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高飛車お嬢様リシアとの射精我慢ゲーム

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三戦目

リシアにとってフェリクス以外の男は興味の外。ただ自分が男を悦ばせるためのテクニックを学ぶための踏み台にしか思えていなかった。自分の部屋を掃除するフェリクスを見てその事実をリシアは再確認する。

「リシア、部屋は掃除しておいたぞ」

「ありがとう、フェリクス」

 フェリクスを見ると高鳴るリシアの胸。リシアはいつだってフェリクスに襲われる準備ができていた。服装にぬかりもなく、下着も男の気分を盛り上げやすいものを選んでいる。リシアは妄想の中で何度もフェリクスを犯しているが、リシアはまだ実践が足りないと考えていた。リシアには男を篭絡させるための色仕掛けや技もあったが、まだ実際に試せていないテクニックもある。リシアは自分の大きな胸を見る。リシアは自分の胸を使った技を試したいと考えていた。オスロー相手にリシアは自分の胸を晒したが、胸を直接出した瞬間にオスローは我を忘れてリシアに魅了されていた。その姿を思いだしてリシアはふと笑いそうになり、同時に男たちにとって自分の年齢にそぐわない大きな乳房は武器になるとリシアは感じていた。

 次はおっぱいを使った性の技で男を悩殺し、虜にする練習をするとリシアは決めた。部分部分でリシアは男好きするような自分の肉体をうまく使って男を骨抜きにしていたが今度は本格的におっぱいで男を仕留めに行くプランを組み立てる。

「男は女に自分にないものを求めるもの。次は本格的に私のおっぱいを使うとしましょうか。私の超絶テクニックの前に男なぞ跪かせてやりますわ。ふふふ」

「…何一人で笑ってるんだ?」

 機嫌良さそうに高笑いするリシアを不気味そうにフェリクスは見ていた。リシアが男を襲うのも全てはフェリクスを虜にするための前座に過ぎない。フェリクスがリシアに愛の告白をすれば一連の出来事も解決の様相を見せていくのだが、そのことをフェリクスは知る由もなかった。

 リシアは自分の踏み台にする標的をすでに決めていた。自分と同格の家格を持つティルウィンド家の長男であり、一人息子であるペトロ・ティルウィンド。リシアは前々から彼を標的にしようと決めていた。リシアが社交界に出る度にいやらしく絡みつく視線。頻繁に届くペトロからの宝石類のプレゼント。ペトロはことあるごとに国一番の美女と名高いリシア・オルヴィアンに熱烈なアプローチをしかけてきていた。性格は我が道を行くリシアであり、余人には受け入れがたいとされているリシアだったがその容姿の美しさは宝石にも劣らない。社交界においても『薔薇姫』と称されるリシアは、トゲはあるが見る者を魅了する花のような存在だった。

 リシアに恋心を抱く貴族の男たちは少なくない。その高慢な性格は知れ渡っていたが、それでもリシアを組み伏せてこの手で抱けるなら――多少のデメリットを無視してもリシアを自分の手にしたいという男は後をたたなかった。ペトロという同年代の少年もリシアに歪んだ欲望を持った男の一人である。

「君が僕の屋敷に来てくれるとは思わなかったよ、リシア」

 ある日の昼下り、互いの家の交流を深めるという名目の下、リシアはティルウィンド家の本邸へと足を運んでいた。本来外出の際は使用人を側に付けていたが、今のリシアにとってこの場にフェリクスは邪魔な存在。自分を下品な目で見るペトロの顔はリシアの目には醜悪に映るが、これでペトロは貴族の令嬢に人気の男性。一般的な感性から見ればペトロの顔立ちは整っていて、リシアと並べば絵になる容貌だった。

「貴方の家ではなく、貴方の両親の家でしょう?」

「言ってくれるね。でも最終的には僕の家になる」

 ペトロの部屋でリシアはペトロと二人きり。リシアの目に映るのは悪趣味で煌びやかな調度品と家具の数々。早急に自分の要件を済ませて、リシアはこの空間から抜け出したかった。ペトロのねっとりした視線もリシアの嫌悪の対象だ。

「僕の誘いを散々無視してくれた君が今更何の用だい? ようやく僕の女になる気ができたかな?」

「まさか。そんな気は一切ありませんわ。ただ貴方と一つゲームをしたいと思いまして」

「ゲーム? 何のゲームだ?」

 リシアが持ちかけるのは無論、射精我慢ゲーム。リシアの目的は男の理性を崩壊させ、本能を引き出して男を絶頂させること。射精を我慢させる制約を立てた上で男が射精してしまった場合は男の本能が理性を上回った証になる。フェリクスを誘惑し、自分に夢中にさせるための経験を積むためにリシアが考案したのがこの射精我慢ゲームだった。

「射精我慢ゲームですわ。私が今から貴方を誘惑し、射精まで導きますので射精したら貴方の負け。射精せずに私の責めを耐えきって私を絶頂させれば貴方の勝ち。勝ったらご褒美は私との本番セックス。どうですか? 貴方も興味があるでしょう?」

 リシアはペトロの部屋のベッドに腰掛けて、染みひとつない綺麗な足を開く。白い足から覗くリシアの白いショーツとリシアの挑発的な表情にペトロの股間がほんの少し疼き出す。

「ははっ。確かに面白そうなゲームだ。お高くとまってた女が随分とはしたないゲームを僕に持ちかけるじゃないか」

「お高くとまってたわけではありませんわ。貴族として嫁入りした際に殿方を悦ばせる技術は今の時代に必須。これはその予行練習のようなもの。私とのゲーム、乗りますか?」

 リシアからの提案をペトロは二つ返事で受け入れる。

「いいだろう。そのゲーム、やろうじゃないか。僕は女の子を何人も抱いてきた。その手の経験は豊富だ。君は確かに綺麗だが、遊ぶ相手を間違えたな。ただで薔薇姫とセックスできるなんて光栄だよ」

「貴方が射精を我慢できれば、ですけどね」

 リシアは心の中でペトロを嘲るように笑う。リシアと対面しているだけでペトロのペニスは硬くなりかけていた。ペトロのズボンの中でヒクヒクと動くペニスをリシアは確認する。どうペトロを仕留めるかリシアの中で計算が終わった。

「ではゲーム開始ですわ。まずは完全に勃起させてあげますわね♪」

 リシアはペトロに近づいてまずはキスをする。リシアには試したい技があったのだがこの様子ではそれを使うまでもないという試算が出た。その事実にリシアは落胆しつつも、ペトロの男としての絶頂を深く引き出すために動く。

「あむ、ふぁむ、ちゅ」

 リシアとペトロの口が重なる。リシアの舌がペトロの口内に侵入し、ペトロの舌と絡み合う。ペトロはベッドに座るリシアを抱き寄せて、ついばむようにリシアの口を堪能していた。

 むにゅり。

 リシアを抱き寄せた時にペトロの胸元で潰れるリシアの暴力的な乳房の感触。リシアが着ていたワンピース越しでの感触だったが、ペトロの脳がその感触を認識したと同時にペトロのペニスがズボンの中で上を向き始める。ゲーム前からペトロはリシアに挑発的な目でパンツを見せられていた。その興奮が重なってペトロの股間は理性で抑えが効かず、血液がペニスに集中する。

「あっ♪ 勃ちましたわね♪ このままビュービューさせてあげますから期待しててください♪」

 ペトロに抱き寄せられた時にリシアが感じた腰からの硬い感触。それがペトロの勃起したペニスであることはリシアからしてみれば明白だった。嬉しそうに淫らに笑うリシアを見て思わずゴクリ、とペトロは喉を鳴らす。

 お互いにキスの余韻である唾液の橋を作りながら至近距離でリシアとペトロは向かい合う。リシアから感じる甘い匂いにペトロのペニスは無意識にヒクヒクと動いていた。

「やはりおっぱいを押し当てるだけで男の子の反応は違いますわね♪ もう私でしかオナニーできないくらいに貴方を興奮させて堕とすつもりでいますから覚悟してください♪」

「あまりいい気になるなよ…!! こうしてやる…!!」

「きゃっ…♪」

 ペトロはリシアをクルリと回転させてリシアの胸を背後から揉みしだく。リシアの脇の間から手を伸ばしてペトロはリシアの果実、その胸に触れた。ペトロ本人は愛撫のつもりだったが、リシアに高められた興奮でやや手つきが乱雑になる。それどころか服越しとはいえ、感じているリシアの胸の圧倒的ボリュームにペトロのペニスから先走りが漏れ始める。リシアの身体の甘い匂いとリシアの胸の感触にペトロは興奮しきっていたが、ペトロはそれをリシアに悟られないように胸を触っていた。

「あんっ♪ んんっ♪ あっ♪」

 ペトロがリシアの胸を揉むたびに漏れるリシアからの甘い喘ぎ声。ペトロはリシアの喘ぎ声を聞いてリシアが自分の手で確実に気持ちよくなっていることを感じ取り、気分が良くなってくる。

「もっと揉んで♪ つまんで♪ 乳首の下のとこ、んんっ♪」

「ここか、リシア。いいぞ、僕の手でもっと良くしてやる…!!」

 リシアの細い腰がもぞもぞと動きペトロのペニスに刺激を与える。また自然とペトロはリシアの胸を揉むたびにリシアの背中に自分のペニスを打ち付けていた。ペトロがリシアの片手で収まりきらない胸を揉む度に、ペトロの勃起したペニスがリシアの身体に当たり刺激を生む。ペトロのペニスの尿道から漏れる液体が粘性を帯びて、ペトロのズボンを汚す。

「あっ♪ んっ♪ ああっ♪ 」

 ペトロはリシアの胸の感触に夢中になっていた。自分の好きな女の子が自分の手の中で胸を触られて、気持ち良さそうに喘いでいる。その事実にペトロの興奮は最大限にまで高まっていた。ペトロのペニスが真っ直ぐに引っ張られていく感覚。輸精管が伸び切って精子を尿道へと運ぼうとする。

 しかしリシアが絶頂するまでは自分が射精するわけにはいかないとペテロは思い、力を込めて快感の波を押しとどめる。最早胸を揉むというより力むための力の拠り所としてリシアの胸を揉むペトロ。リシアは多少の痛みを我慢しつつ、声を出す。

「ああっ♪ んんっ♪ いやんっ♪」

 リシアはぷるぷると震え、必死に射精の快感に抗おうとするペトロに苦笑しつつ、ペトロにとどめを刺そうと右手をペトロのペニスの睾丸に沿えて、ズボン越しに睾丸をさする。

「我慢しなくていいですよ♪ 可愛い女の子の胸を揉み続けたら射精しちゃうのも当然です♪ 気持ちよくズボンの中でどっぴゅんしちゃってください♪ 私のために作ってくれた精子いっぱい見せてください♪」

「あ…ああ…」

 ペトロはペニスの奥に熱を感じた。これまでに感じたことのない快感の波。リシアに睾丸をマッサージされながら、輸精管から精子が竿を通ってペニスの外へ出ようとする。ペトロの射精の兆候を感じ取りながら、リシアはペトロの睾丸を優しく揉み続ける。ペトロの竿から登ってくる精子を竿に沿ってなぞり、リシアの手がペトロのズボン越しにペニスの裏スジを撫でた。ペトロの竿から登ってくる精子がリシアの手の導きに従うように外へと飛び出る。

「で、出るぞ!!」

「はい♪ たくさん射精してください♪」

 どぴゅ!! どぴゅ!!

 ペトロのズボンの中で脈打ちペニス。自分で慰める時とは比較にならない量の精子が自分の股間から溢れ出てくるのを自覚して射精と同時にペトロの顔は恥ずかしさで熱くなっていく。

「恥ずかしがらないでいいですわ♪ 私の身体で気持ちよくなりすぎてしまったのでしょう? 今はただ自分の欲望をパンツの中で吐き出し続けてください♪ 」

 とくんとくん…

 ペトロの意思に反して射精は止まらずに精を吐き出し続ける。リシアの胸の感触と甘い匂いに魅了されて、ただ胸を揉んでいただけでペトロは絶頂に至っていた。リシアの喘ぐ声や感じている姿も演技だったが、ペトロはそれに気付くことなく、喘ぐリシアの声を聞いてペニスから精子を漏らし続ける。

「んっんっ♡ このままいっぱい出しなさい…♪」

 ペトロの手の上に自分の手を重ねるリシア。快感で震えるペトロに優しくリシアは自分の胸の感触を教えるように手を動かす。

「この感触を忘れないように、寂しくなったら私を思い出してヌいてください♪」

 どぴゅ!! どぴゅ!!

 リシアの言葉に返答するかのように勢いよくペトロのペニスは激しく脈打ち、精子を漏らし続ける。

 リシアの射精我慢ゲーム三戦目。リシアの勝利。

 この一件以来、よりペトロからリシアへのアプローチが激しくなるのだがそれはまた別のお話。

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