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高飛車お嬢様リシアとの射精我慢ゲーム

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一戦目

リシア・オルヴィアンという女は悪女だった。幼い頃から我儘で、何かあれば癇癪を起す。自分が一番でないと気が済まない性格で気の強さも一級品。見た目こそ花のように美しかったが、その中身は猛毒。オルヴィアン家が他の貴族の家よりも強い力を持っていたことも災いしてリシアの勢いは止まらなかった。

貴族のパーティーでリシアに目を付けられた令嬢は社交界での立場を失い、孤立を余儀なくされる。そういったこともあってリシアの周りには常にリシアの機嫌を窺うような取り巻きが男女問わず何人もいた。同じようなことを何度も囀る人間たち。リシアにとっては皆のっぺらぼうのように個性無く見える。数少ない例外はいるものの、自分の機嫌を窺うことでしか生きられない弱い人間が殆ど。幼い頃から権力のトップにいたリシアはある種達観していた。リシアに逆らえるのは王族、公爵の家系くらいのもの。機械のようにリシアの美貌を称えるだけの周囲にリシアは辟易していた。リシアの日常は退屈に塗れていた。その退屈さがリシアの高慢さに拍車をかけていく。

「人生ってつまらないですわね」

この言葉は齢18歳にして発せられたリシアの言葉。そんなリシアに唯一平民で反抗的な態度をとっていた人間が一人いる。権力の絶頂にあったリシアに対して反抗的な態度を取っても許される平民が一人いたのだった。

リシアと同じ18歳の少年。その人間は精悍な顔つきをした目つきが鋭い少年だった。その少年の名前はフェリクス・バロット。リシアの唯一の『専属』の従僕だった。リシアの従僕となった人間は三日も持たずにその職務を放棄し、仕事を辞めていくのが通例。唯一リシアの従僕として残っていたのがこのフェリクスという少年だった。

「フェリクス、お茶」

「面倒だ。自分で淹れろよ。どうしてもという命令ならやるが、お前が淹れたほうが上手いだろ」

「この私にそんな言葉を吐くのは貴方くらいですわ。別にいいですけれど」

フェリクスは平民だ。面倒だ、自分で淹れろよという言葉は無論フェリクスのもの。平民と貴族の差は絶対とされるこの世界で、しかもリシアに対してこんなセリフが吐けるのはフェリクスという男くらいだろう。王侯貴族ですら息を呑むリシアの美貌と釣り合った権力に真っ向から睨み返してくるフェリクスという男。フェリクスは変わっていた。この貴族を頂点とする社会で貴族を敬うことなく過ごしている。使用人として最低限の業務は行っていたが、必要以上に謙らない。その在り方がリシアの心を惹きつけた。

リシア・オルヴィアンはフェリクス・バロットに恋をしていた。なんとか彼を振り向かせたい。しかし自分から告白しに行くなど言語道断だとリシアは思っていた。フェリクスという使用人自らが自分に告白してこそ、貴族として相応しい。ならばどうするか。リシアは鏡で自分の身体を見る。必要なところが丸みを帯びた美しい体つき。王国の黄金比と謳われた美しい顔に、柔らかそうな唇。瑞々しい肢体に、男好きしそうなハリのあるもちっとした肌。煽情的な背中からお尻にかけてのライン。膨らんだ果実のような双球。その美しい女性としての姿。

「言葉は不要ですわね。私の体一つ、そして技術であの生意気なフェリクスを篭絡させてみせましょう。伽の練習は習得済み。普通の平民の男なぞこの私の完璧な色気で落とす。これぞ完璧な戦略ですわ」

王国の令嬢は将来嫁いだ際の伽の為に講習を受ける。その講習でリシア・オルヴィアンはトップの成績を誇っていた。王国の性教官すら射精に導いたリシアの手淫は並の男が耐えられるものではない。女性に触れたことのない童貞であればリシアに睾丸と鈴口を数回撫でられただけで精を漏らしてしまう。リシアの性への技量は並外れていた。唯一、貴族の生徒で性教官を射精に至らせた天才。熟練の娼婦の手淫ですら絶頂させることは難しいと言われている教官相手にもその技量と美貌で男を屈服させてみせた。

リシアは教官との指導を思い返す。どんな手段でもいいから男性を射精に導けという講習。教官の背中に柔らかい自身の双球を押し付けて、教官のズボンから男性器を出す。

「どうか私の胸の感触でボッキ、してくださいまし――」

男の耳元でリシアはささやく。熱に浮かされたように教官の目がとろんとして股間に硬さが出てくる。リシアは右手で教官の股間の竿に触れて、左手で睾丸を優しく揉む。

「男性の睾丸って柔らかいですわね。ここで精子を作っているんですわよね。ここで作ったたくさんの白いのを私に見せてくださいまし♪」

リシアは竿を上下に扱く。激しく扱いているわけではない、緩やかに確実に射精へと導くような動き。左手で睾丸を揉みながら右手で硬度が増していく竿を扱く。

「教官のおちんちん、硬くなってきましたわ♪ まさか教官とあろうものが生娘である私に射精させられるんですの?」

耳元で囁かれたリシアの言葉に教官の身体が震える。鈴口から我慢汁が滲み始め、股間が上を向く。リシアは教官が最大限にまで股間を勃起させたことを悟ると、左手を鈴口を撫で始める。その後、十秒ほどその作業を続けて教官の睾丸が上へ上がってきたのを確認すると、陰嚢から登ってくる精子を竿から鈴口へ輸送するように竿を扱く。

「タマタマが上がってきましたわ♪ 教官を射精させたとしてまた私の伝説ができます。さあ私の手の中でたっぷりと白いのをお出しなさい。この私の美しさを目に焼き付け果ててくださいまし♪」

教官の睾丸から登ってくる精子を逃さないように的確にリシアは竿を上下に扱いて、精子を上に運んでいく。

「男の子の穴がヒクヒクしてますわ♪ もうすぐ射精してしまうんですわね♪ 教官、ゲームをいたしませんか?」

「ゲ、ゲーム?」

もうすぐ絶頂しそうな教官は息を荒げてリシアに聞き返す。

「私の人差し指で教官の尿道に蓋をしてあげます♪ 教官が射精の勢いで私の人差し指を押し上げられたら私の勝ち。教官が射精を我慢できたら私の負けです。いっぱい精子をお出しになって私の指を押し上げてください♪」

リシアが教官の亀頭を人差し指で蓋をする。もうすぐ絶頂しそうな、射精間近の股間にもたらされたリシアの必殺の一撃。同時に反対の手で裏スジを撫でる。

「あっ…!!」

教官がリシアの手淫の快感から漏らした言葉。勢いよく精子が登ってくる勢いを確認したリシアは教官の射精を確信する。

どぴゅ!! どぴゅ!!

「あっ…♪」

教官の精子と同時に漏れるリシアの歓喜の声。初めて男を射精させたリシアの喜びの声だった。

凄まじい勢いでリシアの手の中で脈動するペニス。リシアの人差し指を押し上げるように、精子が男のペニスから吹き出す。漏れ出る精子を優しく右手で受け止めてリシアは微笑んだ。教官は悪女と謳われたリシアの微笑みを見ながら自身が射精したことを自覚して赤くなった。それも初めて性行為をした少年のようにリシアの手の中で大量に精子を漏らしている。

「恥ずかしがる必要はありませんわ、教官。男であれば私を見て興奮し、勃起してしまうのは当然。この私に『ソレ』を手で握られれば射精してしまうのも必然。今はただ漏らし続けなさい。男である悦びを私の手の中で証明し続けてくださいまし♪」

教官の脈動するペニスを呆れた目で見ながら尿道の中に残っている精子までひり出すリシア。

リシアの射精我慢ゲーム一戦目。リシアの勝利。

この物語はリシアの勝利を記録し続ける物語であり、リシアがフェリクスと結ばれるまでの物語である。

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