にR-18の烙印が押されないはずがない。浅ましく光るグリーンの三角形は本当に最低限の面積しかなく、リツさんの爆乳相手では乳首だけしか覆えていなかった。乳首だけ。その周りを彩る乳輪は大胆にはみ出してしまっている。健康的な白い肌によく映える、綺麗な薄桃色のぷっくり乳輪。乳房からの盛り上がりを隠せるだけの生地なんてない。しかも極薄素材は包めているはずの乳首の形までくっきり浮き出してしまっていて、もはや水着どころか衣類の役割だって全く果たせていない代物だ。乳輪の色づきと乳首の形。それだけの情報があればこのマイクロビキニを脳内で剥いてしまうのは容易い。

「わっ……う、うわっ……」
「安心しろ。この動画も、今までの動画も、少年にしか渡していないからな。……お前の需要に応えるためだけに撮ったプライベートIVだ。世界に一枚しかない貴重映像♡ 思う存分観てくれ♡」
「だが私たちに構うのも忘れないように。……どうしてIVなんて中途半端な形式を採用してるか、今まで気にならなかったか? リツも私も別に今更羞恥心などない。お前にならどこを見られようが構わないし、むしろ見てほしいと思ってる。なら、どうしてこんなに頑なに局部を隠してるんだろうな?」

そんなこと知るわけがない。ある日突然二人が押しかけ、流れ作業のように押し倒されて以来、こんな儀式をもう何度もしているのだ。二人の特製DVDだって片手じゃ数えきれないほどある。僕は頼んでなんていないのに勝手に撮影してきて、注文なんてしていないのに段々クオリティが上がっているのだ。どんどん僕の趣味ど真ん中を撃ち抜く出来になっている。

趣味。そう、趣味。趣味だ。

「え、そっ、それは……お二人の趣味じゃないんですか……?」
「くふっ♡ 間違いではないが、それはどんな質問の答えにもできるズルい回答だなあ。アタシは優しいからな、正解にしてやってもいいが……そっちの厳しいお姉さんはどうかな? カヤ先生?」
「不正解。全く、これだけ逢瀬を重ねても私たちのことを理解していないとはな。お仕置きの『乳首カリカリ』決定だ……♥」
「おやおや、これは厳しいお仕置きだことで♡」

胸板を撫でていたカヤさんの手がある一点で止まり、指先を立ててゆっくり空を掻いた。くるくる円を描く指さばきが微かにそこへ当たる。既に二人の声とセクハラ愛撫のせいで鳥肌はもちろん乳首も勃ちっぱなし。その神経の塊を長い爪でカリカリ弾かれると、嫌でも声が漏れる。強いはずの刺激はパジャマの生地を挟んで心地よくチューニングされ、悔しいことに全く不快ではない。

「くっ……! ひっ、あ……っ! やめっ、やめてくださいカヤさん……! あっ、うぅっ……」
「…………♥」
「はぁ……♡ そんなかわいい声を出してちゃ永遠にやめてもらえないぞ。カヤを見てみろ。ん……いや見るな。今見たら絶対お前の唇を奪うからな、そいつ。すっかり捕食者モードに入ってる……♡」
「ひっ、ぃ……っ」
「かわいい……♥ シュウ♥ かわいいぞ……♥ こっち、見て……♥ ちゅーしたい……♥ しよ……♥ お前がそんな声出すのが悪いんだ……思いっきりかわいがってやりたくなるだろう……ん……♥ な、もっと聞かせて……♥ 口の中に直接流し込んでくれないか……♥」
「あーあー♡ こわーい発情お姉さんの出来上がりだ♡ さっきまで気取った澄まし顔してたとは思えないゾッコン具合……♡ 腰ぐらい抱いてやれ。じゃなきゃ動画が終わる前に襲われるぞ。そうなりゃアタシもタガを外すことになる。賢いお前ならわかるな? 大人しくしてやってるうちにアタシの腰も抱けって言ってるんだよ。ふふっ♡」

カヤさんが僕の顔を横から覗きこもうとしているのが、気配でわかった。あまりにも魅力的すぎる誘い文句が頭を直接蕩かしにかかる。飼い猫と戯れるような甘えボイス。リツさんの解説通りだ。これがあのいつもはクールなカヤさんから出ている声だとはにわかに信じられない。この人の言葉を借りれば、こんなのは「恋人にしか聞かせちゃいけない声」だ。カリカリと乳首をこねる指にも愛情が宿っている気がする。綺麗に手入れされた長い爪で弄られているのに少しも痛くない、絶妙な力加減。

ちょうど、画面の中ではリツさんが、小さすぎる水着からはみ出た乳輪を指先で撫でているところだった。尖らせた唇をゆっくり舌舐めずりしながらの、食べごろ爆乳見せつけアピールといった感じだ。極小三角形では隠せっこない巨大な円形を、くるくる、くるくる。薄い生地の皺を伸ばすように指の腹でなぞって、その直下で勃起している乳首のシルエットをくっきり浮かび上がらせる。カヤさんの指はまさにその動きとシンクロして、リツさんが感じていたのと同じくらいの刺激を僕に与えているのだ。

「…………♥」

カヤさんの鼻息はずっと頬に当たっていた。当初より明らかに熱く、明らかに濃くなっているフェロモン混じりの吐息。こめかみあたりには視線の気配もビリビリ感じていた。確かに何らかのアクションを起こさないとマズそうだ。今のカヤさんは液体をなみなみと注がれたグラスだった。液体は上から一滴ずつゆっくり垂れていて、今にも溢れてしまいそうに見える。それが少しでも漏れればあとは全て僕に流れ込む。一気に。

それは避けたい。……この人たちの本気の恐ろしさを知っているからという理由もあったけれど、単純にこの映像を最後まで見届けたいから。だって……今回は本気でこちらの好みを狙ったみたいだし……リツさんのオープニングパートだけでこの調子なのだ、この次に映るだろうカヤさんは……この人は一体どんな風に撮られたんだろう……。

「…………っ♥」
「……ん、よーしよし、いい子だ……♡」

勇気を出して、僕は左右にすがる女性たちの腰に腕を回した。グラスにストローを挿して一口啜ってみる程度の行為。これだけでも中身が溢れてしまうんじゃないかと怖かったのだが、カヤさんはなんとか耐えてくれた。嬉しそうに微笑みの鼻息を漏らして、僕の肩に頭を無理矢理預ける。そのままもじもじ身体を擦り寄せ、「もっと強く抱け」と言葉もなく訴えた。

そんな卑しさ溢れる奥ゆかしさとは対照的にリツさんは実力行使でアピールする。ただ添えているだけとも言える僕の手に細い指を絡めて、自分の触って欲しい場所へ導いたのだ。お尻と太ももの境目のあたり。ホットパンツの裾のすぐ中。……尻肉の丸みが溜まっているところ。そこへ僕の手を置き、「撫でろ」とはっきり口にした。この人に命令されてはその通りにするしかない。ただ触れただけでもっちりすべすべした柔らかさに指の間まで覆われ、よくない征服欲がじくじくと沸き起こってくる。理性が焼ききれないよう、ゆっくり静かにひと撫でふた撫ですると、リツさんは色っぽい声をわざと漏らし「あとは好きに触れ♡」と耳に許しのキスをくれた。

豊満すぎる胸とお尻、そして太ももに対して、この人たちのウエストは本当にアンバランスなほど細い。そして柔らかい。服越しでも実感できる淫魔の神秘。これだけの触れ合いなのに僕の男の部分が勝手にビクついて喜ぶほどだ。わかりやすい反応に二人も喜ばせてしまったようで、また例のクスクス笑いが両耳を温めた。腰を軽く抱いただけでこの調子なら……もしこの身体に抱きしめられ、包み込まれでもしたらもう……僕のここはもう……。

「カーヤーさーん。それで答えは?」
「答え……?」
「おいおい、理性はいいにしても、記憶までトバすんじゃないぞ? さっきの質問の答えだよ。シュウが答えられなかったお前の質問の」
「ああ……ふふ♥ シュウの反応があまりにも愛

いから忘れてしまっていた。……どうしてここまで頑なに、IVなんて微妙な形式にこだわるか、だったな? それはだな……」

発情寸前モードから帰ってきたカヤさんは僕の左耳に唇をくっつけて、答えをねっとり、吐息とともに吐きかけた。

「……お前が本物を見たくなるように、だ♥ お前がこれを夜な夜な観て……一人で性処理をするときが絶対にあるだろう? するとお前は思うはずだ。……この水着を剥ぎ取りたい、布をちょっとでもズラせたら中身が見えるのに、ってな……♥ そう思ったらな、シュウ。気軽に私たちを呼んでくれ。本物を目の前で見せてやる。連絡先は以前交換しただろう? 何時
いつ
でもいい。何処でもいい。……私一人だけ呼びつけてくれてもいい♥ ホテル代だって持つぞ。とにかくこれを観てムラついて、生身の私たちを恋しく思って欲しいんだ……♥ すぐに駆けつけて、お前の生オカズになってやる……♥ いや、生オカズにならせて欲しい♥ 都合のいい、すぐ使える
・・・
雌として私たちを……特に私を♥ 扱って欲しいんだよ……♥」

あまりにもウマがよすぎる理由に表情筋が自然と緩んでいく。頰が言うことを聞いてくれないのに、口角を上げまいと変に抵抗するせいで絶対に気持ち悪い表情になってしまっているのが自分でもわかった。今まで何本かこんな動画を渡されたけれど、そんな理由で撮られたものだとは全く思わない。生身を恋しくさせるため。自分たちを呼んでもらうため。この人たちはそう言っているんだ。誰もが抱き心地を想像するような極上の女体をいつどこで求めてもいいと。どんな身勝手なタイミングで呼びつけても構わないと。

おそらく続く平凡な人生でこの先出会えるはずもないドスケベ体型美人お姉さんたち。二人がかりでこんな媚を売られて、僕に眠っていた支配欲がみるみる湧き上がった。両腕に力が入り、息が浅く短くなっていく。それと同時に危機感で背筋が震える。こんなうまい話があるはずがない。この女たちはお前を騙そうとしているんだ。飲まれるな。そんな警鐘が頭の奥で鳴り続けている。おかげでなんとか踏み留まって、二人にダイブせずに済んでいた。

「っ……! そ、そんな、こと……僕にはできません……! カヤさんもリツさんも、お二人とも……物扱いはしたくない、です……」
「……そうか。まだこのレベルの動画じゃお前を墜とせないか。ふむ……私のパートは効くといいんだがな」
「このスケベ水着でもダメ? 全く、シュウのお眼鏡に叶うにはまだまだかかりそうだな、ふふ♡ ……そんなところがアタシは気に入っているんだよ、少年♡」
「ち、ちがっ……そうじゃなくて……!」
「何が違う? 並大抵の男ならとっくに押し倒してるところだぞ? どこを触っても柔らかい、おちんちんの遊園地みたいな身体つきした女が両側から密着して、雄の本能に媚びっ媚びなボディタッチ♥ 好き好きオーラまとわせながら甘々に囁いて、自腹でお前の好みドストライクに撮った発禁モノIVを観せてるんだ。本人の解説付きで……♥ どんなラブレターよりも強力なはずなんだがな♥」
「っ……! うぅっ、ぁ……っ」
「ああ、ここはやっぱり映像よりもナマモノが必要かなぁ? シュウ、アタシからも問題♡ お前のおちんちんイライラさせたがってるリツお姉さんはー……このパーカーの下に何を着ているでしょうか♡」

リツさんのパーカー。さっき胸元までジッパーを降ろしてから放置されたままのパーカー。深い深い谷間が覗いて、健全な男子の視線を嫌でも吸収するそこに、僕の意識は再び向かせられた。ニヤニヤするリツさんはジッパーの開口部に指を挿れ、「ぐいっ♡」と乳房がこぼれるギリギリのところまで生地を伸ばしている。面食らう僕を見て、反対側のカヤさんも笑みをくすくす漏らした。

「リツ。さすがにヒントが少なくないか? 絶対に間違えさせて、お仕置き甘とろいじめを狙おうって魂胆がバレバレだ。そっちの乳首はまだ空けてあるからな」
「おやおや、人聞きが悪いじゃないか。アタシはカヤほどズルくないつもりでいるんだがなぁ。じゃ、ヒント。……今観てる映像に登場した中で、いっちばーんエロかった水着……♡ それを着てる♡ ……図星で悔しいが、間違えたらお仕置きの乳首カリカリ追加で決定だからな♡ よーく考えて答えるように♡」
「ひ、ぃ……っ……」
「ふふ♥ これは大変だ……♥ 問題が簡単すぎるせいで答えるのが難しいと来た……わざと間違えて両側からの乳首責めサンドを選ぶか。それともいい子ぶって正解するか。……スケべなリツお姉さんがよりえっぐい『ご褒美』を用意してるとも知らず♥ お前は一体どちらを選ぶんだろうな……?」
「んふふふっ♡ こーら、ネタバレするなよ……♡」

まずい。まずい、まずい、まずい……! どう答えたって二人が得するに決まってる。カヤさんの言う通り、問題は簡単すぎた。とっくに僕の好みは知られてしまっているから、何を一番エロいと感じたかなんてことは当然筒抜けだ。だから画面ではまだ、その格好をしたリツさんが踊っているんだ。……小さすぎるマイクロビキニ。そう。大好き。僕はこれが大好きです……乳輪はみ出し極小布面積が好き……大事なところを全く隠せないとわかりきっているのに着てくれる姿が大好き……裸になるより恥ずかしいドスケベ衣装を着こなしてくれるリツさんみたいな爆乳お姉さんが大好き……。

興奮しきった僕の頭は、なんでも好都合に考えてしまう低IQモードにすっかり切り替わっていた。リツさんの生マイクロビキニおっぱいが見たい。ここでもしわざとお仕置きを選んでしまえば、リツさんは怒ってパーカーを脱がないかもしれない。嫌だ。見たい。おっぱいが見たい。本物をガン見して優しく怒られたい。大丈夫。リツさんは許してくれる。だってご褒美だから。そうそう、ご褒美だ。普通に考えたら、正解してパーカーを脱いでくれるだけで立派なご褒美じゃないか。そうか、この人は脱ぎたいだけなんだ。脱いで僕に見せつけたいから正解に誘導してるんだ。そうに違いない。だったら、だったら……。

「リツさんが今着てるの、って……こっ、これと同じっ、ですよね……?」
「んー? 『これ』って、どれのことかなぁ?」
「これっ……動画に映ってるやつっ……!」
「シュウ。ちゃんとわかるように言わないと、馬鹿なリツお姉さんには伝わらないぞ」
「そうだぞー? お姉さんバカだからわかんなーい♡ お前しか見てないせいで、今なにが映ってるかわかんなーい♡ この時なに着てたかも覚えてなーい♡」
「……だそうだ。言葉だけで特定できるよう声に出そうな。何せ、色んな水着を着ていたからな。色、大きさ、その他特徴。……それを見てお前がどう思ったか。これくらいは言わなくちゃ……♥」
「おっ♡ カヤ、ナイスアシスト♡」
「くすっ……♥ シュウが恥ずかしがってるとこ、私だって見たいんだ♥」

左右から期待に満ちた視線が刺さり、僕はただ画面の中のリツさんにしか目のやり場を置けなくなっていた。彼女が着ているのは紛れもない、光沢のある下品なグリーンのマイクロビキニ。それをそのまま口にすればいい。絶対それで正解だ。

「……っ、リツさんが着てるのは、下品な緑色のっ……小さなビキニ、です……っ!」
「ふむ。『下品な』も『小さな』も、どちらも主観的な情報だ。もっと客観的事実を伝えないと、私も審判を下せないぞ」
「カヤ先生の意見にアタシも賛成ー♡ ぜーんぜん伝わってこないな。……乳首いじめられたいんならこれで受理してやるが、どうだ?」
「だっ、だめっ……もう一回お願いします……」
「はいはい、どーぞ♡」
「……光沢のある素材で、緑色でっ……あ、ひぅっ……! リツさんのデカ乳輪はみ出しまくりの全然隠せてないマイクロビキニっ……み、見た時は…………素直に、えっろ……って、思い、ました……」
「…………♡」
「……いいな……♥」

二種類の甘々吐息が「はぁ……♡」「ほぅ……♥」と耳元を温め、ゾクゾクくすぐった。こんな答えを伝えただけで二人はしっとり発情している。特にリツさん。今の今までノリのいいお姉さんらしいフランクな態度を見せていたのに、急に湿っぽい雌のスイッチが入ってしまったらしい。……フェロモンの性質が変わったのが、漂ってくる匂いでわかる。淫魔とはそういうものだ。

そしてすぐ、「ジィ……」「ぷつッ♡」という、あからさまにジッパーの開け放たれる音が右下で生まれた。そっちを見ちゃ駄目だ。まっすぐ画面を見るんだ。そう自分に言い聞かせていたのに、パーカーの内側でムンムンに蒸されていた発情雌臭が一気に立ち昇って空気を支配したせいで、僕の理性は瞬時に溶けてしまった。

「……正解♡ よかった……♡ 外れたらどうしようって、思ってたんだ……お前の好みを当てられなかったらどうしよう、って……♡ ふふっ♡ これにしといてよかった……」

リツさんが着ていたのは、グリーンのマイクロビキニ。画面内で揺れているのと全く同一のモデル。わかりきっていた事実なのに、この瞬間を何度もイメトレしたのに、僕の心臓は予想外のものを目にしたかのようにドキドキしてしまった。実物を目の前にした感動のせいもあるけれど、最も大きな要因はリツさんのこの反応だ。かわいすぎる。直前までの雰囲気とはまるで違う。台詞だけ切り取れば、初デートに本気の私服を選んでやって来た初々しい彼女みたいだ。なのに着ているのは、男の下半身に媚びることしか考えていない露出過多マイクロビキニ。そのギャップで頭が焦げ付きそうになる。

「おめでとう。お前はまたリツを惚れさせてしまったようだな、シュウ。こいつはここへくる前も、何を着ていくか最後まで悩んでいたんだが……こういう訳だったか。少々妬くぞ」
「なあシュウ……本物はどうだ? 動画と比べて、見劣りしないか? アタシ、お前の期待にちゃんと応えられてるか……?」
「は、はいっ……え、っと……素敵、です。リツさん……う、ぅっ……」
「全く……本当にお前に見惚れてるんだな。リツ。シュウの顔じゃなく、下を見てみろ。ちゃんと答えてくれてるから」
「え、あ…………♡ ふふっ……んふふふっ♡ このむっつり野郎め……♡ 今日イチの反応じゃないか♡」

呆れた笑みをため息に替えているカヤさんを尻目に、リツさんは僕の下半身へ目をやり喜んだ。今日一番の反応というのは決して大きさ評するものではない。二人に挟まれたその時からずっとフル勃起状態なのだから。反応しているのがわかるのは動きのせいだ。強すぎる視覚刺激の逃がし場を求めて竿が根元から先までビクビク震え、のたうち回っているのがスウェット越しにも見て取れる。まるでそこを全て乗っ取られたような動き。こんな反応をするのはこの二人の前でだけだった。

「じゃ、いい子にはご褒美をあげような、少年♡ 乳首はカヤに任せるとして、アタシはこの……ふふ♡ 誰にも構ってもらえてなかったおちんちん……♡ カリカリしてやる♡」
「ひ、ぃっ、あ、待ってリツさ、んっ……! あ、ああっ、ぅ……くっ……!」

太ももをしつこくセクハラ愛撫していたリツさんの手が、ついに一線を超えた。確実にそこにあるにも関わらず見て見ぬフリをされていたそこに、細い指がそっと触れる。脱がしにかかる気配はない。スウェットを履いたままの下半身をひと撫でふた撫でし、長い爪が、僕の先端部分に立てられた。鈴口のど真ん中だけは避け、亀頭のうちでも最も敏感な領域内で、「くるっ♡ くるっ♡ くるくるっ♡」と小さく円を描いていく。

「すっご……♡ もう中身、あつあつのとろとろじゃないか……♡ うんうん、つらかったよな……切なかったよな……放ったらかしにされたままだったもんな……♡」
「……リツ。それは反則。ひたすら興奮煽って、シュウがオナニーするまで追い詰める手筈じゃなかったか?」
「だから追い詰めてるんだよ。アタシがするのは先っぽカリカリだけ。シコシコはしてやらない。……それだけの刺激で射精する男になんて、なりたくないよな少年♡」
「確かに。これだけのドスケベ体型美女を二人も侍らせておいて……たった一本ずつの指でイカされるような、情けない男ではないはずだよな、シュウ♥」
「ぃ……ぃ、ぇ……そん、な……あっ……! あっ……」

服越しだからこそできる容赦のない責め。直接受けたら傷だって残りそうな刺激も、男の身体を熟知した淫魔にかかれば甘辛濃いめのくすぐり愛撫だ。乳首にも下半身にもそんなキツめの甘やかしを施されて、僕はただされるがまま、言われるがままの完全受け身人間に堕とされてしまっていた。

「あっ、やっ、やめっ……! う、うぅっ、ひぐっ、く、ぁひっ……! や、やぁっ……」
「いつでもシコシコ始めていいからな……♡ 一発目の射精はリツお姉さんにしよ♡ 最っ高に気持ちよくドピュれるように、アタシが手伝ってやる……♡ なっ? 一緒におちんちんかわいがってやろ?」
「だめ。イっちゃだめ。この後すぐ私の……カヤお姉ちゃんのパートが始まるんだ……それまでぴゅっぴゅは我慢。……私だって、お前の好みに合わせて……おちんちんに媚びっ媚びの映像仕上げてきたんだぞ……♥ まだイクの我慢。だめ。だーめ……」

かりっ……♡ カリっ、カリっ……♡ くるっ♥ くるっ♥ こちょこちょこちょ……♡ くにっ……♥ カリカリカリカリ……♥

「くすっ♡ カヤ、イクなって言いつつ乳首カリカリ続けてるじゃないか……♡ そんなトロ甘刺激追加したら、おちんちんに余計ムズムズ溜めちゃうんじゃないですかー♡」
「……お前一人にシュウを触らすのは嫌だからな。せめてここだけは気持ちよくしててやりたいんだよ。……まあ、まさかこれだけで果てるだろうとは全く思っていないが、な……♥」
「くっ、ひっ、ぁ……あっ、あっ! ぁ、ひぃ……っ、い……あっ、あっ、あぅっ……」
「……カヤはそう言ってるが、実際はお前の頭の中ぐちゃぐちゃにして、もっと気持ちよく射精できるように導いてるんだぞ……♡ アタシが『イケっ、イケっ♡』って囁いてる反対側で、『だめ……♥ お射精だめ♥』ってお願いされたら……ふふ♡ どっちのお姉さんに従えばいいかわかんないーってとろとろになったお前を見られるからなぁ……♡」
「だめ……♥ だめだぞー♥ シュウは強い子だもんな♥ これくらいの簡単な刺激でイッたりしないよな♥ ……ほんとは私たちのこと押し倒して、両想い確実の甘イチャレイプ……♥ しなきゃだめなんだぞー……♥」

カリカリカリカリ……♥ さすさすっ♡ くりくりくりくり……っ♡ トンッ♥ トンッ♥ トントントントントントン……ッ♥

「お姉さんたちにオナニー見られるのがそんなに嫌なら……この手でアタシのおっぱい好き放題握って、生オカズにしてくれないかな……♡ 腰を抱いてるだけじゃ満足しないだろ? 画面の中のリツお姉さんオカズに、本物の生爆乳揉みしだくんだ♡ ほら……動画の通り、ビキニ越しに乳首いじってくれてもいいし……お前にだけ特別♡ 指で紐ズラして、中がどうなってるか見てくれてもいいぞ♡ シュウの妄想叶えるために着てきたんだから……IV観てぐつぐつ煮えたぎった性欲、アタシにぶつけてくれ♡」

……もみゅぅぅっ♡♡ ぐにっ♡ ぐににぃぃ……ぃぃ♡ もにゅっ♡ むちちち……だぷるんっ♡♡

「っ♡♡♡ いひひっ♡ 真面目ぶっといて、やっぱり触りたかったんじゃないかこのスケベめ……♡ やんっ♡ ちょっと引っ張られただけで簡単に脱げちゃった……♡ お前に触られたがってる乳首♡ ずーっと勃起してたの、バレちゃった……♡ あ、こーら♡ 生おっぱいに釘付けになるのは禁止♡ 撮影も頑張ったんだぞ? ちゃんと見比べて……♡ なっ♡」
「…………リツばっかりずるい……ね、私も触って。腰抱くだけじゃ、や。触って欲しい……♥ 私のも柔らかいぞー……? リツのよりおっきいんだぞー……? ね。さわろ? 歳上お姉ちゃんのおっぱい、時間無制限の揉み比べ……♥ もちろん、このでっかいお尻も触り放題♥ もっちりデカ乳とむちむちデカケツの感触比べて、おちんちん満足させちゃお……? 動画なんて二の次。生オカズの柔らかさ両手いっぱいに堪能して、とろっとろのお漏らし射精するんだ♥ ……だめ、だめ、やだやだって媚び声流し込み続けてオナサポしてやるけど、ほんとはね……いいよ♥ イっていいよ♥ 好きな時にイケ♥ ふるーい精液はぜーんぶお漏らしして、新鮮な精液溜めちゃお♥ 私もリツもザーメンづくり手伝うから……♥ 魔力供給してすぐ金玉の中身満タンにしてやるから……♥ でもね、シュウ。これだけは約束して。……この次にぴゅっぴゅするぶんはカヤお姉ちゃんのことだけ考えて溜めて♥ 私を孕ませたい、って。妄想しといて♥ だって次は私のシーンだから……私のこと好き好きーって想って溜めた精液じゃなきゃ、や。約束できるよな? できるんなら……私の身体の好きなトコ、触っていいよ♥」

むぎゅっ!!!! みちちちちぃぃ……♥♥ もちっ♥ もちっ♥ ふにに……♥ ふにっ♥ もっちゅぅぅぅ♥♥

「……♥♥♥ すご……♥ 男の子の力だ♥ このおっぱいは僕のものだぞーってアピールするばっかりで、相手のことなんてちっとも考えてない力加減♥ ……くす♥ 聞いたそばから遠慮するな馬鹿♥ 私はこれくらい強く触られるの好き……♥ いいぞ、痕残るくらいむぎゅむぎゅして♥ 片手いっぱいにニット乳袋握ろうな♥」
「きゃっ♡ こらこら、カヤにつられてこっちの指まで力入れすぎ。激しいのも好きだが、アタシは優しくされる方が嬉しいな……♡ 何せこっちのおっぱいはほぼ生乳
なまちち
♡ まずは柔らかさと重さ確かめる程度に弄べ♡ 女の子の身体はデリケートなんだぞー? お前のおちんちんと一緒だ。……先っぽカリカリでいじめてやれるのは、今みたいに下着やズボン履いてる時だけ。直
じか
にこんな激しいのしたら痛いもんな。大丈夫。お姉さんはぜーんぶわかってるぞー♡ どれくらいの塩梅が気持ちいいのかも……もうイキそうだってことも♡ んふふふっ♡ バカ、それくらいバレバレだよ♡ 当然だろ? 淫魔のフェロモン直接浴びてる上に、男好きするドスケベボディ二体からゼロ距離密着サンドイッチ♡ それだけでも射精モノだってのに、好感度最大値オーラ隠しきれない囁きオナサポまでされて……♡ 乳首とおちんちん指でカリカリされて……♡ まだ射精してないお前は大したもんだ。……もういいぞ。イケっ♡ どうせカヤもダメダメ言っときながら許可してんだろ? こいつ、涼しい顔してお前のこと大好きだからな♡ 無論、アタシもだが……♡」

かりかりっ♡ すりすりすりすり……っ♡ とんとんっ♡ とんとんとんとんっ♡ ……なで、なで♡ にじにじ、にじ……♡ くるくるくるくる……カリカリカリカリカリカリぃ……♡♡
ピンっ♥ ぴんぴんぴんっ♥ クルクル……♥ クルぅ……クルぅ……♥ カリカリカリカリカリッ♥♥ くにくにくにくに、むぎゅっ♥♥ すりすりすりすりすり……♥

「イケっ♡ 指だけでイッちゃえ♡ お前専用の爆乳IVグラドルお姉さんオカズにしながら、本物に生オナサポされてイケ……♡ 映像では絶対見せてくれない生乳首♡ 片手間に感触楽しみながらイケっ♡ 支配欲と射精欲同時に満たせ……♡」
「だめ♥ だーめ♥ イクな♥ こんな序盤でぴゅっぴゅしちゃだめ♥ ただ水着のお姉さんが身体見せつけてるだけの映像で射精なんてもったいないぞ♥ 次のシーンまで待って♥ 絶対気にいるからっ♥ お前の好みど真ん中のはずだからっ♥ やだ♥ やーだ♥ 私が最初にオカズにされたいのにっ♥ 私の方がお前のこと好きなのにっ♥」
「あっ、あっ、あっ、あっ、ぐっ、イっ、でっ、でっ……! やっ、あっ、あぅっ……!」
「イケっ♡ イケっ♡ 射精

せっ♡ だせっ♡」
「だめっ♥ だめだめっ♥ がまんっ♥ がまんっ……♥」

どびゅるっ!!!! だぷっ……! だぷっ……!! だびゅるるるっ!! ……びゅくっ……ゆるるるるるっ……とくん……とくん……ぷぴゅっ! ぷぴゅっ……ヒクっ……ヒクヒクっ……びゅくく……

「…………っ♡♡」
「……かわいい……♥」

全身の表裏がひっくり返るんじゃないかと思うほどの射精。下を脱いでいたら天井まで届いていたんじゃないかと思えるほどの勢い。飛びそうだった意識も、絶頂の瞬間、二人が両側からみっちり抱きしめてくれたおかげでまだ地上にあった。全身全霊をこの一発に込めたおかげで、もう身体からは力が抜けている。両腕はだらりと抜け殻になり、感触の異なる乳肌に埋まり支えられる。尖った刺激を与え続けられていた二点はそれぞれ、二人の手の平がさりげなく撫でていた。子供をあやすような手つきで。

「フゥーーっ……フゥーーっ……フゥーーっ……フゥーーっ……」
「お疲れさん。本日一発目の射精、終了……♡」
「……リツに獲られてしまったか。まあいい。おかげで、かわいい必死イキ顔を見ることができた♥」
「休んでる暇はないぞ? まだ動画は始まったばかり。この後もたくさん抜きドコロを用意してあるからな♡」
「すぐに魔力流し込んで、空っぽになった金玉の中身補充してやる。……忘れてくれるなよ、シュウ。次の射精は……私で頭いっぱいにしてあげるからな♥」
「おや、怖い怖い♡ 流石のアタシもそこまでは要求しなかったのになぁ。カヤのやつは本気らしい……♡」

テレビの中ではリツさんのプロローグパートが終わり、暗転。徐々に明度が上がりホワイトアウトした画面の中央に、カヤさんらしき女性の姿が現れた。

……この人が本気らしいことは、僕にも一目でわかった。舞台は先ほどと同じ、豪華なホテルの一室。大きなベッドの上。そこで寝転がるカヤさんは、白いベールが印象的な下着姿だった。白いレースのブラ。ショーツ。ガーターベルトとストッキング。銀色に光る装飾品。白く透ける手袋までして携えるのは、白で統一された花束。ウエディングドレスを意識した衣装だということは、誰の目にも明らかだった。

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