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男も女も全裸で過ごすのが常識な世界では勃起したら抜いてもらえるのが当たり前で、自分だけ女性専用車両に乗れる(改稿文追記)

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朝日の眩しい通勤ラッシュ。駅構内は全裸の人間たちでごった返す。

サラリーマン、男子学生、女子高生、OLなどが数の大半を占め、老人や中年の男女、子供もいくつかいるだろうか。その様相はまさしく混沌そのものである。

見渡す限り裸、裸、裸。鞄や靴といった必要最低限のものはあれど、老若男女問わず皆一様にして肌色をさらけ出した状態。

この世界では人類の誰もが裸で生活しており、素肌も局部も公の場で露出させたままでいることが義務付けられている。人々の行き交う場所は肌色で染まり、仮に衣服を身に纏う者がいればそちらの方が異端に思われることだろう。

そして男性器の勃起を目にすれば女性が処理するのが常識である。

そんな世界で過ごすあるひとりの男は、女性専用車両に乗れる特権を有していた。

これより綴られるのは、そんな彼の日常の一幕である。

-会社員 作間
さくま
康史
こうじ
(24)の場合-

停車から間もなく、電車の扉が開くと同時に長蛇の列が動き出す。

作間も流れに乗って車両に乗り込むと、車両の中ほどでつり革に掴まった。すし詰めという言葉さえ生ぬるいと感じるほどの密集具合は、作間からすれば普段の通勤で既に慣れているものだが、今日に限ってはいつも以上に息苦しさを感じる。

その理由は、肌に触れる柔肌の具合が証明していた。

女性専用車両であるここに男は、作間を除いて他にはいない。全てをさらけ出した女性たちがずらりと並んで彼を取り囲み、瑞々しい身体を一斉に押しつけてくる密閉空間。

それだけならいつものことだが、どうやら今回、作間の周りにいる女性はふくよかな体系が多いらしく特に胸の辺りが強く圧迫されていた。

ちょうど目の前にいる女子高生などは、息苦しさの主な理由だろう。黒髪のツインテールをお下げにして、成績の良さそうな大人しげな雰囲気を醸しているが、胸にぶら下げたふたつの果実は暴力的と言っていいほどに存在感を示し、胸板を圧して作間の呼吸を妨げていた。

彼女の他にも、背中や肩にぶつかる乳圧は素晴らしいものばかり。毎回が豊かであるとは限らず、今日のように豊乳に囲まれることもごく稀である。

そうなると困るのは愚息が大はしゃぎすることだ。衣類がないせいで、四方八方からむちむちの生肌をダイレクトに押し当てられると艶めかしい感触を理解せずにはいられない。

男であれば当然、血は下半身に集まっていく。それまで大人しくしていた愚息は段々上を向き始め、確かな硬度まで得てしまえば、この密集具合では目の前の女子高生にそれを悟られてしまうのも必然であるだろう。

「あ、勃っちゃいました?」

腹に当てられた硬さに気づいた女子高生は、大して気にする様子もなく作間の男根に触れる。

「ええ、まあ」
「ごめんなさい、あたしおっぱい大きいから。気になっちゃいますよね」
「そうですね、すんごい柔らかいのが当たってるなと思ってたらちょっと興奮してきちゃって」
「ですよね。おまんこ使います?」
「ああ、じゃあ、お願いします」

彼女も作間も決して顔見知りというわけではなく、たった今出会ったばかりの他人である。

そうとは思わせないほどのスムーズさで、女子高生に握りしめられた作間の肉棒は対面したその状態から彼女の股の間にあてがわれる。密着した状態であることと大きすぎる胸が隔たって下は見えないが、女子高生がもぞもぞ身体を動かすと、下腹部が生温かい感触に包まれていくのを感じ取る。

「んしょ……ああ、すごい……おちんちん熱い……。大丈夫ですか? もしかしたらあたしのちょっと狭いかも」
「いや、キツキツな感じがすごくいいですよ」
「よかった。じゃあ、動きますね」

女子高生は作間の身体を支えにして寄りかかり、下半身を動かす。乗客の密集する電車内ではその動きは控えめにならざるを得ないが、可能な限りストローク幅が広がるように努めた抽送によって肉棒を満遍なく媚肉で擦られる。

「んっ、んっ……男の人って大変ですよねー。おちんちん勃起しちゃったら、精子出さないとお仕事とか集中できないんですもんね」
「そうなんですよ。こうして抜いてもらえるとすごく助かります」
「いえいえ、勃起したらおちんちんを射精させるのは当然ですし」

当たり前のように交わされる会話はもちろんのこと、電車内で始まる性行為に誰も興味すら向けない。平然と全裸でいる彼女らにとっては年寄りや妊婦に席を譲るのとそう変わりなく、ちらと見てもすぐスマホなどに視線を落としておしまいだ。

「それよりどうですか。射精できそうですか」
「あー……もうちょっと腰振ってもらえたら、出せそうです」
「激しくした方がいいですか? でもこの狭さだとこれが限界みたいで」
「いや大丈夫です。締めつけ具合がちょうどいいのでこのままあと何分かすれば……」

作間と女子高生は互いに抱き合いながら性交する形になっている。つり革に頼らずともバランスを保てるほど車内は女体で溢れかえっており、それゆえに抽送はだいぶゆったりとして肉棒に与えられる刺激もかなり甘めである。

それでも密着することによって、瑞々しい身体に蓄えられた柔肉が作間の身体のあちこちに無遠慮に吸いついてくると、豊かな胸は元より、太ももや二の腕、お腹周りのぷにぷにとした女特有の感触が性欲を刺激して射精欲を膨れ上がらせてくれる。

「ちなみに、部活動は運動部だったり?」

懸命な奉仕で射精に近づけようとしてくれる女子高生の膣を味わいながら作間がふと訊ねる。

「そうなんです。こう見えても水泳部の部長なんですよ。身体がむちむちしてるせいで意外に思われるんですけど」
「なるほど。だから膣の締まりがいいんですね」
「よく言われます。あ、おちんちん膨らんできましたね。出そうですか?」
「ああ、はい……そろそろ……」
「いいですよ。そのまま中で」

腰振りの速度こそ変わらない――変えられない状況ゆえに仕方がないが、それでも彼女の居心地のいい膣内は襞が密集して肉棒にへばりつき、緩慢な抽送が続いても快感を蓄積させるのには充分だった。

「ふっ……ん」

作間の限界を悟ると、水泳で鍛え上げたのだろう筋肉を駆使して膣に圧力がかかる。腰を振れない代わりに知的な顔が真っ赤になるまで腹筋に力を入れ、射精に導くために媚肉で竿を扱き上げる。

作間の経験は決して少ないわけではないが、より窮屈になった肉穴の中で生存できる時間は思いのほか短く、数度の往復で精液が吸い上げられていくのを感じる。

「あッ……で、出ちゃいました……」

見ず知らずの女子高生の中に作間の精液が流れ込み始める。その時僅かに電車が揺れ、周りの乗客たちに押される勢いで結合の密着度合いが増し、奥深くにまで刺さった肉棒は女子高生の子宮口を強く押し込みながら、鈴口から口移しをするように大量の精子が彼女の胎内を満たしていく。

「ああ、はあ……お疲れさまでした……」

作間を射精させるのに力を出し切り、その上で溜まっていた快楽が一気にあふれたのか作間の腕の中でたおやかな身体がぴくんと何度か震え、ほんの少し重さが増すのを作間は感じる。

射精が収まってからもしばらく繋がったまま呼吸を整え、やがて肉棒を抜くと膣口からどろどろこぼれる白濁が受け皿にした女子高生の手のひらに落ちていく。

「わあ、いつもこんなに出るんですか?」
「いや、ここまで出ることはあんまり。おまんこがめちゃめちゃ気持ちよくて、いつもより出ちゃいました」
「そんなにですか? そう言われるとちょっと恥ずかしいです。スッキリできてよかったですね」

それから女子高生は躊躇いなく手のひらの汚液を啜り、鞄から取り出したハンカチで汚れを拭うと「じゃあ私、ここで降りるので」と言って、下車する客たちの群衆の中に消えていった。体内に取り込んだ、名前も知らないはずの男の精液を股の間から垂らしながら。

彼女と別れてからも作間は女性専用車両の中で揺られる。乗客は何人か入れ替わったが、密集具合としては先ほどまでとそう変わらない。

「ねね、ちんちん拭いたげよっか?」

突然横からそう言ってきたのはギャルらしき金髪の女性。長く派手なネイルが挨拶代わりに竿をつつき、化粧もばっちり決めているが、言うまでもなく全裸であり褐色の肌が包み隠さずさらけ出されている。

「さっきエッチしてからそのままでしょ。べとべとのままじゃ不潔だしちゃんと拭かないとさ」
「ああ、そうですね。お願いします」
「どこがいい? 手でもお尻でも、太ももでも適当に擦りつけていいよ」
「じゃあ太ももで。挟んでもらえますか」
「オッケー」

彼女はお尻を作間の方に向けて振り向く。射精直後である程度萎び始めていた竿を股の間に挟み入れると、太ももコキをする要領で褐色の柔肌に擦りつけるように作間は腰を動かす。

竿にこびりついた淫液――女子高生の愛液と作間の精液とが混ざり合ったものをギャルの女性の股ぐらに拭ってもらう。陰部は綺麗に処理されており、そのおかげかつるつるの肌が丁寧に汚れを拭ってくれるだけでなくほどよい快感まで与えてくれて、作間の中で鎮火しかけていた欲が再燃してしまうのを感じる。

「あれ、チンコ勃ってきた?」
「う、すいません。太ももすべすべで気持ちよくて」
「いいよ別に。どうする? 挿れる? 挿れたらまた汚れちゃいそうだけど」
「あの~、私でよければ先っぽしゃぶりますよ」

ギャルの女性を挟んだ向こう側からさらに別の声が掛かる。人ごみの隙間を見やると、座席に座っていた二十代くらいの大人しげな女性が、褐色の太ももに挟まれて飛び出た作間の亀頭を見つめていた。

「精子出ちゃったら私が飲みますから」
「あ~、なるほど。よかったね、チンコでかくて」
「あはは。なんか、すいません」

勃起した作間の男根はギャルの太ももに挟まれて、その股ぐらに顔をうずめた清楚な女性の口内に亀頭を含まれる。もっちりした尻の膨らみに腰を押しつけてその柔らかさを堪能するとともに、肉棒をすりすりと擦る太ももの僅かな動きで竿を扱かれて、鈴口から垂らした我慢汁は亀頭ごと口内に呑み込まれる。

「ぐぷ、じゅりゅ……ちゅぴっ、じゅぶ……」

車内ではほとんど口をきく者はいない。列車の走行音が続く中でも、卑猥な水音は作間の耳に届いて脳まで直接愛撫されるように感じられる。

太ももに柔らかく締め付けられながら先端の敏感な部分のみを濡れた粘膜と舌で舐めしゃぶられる経験は今までになく、そうした肉棒への奉仕もさることながら、周囲から圧せられる女体の感触や抱えているギャルの肢体から香るフェロモンがほとんどゼロ距離から鼻腔を突いてくるのも、より一層のこと血を滾らせてくれる。

「はあ、はあ」
「イキそう?」
「はい、もう……」

あっという間に限界は近づき、精液がせり上がる。カリ首をくるりと舐め回していた舌が裏筋を擦った瞬間が引き金となった。

「じゅるるる…………ずぢゅッ」

鈴口から放たれた精液の活発な量と勢いで吸い込みの音が濁る。放出は当然のごとく一度では収まることもなく、ギャルの股の間を介して運ばれる濃い粘液が二度三度と吐き出されて清楚な女性の口内に注がれていく。射精の波が落ち着くまで彼女は唇を離すことなく作間の絶頂を受け止めて、暴れていた肉棒が鎮まったと見るや車内に「ごくっ」と喉越しの音が響いた。

「どお? 全部出た?」
「ええ、おかげさまで」

ギャルの女性に言って、その向こうで口奉仕をしていた女性にも作間は声を掛ける。

「わざわざすみません」
「いいですよ全然……っけほ、ごほ……ん、ちょっと喉に引っかかっちゃいましたけど」

清楚な女性は軽くむせながらもなんてことのないように微笑んで、事後の掃除も率先すると萎びた男根を再び口に含んだ。

綺麗になるまで舐めきると同時に電車が駅に到着する。

「それじゃ、もう行きますね」
「あ、はーい」

すげなく挨拶を交わして作間は女性専用車両から外へと出る。性欲を吐き出してスッキリした頭は電車内の出来事など既に気に留めていない。駅近くのファストフード店を通り過ぎながら、昼は何にしようかなどと考えつつ、会社へ向かって歩を進めた。

-高校生 美里
みさと
玲耶
れいや
(17)の場合-

玲耶の登校は毎朝、女体に囲まれるところから始まる。

駅で列に並び、車両に乗り込んでから降りるまで、視界の大半が異性の肌色で埋め尽くされる。それがこの世の常識であるとしても思春期の男子にとっては目の毒で、なるべく意識しないようにとは思いつつも、本能はそれを許してはくれない。

手すりを支えにして立っていた玲耶はいつものように女体に囲まれながら勃起を始めていた。

運動部で鍛えたがっしりした身体に四方八方から迫りくるふっくらした感触。女の甘ったるい香り。それが電車内という密室に閉じ込められて、逃げ場もなく襲い掛かってくる。そんな状況を果たしてどう我慢できようものか。ムラムラとした気持ちが膨らんで、興奮で身体が熱くなる。

今日はどこを使おうか――玲耶の目は女体を品定めするように見る。手を、腋を、尻を、太ももを。じっくりと眺めてからこれだと思った箇所に手を伸ばし、

「ちょっと使いますね」
「ん、どぞー」

目の前の女性の尻たぶを掴んで肉棒を押しつけた。

女性は玲耶よりいくつか年上だろうか。玲耶の目に映った中で最も惹きつけられる存在感の臀部はいわゆる安産型で、電車の微かな振動でも震えそうなむちりとした脂肪の乗り具合は目測通りに使い心地がよかった。

深い谷間に落とし込んだ肉棒を尻肉で挟み、腰を振って扱き始めるとあまりの気持ちよさに溜め息が漏れる。今までに何度かした尻コキの中で一番と言ってしまってもいい。それだけ上質な尻に出会えたのはかなりついていると思えた。

通学のたび逐一勃起を促され、その都度性処理を行わなければならないというのは億劫である。その必要が少なくなるように最も興奮できる方法で大量に射精できれば、性欲が収まって勃起せずに済む。

そのため、この尻はかなり都合がいい。むっちりと張りのある触り心地は狭い空間でろくに腰を振れなくともビキビキに腫れた肉棒に極上の快楽を与えて、速やかに射精欲を促してくれる。ぞくぞくと込み上がってくる感覚は、一発で玉の中身を空にできるかもしれないことを予感させた。

「あー、出そ……中挿れますね」

女性は素知らぬ顔で振り向きもせずに夢中になってスマホの画面に指を滑らせている。

玲耶も返事を待つことなく、射精寸前の亀頭を彼女の膣口にあてがって精液の吐き出し口のみを咥えさせた。

そのまま尻を汚してしまったとしても注意されることなどまずないが、ぶっ掛けた後はその処理が面倒である上、この密集具合では下手をすると自分の身体にもべったり付着しかねない。よって基本的には体内に射精するのが常識で、玲耶もそれに従って膣内射精を始める。

激しく腰を振れない代わりに自らの手で竿を扱いて精液を導き、溜まったものを全て吐き出すつもりの射精は勢いよく鈴口を飛び出して子宮を目指していく。自慰をする時のティッシュと同じ要領で玲耶の亀頭を咥えた女性器は、射精が終わるまでどろどろの雄汁を受け止めた。

「ふう……」

出すものを出してスッキリした玲耶。亀頭を離すと女性器との間で粘液が糸を引いて、栓を失った膣口からすぐ白濁がこぼれそうになるもすぐに女性は股を閉じ、精液の流出を防いだ。

種付けされてなお一瞥くれることすらせず、女性はスマホに視線を縫いつけてそのまま。体内の精液は電車を降りるまでこぼれて汚さないように腹の中で保管しておくつもりなのだろう。

しばらくすると駅に電車が停まり、乗客がぞろぞろ入れ替わる。

ちょうど目の前の席が空くと玲耶はそそくさとそこに腰を下ろし、先ほどまで立っていた所も両隣の席も女性たちの裸体に埋められる。

「あ……美里君」

聞き覚えのある声に玲耶が顔を上げると、目の前に立っていたのは同じクラスの女子生徒だった。

「ああ、えっと……藤宮だっけ」

彼女に気づいてから藤宮
ふじみや
幸穂
ゆきほ
という名前を思い出すのに少しばかり時間を掛けた。同じクラスではあるものの互いの接点は皆無であり、藤宮自身も存在感に乏しい。長い黒髪は目元まで隠れるほどで、薄暗いオーラを常に纏っていて発言も少ないおかげで声もまともに聞いた覚えがない。

そんな影の薄い彼女だが、改めて至近距離で対面すると股間に響く身体つきに否が応でも気づかされる。

「美里君はいつもこの電車使ってるの?」
「うん。まあ」

電車の揺れに合わせて生乳はぷるぷると震えて、視線を落とすとすぐ目の前には女陰が控えている。むっちりした割れスジに生える陰毛の一本一本まで観察できるほどの距離で見せつけられると意識せずにはいられないが、ろくな会話が続かない間柄、目のやり場はどうしても目立つところに向いてしまう。

「ちんぽ……勃起してるね」
「え? ああ……さっき抜いたんだけどな」

普段は地味な存在だけにあまり気にすることもなかったが、まじまじと見る裸体は思いのほか興奮のし甲斐があったらしい。射精から間もなく玲耶の竿は再び硬くなるまで膨張してピンと上を向いてそそり立っていた。

そんな玲耶の勃起を幸穂は興味深そうに見つめて呟く。

「おまんこ……しよっか?」
「いいのか?」
「うん。美里君のおちんぽハメてみたいと思ってたし」

幸穂はそう言うと振り返り、玲耶の膝上に腰を下ろした。勃起した肉棒はそのまま幸穂の膣の中にずぷっと呑み込まれて、途中で僅かな抵抗を感じながらもぐっと押し入って行き止まるところまで深く沈んだ。

「あ、すご……おっきい、ね……」
「藤宮ってもしかして初めてか?」
「う、うん……よくわかったね」
「前に処女だって人のマンコに挿れた時と似たような感じがしたからさ。大丈夫か? 痛いんじゃないか」
「ちょっとだけ……でも慣れたら平気だと思うから。……えっと、動く、ね?」
「ああ」

手すりに掴まった幸穂が上下にゆっくりと身体を動かす。

新品の肉壺を慣らしつつ、初めての男を味わうかのように竿を食い締める圧力。重たそうに大きな尻を下ろしてくるたびに亀頭の先から根元までキツめの襞がねっとりと絡みついて、擦れる快感に思わず腰が浮きそうになる。

「はぁぁ……すごい……美里君のおちんぽがビクビクしてる……ちゃんと気持ちいいかな……?」
「うっ、く……めっちゃ締まっててイイ感じ。藤宮、おっぱい揉んでいいか」
「い、いいよ」

後ろからでもぷるんぷるんと柔らかさが伝わるほどの巨乳を、玲耶は両手を使って目いっぱいに鷲掴む。

「うわ、でっけ……やらかっ」

胸を掴んだ途端、自分でも驚くほど股間が膨らむのを感じる。目立たないとはいえ今まで気づかなかったのが不思議なほどたっぷりと肥えた乳肉は、手のひらから容易くはみ出してしまう。

「藤宮の身体めっちゃ気持ちいい……まんこぬるぬるだし、おっぱいもふかふかで……」
「気に入ってくれたなら……よかった」

初めてという言葉通りにたんたんと音を立てる上下運動はぎこちなく、それでも手から伝わる柔らかさと肉棒を包む媚肉の味、打ちつけられる尻肉のむっちり加減が興奮を掻き立てる。

「そういや藤宮って、性処理したことあるのか? 学校でもしてるとこ見たことない気がするけど」
「う、うん……私、地味で目立たないから……頼まれることもなくて。それに……人と話すの、あんまり得意じゃなくて……抜いてあげようかなって思っても……んっ……声、掛けられなくて」
「そう、なのか。けど、俺には話し掛けてくれたよな」
「えっと……うん。美里君のおちんぽ、私好みのだったから気になってて。それで今日、偶然乗り合わせたから……いけるかな、って」

普段、学校で見る幸穂の姿を玲耶は思い出す。教室の末端の席で大人しくしている彼女は視界に入れるたびいつでも読書をしていて、誰かと一緒にいる所はおろか会話するのでさえ見た記憶がない。

性処理が当たり前の現代に貞操観念などはなく、校内で性行為が始まるのもごくありふれた光景である。そんな世の中で幸穂のような純潔を保つ人間はごく稀で、今時珍しいと思いながら玲耶は幸穂の身体をじっくりと味わう。

「んっ、しょ……んっ、しょ……おちんぽ、段々硬くなってきたね……射精しそう、なの?」
「ああ……そろそろ、ヤバいかも」
「そうなんだ……えっと、じゃあ……いいよ? イきたくなったら、そのまま出して」

不慣れな動きの抽送でも肉棒に吸いつく蜜壺の締め具合は玲耶を徐々に限界へと導いていく。幸穂の身体が上下するごとにヒダのひとつひとつを亀頭に絡めて撫で回して、玲耶も遠慮なく女体を堪能して射精欲を高めていく。柔らかな胸を揉みしだいて、綺麗な黒髪や色白の素肌から香る雌の臭気を思いきり吸い込んで。

すると身体は快感の大波に包まれる。

「やべ、イキそ……あっ……イクッ!」

絶頂を迎えた玲耶は射精する。幸穂の体内で溜め込んだ性欲が一気に破裂して、出し残した精液を今度こそ一滴も残すことなく搾り出していく。

「……ん……あったかいの出てる」
「うっ……まんこ締めて……あー……めっちゃ出る……」

ひとしきり射精して波が落ち着いてくると幸穂は腰を持ち上げて、ずるんと抜けた肉棒が精液を出し尽くしてくたくたになって萎びる。

「んんっ……いっぱい出たね」

幸穂がいきむと、膣口から溢れる白濁を手ですくってそれを舐め取る。「これが美里君の味なんだ」と不思議そうに呟いて、中出しされた精液を処理すると玲耶の汚れた肉棒も自ら率先して口に含んで掃除する。

一通りの処理が済んだタイミングで電車が駅に到着し、玲耶たちは降りる準備を始める。

「美里君」
「ん?」
「一緒に行ってもいい?」
「ああ、別にいいけど。同じ学校なんだし」
「そっか」

裸の女性たちが下車する流れに乗ってふたりも車両から出ると、ともに並んで改札口を通る。

いつもの通学路を歩き始めても話のタネが見つからずに沈黙はしばらく続いたが、耐えかねた玲耶が切り出した。

「……なあ藤宮。昼休みの時もまた頼んでいいか」
「ん……いいよ。美里君の、気持ちよかったし」
「俺も藤宮の身体、他の人よりすごいよかった気がする。今度は胸で挟んでみて欲しいな。パイズリはまだしてもらったことなくてさ」
「そうなんだ。私も全然初めてだから、慣れてないかもだけど……頑張る、ね?」
「あ、ああ」

なぜだかその時、玲耶の中で妙な緊張が走る。性処理を頼むくらい日常的なことで、息をするのと同じくらいなんてことのないはずなのに。

彼女と接する機会ができたことを密かに期待している自分がいると玲耶は気づいて、胸の奥がほんのりと高鳴った。

-小学生 澄田
すみだ
律音
りおん
(9)の場合-

八月の夏休み。律音は親戚の家に行くため、朝早くから電車に乗っていた。

今日も車内は満員で、ぎっしりと溢れんばかりの女体は夏の蒸し暑さに薄く汗を光らせている。

女子高生や女子大生なら彼と同じようにどこかへ出かける予定なのだろう。それより大人に見えるお姉さんはこんなに暑い日でも律儀に会社に向かう途中なのだろうか。

少年の周りを囲う柔らかな肌色は冷房の効いた車内にむわむわと甘やかな臭気を漂わせ、律音はドキドキしながら小柄な身体を女体の隙間に潜り込ませる。つり革にも届かない背でふらふらと揺られながらも、女体を支えにしてどうにか立っていた。

自分も周りも裸でいることが当たり前。物心ついた時からそう教えられてきた律音にとって全裸の女性は見慣れたものだが、ひとりで電車に乗るのは今日が初めて。ちょっぴりの不安と緊張とが胸の奥を叩く。

「わ、わっ」

その時、急な揺れで身体が傾いた。

女体を支えにしているとはいってもせいぜい寄りかかる程度で、無礼だと思って直接触れることはしていない。そのせいでバランスを保てず、律音は勢いで目の前のお尻に抱きついてしまった。

「あ……ご、ごめんなさい」
「大丈夫? 危ないからお姉ちゃんに掴まってていいよ」

律音がおずおず見上げると、お姉さんは優しく微笑んで彼の頭を撫でてくれる。

すべすべの肌は汗でしっとりと湿っていたが、石鹸のようなとても気持ちのいい香りがする。直後にまた揺れが起こって今度はしっかり彼女に掴まると、しがみついた脚のむっちりした感触が全身に伝わって、律音の胸の奥がさらに激しく叩かれる。

「僕ひとり? お母さんは一緒じゃないのかな?」
「お母さんはリンゲツだから入院することになってて、その間だけおばさんちに泊めてもらうことになってるんだ」
「そうなんだ。おばさんのお家までどれくらい掛かるの?」
「うーんと、あと一時間くらい」
「結構遠いんだね。ひとりで平気?」
「へ、平気だよ。だって僕、お兄ちゃんになるんだから」
「そっかそっか。偉いね」

まじまじと見つめて会話するその小さな瞳には、美人で綺麗なお姉さんが映っていた。

律音は元々人見知りのきらいがあり、見ず知らずの人と会話をするのは得意ではない。だが彼女の穏やかな雰囲気が滞りがちな口を動かさせた。

そのままじっと縋るように彼女にくっついている律音。瑞々しい身体の柔肌に未発達の股間を押しつけて、電車の揺れで背中からむちむちと誰かのお尻が圧迫してくる。おしくらまんじゅうのようにされて、その上で蒸れた女の匂いにあてられてしまえば、きっと大人でも欲望には抗えないはずだ。子供ならなおさら。

「あの……お姉ちゃん」
「なあに?」
「おちんちん、おっきくなっちゃった」
「あ、ホントだ」

すっかり硬くなってしまった陰茎を脚に擦りつけて訴えかけると、お姉さんが彼の興奮を察する。

「僕くんはお姉ちゃんにぴゅっぴゅしてもらいたいのかな」
「う、うん……おちんちんがボッキしちゃったら、近くにいる女の人に気持ちよくしてもらいなさいってお母さんに言われたから……」
「僕くんまだ小さいのに、お射精できるんだ」
「お母さんにせーしの出し方教わってて、ちょっと前に白いおしっこが出るようになったんだ」
「そっか。もうお兄ちゃんになるんだもんね」

品のいい微笑を下から見上げようとすると、その視界の大半を遮るほどたゆたゆと房を揺らす大きな胸が少年の視線を釘付けにする。

「じゃあ、お姉ちゃんに何して欲しいのかちゃんと言えるかな?」
「えっと……えっと」
「遠慮しないで大丈夫だよ。僕くんが気持ちよくなれるように、お姉ちゃん何でもしてあげるから」
「じゃあ僕……抱っこして欲しい」
「抱っこ? ……ふふ。抱っこがいいんだ。上手におねだりできて偉いね」

乗客で一杯一杯の車内。少しの隙間を作るのも難しい中、お姉さんはその場にしゃがんでなんとか律音を抱きかかえる。

「すみません、ちょっと空けてもらってもいいですか。この子射精させるので……よいしょっと」

持ち上げられた律音は赤子のように抱きついて、裸のお姉さんの腕の中でぽっと顔を赤らめる。

「ほら、どうかな。お姉ちゃんの抱っこは」
「う、うん……ちょっと恥ずかしい、かも」
「あっ。今おちんちんがピクピクって反応したね。お腹に硬いの当たってる。抱っこ好きなんだ」
「好き……柔らかくていい匂いするから」

抱っこされると目の前におっぱいがあって、顔をうずめて匂いを嗅いだり、たぷたぷして柔らかさを確かめて興奮して、勃起を促して射精欲を高める。律音はいつもそうやって、母の身体で射精することを学んだ。

「お姉ちゃんにも君くらいの弟がいるからわかるよ。おちんちん硬くなっちゃったらいつもこうやって、甘やかしてあげるの。おっぱいで、ぱふぱふって」
「ぱふぱふ……僕もしていい?」
「うん、いいよ。今のうちに思いっきり甘えていいからね。お兄ちゃん」

律音は胸の谷間に埋めるように顔を押し込んで、お姉さんのおっぱいを遠慮なく堪能する。柔らかさと匂い。頬ずりをして呼吸をして、それから乳首も吸って許されるがまま存分に甘えると、肉棒は激しく勃起して元気いっぱいに張り詰める。

「ふふ、お姉ちゃんのおっぱい気に入ってくれたみたいね」
「はぁ、ふぅ……お姉ちゃんのおっぱいすごく大きくて、柔らかくて、とってもいい匂いする。ううっ……おっぱい触ってるとおちんちんがどんどんカチカチになっちゃって、なんか、ヘンな感じがする……」
「そっかそっか。早く気持ちよくして欲しいよって、ピクピクしっぱなしだもんね」
「お姉ちゃん……僕、ぴゅっぴゅしたい。だから、えっと……僕のおちんちん、気持ちよくしてくださいっ」
「あらあら。うふふ。そんな風におねだりされちゃったら、うんと気持ちよくしてあげないとだね。それじゃあおちんちん、このままおまんこに挿れちゃおっか」

慈母の微笑みを浮かべるお姉さんは、それから律音を抱えたまま指先でビンビンに勃起した陰茎をつまむ。先端を少し下にずらすと下腹を滑って膣内に亀頭が入り込んだ。

「ほら、腰動かせる? そのままにゅぷぷって入るから」
「こ、こうかな」

強くしがみつくように腰を押し進めて、肉棒が深くまで挿入されていく。

「あっ……あったかい」
「腰動かせるようにお姉ちゃんが押さえててあげる。お猿さんになったみたいに抱っこしながらおちんちん出し入れしてみよっか」
「うんっ」

律音の両腕はお姉さんの身体にしっかりしがみつき、両脚はお姉さんの腕が抱えてくれる。逆駅弁の体位で抽送を始めると、幼い竿が腟内でぷるぷると震える。

「ああっ、んんっ……これ、すごい……お姉ちゃんの中、気持ちいい……」
「よかった。お姉ちゃんの中だといっぱい出るって、弟も気に入ってるの。しかもこうやって、抱っこしながらだといつもより興奮しちゃうでしょ」

柔らかい身体をぎゅっと寄せながらの性交。女体がぎっしり詰まった車内での性処理は一苦労あり、特に律音のような子供相手となると体格差のせいで立ちながらの挿入には手間がかかる。それでもお姉さんは手慣れた様子で律音を抱っこして、汗をかきながらも硬い肉棒を受け止めている。

「んっ、んっ……よしよし。おちんちんしっかり出し入れできて偉いね。上手上手。いつもはお母さんとエッチしてるの?」
「そうだよ。早くぴゅっぴゅできるように練習してて、学校でも先生のおまんこに挿れさせてもらったことあるんだ」
「へえ~、そうなんだ」
「ねえ、お姉ちゃん。抱っこしたままだと大変じゃない?」
「ううん。僕くん軽いし、弟にもやってるから大丈夫。おちんちん硬くして、いっぱいぴゅっぴゅすることに集中しててね」

汗で滑ってしまいそうになりながら律音は必死にお姉さんの身体にしがみつき、小柄な勃起を膣内で往復させる。車内の全てが隙間なく女性の裸で埋め尽くされている今は、素肌の触れるところ全てがむちむちした感触に包まれて狭苦しい。

エアコンの冷風では冷ませないほど律音の身体は熱く火照って、興奮で頭はくらくらする。女体に密着している部分からだらだら汗を滴らせ、結合部からもぽたぽたと淫汁が垂れる。濡れそぼったヌメヌメの襞が肉棒をねっとり包み込んで、集められた血液が海綿体を膨らませて膣内を圧迫せんばかりに硬く激しく震える。

「あっ、あっ……お姉ちゃん、ぴゅっぴゅしそうっ」
「出る? お姉ちゃんの中で上手にぴゅっぴゅするところ見せてくれるかな」

股間の奥がむずむずして何かが込み上げてくる。耳元で囁かれるだけでも射精を誘われるようで、予兆を感じてから数回の腰振りで猛烈な快感に襲われる。亀頭の先からぴゅっと漏れ出したかと思えば、止めどなくドバドバと精液が発射される。小さな玉の中で熟成されていた白濁がお姉さんの膣内に。

「あっ……出ちゃったね。気持ちよかった?」

乱れる息を整えながら、答えるだけの余裕を持てない代わりに律音はぶんぶんと首を振る。

「僕くんの精子、おまんこの中にいっぱい出てるのわかるよ。おちんちんが喜んでるみたい」
「お姉ちゃんのおまんこすっごく気持ちよかった……んと、ぴゅっぴゅさせてくれて、あ、ありがとうございました……」
「どういたしまして」

射精しきってからもお姉さんは律音を抱っこしてその場に佇んでいた。電車はまだ停まる様子はない。

「次の駅までまだかかりそうだね。どうしよっか。もっかいする?」
「え、いいの?」
「おちんちん、お姉ちゃんの中でまた硬くなってきてるでしょ。僕くんの気が済むまでお姉ちゃんの身体、好きに使っていいよ。このままおまんこする? それとも今度は別のところがいいかな」
「えっと、じゃあ……おっぱいでおちんちん挟んで欲しい」
「おっぱいがいいの? おっぱいかぁ」
「だめ?」
「ううん、だめじゃないよ。でも今はちょっと狭いから大変かも」

律音を抱っこできるのがやっとというほどの空間。この狭さでの性処理となると択は限られてくる。辺りを見回してどうしようかと悩む様子のお姉さんに、どこからか声が掛けられる。

「よかったらここどうぞ」

すぐ近くの座席で別のお姉さんが立ち上がる。どうやらふたりの様子を見ていた彼女が譲ってくれるようだった。

「いいんですか?」
「ええ、大丈夫ですよ。どうせ次の駅で降りますから」

厚意を素直に受け取ったお姉さんは礼を言って、律音を座席に座らせる。膣から抜いた竿がぴょこんと上を向いて、彼の前でしゃがんだお姉さんがその勃起をまじまじと見つめる。

「おっぱいでされるのって初めて?」
「うん、初めて。お母さんにはおっぱいそんなに大きくないから挟めないよって言われて、やってくれなかったから」
「ずっとして欲しくて仕方なかったんだね。おちんちんさっきよりおっきくして期待しちゃってる。お姉ちゃんもあんまりやったことはないけど、僕くんが気持ちよくなれるように頑張って搾り出してあげるね」

座席に腰を下ろした律音の膝にもちっと乳肉が乗っかる。汗まみれに濡れて光っている様子が妙にいやらしく、その間に挟まれた肉棒に触れる柔らかな感触も血を滾らせていく。

お姉さんの両手が左右から胸を押さえつけ、生温かい乳圧でサンドイッチにされた肉棒が歓喜に震える。大きな胸は形を変えて歪み、幼竿を容易く飲み込んで姿を見えなくしてしまう。そんなにもボリュームのある乳肉が上下運動を始めて竿を扱くと、律音の射精欲は恐ろしい勢いで駆け上がっていく。

喉奥からどうしようもなく声が溢れて、車内に律音の快感が響き渡る。身体をモジモジさせて女の子が恥じらうようにしながら、たぷたぷとおっぱいを揺さぶられて精液を搾られようとする快感に身悶える。

「僕くんどう? これが僕くんのしたがってたパイズリだよ」
「うっ、うう……おちんちんくすぐったい……おっぱい気持ちよすぎて、すぐ、出ちゃうかも」
「うふふ、そんなに気持ちいいんだ。おっぱいの中でおちんちんからどんどんおつゆ漏らしちゃってる。んしょ……イキたくなっちゃったらいつでも好きな時に、おっぱいにどぴゅぴゅってしていいからね」

優しく声を掛けながらも乳をこねて扱く手は止めない。肉棒をしっかり挟み込んだ乳房を揺すっては汗で滑る柔肌がじわじわと律音の敏感な部分を刺激する。

もっちりもっちりとおっぱいの柔らかさをしばらく教え込まれると、不意に乳圧が強まる。ぎゅっと圧迫された状態から急に激しく上下に擦られて、今度はたっぷんたっぷんと乳肉を叩きつける音が辺りに響く。

精液を一気に搾り出そうとするおっぱい責めに律音の陰茎が耐えられるはずもなく、硬くした肉棒の中を熱いものが駆け上がってくる。

「お、お姉ちゃんっ……もう出る、もう出る……ううっ!」

たぷたぷたぷたぷ……びゅるっ!

あえなくとどめを刺されて谷間から白い筋が走る。腰をガクガク震わせて噴水のように白濁液が噴き出して、お姉さんのおっぱいをどろどろに汚していく。

「すごいすごい。おまんこにいっぱい中出ししたのに、まだこんなに出るんだ。さすが男の子だね。お姉ちゃんびっくりしちゃった」

律音の乳内絶頂を見守ったお姉さんは朗らかに笑って、狭射されたザーメンを舐め取ったりハンカチで拭うなどして手早く後処理を済ませる。

座席の上で脱力していた律音を抱っこするとお姉さんが入れ替わってそこに座り、律音はそのままお姉さんの膝の上に。太ももを座布団にして、おっぱい枕が彼の後頭部を支える。

「降りるまでこうしてよっか」
「う、うん。……ねえ、お姉ちゃん」
「うん?」
「僕、上手にぴゅっぴゅできてたかな」
「すっごい上手だったよ。これなら立派なお兄ちゃんになれるかもね」
「そっか……へへ」

長いと感じた旅路ももうすぐ終わる。早くおばさんの家に着かないかなと最初は思っていたはずなのに、駅に着くのはまだ少し待って欲しいと、今は思ってしまっていた。

律音はお姉さんにぴったりと肌を寄せる。なるべく長く、この夏が終わってもこの感触を覚えていたくて。

-公務員 大森
おおもり

ただし
(55)の場合-

女性専用車両の中に小太りの中年男がひとり。

抜け毛の多い頭はほとんど丸坊主にして、脂ぎった顔に流れる汗をしきりにタオルで拭いている。

猛暑であることもそうだが、彼の周りに立つうら若き乙女たちの肌がムニュムニュと押し当てられていることも身体をかあっと熱くさせている原因。背中に掛かるふっくらとした豊乳の圧力、脚に擦れる陰毛や太ももの感触、前に立つ女性のお尻が股間にむっちり圧迫されるのもたまらない。

自分よりいくつも年の離れたぴちぴちの淑女に囲まれれば、熱く滾った血は身体全体を巡ったのちに下半身へと集まっていく。大森の股間はたちまち膨らんで肉棒が硬くそそり立つ。

溜まった欲望を吐き出したくなってくるのは何十年も昔からの経験で、若い頃は気兼ねなく近くの女性に性処理を頼んでいたものだが、結婚してからは妻のことを気にして自分から言い出す機会は少なくなっていった。

とはいえ性処理が義務である以上、悪いとは思いながらも女性たちは勃起を目の当たりにするなり率先して肉棒を握り始めるのだ。彼が何も言わずとも、息をするかのように自然に。

今回も早速どこからか伸びた女性の手が大森の男根を握りしめた。左から玉袋を揉み、右から竿を掴んで指のわっかでシコシコと手を動かす。左右に立つ女性が同時に奉仕を始めたのだ。高校生か大学生くらいの若さで、嫌がりもせずに黙々と。

大森の男性器は食べ応えのありそうな太さと長さがありながらも鈴口が見える程度に包皮を被っており、女性の手の動きに合わせて剥かれたり戻されたりしながら快感にビクビクと震える。陰嚢を優しく揉み込んでくすぐったいような感覚と触手のようにうねる指遣いで竿を扱く二種の快感で股間を弄ばれて、大森の全身から汗がだらだら流れ落ち、亀頭の先からも我慢汁がとろりと溢れて女性の手を汚していく。

経験豊富な大森でも巧みな手コキを受けて堪えられる時間はそう長くはないと思えた。つり革に掴まる手に力が籠り、鼻息はふんふんと荒くなる。これだけでも射精は間近に迫ってきているというのに、ふたりの女性から与えられる快感がさらに増えた。

「れろれろれる……れれぇ」
「ちゅっ……ぷちゅうぅ」

左右の女性は手をシコシコさせながら大森の乳首に口をつけた。片方は唇を窄めてちゅうちゅうと吸いつき、片方は舌を這わせてぬるりと舐め回す。股間への直接的な刺激もさることながら舌遣いも申し分なく、弱いところを集中的に虐められると身体から流れ出る汁の量がどんどん増える。

股間でうごめく手がシコシコ、揉み揉み。自ら吐き出した粘液で揉みくちゃにされる肉棒。白魚の指を揃えた綺麗な手は中年親父の雄汁でべとべとに。顔を近づけて乳首を啄む女性の華やかな芳香が鼻腔を通り抜けて、それだけ密着されると左右から迫る生乳のとろけるような柔らかさをこれでもかと教えられる。

淡々とした作業だが、その奉仕は男の弱点を知り尽くしているかのようだった。両乳首と股間の三点責めに大森の身体は見てわかるほどに大きく震え、限界が近いことを察した途端に肉棒を握る手からにゅちゅにゅちゅと湿った摩擦の音が立った。精液を搾り出すための、ラストスパートを掛けた激しい手コキで一気に追い詰める。

そうして間もなく、大森は射精した。

出勤時に毎回抜かれているにもかかわらず飛び出した白濁はダマになるほど濃厚で、黄ばんだ色合いは腐りかけるまで熟したかのようである。そんな汚いものが若い女性の手のひらに何度も何度もびゅるびゅると、溢れんばかりに注がれる。陰嚢をいじっていた女性が大森の精子を受け止めたのだ。最後の一滴まで搾ろうと扱き上げる手の動きは絶頂しても容赦がなく、鈴口から何も出てこなくなるまでゴシゴシ扱かれた。

ふーっ、ふーっと、獣じみた雄の野太い鼻息が車内に響く。たっぷり吐き出した精子は手のひらで受け止めた女性が躊躇いもなく口に入れて飲み込み、手コキしていた女性も何を言うでもなくポケットティッシュで手を拭いている。

性処理が済むと電車が停まって、女性たちは揃ってその場を後にする。女性専用車両にひとりだけいる中年親父の存在にも、彼の勃起を処理することにも何の疑問も持たない様子で。

乗客が入れ替わって電車が再び動き出す。大森は立ち位置を少し変えて座席の前に立っていた。

今しがた抜かれたばかりの陰茎は、だというのに激しい勃起を維持していた。年を食ってだらしない身体つきでありながらも股間だけは筋骨隆々とでもいった風にムキムキで、射精による快感の余韻でピクンピクンと切っ先を揺らしている。

そんな彼の一物を目の前に座る少女はじっと見つめていた。

幼げな顔立ちに膨らみかけの乳房は乳首の周りだけぷっくりとして、房の小さなツインテールが可憐さを印象づける。見かけでは中学生くらいだろうか。

先ほどまでスマホに落としていた視線は数センチ先の肉棒へと結ばれる。嫌でも目に付く極太の勃起チンポを目の前で、それもちょっと顔を出せば舐められそうな至近距離で見せびらかされれば、抜かなければという義務感に駆られるのは当然。しかしながら浮かべた表情は嫌悪感に満ちている。鼻をひくひくさせ、厳しく眉をひそめる。

それも致し方ないことである。加齢臭を放つおじさんが汗を流しながら射精して、肉棒は掃除もされないまま包茎の先から透明な粘液が糸を引いているのだ。そんなモノを目の前に突き出されて気にならないはずがない。本人にその意思はないが、さも掃除しろとでも言いたげに脈を打って一物は少女を誘っている。

他に誰も手をつけない――最も近くにいる自分が性処理を行うべきであるとわかると、少女は気だるげに溜め息。

「うわ……」

仕方なく手を伸ばして大森の巨根をちょんとつまむと、硬さや熱さを確かめて再び眉をひそめる。血管の浮き出るほどみなぎるグロテスクな肉の棒を見る目は、不快害虫を相手にしているかのようだ。

先から垂れている粘液が手に付着すると心底不愉快そうに顔を歪めるが、嫌がりながらも男根を小さな手で握って、亀頭を隠す包皮をぺろんとめくる。

「うっ……くさ……」

包茎が剥かれた途端に広がる異臭は大森の鼻にも届いてくる。それを間近で感じている少女は吐きそうな嫌悪感で顔をしかめ、大森もいささか罪悪感を覚える。娘より若い女の子に悪いことをしていると思いながらもこれが世の常識だから仕方ないと自分を納得させて、大人しく身を任せることにする。

少女はしばらく芳ばしい香りに躊躇う様子を見せていたが、段々と顔を近づけていって亀頭にちゅっと口づけをする。

ちゅっ、ちゅっ、ちゅっ。

慣らすように何度もキスをしていくと、射精して汚れた先端をペロッと舐める。

「くっさ…………んん、臭い……」

臭い臭いと口では言いながら、躊躇いがちだった奉仕は少しずつ勢いをつけていく。れろんれろんと亀頭を舐め舐め。根元から裏筋にかけて尿道を舌でなぞるようにし、ぞわぞわとした刺激に肉棒が喜んで躍動する。

少女はやがて、小さな口を顎が外れそうなほど目いっぱい大きく開けて、ぶっとい男根を頬張った。

「はむっ……じゅる、じゅるるっ、じゅぶっじゅぶっじゅぶっ」

少女の口の大きさに合わないサイズの肉棒は亀頭までしか咥えることができない。しかしながら少女は咥えてからいきなり力強い吸引力でバキュームフェラを開始する。激しく頭を前後に振って、小さなお口からパンパンに膨れた亀頭が見え隠れ。予想だにしない刺激に大森も唸る。

「ぶぢゅるぅ~~~~……ぶっぽ、ぶっぽ、ぢゅぽっ、ぢゅぽっ」

淫らな水音を響かせる濃厚なフェラチオは大森の精液を抜きに掛かっていた。じっくりと快楽を与えるのも面倒なのだろう。さっさと二発目を発射させる気なのだ。一瞬も変わることのない嫌そうな顔で、即射精させようと必死な口淫は幼さに見合わないほど激しく淫靡である。

奥まで頬張っても入りきらない肉棒を一生懸命口内に突っ込み、舌をレロレロ動かして、しゃぶって、吸い込んで。カリ首に溜まっていた汚れも、鈴口から絶えず漏れ出ている我慢汁も少女の唾液に溶け込んで、それでも吐き出すことはせずに嫌々ながらもごくごく飲み込んでそのたびに顔をしかめている。

「ん、く……くさ……あむ、じゅりゅ、るぅ」

一切手を使うことのないノーハンドフェラ。中学生の口だけでイかされそうになると、強すぎる快感に大森の腰は逃げたがる。だが前屈みになりそうになると少女は逃げるなと言いたげに大森の腰を掴んで押さえた。吸盤のごとく肉棒に吸いついたまま、口内射精するまでしゃぶるのをやめてはくれそうにない。

「ぐぽぐぽぐぽぐぽっ、ぢゅぅるるる……ぎゅぽっぎゅぽっぎゅぽっぎゅぽっ、ぎゅびびびぃ~……」

一体その口で何本の男性器から精液を搾り取ってきたのだろう。中学生とは思えない驚くほどのテクニックで大森の巨根は爆発寸前だ。凄まじいバキュームでヘコんだ頬はひょっとこのようで、上目遣いに向けられる視線は『早くイけ』と鋭く睨むもの。

少女の口内で射精の準備が始まる。激しいおしゃぶりでビンビンに成長した肉棒はもう我慢できないと悲鳴を上げる。

数多の女性に慰められてきた経験豊富な肉棒はたくましくそそり立ちながら、少女の口淫にあっけなく負かされた。

「ぐびゅ、ぎゅぶ……ん……んふっ!? んぐ、ふぅ……んんぅ……」

密閉された口内に濃厚な汚濁液が注がれて、少女の眉間にしわが寄る。唐突な射精に対する驚きと、精液の臭いや味がどれだけ酷いものかが表情からありありと伝わってくる。すぐにでも吐きたそうにしているのに、大森の絶頂を大人しく受け止めている少女は肉棒を咥えて放さない。

たっぷり虐め抜かれた分、大量の精液を股間から放出する大森。ようやく射精し終わると少女の口内から解放された肉棒はビクビク痙攣しながらだらんと垂れ下がり、開かれた少女の口は中年親父の黄ばんだ精液ですっかりドロドロに穢されてしまっていた。舌が見えなくなるほど大量に吐き出されたそれを少女は口を閉じてゆっくりと少しずつ嚥下して、余すことなく飲み干すと、激しくえずいた。

「ぅえ……くっさ……まず……」

今にも喚きそうに青筋を立てつつもしっかりお掃除フェラをして、丁寧にケアすることを忘れていない。

大人顔負けの口淫によってたっぷり搾られた陰茎はフル勃起の状態から徐々に萎んでいく――かと思いきや、唇を離されてからそう経たないうちに性懲りもなくみなぎり始めていた。

亀頭の周りには口内の生々しい感触が真新しく残っており、年端もいかない子が見せていた卑猥な頬張り顔やじゅるじゅる響いた水音が記憶の中で思い返されてしまったのが原因だ。

大森は申し訳なさでいっぱいだったが、男の生理現象に逆らうことはできずにフル勃起を迎えてしまう。おまけにまだ次の駅までは遠い。

抜いたばかりの肉棒がムクムク成長していく様子を前に少女は舌打ちする。それから再び車内に水音が響き渡る。徹底的に搾り取ってやると言わんばかりにより激しく、じゅぼじゅぼと。

腰が砕けそうになるまで大森の精液は少女に吸い取られるのだった。

※以下、大森編のリメイクとなります。

女性専用車両の中に小太りの中年男性がいる。

毛量の少ないバーコードのような頭。脂ぎった顔に流れる汗をしきりにタオルで拭いている。

猛暑であるというだけではない。
周囲を取り囲んでいるのは若い女たち。まるで生まれたてのような姿で、生まれたてのような柔肌を彼の身体に押し当てている。背中にかかるふっくらとした豊乳の圧力、脚に擦れる陰毛や太ももの感触、前に立つ女性のお尻が股間にむっちり圧迫されるのもたまらない。

ひと回りもふた回りも年の離れた瑞々しい雌の色香にあてられて、雄の本能が、みるみる発情を促していく。
たぎった血液は総身をめぐり、下半身へと集まっていく。大森の股間はムクムクと大きく斜め上に向かってそそり立った。

出したい。溜まった欲望はすでにあふれてしまいそうだ。
性処理が義務である昨今、ちょっとすいませんがと声をかければ、断る女性はまずいない。目の前にある張りの良い尻を掴んで強引にねじ込んだとしても、何も言わずに犯されてくれるだろう。

だが結婚して、妻と娘ができてからはなんとなく気が咎める。
落ち着くまでしばらく放っておくようにしているのだが、とはいえ性処理が義務である以上、女性たちは勃起を目の当たりにするなり率先して肉棒を握りはじめるのだ。彼が何も言わずとも、息をするかのように自然に。

沈黙を貫いている今も大森の勃起に気づいた誰かが手を伸ばし、男根を握りしめた。
左から玉袋を揉み、右から竿を掴んで指のわっかでシコシコと手を動かす。左右に立つ女性が同時に奉仕を始めた。高校生か大学生くらいの若さで、嫌がりもせずに黙々と。

清らかな乙女の手に包まれる男根は禍々
まがまが
しいほどに太く、大きい。
皮が余るほど小さく縮こまっていた状態から成長した今は、パンパンになるまで膨れても先端は鈴口がわずかに覗く程度に包皮を被っている。それを女性の手の動きに合わせて剥かれたり戻されたりしながらビクンビクンと震えている。
触手のようにうねる指遣いで竿を扱かれ、陰嚢を優しく揉み込まれる。
大森は汗と我慢汁を垂れ流して、女性たちの綺麗な肌を汚していく。つり革に掴まる手に力が籠り、鼻息はふんふんと荒くなる。
巧みな手コキで追い詰められていく中、ふたりの女性から与えられる快感がさらに増えた。

「れろれろれる……れれぇ」
「ちゅっ……ぷちゅうぅ」

女性たちは大森の乳首に口をつけた。
片方は唇を窄めてちゅうちゅうと吸いつき、片方は舌を這わせてぬるりと舐めまわす。その間も手淫は継続する。肉棒を扱いて、揉みほぐして、鈴口から漏れる雄汁で陰部を揉みくちゃにされていく。
大森の身体にぴったり密着して、顔を近づけて乳首をついばむ女性の華やかな芳香が鼻腔を通り抜ける。左右から挟み込むように生乳を押しつけられると、とろけるような柔らかさも興奮を焚きつける。

その奉仕は淡々としながら、男の弱点を知り尽くしているかのように手慣れたものだった。

両乳首と股間の三点責めによってあっという間に射精感が高まる。
大森の限界が近いことを察したのか、手淫の激しさを増してにゅちゅにゅちゅと湿った摩擦の音が立った。精液を搾り出すため、一気にラストスパートをかける。

「ふぅぅぅ……うっ……いぐううぅっ!」

ドピュッッ! ビュルルルル! ブビュッ!!

唸り声を上げて大森が射精する。
亀頭の先から噴き出した濃厚な精液を、陰嚢をもてあそんでいた女性が手のひらで受け止めた。射精する間も、もうひとりの手で容赦なくゴシゴシ扱かれて、身体を震わせながら大量の精液を放った。

ふーっ、ふーっと、獣じみた雄の野太い吐息が車内に響く。
手の器になみなみと注がれた汚液の量はおぞましい。ダマになるほど濃厚なうえ、白濁は黄ばんだ色合いで腐りかけるまで熟したかのようだ。何日ものあいだ睾丸に溜め込んでいた数十億という精子を、凝縮していっぺんに放出したとしか思えない。臭いも相当なもの。

そんなものを女性はためらいなく口に含み、ごくりと喉を鳴らして飲み干してしまった。

「……うっ、ゲホッ……んっ、んんッ」

だが悪臭と濃度に我慢ならなかったのだろう。これまで無感情な顔で性処理につとめていた彼女もさすがに顔をしかめた。
それでもとくに言及はせず、手コキしていた女性ともども汚れた手をポケットティッシュで拭いた。

電車が停まると、女性たちは揃ってその場を後にする。
女性専用車両に中年親父がひとりだけいることにも、これまでの行為にも、疑問さえ抱いていないような自然さだった。

乗客が入れ替わって電車が再び動き出す。大森は立ち位置を少し変えて座席の前に立っていた。

目の前に、三人の少女が座っている。
無垢な顔立ちは中学生くらいに見える。発展途上にある身体つきも細身ながら、膨らみかけの乳房は乳首の周りだけぷっくりとして、下半身もふっくらと肉付いてきている。
三人は同級生のようで、スマホを片手にひそひそとおしゃべりをしている。
真ん中に座っている少女は咲絢
さあや
という名前らしい。
咲絢は鼻をひくひくとさせ、小悪魔のような愛らしい顔で眉をひそめた。

「……ねー、なんか臭くない?」

目の前に大森の股間があることに気づくと、上目遣いの瞳が嫌悪に染まる。

「おじさんさあ……チンコ、臭っさいんだけど」
「ああ、ごめんねえ。さっき出してもらったばかりでねえ」
「てか、デカすぎだし……うわ、まだデカくなってんだけど」

精力を抜き取られて萎みかけていたでいた陰茎は、たちまちムクムクと膨らんでフル勃起の状態へと近づいていく。射精後の掃除されていない包茎の先から透明な粘液が糸を引き、上下に切っ先を揺らしている。
年を食ってだらしない身体だが、性欲だけはいまだ衰えを知らない。

一度果てたことで活性化した遺伝子たちが睾丸から出たがっているようで、股間だけは筋骨隆々とでもいったふうにムキムキになる。肉棒が長く伸びてより眼前に迫ってくると、咲絢は顔を引きつらせ、助けを求めるように友人たちのほうを見る。

「これさぁ、あたしやんないとだめ?」
「じゃない? 一番近くにいる人がオチンポ抜いてあげなさいって先生言ってたし」
「えぇ……めんどくさ」

まったく乗り気ではない咲絢だが、そんな彼女を囃
はや
すように友人たちは言う。

「いいじゃん、咲絢ちゃんフェラうまいんだし。おじさんの抜いてあげなよ~」
「私、咲絢ちゃんのフェラするとこ見てみたいな」

咲絢は気だるげに溜め息。
大森の巨根をしばらく睨みつけたのち、不承不承ちょんとつまみあげた。

「うわ……」

血管が浮き出るほどみなぎる肉の棒に触れ、硬さや熱さを確かめて眉をひそめる。先から垂れている粘液が滴
したた
り落ちて膝に付着すると、心底不快そうに顔をゆがめた。
ためらいがちにすこしずつ顔を近づけていって亀頭にちゅっと口づけをする。

ちゅっ、ちゅっ、ちゅっ。

慣らすように何度もキスをしていくと、射精して汚れた先端をペロッと舐める。こそばゆい感覚に肉棒がぶるっと震えた。

「ねえねえ、おじさんのオチンポどう?」
「ん……臭い。汗臭いっていうか生臭いっていうか……れろ……なんか動物みたいな野性っぽいニオイする……ちゅるっ。めちゃ臭い。……ねー、これちゃんと洗ってる?」
「はあ、ごめんねえ」

今にも吐きそうな顔をして股間を舐める少女を見る大森は、申し訳なさでいっぱいだった。
咲絢はぶつくさと文句を垂れながら懸命に奉仕を続ける。小さな舌を伸ばして包皮の隙間に潜り込ませると、中の亀頭をれろんれろんと舐めまわす。根元から裏筋にかけて尿道を舌でなぞる。
小さな口を顎が外れそうなほど目いっぱい大きく開けて、ぶっとい男根を頬張った。

「はむっ……ぢゅる、ぢゅるるっ、ぢゅぶっ、ぢゅるるるぅ」

大森の肉棒は太すぎるせいで、少女の口では亀頭を咥え込むのがやっとだ。
頭を緩慢に前後させ、窮屈な口の中をパンパンに膨れた亀頭が出たり、入ったり。出たり、入ったり。

年齢で言えば、大森の娘より若いだろう。
淫らな音を響かせる口淫は拙
つたな
さを感じさせない。
普段から舐め慣れているのか、巧みなフェラに大森も唸りをあげる。

「おっ……おふっ、おお……おうっおうっ」
「ぢゅるぢゅるっ、ぶじゅ、ぐじゅ……ごくん……ぢゅりゅるぅぅっ、れるれるれる……」

口内粘膜が肉棒にぴったりと張りついて、舌が絡みついてくる。
華奢な少女には似つかわしくない吸引力のすさまじいバキューム。あまりの吸いつき具合に大森の包茎が口内で剥かれた。

「オオッ……ふぅううう……」

これまで包皮に守られていた亀頭がずる剥けにされた途端、咲絢の口内の感触がよりダイレクトに伝わってくる。鈴口を、カリ首を、裏筋を、敏感な部分を余すところなくにゅるにゅる舐めしゃぶられて吸い上げられる。

「あ、今おじさんのキンタマがきゅうって動いた。咲絢ちゃんのフェラが気持ちいいんだね」
「タマタマすっごい動いてる。おもしろーい」

野太い唸り声を車内に響かせて、少女の口淫に悶える大森。
咥えるのもひと苦労な様子で行われる口淫を友人たちはおもしろそうに観察している。
咲絢の口から肉棒が吐き出されると、唇からねばぁ……と粘液が糸を引く。
黒光りする陰茎の先はピンク色の亀頭が丸出しになり、ビクンビクンと脈打つ姿はさながら怪物の触手のようである。

「ちゅるるっ。うぅ……チンコ剥けたらもっと臭いんだけど……あー……くっさ」
「おじさんのおちんちん、ほんとにおっきいね。こんなにデカチンだとしゃぶるの大変じゃない?」
「ほんとそれ。デカすぎてしゃぶるのマジでめんどい。あとさぁ……れろれろ……すごい臭いし、口ん中、我慢汁まみれでキモいし……おじさんさっさと出してくんない? 顎疲れてきちゃった」
「はぁ……はぁ……ご、ごめんね……もうちょっとで出るから……」
「じゃあもう、ガチでイかせるから。早く出して」

気だるげな咲絢が肉棒を頬張り、喉奥まで咥え込む。

「ぶぢゅるぅ~~~~……ぶっぽ、ぶっぽ、ぢゅぽっ、ぢゅぽっ」

タコのような吸いつきのバキュームフェラが強烈な水音を放つ。
面倒くさそうにだらだらしていたフェラから打って変わって、いっさいの容赦がなく、大森の精液を根こそぎ搾り取ろうとする。

不満げな表情で頬をヘコませ、激しく頭を前後させる。手を使わない純粋な口奉仕
ノーハンドフェラ
。カリ首に溜まっていた汚れも、鈴口から絶えず漏れ出ている我慢汁も少女の唾液に溶け込んで、それでも吐き出すことはせずに嫌々ながらもごくごく飲み込んで、そのたびに顔をしかめている。

「はぁ……くっさ……あむ、じゅるじゅる、ぢゅずずずぅ~~」
「おー、すごいすごい。咲絢ちゃん、ほんとにフェラ上手だよね。私だったらこんなにエロい音出せないもん」
「そーそー。休み時間とか、学校中の男子がみんな集まってチンチンしゃぶってもらいにきてるよね」
「ぢゅるるっ、ぢゅぽんっ。男子とかならすぐイくからいいんだけどぉ……ぢゅるるるぅ……たまに先生まで来ることあってさ。れぇろ……れろれろ……チンコでかいと口に入りきんなくて、イかせるの大変なんだよねー。まあ、おじさんほどじゃないけど」

皮肉を口にしながら「早くイけ」と言いたげに鋭い視線を送る咲絢。しゃべりながらでも舌先は常に肉棒を舐め、射精感を高めるのを忘れない。

「ぐぽぐぽぐぽぐぽっ、ぢゅぅるるる……ぎゅぽっぎゅぽっぎゅぽっぎゅぽっ、ぎゅびびびぃ~……」

いったいその口で、何本の男性器から精液を搾り取ってきたのだろう。驚くほどのテクニックは中学生とは思えない。大森の巨根は爆発寸前だ。
強すぎる快感に大森の腰は逃げたがる。だが咲絢はそれを許さない。

「あのさぁ……イクときはちゃんと口ん中に出して。臭い精子かけられるとか絶対やだからね」

腰を引こうとすると無理やり腰を掴んで押さえつけ、何が何でも口内射精させようとして、口に含んだ肉棒をけして離そうとはしない。

「お、キンタマ持ち上がってきたね。射精するのかな」
「ふーっ……ふーっ……」
「おじさんイきそう? 咲絢ちゃんのお口の中に精子出しちゃう?」

まもなく少女の口内で射精の準備がはじまる。
全身からどっと汗が噴き出し、破裂寸前まで肉棒が膨らむ。
腰をガクガク震わせながら漏らし続けていた我慢汁が、やがて、濃厚な白濁液に変わる。

「う、ぐぅうう……も、もう……ふっ、ふんっ! ふんッ……!」
「……ん……んふっ!?」

ビュルルル! ブビュッ! ブビュルルルッ! ドピュッッ!

「んん~~っ! んぐ、ふぅ……んぐんぅ……」

たっぷりとしゃぶり抜かれて蓄積した快楽とともに、大量の精液を股間から放出する大森。
射精した精液はすべて、咲絢の口内へと注がれていく。

「あ、出た? 出ちゃった?」
「おちんちんすっごいビクビクしてる。中でイっちゃったんだ」

咲絢は眉間にしわを寄せ、苦渋に満ちた顔で雄汁を受け止めている。あれだけ嫌そうに肉棒を舐めていたのだから、その中に詰まっていた精液の味はきっとひどいものだろう。それでも健気に、大森の絶頂が終わるまで肉棒を咥えて離さない。

「咲絢ちゃん、お口の中見せて」
「……あー……」

咲絢が大口を開け、その中を友人たちが覗き込む。
あふれんばかりの黄ばんだ精液で、少女の狭い口内はドロドロに穢されている。すでに手コキで搾られていたというのに、量も濃さもまったく衰えがない。

「うわぁ、めっちゃ出てる。すごい濃いね」
「見して見して。なにこれ、やばー。こんなドロッドロの見たことないよ。金玉の中こんなに溜まってたんだ」

舌の動きに合わせて固形に近いゼリー状の塊がうごめく。一般男性なら一度の射精で、一億から三億ほどの精子を射精するというが、その十倍はあるのではないかと思うほどに、大森の精液は濃く大量である。
咲絢は口を閉じてその汚液を少しずつ嚥下していく。
ごくり……ごくり……。
すべてを飲み干し、激しくえずいた。

「ぅえ……くっさ……超マズい……しかもめちゃめちゃ喉
のど
引っかかるし、最悪……」
「そんなにやばい?」
「やばいやばい。先生のでもこんな汚ったないの飲んだことないもん。何食べたらこんな精子になんの?」
「ごめんね、お嬢ちゃん。上手に舐めてくれたから、気持ちよくてたくさん出ちゃったよ」

咲絢のフェラを堪能し、肉棒は悦びに悶えているかのように痙攣が収まらない。
大人顔負けの口淫はすさまじいもので、亀頭の周りにはまだ、口内の生々しい感触がこびりついたままだ。

その余波だろうか。二度の射精を経てそのまま萎んでいくはずだった陰茎は、かえってフル勃起の状態に戻りはじめていた。

「ちょ……また勃起してきてんだけど。あんだけ出したのにまだスッキリしないの?」
「きっと、おじさんのチンチンも、咲絢ちゃんのフェラが気に入っちゃったんだよ」
「えぇ……勝手に気に入られても困るんですけど」

抜いたばかりの肉棒がムクムク成長していく様子を、咲絢は恨めしそうに見つめる。
大森か咲絢たちのどちらかが次の駅で降りるかしない限り、性欲処理の義務は続くということになるわけだが、電車はまだしばらく停まる様子がない。

「じゃーさ、みんなで交代でおちんちん舐めてあげようよ」

咲絢が渋っていると、友人のひとりが提案する。

「それ、いいね。咲絢ちゃんもそれでいい?」
「まあ……あたしは別にいいけど。でもこのチンコ、臭いし舐めるの大変だよ?」
「えーじゃあ、どんな感じかやってみよっと。いただきまーす」

咲絢の左に座っている少女が身を乗り出し、大きく口を開けて、大森の巨根を咥える。

「ちゅぷ……ちゅく……ちゅぅぅ……くぽっくぽっ、きゅうぅぅ……」
「おお……気持ちいい、よ……お嬢ちゃん」
「ほんと? れぇろ……あんまり上手じゃないかもだけど、がんばって気持ちよくするね」

少女の口淫から発せられる水音は浅く、舐め方も咲絢よりかは未熟だ。
その拙
つたな
い口奉仕こそがむしろ少女らしいと大森は感じる。技術はなくとも、幼い顔で男根をしゃぶる淡い刺激が射精感をふつふつと煮立たせる。

「じゅる……ちゅこ、ちゅこ……くぽっくぽっ……んっ、ぐふっ」

少女の顔が険しくなる。
唇を離した瞬間、唾液と我慢汁の混じった生々しいニオイが少女の口から漂う。
鈴口から漏れる粘り気の強い体液が、受け止めそこなった少女の唇をてらてらと汚す。
無垢なものを穢
けが
すのにはやはり抵抗を感じる大森だが、背徳的であるほど否応なく興奮を催してしまうというのも、確かな事実だった。

「ん、はあ……おじさんの、臭いも味もすごいね。こんなおっきいオチンポしゃぶったのはじめてかも」
「じゃあ次、私やるねー」

右側の少女に交代してフェラを続ける。
こちらもしゃぶり方は未熟さが目立つものだった。懸命に喉までねじ込むように咥え込んでも亀頭がやっと入りきる程度で、ちろちろと舌で裏筋をくすぐるのもぎこちない。

我が娘も、学校でこんなふうにしているのだろうかと大森はふと思い至る。
国の決まり事とはいえ、やはり、少しばかり複雑な心境である。

「っぷはぁ……じゅるる……ごくん。おちんちんからすんごい汁がいっぱい出てくる……ず~っと我慢汁出てきてやばいね。おじさん、そろそろイキそう?」
「ううん……まだもう少ししてくれないと、出せないかなあ」
「うそ~? うちのクラスの子だったら絶対もうイってるのに。ねーねー、咲絢ちゃんお手本見せてよー」
「えー、またあたし? しょうがないなあ……まあ、いいけど」

不承不承、再び巨根を咥える咲絢。
順番に少女たちの口内を行き来する肉棒は、それぞれ異なる口淫を味わっていきり立ち、常に硬さを維持し続けていた。
ただでさえ硬いモノが、咲絢の口内でよりいっそう膨れ上がる。

「ずっちゅぅぅぅぅ……ぢゅぼぢゅぼぢゅぼっ、ぎゅっぽぎゅっぽ、ぢゅぶぶぶりゅりゅりゅるるるぅぅぅ……ッ」
「ほぉおお……っ。ううっ、ふうう……」

電車の走行音さえ、かき消すほどの淫音。
空気が漏れないようぴったりと唇を密着させ、強力な吸引力で、可憐な顔が卑猥なまでにゆがむ。キツツキのような勢いで頭を振る。亀頭や裏筋に舌がねっとりと絡みつく。じゅるじゅる掻き鳴らされるよだれの音さえ耳まで犯されるかのようだ。

「やっぱり咲絢ちゃんのフェラってすごいんだね。咲絢ちゃんがしゃぶってるときだけ、おじさんの息はあはあしてるし、金玉がきゅんきゅん動いてる」

淫らな口遣いには友人たちも感心するばかりで、じっくりとそれを観察する。
「あぁん、もう……嬉しそうにチンコビクビクさせんなって……舐めにくい」

フェラチオの勢いで、ぢゅるんっと唇から外れた巨根が上下に躍る。
青筋を立てる咲絢はそれでも手は使わず、口だけで肉棒を捕まえて、逃がすまいと深く呑み込む。

「ぐぢゅるるる、にゅるれろぐにゅるにゅる、ぢゅるるるぐりゅ、ぶぢゅるぶぢゅる、ぐぼぉ」
「オぉぉ……す、すごい……そんなにされたらおじさん、また、すぐ、出ちゃうよ……」

口の中に閉じ込めた亀頭を執拗に、しつこく舐めまわしていく。ごしごしとシゴいて、下品な音も鳴りやまない。あっという間に射精に導かれていく。精巣から流れ込む膨大な量の子種が、尿道を一気に駆け抜け、放出される。

「あー……出そう、出そう……うッ……ぐぅうう~……出るッ!」
「んッ!? んんんぅぅ~!! んふぅ、ん……」

ドビュルルルルル! ブビュルッ! ブビュルッ!!

苦悶のにじむ顔で硬直する咲絢。
どくどくと流し込まれる精液を口いっぱいに受け止めながら、亀頭への愛撫もやめない。精液を睾丸から直に吸い上げるように、ぢゅぅぅ~~と吸引する。絶頂しながらなお刺激されるせいで三度目の射精でありながら、いつまでも濃い精液を吐かされる。

咲絢は、口に溜めた精液を両手に吐き出した。
特濃の汚液が小さな手のひらを埋める。

「げほっ……ぺっ、ぺっ……なにこの精子、腐ってんじゃないの。色やっば……さっきあたし、こんなの飲まされたんだ」

中年男性の股間から排泄された遺伝子の塊をじっくりと見つめ、咲絢はそれをまた口に戻し、不快感たっぷりに嚥下する。お腹をさすって「お腹壊さないかな、これ」と眉間にしわを寄せた。

「……で、こんだけ抜いたのにまだ勃起してるとか何なん?」
「はぁ……はぁ……ご、ごめんねえ」

こってりと搾り取られたはずの肉棒は、痙攣を起こしてひっきりなしに震えているが、硬く血管を浮き上がらせたままの状態でまったく萎える気配がない。
しゃぶるのもひと苦労で、イかせれば臭い精液を大量に飲まされるのだ。
少女たちの苦労を思えば、睨まれるのも無理ないことと大森は思う。
だが悲しいことに、身体が、男としての快楽を求めたがるのだけは抑えられそうにない。

けっきょく少女たちの口奉仕は、電車が停まるまでのあいだ延々と続いたのだった。

「ふう……ふう……あ、また……また、イク……ふぅううう!」
「んっ……ぢゅるるる……ごく……ごくん。っはあ……くっさ」

三人ずつ交代で男根をしゃぶり合ったが、テクニックの差がありすぎるせいで射精は必ず咲絢の口内で行われた。

面倒だの疲れただの、汚い臭いキモイと、咲絢の愚痴は止まらなかったが、しっかりと男根をしゃぶり抜いて、濃厚な精子を飲み込むことまでは拒絶しなかった。

「うーわぁ……お腹ん中、おじさんの精子でたぷたぷする。なんか、うじゃうじゃ動いてる感じ……あー気持ちわる」
「すごいねー、咲絢ちゃんてば、おじさんの金玉の中身全部飲んじゃった。子宮だったら絶対妊娠してるでしょこれ」
「かもね。あー、もー、おじさんマジでザーメン出しすぎ。みんなあたしがゴックンするはめになったし」

平坦だった少女の肢体は、心なしか腹だけがぽっこり膨れているようにも見える。

場所が場所なら何十人という子を確実に孕む量の精子だっただろう。中年男の股間で熟成されていたギトギトの脂のような性欲を、ほとんどひとりの少女が受け止めたのだ。
いずれは彼女の養分として、消化吸収されて体内をめぐるのだろう。

「でもやっと、おじさんのおちんちん勃たなくなってきたね。金玉空っぽになった?」
「ああ……お嬢ちゃんたちのおかげでスッキリしたよ。ありがとうね」

駅に到着する直前になってようやく性欲が尽きたわけだが、それまでに射精した回数は少なくとも十度を超え、ずしりと重かった睾丸もすっかり軽くなった。

出したそばから次の射精を強引に促される、フェラチオの繰り返し。
連続射精を強いられたせいで腰はがくがくで、全身は雨に打たれたように汗だくだ。女の裸に囲まれていても何も感じなくなる程度に性欲は鳴りをひそめた。

電車の速度が緩やかになり、各々離席する準備を進めるなか、立ち上がった咲絢の股ぐらから透明な汁が垂れる。

「あーやば。おじさんのしゃぶってたら、まんこ濡れてきちゃった」
「ほんとだ、びしょびしょじゃん。咲絢ちゃんえっち~」
「ちょっとやめてって~。ね、誰かティッシュちょうだい」

座っていたシートには、若い雌の汁でわずかにシミができてしまっていた。
口先で拒絶をあらわにしても、幼い身体は男性器をむさぼったことで、女としてできあがっているようだった。

「今日さ、学校行ったら男子のチンコ代わりにしゃぶってくんない? あたしもうお腹いっぱいで無理」
「え、全然いいよ。咲絢ちゃんお疲れだもんね」
「でも私たちでできるかなー。いつも咲絢ちゃんひとりで百人くらい抜いてるじゃん」
「いやいや、そんな多くないし。じゃさ、しゃぶるのはあたしやるから、ザーメンだけ飲んでくれる?」
「あー、それでいっか?」
「だね~」

電車が停まる。出口が開いたと同時に乗客たちが一斉に流れだした。

「あ、降りないと。じゃね、おじさん」

少女たちは挨拶もそこそこに、プラットホームへ出ると次の電車を待った。
全裸に靴を履いて、鞄がひとつ。
猛暑のためか、はたまた性処理による興奮のためか、その素肌は汗が光っている。

通常車両から出てきた男女もまた、同じである。
互いの股間から蒸した性臭をまきちらす裸の姿。精液やら愛液やらが混ざった体液で、性器のまわりが濡れている。

ある女性は股の間から白濁液をぽたぽたと滴
したた
らせ、ある男は半勃ちの股間から粘液が糸を引くように汁が垂れる。それもひとりやふたりではなく、隣合った男女がみなそうなっている。よほどお盛んだったと思われる。

そんな日常の姿を尻目に、大森は腰を砕かれたような足取りで通勤の道をたどった。

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