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極上交尾ボディの王子様ボーイッシュ女子を催眠でいいなり肉オナホにする話

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僕が通ってる高校には、「王子」と称される生徒がいる。しかし、男ではなく女だ。ふわっとしたボブカットの髪に、大きく凛々しい目、ぷるぷるとした唇、抜けるように白い肌、一人称はボク。中性的な美貌に加え、170cmと女子にしては高い身長からついたあだ名だ。そんな彼女、一ノ瀬玲は当然ながら男女問わず人気がある。

 だが、男からの人気はもう少し下卑たニュアンスをはらんでいた。スタイルがいい、と一言で言ってしまえば簡単だが、実際に怜悧な顔立ちには似つかわしくないほどの肉感を彼女の体は持っていたのだ。胸が大きい。豊かに実った乳房は制服の中に窮屈に押し込められ、みちみちと詰まった柔らかい脂肪の感触を想像させるほどだ。腰はきゅっとくびれ、その下に続く尻を強調させている。白色人種のように自然に反った骨盤はたっぷりとしたヒップを支え、その存在感を厚手のスカート生地越しに主張している。ムダ毛一つない太ももがすらっと伸び、脛から爪先に至るまで余すことなく魅力を醸し出している。ある種周囲との隔絶を思わせるほど美しい顔に、所構わず男に繁殖をアピールするかのようなどエロい体。そのギャップがさらに双方を際立たせ、男ならば思わず生唾を飲んでしまうような魅力を放っているのだった。実際、彼女と同じクラスの男子に匿名のアンケートを取れば、一ノ瀬玲を想って抜いた経験があるという回答が10割となるだろう。

 僕も、彼女が体をゆするたびに揺れる胸を見て、通りがかった彼女の制汗剤の匂いを嗅いで、何度シコったか覚えていない。しかし、それ以上のことは望むべくもなかった。アイドルだろうがモデルだろうが、あるいはAV女優だろうが、容姿を売りにする職業に就けば瞬く間に日本中で有名になるだろう彼女と、クラスの4軍、いてもいなくても問題ない僕のような平凡な高校生ではあまりに住む世界が違いすぎたのだった。陸上選手がチーターに嫉妬しないのと同じように、あまりに遠い存在に対しては分際を超えた感情は抱かないように人間の体はなっているらしい。遠目から眺めるだけの関係、それで終わるはずだった。

 ──これを使うまでは。

「あっ♡あっ♡あぁっ♡」

「ほら、気持ちいいのは分かるけど、ちゃんと動いてよ。これじゃいつまで経っても終わらないよ?」

「ごめ……んにゃさぃ……♡」

 家賃4万円ボロアパートの一室で、裸の一ノ瀬が僕の上に乗って腰を振っている。コンドーム越しでもはっきり感触がわかるほどぬるぬるに締め付けてくる膣内は、お湯のように熱く、上下に動く度ににゅちゅっとねばついた音を立てていた。こみ上げる射精感を必死で我慢しつつ、不慣れな様子で腰を動かしている一ノ瀬を下からぎゅうっと突き上げてやる。

「ああ゛っ♡」

 膣の一番奥、行き止まりの部分を押された一ノ瀬が、普段の姿からは想像できない淫靡な声を漏らし、精液をねだるように中を痙攣させた。さらに加えられた刺激に耐えるため、一ノ瀬の腰を掴み、奥まで突き入れたまま動きを止めさせる。

「う゛うぅ~~っ♡♡」

 じっくりと子宮口を押される快感に、一ノ瀬はくぐもったような声を上げる。まんこがきゅっ、きゅっと短い間隔でうねるような感触がして、どうやらまたイったらしいとわかった。震える乳房にもう片方の手を伸ばし、揉みしだく。真っ白な乳肉は指の間からはみ出るほど柔らかく、手で触れているだけで脳内麻薬がドクドクと分泌されるのを感じた。自分の太ももの付け根あたりに乗っている一ノ瀬はそのきめ細かさでべったりと張り付き、その感触がまた愛撫されているような心地だ。

「んっ……♡ふうぅっ……♡あっ♡」

 動かないまま焦らされることに耐えかねたのか、一ノ瀬は腰をにじるかのように動かし始める。勝手な動きを止めさせるように腰を掴んだ手に力を込めたが、今の一ノ瀬にはそれすら快感の素にしかならなかったらしく、結合部を擦り付けるかのようないじましい動きを止めない。いつまでもこの感覚を味わっていたかったが、そろそろ僕も限界だ。手を離し、自由に動けるようにしてやる。

「あっ♡はあっ♡あ゛っ♡あっ♡あっ♡あぁっ♡」

 快感を貪るかのように、一ノ瀬は腰を振り始めた。片手では抱えきれないほどの乳が動きに合わせてたぷたぷと揺れる。大きく開けた口からはよだれが垂れ、普段の凛々しい表情はかけらも残っていなかった。あの王子様、こんなだらしない表情で喘がせている。その事実が僕の射精欲を刺激し、頭が馬鹿になりそうになった。もう限界だ。一ノ瀬が腰を持ち上げたタイミングで手を添え、腰を深く打ち付け、ぐつぐつに煮詰まった精液を一番奥に搾り出す。

 びゅるるるる~っ♡どびゅっ♡びゅうぅ~っ♡

 びゅっ♡びゅっ♡びゅるるるっ♡

 どっく、どっく、どっっく……♡♡♡

「はぁああっ……♡♡んぅう……♡♡」

 子作りに特化したような体をしたメスを孕ませるためにぐつぐつに煮詰まった半固形の精液が、尿道を押し広げて排泄される感覚。にゅるにゅると肉ひだがまるで吸い取るかのように、僕のちんぽにまとわりいてきた。びくびくと一ノ瀬の下腹部が跳ねる感触が、向こうも絶頂に達したことを伝えていた。名残惜しむかのように吸い付いてくるまんこからちんぽを引き抜くと、射精したばかりの敏感な亀頭が刺激される感覚で、一瞬意識が飛びそうになった。

「うわっ……すごっ……♡」

 コンドームに溜まった精液を見て、一ノ瀬が感嘆したような声を上げる。我ながらよくこんなに出したものだと思うほどの精液は、ゴムを裏返しても垂れないほどどろどろとしていた。

「ちゃんと……これ飲んじゃうね……♡」

 そう言うと、一ノ瀬は精液を口に運ぶ。

「んっ……♡ずじゅうぅぅぅ~~っ♡んぐっ♡ごくっ……♡はい♡」

 ちゃんと飲み干しましたよ、と口の中を見せてくる。王子様の口を精液の匂いが漂う処理場にする背徳感に、射精を終え柔らかくなったちんぽがまた固くなってくる。たまらず覆いかぶさるようにして抱き着き、股間を一ノ瀬の下腹部に床オナのように摺り付けた。汗でぬるぬるになった一ノ瀬のお腹は何とも言えず柔らかく、たちまちちんぽに血が巡りガチガチになっていった。

「も~焦らないで♡まだゴムはいっぱいあるから……♡」

 現実感のない興奮の中、僕と一ノ瀬は二回戦目を始めた──。

 その音楽は、「願いが叶う音」といういかにも怪しげなタイトルで公開されていた。なんでも、人の深層心理に働きかけ一種のトランス状態を作る音楽らしい。オナニーで自分を慰めるのにも飽きた僕は、ほとんどまがい物だと分かっていながらも、その音楽をダウンロードした。公開していたサイトにある説明の通りに、聞き始める。カチン、カチンとゆったりとしたテンポで鳴っているメトロノームを背景に、お経のような重低音のBGMが流れている。そのどちらかに意識を集中させると、次第に意識がぼんやりとし、片方の音しか聞こえなくなる。これが第一段階。この段階で、トリップの内容を強く頭に思い浮かべる。異世界ハーレムでも晴れた日に日向ぼっこをするようなものでも、快感と感じることならなんでもいいらしい。成功すれば、脳内でその内容を明晰夢のように体験できるのだ。なるほど、確かにくらっとするような感覚はあったが、そこどまりだ。上手く入る方法はないのかとページの下部を見ると、いくつかの注意書きが赤文字で書かれている。

・暗示のかかりやすさには個人差があります。何年も練習している暗示の才能がない人より、一回聞いただけの才能ある人の方が深く入れるということもままあります。

・必ず一人になれる環境で聞きましょう。第一段階で外部からの命令があると、その内容を深く頭に刻み込んでしまう場合があります。

「へー、そんなんで暗示なんかかかるんだ」

 人気のない部室棟に、僕と一ノ瀬は荷物を運びこんでいた。元々僕が教師から押し付けられた仕事だったが、通りがかった一ノ瀬が手を貸してくれたのだ。こいつはどこまで完璧なんだ、恵まれ過ぎた容姿の上に性格も良いとか欲張りすぎだろ、とひねくれた感情も思い浮かべてしまうほど、惚れ惚れとする王子っぷりだった。雑談の種も尽きたころ、僕はなんとなく自分が手に入れた暗示音楽の話を一ノ瀬にした。普通なら引くか一笑に付すかだが、一ノ瀬はどうやら興味を持ったらしかった。

「ちょっと聞かせてよ」

 荷物を運び終え一段落した時、一ノ瀬がそう申し出てきた。まあ聞かせるだけならタダだしな、とイヤホンとスマホを貸す。

「一方の音楽だけに集中する……ちょっと難しいね……」

 慣れない聞き方に戸惑っていた一ノ瀬だったが、すぐにコツを掴んだらしい。

「確かにちょっとくらっとしたけど……ここからどうする──」

 そういえば第二段階を伝えるのを忘れてた、それは、と言いかけた時、

「……一ノ瀬さん?おーい」

 そこには目が虚ろになり、口をだらしなく半開きにした一ノ瀬が立っていた。慌ててサイトを読み直し、解除方法を探る。そこに、昨日見た注意書きが飛び込んできた。かかりやすい体質、外部からの命令……。思い出した内容の重大さに、心臓がバクバクと高鳴る。こんなことしていいのか、そもそもそんなことになる確証もない、聞かれたら絶対にキモがられる。理性はやめろと訴えていたが、体が勝手に声を発していた。

「一ノ瀬玲は僕の彼女。あなたは僕のことが大好きだし、僕の命令はなんでも聞くようになる」

「……はっ!」

「あ、目覚めた?急に動かなくなっちゃったから焦ったよ」

 僕は一ノ瀬の尻を揉みしだきながら言葉を続ける。

「ボク本当に暗示かかっちゃってた……?なんか変なことしてなかった!?」

 尻を揉んでいた手を止め、スカートの中に顔を突っ込み、下着に鼻を当てる。

「いや、5分くらいぼーっとしてただけだったよ。ごめん、変なの聞かせちゃって……あと、一ノ瀬のパンツ貰っちゃっていい?」

「大丈夫大丈夫!聞きたがったのボクだし……でも本当にすごいね、それ。安眠とかに使えそう」

 顔色を変えず、一ノ瀬は下着を脱ぎ、僕に手渡す。

「そうだね、僕も眠りたい時とかに使うようにするよ。そろそろ休み時間終わるし、校舎に戻ろう」

「うん!」

「あと、今日の放課後、誰にもバレないように僕の家に来てね」

「おっけー」

 僕は勇気を出した数分前の自分を褒めたたえていた。すでに頭の中は一ノ瀬玲にしたいことで埋め尽くされ、ただただ放課後が待ち遠しかった──。

 あの日から一ヶ月、もう何度一ノ瀬とセックスをしたか覚えていない。周囲の人間に怪しまれないように、頻度はなるべく抑えたが、会うたびに数えきれないほどしているのだ。得体の知れない音楽で女子の体を弄ぶことを咎める、そんな倫理観も一ノ瀬の体の前ではまったくの無力だった。例え暴漢が力にものを言わせ一ノ瀬を手籠めにできたとしても、それは女体を使った一方的な自慰にしかすぎない。僕の場合は、違う。僕は一ノ瀬にとって大好きな彼氏だし、一ノ瀬はそんな彼氏に対して全身全霊の愛情を込めて奉仕してくれるのだ。唇を重ねれば向こうから首に手を絡め、柔らかな舌を絡ませ合おうとつき出してくれるし、ちんぽを顔の前に出せば亀頭にまんべんなく愛情たっぷりのキスをした後、必死に喉奥まで飲み込もうとしてくれる。表面上の態度だけではない、本心からの奉仕。それを受けられるのは世界で僕ただ一人だ。

 それに、体を重ねてみて分かったことだが、僕と一ノ瀬は単純に体の相性が良いらしい。一ノ瀬のまんこは上下に入りくねり、いわゆるみみず千匹、数の子天井と呼ばれるひだがみっちりと詰まった名器だ。天は二物を与えずというが、三物も四物も与えられたような女だから大して驚きはなかったが、僕のちんぽがそのひだをかき分けるたびに一ノ瀬は快感に身をくねらせていた。家族構成から誰にも言えない秘密まで言うほど正直になる命令をかけた後でも、大きな声でアンアンと鳴いてくれたので、もう間違いはないと思う。

 とにかく僕は一ノ瀬の体を貪ることに夢中になっていたが、唯一しないと決めていたことがあった。中出しである。理由は二つあった。一つは、万が一妊娠となったらもはや隠し通せる問題ではなくなるし、僕もおそらく再起不能なダメージを負うと分かっていたからだ。それに、一度でも一ノ瀬の膣に思いっきり精子を放つ快感を覚えてしまえば、もうゴム有りセックスには満足できないだろうという半ば確信があったためでもある。そしてもう一つは、何度か試したことだが、妊娠など生理的な恐怖に対しての暗示は効き目が薄いのだった。一度生でさせてと命令したときも、やたらと反応が悪かったので難儀した。それ以降、ゴムを付けてのセックスをすることにしている。

 とはいえ、奉仕一辺倒ではマンネリになってくるという思いがあったので、最近は別の趣向を楽しんでいた。

「──ボクが一度もイかなかったら、解放してくれるんだね……?」

 一ノ瀬は不安そうな表情で僕に確かめる。もちろん、その代わり僕が勝ったら一つ言うことを聞いてもらうよ、と返すとうつむいたような表情で僕のことを見てきた。

「催眠でこんなことをするなんて……最低だよ。人の風上にも置けないね」

 軽蔑したような視線を向けてくる。しかし、もちろん暗示が解けたわけじゃない。

 僕はここ一週間ほど実験をして、どの程度まで暗示が効くのかを確かめた。結果、命にかかわる命令、例えば飛び降りてみろ、といったものを除いて、命令の内容はかなりバリュエーションを持たせられるということが分かった。今回かけた暗示は、次のような内容である。

「一ノ瀬玲は、僕に逆らえない弱みを握られている。解放されるには、僕にセックスで勝たないといけないと思っている」

 馬鹿馬鹿しい内容だが、こういう命令もありだ。現に今一ノ瀬は、僕に嫌悪こそ抱いていても、自分が裸で僕の家にいるということはまったく疑問に思っていない。

「……さっさとしたらどうだい?まあ、ボクが君とのセックスで感じることなんてないと思うけどね」

 こんな物言いも、僕からしたら雰囲気を盛り上げるスパイスでしかない。お望みどおりに、とベッドにうつぶせにさせ、閉じた太ももに沿ってちんぽをあてがう。いわゆる寝バックの体位だ。

「んっ♡」

「あれ?今イっちゃった?」

「ちっ違う!バカなこと言うな!」

 入口に亀頭が触れただけで、嬌声を上げる一ノ瀬。この一ヶ月、散々セックスに体を慣らしてきたのだからしょうがないが、ムキになって反論してくる様が可愛くてついからかってしまう。

「んうっ……♡はあぁ……っ♡」

 徐々に体重をかけ、ぴっちりと閉じた膣をちんぽでかき分けていく。張り詰めた亀頭をぬるぬるした膣が撫で、なんとも気持ちよかった。半分ほど埋め込んだあたりで、小刻みに動かしてやる。

「ッ……♡ふッ……♡くっ……♡」

 イチャラブセックスの時に見つけた、ちょうど膣内の中間あたりにある一ノ瀬の弱点だが、今の本人にとっては初めて擦られる場所だ。枕に顔を埋め、必死に声を抑える姿にどうしようもなく嗜虐欲が刺激される。そしてそのまま、ゆっくりとと突き入れてやる。

にゅぷぷぷぷぷぷっ……♡

 ぼってりと肉の乗った尻を押し潰すように肉厚のまんこを堪能していると、一ノ瀬の反応も今までとは違ってきた。

「ちょっ……♡ちょっとまっで……♡♡おくだめぇっ♡」

 先ほどまで気丈に振る舞っていたのがあっさりと許しを乞う姿に、もう少しいじめたいという欲求が出てきた。

「わかった、じゃあこの姿勢のまま動かないでいてあげるよ。それならイかないよね?」

 こくっ、と顔を伏せたまま返事をする一ノ瀬に、その体勢のままのしかかる。足を閉じた体位であるため、普段よりさらに締め付けが増し、容赦なく射精させようとしてくる。気を抜いてると本当に先にイかされそうだ。

 手始めに、胸に手を伸ばして揉んでやる。びくっと体を震わせたが、頑なにイってないと言い張るのでさらに続けることにした。首筋に軽くキスをしてやる。立ち上る発情臭に頭がくらくらするが、一ノ瀬も荒い吐息を漏らしていたのであいこだ。耳を真っ赤にしていたので、息を吹きかける。「う゛うぅっ……♡」という声と共にまんこがきゅうっ狭まるのを感じた。これでもイってないらしいので、さらに耳のふちを舐めたり、だらしなく出してる舌を指で引っ張ってみたりした。白い肌はピンクに紅潮し、噴き出た汗でローションを塗りたくられたかのようにぬめぬめと光っている。もはやどこを触っても軽くイく状態になっている一ノ瀬が、ついに限界を迎えたみたいだった。

「も゛うむりぃっ♡おくおすのやめでっ♡♡♡しょこ……♡」

 推すなと言われたので、ぐっと押し込んでみる。ぷっくりと膨らんだ子宮口が鈴口にキスしてきて気持ちよかった。

「~~~~~っっっ♡♡♡……♡」

 もはや声にもならない声で悶える一ノ瀬。元々動かなくていい僕と入れられてる分だけイキやすくなる一ノ瀬では勝負になるはずもなかったが、そこは黙っておく。

「ふかいのずっときてて♡こわいのっ♡♡♡頭おかしくなっちゃうぅっ♡」

「じゃあ、負けを認めるってことでいい?」

「まけでいいからっ♡もうゆるじでぇっ♡♡♡♡」

 完全な敗北宣言。涙と鼻水でぐちょぐちょになった顔からは、王子様の威厳はどこにも残っていなかった。そろそろ僕の限界も近かったので、ピストン運動を開始する。とんっ、とんっ、とんっ、とへその裏側、快感神経が密集している一ノ瀬の大好きな部分を突き、ずぷっと緩急をつけて奥まで突き入れる、という風に腰を動かしてやると、たちまち下品なイキ声を上げ始めた。

「おっ♡ん゛ぃいいいいっ♡あ゛っ♡や゛っ♡あ゛っ♡やめっ♡お゛ーっ♡」

 ふと思い付きで、奥を刺激するタイミングにお腹側からもへその下あたりに指をあてがってぐっと押し込んでやる。

「あ゛~~~~~~っ♡♡♡♡」

 と大きく声を上げた後、一瞬ぐたっと体の力が抜けた。どうやら気絶したらしいが、再び腰を動かしてやるとすぐに覚醒し、喘ぎ始める。そろそろ僕も出そうだ。膣内のざらざらとしたとした部分をカリ首でひっかく度に、精液が漏れそうになる。ピストンの速度を速め、そして──

びゅうううぅぅぅ~~~~っ♡♡♡びゅくっ♡びゅうっ♡びゅっ♡びゅっ♡

 十数秒も続くような、長い長い射精に頭が真っ白になる。一ノ瀬も膣奥の行き止まりをゴム越しに精液が叩く感覚で、また深イキをしていた。尿道から一滴残らず精液を搾り出そうとしていると錯覚するほどのひだのうねり。後ろから抱き着き、胸をぎゅっと握って強すぎる快感に耐える。一ノ瀬は、こんな乱暴な行為すら快感ととらえてしまったようで、また何度も絶頂を迎えた。

 少し待って、ようやく感覚が落ち着いたのでゆっくりと引き抜く。ぐぽぽっ♡と音を立てたまんこがひくひくと動いていた。コンドームの周りには白濁した本気汁がべったりとついており、中に出してしまったのかと思うほどだった。一ノ瀬はまだ夢と現実の境にいるような惚けた表情をしている。この機を逃すまいと、僕は更なる暗示をかけようとした。

「一ノ瀬玲は絶対に僕の命令には逆らわない」

 これが効くのか効かないのかはまだわからないが、やっておくに越したことはないだろう。

 結局、その日一ノ瀬は疲れたのかぐっすりと眠ってしまったので、続きは後日に持ち越しということになった。あれ以降新しい暗示はかけていないから、あの日のセックス勝負に負けたという記憶が残ってるはずだが学校内では話しかけないようにする。なるべく周囲から怪しまれたくないからだ。

 そして放課後、部室棟の前に一ノ瀬を呼び出した。僕が到着して間もなく、一ノ瀬が現れる。

「ちゃんと勝負のこと覚えてる?」

「……っ。好きにすればいいだろう」

 顔を真っ赤にして、一ノ瀬が答える。どうやら勝負の挙句情けないイキ声を晒して無様敗北したこともしっかり覚えてるらしい。そろそろイチャイチャ交尾が恋しくなってきたし、恋人モードに戻すか。

「な、なんでも命令しなよ。生えっちでも、アナル舐めでも、ソーププレイでも……♡」

 予想外の発言だった。何も命令していないのに、自発的に申し出てくるというのは初めての経験だ。やはりこの音楽はまだまだ未知の部分があるらしい。だがそれは一旦置いておこう。申し出の通り、ありがたく生でさせてもらおうじゃないか。

「あっ♡はあっ♡おっ♡おっ♡」

 粘膜同士が擦れる水音が、部屋に響いている。一ノ瀬は嫌々だと口では言っているが、正常位で生セックスに励む姿は傍から見れば恋人同士の性交以外の何物でもないだろう。すらりとした長い手足を僕に絡め、完全に身を任しているくせに何を言っているんだと思うが、何も言わずにスルーする。何より、ついに一ノ瀬に種付けできるという思いで胸がいっぱいだった。思わず精液が漏れそうになるたびに動きを止め、汗ばんだ一ノ瀬の谷間に顔を埋める。汗の匂いすら、今の僕には興奮の材料に過ぎなかった。誰もが憧れる王子様と、子作り前提の交尾をする高揚感で、気が狂いそうだった。ふと、昨日そうしたように、浅い部分を小突いてやる。

「う゛ううう゛~~~♡♡♡……♡だめっそれっ……♡♡♡」

 逃げ場のない快感に身もだえするように、一ノ瀬は大きく腰を反らせる。その反応にさらに興奮した僕が執拗にそこを責める無限ループだ。たちまち一ノ瀬が本日一度目の深イキを迎えた。

「あ゛っ……♡くるっ……♡ふかいのきちゃうぅ……♡♡♡」

 ぶるぶると震える体を抱きしめ、思いっきりイけるようにしてやる。舌でお互いを舐めまわし、顔じゅうがべとべとだった。結合部はイキ潮なのか失禁なのか本気汁なのかわからないほどぐちょぐちょに濡れそぼっている。お互いをお互いの熱で溶かし合うような、ゴム有りセックスでは味わえない身も心もとろけるような感覚で、頭の中がぐちゃぐちゃになる。ほとんど本能に突き動かされるように、僕は一ノ瀬の極上ボディを貪った。

 精液を搾るために作られたどんなオナホールでも敵わない、最上級と言っていい名器。ちんぽに吸い付いて離れない、柔らかな膣壁、竿に絡みつくびっちりと詰まった肉ひだ、亀頭をぞりぞりと刺激する奥のツブツブ、それらが根本、竿、亀頭余すことなく締め付けてくる。よほど慣れた男でもなければ、それこそ三擦り半で出してしまうだろう凶悪ともいえるまんこだった。実際に、暗示をかけて最初の頃の僕もあまりに気持ち良すぎて危うく腰を抜かしかけてしまった。天性の美貌にスタイル、名器。そして誰にでも優しく接する性格と、あっという間に暗示にかかってしまうちょろさ。まさに神がこの世に遣わせたセックスのために生まれた人間じゃないかと思うほど、一ノ瀬玲は全てを兼ね備えている。そして、それを犯し、好きに扱い、自分好みに教育する背徳感。もうこの先の人生を棒に振ってもいいと思うほど、僕は幸福に満たされていた。

「ちゅっ……♡むちゅうっ……♡んむっ……♡」

 抱き合ったままディープキスをし、上も下も繋がった状態になる。体中をなめ合い、キスマークをつけていく。脇を舐め上げてやるといい反応をするので、汗の味がしなくなるまで舐め尽くす。もはやどこに触れても気持ちよくなってしまう体になった一ノ瀬は、あらゆる愛撫のたびに身をくねらせて軽い絶頂を迎えていた。一ノ瀬の腰がピストンに合わせて妖しい動きを見せ、膣内のうねりと共に精液を搾り取る準備運動をしていた。挿入の角度が変わるたびに、新たな刺激がちんぽに与えられ、漏らしそうになる。向こうから生ハメを言わせてやった、その達成感でさらに興奮が加速する。

「僕の子供っ……産んで!」

「うむっ♡うむからあっ♡なかにちょうだいっ♡♡♡」

 だらしなく種付けを乞う、甘い媚び声に射精欲がはち切れそうなくらい膨らむのを感じた。限界まで膨れ上がった精液がはじけ、流れ出る。一ノ瀬玲という極上のメスに、直接精液を注ぎ込む快感に意識が一瞬遠のいた。脳が溶けて、そのまま尿道を通して排出されるような快楽を耐えるため一ノ瀬の体にしがみつくようにして、脈動が収まるまで待つ。

「なかだし……♡しゅごおい……♡」

 こちらも気持ちよさにぼんやりとしている一ノ瀬を僕は抱きしめた。

 そしてこの後、すっかりタガの外れた僕と一ノ瀬は何回も何回も交わり合った。バックで尻の柔らかさを堪能し、対面座位でベロチューに脳を溶かし、騎乗位で腰を振らせた。風呂に入って体を洗い合うときも挿入したし、寝る時ですらつながったまま寝た。

 気が付くと、朝になっていた。二人で眠ってしまっていたらしい。一ノ瀬はまだ寝ている。今までの激しい快感とも違う、じんわりと満たされるような幸福感に浸りながら、次はどんなシチュエーションでやろうか僕は思案を巡らせた。

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