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旅行先で仲良くなった爆乳JKの無防備パンチラに勃起したら、向こうも発情してしまい種付けまでさせてくれた件

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「あれ? ……こんばんは。お兄さんも一人旅ですか?」

「えっ。あ、うん……」

 自分でもぎこちない返答だと思う。

 静かなカプセルホテルの一角で声をかけてきたのは、高校生くらいと思われる女の子だった。白いリボンでまとめたツインテールと、自然体に伸ばした前髪が若々しさを感じさせる。しばらく沈黙が降りると、彼女はまん丸な目を逸らした。何やらカバンを漁っているようだ。

 彼女からすれば、通路に降りて荷物を整理している最中に人がやってきたという状況なのだろう。しかし、お兄さんも、ということは彼女も一人旅でここまでやってきたのだろうか? だとしたら、女性が一人で旅行をして、しかも男に声をかけてくるだなんて中々の度胸だ。Tシャツとスカートを着ているだけのラフな格好だし……一体何者なのだろう……。

 興味をそそられるのは確かだが、先に言うべきことがあるのを思い出した。

「えっと……キミの部屋は俺の向かいみたいだね」

「ん。あ、すみません。邪魔でしたね」

「いや、こちらこそごめんね」

 そっと道を空けてもらい、ようやく自分の割り当てられたカプセルへ荷物を降ろす算段がつく。

 リュックサック。紙袋。紙袋もう1つ。腰のポーチも外してしまう。身軽になったのは家を出てから20時間ぶりと言ったところか。夜行バスで首都圏へ出てきて、お気に入りのアニメのイベントへ参加して、現地の友達と買い物や観光を楽しんで……目まぐるしい一日だった。

 夏場だからまだマシか。冬だとコートが余計に荷物を重くしてくるからな。明日は日曜日だから、さっさと帰ってゆっくりするだけなんだが……どっちみち筋肉痛でロクに動けないだろうな。

「ふぅ…………」

 グルグルと肩を回しているうちに、少女がまた話しかけてきた。

「お疲れみたいですね」

「ああ……ちょっといろいろあってね……」

「そういうときは甘いモノですよ。お1つどうぞ」

 振り返ると、白く小さな手のひらにアメ玉が載っている。少女は穏やかに微笑んでいた。

 大人しく受け取ったものの、どうして初対面の人間にそうも親しげになれるのだろうか。俺だってイベントで大勢の人間に会ってきたばかりだが、安心して喋ることができるのは元々知り合いの人たちだけだった。この娘はちょっと心が広すぎるように思う。

「キミ、かなり優しいね」

「そうですか? 実を言うと、それリラクゼーションルームから持ってきたものなんですけどね」

「え」

 気の抜けた声を上げると、少女は愉快そうに口角を上げた。指差されたほうにカラフルなアメ玉を敷き詰めたポーチが転がっている。

「そういうのって……持って帰ったらまずいんじゃ……?」

「それがですね、ここって凄くサービス良いんですよ」

 少女はリピーターだったらしい。俺が初めての利用客だと見るや、フロントのスタッフがそうするかのように設備を紹介してきた。

 数百冊以上の漫画読み放題。テレビつきマッサージチェア。一人用カラオケルームにフリードリンク。さっきのアメも、カプセル内へ持ち込みOKのお菓子サービスによるものだ。

「荷物はカプセルの下にあるロッカーへ仕舞えばいいですよ。カギをかけられるし自分の部屋からすぐそばで便利です」

「あ、ああ。そうするよ」

 言われてみれば、各カプセルの下にベッド下収容のような引き出しが付いていた。そういえばフロントにロッカーが無かったな……そういうことだったのか。

「……失礼ですけど、そういうの知らない状態でココ選んだんですか? ちょっと高めじゃないですか」

「いやぁ、何ていうのかな……中身はあんま見てなくて、とにかく空いてるとこがよかったんだよね。浴場とか混んでたら嫌だろ?」

 荷物を移動させながら事情を話すと、彼女は静かにうなずいた。共感してもらえたようだ。

「昼間はイベントがあって、人波に揉まれるのは分かってたからさ。部屋数少なくてちょっと高めなところなら、静かに過ごせるかなと思って」

「よく分かります。あんまり安いところだと周りが気になりますからね。ここだと上下に部屋が並んでるってこともありませんから、物音も気になりにくいと思います」

「そうだろ。そこに惹かれたっていうか、そこしか見てなかった」

「正解なんじゃないですか。今日はこのフロア、私たちしか居ないみたいですし」

「ほんと? それはありがたいなぁ。……ところでキミ、けっこう旅慣れてるね」

 自分のこだわりを分かってもらえると、なんだか急に心の距離感が縮まってくるものだ。俺たちはそれぞれのカプセルに腰掛け、本格的におしゃべりを始めた。

 彼女は高校生3年生。名前は峰田優凛みねだ ゆうりと名乗った。わざわざ学生証を見せてくれたのだが、画数が多いと言ったらクスクス笑っていた。名前の書き方は自己紹介の定番ネタらしい。それにしても、可愛らしく笑う姿と、敬語で大人しく喋る姿とのギャップがよく名前に合っている。

 話題はお互いの素性から旅へやってきた経緯の話へ移った。俺の目的はさっき言った通り。優凛ちゃんはというと、部活をしていない代わりに、休日に観光地を巡るのが趣味らしい。それでこうしたホテル事情にも詳しいのかと納得する。

 話を聞いていると、俺が友達と訪れたスポットにも何度か足を運んでいることが分かった。

「季節によって雰囲気が違うから楽しいんですよね~。神社の裏山は行きました?」

「え? なんかあるなーとは思ってたけど、あそこって入れるの」

「お参りする場所がもう一箇所あるんですよ」

「へぇ~……なんか惜しいな……明日もう一回行ってみようかな」

 アゴを撫でながら考えていると、優凛ちゃんが急に身を乗り出してくる。

「よかったら案内しますよ。私は日曜日いっぱい遊んで帰るつもりなので」

「ほんとに? それは嬉しいなあ……」

 彼女には怪しいことなんて無さそうだし、こんなところで気の合う人に出会えるのは貴重だ。お言葉に甘えるとしよう。

 その後も話は盛り上がり、疲れ果てて翌朝に帰るつもりがやり残した遊びを優凛ちゃんと一緒に楽しむ流れになってしまった。

 彼女も俺のことを気に入ってくれているのだろうか。工学部なんかに進学してから女性との出会いが全く無かったからなあ、女の子と喋れるだけでもちょっと嬉しいっていうか、勘違いしてしまいそうになるな……。

 そんな邪念が生まれたのが良くなかったのだろうか。

 ふと気が付けば、俺の目は優凛ちゃんのメスっぽい部分を視姦していた。

 優凛ちゃんの仕草は実に無防備だ。自分のカプセルに座っていればいいのに、わざわざ地図を説明するために俺のカプセルの方へ移動してきた。密着するような距離で右横に座った優凛ちゃんが、スマホを覗き込んでくる。

「ちょっとマップアプリ出してもらえますか? ありがとうございます。このへんに良い喫茶店があってですね、お兄さんが良ければそこのクレープを──」

(で……でっかぁ…………♡♡)

 きらびやかなカフェ・スイーツを映し出すスマホ画面。そんなものより、ちょこんと横に座った優凛ちゃんの魅力に目を惹かれてしまう。

 ばるんっ♡ ぷるっ♡ ばるぅん♡

 たぷ♡たぷたぷ♡ どたぷぅんっ♡♡

(すっげ……♡ 揺れてる揺れてる♡ 揺れすぎだって……♡♡)

 小さな左手がスマホをいじるたびに、手より顔より巨大な恐ろしいほどの爆乳がゆっさゆっさと弾んでいた。Gカップ、Fカップなんてグラビアアイドルはよく言うけれど、そんな雑誌の顔でさえ太刀打ちできないほどのおっぱいだ。Jカップ?Kカップ……?このムッチムチの長乳をどう表現すれば良いのだろう。少なくとも、青いTシャツが引っ張られて生白い素肌をたっぷりと晒していることは確かだ。

 チラチラと胸元を見下ろすと、鎖骨のあたりにほくろがあるのを見つけた。目線がバレてもほくろが気になっただけって言い訳できちゃうんじゃないかとフザけた考えが浮かんでくる。実際はもうホクロでさえ性的に見え始めているのに。

 そこから少し高度を下げれば深々と出来上がった谷間がある。みっちりと肉を仕込んだデカパイの狭間。どれだけ暖かくて柔らかいものなのだろう。触ってみたい。自分のモノを挟んでみたい。どんどん優凛ちゃんのエロさに引き込まれてしまう。

 そんなことを思っていると、急に右腕が不可思議な感触に襲われた。

「うぉ……っ」

 反射的にバッと身を離した。心臓がバクバク鳴っている。おっぱいだ。優凛ちゃんのおっぱいがぶつかったんだ。でも物凄く柔らかかった。マシュマロの山にぶつかったみたいな心地よさ。ふにゅんと乳肉に沈んだ感触が二の腕に残っている……。

 や、やっぱりノーブラだよなあれ。硬い布の感じがしなかったもんな。谷間の感じも……うぉっ♡よく見たらちっ乳首まで浮き上がってる気が……♡ なんだよこれ♡ 爆乳すぎてブラジャー合わないのか?? おっぱいデカい時点でノーブラドスケベ女になっちゃうのか……♡♡♡

 く、くっそ……♡ こんなのラッキーすぎる……♡ 優凛ちゃんに会えてマジで良かった♡ 絶対あとでオナニーする♡ この子の身体思い出してオナニーする♡

「あれっ? あ、す、すみません。当たっちゃいましたね……?」

 一方の優凛ちゃんは、鼻息を荒くした俺を見て済まなそうに声をかけてくる。エロい身体が触れて謝ってくる女の子ってなんだよ。スケベすぎるだろ。

「えっ、あ、ああ!! ぜ、全然大丈夫……」

「すみません、私ちょっと胸が大きいから……彼女さんとか居たら申し訳ないです」

「い……居ないよ。だから大丈夫、ははは」

 正直なことを言いつつも、内心では勃起しだした股間を誤魔化すほうに必死だった。こんな誠実な子にエロい目を向けているって知られたら一巻の終わりだろ。せっかく仲良くなれたのに横座られたくらいで興奮するなんて。童貞すぎる……

 すると、誤魔化しの笑顔をどう受け取ったのやら、優凛ちゃんはパアッと顔を明るくした。

「そうなんですか? お兄さんカッコいいのに勿体ないですね……あ、でも、それならもう少し近くに寄っててもいいですか?」

「う……うん! 全然いいよ」

 な、なんだこれなんだこれなんだこれ。メチャクチャ懐かれてる。ぶっとい太腿もデカパイも俺の身体にくっつくぐらい近寄られてる。良い香りまで漂ってきて……くっそ♡ ポーチ腰に乗っけとかないと絶対ギンギンなのバレる……もっとくっついてたいけど、これ以上はほんとにやばい……♡

「ご……ごめんね優凛ちゃん。俺、今日かなり歩いてきたから汗くさいかも」

「そうですかね? すんすん……私は気になりませんよ。男らしいって感じで好きですけど」

 匂われて好きとか言われたらこっちが気にしちゃうんだって……優凛ちゃんの身体を……♡♡ こんなに無防備で優しく接してくれるエロい女の子、現実に居ていいのかよ……!?

 そんな風に頭をグルグルさせていたら、優凛ちゃんが顔を覗き込んでくる。何を言われるかと焦ったが、くりくりした目はじっと俺の顔を見つめて、心配そうに眉を寄せた。

「あぁでも、何だか顔色が悪そうですね……お兄さんがお疲れなら、そろそろお風呂に入ったほうがいいかもしれませんね」

 彼女はあくまでも俺に優しくしてくれるようだ。勃起がバレていなくて済んだ安心感と、真面目に心配されている罪悪感とで変に落ち着いてしまう。うん。落ち着け落ち着け。見るな。身を乗り出してきてるせいで膝におっぱいが当たりそうなのとか見るな。直視したらフル勃起して乳首を突いてしまいそうだ。

「ココってお風呂も良い設備なんですよねー。露天風呂ありますし、サウナありますし、あと薬湯とか」

「へ、へぇー! そうなんだ。それは豪華だね」

 元の座り方に戻った優凛ちゃんを見て安心したのも束の間、彼女は更に更に無自覚なエロさを見せつけてきた。

「ほら、どうですか? イヤじゃなければ私も匂ってみてください。えっと……さっき入ってきたばっかりですし、こういうトコまで良い香りになるって評判らしいですから」

 左腕を上げて半袖をずらし、もう片手でくぱぁ……っ♡とワキを開けるポーズ。秘所を見せびらかすような大胆すぎる行為だった。俺を励ましたい気持ちと変なことをしている自覚とが混ざっているのか、女性らしい恥ずかしさを顔に出しているのがまたソソる。どれだけオスを欲情させたら気が済むんだよ……♡

「えと……は、はーい。深呼吸してくださーい」

 照れ隠しみたいに促される。正直もう言われなくたって深呼吸したい気持ちでいっぱいだった。すぅ~っと鼻で空気を吸い込んだら、確かにハーブっぽい香りがする。さっき髪から香ってきたのもこんな匂いだった。

 心を落ち着かせるような薬湯の跡……でも、正直に言うとこれがメチャクチャ心臓に悪い。香るのはハーブだけじゃなかったからだ。端的に言えば、メスの匂い。優凛ちゃんの汗のニオイ♡ しっかり身体を洗い流したあとなのに、湯上がりの暖かさでまた出てきてしまった汗の香りがキチンと処理された腋の辺りに漂っている……♡ 生々しいニオイ……男を興奮させるニオイだ……♡

「い……良いニオイだよ。すごく良いニオイ……♡」

「気に入りました? じゃ、じゃあ長~く浸かるのがオススメですよ」

 くんくん嗅ぎまくっていると、流石に恥ずかしくさせてしまったようで優凛ちゃんの体勢がようやく元に戻った。まだちんぽに来る残り香がしているし、全身から香ってくるイイ匂いの裏にあんなエロ臭を隠しているって思ったら余計ムラムラするけど……。

「うん……そ、そうするね。サウナと合わせて往復しちゃおっかな」

「お兄さんサウナ入る人なんですね。じゃあ最後にこれだけ。お近づきの印に、サウナマット貸してあげますよ」

「えっ?」

 言っていることがよく分からなくて聞き返してしまう。優凛ちゃんは『それもそうか』という感じで微笑み、サッと床に降りて自分のロッカーを開けた。

「サウナの中にタオルが置かれてることあるでしょう? あれの代わりに、折りたたみのマットレスを自分で持ち込むんです。女の人はけっこう使うんですよ~、無いと腰が痛いし他人の汗が気になるとかで。さっきお兄さんも自分の汗気にしてたので、マイサウナマットを持ち込んだら気楽かなって……」

「…………………………」

 わざわざ親切な説明をしてくれているのに一切返事ができない。

 それは俺の足元にとんでもない光景が広がっているせいだった。

(なんだこの腰つきは……♡♡)

 一言で言えば、安産型のデカケツ。ロッカーを漁る優凛ちゃんはお尻を突き出すような格好になっていた。彼女が身にまとう黒色のスカートは後背位みたいな姿勢を取るには短すぎたのだ。ほっそりとした腰から広がる巨大な骨盤に邪魔され、少女らしい青と白のシマシマぱんつが丸見えになっている。

 パンツの柄こそ可愛い系だが、着用している優凛ちゃんの女体はセックス向きに出来ているからたちが悪い。綺麗に並んだはずの横線は丸みを帯びた巨尻に沿って歪み、男の顔を埋めるための枕みたいになっている。ふりふり♡ふりふり♡自分のエロさに無自覚な腰振りが陰茎を苛立たせてくる。

 おっぱいと違って覆うものがあるだけマシと言いたいが、エッグい食い込みでモリマンの土手スジを浮き立たせているところからするとパンツがあろうがなかろうが関係なさそうだ。カラダがスケベすぎてロクに隠せていない。フリフリするごとに徐々に生尻の面積が増えていき、ときどき思い出したように右手を動かして食い込みを直しているのだが、それも俺の視点からじゃ完全に丸見え。こんなのチンポねだられてるのと変わらないだろ……ッ♡♡

「あれ……おかしいなー、どこだろ……」

 優凛ちゃんの捜し物はなかなか見つからない。ああくそ、お尻もドスケベだけどおっぱいデカすぎて裏乳見えてるのもめちゃくちゃエロいな……♡

 このまま背後でシコってやろうかと思い始めたころ、カバンの中身が奇妙なことに気がついた。

 奇妙というか、本人同様あまりにも警戒が緩すぎる。大事なものが全部見えているのだ。

 替えのものと思われるレースつきの白パンティ。異常なサイズの黒いブラジャー……は、ホックが壊れてるな……♡そういうことか……♡ 他にもシワを残したシャツやワンピース……え、ま、待てよコレ。おいおいおいおい……♡

 カバンの中にオナニーグッズまで見えちゃってるよ……♡ あれはローターだろ♡ 隅っこにあるのがエグい形のディルド♡ きっちりローションまで旅先に持参してやがる♡ ソレと一緒くたにされてるのはピンク色の……手袋?靴下? なんかTバックっぽいのも見えるし……♡ なんだよこの子……エロいの無自覚なクセしてムッツリドスケベかよ♡♡♡

 完全に脳みそが優凛ちゃんのエロさに呑まれたとき、ようやく彼女が振り向いてきて──

「おまたせしました! 折り畳み式でポーチに入れられるので、手首にヒモ通して…………え?」

「………………あ」

 やばい。

 視線が完全に俺の股間を見つめてる。

 一瞬にして顔を真っ赤にした優凛ちゃんは、開けっぴろげなカバンとフル勃起状態の苦しそうなズボンを交互に確認して……

「お……う……み、見えちゃってましたか……?」

 自分がパンツと谷間を晒していたことにもようやく危機感を覚えたのか、腕で隠そうとしているが……その仕草すらエロく見えてしまう。なんだかもう手遅れだった。

 このままエロいことを迫ってみるか──

 一瞬そう思いかけて、童貞らしくその考えを翻した。

 冷静に考えたら、いくら相手が無防備でイイ身体をしていても、同意を得ずに性欲向けてたらセクハラはセクハラ。性犯罪に片足を突っ込んでるわけだ。

 せっかく仲良くなれたと思ったのに、こんな勃起姿を見せてしまって……優しくしてもらえた恩を仇で返すようなマネをしてしまった。

「ご、ごめん!!! さっきまでのことは全部忘れて!!」

「あっ?! お兄さん、マットは!?」

 最後まで真心を向けてくれることに強烈な罪悪感を覚える。

 俺は返事をすることもできず、大急ぎで走り去った……。

─────

 大浴場へ向かってからおよそ2時間。

 フロアに戻った頃には、時刻はすでに23時を回っていた。

 わざと時間を潰してきたのだ。肌がふやけるほど長風呂をして、適当に漫画を読んで、夜食まで食べて……。

 あんなことがあった後で、優凛ちゃんと顔を合わせることなんか出来ない。だから、彼女の使うカプセルにきちんとカーテンが降りていてホッとした。

(……………………寝てるよな、流石に)

 足音を立てないよう慎重に移動する。そっと自分のカプセルに乗り込んだところで、点けっぱなしだった照明が切られていることに気付いた。たぶん優凛ちゃんが消しておいてくれたのだろう。どこまでも優しい姿勢に心が痛む。

 左右に垂れたカーテンを音もなく動かし、ぴっちりと閉じてシーツをかぶる。これでもう廊下の灯りさえ目に入らなくなった。

(長い一日だった……)

 散々歩き回って、全身疲れ果てて、可愛い女の子とおしゃべりできたと思ったら童貞くさいことして逃げて。一瞬癒やされたと思ったから余計に疲れた。長風呂をした上でグッタリくるこの感じは、身体じゃなくて精神にくるものなんだろうか……。

 とにかく、寝よう。起きたあとも彼女と顔を合わせないようにしてさっさとチェックアウトするんだ。素直に帰宅する。この旅でやることはあとそれだけだ。

 ────くちゅ……♡

(………………え?)

「………………ん♡ ………………ふぅ………………ん……♡」

 くちゅ……♡ しゅりしゅり♡すり……♡

 すりすり……♡くちゅ♡

「んぁ……♡」

 グチュッ♡♡ くちゅ…………くちゅ…………♡

 ソレは明らかに何かをしている音だった。

 濁った水音。艶めかしい喘ぎ声。身体とシーツがこすれる音。

 さっき優凛ちゃんのカバンに入っていた中身を思い出す。

(オナニー……してるのか……♡)

 急速に下腹部が熱くなってきた。いっときクールダウンさせることに成功したと思っていたのに、あんなエロい声を聞かせられたらすぐ勃起してしまうなんて。自分の浅ましさに驚くと同時に、優凛ちゃんのスケベさが勘違いではなかったことを分からされる。

 カーテンを二枚隔てても伝わってくる確かな淫音。彼女が発情しきっているのは明白だった。あれから2時間経っているというのに、寝られないままオナニーをし続けているとでも言うのだろうか。

 でも、それが自然なのかもしれない。旅先にディルドを持ち込むような変態JK。唯一の隣人になる俺が居なくなったら、人目を気にせずジュポジュポ♡ジュポジュポ♡自慰するのも納得だ♡

(も、もう我慢できん……♡♡)

 俺は激しいマンズリの音に隠れるようにしてズボンを下ろした。繰り返し疲労感と性欲にもまれたペニスはいつになく硬く長く勃起している。……いま射精したら、絶対気持ちいいに違いない♡

 スリスリ……スリスリ……♡

 くちゅ♡ ぐち♡くちゅ♡ ぬちゅずちゅ……♡

 グチュッ!♡♡

「ぁ♡ んん♡ …………ぉ゛っ♡ はぅ…………♡」

 俺が慎重にチンポをさする間にも、優凛ちゃんのオナニーは淫らに続いていく。音を立てないよう気を付けて戻ってきたつもりだったが、向こうがこんなにエロい音を響かせてくるなら杞憂だったかもしれない。

(それなら……♡)

 愚息をこする手が優凛ちゃんと一緒になってヒートアップしていく。耳をそばだてながら彼女のオナニー姿を妄想する。音の感じからすると相当深いところまで指を突っ込んでいるようだ。それともあの極太のディルドを使っているのだろうか。ぐちゅぐちゅと愛液をかき混ぜる音に混じって、ぶぽっ♡ブポッ♡と下品な音が聞こえてくる。わざと卑猥な演出が生まれる製品を使っているとしか思えない。

 ときどき水音がしないのに喘ぎ声の聞こえる瞬間がある。しばらくシコシコしてみて、胸をイジっているのだと気が付いた。ノーブラとはいえTシャツの上から形が分かるようなエロ乳首の持ち主だ。きっとオナニーするときも開発しているに違いない。まんこをディルドでかき回しながら乳首をくりくりしている淫乱JK♡ 優凛ちゃんの正体は旅好きな優しい美少女なんかじゃない、オナニー狂いの変態女だ♡♡

「ん゛♡ あぅ♡ ふぅ……っ♡ んっ♡ んっぁ♡ ぁ、ぁ、あぁ……っ♡♡」

(フーッ♡ フーッ♡ フーッ……♡♡)

 や、やばい。出る。もう出る。いつもならAVとか見ながらシコるのに……こんなっ、音だけですぐ……♡

(ティッシュ……ティッシュ箱あったはず、どこだどこだどこだ──)

 ガツンッ!

(いっっっって!!!!)

 棚に腕をぶつけてしまい、激痛に襲われる。思わず飛び出しかけた声を手で抑えたのは良かったが、シコってた最中だからクサいし粘ついた汁が付いてるしで最悪……

 っていうか、これぶつけた時の音が聞こえてるんじゃ……!!

(………………静かになった………………)

 ああ……ちくしょう。俺はまたつまらないことを……。

 今度はせめてバレずにシコって、この無駄な性欲を取り払うはずだったのに……。

 チャンスを逃した。また優凛ちゃんの邪魔をしてるし。最悪だ……。

 シュルルルル…………

 身動きの1つも取れないままじっとしていると、不意にカーテンを動かす音が聞こえた。やはり優凛ちゃんのいる方からだ。俺が戻ってきた、しかも起きているということに気付いてしまい、流石に冷静になったのだろうか。それとも俺を今度こそ怒りにくるのだろうか。

 固唾を飲んで待つ。じっと待つ。

 しかし、聞こえてきたのは足音でも怒鳴り声でもなかった。

 ……くちゅ♡ くちゅ、ぐちゅ♡ ずち……ずちずちゅ……♡

(え……? また……?)

 おかしいな。変な間があったからこっちには絶対気付いてるはず。カーテンを開ける音もした直後だぞ。いくらなんでもこの状態でオナニーを続けるなんてことあるか??

(…………み、見てみるか。ちょっとだけ。カーテンの隙間から……)

 余計なことをするまいと思う理性は好奇心に負けた。

 そっと…………そっ、とカーテンの端をよけて目を凝らすと、廊下に灯った暗い照明の向こうに優凛ちゃんのカプセルが見えてきて……

 それからようやく、俺は誘惑されているのだと分かった。

「………………♡」

 シャッ!と勢いよくカーテンを開けて床に降り立つ。

 それでも向かいの部屋の状態は変わらない。

 半開きのカーテンから、卑猥なピンクニーソックスとTバックを履いた下半身が飛び出している。

 フリフリ♡ フリッ♡ フリフリフリ……♡

 くちゅ♡ぐちゅぐちゅ♡ ぬちゅ♡ ぬぽっぬぽっ♡

 それは例えるなら、壁にハマってお尻だけ突き出している人が、その格好でオナニーをしているという淫乱すぎる光景だった。正確に言えば優凛ちゃんの上半身を遮るのは一枚のカーテンだ。その向こう側に身体を全て引っ込めることくらい一歩で出来るというのに、彼女はそうしていない。わざとお尻をむき出しにして、俺に見せつけている。

 薄暗い照明だけでも、彼女が身にまとうピンク靴下がテカテカと反射しているのが分かった。ムチムチした太腿の肉はそのへりに乗り上げており、メスらしさをこれでもかと強調してくる。いかにも風俗嬢が身につけるようないやらしいコスプレだ。きっとこの足のスキマにちんぽを突っ込むだけで何発も射精できてしまう。

 エロ靴下の表面には白く濁ったような水滴が伝っている。ときどき、これまたピンク色の手袋に包まれた指が太腿を這ってその液体を塗り拡げた。オイルのように広げられた汁がますます靴下の淫らさを露わにする。

 優凛ちゃんはわざとらしくお尻を左右に振ると、ピンクの人差し指を液体の発生源に連れて行った。そこは当然、お尻の中心。太腿の付け根の真ん中。Tバックの頼りない布地を土手のそばに引っかけたトロトロの膣穴だ。その手の動きはまるで愛液を掻き出すかのよう。次々に溢れる液体を柔っこいマン肉の外へ垂れ流し、生尻も太腿も丸ごと粘ついたエロ汁で汚していく。

 女性器から湯気が立ち上っているような錯覚を覚えた。

「………………♡♡♡」

 勢いよくズボンとパンツを脱ぎ捨てた。ギンギンに反り返ったペニスを右手でいじりつつ、左手で彼女の腰を掴む。

「んぁっ……♡」

 一瞬ビクッと跳ねたお尻から、ぴちゃぴちゃ♡といやらしい水滴が舞う。いくつか雫が俺の腰にまとわりついてきた。へばりついて垂れ落ちそうにもない、本気でエロいことをするときだけの愛液だと分かる。

ぴとっ……♡

「ぉんっ♡ ぁ♡ あつ……♡」

 アソコに亀頭をぴったりくっつけると、優凛ちゃんは感じているのを隠そうともせずに喘いだ。

 床からロッカーを隔てて中途半端な高さに設えられたカプセル。座っているときは飲食店のカウンターにある高いイスのような感覚でいたが、初めからそのために作られたんじゃんいかと思うくらいセックスに適している。生ケツを見せびらかしてくる淫乱JKにちんぽを突っ込むのに最適な高さなのだ。

 ふりふりっ♡フリフリ♡

 ずちずち♡ ずちゅ♡ ずりずりずりぃ……♡

 優凛ちゃんは俺が性欲をむき出したことに興奮しているのか、しつこくケツを振って亀頭に本気汁をまぶしてきた。ときどき前後に腰が揺れて、ちゅぽ♡ちゅぽ♡と酷くいやらしい音が響く。まるでマンコが俺のペニスへ吸い付いてくるみたいだ。

 敏感な先端を刺激されているうちに、つい数分前までイく寸前だったことを思い出す。射精。射精♡ ゴムもなしに挿入ねだってくるドスケベ美少女のまんこに突っ込んで射精……♡ ティッシュ箱みたいにまんこ使える♡ 童貞捨てて即子宮に中出しできる……ッ♡

 ──そんなことを考えだしたら、もう止まらなかった。

 ドチュッッッッッ♡♡♡♡♡♡♡

「お゛ぉ~~…………っ♡♡♡♡♡ おぐっ……イぐぅ……♡♡」

「うあ……♡ でっ出る♡ 出るぅっ♡ ちんぽ汁出る♡ くそっ♡ くっそぉ♡ 受け止めろっ……♡ 子宮で受け止めろぉっ……♡」

 グリグリグリグリグリュッ♡♡ グヂュッ♡♡

 ぐぐぐぐぐっ……♡

「んほ……っ♡♡ 出し、てぇ……♡ ぶっ濃い種付け汁ぅ♡ 変態マゾ女の奥にコキ捨ててぇ♡♡」

「あっあぁ♡ 子宮がっ、あぁあっ、吸い付いてええっ……!! あぁああああっ♡♡♡」

 ブビュッ♡♡♡

 どびゅ~~~~~~~~~~~っ♡♡♡♡♡♡ びゅっびゅ!♡♡びゅ~~~~~~~~~♡♡♡♡♡♡ びゅるるるるっ♡♡♡ びゅぐっ♡♡ びゅぅ~~~~♡♡♡♡

「ぉ゛おぉお゛ォ゛っ♡♡♡♡ あぢゅいぃぃっ♡♡♡ 子宮やけりゅ♡♡お兄さんのチンポで堕ちるうぅぅぅっ♡♡♡」

「この淫乱女がぁぁっ……♡♡ 堕ちろっ!♡♡ 俺のチンポで堕ちろ!♡♡♡ 子宮満タンにしてやるからなぁぁっ♡」

 ぶびゅるるるるるっ♡♡♡びゅびゅ~~~っ♡♡♡

「ぉ゛ほぉおぉ♡♡♡♡ すっすご♡♡ しゅごいぃぃ♡♡♡ 子宮イグッ♡♡ イッグ♡♡♡ ちんぽ汁中出しされてイくうぅぅうぅ♡♡♡♡♡」

「おおぉっ♡♡ くっそ♡♡ 締め付けすごっ……し、搾られるぅ……♡♡ イけ♡ もっとイけ♡ 種付けされてイけぇ……ッ♡♡」

 どぴゅどぴゅどぷっ♡♡ どびゅっ♡ ぶぴゅ……ぴゅるるる…………♡♡♡

 ぬぽっ♡

 どぽんっ……どぷ……どろぉ……ん♡♡

「はぁ~♡ はぁ~♡ はぁ~…………♡♡ くそ……♡ めっちゃ出た……♡ あぁ……♡」

「ぁ゛~~…………♡♡♡」

 すっかり精液を出し尽くした時には、優凛ちゃんの下半身も力なく崩れ落ちていた。カプセルのへりにくっつけられたマンコが、中出しされた汁をこぽこぽ♡と漏らしながらヒクついている。さっきよりも激しい淫乱な臭いが鼻をつき、性懲りもなくペニスを苛立たせてくる。

 俺は童貞を捨てたことと優凛ちゃんをイかせたことで調子に乗り、大きすぎるケツをがしがしと揉みまくりながら声をかけた。

「なぁ……これから大浴場行こうか……」

「おふっ♡ んぉ……♡ な、なんででしゅか……♡」

「フロントの奴が親切に教えてくれたんだよ……清掃時間を早朝にして夜中も使えるようにしてるけど、全然利用者がいないってさ。…………貸し切り状態だってさ」

 顔が見えなくても何を考えているのかすぐわかった。お尻が切なげに揺れて手に擦りついてくるから。

「……混浴しながら、もっともっと中出ししてやるからな……♡♡♡」

─────

 翌朝──

 俺は昨日よりはるかに身軽な状態で街を歩いていた。

 余計な荷物は宅配便で自宅に送ったあとだ。受け取るのは2,3日後になりそうだが、まあいい。イベントの参加者には悪いが、あそこで手に入れた戦利品なんて……この娘とは比べ物にならない。

「お兄さん♡ クレープ美味しいですか?」

「めちゃくちゃ美味しいよ。優凛ちゃんと一緒にいるからかもだけど」

「ふふっ、お上手ですね♡ こっちのいちごトッピングも一口どうぞ。あ~ん♡」

「あ~……ん、おいし」

 道行く人がときどき振り返ってくるのが分かる。当然だろう。今の優凛ちゃんは昨日の寝巻き姿よりはキチンとした服装だけど、それでもブラウスやミニスカートからノーブラノーパンのドスケベボディを透けさせはみ出させてエロさを振りまいている。そんな美少女が男と歩いていたら、羨望の目を向けられないわけがないのだ。

 ただでさえ無防備だった優凛ちゃんを余計にエロくさせたのは俺の指示だった。セックスを続けるうちにどんどん懐いてきた彼女は、かなりのマゾ気質だとわかったのだ。

 例えばほら、あそこで優凛ちゃんに見惚れてる小学生男子を指差してから、ケツを思いっきり掴んでやると……♡

「ぉ゛っ♡」

 ビグンッ♡と身体を震わせてオホ声が飛び出す♡ おまけに男子めがけてムチムチしたケツを広げて、ぐしょ濡れのまんことピンク色のアナルを見せてやると、男の子が股間を抑えてビクビク震えているのが分かった……♡

「あーあ。あの子も優凛ちゃんのせいで性癖歪ませられちゃったな♡ ほら、謝ってあげなよ……♡」

「はぁ♡はぁ♡はぁ……♡ ご、ごめんねぇ、ボクくん……♡ わたしぃ、お兄さんのお嫁さんマンコだから♡ キミとはえっちしてあげられないのぉ……♡」

 あぁ、男の子がまた跳ねた。ひらひら手を振って優しさを見せてあげるところが優凛ちゃんの人柄を表してるよな。本性はデカチンに媚びるドスケベ女なんだけど。

「さ、それじゃ次はどこに行く? ロープウェーで山の上とか?」

「えっと…………あの、お兄さんが良ければなんですけどぉ……♡」

 見せられたスマホ画面には、近くのラブホテルの位置情報。

「い、今ので子宮がまた降りてきちゃいました♡ デートは中断して……ラブホで休憩♡ いかがですか……♡♡♡」

 上目遣いに見つめる瞳は淫らに濁っていた。俺は再び陰嚢がグツグツと煮えくり返るのを感じ……

 グニュッ♡

「ぉ゛ほっ♡」

「じゃあ、ケツ揉みながら行こうか♡ デートするよりイチャラブ交尾するほうが好きな優凛ちゃんの姿……皆に見せつけてやろうな……♡」

「ひゃいぃ……♡」

 結局、この日は二人とも疲れ知らずでセックスをしまくることになった。

 なんならその先も……それぞれの自宅に帰ったあとも毎週末に会ってはセックスする日々が続き……

 無事に子どもをこさえて結婚したのは、また別の話………………。

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