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隣の部屋に住んでいる年上のダウナー系爆乳お姉さんと浮気セックスしちゃう話

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「――おーい。コースケくーん」

金属のドアから自分の名前を呼ぶ中性的なアルトボイスが響いてくる。彼女を知らない人が聴けば男性と勘違いするかもしれない。

「アキラさん? ちょっと待ってて」

俺は大学の課題作業を一時中断し、ドアの鍵を開けて迎え入れた。

「うーっす」

ドアの向こう側から現れたのは、濡羽色の髪をウルフカットにした女性だ。彫りが深く鼻筋の高い彫刻のような壮麗な顔立ち、口元のほくろ、そして切れ長で吊り目がちな双眸。169センチという女性にしては長身のアンニュイな雰囲気を纏う美女である。
「どうしたの? 今課題の真っ最中なんだけど」
「んー? そうなの?」
「何の用?」
「……用事もないのに来ちゃダメー?」

そう言って彼女が身じろぎすると、グラビアアイドル顔負けなほど豊満な胸元がふよん♡と揺れた。
白いTシャツの中心にプリントされたクマさん柄は横に引っ張られ、お腹周りにはシャツ生地のカーテンが作られている。

「……大した用がないなら帰って」
「そんなツレナイこと言わないでよ。私たちの仲でしょー?」
「じゃあね」

俺がドアを閉めようとすると、アキラさんはぐいと身を乗り出して阻止する。
反り返った長い睫毛の一本一本の形がよく見えるぐらい顔と顔が近づいてきて、石鹸の匂いが鼻孔をくすぐった。

「いーじゃん。お腹減ったから何か作ってよ」
「……へ?」

彼女に言われて時計を見やると、すでに昼の一時を回っている。課題作業に夢中になって昼飯を忘れていたことに気づいた。

「それ先に言ってよ……。どうぞ上がって」
「おじゃましまーす♪」

アキラさんは我が物顔で部屋に上がり込むと、ベッドにどっかりと腰掛けてスマホを取り出し、そのまま画面を弄るのに没頭するのだった。

彼女は『佐藤晶
さとうあきら
』。年齢は28、職業はミュージシャンだ。それなりに売れてるロックバンド『狼少女』のギターボーカル担当で、アルバムも出している。
そして俺はそんな彼女のお隣さんである『西谷康介
にしたにこうすけ
』。今年大学生となり、マンションで一人暮らししながら大学に通う日々を送っている。
初めての一人暮らしで右も左も分からなかった頃、本人曰く「隣の部屋のよしみ」でなにかと面倒を見てもらったのをきっかけに親しくなり、“アキラさん”、“コースケくん”と呼び合う仲になった。

「おまたせ。『冷蔵庫の残り物チャーハン』です」
「おー」

アキラさんはチャーハンが盛られた皿を凝視しながら、街灯に吸い寄せられる蛾のようにフラフラと席につく。
冷蔵ご飯に油と溶き卵と鶏ガラダシ粉末と、あと細かく刻んだレタスとベーコンを適当にぶち込んだだけの雑なイタ飯だが、薄茶色の米のなかに適度に混ざった鮮やかな黄色が丸皿にまん丸と盛られたその見た目だけでも、なかなかに食欲をそそった。

「――んっ……。んー……おいし」

アキラさんはノータイムでチャーハンを口に入れて咀嚼すると、一言だけ呟いた。ポーカーフェイスに見えるが、スプーンでチャーハンを運ぶ動きが止まらなくなっている。

「テキトーに作ったけど、結構イケるな」
「さすがコースケくんだね。あー、私のお嫁さんになって欲しいなー」
「お嫁さんて……、せめてお婿さんでしょ」
「んー、それはむり。――だって私、彼氏いるし」

彼女の口からまろび出た何気ない単語がチクリと胸を刺したが、それが表情に出ることのないよう努めた。
俺はアキラさんのことが好きだ。もちろん異性としてである。
初めて会ったときから既に惹かれ始めていた。美人でスタイル良くて、不安な時期に親切にしてくれた年上のお姉さん。男として憧れないはずがない。知り合ってから交流を深めるうち、恋心はさらに募っていった。マイペースな性格で一緒にいると余計な気を遣わなくて済んで落ち着くところとか。部屋はゴミ袋だらけ、食事はカップ麺やコンビニ弁当ばかり、タバコはスパスパ吸いまくったりと、不摂生で放おっておけないところとか。それと、一度ライブステージに立つと人が変わったようにカッコいいギター演奏と歌を披露するところとか……。
だからこそ彼女の口から初めて彼氏の話題が出たときには、膝から崩れ落ちそうになったものだ。

「……ふー、ごちそーさまー」
「お粗末様でした」

それでも、俺はアキラさんと今までと変わらない“お隣さん”の関係を続けている。
想いを断ち切り“友人同士”として割り切ることもできず、かといって“奪い取る”勇気もない。決断を放棄したまま、今日まで過ごしてきたのだった。

「美味しいもの食べたら、なんか眠くなってきちゃったなあ……」

そう言って彼女は俺のベッドに大の字になって寝転んだ。

「えぇ? 自分の部屋に行ってよ」
「細かいこと気にすんなー」

俺は呆れ気味にため息をつくと、自由気ままに振る舞うアキラさんを無視してコーヒーを淹れ、課題作業を再開させることにした。

「はぁ、終わったー」

作業再開から小一時間。煩わしいタスクが綺麗に片付いた解放感に浸りながら伸びをする。

「――って、まだいるし」

ヘッドホンで狼少女の曲を聞きながら作業していたので気づかなかったが、アキラさんは部屋に戻っておらず、そのまま仰向けになって爆睡していた。

「人の部屋で眠りこくなんて図々しいにもほどがあるよ。……まったく、人の気も知らないでさ」

愚痴をこぼしてみたものの、どうやら彼女は昨夜遅くまでバンドメンバーと呑んでいて寝不足だったらしい。なんとなく横になるつもりが、うたた寝になってしまったのだろう。
お腹を冷やすといけないと親心が働き、布団をかけてあげようとした。

「……!」

手が止まる。
はちきれんばかりにTシャツを張りつめる“二つの豊かな果実”の誘惑がそこにあった。それらは重力に抗えず、楕円形に潰れたまま彼女の寝息に合わせて上下に揺れており、膨らみの頂点にはシャツ越しから強烈に自己主張する突起があった。

「……」

思わず息を飲む。アキラさんは一旦寝たらなかなか起きないタイプだから、今なら何をしても気づかれることはない。

「――って、なんてこと考えてるんだ俺。この人には彼氏がいるんだぞ。痴漢行為とか以前に倫理的にヤバいって」

そう自分に言い聞かせるよう理性を懸命に働かせるが、ベッドの上にある彼女の寝姿から目を離せなかった。
アキラさんは「めんどくさい」という理由で普段からブラを付ける習慣が無く、この心許ないほど薄いTシャツ生地一枚を隔てた向こうに眠る、彼女の生まれたままの姿を否が応でも掻き立てられる。
下半身は丈の短いデニムのボトムスを履いているだけの素足だ。色白で肉付きのいい太腿をあられもなく晒していて、女性らしい曲線的でスラリと長いつま先までのラインが艶めかしさを強調していた。

「……っ」

もうどうにもならない。彼女の扇情的な寝姿に釘付けになっていた。

――触るなら今しかない。
唐突に訪れた千載一遇のチャンスが、燻っていた欲望を駆り立てる。
今までアキラさんと部屋で二人きりなんて場面はいくらでもあった。そのたびに「襲いたい」という劣情が頭をよぎっていた。そういった今までの積み重ねによる欲求不満の爆発に、童貞の俺が耐えられるはずがなかった。

「……ごめん、アキラさん」

謝罪とともに彼女の大きな胸へと右手を伸ばした。ゆっくりと慎重に、おそるおそる指先で触れてみる。

「んっ……」

アキラさんが声を漏らし、ぴくりと体が跳ねる。心臓が口から飛び出るぐらいドキッとしたが、結局は好奇心が勝り、そのまま掌をあてがってみる。

(なにこれ……やわらかい……)

ふわり♡と柔らかい感触が指と指の隙間に食いこむ。そのまま優しく押し込んでみると、指の腹を吸い付くような弾力が跳ね返った。
俺は気がついたら、もう片方の手も使って二つまとめて鷲掴みにし、夢中で揉みしだいていた。

「んぅ、……んっ」

胸を揉むたびに漏れ出てくる、アキラさんの吐息まじりの色っぽい声に気分が高まってくる。
俺が今していることは、これまで彼女と築き上げた信頼関係への明確な裏切りだった。恋人がいる女性の寝込みを襲う卑劣な行いだ。
紛れもなく罪を犯している行為に対する背徳感と罪悪感に苛まれるが、それを遥かに上回るスリルと興奮が倫理観を麻痺させていた。

「……っ! はぁはぁ……っ!」

こんなことが本人にバレたら軽蔑されるだろうか。もう二度と会ってはくれなくなるだろうか。怒り狂った彼氏に半殺しにされるだろうか。
……それでも。あらゆる代償をもってしても。この“たわわ”の味わい深さに比べれば微々たるものに思えた。自分の手の動きに合わせて好きな形に変化し続ける極上のメロンの感触を、いつまでも堪能していたかった。

(こんなのを好き放題できるなんて……ズルい……っ!)

次第にアキラさんを独占している彼氏が妬ましくて仕方がなくなってくる。自分はこれだけ想っているのに。この魅惑のたわわをすぐ目の前で見せつけられても我慢しているのに。それでも彼氏はなんの気兼ねもなくアキラさんを食べ放題なのだ。こんなの不公平以外、なにものでもない。

(なら……ッ)

手前勝手な理由で頭に血が上った俺は、Tシャツの裾を掴み、そっと捲る。
ボーカルトレーニングで鍛え上げられた腹筋が姿を現し、さらに上へとめくっていった。このままいけばアキラさんの生おっぱいを拝める。心躍りながら下乳が見えるところまで手をかけた、そのときだった。

「……なにやってんだよ。俺」

ふと、我に返った。
今しているのは、ただ徒に“女の尊厳を傷つけている”ことに他ならない。この破廉恥な所業を客観的に鑑みてしまったことで、あれほど猛っていた熱狂は冷水を浴びせられたかのように鎮静したのだ。自分が取り返しのつかない過ちを犯してしまったことにようやく気づいてしまった。

「あれれー? やめちゃうんだ」
「――えっ」

背筋が凍りついた。
声のした方に顔を向ける。
いつの間に起きていたのか、アキラさんがニヤついた笑みを浮かべながらこちらを見ていた。

「あ……いや……、これはっ」

急いで手を離し、なんとか弁明をしようとするも、うまく言葉が出てこない。
すると、アキラさんは思考停止している俺の腕を掴み、むりやりベッドへ引き寄せた。

「あっ!?」
「……ここまでやっておいて引くなんてさぁ。ヘタレなんだねぇ、コースケくん」

俺の体はいつの間にか“下”にあって、アキラさんが覆いかぶさりながら見下ろしている。彼女にベッドに押し倒されたことを時間差で理解した。

「あの、その、ごめんなさい……マジで……」
「謝らなくていいよー?」
「は……?」
「だって、わざとだし」
「な、なに言って……」

恋仲でもない男に寝込みを襲われたというのに、彼女は異常なまでに冷静だった。むしろ俺が襲うよう仕向けたような口ぶりだ。
まるで状況が飲み込めないでいる俺を余所に、アキラさんは続ける。

「コースケくん。私のこと好きでしょ?」
「え、あ、そんなこと……」
「ばーか。バレバレなんだよ。私のことチラチラ見すぎ。気をつけなよー? 女の子って視線には敏感なんだから」
「そんな……」
「それにさー、私知ってるんだー? ほぼ毎日、私をオカズにオナニーしてるってコト」
「は!? え!?」
「まさか聞こえてないとでも思ったー? 一昨日も言ってたよねー。アキラさん~アキラさん~……って熱っぽく、うわ言のように繰り返して」
「あ、ああ……!」

本人には絶対に知られたくない秘密を暴露され、背中から嫌な汗がどっと吹き出した。しかもアキラさんは俺の痴情を知りながら、これまで何事もなかったかのように振る舞っていたのだ。
羞恥心で顔が真っ赤になるのがわかった。そんな俺の情けない表情を眺めながら、アキラさんは口角を尖らせる。

「ふふ♡ 心配しなくても、キモいとか生理的に無理とか思ってないよ? ……だって、私もコースケくんのこと好きだから♡」
「……へっ!?」

衝撃のカミングアウトに思わず素っ頓狂な声を上げてしまう。
「で、でも! アキラさんには彼氏がいるでしょ!?」
「勝手におっぱい揉んだくせに。説教できる立場?」
「うっ……それは……」

痛いところを突かれて押し黙ると、アキラさんは生暖かい吐息が感じられるほど顔を近づけてくる。

「ちょ、あ、アキラさんっ! だめだって!」

接近してくる彼女を無意識に手で押し退けようとするも、巧くあしらわれてしまった。やがて密着を許し、胸板に押し潰される柔らかいおっぱいの感触に、心臓が早鐘を打った。
そして彼女は唇を耳元に近づけ、妖しく囁いた。

「――浮気、しちゃおっか♡」

ゾクゾクとした快感が背筋を駆け巡る。
ファンからは“イケボ”と持て囃される凛とした甘い低音ボイスが鼓膜を伝って理性を溶かし、全身の力が抜ける。

「あーあ♡ 抵抗やめちゃったね。もう堕ちちゃったんだ……♡」

胡乱げな俺を見下ろしながら、アキラさんは意地悪そうに笑う。

「こんな簡単に体許しちゃうなんてさ。コースケくん、チョロ過ぎだよ。将来悪い女に引っかからないか、お姉さん心配だなー」
「……悪い女はアキラさんでしょ」
「その悪い女に先にちょっかい出したのは誰かなー?」
「……っ!」
「人のこと悪いっていうけどさ。コースケくんだって悪いじゃん? 私の誘惑に負けたのも悪いし、私を拒絶しないのも悪い。キミは私のことをクズだって思うかもしれないけど、キミだってクズだよ」

反論をしようと口を開く前に、アキラさんの顔が迫る。

「そういうわけでさ。――クズ同士、仲良くしよーよ♡」

そうして、強引に唇を奪われた――

「……んっ♡ ……ちゅっ♡ ……じゅるっ♡」

口の中で力強く蠢くナメクジが、強引に俺の舌に絡みついてくる。驚いて咄嗟に離れようとするも、頬を手で抑えつけられていて逃げられない。
執拗に貪るような舌使いは止まらず、脳髄が痺れるほどの快楽に襲われる。呼吸の仕方が分からず酸欠気味になりながら、彼女の唾液を嚥下するたびに頭がボーッとした。

「……じゅっ♡ ……ぢゅるるっ♡ ……んちゅっ♡」

次第に彼女の舌を受け入れ、されるがままになっていった。互いの唾液を交換させながら、口の中を犯されていく。
気がつけば俺は自分から積極的に舌を絡ませていた。さっき食べたばかりの炒飯の風味が口内に蘇り、アキラさんと濃密な接吻をしている確かな実感に昂ぶっていた。

「……ちゅっ♡ ……ちゅるぅ♡ っはぁっ♡」

やがて満足したのか、アキラさんはようやくキスをやめる。名残惜しみながら唇を離すと、銀色の糸が伸びた。

「キス……気持ちよかった?」
「うん……」
「だよねぇ。途中からノリノリだったもんねぇ?」

アキラさんは艶っぽい目つきでこちらを見つめながら、妖しく微笑んだ。
――ああ、もう浮気だなんだとかどうでもいい。
手が届く距離にいながら想いが届くことが叶わなかったアキラさんと、こうして抱き合い、口づけを交わせたのだから。毒を食らわば皿まで。彼女のハニートラップに嵌った時点で、もう後には引けないんだ……

「すっかりヤル気だねー。……アソコもさ♡」
「……あっ」

アキラさんの指が股間をそっと撫でる。下着の中で既に大きく膨らみきったソレを愛おしむよう優しく触れられるたび、小さく脈打った。

「ふふ……かわいい♡ ほら、脱がしちゃうから。腰浮かせて?」
「う、うん」

促されて腰を上げると、下着ごとパンツを一挙にずり降ろされる。下半身が露呈し、彼女の目の前に肉棒がブルン♡と飛び出した。

「おー♡ コースケくんってデカチンなんだねぇ♡」

ガチガチに勃起しているペニスを見つめながら、アキラさんは恍惚と溜息を漏らした。

「そ、そうなの?」
「うん。カレのよりもずっとおっきい♡ 形もいいし……太い♡」

アキラさんの素直な感想に優越感を憶えた。彼氏よりも俺のブツのほうが勝っている。その事実だけでも嬉しいが、なによりアキラさんに褒められて天にも昇るような気分だ。

「触っちゃえー♡」

アキラさんは楽しそうに言うと、指を伸ばして肉棒を包みこんだ。
「おっ♡ 硬っ♡ すごいねー♡」
「んっ……!」

親指で裏筋をなぞられ、思わず声が出てしまう。普段からギターの弦を弾いている彼女の指先の皮膚は硬質化していて、得も言われぬ刺激を与えた。

「あはは、ちょっと触っただけだよー? こんなんで感じちゃうなんて……かーわいいー♡」
「はぁっ……っ!」

俺の反応に気を良くしたアキラさんは、肉棒を上下に扱きはじめた。最初はゆっくりだったが、徐々に速度を上げていく。

「くぅっ! ああッ!」
「我慢汁……ドバドバだねー♡」

カリ首や亀頭を中心に責め立てられ、先走り汁が溢れ出す。それらは潤滑油となって手コキをスムーズにし、にちゅにちゅ♡といやらしい音を立てた。

「しかしねー、こんなに立派だとさー。……咥えてみたくなっちゃうなー♡」

するとアキラさんは“もう我慢できない”と言わんばかりに口を大きく開くと、一気に根本まで咥え込んだ。

「――ぢゅるるるるるっ♡ じゅるぅうっ♡」
「ああああっ!! あき、ら、さんッ! やめぇッ!!」

下品な音を出しながら、温かく湿った口内の感触が竿全体を吸い上げた。あまりの快感に悶絶してしまう。
彼女は頭をしきりに前後させながら、舌を巧みに使って亀頭を刺激したり、喉奥で締めつけたりと、あらゆるテクニックを駆使して快楽を与えてきた。

「ぢゅるっっ♡ じゅっっぽ♡ ぐぽっ♡ ジュルルルルっ♡」
「あああ、だめっ! あッ! 射精

るッッ!」

初めて味わうフェラチオの感覚に耐えきれず、呆気なく絶頂へ導かれていく。
腰がガクンと落ちる感覚とともに視界が白く染まり、甘い痺れが下腹部に広がっていった。
――びゅるるるううっ♡ びゅううっ♡ びゅるうううううっ♡

腰がガクガク震えながら、欲望を解き放つ。勢いよく吐き出された精液が、アキラさんの口内を満たしていった。

「――んっ……んっ♡ ぷはぁっ♡ いやー、すごい量だねー♡」
「はぁ……はぁ……っ」

意識が戻り、射精後の倦怠感が全身を襲う。俺はアキラさんの顔を見ながら、荒くなった呼吸を整えることしかできなかった。

「ごちそーさま♡」

俺の射精を全部受け止め、飲み干したアキラさんは、口元についた白濁色の粘液を見せつけるように舐めてみせた。その妖艶な仕草を見て、また興奮が高まる。

「んー? コースケくんのちん○ん、まだガッチガチだね♡」

彼女の言うように、俺のブツは射精直後でも萎える気配がなかった。アキラさんは逞しく反り返るソレを嬉々と見つめながら、閃いたといわんばかりの表情を浮かべる。

「コースケくんって、おっぱい好きだよね?」
「それは……」
「好きに決まってるよねー。いっつも私の胸ばっかり見てるし。いやらしく揉んできたし」
「は、はい」
「それじゃあさ」

するとアキラさんは、なんの躊躇もなくTシャツを脱ぎ捨てた。

「パイズリ……してあげよっか♡」

思わず息を呑んだ。夢にまで見たアキラさんの豊満な乳房が、ぷるん♡と一糸まとわぬ姿で目の前に零れ落ちたのだ。
片手では覆いきれないほど、たわわに育ったお椀型。その先端にはピンク色の大きな乳輪と、Tシャツ越しからでも存在感を放っていた乳首がぷくりと膨らんでいる。
「綺麗……」

無意識にそう呟いていた。デカいとかエロいとかじゃなくて、純粋に美しいと思ったのだ。今までエロ画像やグラビアピンナップで見たどの巨乳よりも魅力的だった。
そんな俺の衒いのない言葉に、アキラさんは珍しく照れ臭そうにする。

「ふーん? コースケくんって意外と“たらし”?」
「え?」
「なんでもないよ。ほら、腰上げてみ」

言われるがままに腰を持ち上げると、アヒル座りで折りたたんだ太腿を俺の股の下に敷く。すると持ち上げられた下腹部が彼女の爆乳の前に差し出される形となった。
勃起したブツの目と鼻の先には、巨大な二つの肉メロン。男なら誰もが憧れるパイズリを、これからあのアキラさんにしてもらえる。眼前の扇情的な景色と期待感が情欲をすこぶる焚きつけた。

「目つきエロいよー? このおっぱい星人♡」
「だって……アキラさんにパイズリしてもらえると思うと、俺……どうになりそうでっ……!」
「へー、そっか♡」

アキラさんは嬉しそうに微笑すると、自分の胸を両手で抱え込むようにして寄せあげる。むにゅう♡と柔らかそうな肉が形を変え、谷間が出来上がる。そしてそのまま、天を衝くよう反り返る硬いペニスを谷間の中へと埋めた。

「……あッ」

温かくて柔らかい感触に包まれ、思わず声が漏れてしまう。

「おっ♡ でかっ♡ さすがにこのサイズだと収まりきらないかー。……挟み甲斐があるねー♡」

下腹部に載っかった双乳の間から、肉棒の先端が僅かにハミ出ている。アキラさんは感心したように亀頭を眺めると、側面から両手でぎゅっ♡と押さえつけ、上下に動かしはじめた。

「あっ! んっ!」
「ほーれ……ほーれ……♡」

アキラさんは挑発的な上目遣いでこちらの反応を伺いながら、乳を上下に揺すり続ける。
こびりついた唾液と先っぽから溢れる我慢汁を潤滑油に、瑞々しくて張りのある柔肉がペニスをなめらかに愛撫する。フェラチオに比べれば穏やかな刺激だが、視覚的な興奮度は桁違いだ。
俺はパイズリでしか味わえない悦楽に浸りながら、彼女の手に合わせて柔軟に形を変え続けるおっぱいの動きに夢中になった。

「……さすがおっぱい星人のコースケくん。さっきよりも硬くなってるよ♡ パイズリそんなに気に入った?」
「はい……っ! すごく、いいです……っ! もう、アキラさんのおっぱいが良すぎて……っ!」
「ふふっ♡ そーゆー正直なところ……好きだよ? では、そんな正直者なコースケくんに問題でーす」
「……へ?」
「私のバストサイズは、なにカップのいくつでしょー?」
「バストサイズ……?? えと……結構大きそうだけど……Hカップの……95センチ……とか?」
「ぶっぶー。はずれー」

突然始まった茶番に困惑を憶えていると、彼女は悪戯っぽく笑って正解を告げた。

「――105センチのJカップ♡♡」
「……!!」

心臓が強く打った。
その数字を聞いた瞬間、目の前で俺のブツを挟み包んでいる乳房がより大きなものに見えて、どうしようもないぐらい興奮した。
「あっはは♡ 息、荒くなってるぞー? やっぱ男っておもしろいわー。バストサイズ申告するだけで、何故かめちゃくちゃコーフンするんだよねぇ」

彼女の言葉によって自分が掌の上で転がされていたことに気づく。アキラさんはこんな間抜けな男を愉悦の眼差しで見下ろしながら、両手を抑える力を強め、動きを速めた。

「ほーら♡ ほーらほーら♡」
「っ! あああっ!」

まるでこちらを翻弄するかのように、乳圧を高めたまま左右の乳房を寄せあげ、ずらし、擦り合わせる。柔らかな肌が吸い付いて縦横無尽に這い回り、にっぢゅ♡にっぢゅ♡と淫猥な摩擦音が響き渡った。

「やっぱパイズリたのしーなー♡ 今カレもパイズリ好きでさー。パイズリしてあげるって言ったら犬みたいに喜ぶんだよ。かわいかったなー。セックスの時より早くイクんだよ?」
「っ! ああっ! そんなっ、彼氏の話は、今はっ!」
「あはっ♡ 人の彼女と浮気してるクセに嫉妬しちゃうんだ……? あーあ、イケないんだあ♡」
「うぅっ……それは……っ」

頭の片隅に追いやっていた現実を突きつけられ、急に後ろめたさが湧いてくる。しかし、そんな俺の葛藤を他所にアキラさんは妖艶に微笑む。

「ふふ、良いこと教えてあげよっか。アイツと初めてヤッたときはパイズリなんてしてあげなかったよ? ……“最初”でパイズリしたの、コースケくんが初めてだから」
「えっ、そう、なの……?」
「くっふふ♡ 嬉しそうだね♡ チ○ポが優越感でバキっちゃってさあ♡ そーだよー? コースケくんは嫉妬する必要なんか無いからねー? それに、私の方から押し倒した相手だって、コースケくんが初だし」

耳障りのいい甘言が胸の内の葛藤をかき消し、心地よい独占欲に置き換わる。彼女の言う通り、自分はもう真っ当な人間ではないのかもしれない。
だがそれでも一向に構わない。だって、こうして想い人と体を重ね合えるのだから……

「ぐうっ……! あっ! はぁ……はぁっ!」
「うーん、ちん○んビクビクしてきたし、もうそろそろイッちゃいそう?」
「は、はいっ! もう……ッ!」
「りょーかい。好きなときに出しちゃっていいからね~♡」

彼女の優しい言葉にすべてを委ね、全神経を肉棒に集中させる。
搾精を促すよう胸の動きが加速し、だぱっ♡だぱっ♡とリズミカルに柔肉の塊を叩きつける音が鳴る。打ち下ろされるたびに乳房全体が大きく波打ち、柔らかくて重い衝撃が絶え間なく股間に響いた。

「っ……!! ああっ!」
「……♡ 本気
ガチ
パイズリの音ってエロくてすき♡ こっちまで気分アガる♡」

アキラさんは興奮した様子でピストンをより速め、乳圧をより高めていく。谷間に塗りたくられた我慢汁により、おっぱいがヌルヌル滑るようにペニスを扱き続ける。さらに敏感なカリ首をピンポイントに愛撫するような絶妙な圧迫感も加わり、情けない声を漏らして快楽に溺れた。
「あっ! あっっ! んっ! むりっ! もうっ! 射精

るッッ!!」
「ほーら♡ ほーらほら♡ イけっ♡ イけっ♡ ほらっ♡ イけっ♡ 105センチJカップおっぱいで射精

しちゃえっ♡♡」
そしてトドメとばかりに、ぎゅむーっ♡と双乳を万力のごとく両手で潰し、強烈な乳圧が亀頭部を絞り上げる。
凄まじい官能に襲われ、そのまま絶頂へと導かれてしまった。
――どぴゅううううううっ♡ ぶびゅううううっ♡ びゅるうううううううっ♡

痺れるような甘美な解放感とともに、鈴口から勢いよく白濁液を吹き出した。しかしそれらが辺りに飛沫することは無く、一滴洩らさず豊穣な双丘が受け止めていった。

「はぁっ……はぁ……はぁ……っ」

二度目の射精がようやく収まる。俺は肩で息をしながら、脱力した下半身をアキラさんの太腿に預けていた。

「おー、けっこー出したねー♡ ほら見て? コースケくんに乳内射精
なかだし
されちゃった~♡」

そう言って閉じきっていた双乳を大きく開くと、むわぁ♡と生臭い上気が漂った。
おびただしい量の精液が乳肌にこびりつき、谷間に白く粘ついた糸が幾筋も垂れ落ちた扇情的な景色に思わず息を飲む。
自分の欲望がアキラさんのおっぱいに全て注ぎ込まれたことを視覚的に突きつけられ、征服欲を存分に刺激される。萎れかけていた肉棒が、痛むほどギンギンに硬度を取り戻していくのが分かった。
「……マジ? まだイケんのコレ」
「多分……」
「そっかあ。それじゃあさ」

ふいに立ち上がり、慣れた手つきでパンツとショーツを脱いで生まれたままの姿になると、黒い茂みの中心に咲いた肉の花弁が顕となる。初めて見る秘所は想像以上に複雑な構造だった。生々しくグロテスクで、その神秘的な淫靡さに目が離せなかった。
「このまま……童貞卒業させたげよっか♡」

そう言って彼女は妖艶な表情を浮かべ、下半身に跨った。そして硬く反り返っている肉棒を掴んだまま僅かに腰を浮かし、湿り気を帯びた秘裂にあてがおうとする。

「ちょ、ちょっと待って! ゴムは……?」

アキラさんに襲われて童貞喪失する状況に興奮するあまり、失念するところだった。性交渉をする上で避妊行為は必要不可欠なはず。ましてや互いに真っ当な関係ではないのだから尚のことである。

「……あ~~、ゴムねー」

俺の指摘に対し、彼女はバツが悪そうに答える。

「ぶっちゃけさあ、コンドーム付けてセックスすんのあんま気持ちよくないんだよねぇ。部屋まで取りに行くのメンドイし」
「万が一妊娠したらどうするの。隣の部屋だからすぐでしょ?」
「まぁまぁ、だいじょーぶだって。多分安全日だからさあ」
「た、多分て。そんないい加減なこと言ってる場合じゃ」
「もー、いーからいーから。コースケくんだって本当は生ハメしたいでしょ? 超きもちーよー?」
「いやでも……っ」
「――チッ」
アキラさんは突然苛立ったように舌打ちし、柔和な態度を豹変させた。

「ガタガタうるせぇよ。二回も気持ちよくさせてやったんだから、ナマでヤらせろよ」
「っ!?」

普段のマイペースな彼女からは考えられないほど、ドスの利いた声色だった。表情も一転して険しく、鋭く尖らせた双眸の奥に暗い欲望を宿しているように見えた。

「……」

心臓がバクバクと鳴り止まない。アキラさんの本性を目の当たりにして驚いたのは間違いないが、不思議と恐怖はあまり感じなかった。むしろ彼女のあの低い声が脳内で反芻され、背筋をゾクゾクと震わせる背徳的な高揚感に苛まれた。
「……んー? なんかチ○ポがビクってした? ……あはっ♡ まさか今のでコーフンしたん?」
「う……」
「そっかー、コースケくんってマゾだったんだねぇ。知らなかったなー。じゃあさ……無理矢理犯される方が嬉しいよねえ♡」

アキラさんはニヤァ♡と獰猛な笑みを浮かべると、有無を言わさず亀頭を膣口に押しつけて挿入し、垂直に上体を起こしたまま強引に腰を沈めた。

「……おっ♡ 挿入感えぐっ♡」
「あっ! やめ……っ」

引き止める言葉が咄嗟に出るが、とっくに手遅れだ。
剛直がヌルヌルして温かい柔肉に包まれたかと思えば、瞬く間に根本まで呑み込まれてしまった。

「……んっ♡♡」

亀頭の先が膣奥の壁まで到達すると、アキラさんは“らしくない”高いトーンの嬌声を上げる。そして肉棒の先端があると思しき位置の下腹を細い指で恍惚と撫でた。

「うわっ♡ やべーっ♡ 奥まで届いてるよ♡ アイツのじゃ子宮降りてないと届かないのに♡」
「……っ! アキラさんの、ナカ……っ、きもちいいっ……!」
「ゴム付けなくてよかったっしょ~? ――童貞卒業、おめでとう♡」
腟内はヒダのような突起が隙間なくびっちりと敷き詰められ、その無数の肉粒一つ一つがペニスを愛おしそうに締めつける。避妊が出来てない忌避感もあったが、それ以上に初めて味わう生の女性器の感触に感動すら憶えていた。

「……にしても。こーゆーかわいい反応、なんか新鮮だなぁ。ここ最近セックスした相手ってヤリチンばっかだったしなー」

アキラさんは感慨深そうに言うと、硬く怒張するペニスを膣に馴染ませるべく、小さく円を描くようにして腰をくねらせる。
竿全体を覆う襞肉が上下左右からねっとりと絡みつく絶妙な摩擦と刺激に、思わず呻いてしまう。もしも先に絶頂していなければ今ので暴発していたかもしれない。

「大学生になるまで童貞だった初心でかわいい男の子と浮気セックスできて、いきなりガッツリ“ナマ”で、しかも強引に押し倒して犯せるなんて。……コーフンするな~♡」

彼女は愉悦に浸った顔で呟くと、ゆっくりと腰を持ち上げてペニスを引き抜く。カリ首が引っ掛かるところで再び腰を落とすと、またもやズプリ♡と音を立てて膣内に飲まれた。

「っ!」
「♡ 腰落とすと、お腹にクる……♡ ああ、我慢できないよっ♡ もう動くっ♡」

アキラさんは蹲踞の姿勢で挿入したまま、腰を上下に動かしはじめた。

「んっ♡ ふぅ……っ♡ コースケくんのっ♡ 硬いのっ♡ ま○この奥っ……きもちいトコ、グリグリ、キてっ♡ っ♡ クセになるっ♡」

いきなり遠慮もなにもないペースの速いピストン運動を繰り返し、肉棒が膣奥を突き上げるたび凛々しい低音ボイスを艶めかしく上擦らせた。
抽挿が行われるなか、膣壁が密閉して包み込むよう収縮し、締めつけによる圧迫感を伴ってペニスを容赦なく擦りあげる。自分の意志とは関係なく一方的に与えられる快感に、俺は情けなく喘ぐことしかできなかった。
「あっ♡ んっ……♡ んーっ♡ んんーっ♡ ああんっ♡」
両足をあられもなく開いた体勢のおかげか結合部がよく見える。愛液にまみれになって光沢を放つ俺のモノが、秘裂に何度も出し入れされる様はあまりにも淫猥だった。

「あーーっ♡ あんっ♡ あっ♡ んっ♡ ああっ♡」

彼女が腰を振りたくる都度、結合部からじゅぷ♡じゅぽ♡と蜜壺を肉棒が掻き混ぜる水音と、パンッ♡パンッ♡肉を打ちつける衝突音が部屋に響き渡る。
セックスによって生じる卑猥な音で頭の中がいっぱいになり、オナニーでは決して味わえない甘美な饗宴に身を委ねていた。

「あっ♡ ……ああっ♡ んっ♡ やっばっ♡ 硬くて♡ 長くて♡ 太いの♡ お腹で暴れるっっ♡ こんな女泣かせなモノ持ってるのに♡ なんで童貞だったのっ♡」
「ぐうっ! 恋愛とか……興味無くってっ! でもっ……こんなに好きにっ、なったの……アキラさんが、初めてでっ!」
「……♡♡ かわいいこと、言ってくれるじゃん♡ あっ♡ そんなこと言われたらさあっ♡ もうっ♡ どうにかなっちゃうってっ♡」

アキラさんは上体を少しばかり倒して両手を俺の腹筋に置くと、今まではほんの小手調べだったと言わんばかりに腰を打ちつけはじめた。

「んっっ♡ あーーっ♡ この角度っ♡ やばいっ♡ コースケ、くんのっ♡ ちん○ん 、さっきより深いとこまでクるっ♡ んっ♡ んんぅ♡ 子宮口っ♡ 叩かれるっ♡ あっ♡ あーっ♡」

情熱的なセックスの快楽に蕩けたアキラさんは、より短いスパンでより深く腰を振るう“杭打ちピストン”に耽溺し、ベッドのスプリングを激しく軋ませた。

「あっ♡ あんっ♡ あっあっあっ♡♡ んっっ♡」

彼女の顔のすぐ下にある105センチJカップ爆乳が、腰の動きに合わせて揺れている。表面にはさっき出した精液がまだ付着していて、時おり汗と一緒に飛沫してくる。そのあまりに官能的な情景にますます興奮を煽られた。

「あっ♡ ああ”っっ♡♡ ん”っっ♡♡ あ”っっ♡♡ あ”ーーー♡♡」

上擦っていて艶っぽかった喘ぎが、次第にトーンが低く濁音混じりな“獣の鳴き声”へ変化していく。白い肌は紅く上気し、汗で濡れそぼったウルフカットの黒髪が色っぽく振り乱れる。口はだらしなく開かれて涎を垂らし、クールな双眸はとろんと欲望に潤んでいた。

「あ”あ”っ♡♡ あ”っあ”っあ”っあ”っあ”っあ”っ♡♡ あ”ーーーーーっ♡♡」

野性的な喘ぎ声、肉と肉がぶつかりあう音、途切れることなく軋むベッド、膣に満ちた愛液を掻き混ぜる水音、蒸発した汗の淫靡な匂い、弧を描くように揺さぶられる豊満な乳房、そして意中の女性が肉欲の赴くまま激しく踊り狂いながら俺の雄肉を貪る痴態。その全てが射精欲を高め、陰嚢の中でぐつぐつと子種液を煮えたぎらせた。
追い打ちをかけるよう膣内がさらにキツく収縮し、いよいよもって我慢の限界を迎えはじめる。

「あきらさっ! んっ! もうっ! 射精

そうだからっ! はや、くっ! 抜いてっ!」
「あ”あ”っ♡♡ あ”ーーっ♡♡ やだよっ♡ あと、ちょっ、とでぇっ♡ ん”あ”っ♡♡ 中イキしそっ♡ なのにさァッ♡ あ”あ”っ♡♡ 抜くわけぇ♡ ないだろッ♡ あ”あ”あ”っ♡♡」

すぐそこまで迫る射精感を主張するも、彼女は自分の性欲を満たすのに夢中で一向に聞き入れてもらえない。避妊無しの膣内射精に対する焦燥感と“アキラさんを孕ませたい”という生理欲求とが頭の中で交差し、自分でもどうしたらいいのか分からなくなってしまう。

「ッ!! もう! やばっ! あああっ!! ……射精

るっ!!」

だが腰の奥からこみ上げる甘美な痺れに欲望を掻き立てられ、結局俺は中出しの誘惑に屈してしまった。
体が射精する準備を完全に整え、腹筋にぐっと力が入る。

「ん”っっ♡♡ あ”ーーッ♡♡ あ”あ”あ”~~ッ♡♡ イグぅッ♡ イっぐうぅっっっ♡ いぐ、いぐいぐいぐいぐぅッッ♡♡♡ あ”あ”あ”ーーーーっ♡♡♡ イ”ック”ぅッッ♡♡♡ ~~~~~~~~っ♡♡♡♡♡♡」

膣の最奥にある子宮口をひときわ強く貫いた瞬間、アキラさんは唇を噛み締めながら、くぐもった悲鳴をあげる。雷に打たれたかのごとく全身が硬直し、弓なりに背中を反らせてビクンビクンと痙攣した。
刹那、竿全体を覆い尽くす膣肉がぎゅぅぅぅ♡と締め上げてくる。その強烈な快感に耐えきれるはずもなく、あえなく射精へと至った。
――どびゅるううううううっ♡ ぶびゅるううううううっ♡ ぶびゅるるるるーーーっ♡

甘ったるい解放感とともに白濁の欲望を吐き出す。熱い奔流が尿道を通り抜け、鈴口から噴出するたび意識が飛びそうになるほどの快楽が押し寄せた。

「……あ”ッ♡♡♡……あ”ぁっ♡♡♡……あ”あ”ぁぁぁ♡♡♡」

アキラさんは絶頂によってもたらされたオーガズムの波に飲み込まれ、焦点の合わない瞳を虚空に向けながら呻いていた。
彼女の絶頂に呼応し、膣襞が生き物のごとく複雑に蠕動して徹底的にザーメンを搾り取ろうと動く。それに負けじとペニスも力強く脈動し、子宮内に精を充填していくのだった――

「ふわぁ……♡ 初めてで中イキはヤベぇなぁ♡ 身体の相性最高だよ……♡」

絶頂の余韻からようやく解放されていた俺とアキラさんは、そのままベッドで横になっていた。疲労感のあまり後処理をする気力も湧かず、シーツは行為の残滓で汚れ放題だ。

「ごめん。アキラさん。なにかあったら俺……責任取ります……」

彼女の秘裂からドロドロと溢れる白濁を一瞥しながら謝罪する。中出しの達成感に悦んだのは最初だけで、時間が経てば経つほど後悔と罪悪感が募っていくばかりだった。
不貞行為を甘んじて受け入れたばかりか、他人の女を孕ませようとしたのだ。俺はこの咎をこれから一生を背負って生きていくことになるのかもしれない。
「なんでコースケくんが謝るのさ。私が避妊を拒否っただけでしょ?」
「だとしても、恋人のいる女性を寝取って、無責任中出しをしてしまった事実は変えられないよ……」
「ふーむ。たしかにねぇ。……うん、わかった。コースケくんの悩みを取り除いてあげよう」

するとアキラさんは思い立ったようにスマホを取ると、素早く液晶画面をタップする。それから数分が経過し、画面にポップした通知を確かめると、清々しい表情を浮かべた。

「――はあ、スッキリ♪」
「? どういうこと?」

アキラさんの言っていることが理解できず困惑していると、彼女は不敵に笑いながら答えた。

「たった今、彼氏と別れた」
「はぁ!?」
「実はさー、もともと関係が冷めてたんだよね~。なんなら向こうも浮気してやがるし。だからまぁ、“切る”にはちょうどいい機会だったかな? あ、ちなみに中出しのことは心配しないで。後でちゃんとピル飲むから」

あまりにあっさりと告げられた破局の報せに絶句する。しかしながら、当の本人は何事もなかったかのように身体を抱き寄せてきた。

「そういうわけでさ、これからは恋人として心置きなくラブラブえっちしまくろうね♡ コースケくん♡」

そう言って彼女は首元にキスしてきた。
何はともあれ、これで佐藤晶と正式に恋人同士になれる。こんな願ったり叶ったり、嬉しくないはずなのに。さっきから心がざわついていた。

「……あれ? なーんか、あんま嬉しそうじゃないね?」
「いや、嬉しい……はずなんだけど……でも……」
「でも?」
「なんていうか。彼氏さんのように俺もいつの日か、アキラさんにあっさり捨てられちゃうのかなって思うと……。いや、ごめん……なんでもない……」

別れへの無頓着ぶりを見るかぎり、アキラさんは今までくっついては離れてを繰り返してきたタイプの人間だ。
だったら自分だって例外ではないはず。いつかは冷めて飽きられて浮気されたあげく、突然別れ話を切り出されて呆気なく関係が終わる。そう考えてしまうと、どうしても素直に喜べなかったのだ。

「……♡♡♡」
「んぐっ!?」

ところが彼女は唐突に俺の唇を強引に奪い、舌を入れて口の中を蹂躙してきた。脳髄を痺れさせるようなディープキスの快感に、収まっていた昂りが蘇る。
そうしてひと通り堪能し終えると、満足したように口を離した。

「大丈夫だよ。コースケくんがコースケくんであり続ける限り、一生キミを手放すつもりはないから。……こんなクズ女だけどさ。これからもよろしくね」

――コースケくんがコースケくんであり続ける限り。
あれから何度尋ねてみても、その意味を教えてくれることはなかった。
でも知らないままでもよかった。たとえ有限の関係だったとしても、“彼女の恋人”であり続けることが俺にとってなによりの幸せなのだから。

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