Hカップ元グラビアアイドルの兄嫁に托卵セックスを頼まれた結果、子作りするだけのはずがデカチンと特濃精液で完落ちさせ毎日寝取る仲になってしまった
会社帰りに古本屋へ寄ると、本棚の一角で気になる本が見つかった。
『暁もえ ~Summer~ 2ndフォトブック』
自分が好きなグラビアアイドルの写真集がそこにあるというだけで、胸がときめいてくる。
背表紙を見たところ傷はない。帯まで残されているようだ。
期待を込めてその本を引き抜いた。
表紙には、真っ白な歯を見せて笑う白肌の美少女が映っている。
ショートヘアと笑顔の爽やかさに反して、服装は破廉恥気味な小さめビキニ。
カメラ目線で前屈みになり、胸の手前で組んだ腕へこぼれるような巨乳が乗っている。
爽やかなビーチを背景に、紙面の中心は水色の布地と輝くような双乳がたっぷりと占めていた。
焦点から外れた下半身もしっかりと表紙の片隅に映り込み、ムッチリした太ももや前からでも見えるほどの尻肉で誘ってくる。
表紙を見ただけで感嘆のため息が漏れてきそうだ。
状態は……やはり良い。さすがに少し折り目はあるけれど、コーヒーをこぼしたシミとかいった汚れは全くない。
帯がついているのも嬉しいポイントだ。
『Hカップの水着カノジョといちゃいちゃデート❤︎』
なんとも直球の文言である。
まあ、巨乳の女性が嫌いな男はなかなかいないからな。
俺みたいな三十路近くのサラリーマンだって、『Hカップ❤︎』と見ただけで子どもの頃のようにワクワクしてくるし。
──個人的には、暁もえの魅力は下半身の方にこそあると思うけどなあ。
少しページをめくっていくと、すぐに確信を強くしてくれる写真に出会った。
背景からすればシチュエーションは『海辺のホテルでテレビを見る彼女』といったところか。
彼シャツを意識しているのか、大きな白シャツを羽織った暁もえがベッドに寝転がっている。
カメラは彼女の足のほうに来ており、折り曲げてぱたぱたと揺らす生足からうなじまでを一望できる構図になっていた。
立ち読みしながら、少々うなってしまう。
あの暁もえとデート。ホテルでくつろぐ無防備な姿を背後から眺められるドキドキ感……。
そしてこの構図なら、彼女の下半身の美が余すところなく堪能できる。
白く細っこい脚を根元へ遡っていくと、膝のあたりからたっぷりと肉感がついていくのが分かる。
股のほうでは両脚のすき間がどんどん狭くなっていき、重力で軽くつぶれたスベスベの肌を満たしているのが扇情的だ。
だが本番はここから。写真に映された1つ1つのピクセルを舐めるように観察していくと、太ももよりも増してインパクトのあるポイントに気が付く。
尻だ。
見ているだけで勃起が止まらなくなるような、日本人離れしたデカ尻がそこに実っている。
オーバーサイズのシャツを着ているから、背中からお尻にかけてのほとんどは隠れている。だが彼女の巨尻はそれにも負けず、ひっそりと、しかし目が離せないエロスを醸し出しているのだ。
窓辺から射す光を受け、豊満な山で影を作るお尻。
シャツの裾をもちもちの肉で持ち上げ、水色と素肌を覗かせるお尻……。
やっぱりため息がこぼれた。暁もえは最高の美少女だ。
ある別の写真集を購入したとき、メジャーとツーショットで『ヒップ107cm❤︎』と計測されていたっけ……そんなカラダでビキニ着られたらデートどころじゃないだろ。
「ごほっ!」
「!」
わざとらしい咳払いが聞こえてきて、食い入るように立ち読みしてしまっていたことに気が付く。
……しかも、股間が完全に膨らんでしまっているではないか。
あたりの通路には他の客もいる。そんな中立ち読みでフル勃起するなんて、我ながらとんでもない男だな……。
もちろん立ち読みだけで去るつもりはない。暁もえの本なんか値段さえ見ずに買う名品だし。
しかしなんだ、このままレジに行くのは気が引けるな。
──困って頭を掻いていると、スーツの中でスマホが震えだした。
電車を降りてからマナーモードを切り忘れていたようだ。
会社関係のことなら着信音を分けて判別できるようにしているのだが、鬼が出るか仏が出るか……
いや、この番号はまさか!
「もしもし、萌枝
もえ
さん?」
「こんばんは。浩二さん、いまお仕事終わったところでしょうか?」
俺は足早に店を出て、道路の端で喋り始めた。
あたりには生暖かい空気が立ちこめる。しばらく古本屋の中にいたのに、気温も明るさも衰えている感じがしない。夏だな……。
「うん……萌枝さんから電話くれるなんて珍しいね」
「実は夫の代わりに、話したいことがあるんです」
「兄貴が何か? 単身赴任してるって聞いたけど」
「ええ……なので伝言をしたいんです。もしよければ、直接お会いしたいのですが……今晩はさすがにご迷惑でしょうか?」
少し考えた。兄の家は一応徒歩圏内にある。夕食はどうせ牛丼屋あたりで済ますつもりだったし、帰りは遅くなっても構わないか……。
「そんなことはないよ。ええと、20分くらいで着くと思う。また後で」
「急なことですみません。ありがとうございます……」
そこで通話は終了した。
突然の電話……それに最後の一言は震えているように聞こえた。
日々苦労だらけの営業マンとしては、言葉の端々やタイミングにまで不穏な気配を感じ取ってしまう。
が、義理の姉に呼ばれれば行かない理由はあるまい。
俺は兄の家へ歩こうとして……一旦きびすを返して、古本屋でさっきの本を買っていくことにした。
2nd写真集は俺のコレクションにもないレア物の1つだ。これを逃す手はありえない。
──ビジネスかばんの中に『現役時代』の写真集があるなんて、萌枝さんは想像だにしていないだろうけどな。
─────
彼女と初めて出会ったのは、実は兄貴が結婚した後。去年の夏のことだった。
『はじめまして、萌枝です』
『は、はい。はじめまして、弟の浩二です』
大きな目で二重まぶたを細めて笑いかけられただけで、ちょっと挙動不審になってしまったことを覚えている。。
動揺しつつも、恥ずかしがって俯くのはまずいと思った。
彼女が兄嫁で失礼にあたるからではない。
胸がでかすぎたからだ。
童顔とショートヘアの愛らしい雰囲気に似合わず、セクシーな紫色のノースリーブニットを豊満な巨乳が押し上げていた。
肩にかけたハンドバッグのヒモはよりによってその谷間を渡り、柔らかく深々とした部分をしっかりと強調してくる。
少しでもそちらに顔を向けたら、ガン見してフル勃起してビンタと兄のグーパンチを食らうのが目に見えていた。
『兄貴。いつの間にこんな美人さんと付き合ってたんだよ』
『いやぁ……仕事のおかげというか』
照れ隠しに兄を小突くと、俺の方がフッと冷静になってしまうほど照れているのが分かった。
兄の勤め先は、簡単に言えば広告代理店。
大学院を出てからその会社一筋で働いているから、次第に芸能界との人脈ができてきた。
そこには現役で活動している人々も、引退後の人生を過ごしている人々も含まれており……
あるときヨガスタジオで働いている萌枝さんと直接会う機会ができて、そこで一目惚れしてしまったのだという。
『浩一さんがいきなり握手をしたいって言うので、昔のファンの方かと思いました』
萌枝さんは口元を手で隠して、抑制的に笑った。
薬指のリングがまぶしく映る。
『いや、その時はホントに萌枝の写真集とか見たことなくて……でも引退して3年、24なのに現役の子以上の可愛さだろ。惚れちゃうよなあ』
対する兄はニヤニヤしまくり。
いきなり握手を求めた頃から結婚した後まで、惚れきったまま変わっていないことがよく分かった。
『浩一さんはその……私のことが好きすぎるんです。ふふっ』
『萌枝だって、意外とすぐに付き合ってくれたじゃないか』
『それは、あなたが純粋な人だなぁって思ったからですよ♪』
『……良かったね、兄貴』
それしか言葉がない。
二人がこんなに幸せそうなのだから。
──萌枝さんと兄貴は出会ってから1年で結婚したという。
25と31、少し年の差はあれど仲睦まじく暮らす新婚夫婦。
親戚一同、すぐに子どもができるんじゃないかって話していた。
俺はと言えば、とてつもない美人で愛し合える相手を得た兄貴に、少しだけ……少しだけ、嫉妬する気持ちを強めて暮らすようになった。
後を追いかけるように萌枝さんの現役時代──グラビアアイドル・暁もえ──そのDVDや写真集、雑誌なんかを探して……
新しくコレクションを増やすたび、性格も見た目も整った素晴らしい美少女だという気持ちと、彼女と先に出会った兄への嫉妬心が深まっていく。
電話を受けた時の不安に、その屈折した想いが含まれていなかったとは言うまい……。
─────
「こんばんは。お疲れのところすみません……早く話したくて」
「こんばんは。……えっと、萌枝さんの方こそ疲れてない?」
兄貴の家に上がると、なんとなく雰囲気の暗さが目に付いた。
何を話すより先に換気と掃除と酒が必要。そんな空気。
……あの浩一兄さんが居たらそんな風になるとは思えないが。
玄関に立ち尽くし戸惑っていると、萌枝さんが静かに言う。
「少し……思い詰めてるかもしれません……詳しい話はリビングでしましょうか」
「はあ……」
状況は飲み込めないが、何か深刻なことが起きているということだけは分かった。
そういえば、萌枝さんとふたりきりで過ごすなんてことは今までにあっただろうか。
そんな空気になるわけもない関係性と雰囲気であるのに、頭には奇妙な空想が過ってしまう。
……今日の格好は、初めて会ったときと同じ紫のノースリーブニット。それから白のロングスカート。
後について廊下を歩いて行くと、現役時代と変わらずムッチリした尻が小刻みに揺れ、はち切れそうなパンティラインを浮かばせているのが分かり……
このままではまた勃起してしまうと思い、なんとか目を逸らした。
──目を逸らした先には、冷蔵庫へ貼られた『不妊治療』のチラシがあった。
「……どうぞ、お座り下さい」
「えっ、あ、ああ」
俺はそのチラシに気付いた瞬間、足を止めていたらしい。
促されるままダイニングテーブルへつく。
足下にビジネスかばんを置くと、萌枝さんは俺の背後を指差した。
「気付きましたよね……あのチラシ」
「……うん」
遠目だが、リビングの中でチラシと呼べるモノはそれしか見当たらなかった。
不妊治療。単身赴任中の兄。憂鬱な雰囲気。
穏やかじゃない。
萌枝さんのほうへ視線を戻し、彼女の言葉をじっと待つ。
「実を言いますと、あの……ぁの……」
壁に掛けられたアナログ時計がカチカチと規則正しい音を鳴らしている。
消え入るような言葉の先に聞こえるのはそれだけだ。
「……いや、辛いなら説明しなくても……」
「すみませんっ」
迷いを断ち切るような勢いのある声だった。
「実はその、浩二さんに頼みがあるんです。浩一さんからは直接言いにくいから、私から」
「兄貴からじゃダメなこと?」
彼女はすううっと大きく息を吸った。
「わ………………私を……妊娠、させて欲しいんです…………!」
「……え…………?」
何を言っているのかわからない。
会話のリズムも流れも取れない。
だけど萌枝さんは勢いに任せ、思いを一気に吐き出していく。
「私と浩一さんは、結婚してからずっと子どもが欲しいって思っていました。その……性交渉したことも沢山あります。でもダメだったんです……!」
「ダメだった……」
──不妊治療。
今どきそれほど珍しい話じゃないと思う。だけど、仲睦まじい兄夫婦にそんな不幸が降りかかるなんて。
「私が悪いんです! 浩一さんはその、仕事のストレスで勃たない身体になってしまったみたいで……私が支えてあげなきゃいけないのにそんなことになって……」
彼女は肩を強張らせ、泣き出しそうな目で俯いていた。
いや、違う。もう俺が来るまでの間に、何度も何度も涙を流した後なのだろう……。
「出張が増えてから、一緒に過ごす時間も減ってしまいました……それでも私たち、赤ちゃんを育てたいんです! 血の繋がった赤ちゃんを………………」
あまりの出来事に戸惑っていると、萌枝さんは不意に俺の目を見た。
「……浩一さんが、浩二なら……か、代わりに……って」
「………………」
「……すみません。とても失礼なことを言いました……イヤ、ですよね……こんなヒステリックな女と……なんて」
「……いや……その……萌枝さんは、それでいいのかって」
「え」
ドンドンって心臓を内側から叩かれているみたいだった。
突き動かされるように言葉を発した。
「萌枝さんは良いの? それ……血が繋がってるって言っても……兄貴とじゃなくて、俺とセックスして……俺の子を産む……ってことだろ」
「わ……私は……」
ドクン。ドクン。
「私は、……浩一さんの、ためなら……」
ドクンッ……ドクンッ……!
「……すみません……」
最後に言った謝罪の言葉は、誰に向けたモノだったのだろう。
それはわからない……わからないが……
とにかく、交渉は成立したらしい……。
─────
こうして俺は萌枝さんと、兄の代わりに性交することになった。
だがまだ距離感が掴めない。今まで憧れの人でしかなかった相手と、兄の妻と一体どうセックスしろというのか。
気まずい思いを持っているのは萌枝さんも同じだろう。夫公認で浮気をするようなものなのだから。
……だから俺たちは、出来るだけお互いにラクな方法を採ることにした。
──気持ちを落ち着かせるための深呼吸は、背後から聞こえたしゅるしゅるという音でかき消される。
静かな空間では小さな音さえ大きく聞こえるものだ。
それが片想いを向ける女性の、パンティーと太ももがこすれる音だと分かっているならなおさら。
写真のように鮮明なイメージを伴って、股間がゆるく勃起し始めていた。
「浩二さん……も、もういいですよ」
「うん……」
彼女を不安がらせないよう、出来る限り堂々とした態度で振り返る。
するとそこには、指定通りにソファで股を広げた萌枝さんの姿があった。
「ぁ、あの、やっぱり恥ずかしいですね……」
「ごめん。でもこれ以上、触ったりはしなくて済むはずだから」
俺が提案したのは、そもそもセックスする必要は無いんじゃないかということだ。
子どもを作りたいなら精液と卵子さえあればいい。前戯も挿入も、必ずしも要るものじゃない。
避妊をしなければ危険日だろうが安全日だろうが、外出ししようが関係なく妊娠のリスクはあるという……なら逆に、精液をぶっかければこの頼み事を解決してあげられるかもしれないだろう?
だから俺は萌枝さんに下着を脱いでもらい、スカートをまくり股を広げてその場に座っていることだけを頼んだ。
この状態からどうやって射精するかと言えば、まあ、いつも家でやっていることと同じだ……。
「じゃあ、失礼します」
つい緊張で敬語が出てしまう。
「は、はいっ」
それ以上に緊張している様子の萌枝さんに苦笑しつつ、ズボンをおろした。
……どさっと脱いだズボンと下着の中から、グロテスクな肉棒が出てくる。
スカートと違わぬほどの白い股を背景に、俺のペニスは少しだけ膨らんでいた。
それを見た萌枝さんの反応はこうだ。
「ん……や、やっぱり……」
「やっぱり?」
「ぁの、私じゃ大きくならないんだなって……」
ちくりと心が痛む。
同時に、誰もが羨む美人を妻にして勃起不全なんかになってしまった兄を同情し……それから、少しの怒りを持った。
「それは違う」
「えっ?」
この際、言わせてもらおう。
「萌枝さんは凄く……魅力的だよ。いつもおっとりした感じで、優しくて料理上手で、そのうえ高校生みたいに若々しくて」
「ん……」
俺は一歩歩み寄り、困惑気味な彼女の顔から、無防備に晒された股間へ目を移した。
あぁ、なんて綺麗な秘部なんだろう。
ろくにセックスをしていないことがあっさりと分かるピッチリ閉じたスジまんこ。
その周りには陰毛が全く見受けられない。
「それに……それに、アイドルだ」
「……元、グラビアアイドルですよ」
「違う。今だってきちんと処理してるんだろ。体付きも魅力的なままだ!」
「えっ……?」
心の中に秘めていた恋が少しずつ膨らんでいくのを感じる。
彼女のいやらしさを感じていく。
写真の中ではなく、目の前で股を広げる彼女の卑猥さを。
「ちょっと腕上げてみてください。頭の後ろに」
「こ、こうですか……?」
「ああそう、そう! すっごいな……やっぱり綺麗な腋だ……」
そんなところで?という顔をされているが、一分のスキもなく処理された綺麗なところを見ると、やはりその道の人だったんだと分かり興奮してしまう。
グラビアアイドルの生の腋だ。
昔は水着デートだとか言って写真集にも載っていた姿が、今は俺だけに見えているんだ。
「次は腕組んでみてもらえるかな。そう、胸の下に……」
「ぁ……は、はい……」
ポーズを変えてもらうと、夏らしいノースリーブニットを持ち上げるHカップ巨乳がますます強調される。
よく分からないまでも、こちらを興奮させるのに協力的なのはありがたい。
今度はまだ慣れたポーズという感じでもある。昔の撮られ方を覚えているのだろう。
細い腕に乗って弧を描くニット、たっぷりと柔らかさ、重量感を見せつける巨乳……あぁ、たまらない……!
「……お、おっぱいお好きなんですか……?」
「うん。……ごめん」
即答したことを少し恥じた。前からそういう目で見ていたことがバレてしまうじゃないか。
だが萌枝さんは想像以上に協力的で、俺の顔を見上げて……胸を揺らし始めた。
ゆさっ……ゆさ、ゆさ……ゆさっ……♡
どぷんっ……♡どぷっ、だぷっ♡だぷん♡
「ん、と……じゃあぁ、よく見てください……あなたのおちんちんを、勃起させるためですから……」
セクシーなポーズを取りながらニコッと笑う表情は、現役時代と全く変わっていないように思える。
むしろ成年の人生経験を持ったそのセックスアピールは、乳揺らしをますますいやらしく見せているような気がした。
夫のために、義弟のちんぽへ媚を売る萌枝さん……元グラビアアイドルの、兄嫁……。
……むくむくとペニスへ血流が集まっていく。
「ぁ……♡」
勃起してしまう、と強く意識し始めたらあとは簡単だった。抗うのが難しいほどの勢いで硬く、上向きに男性器が伸び上がっていく。
「そ、そんなに……っ♡」
俺の勃起をますます強めたのが、萌枝さんの反応だ。
驚き……いや、感動?
口をぱくぱくさせながら俺の股間を凝視して、腕の動きも止めてちんぽを観察するのに夢中になってしまっている。
失礼な話だが、グラビアアイドルの経験者なら男の勃起は見慣れているのではないかと思っていた。
しかし現実には引退して数年経つ人だ。夫がEDになっていることもあり、今は自分で勃起されるのが珍しく嬉しいことに思えるのかもしれない。
形はどうあれ、欲求不満の萌枝さんを喜ばせてあげられた。
そう考えるとなんだか誇らしくて、俺は自信満々にフル勃起したちんぽを差し出してみる。
「ほら。ちゃんと勃起できただろ」
「ぁ……♡ はぃ……♡」
萌枝さんはそれで自分のガン見っぷりに気付いたのか、恥ずかしそうに顔を逸らした。
だがそれでも興味深げに横目を流して、ちらちらとちんぽを観察してきている。
赤らめた顔から吐く息には、女らしい熱っぽさが含まれているような気がする……
あー……自分のちんぽを見て喜ばれるのって、なんかクるな。金玉がぎゅんぎゅん活発になってきている気がする。
これなら兄貴みたいに情けないことにはならなさそうだ……!
「言っておくけど、俺けっこう早いほうだから、時間はかけないよ」
「え。あ、は、はいっ♡」
「始めるね」
しゅっ、しゅっ、しゅっ、しゅっ……!
「うぁ……♡すご……♡」
萌枝さんは最初なかなかこちらを直視できないでいたが、次第に俺のちんぽを真正面から見るようになった。
時々すんすんと鼻を動かして嗅ぐような気配もある。
「ん……♡」
「……仕事終わりで蒸れてるし、臭いだろ。口呼吸しときなよ」
気遣うような素振りを見せてはみる。みるのだが、内心好きな女の目の前でちんぽを扱くのはなかなか背徳的で燃えるものだった。
少し余り気味な皮を手淫していくうちに、先端からすぐに透明な汁が出てくる。
ヒートアップしつつある自慰をすぐ斜め下で見せつけられる彼女は、それに釣られるように瞳孔を開き息を荒くしていった。
魔が差したとでも言えばいいのか、ぐっと力を入れて扱いたペニスから先走りが飛び散ってしまう。
萌枝さんは驚いた顔をしてから、頬にくっついた雫を指ですくう……!?
「ん、ぁ……♡ すんすん……♡ぁっ♡くっさ……♡おちんちんの匂い……すごい……♡」
「っ……」
およそ今まで見てきた萌枝さん、あるいは暁もえの発言と思えない淫らで直接的なセリフ。そして清楚とかけ離れた蕩ける表情。
思わず右手が止まる。
彼女はそれを悪い意味に取ってしまったようだが。
「すっすみません!浩二さんにわざわざ射精してもらうのに……! ……私に構わず続けてください……♡」
義弟のちんぽに興味津々といった調子で自慰を促す萌枝さん。
アダルトビデオさながらの状況に興奮が止まらなくなる。
「……萌枝さんって、口開けばエロいことしか言わないのかよ……!」
「えっ?えっ!?」
俺以上に慌てた萌枝さんだったが、それも逆効果。
いやらしい体型なのに清楚な女性……それが暁もえのウリだったのに、いざ行為に及ぶと卑猥な言葉を素直に言ってしまうのか。
これほどギャップで狂うことはない。
男性器はもうはち切れんばかりに膨らみ──
『あっ♡あっ♡浩二さんのおちんぽすきっ♡』
『おっぱい見て出していいですよ……♡』
『おまんこにぶっかけてください♡濃いせーし出して下さい♡』
『夫の代わりに孕ませて……♡♡♡』
「ぐっ……!」
汚らしい妄想とともに、暴発した。
どくっ……どくんっ……♡
びゅるるるるるっ!♡ びゅぶっ!♡ どびゅるるるるるるる~~~~っ……♡♡♡
「きゃあっ!?」
「っあ、やべっ……」
あまりの気持ち良さで弾けるような射精が始まった。
その出がかりは思いっきり萌枝さんの顔にかかってしまい、本来の目的と全く異なる行為に及んでしまったことに気付く。
前屈みになりチンポを彼女の股間へ向けると、萌枝さんも咄嗟にアソコへ手をやった。
「お、おおお願いしますっ……♡」
うわ……恥ずかしそうにしながらまんこ自分で開く萌枝さん……エロすぎる……!
こんなの余計に出るって……!!
びゅるるるるるっ……!♡ びゅるるるるる~~っ……!♡ ぶっびゅぅぅぅぅゥ~~~~……♡
「ひああぁぁっ……♡ あ、熱い……♡」
「っあ、ごめ、飛び散る……」
男なら分かってくれると思うのだが、こういうとき男性器は言うことを聞かない。
くぱぁと広げられた膣口に向けて射精しなければならないのに、びゅるびゅると飛び散る精液はその左へ右へ逸れていってしまう。
必死に修正しようと滑稽な調整をするものの、勢いが完全に止まるまでの間にソレが落ち着くことはなかった。
「はぁぁぁぁ……」
「あ……♡お、終わりましたか? えっと……お疲れ様です……♡」
狙いを定めて射精しようと思うと、意外と難しいのか。射精したあとの虚脱感と相まってやたら疲れた気がする。
……というか、かなり濃いやつが出たな。萌枝さんの顔がべとべとじゃないか。
早く拭いてあげないと……!
「ごめん、顔にかけちゃって。ティッシュ取るから……」
「ぁ、ま、待ってくださいっ♡」
「え?」
卓上に置かれたティッシュを取ろうとしていたが、大きめに声をかけられたので思わず振り返った。
すると萌枝さんは、顔に付着した大量の精液を手ですくおうとしているのだった。
「この、顔にかかったのも……あなたの貴重な精液ですから……お、おまんこにいただきます……♡」
「萌枝さん……」
「んっ♡んー……く、くさっ……♡んー……♡」
彼女は宣言通り、それらをすくってアソコへ運んでいく。
指で絡め取ってアソコの上へ垂らし……また顔に残ったものを取ってアソコへ垂らし……
ある程度顔が綺麗になったところで、今度はまんこの周りにくっついたものを滑らせていく。
「大丈夫ですよ……こうすれば、おまんこに入っていく……と、思いますから……♡」
彼女は少し姿勢を崩し、腰を浮かせて縦に伸びるスジを平行気味にした。
まんこを宙へ差し出すような卑猥な格好で、ぶっかけられた精子を丁寧にかき集め膣の中へ流し込んでいく……。
「んん……すみません、お待たせして……ろうととかあったほうがいいのかもしれませんね……♡ あ、その、おちんちんの中に残ったぶんとかあるんでしたっけ……♡ よければ、それもアソコにかけていただければ……♡」
「…………」
他人棒から出た精子を見つめて真剣にかき集め、淫語を交えて追加のぶっかけを促す人妻。
その仕草だけでもいやらしいものだが……理性をぶち壊してきたのは、視界の中で逆に『溢れてくる』ものだった。
とろぉっ……♡
「濡れてる……」
「えっ?」
「萌枝さん、アソコが濡れてる」
疑問符を浮かべて俺を見た萌枝さんは、次に自分の股間をまじまじと見つめ……恥じらいたっぷりの弱々しい声色で、懺悔の言葉を吐いた。
「……ぁ、す、すみません……っ♡」
まあ仕方がない。女性と男性なのだから、望んでなくとも本能的に愛液が出るということはあるのかもしれない。
だが……そうだとしても。
兄貴のじゃなく……旦那のチンポじゃなく、俺のチンポと精液で萌枝さんが発情してるなんて思ったら、もう止まれない……!
ぐぐぐぐっ……!
「きゃぁっ!? な、なんでまたおっきくなって……!?」
「萌枝さんが誘ってくるから……!」
俺は突き動かされるように萌枝さんの脚を掴む。
触り心地の良すぎるむっちむちの太ももに指を食い込ませ、外側へと押し広げた。
先ほどよりもハッキリ広げられた股の中心には、どぷんと潰れた尻肉を背景にしたピンク色のアナルと精液まみれの蜜壺が見える。
「やっぱり……ザーメンぶっかけるよりもっと効率的な方法があるよ。ここに直接ぶち込めば早く妊娠するだろ……!」
萌枝さんは流石に焦り始めていて、一度は自分から広げた股を閉じようとした。
「まっ待ってください! ナマでするのはその、流石に浮気になってしまうというかっ……♡」
「いいだろ別に、それで赤ちゃんが出来ればって話だったんだから……!」
俺はますます乱暴に、直接的な言葉を使いながら再び股を開かせる。
抵抗する気を失い始めたと見るや、そのまま腕を萌枝さんの胸へと持って行った。
「ひあっ♡」
「ほんとにでっけぇな……」
子どもが出来たらいい乳が出るのは確実だ。そう思わせるサイズと柔らかさ、そしてハリが手の平いっぱいに広がって性欲を高めてくれる。
ブラジャーに覆われているであろう下乳は流石に硬く感じたものの、ニットの上からでも主張していた谷間へ手を滑らせると柔らかさは抜群。
ぐにぐにと揉みしだいているうちに、萌枝さんの反応も大きくなっていった。
「ん♡あっ、ちょ、んっ……♡ はぅっ♡」
「おいおい、敏感だな。孕みやすいようにもっと気持ち良くしてやろうか……!」
ニットの裾に手をかけ、抵抗する間もなく一気にまくり上げる。
落ち着いた人妻らしい花柄のブラジャーがすぐに見えてくる。それも無理やり持ち上げると、たわわに実った巨乳が隠す所もなくこぼれ落ちた。
だっぷぅううぅん……♡♡♡
「おお……」
瑞々しい肌を波打たせ、ピンクの大きめな乳輪と乳首を震わせながらまろび出る動きがスローモーションのように見える。
字面にすれば『胸が出てきた』と言うだけで済む出来事が、俺の目にはひどく感動的なことに思えたのだ。
「……もう乳首勃ってんじゃん」
「ぁ、そ、それは……♡」
「俺に触られて気持ち良かった?」
両手でそれぞれの乳を揉み、さらに乳首へ指を当てて刺激しまくる。
生乳を触った感触は、柔らかくも確実に化学繊維の存在を感じさせた先ほどより圧倒的に心地良い。手相の1本1本まで貼りついてくるかのようなモチ肌だ。
そんなおっぱいから伸びるコリッコリの乳頭は、質問の答えをしっかり教えてくれている。
だがどうせならハッキリ言わせたくなるものだ。好きな女を感じさせているのだから。
「どう? こうやって弾くのとか」
「ぁ゛っ♡ ぉ♡そ、それだめっ……♡」
萌枝さんは涙ぐんでいた。近付いた俺の顔へ訴えかけるような目を向けるものの、乳首をキュッと摘まんだり弾いたりしてやるたびに情けなく唇を尖らせる。
「教えてくれないと止めないけど」
「~~~っ♡ ぁあっ♡ま、ってぇっ♡ 気持ちっ♡気持ちいいですっ♡ 浩二さんにおっぱいされるの気持ちいいですっ♡♡」
「最高だな……わかった。じゃ次はこっちね」
「えっ?! あッ♡」
ぬぷん……♡
「~~~っ♡」
「こっちも相当だな」
俺は生乳から離した片手をすぐ下へ持って行き、愛液でとろとろの蜜壺に挿入した。
わかったとは言ったものの、休ませる気はさらさらない。緩やかに乳を揉みながら人差し指を抜き差しして反応を窺う。
「指1本入れただけなのにきゅうきゅう吸い付いてくるぞ。チンポと勘違いしてるのか?」
「やぁっ、そんなっ……♡んんっ♡ぁ、はっ、はぅう……♡」
彼女は喘ぎ声を恥ずかしいと思ったのか、腕を口元に当てて必死で抑えていた。もったいない。とろけるような高い声、普段の落ち着いた様子とかけ離れていてかなり興奮するのだが。
ならばと指を激しくしてみる。先ほど萌枝さん自身がかき集めてくれた精液を掻きだすような動きで、じゅぽじゅぽ、じゅぽじゅぽと卑猥な水音を出してやる。
「すごい勢いで愛液出てるぞ? これじゃ外から精液かけても押し流されちゃいそうだな」
「そんなっ、こと、ぉ゛っっ♡ あぁあっ♡」
「お? ……ここか」
とんっ♡
……ぷしゅっ♡
「ぉホッ♡おっ……?♡」
指を深く差し入れたところに、敏感なスポットがあるようだった。
軽く押し付け、指の腹でとんとんと叩いてやると低く太い喘ぎ声が何度も出てくる。
それを引き抜けば追いかけるようにまんこが震えて、ぬぽんっという淫音へ続けて薄い体液が噴きだした。
水しぶきがぱたぱたとペニスへひっかかる。興奮にいきり立ったチンポが天井へ向けて跳ねたり
一方彼女の顔を見ると、何が起きたのか分からないという困惑がありありと浮かんでいる。
ああ……彼女はきっと、このイき方を知らないんだ。こんなにもいやらしい体型と敏感な局部を持っているのに……!
ずいっ……!
「ひっ♡ あ、あぁ……♡ おっきい……♡」
前戯はそろそろ終わりにしよう。
ソファの背に手を突いて彼女の身体を逃れられなくする。そのまま姿勢を落としてチンポを秘所へ宛てがうと、まずそんな反応が聞こえてきた。
すっかりフル勃起状態、いや先ほどにも増して硬くなった剛直をぷにぷにの恥丘へ塗りつけてやる。
このまま無理やり挿入することも出来るだろう。ただ、かすかに残った理性の意地悪な部分が俺の口を勝手に動かした。
「兄貴も萌枝さんも、かわいそうだな……」
「ぇっ……?」
「賢くて顔もよくて可愛がられて育った兄貴が、俺よりずっと弱いオスだったってことがさ……!」
子どもの頃から家族愛の裏で抱かれていた嫉妬と憎しみが、いま下品な一言の中に押し込められている。
自分の言ったことが本当かどうかは、まあ、もう分かっている。萌枝さんの感じ方が雄弁に語っているのだ。
その優越感が鬱屈した気持ちを得意気なものに転換していく。ますます早く割れ目の表面を擦り、鉄のような肉棒へ愛液を絡め、マン肉の土手に食い込ませていく。
「……っ♡ぁ♡うっ♡ふぅっ……♡」
「あぁ、気持ちいいなっ……なぁ、早く孕みやすくなる方法教えてやろうか?」
オスの優劣を否定できない彼女に向かって、なおも俺の口は意地悪を言う。
「なっ、ぁ♡いったい、なにをっ……♡ぉ゛っ♡」
「そういう風に下品な喘ぎ声出すのもいいぞ。でももっと良いのはな、オスに媚びて良い精子を出させることだ」
「媚び、る……♡」
「そうだよ」
ぐちゅっ……♡
「ぁっ♡」
もはや口元を隠すことも忘れ、勃起しきったデカパイを垂らし巨根を見つめる萌枝さん。
雰囲気はもう、そうなっている……でも直接聞きたい。愛する彼女の口から直接聞きたい。
最後の一押しだ。
「嘘でいいんだ。兄貴とじゃなくて、俺の子が欲しいって言ってくれ。……今だけあの頃みたいに男を喜ばせてくれればいいんだ……」
「……はっ……♡はっ♡はっ♡はっ……♡」
わなわなと唇が震えて、目元から一筋の涙がこぼれて、それからやっと目を合わせて……
──彼女は自分の脚を肩まで持ち上げ、100cm越えのヒップと局部を見せつけながら……笑って言った。
「私は、こ、浩一さんのじゃなくて……っ、浩二さんの精子で♡ おっきなおちんちんでっ♡妊娠したいです……♡♡♡」
「……わかった」
ずぷぷぷぷぷっ!!
「んぁあぁあっ?!♡♡♡」
わかりきったことだったが、彼女の膣は俺のサイズに対して小さすぎた。
それでも望み以上のセリフを言わせた悦びが腰の筋肉を突き動かす。キツく締め付ける膣内を押し広げて奥へ奥へと掘り進んでいく。
萌枝さんはぷるぷる震える腕で両脚を持ち上げ続け、まんぐり返しの姿勢から首すらも仰け反らせて快楽をめいっぱい表現していた。
「気持ちいいかっ……!?」
「あぁ゛っ♡はっはいっ♡気持ちっ♡きもちイイですっ♡ 浩二さんのおちんぽぉっ……♡♡」
うおっと声が出そうになる。ただでさえ敏感な淫乱マンコが彼女自身の猥語に反応し、ねっとりとチンポを甘やかしてくるのだ。
もしかすると彼女はもう背徳感で堕ちているのかもしれない。
そうでなければこんなにカリ首を舐め回してくるはずがない。根元から先端まで誘うようにうねるはずがない。
……こんなにあっさりと、子宮口に届くはずがない。
とんっ♡
「ぉっほぉっ……?♡♡♡」
「ぁあ……ここ、が、一番奥かっ……」
兄貴と違って結婚相手のいない身で恐縮だが、その程度の女性経験でも『膣が短い』のは分かった。
子宮が降りてきているのだ。
俺の精子を求めて。
「……っ」
ゾクゾクと全身が粟だって、力の全部が男性器へ流れていくような気がした。
彼女の身体が俺を求めている。演技だけじゃない。いまこの瞬間、身体が……心の底が……!
「萌枝っ!」
どちゅッ……!
どちゅっ♡どちゅっ♡どちゅっ♡どちゅっ♡
「ひぅっ?!♡ ぁっ、あ、っあっあっあぁっ♡♡ぉうっ♡♡」
子宮を突かれる衝撃が、そのまま腹を押されるような伝わり方をするのだろう。
彼女はまったく余裕のない表情でその不快感と快感を受け止め、淫らな声を上げ続けていた。
だがその気持ちが不快より快楽に傾いていることは明らかだ。紅潮した頬、全身に浮き上がる汗、ビンビンに膨らんだ乳首とマン肉の吸い付き……!
全身で男に媚びてやがる……!
「もう、出るッ……出るぞっ」
「はぁっ♡あっ♡ はっ♡はひっ♡ らしてっ♡ 中にらしてぇっ♡♡」
一瞬『早い』ことを苦に思ったが、俺以上に悶えまくる萌枝の顔を見てどうでもよくなった。
早く射精したい。
早く孕ませたい。
早くイキ狂わせたい。この女を……!
「萌枝っ……!!!」
「んむぅっ?!」
俺は欲望に突き動かされるまま、彼女の唇を奪い──
唇と唇を重ねるのと同時、深々とペニスを突き込んで……果てた。
びゅるるるるるっ!!♡ びゅぐっ!!♡ びゅ~~~~~っ!!♡ びゅるるるるるるっ……♡♡ ぶびゅ~~~~ッ……♡♡♡
びゅぅぅぅぅぅぅ~~~…………♡♡
「ッ゛……♡♡ぁ゛、むっ……ん゛っ、♡♡んん゛っ♡♡ん~~~ッ♡♡♡」
「…………はっ、あ……ふぅ……」
ごぽっと結合部から音がする。
声にならない嬌声が目の前から聞こえ、背中を腕と脚で抱き締められ、舌を伸ばされ……
俺は満たされた幸福感のまま、何分も何分もそのままの体勢でキスを交わし続けた……。
─────
「浩二さん、こんにちは♪」
「ようこそ」
ある休日の昼下がり。
萌枝さんが『美味しい茶葉を買った』と言うので、誘われるまま自宅へ招くことになった。
「お茶菓子もいろいろ買ってきたんですよ~」
ますます気温が高くなっていく中で、彼女が着た服はワンピース。若々しい顔付きと瑞々しい肌が純白の生地とよく合っている。
ただまあ、その横にぶら下げたビニール袋は少々ボリュームが大きすぎるかもしれない。
リビングのほうへ彼女を通してから、俺は後ろ手にドアを締めて言った。
「……そんなだから乳も尻もムチムチに育ったんじゃないか?」
むぎゅっ♡
「きゃっ?!」
「前から思ってたけど、身体のライン浮き上がってるのすごくエロいよ。すぐこんなになる……」
「ぁん♡ も、もうっ、そんなおっきくして……♡」
俺は無許可で背後から抱き着いた。
乱雑に勃起チンポを擦りつけ尻を突き、乳を揉みながら布越しに交尾の真似事をしても……彼女は抵抗しない。
それどころか、テーブルへ袋を置くと情熱的に俺を見つめてくる。
「だめですよ♡ 今日はお茶をしにきたんですから、一旦待っててもらわないと♡」
「お茶じゃなくて精液飲みに来たんじゃないの?」
我ながら最低な一言だと思う。
だが、何度かカラダを重ねた経験上、彼女にはコレが効くようなのだ。
「……♡♡♡ ち、違います♡ いや、そうですけど……っ♡」
赤面して何度も視線を泳がせたあと、少し背伸びをして俺の頬へ口づけてきた。
「チュ♡ ……その、はい……♡ 今日も、浩二さんのたくましいおチンポで……私の子宮に種付けしてもらいたくて、来ました……♡ ご……ごっくん、したいです♡ 強くて濃ゆいせーえき……♡」
「……素直でいいね」
ぎゅうっと抱き締めると、おずおずと背中へ抱き着き返してくる。
──中出ししたからと言って一度で確実に子どもが出来るわけではない。
あの日も結局はそういう結果に終わった。
ただそれによって俺と萌枝さんの間に生まれたのは、苦しみではなく悦楽だったのだ。
「ちゅ♡ちゅっ♡ちゅ♡ん……♡れろれぉ……♡」
「ん……積極的だな、今日は……昨日も中出ししてやっただろ?」
「……浩二さんだって、騎乗位であんなにお尻振ってあげたのに♡こんなにおチンポ硬くしてぇ……♡ぁっ♡お腹つんつんしちゃダメです……っ♡卵子出ちゃう……♡」
卑猥な言葉に欲情をかき立てられる。
「卵子出たらダメなのか? そしたら早く子ども出来るだろ……?」
「そうですけど……っ♡」
「もしかして、今は兄貴との子どもより俺のチンポが欲しかったりして」
「………………♡ 浩二さんのいじわる……♡」
元グラビアアイドルの美人兄嫁と、イチャイチャしながら子作りセックスができる関係か……
「あのさ。今日は新妻プレイしてみるか」
「プレイってなんですか。私は浩二さんの妻じゃないですっ」
「今だけ今だけ。な」
「……あ、あなた……♡」
……うん。
この関係がいつまで続くかは分からないが、いつか彼女を本当に俺の妻にしてやれたらと思う。
そうすれば、あの時みたいに悲しい思いをさせなくて済むと思うから。
「萌枝っ!」
「きゃっ♡」
──結局この日は、萌枝が帰宅するまで6回も中出しすることになったのだった。 他の漫画を見る